JP2003263569A - 証券照合装置およびプログラム - Google Patents

証券照合装置およびプログラム

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JP2003263569A
JP2003263569A JP2002065415A JP2002065415A JP2003263569A JP 2003263569 A JP2003263569 A JP 2003263569A JP 2002065415 A JP2002065415 A JP 2002065415A JP 2002065415 A JP2002065415 A JP 2002065415A JP 2003263569 A JP2003263569 A JP 2003263569A
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JP2002065415A
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English (en)
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Tetsushi Takeshita
哲史 竹下
Hisao Aihara
久雄 相原
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】流通後に金融機関に持ち込まれた証券の真偽を
判定する要素として、振出人署名の自動照合機能を組み
入れることで、安全性の高い証券照合を実現できるよう
にする。 【解決手段】証券照合装置2は、流通後に持ち込まれた
証券から証券発行データおよび振出人署名イメージを読
取ると共に、読取った証券発行データに基づいて手形/
小切手発行装置1から当該証券に対応する証券発行デー
タと振出人署名イメージとを取得する。そして、証券照
合装置2は、手形/小切手発行装置1から取得した証券
発行データおよび振出人署名イメージと、読取った証券
発行データおよび振出人署名イメージとを比較照合す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、証券を発行する
と共にその証券に記録された証券識別情報と振出人署名
イメージとを対応付けて記憶管理する発行管理装置に接
続され、流通後に持ち込まれた証券が当該発行管理装置
によって発行された正規な証券か否かを照合する証券照
合装置およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金融機関における集中事務管理セ
ンタには、証券(手形/小切手)を発行する証券発行装
置と、流通後に金融機関に持ち込まれた証券の真偽を判
定する証券照合装置とが備えられており、証券発行装置
は、金融機関の顧客毎に、振出人署名イメージ等の他、
MICR(磁気インク記録文字読取装置)用の特殊文字
によって支店番号、口座番号、手形/小切手番号等を証
券用紙の所定領域内に印刷するようにしている。証券照
合装置は、この証券から券面情報(MICR文字情報)
を読み取り、証券発行装置から取得した証券情報と照合
して、証券の真偽を判定するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、MICR印
刷部分が汚れていたり、折れ曲がっている場合など、用
紙状態が悪いと、読み取り不能や読み取りミスを起すお
それがある為、従来においては、証券発行時に、その証
券用紙に地紋印刷を施したり、証券用紙にホログラムシ
ールを貼り付けるようにしたり、証券照合時に、予め登
録されている振出人署名を読み出して表示させることに
より、オペレータに目視によって証券内の振出人署名と
比較させるようにしているが、証券用紙に地紋印刷を施
すだけでは、偽造防止策としては不充分であり、また、
証券用紙にホログラムシールを貼り付けることは、コス
ト高を招く。また、オペレータが振出人署名を原本と比
較して目視確認するものにおいては、正確性に欠けると
共に、その作業に時間がかかり、オペレータに大きな負
担をかけてしまう。
【0004】この発明の課題は、流通後に金融機関に持
ち込まれた証券の真偽を判定する要素として、振出人署
名の自動照合機能を組み入れることで、安全性の高い証
券照合を実現できるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明(第
1の発明)は、証券を発行すると共にその証券に記録さ
れた証券識別情報と振出人署名イメージとを対応付けて
記憶管理する発行管理装置に接続され、流通後に持ち込
まれた証券が当該発行管理装置によって発行された正規
な証券か否かを照合する証券照合装置であって、持ち込
まれた証券からその証券識別情報と振出人署名イメージ
とを読取る読取手段と、この読取手段によって読取られ
た証券識別情報に基づいて前記発行管理装置から当該証
券に対応する証券識別情報と振出人署名イメージとを取
得する取得手段と、この取得手段によって得られた証券
識別情報および振出人署名イメージと、前記読取手段に
