JP2003263603A - 電子財布装置、決済処理装置及び電子決済処理方法 - Google Patents
電子財布装置、決済処理装置及び電子決済処理方法Info
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- JP2003263603A JP2003263603A JP2002061539A JP2002061539A JP2003263603A JP 2003263603 A JP2003263603 A JP 2003263603A JP 2002061539 A JP2002061539 A JP 2002061539A JP 2002061539 A JP2002061539 A JP 2002061539A JP 2003263603 A JP2003263603 A JP 2003263603A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 支払いの内訳等の取引に関連する付加的な情
報を統一的に管理できる電子財布システムを提供する。 【解決手段】 店舗等が所有する取引先端末２と、顧客
である利用者が所有する電子財布装置５とからなり、取
引先端末２は出入金情報管理部３により、小売店の金銭
情報の管理、或いは電子財布利用者の預金口座の金銭情
報を管理し、店舗・商品情報蓄積・提供部４により、値
段や種別等の商品に関する情報、および電話番号、営業
時間等の店舗に関する付加的な情報を蓄積し、一方、電
子財布装置５は、出入金情報管理部６により、電子財布
装置５に貯められている金銭情報および取引による出入
金情報を管理し、取引明細情報蓄積部７により、取引の
際に取引先端末２から提供される取引明細情報を蓄積
し、蓄積した取引明細情報は、取引情報検索・表示部８
により出力されて利用者に閲覧される。
報を統一的に管理できる電子財布システムを提供する。 【解決手段】 店舗等が所有する取引先端末２と、顧客
である利用者が所有する電子財布装置５とからなり、取
引先端末２は出入金情報管理部３により、小売店の金銭
情報の管理、或いは電子財布利用者の預金口座の金銭情
報を管理し、店舗・商品情報蓄積・提供部４により、値
段や種別等の商品に関する情報、および電話番号、営業
時間等の店舗に関する付加的な情報を蓄積し、一方、電
子財布装置５は、出入金情報管理部６により、電子財布
装置５に貯められている金銭情報および取引による出入
金情報を管理し、取引明細情報蓄積部７により、取引の
際に取引先端末２から提供される取引明細情報を蓄積
し、蓄積した取引明細情報は、取引情報検索・表示部８
により出力されて利用者に閲覧される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子的な金銭価値
情報を用いて取引を行う電子財布システムに関し、特に
電子財布装置に出入金額の記録だけでなく、その取引の
明細情報および関連する様々な付加的情報を利用者に提
供する電子財布システムに関する。
情報を用いて取引を行う電子財布システムに関し、特に
電子財布装置に出入金額の記録だけでなく、その取引の
明細情報および関連する様々な付加的情報を利用者に提
供する電子財布システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、現金の持つ特徴および現金を超え
る様々な利便性を提供する電子財布システムの開発が行
われている。電子財布システムでは、ＩＣカードや情報
端末の記憶装置等に蓄積された、現金と等価の電子的な
情報のやり取りにより金銭取引を行うため、物理的に現
金を持って移動する必要はなく、また通信回線を用いる
ことにより遠隔地でも即時の決算が可能である。
る様々な利便性を提供する電子財布システムの開発が行
われている。電子財布システムでは、ＩＣカードや情報
端末の記憶装置等に蓄積された、現金と等価の電子的な
情報のやり取りにより金銭取引を行うため、物理的に現
金を持って移動する必要はなく、また通信回線を用いる
ことにより遠隔地でも即時の決算が可能である。
