JP2003263689A - 誘拐防止支援装置、誘拐防止支援プログラム、並びに誘拐防止支援システム - Google Patents

誘拐防止支援装置、誘拐防止支援プログラム、並びに誘拐防止支援システム

Info

Publication number
JP2003263689A
JP2003263689A JP2002065306A JP2002065306A JP2003263689A JP 2003263689 A JP2003263689 A JP 2003263689A JP 2002065306 A JP2002065306 A JP 2002065306A JP 2002065306 A JP2002065306 A JP 2002065306A JP 2003263689 A JP2003263689 A JP 2003263689A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
target person
search
terminal device
position information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2002065306A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruji Muramatsu
治司 村松
Hiromoto Oishi
博基 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2002065306A priority Critical patent/JP2003263689A/ja
Publication of JP2003263689A publication Critical patent/JP2003263689A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 設備における雰囲気を損なうことなく誘拐の
防止を支援することができる誘拐防止支援装置を提供す
る。 【解決手段】 対象者の保護を要求する保護要求を取り
込む保護要求取込手段10a1と、該取り込んだ保護要
求に対応する対象者情報を対象者情報記憶手段10d1
から抽出する対象者情報抽出手段10a2と、該抽出し
た対象者情報に関連付けられた位置端末識別情報が示す
位置情報端末装置20が送信した位置情報を取り込む位
置情報取込手段10a3と、該取り込んだ位置情報と抽
出した対象者情報とに基づいて対象者の捜索を支援する
ための捜索支援情報を生成する捜索支援情報生成手段1
0a4と、該生成した捜索支援情報を対象者の捜索を行
う捜索側に送信するために出力する捜索支援情報出力手
段10a5と、を備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘拐防止支援装
置、誘拐防止支援プログラム、並びに誘拐防止支援シス
テム、並びに誘拐防止支援プログラムに関し、より詳細
には、現在位置を示す位置情報を検出して送信する位置
情報端末装置を登録された対象者が携帯し、当該位置情
報端末装置が送信した前記位置情報に基づいて前記対象
者に対する設備内における誘拐の防止を支援する誘拐防
止支援装置、及び、そのプログラム、並びに、登録され
た対象者に対する設備内における誘拐の防止を支援する
誘拐防止支援システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より遊園地等における迷子の捜索を
行う捜索システムが提案されている。例えば、遊園地を
訪れた子供には、記憶回路に識別番号が書き込まれ、そ
の表面に個人情報が印刷されたIDカードが渡される。
そして、子供が迷子になると、保護者は子供の氏名を管
理センタに届け出る。この届け出に対してホストコンピ
ュータからなる監視装置は、その氏名に基づいて捜索対
象者が身につけているIDカードの識別番号を検索す
る。
【0003】また、遊園地の敷地内にはIDカードから
識別番号を読み取るリーダを有する捜索装置が複数設け
られ、捜索装置は子供が接近したときに識別番号が読み
取られ、監視装置に送られる。監視装置は各捜索装置か
ら得られた識別番号と捜索対象者の識別番号を比較す
る。そして、捜索対象者の識別番号と一致する識別番号
が得られた捜索装置の位置を対象者の現在位置と見な
す。これにより、子供の現在位置が表示装置に表示され
る捜索システムが知られている(特開平9−61519
号参照)。
【0004】このように捜索対象者に個人情報を有する
記録媒体をあらかじめ所持させ、捜索依頼に応じて複数
の捜索装置から監視装置に送られてきた個人情報と捜索
依頼者からの捜索情報と基づいて監視装置によって判定
させることで、捜索の信頼性及び効率性を向上させると
ともに捜索に要する労力を軽減させていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年で
は遊園地、テーマパーク等の遊覧・娯楽などのための設
備において、例えば幼児の売買等を目的として幼児が誘
拐されるという問題が発生している。このような場合、
保護者からの捜索要求に応じて速やかに捜索を開始して
も、犯人は幼児の着用している衣服等を交換してでも誘
拐しようとするため、従来の捜索システムは迷子の捜索
には有効であったが、誘拐された幼児を捜索するには適
していなかった。また、アナウンスなどで誘拐が発生し
たことをスタッフ等に知らせることができれば迅速な捜
索活動も可能となるが、雰囲気を重視する設備ではアナ
ウンスを行わないため、誘拐が発生したときに幼児等を
保護することが困難であった。
【0006】よって本発明は、上述した問題点に鑑み、
設備における雰囲気を損なうことなく誘拐の防止を支援
することができる誘拐防止支援装置、誘拐防止支援プロ
グラム、並びに誘拐防止支援システムを提供することを
課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明によりなされた請求項1記載の誘拐防止支援装置
は、図1の基本構成図に示すように、現在位置を示す位
置情報を検出して送信する位置情報端末装置20を登録
された対象者が携帯し、当該位置情報端末装置20が送
信した前記位置情報に基づいて前記対象者に対する設備
内における誘拐の防止を支援する誘拐防止支援装置であ
って、前記対象者の容姿等を識別するのに必要な対象者
情報を、当該対象者が所持する前記位置情報端末装置2
0の識別が可能なように記憶する対象者情報記憶手段1
0d1と、前記対象者の保護を要求する保護要求を取り
込む保護要求取込手段10a1と、前記保護要求取込手
段10a1が取り込んだ保護要求に対応する前記対象者
情報を前記対象者情報記憶手段10d1から抽出する対
象者情報抽出手段10a2と、前記対象者情報抽出手段
10a2が抽出した対象者情報に対応する前記位置情報
端末装置20が送信した前記位置情報を取り込む位置情
報取込手段10a3と、前記位置情報取込手段10a3
が取り込んだ位置情報と前記対象者情報抽出手段10a
2が抽出した対象者情報とに基づいて前記対象者の捜索
を支援するための捜索支援情報を生成する捜索支援情報
生成手段10a4と、前記捜索支援情報生成手段10a
4が生成した捜索支援情報を前記対象者の捜索を行う捜
索側に送信するために出力する捜索支援情報出力手段1
0a5と、を備えることを特徴とする。
【0008】上記請求項1に記載した本発明の誘拐防止
支援装置によれば、対象者の登録に応じて、その対象者
の容姿を示す画像データ、特徴を示すデータ等を有する
対象者情報が、当該対象者が所持する前記位置情報端末
装置20の識別が可能なように対象者情報記憶手段10
d1に記憶される。そして、保護要求取込手段10a1
によって保護要求が取り込まれると、この保護要求に対
応する対象者情報が対象者情報記憶手段10d1から対
象者情報抽出手段10a2によって抽出される。そし
て、抽出された対象者情報に対応する位置情報端末装置
20が送信した位置情報が位置情報取込手段10a3に
よって取り込まれ、この位置情報と抽出された対象者情
報とに基づいて捜索支援情報が捜索支援情報生成手段1
0a4によって生成される。そして、生成された捜索支
援情報は捜索支援情報出力手段10a5によって通信装
置等に出力されることで捜索側に送信される。
【0009】よって、現在位置を示す位置情報を検出し
て送信する位置情報端末装置20を登録された対象者に
携帯させるとともに、対象者の容姿等を識別するための
対象者情報を記憶しておくことで、保護要求の発生に応
じて位置情報端末装置20からの位置情報と対象者情報
とに基づいて捜索支援情報を生成して捜索側に送信する
ことができるため、設備内で放送により捜索者に連絡す
る必要がなくなり、対象者に対する誘拐が発生したとき
に、捜索者は捜索支援情報に基づいて対象者の現在位置
と容姿、特徴等を確認しながら迅速に捜索を行うことが
できる。また、捜索者は捜索支援情報に基づいて対象者
の容姿等を確認しながら捜索を行うことができるため、
犯人等によって衣服等が交換されても対象者を認識する
可能性を向上させることが可能となり、誘拐の防止に貢
献することができる。従って、設備における雰囲気を損
なうことなく誘拐の防止を支援することができる。
【0010】上記課題を解決するためになされた請求項
2記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求
項1に記載の誘拐防止支援装置において、前記捜索側の
配置を示す配置情報を記憶する配置情報記憶手段10d
2と、前記位置情報取込手段10a3が取り込んだ位置
情報に近い位置を示す前記配置情報を前記配置情報記憶
手段10d2から抽出する配置情報抽出手段10a6
と、をさらに備え、前記捜索支援情報出力手段10a5
は、前記配置情報抽出手段10a6が抽出した配置情報
に対応する前記捜索側に対して送信するために前記出力
を行うことを特徴とする。
【0011】上記請求項2に記載した本発明の誘拐防止
支援装置によれば、位置情報取込手段10a3によって
位置情報が取り込まれると、その位置情報に近い位置を