よって読取られた証券識別情報および振出人署名イメー
ジとを比較照合する照合手段とを具備するものである。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の
発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを
提供する(請求項6記載の発明)。
【0006】したがって、請求項1、6記載の発明は、
流通後に持ち込まれた証券からその証券識別情報および
振出人署名イメージを読取った場合に、読取った証券識
別情報に基づいて当該証券に対応する証券識別情報と振
出人署名イメージとを発行管理装置から取得し、この発
行管理装置から取得した証券識別情報および振出人署名
イメージと、読取った証券識別情報および振出人署名イ
メージとを比較照合するようにしたから、流通後に金融
機関に持ち込まれた証券の真偽を判定する要素として、
振出人署名の自動照合機能を組み入れることができ、安
全性の高い証券照合が可能となると共に、オペレータの
負担が軽減され、効率の良い照合作業が可能となる。
【0007】なお、請求項1記載の発明は次のようなも
のであってもよい。前記取得手段は、前記発行管理装置
から証券識別情報と振出人署名イメージとを取得する他
に、この振出人署名イメージの印刷範囲を示す範囲指定
情報を取得し、前記読取手段は、証券から振出人署名イ
メージを読取る際に、その証券の券面イメージの中から
前記範囲指定情報によって特定された範囲内のイメージ
を振出人署名イメージとして切り出す(請求項2記載の
発明)。したがって、請求項2記載の発明によれば、請
求項1記載の発明と同様の効果を有する他に、証券から
振出人署名イメージを読取る際に、その証券の券面イメ
ージの中から前記範囲指定情報によって特定された範囲
内のイメージを振出人署名イメージとして切り出すよう
にしたから、振出人署名がどのようなの構成であって
も、証券の券面イメージの中から振出人署名イメージの
みを正確に切り出すことができる。つまり、振出人の署
名鑑は、例えば、その振出人が個人であれば、その氏
名、住所からなり、法人であれば、その名称、住所、代
表者名からなるが、その文字数および行数は、その振出
人によって大きく相違する為、券面のどの位置に印刷さ
れるかは、振出人毎に異なる。したがって、振出人署名
イメージの印刷範囲を示す範囲指定情報を発行管理装置
から取得し、この範囲指定情報に基づいて署名イメージ
を切り出すことによって振出人署名がどのような構成で
あっても、その都度、読み取り範囲を人為的に位置合わ
せする必要はなく、その署名イメージのみを確実に切り
出すことができる。
【0008】前記照合手段は、前記取得手段によって得
られた振出人署名イメージと前記読取手段によって読取
られた振出人署名イメージとを比較照合した際の一致状
態を検出すると共に、この一致状態が予め設定されてい
る設定レベルに達したか否かを判別して照合結果を得る
(請求項3記載の発明)。したがって、請求項3記載の
発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果を有す
る他に、振出人署名イメージを比較照合した際に、それ
らが完全に一致していなくても、その一致状態が設定レ
ベルに達していれば、正規な証券であると認識すること
ができるので、認識率を落とすことなく、安全性の高い
証券照合が可能となると共に、必要に応じて設定レベル
を変更することもでき、認識率と安全性とを考慮した制
御が可能となる。
【0009】前記取得手段によって得られた振出人署名
イメージと前記読取手段によって読取られた振出人署名
イメージとの一致状態が予め設定されている設定レベル
に達していないことが前記照合手段によって判別された
場合に、前記取得手段によって得られた振出人署名イメ
ージと前記読取手段によって読取られた振出人署名イメ
ージとを重ね合わせて表示する表示手段を設ける(請求
項4記載の発明)。したがって、請求項4記載の発明に
よれば、請求項3記載の発明と同様の効果を有する他
に、振出人署名イメージを比較照合した際に、その一致
状態が設定レベルに達していない場合に限って、各振出
人署名イメージを重ね合わせ表示して、オペレータに目
視確認を行わせるようにしたので、オペレータの負担を
大幅に軽減することが可能となる。
【0010】前記照合手段によって得られた証券毎の照
合結果を履歴情報として記憶する照合履歴記憶手段を設
ける(請求項5記載の発明)。したがって、請求項5記
載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果を
有する他に、証券毎の照合結果を履歴情報として記憶保
持するようにしたから、照合履歴を読み出すだけで、過
去の照合結果を必要に応じて照会することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図9を参照してこの
発明の一実施形態を説明する。図1は、この実施形態に
おける証券発行照合システムの全体構成を示したブロッ
ク図である。この証券発行照合システムは、金融機関