【０００３】さらに、クレジットカード等と異なり、支
払い時には利用者の匿名性が保たれるという現金の持つ
特徴を併せ持つ。
払い時には利用者の匿名性が保たれるという現金の持つ
特徴を併せ持つ。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】電子財布システムで
は、支払い時の利用者の匿名性のため、取引先には個人
を特定する情報は基本的に残らず、その取引内容は現金
の場合と同様に、図６に示すような領収書を保存、書き
写すなどして、利用者自身で管理・保存する必要があ
る。
は、支払い時の利用者の匿名性のため、取引先には個人
を特定する情報は基本的に残らず、その取引内容は現金
の場合と同様に、図６に示すような領収書を保存、書き
写すなどして、利用者自身で管理・保存する必要があ
る。
【０００５】電子財布機能をもつＩＣカード等の中に
は、出入金の記録が残るものもあるが、支払いの内訳や
費目といった明細やその他取引に関連する付加的な情報
を統一的に管理できるものはなく、利用者が別途管理す
る必要がある。
は、出入金の記録が残るものもあるが、支払いの内訳や
費目といった明細やその他取引に関連する付加的な情報
を統一的に管理できるものはなく、利用者が別途管理す
る必要がある。
【０００６】本発明は、上記のような従来の電子財布シ
ステムの支出管理上の不便さを解消するためのものであ
り、取引先の提供する、電話番号、営業時間等の付加的
な情報を含めて自動的に取得・蓄積・管理する手段を提
供することにより、利用者の利便性をいっそう高めるこ
とを目的とする。
ステムの支出管理上の不便さを解消するためのものであ
り、取引先の提供する、電話番号、営業時間等の付加的
な情報を含めて自動的に取得・蓄積・管理する手段を提
供することにより、利用者の利便性をいっそう高めるこ
とを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子財布装
置は、所定の決済処理装置との間で、現金の出入金に相
当する情報を送受信して電子決済処理を行う電子財布装
置であって、前記決済処理装置との間で、前記現金の出
入金に相当する情報を出入金情報として送受信する出入
金情報管理部と、前記出入金情報に付随する情報を付随
情報として前記決済処理装置より受信する付随情報管理
部と、所定の場合に、前記付随情報管理部により受信さ
れた前記付随情報を出力する付随情報出力部とを有する
ことを特徴とする。
置は、所定の決済処理装置との間で、現金の出入金に相
当する情報を送受信して電子決済処理を行う電子財布装
置であって、前記決済処理装置との間で、前記現金の出
入金に相当する情報を出入金情報として送受信する出入
金情報管理部と、前記出入金情報に付随する情報を付随
情報として前記決済処理装置より受信する付随情報管理
部と、所定の場合に、前記付随情報管理部により受信さ
れた前記付随情報を出力する付随情報出力部とを有する
ことを特徴とする。
【０００８】前記出入金情報管理部は、商品又はサービ
スの代金について前記決済処理装置との間で前記出入金
情報を送受信し、前記付随情報管理部は、前記付随情報
として、前記商品又はサービスに関する情報を前記決済
処理装置より受信することを特徴とする。
スの代金について前記決済処理装置との間で前記出入金
情報を送受信し、前記付随情報管理部は、前記付随情報
として、前記商品又はサービスに関する情報を前記決済
処理装置より受信することを特徴とする。
【０００９】前記出入金情報管理部は、商品又はサービ
スの代金について前記決済処理装置との間で前記出入金
情報を送受信し、前記付随情報管理部は、前記付随情報
として、前記商品又はサービスを提供する店舗に関する
情報を前記決済処理装置より受信することを特徴とす
る。
スの代金について前記決済処理装置との間で前記出入金
情報を送受信し、前記付随情報管理部は、前記付随情報
として、前記商品又はサービスを提供する店舗に関する
情報を前記決済処理装置より受信することを特徴とす
る。
【００１０】本発明に係る決済処理装置は、所定の電子
財布装置との間で、現金の出入金に相当する情報を送受