示す配置情報が配置情報抽出手段10a6によって配置
情報記憶手段10d2から抽出される。そして、抽出さ
れた配置情報に対応する捜索側に対して送信するために
捜索支援情報が出力される。よって、位置情報端末装置
20から位置情報を取り込むと、その位置情報に近い位
置に配置されている捜索者等に捜索支援情報が送信され
るため、対象者付近に配置された捜索者等によって迅速
に対象者の捜索を開始することができる。従って、誘拐
が発生しても対象者の付近に配置された捜索者によって
対象者を迅速に保護する可能性が向上するため、対象者
に対する誘拐の発生を抑止することができる。
【0012】上記課題を解決するため本発明によりなさ
れた請求項3記載の誘拐防止支援プログラムは、現在位
置を示す位置情報を検出して送信する位置情報端末装置
を登録された対象者が携帯し、当該位置情報端末装置が
送信した前記位置情報に基づいて前記対象者に対する設
備内における誘拐の防止を支援する手段としてコンピュ
ータを機能させるための誘拐防止支援プログラムであっ
て、前記対象者の保護を要求する保護要求を取り込む保
護要求取込手段、前記対象者の容姿等及び当該対象者が
所持する前記位置情報端末装置を識別するのに必要な複
数の対象者情報の中から前記保護要求取込手段が取り込
んだ保護要求に対応する前記対象者情報を抽出する対象
者情報抽出手段、前記対象者情報抽出手段が抽出した対
象者情報に対応する前記位置情報端末装置が送信した前
記位置情報を取り込む位置情報取込手段、前記位置情報
取込手段が取り込んだ位置情報と前記対象者情報抽出手
段が抽出した対象者情報とに基づいて前記対象者の捜索
を支援するための捜索支援情報を生成する捜索支援情報
生成手段、前記捜索支援情報生成手段が生成した捜索支
援情報を前記対象者の捜索を行う捜索側に送信するため
に出力する捜索支援情報出力手段、としてコンピュータ
を機能させるための誘拐防止支援プログラムである。
【0013】上記請求項3に記載した本発明の誘拐防止
支援プログラムによれば、コンピュータは、保護要求を
取り込むと、対象者の容姿等を識別するのに必要な複数
の対象者情報の中からその保護要求に対応する対象者情
報を抽出する。そして、抽出した対象者情報に対応する
位置情報端末装置が送信した位置情報が取り込まれる。
そして、この位置情報と抽出した対象者情報とに基づい
て捜索支援情報を生成し、この捜索支援情報を捜索側に
送信するために通信装置等に出力する。よって、現在位
置を示す位置情報を検出して送信する位置情報端末装置
を登録された対象者に携帯させ、保護要求の発生に応じ
てコンピュータは位置情報端末装置20から位置情報を
取り込み、この位置情報と対象者の容姿等を識別するた
めの対象者情報とに基づいて捜索支援情報を生成して捜
索側に送信させるため、設備内で放送により捜索者に連
絡する必要がなくなり、対象者に対する誘拐が発生した
ときに、捜索者は捜索支援情報に基づいて対象者の現在
位置と容姿、特徴等を確認しながら迅速に捜索を行うこ
とができる。また、捜索者は捜索支援情報に基づいて対
象者の容姿等を確認しながら捜索を行うことができるた
め、犯人等によって衣服等が交換されても対象者を認識
する可能性を向上させることが可能となり、誘拐の防止
に貢献することができる。従って、コンピュータにて誘
拐防止支援プログラムを実行させることで、設備におけ
る雰囲気を損なうことなく誘拐の防止を支援することが
できる。
【0014】上記課題を解決するため本発明によりなさ
れた請求項4記載の誘拐防止支援システムは、図2の基
本構成図に示すように、登録された対象者に対する設備
内における誘拐の防止を支援する誘拐防止支援システム
であって、前記対象者が所持し、当該対象者の現在位置
を示す位置情報を検出する位置情報検出手段25aと、
該位置情報検出手段25aが検出した位置情報を装置本
体の外部に送信する位置情報送信手段23aと、を有す
る位置情報端末装置20と、前記対象者の容姿等を識別
するのに必要な対象者情報を、当該対象者が所持する前
記位置情報端末装置20の識別が可能なように記憶する
対象者情報記憶手段10d1と、前記対象者の保護を要
求する保護要求を取り込む保護要求取込手段10a1
と、該保護要求取込手段10a1が取り込んだ保護要求
に対応する前記対象者情報を前記対象者情報記憶手段1
0d1から抽出する対象者情報抽出手段10a2と、該
対象者情報抽出手段10a2が抽出した対象者情報に対
応する前記位置情報端末装置20が送信した前記位置情
報を取り込む位置情報取込手段10a3と、該位置情報
取込手段10a3が取り込んだ位置情報と前記対象者情
報抽出手段10a2が抽出した対象者情報とに基づいて
前記対象者の捜索を支援するための捜索支援情報を生成
する捜索支援情報生成手段10a4と、該捜索支援情報
生成手段10a4が生成した捜索支援情報を前記対象者
の捜索を行う捜索者側に送信するために出力する捜索支
援情報出力手段10a5と、を有する誘拐防止支援装置
10と、前記捜索者が所持し、前記誘拐防止支援装置1
0の前記捜索支援情報出力手段10a5が出力した捜索
支援情報を取り込む捜索支援情報取込手段31aと、該
捜索支援情報取込手段31aが取り込んだ捜索支援情報
に基づいた表示を行う表示手段38aと、を有する捜索
端末装置30と、を備えることを特徴とする。
【0015】上記請求項4に記載した本発明の誘拐防止
支援システムによれば、対象者が所持している位置情報
端末装置20では、位置情報検出手段25aによって検
出された位置情報は、位置情報送信手段23aによって
装置本体の外部に送信される。また、誘拐防止支援装置
20では、対象者の登録に応じて、その対象者の容姿を
示す画像データ、特徴を示すデータ等を有する対象者情
報が、当該対象者が所持する前記位置情報端末装置20
の識別が可能なように対象者情報記憶手段10d1に記
憶される。そして、保護要求取込手段10a1によって
保護要求が取り込まれると、この保護要求に対応する対
象者情報が対象者情報記憶手段10d1から対象者情報
抽出手段10a2によって抽出される。そして、抽出さ
れた対象者情報に対応する位置情報端末装置20の位置
情報送信手段23aが送信した位置情報が位置情報取込
手段10a3によって取り込まれ、この位置情報と抽出
された対象者情報とに基づいて捜索支援情報が捜索支援
情報生成手段10a4によって生成される。そして、生
成された捜索支援情報は捜索支援情報出力手段10a5
によって出力されることで、通信装置等によって捜索側
に送信される。また、捜索者が所持している捜索端末装
置30では、誘拐防止支援装置10の捜索支援情報出力
手段10a5が送信した捜索支援情報が捜索支援情報取
込手段31aによって取り込まれると、表示手段38a
によって捜索支援情報に基づいた表示が行われる。
【0016】よって、誘拐防止支援装置10には、現在
位置を示す位置情報を検出して送信する位置情報端末装
置20を登録された対象者に携帯させるとともに、対象
者の容姿等を識別するための対象者情報を記憶しておく
ことで、保護要求の発生に応じて位置情報端末装置20
からの位置情報と対象者情報とに基づいて捜索支援情報
を生成して捜索側に送信することが可能となり、捜索者
に所持させた捜索端末装置30の表示手段38aに誘拐
防止支援装置10からの捜索支援情報を表示させること
で、設備内で放送により捜索者に連絡する必要がなくな
り、対象者に対する誘拐が発生したときに、捜索者は捜
索支援情報に基づいて対象者の現在位置と容姿、特徴等
を確認しながら迅速に捜索を行うことができる。また、
捜索者は捜索支援情報に基づいて対象者の容姿等を確認
しながら捜索を行うことができるため、犯人等によって
衣服等が交換されても対象者を認識する可能性を向上さ
せることが可能となり、誘拐の防止に貢献することがで
きる。従って、設備における雰囲気を損なうことなく誘
拐の防止を支援することができる。
【0017】上記課題を解決するためになされた請求項
5記載の発明は、図2の基本構成図に示すように、請求
項4に記載の誘拐防止支援システムにおいて、前記位置
情報端末装置20は、前記対象者の操作に応じて前記保
護要求を発生する保護要求発生手段25bと、該保護要
求発生手段25bが発生した保護要求を前記誘拐防止支
援装置10に送信する保護要求送信手段23bと、をさ
らに備え、前記誘拐防止支援装置10の前記保護要求取
込手段10a1は、前記位置情報端末装置20の前記保
護要求送信手段23bが送信した保護要求を取り込むこ
とを特徴とする。
【0018】上記請求項5に記載した本発明の誘拐防止
支援システムによれば、位置情報端末装置20では、対
象者の操作に応じて保護要求が保護要求発生手段25b
によって発生し、この保護要求は保護要求送信手段23
bによって誘拐防止支援装置10に送信される。そし
て、その保護要求は誘拐防止支援装置10の保護要求取
込手段10a1によって取り込まれ、この保護要求に応
じて前記捜索支援情報が生成されて捜索端末装置30に
送信される。よって、位置情報端末装置20に保護要求
発生手段25bを設け、対象者が誘拐の危機に遭遇した
とき等に操作させるようにすれば、その操作に応じて捜
索者による捜索を開始することができるため、より確実
に誘拐を防止することができる。従って、誘拐の発生を
位置情報端末装置20における対象者の操作に応じて検
出することで、対象者を迅速に保護することができるた
め、対象者に対する誘拐の発生を抑止することができ
る。
【0019】上記課題を解決するためになされた請求項
6記載の発明は、図2の基本構成図に示すように、請求
項4又は5に記載の誘拐防止支援システムにおいて、前
記捜索端末装置30は、所有する前記捜索者の配置を示
す配置情報を検出する配置情報検出手段31bと、該配
置情報検出手段31bが検出した配置情報を前記誘拐防
止支援装置10に送信する配置情報送信手段35と、を
さらに備え、前記誘拐防止支援装置10は、前記配置情
報送信手段35が送信した配置情報を取り込む配置情報
取込手段10a7と、該配置情報取込手段10a7が取
り込んだ配置情報を前記捜索者が所持する前記捜索端末
装置30毎に対応して記憶する配置情報記憶手段10d
2と、前記位置情報取込手段10a3が取り込んだ位置
情報に近い位置を示す前記配置情報を前記配置情報記憶