(銀行)における集中事務管理センタ内に構築された構
内通信システムであり、手形/小切手発行装置1と複数
台の証券照合装置2とを有し、手形/小切手発行装置1
には、複数台の証券照合装置2が専用回線3を介して接
続されている。なお、手形/小切手発行装置1および証
券照合装置2は、スタンド・アローン・タイプに限ら
ず、各構成要素が2以上の筐体に物理的に分離され、通
信回線やケーブル等の有線伝送路あるいは電波、赤外線
等の無線伝送路を介してデータを送受信する分散型のコ
ンピュータシステムを構成するものであってもよい。
【0012】手形/小切手発行装置1は、証券(手形/
小切手)を印刷発行するもので、証券の種類(券種)に
対応する証券フォーマットにしたがって顧客毎に、MI
CR(磁気インク記録文字読取装置)用の特殊文字によ
って「支店番号」、「口座番号」、「手形/小切手番
号」を証券用紙の所定領域内に印刷すると共に、「振出
人署名鑑イメージ」等を印刷する他、証券の発行に伴っ
て証券識別情報(証券発行データ)を記憶管理する。こ
の手形/小切手発行装置1側には、後述する発行データ
ファイル11、署名定義マスタファイル12、登録署名
イメージファイル13を備えている。
【0013】図2は、手形/小切手発行装置1によって
発行された小切手の印刷例を示したもので、この券面に
はその用紙フォーマットにしたがって「支払い地」、
「金融機関名」、「振出日」、「振出地」、「振出人署
名」の他、MICR文字によって「支店番号」、「口座
番号」、「手形/小切手番号」が印刷されている。ここ
で、図中、“A”は、振出人が法人の場合の振出人署名
鑑を示し、“B”は、MICR文字情報を示している。
なお、手形についても基本的には同様に、MICR文字
情報、振出人署名鑑イメージが印刷されている。
【0014】証券照合装置2は、流通後に金融機関に持
ち込まれた証券の真偽を判定するもので、証券からその
証券発行データ(MICR文字情報)および振出人署名
鑑イメージを読取ると共に、読取ったMICR文字情報
に基づいて手形/小切手発行装置1から当該証券に対応
するMICR文字情報と振出人署名鑑イメージ(原本)
とを受信取得し、この手形/小切手発行装置1から取得
したMICR文字情報および振出人署名鑑イメージと、
この証券照合装置2によって読取ったMICR文字情報
および振出人署名鑑イメージとを比較照合して、証券の
真偽を判定する。つまり、この実施形態においては、M
ICR文字情報の他に、振出人署名鑑イメージを証券の
真偽を判定する要素として、振出人署名の自動照合機能
を新たに組み入れるようにしたものである。この証券照
合装置2側には、後述する照合閾値テーブル21、署名
照合履歴ファイル22が備えられている。
【0015】図3は、証券照合装置2の基本的構成要素
を示したブロック図である。CPU201は、記憶装置
202内のオペレーティングシステムや各種アプリケー
ションソフトにしたがってこの証券照合装置2の全体動
作を制御する中央演算処理装置である。記憶装置202
は、プログラム記憶領域とデータ記憶領域とを有し、こ
のプログラム記憶領域内には、オペレーティングシステ
ムの他に、各種のアプリケーションプログラムが格納さ
れ、また、データ記憶領域には、照合閾値テーブル2
1、署名照合履歴ファイル22等が格納され、磁気的、
光学的、半導体メモリ等やその駆動系によって構成され
ている。この記録装置202は、ハードディスク等の固
定的なメモリの他、CD−ROM、DVD等の着脱自在
な記憶媒体を装着可能な構成であってもよい。この記憶
装置202内のプログラムやデータは、必要に応じてR
AM(例えば、スタティックRAM)203にロードさ
れたり、RAM203内のデータが記憶装置202にセ
ーブされる。なお、RAM203内には、プログラム実
行領域と作業領域とを有している。
【0016】更に、CPU201は通信装置204を介
して他の電子機器のプログラム/データを直接アクセス
して使用したり、他の電子機器から通信装置204を介
してダウンロード受信することもできる。通信装置20
4は、構内通信網に接続され、手形/小切手発行装置1
との間でのデータの送受信を制御するもので、有線/無
線の通信インターフェイスである。一方、CPU201
にはその入出力周辺デバイスである入力装置205、表
示装置206、イメージスキャナ207、MICR読取
装置208がバスラインを介して接続されており、入出
力プログラムにしたがってCPU201はそれらの動作
を制御する。イメージスキャナ207は、証券を走査し
て証券イメージを読取るもので、CPU201は、読取
った証券イメージの中から振出人署名鑑イメージを切り
出すようにしている。MICR読取装置208は、証券
内のMICR文字情報を走査して「支店番号」、「口座
番号」、「手形/小切手番号」の読み取りを行う。
【0017】手形/小切手発行装置1側の発行データフ
ァイル21は、証券を発行する毎に、その証券発行デー
タ(MICR文字情報)として、「券種」、「支店番
号」、「口座番号」、「手形/小切手番号」を記憶管理
する他に、その証券に印刷した振出人署名鑑イメージを
指定する為の「署名鑑NO」を記憶管理するファイルで