信して電子決済処理を行う決済処理装置であって、前記
電子財布装置との間で、前記現金の出入金に相当する情
報を出入金情報として送受信する出入金情報管理部と、
前記出入金情報に付随する情報を付随情報として前記電
子財布装置に対して送信する付随情報管理部とを有する
ことを特徴とする。
財布装置との間で、現金の出入金に相当する情報を送受
信して電子決済処理を行う決済処理装置であって、前記
電子財布装置との間で、前記現金の出入金に相当する情
報を出入金情報として送受信する出入金情報管理部と、
前記出入金情報に付随する情報を付随情報として前記電
子財布装置に対して送信する付随情報管理部とを有する
ことを特徴とする。
【００１１】前記出入金情報管理部は、商品又はサービ
スの代金について前記電子財布装置との間で前記出入金
情報を送受信し、前記付随情報管理部は、前記付随情報
として、前記商品又はサービスに関する情報を前記電子
財布装置に対して送信することを特徴とする。
スの代金について前記電子財布装置との間で前記出入金
情報を送受信し、前記付随情報管理部は、前記付随情報
として、前記商品又はサービスに関する情報を前記電子
財布装置に対して送信することを特徴とする。
【００１２】前記出入金情報管理部は、商品又はサービ
スの代金について前記決済処理装置との間で前記出入金
情報を送受信し、前記付随情報管理部は、前記付随情報
として、前記商品又はサービスを提供する店舗に関する
情報を前記電子財布装置に対して送信することを特徴と
する。
スの代金について前記決済処理装置との間で前記出入金
情報を送受信し、前記付随情報管理部は、前記付随情報
として、前記商品又はサービスを提供する店舗に関する
情報を前記電子財布装置に対して送信することを特徴と
する。
【００１３】本発明に係る電子決済処理方法は、電子財
布装置と決済処理装置との間で、現金の出入金に相当す
る情報を出入金情報として送受信させるとともに、前記
決済処理装置から前記電子財布装置に対して、前記出入
金情報に付随する情報を付随情報として送信させること
を特徴とする。
布装置と決済処理装置との間で、現金の出入金に相当す
る情報を出入金情報として送受信させるとともに、前記
決済処理装置から前記電子財布装置に対して、前記出入
金情報に付随する情報を付随情報として送信させること
を特徴とする。
【００１４】前記電子決済処理方法は、前記電子財布装
置と前記決済処理装置との間で、商品又はサービスの代
金について前記出入金情報を送受信させるとともに、前
記決済処理装置から前記電子財布装置に対して、前記付
随情報として、前記商品又はサービスに関する情報を送
信させることを特徴とする。
置と前記決済処理装置との間で、商品又はサービスの代
金について前記出入金情報を送受信させるとともに、前
記決済処理装置から前記電子財布装置に対して、前記付
随情報として、前記商品又はサービスに関する情報を送
信させることを特徴とする。
【００１５】前記電子決済処理方法は、前記電子財布装
置と前記決済処理装置との間で、商品又はサービスの代
金について前記出入金情報を送受信させるとともに、前
記決済処理装置から前記電子財布装置に対して、前記付
随情報として、前記商品又はサービスを提供する店舗に
関する情報を送信させることを特徴とする。
置と前記決済処理装置との間で、商品又はサービスの代
金について前記出入金情報を送受信させるとともに、前
記決済処理装置から前記電子財布装置に対して、前記付
随情報として、前記商品又はサービスを提供する店舗に
関する情報を送信させることを特徴とする。
【００１６】
【発明の実施の形態】実施の形態１．図１は本実施の形
態に係る電子財布システムの原理構成図である。本実施
の形態に係る電子財布システムは、店舗等が所有する取
引先端末（決済処理装置）２と、顧客である利用者が所
有する電子財布装置５とからなる。取引先端末２と電子
財布装置５との間は着脱が容易な無線および赤外線、あ
るいは有線、インターネット等で接続され、所定のデー
タ通信プロトコルにより通信可能とする。
態に係る電子財布システムの原理構成図である。本実施