手段10d2から抽出する配置情報抽出手段10a6
と、をさらに備え、前記捜索支援情報出力手段10a5
は、前記配置情報抽出手段10a6が抽出した前記配置
情報に対応する前記捜索端末装置30に前記捜索支援情
報を出力することを特徴とする。
【0020】上記請求項6に記載した本発明の誘拐防止
支援システムによれば、捜索端末装置30では、配置情
報検出手段31bによって配置情報を検出すると、その
配置情報が配置情報送信手段35によって誘拐防止支援
装置10に送信される。そして、誘拐防止支援装置10
では、配置情報取込手段10a7によって配置情報が取
り込まれると、その配置情報は捜索者が所持する捜索端
末装置30毎に対応して配置情報記憶手段10d2に記
憶される。そして、位置情報取込手段10a3によって
取り込まれた位置情報に近い位置を示す前記配置情報が
配置情報記憶手段10d2から配置情報抽出手段10a
6によって抽出される。そして、その抽出された配置情
報に対応する捜索端末装置30に送信するために、捜索
支援情報出力手段10a5によって捜索支援情報が出力
される。よって、捜索者が所持している捜索端末装置3
0から配置情報を送信させ、この配置情報を誘拐防止支
援装置20にて管理し、位置情報端末装置20から位置
情報を取り込むと、配置情報に基づいてその位置情報に
近い位置に配置されている捜索者等に捜索支援情報を送
信するため、対象者付近に配置された捜索者等によって
迅速に対象者の捜索を開始することができる。従って、
誘拐が発生しても対象者の付近に配置された捜索者によ
って対象者を迅速に保護する可能性が向上するため、対
象者に対する誘拐の発生を抑止することができる。
【0021】上記課題を解決するためになされた請求項
7記載の発明は、図2の基本構成図に示すように、請求
項4〜6の何れかに記載の誘拐防止支援システムにおい
て、前記誘拐防止支援装置10は、前記対象者に同伴す
る同伴者の連絡先等を示す同伴者情報を当該対象者に対
応する前記対象者情報に関連付けて記憶する同伴者情報
記憶手段10d3と、前記位置情報取込手段10a3が
取り込んだ位置情報に基づいて前記同伴者に前記対象者
の位置を通知する位置通知情報を生成する位置通知情報
生成手段10a8と、該位置通知情報生成手段10a8
が生成した位置通知情報を、前記位置情報取込手段10
a3が取り込んだ位置情報に対応する前記対象者情報に
関連付けられた前記同伴者情報記憶手段10d3が記憶
している同伴者情報に基づいて送信するために出力する
位置通知情報出力手段10a9と、をさらに備えること
を特徴とする。
【0022】上記請求項7に記載した本発明の誘拐防止
支援システムによれば、誘拐防止支援装置10では、対
象者に同伴する同伴者の連絡先等を示す同伴者情報がそ
の対象者に対応する対象者情報に関連付けられて同伴者
情報記憶手段10d3に記憶される。そして、位置情報
取込手段10a3によって取り込まれた位置情報に基づ
いて同伴者に対象者の位置を通知する位置通知情報が位
置通知情報生成手段10a8によって生成される。そし
て、その位置通知情報は、取り込まれた位置情報に対応
する対象者情報に関連付けられた同伴者情報に基づいて
送信するために位置通知情報出力手段10a9によって
出力される。よって、対象者が所持している位置情報端
末装置20から位置情報を誘拐防止支援装置10が取り
込むと、その位置情報に基づいて生成した位置通知情報
を同伴者側に送信するので、同伴者は所持する携帯電話
等の同伴者側端末装置にて対象者の位置を確認すること
ができるため、位置通知情報を参照しながら同伴者自身
も対象者の捜索を行うことができる。従って、同伴者に
よる対象者の捜索を可能とすることで、対象者を保護す
る確率がより高くなるため、対象者に対する誘拐の発生
を抑止することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る誘拐防止支援
システムの一実施の形態を、図3〜図14の図面を参照
して説明する。
【0024】ここで、図3は本発明に係る誘拐防止支援
システムの概略を示すシステム構成図であり、図4は図
3の誘拐防止支援装置の概略構成を示す図であり、図5
は盗難防止支援装置のファイル構成を説明するための図
であり、図6は図5の対象者情報データベースのデータ
構造の一例を説明するための図であり、図7は図3の位
置情報端末装置の概観の一例を示す概観図であり、図8
は図7の位置情報端末装置の基本構成を示す構成図であ
り、図9は図3の捜索端末装置の概観の一例を示す概観
図であり、図10は図9の捜索端末装置の基本構成を示
す構成図であり、図11は図4の誘拐防止支援装置のC
PUが行う処理概要の一例を示すフローチャートであ
り、図12は位置通知情報の表示例を示す図であり、図
13は誘拐防止支援システムの動作例を説明するための
図であり、図14は誘拐防止支援システムの他の動作例
を説明するための図である。
【0025】図3において、本発明に係る誘拐防止支援
システムは、遊園地、テーマパーク等の設備に設けられ
る誘拐防止支援装置10と、同伴者によって登録された
子供等の対象者が携帯する位置情報端末装置20と、ス
タッフ等の捜索者が携帯する捜索端末装置30と、ゲー
ト等の所定の場所に設けられる監視装置40と、対象者
に同伴者が携帯する同伴者側端末装置50と、を有して
構成している。なお、監視装置40と同伴者側端末装置
50は、システム構成から削除するようにしても差し支
えない。
【0026】誘拐防止支援装置10は、インターネット
1に接続が可能、かつ、パケット通信網3による通信が
可能なパーソナル・コンピュータ等によって構成してい
る。そして、インターネット1を介して位置情報サーバ
2や前記同伴者側端末装置50とのデータの送受信が可
能となっており、かつ、パケット通信網3を介して位置
情報端末装置20、捜索端末装置30、並びに監視装置
40とのデータの送受信が可能となっている。
【0027】位置情報サーバ2は、パケット通信網3と
は専用線等で接続しており、このパケット通信網3を介
して位置情報端末装置20、捜索端末装置30等との各
種データの送受信を可能な構成となっている。そして、
位置情報サーバ2は、誘拐防止支援装置10からの位置
検索要求に対応する位置情報端末装置20、捜索端末装
置30等から位置情報を取得し、その位置情報を誘拐防
止支援装置10に提供している。詳細には、位置情報サ
ーバ2は地図データベースを有しており、設備内の地図
を表示させるための地図データを位置情報に付加してい
る。
【0028】本実施の形態では、誘拐防止支援装置10
からの位置検索要求に応じて、その要求に対応する位置
情報端末装置20、捜索端末装置30等から位置情報
(緯度、経度など)が取り込まれ、この位置情報が示す
位置付近の地図データを抽出し、その地図上に対象者の
現在位置を示すマーク等を重畳した地図データを位置情
報に付加して誘拐防止支援装置10に提供している。
【0029】このような構成とすることで、誘拐防止支
援装置10は地図データベースを用意する必要がなくな
り、地図データベースのメンテナンスを行う必要もなく
なる。しかし、地図データベースは少なくとも設備内を
示す地図データを有していればよいことから、地図デー
タベースの記憶容量は大きくならないため、後述する誘
拐防止支援装置10の記憶装置10dに記憶する構成と
しても差し支えない。
【0030】図4に示すように、誘拐防止支援装置10
は、周知であるパーソナル・コンピュータを用いてお
り、予め定めたプログラムに従って装置全体の動作の制
御などを行う中央演算処理装置(CPU)10aを有し
ている。このCPU10aには、バスBを介してCPU
10aのためのプログラム等を格納した読み出し専用の
メモリであるROM10b、CPU10aの処理作業に
必要な各種データを格納する作業エリア等を有する読み
出し書き込み自在のメモリであるRAM10cが接続さ
れている。
【0031】CPU10aにはさらに、記憶装置10d
がバスBを介して接続されており、この記憶装置10d
にはハードディスクなどを用いている。記憶装置10d
は、コンピュータを誘拐防止支援装置として機能させる
ためのプログラムファイルや各種データベースなどを記
憶している。
【0032】CPU10aにはさらに、入力装置インタ
フェース(I/F)10e、表示装置インタフェース
(I/F)10f、無線装置インタフェース(I/F)
10gがバスBを介して接続されている。入力装置I/
F10eに、キーボードやマウスを有して構成する入力
装置11が接続されると、入力装置11から入力された
各種入力データは、バスBに供給されてCPU10aに
入力される。
【0033】表示装置I/F10fには、CRTや液晶
ディスプレイなどを用いて構成される表示装置12が接
続されている。そして、この表示装置I/F10fは、
表示装置12の表示内容をCPU10aからの指示に基
づいて制御するものである。
【0034】無線装置I/F10gには、無線装置13
が接続されており、この無線装置13としては携帯電話
用モデム等の通信機器を用いている。そして、インター
ネット1を介して位置情報端末装置20、捜索端末装置
30、同伴者側端末装置50等との間で各種情報の送受
信が可能な構成となっている。
【0035】次に、誘拐防止支援装置10の記憶装置1
0dに記憶している本発明に係る情報について説明す
る。
【0036】図5に示すように、上述した記憶装置10
dは、誘拐防止支援プログラムファイルF、対象者情報
データベースDB1、同伴者情報データベースDB2、
配置情報データベースDB3等を記憶している。
【0037】誘拐防止支援プログラムファイルFは、現
在位置を示す位置情報を検出して送信する位置情報端末
装置20を登録された対象者が携帯し、当該位置情報端
末装置20が送信した前記位置情報に基づいて前記対象
者に対する設備内における誘拐の防止を支援する手段と
してコンピュータを機能させるための誘拐防止支援プロ
グラム等を有するファイルであって、前記対象者の保護
を要求する保護要求を取り込む保護要求取込手段、前記
対象者の容姿等及び当該対象者が所持する前記位置情報
端末装置を識別するのに必要な複数の対象者情報の中か