ある。つまり、この発行データファイル21を構成する
各レコードは、「券種」、「支店番号」、「口座番
号」、「手形/小切手番号」、「署名鑑NO」を有する
構成となっている。ここで、「署名鑑NO」は、登録署
名イメージファイル13内に予め登録されている振出人
署名鑑イメージを指定する為のアドレス情報である。
【0018】署名定義マスタファイル12は、証券用紙
上のどの位置に振出人署名鑑イメージを印刷したかを示
す印刷範囲指定情報を記憶管理するもので、図4は、こ
の署名定義マスタファイル12の内容を示し、「券
種」、「署名鑑NO」に対応して、印刷範囲指定情報と
して、「スタートX座標位置」、「スタートY座標位
置」、「幅」、「高さ」を記憶管理する構成となってい
る。ここで、「スタートX座標位置」、「スタートY座
標位置」は、例えば、印刷範囲の左上隅部の位置を示
し、この左上位置を基準として、「幅」、「高さ」によ
って矩形の印刷範囲を特定するようにしている。
【0019】すなわち、振出人署名は、例えば、その振
出人が個人であれば、その氏名、住所からなり、法人で
あれば、その名称、住所、代表者名からなるが、その文
字数および行数は、その振出人によって大きく相違する
為、券面のどの位置に印刷されるかは、振出人毎に異な
り、更に、証券が手形か小切手かによっても振出人署名
の印刷位置が大きく異なる為、署名定義マスタファイル
12は、「券種」、「署名鑑NO」に対応して印刷範囲
指定情報を記憶するようにしている。登録署名イメージ
ファイル13は、振出人毎に予め登録されている振出人
署名鑑イメージ(原本)を記憶管理するもので、「券
種」、「署名鑑NO」に対応して、その署名イメージデ
ータ(ビットマップデータ)を記憶する構成となってい
る。
【0020】証券照合装置2側の照合閾値テーブル21
は、振出人署名鑑イメージを比較照合した際の一致率が
予め設定されている設定レベルに達したか否かに応じて
証券の真偽を判定する場合に使用される閾値を記憶管理
するもので、図5(A)に示すように、照合閾値テーブ
ル21には、キーに対応して複数の閾値が設定されてお
り、その中から任意の閾値を選択可能となっている。つ
まり、認識率を落とすことなく、安全性の高い証券照合
を可能とする為に、認識率および安全性を考慮して任意
の閾値に変更可能となっている。なお、図示の例では、
複数の閾値「90」、「85」が選択候補として設定さ
れており、図中、ハッチングを付して示した「90」が
現在、使用対象として選択指定されている閾値であるこ
とを示している。なお、選択候補としての「閾値」は、
図示の例に限らず、例えば、「95」、「93」、「9
1」、〜「85」等であってもよい。
【0021】署名照合履歴ファイル22は、証券照合を
行う毎に、証券毎の照合結果を履歴情報として保持する
為のファイルであり、図5(B)に示すように、証券毎
に、「券種」、「支店番号」、「口座番号」、「手形/
小切手番号」の他、「一致率」、「照合結果」を記憶す
る構成となっている。「一致率」は、振出人署名鑑イメ
ージを比較照合した際の一致率である。つまり、各イメ
ージを構成する全ドットをドット単位毎に比較した際
に、それらの位置が一致するドット数を計数した一致量
を百分率で示したものであり、この「一致率」と照合閾
値テーブル21内の「閾値」(使用対象として選択され
ている閾値)とを比較することによって、CPU201
は、その比較結果を「照合結果」にセットするようにし
ている。
【0022】すなわち、「一致率」が「閾値」を越えて
いる場合に、CPU201は、その証券の「照合結果」
として、正規な証券であることを示す情報“1(真)”
をセットし、「一致率」が「閾値」以下であれば、「照
合結果」として、正規な証券ではないことを示す情報
“9(偽)”をセットするようにしている。ここで、
「一致率」が「閾値」以下となり、「照合結果」が“9
(偽)”の場合には、手形/小切手発行装置1から取得
した振出人署名鑑イメージと、証券照合装置2によって
読取られた振出人署名鑑イメージとを重ね合わせて案内
表示する。この場合、オペレータは、重ね合わせ表示を
目視確認して、それらの同一性有無を判断し、その結果
をキー入力するようにしている。
【0023】次に、この実施形態における証券照合装置
2の動作アルゴリズムを図6〜図9に示すフローチャー
トを参照して説明する。ここで、これらのフローチャー
トに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラ
ムコードの形態で格納されており、このプログラムコー
ドにしたがった動作を逐次実行する。また、伝送媒体を
介して伝送されてきた上述のプログラムコードにしたが
った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録
媒体の他、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム
/データを利用してこの実施形態特有の動作を実行する
こともできる。
【0024】図6〜図8は、電源投入に伴って実行開始
される証券照合装置2の全体動作を示したフローチャー