の形態に係る電子財布システムは、店舗等が所有する取
引先端末（決済処理装置）２と、顧客である利用者が所
有する電子財布装置５とからなる。取引先端末２と電子
財布装置５との間は着脱が容易な無線および赤外線、あ
るいは有線、インターネット等で接続され、所定のデー
タ通信プロトコルにより通信可能とする。
【００１７】取引先端末２は小売店のＰＯＳ端末、自動
販売機、電子マネー決済会社のＡＴＭ、或いはインター
ネット上の電子商取引サーバ等である。取引先端末２
は、小売店等に配置されている場合は販売商品（サービ
ス）の代金計算および代金受領処理を行い、電子マネー
決済会社に配置されている場合は、電子財布利用者の預
金口座への入金処理、或いは預金口座から電子財布への
出金処理を行う。
販売機、電子マネー決済会社のＡＴＭ、或いはインター
ネット上の電子商取引サーバ等である。取引先端末２
は、小売店等に配置されている場合は販売商品（サービ
ス）の代金計算および代金受領処理を行い、電子マネー
決済会社に配置されている場合は、電子財布利用者の預
金口座への入金処理、或いは預金口座から電子財布への
出金処理を行う。
【００１８】取引先端末２は出入金情報管理部３を有
し、小売店の金銭情報の管理、或いは電子財布利用者の
預金口座の金銭情報を管理する。
し、小売店の金銭情報の管理、或いは電子財布利用者の
預金口座の金銭情報を管理する。
【００１９】さらに、取引先端末２は店舗・商品情報蓄
積・提供部（付随情報管理部）４を有し、値段や種別等
の商品（サービス）に関する情報、および電話番号、営
業時間等の店舗に関する付加的な情報を蓄積している。
これらの情報は取引の際に、出入金の計算に利用され、
出入金情報および取引明細情報（付随情報）として利用
者に提供される。
積・提供部（付随情報管理部）４を有し、値段や種別等
の商品（サービス）に関する情報、および電話番号、営
業時間等の店舗に関する付加的な情報を蓄積している。
これらの情報は取引の際に、出入金の計算に利用され、
出入金情報および取引明細情報（付随情報）として利用
者に提供される。
【００２０】一方、電子財布装置５は、出入金情報管理
部６、取引明細情報蓄積部（付随情報管理部）７および
取引情報検索・表示部（付随情報出力部）８を有する。
出入金情報管理部６は電子財布装置５に貯められている
金銭情報および取引による出入金情報を管理している。
部６、取引明細情報蓄積部（付随情報管理部）７および
取引情報検索・表示部（付随情報出力部）８を有する。
出入金情報管理部６は電子財布装置５に貯められている
金銭情報および取引による出入金情報を管理している。
【００２１】取引明細情報蓄積部７は、取引の際に取引
先端末２から提供される取引明細情報を蓄積する。そし
て、蓄積された取引明細情報は、取引情報検索・表示部
８により出力されて利用者に閲覧される。
先端末２から提供される取引明細情報を蓄積する。そし
て、蓄積された取引明細情報は、取引情報検索・表示部
８により出力されて利用者に閲覧される。
【００２２】図２に電子財布装置５のハードウェア構成
を示す。情報処理部９により電子財布装置５全体が制御
される。また、通信制御部１０を介して取引先端末２か
らの出入金情報および取引明細情報がやりとりされる。
出入金情報管理部６および取引明細情報蓄積部７は、情
報処理部９、通信制御部１０およびデータ格納部１１に
より実現される。また、取引情報検索・表示部８は情報
処理部９、データ格納部１１、表示部１２、ユーザ操作
部１３により実現される。また、取引先端末２も、図２
に示すハードウェア構成により実現可能であり、出入金
情報管理部３及び店舗・商品情報蓄積・提供部４は、情
報処理部９、通信制御部１０及びデータ格納部１１によ
り実現される。
を示す。情報処理部９により電子財布装置５全体が制御
される。また、通信制御部１０を介して取引先端末２か
らの出入金情報および取引明細情報がやりとりされる。
出入金情報管理部６および取引明細情報蓄積部７は、情
報処理部９、通信制御部１０およびデータ格納部１１に
より実現される。また、取引情報検索・表示部８は情報