ら前記保護要求取込手段が取り込んだ保護要求に対応す
る前記対象者情報を抽出する対象者情報抽出手段、前記
対象者情報抽出手段が抽出した対象者情報に対応する前
記位置情報端末装置が送信した前記位置情報を取り込む
位置情報取込手段、前記位置情報取込手段が取り込んだ
位置情報と前記対象者情報抽出手段が抽出した対象者情
報とに基づいて前記対象者の捜索を支援するための捜索
支援情報を生成する捜索支援情報生成手段、前記捜索支
援情報生成手段が生成した捜索支援情報を前記対象者の
捜索を行う捜索側に送信するために出力する捜索支援情
報出力手段、としてCPU10a(コンピュータ)を機
能させるための誘拐防止支援プログラムを格納してい
る。
【0038】対象者情報データベースDB1は、対象者
に対応した複数の対象者情報を有し、対象者情報の一例
としては、図6に示すように、対象者の氏名、その年齢
(生年月日でも可)、対象者の服装、顔、全身等を識別
することができる画像、対象者の特徴、同伴者情報の格
納先アドレス、対象者が携帯している位置情報端末装置
20の連絡先等の各種データを有して構成している。
【0039】特に、対象者情報に画像データを用いるこ
とで、この画像に基づいた対象者の捜索を行うことがで
きる。また、対象者の身体的な特徴や、服装の特徴をよ
り詳細に画像データや、特徴データとして記憶しておく
ことで、捜索者による捜索により一層有効な情報とする
ことができる。そして、この対象者情報は、一度登録さ
れればその後も利用することができるが、画像データと
特徴データは来場する度に更新することが好ましい。
【0040】同伴者情報データベースDB2は、対象者
を登録した同伴者(父兄など)を識別するための同伴者
情報を複数記憶している。各同伴者情報は、同伴者の氏
名、住所、電話番号との連絡先、対象者情報の格納先ア
ドレス等の各種データを有して構成している。
【0041】配置情報データベースDB3は、捜索端末
装置30を携帯する捜索者(スタッフなど)の配置を示
す配置情報を複数記憶している。各配置情報は、捜索者
の氏名、所属、捜索端末装置30の連絡先、捜索者の位
置等の各種データを有して構成している。なお、位置デ
ータについては、通常時に捜索者が移動することが前提
であれば、所定時間毎に捜索端末装置30から位置情報
を取り込んで更新し、ゲートの守衛などのように移動し
ないことが前提であれば所定の位置データを格納してい
る。そして、この配置情報に基づいた捜索者の位置管理
をリアルタイムで管理側にて行うこともできる。
【0042】また、本実施の形態においては、上述した
誘拐防止支援プログラムファイルF、及び、対象者情報
データベースDB1、同伴者情報データベースDB2、
配置情報データベースDB3等の各種ファイルを、CD
−ROM、FD等のコンピュータが読み込むことができ
る記憶媒体から、記憶装置30dにインストールしてい
る。しかしながら、本発明はこれに限定するものではな
く、ファイルのインストールについては、通信インタフ
ェースなどを設け、インターネットや電話回線等の通信
を介してダウンロードするなど種々異なる実施の形態と
することもできる。
【0043】なお、本実施の形態では、対象者情報デー
タベースDB1、同伴者情報データベースDB2、並び
に配置情報記データベースDB3が特許請求の範囲に記
載の対象者情報記憶手段、同伴者情報記憶手段、並びに
配置情報記憶手段にそれぞれ相当していることから、各
データベースを記憶している記憶装置10dが対象者情
報記憶手段、同伴者情報記憶手段、並びに配置情報記憶
手段として機能している。なお、データベースについて
は、他のコンピュータ等の記憶装置に記憶するようにし
ても差し支えない。
【0044】次に、上述した位置情報端末装置20は、
図7及び図8に示すように、子供等の対象者が携帯可能
な携帯端末装置を用いており、GPS(global positio
ningsystem=全地球側位システム)を構成する複数の人
工衛星60(図3参照)が発射する電波を受信するGP
S受信部21と、アンテナ22を有してパケット通信網
3を介した通信を行う通信部23と、対象者等が押下す
るボタンを有する操作部24と、GPS受信部21、通
信部23、操作部24等が接続されて各種制御を行う制
御部25と、を有して構成している。
【0045】位置情報サーバ2からの要求、若しくは、
対象者による操作部24の操作に応じて制御部25は、
GPS受信部21にて受信した電波に基づいてGPS受
信部21の現在の位置情報(緯度、経度等)を求め、こ
の位置情報を通信部23に出力することで、通信部23
は位置情報をパケット通信網3を介して位置情報サーバ
2に送信する。そして、位置情報サーバ2は位置情報を
誘拐防止支援装置10に送信する。
【0046】制御部25はさらに、操作部24における
操作を検出すると、現在の位置を示す位置情報を有して
対象者の保護を要求する保護要求を生成し、通信部23
に出力することで、通信部23は保護要求をパケット通
信網3を介して位置情報サーバ2に送信する。そして、
位置情報サーバ2は位置情報を有する保護要求を誘拐防
止支援装置10に送信する。
【0047】よって、以上の説明からも明らかなよう
に、制御部25が位置情報検出手段及び保護要求発生手
段、かつ、通信部23が位置情報送信手段及び保護要求
送信手段、としてそれぞれ機能している。
【0048】なお、本実施の形態では、操作部24にお
ける対象者等の操作を検出すると、現在位置を示す位置
情報を有する保護要求を生成して送信しているが、本発
明はこれに限定するものではなく、保護要求のみを送信
し、誘拐防止支援装置10からの要求に応じて位置情報
を送信するようにしても差し支えない。
【0049】また、上述したGPS受信部21における
位置検出メカニズムは、当業者には公知である通常のG
PSによるが、少なくとも3つの人工衛星60からGP
S受信部21まで電波が到達するのに要する時間を計測
することによって、GPS受信部21の正確な位置が算
出される。
【0050】さらに、図示していないが、4つ以上の人
工衛星60を利用すると、3次元的な位置も特定するこ
とが可能であり、本実施の形態では、対象者を2次元で
管理する場合について説明するが、対象者を3次元で管
理する必要がある場合は4つ以上の人工衛星60を利用
することで対応することができ、建物の何階に対象者が
いるかを検出することができる。
【0051】また、位置情報端末装置20の上部には、
対象者の首から下げさせるためのストラップ24を設け
ている。なお、本実施の形態では、このストラップ24
によって対象者の首から下げさせて位置情報端末装置2
0を携行する場合について説明するが、位置情報端末装
置20が対象者から外された、又は対象者から離れたこ
とを検出する構成を追加し、その検出に応じて位置情報
を送信するようにすれば、誘拐の発生を自動的に検出し
て迅速に捜索を開始させることができる。
【0052】次に、上述した捜索端末装置30は、図9
及び図10に示すように、GPS対応の携帯電話を用い
ており、公知のように、CPU31、ROM32、RA
M33、操作部34、通信部35、音声処理部36、着
信音発生部37、表示部38aの制御を行う表示制御部
38、GPS受信部39等を有している。
【0053】通信部35にて誘拐防止支援装置10から
の捜索支援情報を受信すると、CPU31はその捜索支
援情報をRAM33に取り込み、この捜索支援情報を液
晶ディスプレイ等の表示部(表示手段に相当)38aに
表示させるための表示情報を表示制御部38に出力す
る。そして、表示制御部38は、表示情報を表示部38
aに表示させることで、表示部38aには捜索支援情報
に基づいた表示が行われる。
【0054】また、CPU31は、例えば定期的にGP
S受信部39にて受信した電波に基づいてGPS受信部
39の現在の位置情報を求め、この位置情報を所有する
捜索者の配置を示す配置情報として検出し、この配置情
報を通信部35に出力することで、通信部35は配置情
報をパケット通信網3を介して位置情報サーバ2に送信
する。そして、位置情報サーバ2は配置情報を誘拐防止
支援装置10に送信する。なお、GPS受信部39にお
ける位置検出メカニズムは、上述した位置情報端末装置
20のGPS受信部21と同一となっている。
【0055】よって、以上の説明からも明らかなよう
に、CPU31が捜索支援情報取込手段及び配置情報検
出手段、かつ、通信部35が配置情報送信手段35、と
してそれぞれ機能している。
【0056】なお、本実施の形態では、捜索端末装置3
0を携帯電話にて実現させる場合について説明するが、
本発明はこれに限定するものではなく、通信可能なPD
A(Personal Digital Assistants)等の携帯端末とし
ても差し支えない。
【0057】次に、上述した監視装置40には、パーソ
ナル・コンピュータ等が用いられ、基本構成は上述した
誘拐防止支援装置10と同一であるため、詳細な説明は
省略する。そして、誘拐防止支援装置10から捜索支援
情報を受信すると、その表示装置に捜索支援情報を表示
させることで、ゲート等の監視を行っているスタッフ守
衛等の捜索者に対象者の監視を行わせる。なお、監視装
置40としては、例えばゲート等の制御を行うゲート制
御装置にて実現し、捜索支援情報を受信するとゲートを
閉めるようにするなど種々異なる実施の形態とすること
ができる。
【0058】次に、上述した同伴者側端末装置50に
は、同伴者が所有する携帯電話や携帯端末、または、設
備側から貸し出される携帯電話等が用いられ、基本構成
は上述した捜索端末装置30と同一であるため、詳細な
説明は省略する。そして、同伴者側端末装置50は誘拐
防止支援装置10から位置通知情報を受信すると、その
表示部に位置通知情報を表示させることで、同伴者に対
象者の位置を通知している。
【0059】次に、上述した誘拐防止支援プログラムフ
ァイルFの誘拐防止支援プログラムによって誘拐防止支
援装置10として機能しているCPU10aの処理概要
の一例を、図11のフローチャートを参照して以下に説
明する。なお、以下の処理は上位モジュール等からの終
了要求に応じて処理を終了する。
【0060】誘拐防止支援プログラムが実行されると、