トである。証券照合装置2の電源が投入されると、CP
U201は、先ず、照合閾値テーブル21をアクセスす
ることによって、その複数の閾値の中から現在選択指定
されている閾値を取得し、RAM203内に設けられて
いる所定の作業領域SHIKIICHIに一時記憶しておく(ス
テップA1)。そして、ホッパー(図示せず)内に処理
対象である証券が投入されているかをチェックし、証券
がセットされていなければ、ホッパー内に証券が投入さ
れるまで待機する(ステップA2)。
【0025】いま、ホッパー内に証券の束が投入される
と、CPU201は、証券をホッパーから1枚分離して
フィードすると共に(ステップA3)、その搬送過程に
おいて、イメージスキャナ207、MICR読取装置2
08を駆動させる(ステップA4)。これによって、そ
の券面からMICR文字情報および証券イメージが読取
られると、CPU201は、MICR文字情報を構成す
る「券種」、「支店番号」、「口座番号」、「手形/小
切手番号」をRAM203内の作業領域Mに一時記憶す
ると共に(ステップA5)、証券イメージをRAM20
3内の作業領域T-IMAGEに一時記憶する(ステップA
6)。そして、作業領域M内の「券種」、「手形/小切
手番号」を読み出して、手形/小切手発行装置1へ照会
要求と共に送信した後(ステップA7)、受信待機状態
となる(ステップA8)。
【0026】この場合、手形/小切手発行装置1側で
は、証券照合装置2から送信されて来た「券種」、「手
形/小切手番号」に基づいて発行データファイル11を
検索して、該当レコード、つまり、「券種」、「支店番
号」、「口座番号」、「手形/小切手番号」からなる証
券発行データを読み出す。更に、このレコード内に含ま
れている「署名鑑NO」に基づいて署名定義マスタファ
イル12および登録署名イメージファイル13をアクセ
スして、該当する振出人署名鑑イメージを読み出すと共
に、この振出人署名鑑イメージを証券用紙上のどの位置
に印刷したかを示す印刷範囲指定情報を読み出す。この
ようにして読み出した証券発行データ、振出人署名鑑イ
メージ、その印刷範囲指定情報を要求元の証券照合装置
2へ送信する。
【0027】証券照合装置2は、受信待ち状態において
(ステップA8)、手形/小切手発行装置1から送信さ
れて来た「証券発行データ」、「振出人署名鑑イメー
ジ」、「印刷範囲指定情報」を受信すると、それらをR
AM203内の作業領域(受信メモリ)に一時記憶する
(ステップA9)。そして、この受信メモリから証券発
行データを読み出し、上述の作業領域M内に記憶されて
いる証券発行データ(今回の読取データ)とを比較し
て、証券の真偽を判定する為の形式点検処理を実行する
(ステップA10)。
【0028】図9は、この形式点検処理を詳述したフロ
ーチャートである。先ず、CPU201は、上述の受信
メモリから「支店番号」、「口座番号」を読み出すと共
に(ステップB1)、この作業領域Mから「支店番
号」、「口座番号」を読み出す(ステップB2)。そし
て、受信メモリから読み出した「支店番号」と、作業領
域Mから読み出した「支店番号」とを比較して、両者の
一致判別を行い(ステップB3)、不一致が検出された
場合には、正規な証券でないことを示す照合NG情報と
して、“9”をRAM203内の作業領域KEKKAにセッ
トするが(ステップB6)、「支店番号」の一致が検出
された場合には、次のステップB4に移り、受信メモリ
から読み出した「口座番号」と、作業領域Mから読み出
した「口座番号」とを比較して、両者の一致判別を行
う。この結果、「口座番号」の不一致が検出された場合
には、照合NG情報として“9”をRAM203内の作
業領域KEKKAにセットするが(ステップB6)、一致が
検出された場合には、正規な証券であることを示す照合
OK情報として“1”を作業領域KEKKAにセットする
(ステップB5)。
【0029】このような形式点検処理を実行した後、図
6のステップA11に移り、形式点検処理の照合結果が
記憶されている作業領域KEKKAの内容を参照し、その照
合結果の判別を行う。いま、作業領域KEKKA内に、照合
NG情報としての“9”がセットされている場合には、
図8のステップA28に移り、作業領域Mから「券
種」、「支店番号」、「口座番号」、「手形/小切手番
号」を読み出すと共に、作業領域KEKKAから「照合結
果」を読み出して証券結果レコードを新規作成し、この
証券結果レコードを署名照合履歴ファイル22に追加登
録する。この場合、証券結果レコード内の「一致率」に
は“0”がセットされる。そして、図7のステップA2
0に移り、ホッパーが空になったかをチェックし、空で
なければ、図6のステップA3に戻り、次の証券をホッ
パーからフィードして、上述の動作を繰り返す。
【0030】一方、作業領域KEKKA内に照合OK情報と
して“1”がセットされている場合(図6のステップA
11でYESと判断された場合)には、作業領域T-IMAG
E内の証券イメージに対してスキュー補正(傾き補正)
を施した後、補正後の証券イメージを作業領域T2-IMAGE
にセットする(ステップA12)。そして、受信メモリ