処理部９、データ格納部１１、表示部１２、ユーザ操作
部１３により実現される。また、取引先端末２も、図２
に示すハードウェア構成により実現可能であり、出入金
情報管理部３及び店舗・商品情報蓄積・提供部４は、情
報処理部９、通信制御部１０及びデータ格納部１１によ
り実現される。
【００２３】取引情報検索・表示部８は必ずしも出入金
情報管理部６および取引明細情報蓄積部７と一体である
必要はなく、独立した構成としてもよい。
情報管理部６および取引明細情報蓄積部７と一体である
必要はなく、独立した構成としてもよい。
【００２４】取引の際は、取引先端末２からの出入金要
求情報に応じて電子財布装置５が認証および残高の確
認、利用者による取引条件の確認等を行った後、出入金
情報を送受信し、取引が成立した際は出入金処理を取引
先端末２および電子財布装置５の双方で行い、取引毎に
取引ＩＤが自動的に割り振られた後、図３に示すように
出入金情報が電子財布装置５内の出入金情報管理部６に
保存される。
求情報に応じて電子財布装置５が認証および残高の確
認、利用者による取引条件の確認等を行った後、出入金
情報を送受信し、取引が成立した際は出入金処理を取引
先端末２および電子財布装置５の双方で行い、取引毎に
取引ＩＤが自動的に割り振られた後、図３に示すように
出入金情報が電子財布装置５内の出入金情報管理部６に
保存される。
【００２５】また取引成立に伴い、取引先端末２から電
子財布装置５に対して、図４に示すような取引ＩＤが割
り振られた取引明細情報が店舗・商品情報蓄積・提供部
４により送信され、取引明細情報蓄積部７により電子財
布装置５内に保存される。取引明細情報は図４の一例に
示すように各情報に対してマーク付けしておくことによ
り様々な形での情報抽出が可能となる。
子財布装置５に対して、図４に示すような取引ＩＤが割
り振られた取引明細情報が店舗・商品情報蓄積・提供部
４により送信され、取引明細情報蓄積部７により電子財
布装置５内に保存される。取引明細情報は図４の一例に
示すように各情報に対してマーク付けしておくことによ
り様々な形での情報抽出が可能となる。
【００２６】電子財布装置５内に蓄積された取引明細情
報１５は、利用者が取引情報検索・表示部８を用いて閲
覧することができる。取引情報の閲覧方法は、まず図３
の形式の出入金履歴一覧を表示し、取引の明細を確認し
たい場合は、取引ＩＤを元に取引明細情報１５を検索
し、図６の例に示すような領収書の形式で表示するとい
ったことができる。
報１５は、利用者が取引情報検索・表示部８を用いて閲
覧することができる。取引情報の閲覧方法は、まず図３
の形式の出入金履歴一覧を表示し、取引の明細を確認し
たい場合は、取引ＩＤを元に取引明細情報１５を検索
し、図６の例に示すような領収書の形式で表示するとい
ったことができる。
【００２７】また取引明細情報１５内のキーワードをも
とに取引履歴や関連する情報を抽出することも可能であ
る。店名をキーワードに店舗の情報やその店での購入履
歴を抽出した際の画面例を図５に示す。
とに取引履歴や関連する情報を抽出することも可能であ
る。店名をキーワードに店舗の情報やその店での購入履
歴を抽出した際の画面例を図５に示す。
【００２８】以上のように、本実施の形態に係る電子財
布システムでは、取引を行う際に電子財布装置に出入金
情報だけでなくその取引明細情報を併せて自動的に取得
し、一括して管理できるようにしたことにより、利用者
の支出管理上の利便性が高められ、店側にとっても店舗
や商品の宣伝といった付加的情報を、顧客に対して容易
に提供することが可能であり商取引上のメリットが大き
い。
布システムでは、取引を行う際に電子財布装置に出入金
情報だけでなくその取引明細情報を併せて自動的に取得
し、一括して管理できるようにしたことにより、利用者
の支出管理上の利便性が高められ、店側にとっても店舗
や商品の宣伝といった付加的情報を、顧客に対して容易
に提供することが可能であり商取引上のメリットが大き
い。
【００２９】以上の説明では、本発明に係る電子財布装
置及び決済処理装置について説明したが、以上説明した