ステップS1において、入力装置11からのによる入力
データ等に基づいて、同伴者による対象者の登録の申し
込みが要求されてたか否かが判定される。申込が要求さ
れていないと判定された場合は(ステップS1でN)、
ステップS5に進む。一方、申込が要求されていると判
定された場合は(ステップS1でY)、ステップS2に
進む。
【0061】ステップS2において、例えば記憶装置1
0dの予め定められたディレクトリから指定された対象
者情報がRAM10cに取り込まれ、その後ステップS
3において、ステップS2と同様に同伴者情報がRAM
10cに取り込まれ、その後ステップS4に進む。
【0062】ステップS4において、RAM10cの対
象者情報及び同伴者情報が関連付けられて対象者情報デ
ータベースDB1及び同伴者情報データベースDB2に
それぞれ格納され、その後ステップS5に進む。詳細に
は、対象者情報の同伴者情報格納先データ及び同伴者情
報の対象者情報格納先データの各々に、同伴者情報デー
タベースDB2及び対象者情報データベースDB1のア
ドレス等のデータが格納される。
【0063】なお、本実施の形態では、対象者情報及び
同伴者情報を無条件に作成生成して対象者情報データベ
ースDB1及び同伴者情報データベースDB2に追加す
る場合について説明するが、対象者情報データベースD
B1及び同伴者情報データベースDB2に情報が既に存
在する場合は、その情報を更新するような実施の形態と
することもできる。
【0064】ステップS5において、無線装置13を介
して保護要求を同伴者端末装置50等から受けているか
否かが判定される。保護要求を受けていないと判定され
た場合は(ステップS5でN)、ステップS1に戻り、
一連の処理を繰り返す。一方、保護要求を受けていると
判定された場合は(ステップS5でY:保護要求取込手
段)、この保護要求はRAM10cに取り込まれ、その
後ステップS6に進む。
【0065】ステップS6(対象者情報抽出手段)にお
いて、受信した保護要求は対象者情報を識別するための
識別データを有しており、この識別データに対応する対
象者情報が対象者情報データベースDB1からRAM1
0cに抽出され、その後ステップS7に進む。
【0066】ステップS7(位置情報取込手段)におい
て、抽出した対象者情報の装置連絡先データを送信先と
した位置検索要求が生成され、この位置検索要求が無線
装置I/F10gに出力され、この要求に応じて位置情
報サーバ2から受信した位置情報がRAM10cに取り
込まれ、その後ステップS8に進む。
【0067】ステップS8(位置通知情報生成手段)に
おいて、保護要求に対応する同伴者を示す同伴者情報が
同伴者情報データベースDB2からRAM10cに抽出
され、この同伴者情報と取り込んだ位置情報に基づい
て、同伴者に対象者の位置を通知するための位置通知情
報がRAM10cに生成され、その後ステップS9に進
む。
【0068】なお、本実施の形態では、同伴者の位置情
報を同伴者側端末装置50から取り込み、図12に示す
ように、対象者Aと同伴者Bの位置を設備内の地図上に
重畳させるととに、同伴者Bから対象者Aまでの経路L
を重畳させた位置通知情報として生成している。このよ
うに位置通知情報を生成することで、同伴者自らが対象
者を捜索することを可能としている。
【0069】ステップS9(位置通知情報出力手段)に
おいて、生成した位置通知情報が無線装置I/F10g
に出力され、その後ステップS10に進む。この処理に
よって、無線装置13は位置通知情報をインターネット
1を介して同伴者側端末装置50に送信する。そして、
同伴者側端末装置50では、受信した位置通知情報をそ
の表示部に表示させる。
【0070】ステップS10(配置情報取込手段)にお
いて、配置情報データベースDB3が記憶している配置
情報が有する捜索端末装置30の連絡先データを送信先
とした位置検出要求が全ての配置情報に対応して生成さ
れ、その位置検出要求が無線装置I/F10gに出力さ
れ、この要求に応じて位置情報サーバ2から受信した位
置情報が配置情報としてRAM10cに取り込まれ、こ
の配置情報に基づいて配置情報データベースDB3の配
置情報が更新され、その後ステップS11に進む。この
処理によって配置情報データベースDB3の各配置情報
が最新の情報に更新されることとなる。
【0071】ステップS11(配置情報抽出手段)にお
いて、取り込んだ位置情報に近い位置を示す配置情報を
配置情報データベースDB3からRAM10cに抽出す
ることで送信先が特定され、その後ステップS12に進
む。なお、配置情報の抽出方法としては、例えば、取り
込んだ位置情報が示す位置を中心とし、この中心から半
径が所定距離(500mなど)の範囲に位置する配置情
報を抽出したり、対象者の移動方向を位置情報から特定
し、その移動先付近に位置する配置情報を抽出する等の
種々異なる配置情報の抽出方法とすることができる。
【0072】ステップS12(捜索支援情報生成手段)
において、取り込んだ位置情報と対象者情報データベー
スDB1から抽出した対象者情報とに基づいて対象者の
捜索を支援するための捜索支援情報がRAM10cに生
成され、その後ステップS13に進む。なお、本実施の
形態では捜索支援情報を、対象者情報が有する画像デー
タや特徴データ等を捜索端末装置30や監視装置40に
て表示させるための情報としている。
【0073】ステップS13(捜索支援情報出力手段)
において、生成された捜索支援情報はステップS11で
特定された送信先に対して送信するために無線装置I/
F10gに出力され、その後ステップS14に進む。こ
の処理によって、無線装置13は、パケット通信網3を
介して捜索端末装置30、監視装置40等に入力された
捜索支援情報を送信する。そして、送信された捜索端末
装置30、監視装置40等の表示部には例えば、対象者
の全身画像や特徴等を示す捜索支援情報が表示され、こ
の表示を参照して捜索者は捜索を開始する。
【0074】ステップS14において、無線装置I/F
10gを介して入力される入力データに基づいて、捜索
端末装置30、監視装置40等から対象者を保護したこ
とを示す保護通知を受信しているか否かを判定すること
で、保護されたか否かが判定される。保護されていない
と判定された場合は(ステップS14でN)、ステップ
S7に戻り、一連の処理を繰り返す。一方、保護された
と判定された場合は(ステップS14でY)、ステップ
S15に進む。
【0075】ステップS15において、ステップS13
にて捜索支援情報を送信した全ての送信先に対して捜索
の終了を要求する捜索終了要求がRAM10cに生成さ
れ、この捜索終了要求が無線装置I/F10gに出力さ
れ、その後ステップS1に戻り、一連の処理を繰り返
す。この処理によって無線装置13は、パケット通信網
3を介して捜索端末装置30、監視装置40等に入力さ
れた捜索終了要求を送信する。そして、送信された捜索
端末装置30、監視装置40等の表示部には例えば、”
対象者が保護されたため、捜索を終了してください。”
等の表示が表示され、この表示に応じて捜索者は捜索を
終了する。
【0076】よって、上述した本実施の形態では、誘拐
防止支援装置20のCPU10aは、特許請求の範囲に
記載の保護要求取込手段、対象者情報抽出手段、位置情
報取込手段、捜索支援情報生成手段、捜索支援情報出力
手段、配置情報抽出手段、配置情報取込手段、位置通知
情報生成手段、並びに位置通知情報出力手段として機能
している。
【0077】次に、上述した本発明に係る誘拐防止支援
システムの動作の一例を、図13を参照して説明する。
【0078】遊園地、テーマパーク等の設備に入場した
同伴者が、対象者の誘拐防止支援サービスに申し込むと
(1)、設備側から対象者に所持させる位置情報端末装
置20が貸し出される。そして、デジタルカメラ等で対
象者の顔、全身、特徴箇所等を示す画像データが撮像さ
れ、この画像データが誘拐防止支援装置10に取り込ま
れとともに、入力装置11等から入力された対象者及び
同伴者に関する各種データが取り込まれ、それらのデー
タに基づいて対象者情報及び同伴者情報が生成され、対
象者情報データベースDB1及び同伴者情報データベー
スDB2にそれぞれ格納若しくは更新される。
【0079】対象者に対する誘拐の発生に応じて、同伴
者が所持する同伴者側端末装置50等から保護要求が誘
拐防止支援装置10に送信されると(2)、誘拐防止支
援装置10ではその保護要求に対応する対象者情報が対
象者情報データベースDB1から抽出され、その対象者
情報が有する装置連絡先データが示す位置情報端末装置
20に対して位置情報の出力を要求する出力要求が送信
される(3)。
【0080】出力要求を受信した位置情報端末装置20
は、GPS受信部21で受信した電波に基づいて位置情
報が検出され、この位置情報は位置情報サーバ2を介し
て誘拐防止支援装置10に送信される(4)。そして、
誘拐防止支援装置10が位置情報を取り込むと、この位
置情報に基づいて同伴者に対する位置通知情報が生成さ
れて同伴者側端末装置50に送信され、同伴者側端末装
置50の表示部には、例えば図12に示す地図が位置通
知情報として表示される。よって、同伴者側端末装置5
0の表示部に表示される位置通知情報を参照しながら、
同伴者自身が対象者の捜索を行うことができる。
【0081】また、誘拐防止支援装置10では、取り込
んだ位置情報に近い位置を示す配置情報が更新された配
置情報データベースDB3から抽出されるとともに、位
置情報と捜索対象となる対象者を示す対象者情報とに基
づいて捜索支援情報が生成される。そして、抽出された
配置情報に対応する捜索端末装置30若しくは監視装置
40等に対して生成された捜索支援情報が送信される
(6)。
【0082】捜索端末装置30若しくは監視装置40
は、捜索支援情報を受信したことを捜索者に通知すると
ともに、その捜索支援情報に基づいて対象者の容姿等を
示す画像データ、特徴データ、位置データ等がその表示
部38aに表示される。そして、捜索者は捜索支端末装
置30の表示部38aに表示される内容を参照しながら
対象者の捜索が開始される(7)。
【0083】捜索者によって対象者が保護されると、捜
索端末装置30若しくは監視装置40から誘拐防止支援