から振出人署名鑑イメージの「印刷範囲指定情報」を読
み出す(ステップA13)。そして、図7のステップA
14に移り、作業領域T2-IMAGE内にセットされている補
正後の証券イメージの中から振出人署名鑑イメージを切
り出す処理を行うが、その際、印刷範囲指定情報として
の「スタートX座標位置」、「スタートY座標位置」、
「幅」、「高さ」を参照して、切り出し枠を特定し、こ
の切り出し枠内のイメージを切り出し、それを振出人署
名鑑イメージとして、RAM203内の作業領域T-SYOM
EIにセットする。
【0031】次に、受信メモリから振出人署名鑑イメー
ジを読み出して、RAM203内の作業領域M-SYOMEIに
セットした後(ステップA15)、作業領域T-SYOMEI内
の振出人署名鑑イメージ(切出イメージ)と、作業領域
M-SYOMEI内の振出人署名鑑イメージ(登録イメージ)と
のドット構成をマッチングさせて、一致率を計算し、そ
の値をRAM203内の作業領域S-KEKKAにセットする
(ステップA16)。そして、この作業領域S-KEKKA内
の「一致率」と、作業領域SHIKIICHI内の「閾値」とを
比較して、一致率>閾値が成立するかを判別する(ステ
ップA17)。この結果、一致率>閾値であれば、作業
領域KEKKA内に照合OK情報として“1”をセットする
(ステップA18)。
【0032】そして、作業領域Mから「券種」、「支店
番号」、「口座番号」、「手形/小切手番号」を読み出
すと共に、作業領域S-KEKKAから「一致率」、作業領域K
EKKAから「照合結果」を読み出して証券結果レコードを
新規作成し、この新規レコードを署名照合履歴ファイル
22に追加登録する(ステップA19)。これによっ
て、証券1枚分の処理が完了すると、次の証券に対して
も同様の処理を行う為に、ステップA20に移り、ホッ
パーが空でなければ、図6のステップA3に戻り、次の
証券をホッパーからフィードして、上述の動作を繰り返
す。
【0033】一方、上述のステップA17において、作
業領域S-KEKKA内の「一致率」と、作業領域SHIKIICHI内
の「閾値」とを比較した結果、閾値≧一致率であること
が検出された場合には、図8のステップA22に移り、
作業領域T-SYOMEIおよびM-SYOMEI内から振出人署名鑑イ
メージをそれぞれ読み出して、それらを重ね合わせて表
示出力させる他、作業領域S-KEKKA内の「一致率」を案
内表示させた後、オペレータからの入力待ち状態となる
(ステップA23)。この場合、オペレータは、表示画
面上において、振出人署名鑑イメージ同士の差異を目視
によって照合し、それらに同一性があるかを判断し、そ
の結果を証券結果としてキー入力する。
【0034】ここで、CPU201は、オペレータから
証券結果が入力されと(ステップA23)、この証券結
果をRAM203内の作業領域K-KEKKAにセットし(ス
テップA24)、その内容は、照合OKを示す情報かを
判別する(ステップA25)。ここで、オペレータから
の証券結果が照合OKであれば、作業領域KEKKAに
“1”をセットし(ステップA26)、照合NGであれ
ば、作業領域KEKKAに“9”をセットする(ステップA
27)。そして、作業領域Mから「券種」、「支店番
号」、「口座番号」、「手形/小切手番号」を読み出す
と共に、作業領域S-KEKKAから「一致率」、作業領域KEK
KAから「照合結果」を読み出して証券結果レコードを作
成し、署名照合履歴ファイル22に追加登録する(ステ
ップA28)。
【0035】これによって、証券1枚分の処理が完了し
た場合には、図7のステップA20に戻り、以下、上述
の動作を繰り返す。そして、ホッパー内の全ての証券に
対して上述の処理を実行した結果、ホッパーの空が検出
された場合には、オペレータから業務終了の指示がある
かを判別し(ステップA21)、終了指示があるまで図
6のステップA2に戻り、ホッパー内に新たな証券がセ
ットされたことを条件に、更に、上述の動作を業務終了
の指示があるまで繰り返す。
【0036】以上のように、この実施形態において証券
照合装置2は、流通後に持ち込まれた証券から証券発行
データおよび振出人署名鑑イメージを読取ると共に、読
取った証券発行データに基づいて手形/小切手発行装置
1から当該証券に対応する証券発行データと振出人署名
鑑イメージとを取得し、この手形/小切手発行装置1か
ら取得した証券発行データおよび振出人署名鑑イメージ
と、読取った証券発行データおよび振出人署名鑑イメー
ジとを比較照合するようにしたから、証券の真偽を判定
する要素として、振出人署名の自動照合機能を組み入れ
ることができ、安全性の高い証券照合が可能となると共
に、オペレータの負担が軽減され、効率の良い照合作業
が可能となる。
【0037】この場合、手形/小切手発行装置1には、
この振出人署名鑑イメージの印刷範囲を示す範囲指定情
報を記憶管理する署名定義マスタファイル12が備えら
れており、証券照合装置2は、この範囲指定情報を手形
/小切手発行装置1から取得し、証券から読取った証券
イメージの中から範囲指定情報によって特定された範囲
内のイメージを振出人署名鑑イメージとして切り出すよ