処理手順にて本発明に係る電子決済処理方法も実現可能
である。
置及び決済処理装置について説明したが、以上説明した
処理手順にて本発明に係る電子決済処理方法も実現可能
である。
【００３０】ここで、実施の形態１に示した電子財布シ
ステムの特徴を以下にて再言する。
ステムの特徴を以下にて再言する。
【００３１】実施の形態１に示した電子財布システム
は、電子的な金銭価値情報を用いて取引を行う電子財布
システムにおいて、電子財布装置に出入金額の記録だけ
でなく、その取引の明細情報および関連する様々な付加
的情報を自動的に取得・蓄積し、管理できる手段を備え
たことを特徴とする。
は、電子的な金銭価値情報を用いて取引を行う電子財布
システムにおいて、電子財布装置に出入金額の記録だけ
でなく、その取引の明細情報および関連する様々な付加
的情報を自動的に取得・蓄積し、管理できる手段を備え
たことを特徴とする。
【００３２】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、電子財
布装置と決済処理装置との間で出入金情報の送受信を行
う際に、決済処理装置から電子財布装置に対して付随情
報を送信するため、電子財布装置では商品又はサービス
に関する情報及び店舗に関する情報を付随情報として取
得することができ、電子財布装置の利用者の支出管理上
の利便性を高めることができる。
布装置と決済処理装置との間で出入金情報の送受信を行
う際に、決済処理装置から電子財布装置に対して付随情
報を送信するため、電子財布装置では商品又はサービス
に関する情報及び店舗に関する情報を付随情報として取
得することができ、電子財布装置の利用者の支出管理上
の利便性を高めることができる。
【００３３】また、本発明によれば、電子財布装置と決
済処理装置との間で出入金情報の送受信を行う際に、決
済処理装置から電子財布装置に対して付随情報を送信す
るため、決済処理装置は商品又はサービスに関する情報
及び店舗に関する情報を付随情報として送信することが
でき、店舗や商品に関する宣伝を容易に顧客に提供する
ことができる。
済処理装置との間で出入金情報の送受信を行う際に、決
済処理装置から電子財布装置に対して付随情報を送信す
るため、決済処理装置は商品又はサービスに関する情報
及び店舗に関する情報を付随情報として送信することが
でき、店舗や商品に関する宣伝を容易に顧客に提供する
ことができる。
【図１】 電子財布システムの原理構成図を示す図。
【図２】 電子財布装置のハードウェア構成を示す図。
【図３】 出入金情報の例を示す図。
【図４】 取引明細情報の例を示す図。
【図５】 情報抽出画面の例を示す図。
【図６】 領収書・明細書の例を示す図。
２ 取引先端末、３ 出入金情報管理部、４ 店舗・商
品情報蓄積・提供部、５ 電子財布装置、６ 出入金情
報管理部、７ 取引明細情報蓄積部、８ 取引情報検索
・表示部、９ 情報処理部、１０ 通信制御部、１１
データ格納部、１２ 表示部、１３ ユーザ操作部。
品情報蓄積・提供部、５ 電子財布装置、６ 出入金情
報管理部、７ 取引明細情報蓄積部、８ 取引情報検索
・表示部、９ 情報処理部、１０ 通信制御部、１１
データ格納部、１２ 表示部、１３ ユーザ操作部。
Claims (9)
- 【請求項１】 所定の決済処理装置との間で、現金の出
入金に相当する情報を送受信して電子決済処理を行う電
子財布装置であって、 前記決済処理装置との間で、前記現金の出入金に相当す
る情報を出入金情報として送受信する出入金情報管理部
と、 前記出入金情報に付随する情報を付随情報として前記決
済処理装置より受信する付随情報管理部と、 所定の場合に、前記付随情報管理部により受信された前
記付随情報を出力する付随情報出力部とを有することを
特徴とする電子財布装置。 - 【請求項２】 前記出入金情報管理部は、商品又はサー
ビスの代金について前記決済処理装置との間で前記出入
金情報を送受信し、 前記付随情報管理部は、前記付随情報として、前記商品
又はサービスに関する情報を前記決済処理装置より受信
することを特徴とする請求項１に記載の電子財布装置。 - 【請求項３】 前記出入金情報管理部は、商品又はサー