装置10に対して保護したことを通知する保護通知が送
信される(8)。そして、誘拐防止支援装置10を管理
する設備側から同伴者に対して直接若しくはメール等に
て対象者が保護されたことが連絡される。
【0084】以上説明したように、誘拐防止支援装置1
0には、現在位置を示す位置情報を検出して送信する位
置情報端末装置20を登録された対象者に携帯させると
ともに、対象者の容姿等を識別するための対象者情報を
記憶しておくことで、保護要求の発生に応じて位置情報
端末装置20からの位置情報と対象者情報とに基づいて
捜索支援情報を生成して捜索側に送信することが可能と
なり、捜索者に所持させた捜索端末装置30の表示手段
38aに誘拐防止支援装置10からの捜索支援情報を表
示させることで、設備内で放送により捜索者に連絡する
必要がなくなり、対象者に対する誘拐が発生したとき
に、捜索者は捜索支援情報に基づいて対象者の現在位置
と容姿、特徴等を確認しながら迅速に捜索を行うことが
できる。また、捜索者は捜索支援情報に基づいて対象者
の容姿等を確認しながら捜索を行うことができるため、
犯人等によって衣服等が交換されても対象者を認識する
可能性を向上させることが可能となり、誘拐の防止に貢
献することができる。従って、設備における雰囲気を損
なうことなく誘拐の防止を支援することができる。
【0085】また、捜索者が所持している捜索端末装置
30から配置情報を送信させ、この配置情報を誘拐防止
支援装置20にて管理し、位置情報端末装置20から位
置情報を取り込むと、配置情報に基づいてその位置情報
に近い位置に配置されている捜索者等に捜索支援情報を
送信するため、対象者付近に配置された捜索者等によっ
て迅速に対象者の捜索を開始することができる。従っ
て、誘拐が発生しても対象者の付近に配置された捜索者
によって対象者を迅速に保護する可能性が向上するた
め、対象者に対する誘拐の発生を抑止することができ
る。
【0086】さらに、対象者が所持している位置情報端
末装置20から位置情報を誘拐防止支援装置10が取り
込むと、その位置情報に基づいて生成した位置通知情報
を同伴者側に送信するので、同伴者は所持する携帯電話
等の同伴者側端末装置50にて対象者の位置を確認する
ことができるため、位置通知情報を参照しながら同伴者
自身も対象者の捜索を行うことが可能となり、かつ同伴
者に安心感を与えることができる。従って、同伴者によ
る対象者の捜索を可能とすることで、対象者を保護する
確率がより高くなるため、対象者に対する誘拐の発生を
抑止することができる。
【0087】次に、上述した本発明に係る誘拐防止支援
システムにおける他の実施の形態とした場合の動作の一
例を、図14を参照して説明する。なお、構成について
は上述した構成と同一とする。
【0088】遊園地、テーマパーク等の設備に入場した
同伴者が、対象者の誘拐防止支援サービスに申し込むと
(11)、設備側から対象者に所持させる位置情報端末
装置20が貸し出される。そして、デジタルカメラ等で
対象者の顔、全身、特徴箇所等を示す画像データが撮像
され、この画像データが誘拐防止支援装置10に取り込
まれとともに、入力装置11等から入力された対象者及
び同伴者に関する各種データが取り込まれ、それらのデ
ータに基づいて対象者情報及び同伴者情報が生成され、
対象者情報データベースDB1及び同伴者情報データベ
ースDB2にそれぞれ格納若しくは更新される。
【0089】対象者に対する誘拐の発生に応じて、対象
者が位置情報端末装置20の操作部23を操作すると、
位置情報端末装置20では、GPS受信部21で受信し
た電波に基づいて位置情報が検出され、この位置情報は
位置情報サーバ2を介して誘拐防止支援装置10に送信
される(12)。
【0090】誘拐防止支援装置10が位置情報を取り込
むと、この位置情報に対応する対象者情報が対象者情報
データベースDB1から抽出され、この対象者情報に関
連付けられた同伴者情報が同伴者情報データベースDB
2から抽出される。そして、取り込んだ位置情報に基づ
いて同伴者に対する位置通知情報が生成され、この位置
通知情報は前記抽出された同伴者情報が示す同伴者側端
末装置50に送信される(13)。そして、同伴者側端
末装置50の表示部には、例えば図12に示す地図が位
置通知情報として表示され、この表示に応じて発生した
保護要求が誘拐防止支援装置10に送信される(1
4)。
【0091】誘拐防止支援装置10では、受信した保護
要求に対応する対象者情報が対象者情報データベースD
B1から抽出され、この対象者情報及び取り込んだ位置
情報とに基づいて捜索支援情報が生成されるとともに、
取り込んだ位置情報に近い位置を示す配置情報が更新さ
れた配置情報データベースDB3から抽出され、この配
置情報に対応する捜索端末装置30若しくは監視装置4
0に対してその捜索支援情報が送信される(15)。
【0092】捜索端末装置30若しくは監視装置40
は、捜索支援情報を受信したことを捜索者に通知すると
ともに、その捜索支援情報に基づいて対象者の容姿等を
示す画像データ、特徴データ、位置データ等がその表示
部38aに表示される。そして、捜索者は捜索支端末装
置30の表示部38aに表示される内容を参照しながら
対象者の捜索が開始される(16)。
【0093】捜索者によって対象が保護されると、捜索
端末装置30若しくは監視装置40から誘拐防止支援装
置10に対して保護したことを通知する保護通知が送信
される(17)。そして、誘拐防止支援装置10を管理
する設備側から同伴者に対して直接若しくはメール等に
て対象者が保護されたことが連絡される。
【0094】以上説明したように、誘拐防止支援システ
ムを動作させるようにしても、上述した実施の形態と同
様の作用効果を得ることができる。さらに、位置情報端
末装置20に設けた操作部24に対する操作に応じて保
護要求を発生する構成とし、対象者が誘拐の危機に遭遇
したとき等に操作させるようにすれば、その操作に応じ
て捜索者による捜索を開始することができるため、より
確実に誘拐を防止することができる。従って、誘拐の発
生を位置情報端末装置20における対象者の操作に応じ
て検出することで、対象者を迅速に保護することができ
るため、対象者に対する誘拐の発生を抑止することがで
きる。
【0095】なお、上述した本実施の形態では、位置情
報端末装置20及び同伴者側端末装置50からの位置情
報を位置情報サーバ2を介して誘拐防止支援装置10に
送信する実施の形態としているが、本発明はこれに限定
するものではなく、位置情報端末装置20及び同伴者側
端末装置50からパケット通信網3を介して位置情報を
誘拐防止支援装置10に直接送信するなど種々異なる実
施の形態とすることができる。
【0096】また、上述した本実施の形態では誘拐防止
支援システムについて説明したが、本発明の誘拐防止支
援システムを迷子の捜索に適用しても、捜索支援情報に
基づいて捜索することで、捜索者は迅速に対象者に相当
する迷子を保護することができる。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
本発明の誘拐防止支援装置によれば、現在位置を示す位
置情報を検出して送信する位置情報端末装置を登録され
た対象者に携帯させるとともに、対象者の容姿等を識別
するための対象者情報を記憶しておくことで、保護要求
の発生に応じて位置情報端末装置からの位置情報と対象
者情報とに基づいて捜索支援情報を生成して捜索側に送
信することができるため、設備内で放送により捜索者に
連絡する必要がなくなり、対象者に対する誘拐が発生し
たときに、捜索者は捜索支援情報に基づいて対象者の現
在位置と容姿、特徴等を確認しながら迅速に捜索を行う
ことができる。また、捜索者は捜索支援情報に基づいて
対象者の容姿等を確認しながら捜索を行うことができる
ため、犯人等によって衣服等が交換されても対象者を認
識する可能性を向上させることが可能となり、誘拐の防
止に貢献することができる。従って、設備における雰囲
気を損なうことなく誘拐の防止を支援することができる
という効果を奏する。
【0098】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、位置情報端末装置から位置
情報を取り込むと、その位置情報に近い位置に配置され
ている捜索者等に捜索支援情報が送信されるため、対象
者付近に配置された捜索者等によって迅速に対象者の捜
索を開始することができる。従って、誘拐が発生しても
対象者の付近に配置された捜索者によって対象者を迅速
に保護する可能性が向上するため、対象者に対する誘拐
の発生を抑止することができるという効果を奏する。
【0099】以上説明したように請求項3に記載した本
発明の誘拐防止支援プログラムによれば、現在位置を示
す位置情報を検出して送信する位置情報端末装置を登録
された対象者に携帯させ、保護要求の発生に応じてコン
ピュータは位置情報端末装置から位置情報を取り込み、
この位置情報と対象者の容姿等を識別するための対象者
情報とに基づいて捜索支援情報を生成して捜索側に送信
させるため、設備内で放送により捜索者に連絡する必要
がなくなり、対象者に対する誘拐が発生したときに、捜
索者は捜索支援情報に基づいて対象者の現在位置と容
姿、特徴等を確認しながら迅速に捜索を行うことができ
る。また、捜索者は捜索支援情報に基づいて対象者の容
姿等を確認しながら捜索を行うことができるため、犯人
等によって衣服等が交換されても対象者を認識する可能
性を向上させることが可能となり、誘拐の防止に貢献す
ることができる。従って、コンピュータにて誘拐防止支
援プログラムを実行させることで、設備における雰囲気
を損なうことなく誘拐の防止を支援することができると
いう効果を奏する。
【0100】以上説明したように請求項4に記載した本
発明の誘拐防止支援システムによれば、誘拐防止支援装
置には、現在位置を示す位置情報を検出して送信する位
置情報端末装置を登録された対象者に携帯させるととも
に、対象者の容姿等を識別するための対象者情報を記憶
しておくことで、保護要求の発生に応じて位置情報端末
装置からの位置情報と対象者情報とに基づいて捜索支援
情報を生成して捜索側に送信することが可能となり、捜