うにしたから、振出人署名がどのようなの構成であって
も、その都度、読み取り範囲を人為的に位置合わせする
必要はなく、その署名鑑イメージのみを確実に切り出す
ことができる。
【0038】また、証券照合装置2には、照合閾値テー
ブル21が備えられており、証券照合装置2は、振出人
署名鑑イメージを比較照合した際に、それらが完全に一
致していなくても、それらの一致率を算出し、この一致
率が予め照合閾値テーブル21内に設定されている閾値
に達していれば、正規な証券であると認識することがで
きるので、認識率を落とすことなく、安全性の高い証券
照合が可能となると共に、必要に応じて閾値を変更する
こともでき、認識率と安全性とを考慮した制御が可能と
なる。一方、振出人署名鑑イメージを比較照合した際の
一致率が閾値以下である場合に限って、各振出人署名鑑
イメージを重ね合わせ表示して、オペレータに目視確認
させるようにしたから、オペレータの負担を大幅に軽減
することが可能となる。更に、証券照合装置2には、署
名照合履歴ファイル22が備えられており、証券をする
毎に、証券毎の照合結果を履歴情報として署名照合履歴
ファイル22に記憶するようにしたから、照合履歴を読
み出すだけで、過去の照合結果を必要に応じて照会する
ことができる。
【0039】なお、手形/小切手発行装置1は、振出人
から提示された振出人署名鑑イメージを登録署名イメー
ジファイル13内に登録する際に、この振出人署名鑑イ
メージの全体を解析することによって、「スタートX座
標位置」、「スタートY座標位置」、「幅」、「高さ」
を求めて署名定義マスタファイル12に登録するように
してもよい。つまり、振出人署名鑑イメージを解析する
ことによってその全体が収まる矩形領域を検出し、この
矩形領域の隅部、例えば、左上隅部を「スタートX座標
位置」、「スタートY座標位置」として検出し、この位
置を基準に「幅」、「高さ」を測定して署名定義マスタ
ファイル12に自動登録するようにしてもよい。
【0040】この場合、手形/小切手を発行する際に、
手形/小切手発行装置1は、券種毎に異なる基準位置
に、「スタートX座標位置」、「スタートY座標位置」
を合わせ込んだ後、その基準位置から「幅」、「高さ」
で示される矩形領域を印刷範囲として特定して、振出人
署名鑑イメージを印刷するようにしてもよい。その際、
「幅」、「高さ」で示される矩形領域のサイズを検出
し、振出人署名鑑イメージが証券用紙内にバランス良く
印刷されるように、矩形領域のサイズを縮小/拡大する
ようにしてもよい。このようにサイズを縮小/拡大した
場合には、その縮小率/拡大率を含めて署名定義マスタ
ファイル12に設定登録し、証券照合装置2は、この縮
小率/拡大率に応じて切り出し枠を縮小/拡大するよう
にすればよい。
【0041】また、手形/小切手の印鑑照合と振出人署
名照合とを同時に行うようにしてもよい。また、上述し
た実施形態においては、振出人署名鑑イメージを例示し
たが、自筆のサインを振出人署名イメージとして登録し
て印刷し、それを照合するようにしてもよい。更に、振
出人署名鑑イメージを比較照合した際の一致率が閾値以
下の場合に、各振出人署名鑑イメージを相違する部分だ
けを拡大して重ね合わせ表示するようにしてもよい。
【0042】一方、コンピュータに対して、上述した各
手段を実行させるためのプログラムコードをそれぞれ記
録した記録媒体(例えば、CD−ROM、フロッピィデ
スク、RAMカード等)を提供するようにしてもよい。
すなわち、コンピュータが読み取り可能なプログラムコ
ードを有する記録媒体であって、証券を発行すると共に
その証券に記録された証券識別情報と振出人署名イメー
ジとを対応付けて記憶管理する発行管理装置が発行した
証券が流通後に持ち込まれた場合に、その証券からその
証券識別情報および振出人署名イメージを読取ると共
に、読取った証券識別情報に基づいて前記発行管理装置
から当該証券に対応する証券識別情報と振出人署名イメ
ージとを取得する機能と、前記発行管理装置から取得し
た証券識別情報および振出人署名イメージと、前記読取
った証券識別情報および振出人署名イメージとを比較照
合する機能とを実現させるためのプログラムを記録した
コンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供するよう
にしてもよい。
【0043】
【発明の効果】この発明(請求項1記載の発明)によれ
ば、流通後に持ち込まれた証券からその証券識別情報お
よび振出人署名イメージを読取った場合に、読取った証
券識別情報に基づいて発行管理装置から当該証券に対応
する証券識別情報と振出人署名イメージとを取得し、こ
の発行管理装置から取得した証券識別情報および振出人
署名イメージと、読取った証券識別情報および振出人署
名イメージとを比較照合するようにしたから、証券の真
偽を判定する要素として、振出人署名の自動照合機能を
組み入れることができ、安全性の高い証券照合が可能と
なると共に、オペレータの負担が軽減され、効率の良い
照合作業が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】証券発行照合システムの全体構成を示したブロ