ビスの代金について前記決済処理装置との間で前記出入
金情報を送受信し、 前記付随情報管理部は、前記付随情報として、前記商品
又はサービスを提供する店舗に関する情報を前記決済処
理装置より受信することを特徴とする請求項１に記載の
電子財布装置。 - 【請求項４】 所定の電子財布装置との間で、現金の出
入金に相当する情報を送受信して電子決済処理を行う決
済処理装置であって、 前記電子財布装置との間で、前記現金の出入金に相当す
る情報を出入金情報として送受信する出入金情報管理部
と、 前記出入金情報に付随する情報を付随情報として前記電
子財布装置に対して送信する付随情報管理部とを有する
ことを特徴とする決済処理装置。 - 【請求項５】 前記出入金情報管理部は、商品又はサー
ビスの代金について前記電子財布装置との間で前記出入
金情報を送受信し、 前記付随情報管理部は、前記付随情報として、前記商品
又はサービスに関する情報を前記電子財布装置に対して
送信することを特徴とする請求項４に記載の決済処理装
置。 - 【請求項６】 前記出入金情報管理部は、商品又はサー
ビスの代金について前記決済処理装置との間で前記出入
金情報を送受信し、 前記付随情報管理部は、前記付随情報として、前記商品
又はサービスを提供する店舗に関する情報を前記電子財
布装置に対して送信することを特徴とする請求項４に記
載の決済処理装置。 - 【請求項７】 電子財布装置と決済処理装置との間で、
現金の出入金に相当する情報を出入金情報として送受信
させるとともに、 前記決済処理装置から前記電子財布装置に対して、前記
出入金情報に付随する情報を付随情報として送信させる
ことを特徴とする電子決済処理方法。 - 【請求項８】 前記電子決済処理方法は、 前記電子財布装置と前記決済処理装置との間で、商品又
はサービスの代金について前記出入金情報を送受信させ
るとともに、 前記決済処理装置から前記電子財布装置に対して、前記
付随情報として、前記商品又はサービスに関する情報を
送信させることを特徴とする請求項７に記載の電子決済
処理方法。 - 【請求項９】 前記電子決済処理方法は、 前記電子財布装置と前記決済処理装置との間で、商品又
はサービスの代金について前記出入金情報を送受信させ
るとともに、 前記決済処理装置から前記電子財布装置に対して、前記
付随情報として、前記商品又はサービスを提供する店舗
に関する情報を送信させることを特徴とする請求項７に
記載の電子決済処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002061539A JP2003263603A (ja) | 2002-03-07 | 2002-03-07 | 電子財布装置、決済処理装置及び電子決済処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013524323A (ja) * | 2010-03-30 | 2013-06-17 | ロイヤル カナディアン ミント | メッセージ記憶・転送システム |
| JP2017102506A (ja) * | 2015-11-30 | 2017-06-08 | 沖電気工業株式会社 | 取引明細表示システム、取引明細表示方法、及びユーザ端末 |
| CN110832520A (zh) * | 2018-06-07 | 2020-02-21 | 北京光合信诚科技有限公司 | 交易方法、硬件钱包和交易设备 |
| CN110945553A (zh) * | 2018-06-07 | 2020-03-31 | 北京光合信诚科技有限公司 | 交易方法、硬件钱包和交易设备 |
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-
2002
- 2002-03-07 JP JP2002061539A patent/JP2003263603A/ja active Pending
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