索者に所持させた捜索端末装置の表示手段に誘拐防止支
援装置からの捜索支援情報を表示させることで、設備内
で放送により捜索者に連絡する必要がなくなり、対象者
に対する誘拐が発生したときに、捜索者は捜索支援情報
に基づいて対象者の現在位置と容姿、特徴等を確認しな
がら迅速に捜索を行うことができる。また、捜索者は捜
索支援情報に基づいて対象者の容姿等を確認しながら捜
索を行うことができるため、犯人等によって衣服等が交
換されても対象者を認識する可能性を向上させることが
可能となり、誘拐の防止に貢献することができる。従っ
て、設備における雰囲気を損なうことなく誘拐の防止を
支援することができるという効果を奏する。
【0101】請求項5に記載の発明によれば、請求項4
に記載の発明の効果に加え、位置情報端末装置に保護要
求発生手段を設け、対象者が誘拐の危機に遭遇したとき
等に操作させるようにすれば、その操作に応じて捜索者
による捜索を開始することができるため、より確実に誘
拐を防止することができる。従って、誘拐の発生を位置
情報端末装置における対象者の操作に応じて検出するこ
とで、対象者を迅速に保護することができるため、対象
者に対する誘拐の発生を抑止することができるという効
果を奏する。
【0102】請求項6に記載の発明によれば、請求項4
又は5に記載の発明の効果に加え、捜索者が所持してい
る捜索端末装置から配置情報を送信させ、この配置情報
を誘拐防止支援装置にて管理し、位置情報端末装置から
位置情報を取り込むと、配置情報に基づいてその位置情
報に近い位置に配置されている捜索者等に捜索支援情報
を送信するため、対象者付近に配置された捜索者等によ
って迅速に対象者の捜索を開始することができる。従っ
て、誘拐が発生しても対象者の付近に配置された捜索者
によって対象者を迅速に保護する可能性が向上するた
め、対象者に対する誘拐の発生を抑止することができる
という効果を奏する。
【0103】請求項7に記載の発明によれば、請求項4
〜6の何れかに記載の発明の効果に加え、対象者が所持
している位置情報端末装置から位置情報を誘拐防止支援
装置が取り込むと、その位置情報に基づいて生成した位
置通知情報を同伴者側に送信するので、同伴者は所持す
る携帯電話等の同伴者側端末装置にて対象者の位置を確
認することができるため、位置通知情報を参照しながら
同伴者自身も対象者の捜索を行うことができる。従っ
て、同伴者による対象者の捜索を可能とすることで、対
象者を保護する確率がより高くなるため、対象者に対す
る誘拐の発生を抑止することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の誘拐防止支援装置の基本構成を示す図
である。
【図2】本発明の誘拐防止支援システムの基本構成を示
す図である。
【図3】本発明に係る誘拐防止支援システムの概略を示
すシステム構成図である。
【図4】図3の誘拐防止支援装置の概略構成を示す図で
ある。
【図5】盗難防止支援装置のファイル構成を説明するた
めの図である。
【図6】図5の対象者情報データベースのデータ構造の
一例を説明するための図である。
【図7】図3の位置情報端末装置の概観の一例を示す概
観図である。
【図8】図7の位置情報端末装置の基本構成を示す構成
図である。
【図9】図3の捜索端末装置の概観の一例を示す概観図
である。
【図10】図9の捜索端末装置の基本構成を示す構成図
である。
【図11】図4の誘拐防止支援装置のCPUが行う処理
概要の一例を示すフローチャートである。
【図12】位置通知情報の表示例を示す図である。
【図13】誘拐防止支援システムの動作例を説明するた
めの図である。
【図14】誘拐防止支援システムの他の動作例を説明す
るための図である。
【符号の説明】
10 誘拐防止支援装置 10a1 保護要求取込手段(誘拐防止支援装置の
CPU) 10a2 対象者情報抽出手段(誘拐防止支援装置
のCPU) 10a3 位置情報取込手段(誘拐防止支援装置の
CPU) 10a4 捜索支援情報生成手段(誘拐防止支援装
置のCPU) 10a5 捜索支援情報出力手段(誘拐防止支援装
置のCPU) 10a6 配置情報抽出手段(誘拐防止支援装置の
CPU) 10a7 配置情報取込手段(誘拐防止支援装置の
CPU) 10a8 位置通知情報生成手段(誘拐防止支援装
置のCPU) 10a9 位置通知情報出力手段(誘拐防止支援装
置のCPU) 10d1 対象者情報記憶手段(誘拐防止支援装置
の記憶装置) 10d2 配置情報記憶手段(誘拐防止支援装置の
記憶装置) 10d3 同伴者情報記憶手段(誘拐防止支援装置
の記憶装置) 20 位置情報端末装置 23a 位置情報送信手段(位置情報端末装置の
通信部) 23b 保護要求送信手段(位置情報端末装置の
通信部) 25a 位置情報検出手段(位置情報端末装置の
制御部) 25b 保護要求発生手段(位置情報端末装置の
制御部) 30 捜索端末装置 31a 捜索支援情報取込手段(捜索端末装置の
CPU) 31b 配置情報検出手段(捜索端末装置のCP
U) 35 配置情報送信手段(捜索端末装置の通信
部) 38a 表示手段(捜索端末装置の表示部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/13 G08G 1/13 Fターム(参考) 2F029 AA07 AB07 AC02 AC09 AC14 AC17 5C086 AA22 AA26 BA30 CA06 CB27 DA02 DA08 DA14 EA41 EA45 FA18 5H180 AA22 BB05 FF05 FF13 FF23 FF33 5J070 AE09 AJ13 BC06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現在位置を示す位置情報を検出して送信
    する位置情報端末装置を登録された対象者が携帯し、当
    該位置情報端末装置が送信した前記位置情報に基づいて
    前記対象者に対する設備内における誘拐の防止を支援す
    る誘拐防止支援装置であって、 前記対象者の容姿等を識別するのに必要な対象者情報
    を、当該対象者が所持する前記位置情報端末装置の識別
    が可能なように記憶する対象者情報記憶手段と、 前記対象者の保護を要求する保護要求を取り込む保護要
    求取込手段と、 前記保護要求取込手段が取り込んだ保護要求に対応する
    前記対象者情報を前記対象者情報記憶手段から抽出する
    対象者情報抽出手段と、 前記対象者情報抽出手段が抽出した対象者情報に対応す
    る前記位置情報端末装置が送信した前記位置情報を取り
    込む位置情報取込手段と、 前記位置情報取込手段が取り込んだ位置情報と前記対象
    者情報抽出手段が抽出した対象者情報とに基づいて前記
    対象者の捜索を支援するための捜索支援情報を生成する
    捜索支援情報生成手段と、 前記捜索支援情報生成手段が生成した捜索支援情報を前
    記対象者の捜索を行う捜索側に送信するために出力する
    捜索支援情報出力手段と、 を備えることを特徴とする誘拐防止支援装置。
  2. 【請求項2】 前記捜索側の配置を示す配置情報を記憶
    する配置情報記憶手段と、前記位置情報取込手段が取り
    込んだ位置情報に近い位置を示す前記配置情報を前記配
    置情報記憶手段から抽出する配置情報抽出手段と、をさ
    らに備え、 前記捜索支援情報出力手段は、前記配置情報抽出手段が
    抽出した配置情報に対応する前記捜索側に対して送信す
    るために前記出力を行うことを特徴とする請求項1に記
    載の誘拐防止支援装置。
  3. 【請求項3】 現在位置を示す位置情報を検出して送信
    する位置情報端末装置を登録された対象者が携帯し、当
    該位置情報端末装置が送信した前記位置情報に基づいて
    前記対象者に対する設備内における誘拐の防止を支援す
    る手段としてコンピュータを機能させるための誘拐防止
    支援プログラムであって、 前記対象者の保護を要求する保護要求を取り込む保護要
    求取込手段、 前記対象者の容姿等及び当該対象者が所持する前記位置
    情報端末装置を識別するのに必要な複数の対象者情報の
    中から前記保護要求取込手段が取り込んだ保護要求に対
    応する前記対象者情報を抽出する対象者情報抽出手段、 前記対象者情報抽出手段が抽出した対象者情報に対応す
    る前記位置情報端末装置が送信した前記位置情報を取り
    込む位置情報取込手段、 前記位置情報取込手段が取り込んだ位置情報と前記対象
    者情報抽出手段が抽出した対象者情報とに基づいて前記
    対象者の捜索を支援するための捜索支援情報を生成する
    捜索支援情報生成手段、 前記捜索支援情報生成手段が生成した捜索支援情報を前
    記対象者の捜索を行う捜索側に送信するために出力する
    捜索支援情報出力手段、 としてコンピュータを機能させるための誘拐防止支援プ
    ログラム。
  4. 【請求項4】 登録された対象者に対する設備内におけ
    る誘拐の防止を支援する誘拐防止支援システムであっ
    て、 前記対象者が所持し、当該対象者の現在位置を示す位置
    情報を検出する位置情報検出手段と、該位置情報検出手
    段が検出した位置情報を装置本体の外部に送信する位置
    情報送信手段と、を有する位置情報端末装置と、 前記対象者の容姿等を識別するのに必要な対象者情報
    を、当該対象者が所持する前記位置情報端末装置の識別
    が可能なように記憶する対象者情報記憶手段と、前記対
    象者の保護を要求する保護要求を取り込む保護要求取込
    手段と、該保護要求取込手段が取り込んだ保護要求に対
    応する前記対象者情報を前記対象者情報記憶手段から抽
    出する対象者情報抽出手段と、該対象者情報抽出手段が
    抽出した対象者情報に対応する前記位置情報端末装置が
    送信した前記位置情報を取り込む位置情報取込手段と、
    該位置情報取込手段が取り込んだ位置情報と前記対象者
    情報抽出手段が抽出した対象者情報とに基づいて前記対
    象者の捜索を支援するための捜索支援情報を生成する捜