ック図。
【図2】手形/小切手発行装置1によって発行された小
切手の印刷例を示した図。
【図3】証券照合装置2の基本的構成要素を示したブロ
ック図。
【図4】署名定義マスタファイル12の内容を示した
図。
【図5】(A)は、証券照合装置2側の照合閾値テーブ
ル21の内容を示した図、(B)は、署名照合履歴ファ
イル22の内容を示した図。
【図6】電源投入に伴って実行開始される証券照合装置
2の全体動作を示したフローチャート。
【図7】図7に続く、証券照合装置2の全体動作を示し
たフローチャート。
【図8】図6および図7に続く、証券照合装置2の全体
動作を示したフローチャート。
【図9】図6で示した形式点検処理を詳述した為のフロ
ーチャート。
【符号の説明】
1 手形/小切手発行装置 2 証券照合装置 3 専用回線 11 発行データファイル 12 署名定義マスタファイル 13 登録署名イメージファイル 21 照合閾値テーブル 22 署名照合履歴ファイル 201 CPU 202 記憶装置 204 通信装置 205 入力装置 206 表示装置 207 イメージスキャナ 208 MICR読取装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5L096 AA07 BA17 CA18 DA04 EA16 EA27 EA35 FA05 FA64 GA51 HA07 JA01 JA06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】証券を発行すると共にその証券に記録され
    た証券識別情報と振出人署名イメージとを対応付けて記
    憶管理する発行管理装置に接続され、流通後に持ち込ま
    れた証券が当該発行管理装置によって発行された正規な
    証券か否かを照合する証券照合装置であって、 持ち込まれた証券からその証券識別情報と振出人署名イ
    メージとを読取る読取手段と、 この読取手段によって読取られた証券識別情報に基づい
    て前記発行管理装置から当該証券に対応する証券識別情
    報と振出人署名イメージとを取得する取得手段と、 この取得手段によって得られた証券識別情報および振出
    人署名イメージと、前記読取手段によって読み取られた
    証券識別情報および振出人署名イメージとを比較照合す
    る照合手段と、 を具備したことを特徴とする証券照合装置。
  2. 【請求項2】前記取得手段は、前記発行管理装置から証
    券識別情報と振出人署名イメージとを取得する他に、こ
    の振出人署名イメージの印刷範囲を示す範囲指定情報を
    取得し、 前記読取手段は、証券から振出人署名イメージを読取る
    際に、その証券の券面イメージの中から前記範囲指定情
    報によって特定された範囲内のイメージを振出人署名イ
    メージとして切り出す、 ようにしたことを特徴とする請求項1記載の証券照合装
    置。
  3. 【請求項3】前記照合手段は、前記取得手段によって得
    られた振出人署名イメージと前記読取手段によって読取
    られた振出人署名イメージとを比較照合した際の一致状
    態を検出すると共に、この一致状態が予め設定されてい
    る設定レベルに達したか否かを判別して照合結果を得
    る、 ようにしたことを特徴とする請求項1記載の証券照合装
    置。
  4. 【請求項4】前記取得手段によって得られた振出人署名
    イメージと前記読取手段によって読取られた振出人署名
    イメージとの一致状態が予め設定されている設定レベル
    に達していないことが前記照合手段によって判別された
    場合に、前記取得手段によって得られた振出人署名イメ
    ージと前記読取手段によって読取られた振出人署名イメ
    ージとを重ね合わせて表示する表示手段を設けた、 ことを特徴とする請求項3記載の証券照合装置。
  5. 【請求項5】前記照合手段によって得られた証券毎の照
    合結果を履歴情報として記憶する照合履歴記憶手段を設
    けた、 ことを特徴とする請求項1記載の証券照合装置。
  6. 【請求項6】コンピュータに対して、 証券を発行すると共にその証券に記録された証券識別情
    報と振出人署名イメージとを対応付けて記憶管理する発
    行管理装置が発行した証券が流通後に持ち込まれた場合
    に、その証券からその証券識別情報および振出人署名イ
    メージを読取ると共に、読取った証券識別情報に基づい
    て前記発行管理装置から当該証券に対応する証券識別情
    報と振出人署名イメージとを取得する機能と、 前記発行管理装置から取得した証券識別情報および振出
    人署名イメージと、前記読取った証券識別情報および振
    出人署名イメージとを比較照合する機能と、 を実現させるためのプログラム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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