    索支援情報生成手段と、該捜索支援情報生成手段が生成
    した捜索支援情報を前記対象者の捜索を行う捜索者側に
    送信するために出力する捜索支援情報出力手段と、を有
    する誘拐防止支援装置と、 前記捜索者が所持し、前記誘拐防止支援装置の前記捜索
    支援情報出力手段が出力した捜索支援情報を取り込む捜
    索支援情報取込手段と、該捜索支援情報取込手段が取り
    込んだ捜索支援情報に基づいた表示を行う表示手段と、
    を有する捜索端末装置と、 を備えることを特徴とする誘拐防止支援システム。
  5. 【請求項5】 前記位置情報端末装置は、前記対象者の
    操作に応じて前記保護要求を発生する保護要求発生手段
    と、該保護要求発生手段が発生した保護要求を前記誘拐
    防止支援装置に送信する保護要求送信手段と、をさらに
    備え、 前記誘拐防止支援装置の前記保護要求取込手段は、前記
    位置情報端末装置の前記保護要求送信手段が送信した保
    護要求を取り込むことを特徴とする請求項4に記載の誘
    拐防止支援システム。
  6. 【請求項6】 前記捜索端末装置は、所有する前記捜索
    者の配置を示す配置情報を検出する配置情報検出手段
    と、該配置情報検出手段が検出した配置情報を前記誘拐
    防止支援装置に送信する配置情報送信手段と、をさらに
    備え、 前記誘拐防止支援装置は、前記配置情報送信手段が送信
    した配置情報を取り込む配置情報取込手段と、該配置情
    報取込手段が取り込んだ配置情報を前記捜索者が所持す
    る前記捜索端末装置毎に対応して記憶する配置情報記憶
    手段と、前記位置情報取込手段が取り込んだ位置情報に
    近い位置を示す前記配置情報を前記配置情報記憶手段か
    ら抽出する配置情報抽出手段と、をさらに備え、 前記捜索支援情報出力手段は、前記配置情報抽出手段が
    抽出した前記配置情報に対応する前記捜索端末装置に前
    記捜索支援情報を出力することを特徴とする請求項4又
    は5に記載の誘拐防止支援システム。
  7. 【請求項7】 前記誘拐防止支援装置は、前記対象者に
    同伴する同伴者の連絡先等を示す同伴者情報を当該対象
    者に対応する前記対象者情報に関連付けて記憶する同伴
    者情報記憶手段と、前記位置情報取込手段が取り込んだ
    位置情報に基づいて前記同伴者に前記対象者の位置を通
    知する位置通知情報を生成する位置通知情報生成手段
    と、該位置通知情報生成手段が生成した位置通知情報
    を、前記位置情報取込手段が取り込んだ位置情報に対応
    する前記対象者情報に関連付けられた前記同伴者情報記
    憶手段が記憶している同伴者情報に基づいて送信するた
    めに出力する位置通知情報出力手段と、をさらに備える
    ことを特徴とする請求項4〜6の何れかに記載の誘拐防
    止支援システム。
JP2002065306A 2002-03-11 2002-03-11 誘拐防止支援装置、誘拐防止支援プログラム、並びに誘拐防止支援システム Abandoned JP2003263689A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002065306A JP2003263689A (ja) 2002-03-11 2002-03-11 誘拐防止支援装置、誘拐防止支援プログラム、並びに誘拐防止支援システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002065306A JP2003263689A (ja) 2002-03-11 2002-03-11 誘拐防止支援装置、誘拐防止支援プログラム、並びに誘拐防止支援システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003263689A true JP2003263689A (ja) 2003-09-19

Family

ID=29197676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002065306A Abandoned JP2003263689A (ja) 2002-03-11 2002-03-11 誘拐防止支援装置、誘拐防止支援プログラム、並びに誘拐防止支援システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003263689A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007157005A (ja) * 2005-12-07 2007-06-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd オブジェクト行動検知・通知システム、センター装置、コントローラ装置及びオブジェクト行動検知・通知方法並びにオブジェクト行動検知・通知プログラム
JP2009157485A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Hitachi Software Eng Co Ltd 救助要請システム及び方法
US11108582B2 (en) 2000-07-24 2021-08-31 Locator IP, L.P. Interactive weather advisory system

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11108582B2 (en) 2000-07-24 2021-08-31 Locator IP, L.P. Interactive weather advisory system
JP2007157005A (ja) * 2005-12-07 2007-06-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd オブジェクト行動検知・通知システム、センター装置、コントローラ装置及びオブジェクト行動検知・通知方法並びにオブジェクト行動検知・通知プログラム
JP2009157485A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Hitachi Software Eng Co Ltd 救助要請システム及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3721001B2 (ja) 移動体発見/案内情報提供システム,移動体発見/案内情報提供方法,移動体発見/案内情報提供システムの管理センタおよび移動体用端末,並びにそれらのプログラム記録媒体
JP5094370B2 (ja) 救助要請システム
JP2005017027A (ja) 避難誘導システムおよび避難誘導方法
US11373499B2 (en) Rescue system and rescue method, and server used for rescue system and rescue method
JP6223735B2 (ja) 捜索制御装置、捜索制御方法、及びプログラム
JP2007060528A (ja) 施設における利用者管理システムおよび利用者管理方法
US9978243B2 (en) Wandering notification server and wandering notification system
JP2017045218A (ja) 近距離無線通信可能な発信機器を用いた迷子防止システム
JP2007033310A (ja) 迷子通知システム,方法,管理サーバおよびプログラム
AU2015278591B2 (en) Survey (bird's-eye)-type navigation system
JP2004312289A (ja) 移動体の位置情報提供方法及び装置並びにプログラム
JP2008311844A (ja) 情報通信システムおよび方法
JP2015173307A (ja) 携帯端末装置、情報処理システム、携帯端末装置の情報処理方法、およびプログラム
JP2002314477A (ja) 情報提供システム、その方法及びそれに用いる利用者端末並びにそのプログラム
JP2007226292A (ja) 目撃情報収集システム
JP2005027275A (ja) 位置情報提供システム及びその方法
JP2003263689A (ja) 誘拐防止支援装置、誘拐防止支援プログラム、並びに誘拐防止支援システム
JP2015138534A (ja) 電子機器
JP2017130209A (ja) 行動管理装置、情報端末、行動管理方法、情報処理方法、コンピュータプログラム
JP2016224826A (ja) 行動管理装置、情報端末、行動管理方法、情報処理方法、コンピュータプログラム
US9064020B2 (en) Information providing device, information providing processing program, recording medium having information providing processing program recorded thereon, and information providing method
JP2005251134A (ja) 情報検索装置および情報検索方法
JP2006318274A (ja) 情報配信サーバ、移動端末、情報配信システム、情報配信方法及び配信情報取得方法
JP4084181B2 (ja) 地震関連情報提供方法、地震関連情報提供システム、地震関連情報提供サーバ、地震関連情報提供プログラム
JP4125510B2 (ja) 安否情報管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040511

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051206

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20060203