JP2003262576A - 微量有機化合物捕集装置及びそれを用いた分析装置 - Google Patents

微量有機化合物捕集装置及びそれを用いた分析装置

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JP2003262576A JP2002063074A JP2002063074A JP2003262576A JP 2003262576 A JP2003262576 A JP 2003262576A JP 2002063074 A JP2002063074 A JP 2002063074A JP 2002063074 A JP2002063074 A JP 2002063074A JP 2003262576 A JP2003262576 A JP 2003262576A
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大輔 井ノ口
Katsumi Ohira
克己 大平
Akira Sakata
陽 坂田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】容易かつ安価にフォトマスク表面に吸着する微
量有機化合物の捕集分析ができ、角形のフォトマスクに
おいてもパターン形成部全ての微量有機化合物の捕集分
析が効率良くできる微量有機化合物の捕集装置及びそれ
を用いた分析装置を提供することを目的とする。 【解決手段】天板と底板でシール材とフォトマスクを挟
み込むことで形成する捕集エリアと、該フォトマスクの
加熱手段と、該捕集エリアにキャリアガスを供給しつつ
排出するキャリアガス供給排出手段とを備え、キャリア
ガスの成分捕集を行う微量有機化合物捕集装置であっ
て、前記シール材はフォトマスク表面のパターン部を囲
い、少なくともその側面にキャリアガスの供給口及び排
出口を設けたことを特徴とする微量有機化合物捕集装置
及びそれを用いた分析装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路の製造工
程で使用されるフォトマスク表面に吸着する微量有機化
合物の捕集装置及びそれを用いた分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコンウェハ上に集積回路パターンを
描画するフォトリソグラフィ技術において、近年LSI
の高集積化に伴い、より狭い線幅で微細な回路パターン
を描画するための技術が要求されており、これに対応す
るために露光光源の短波長化が進められている。例え
ば、リソグラフィ用ステッパの光源は、従来のg線(波
長436nm)、i線(波長365nm)から進んでK
rFエキシマレーザー(波長248nm)、ArFエキ
シマレーザー(波長193nm)、F2レーザー(波長
157nm)等のより短波長光源に移行されている。
【0003】露光光源の短波長化に伴い光吸収が大きく
なり、有機化合物が微量でもフォトマスク表面に吸着し
ていると露光光が吸収されフォトマスクに対する露光光
の透過率が低下してしまう。この為、フォトマスク表面
に吸着する微量有機化合物の分析装置及び分析方法が必
要となる。
【0004】これまで基板表面に付着する微量有機化合
物の分析装置及び分析方法として、特開平5−2568
42公報、特開平6−288881公報等に記載されて
いるように、石英等の耐熱性のある材料で作製されたセ
ル内に基板を収容させ、セルを加熱炉中にて高温加熱す
ることにより微量有機化合物を脱着させ、トラップ管に
濃縮させると共に、トラップ管の加熱により微量有機化
合物を脱着させ、サーマル・ディソープション・コール
ドトラップ・インジェクター(以下、TCTと呼ぶ。)
に送ってクライオフォーカスさせた後、ガスクロマトグ
ラフに導入して分析する分析装置及び分析方法が知られ
ている。しかしセル内に基板を収容させ、セルを加熱炉
中にて高温加熱するため基板が加熱されにくく、微量有
機化合物が脱着しづらい。また、石英等の耐熱性のある
材料で作製されたセルを用いるため装置が高額となる。
【0005】またシリコンウェハ表面の微量有機化合物
を分析する分析装置及び分析方法として図3に示すよう
に、シリコンウェハを底板1となるヒーターとOリング
(シール材)4及びキャリアガスの供給口5、排出口6
が設けられた天板3で挟み、ヒーターでシリコンウェハ
を高温加熱しながらキャリアガスを供給しつつ排出し微
量有機化合物を脱着させ、トラップ管9に濃縮させると
共に、トラップ管の加熱により微量有機化合物を脱着さ
せ、TCTに送ってクライオフォーカスさせた後、ガス
クロマトグラフに導入して分析する分析装置及び分析方
法が考案されている。しかし、フォトマスク表面のみの
汚染具合を分析するためには、シリコンウェハ表面を対
象とした微量有機化合物の分析装置及び分析方法では、
捕集可能エリアが丸形である為、角形のフォトマスクに
おいて、パターン形成部全ての微量有機化合物の捕集が
困難となっていた。さらに捕集エリアを角形にした場
合、天板に設けられた供給口及び排出口ではキャリアガ
スが滞留してしまい角形の捕集エリア全体に供給されに
くく、捕集エリア内全ての微量有機化合物を捕集するこ
とが困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これらの問
題点を解決するためになされたものであり、容易かつ安
価にフォトマスク表面に吸着する微量有機化合物の捕集
分析ができ、角形のフォトマスクにおいてもパターン形
成部全ての微量有機化合物の捕集分析が効率良くできる
微量有機化合物の捕集装置及びそれを用いた分析装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明において上記の課
題を解決するために、本発明の第1の発明は、天板と底
板でシール材とフォトマスクを挟み込むことで形成する
捕集エリアと、該フォトマスクの加熱手段と、該捕集エ
リアにキャリアガスを供給しつつ排出するキャリアガス
供給排出手段とを備え、キャリアガスの成分捕集を行う
微量有機化合物捕集装置であって、前記シール材はフォ
トマスク表面のパターン部を囲い、少なくともその側面
にキャリアガスの供給口及び排出口を設けたことを特徴
とする微量有機化合物捕集装置を提供する。
【0008】また、本発明の第2の発明は、前記シール
材が耐熱性を持ち、かつ脱ガスの少ない材料からなるこ
とを特徴とする請求項1記載の微量有機化合物捕集装置
を提供する。
【0009】また、本発明の第3の発明は、前記耐熱性
を持ち、かつ脱ガスの少ない材料がポリイミドであるこ
とを特徴とする請求項2記載の微量有機化合物捕集装置
を提供する。
【0010】また、本発明の第4の発明は、前記加熱手
段は天板と底板の両方に設けたことを特徴とする請求項
1〜3の何れかに記載の微量有機化合物捕集装置を提供
する。
【0011】また、本発明の第5の発明は、前記加熱手
段は少なくとも一方が赤外線加熱装置からなることを特
徴とする請求項1〜4の何れかに記載の微量有機化合物
捕集装置を提供する。
【0012】また、本発明の第6の発明は、請求項1〜
5のいずれかに記載の微量有機化合物捕集装置と定性定
量分析を行う分析部からなることを特徴とする微量有機
化合物分析装置を提供する。
【0013】また、本発明の第7の発明は、請求項6記
載の微量有機化合物分析装置により分析することを特徴
とした微量有機化合物分析方法を提供する。
【0014】また、本発明の第8の発明は、請求項7の
微量有機化合物分析方法を用いてフォトマスクの良否判
定を行うことを特徴とするフォトマスクの良否判定方法
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の微量有機化合物捕
集装置及びそれを用いた分析装置の一実施の形態につい
て、図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明の微量
有機化合物分析装置の一例を示す断面図であり、図2
は、本発明におけるシール材の一例を示す斜視図であ
る。
【0016】まず、側面にキャリアガス供給口及び排出
口のある角形のシール材が設けられた天板と底板で、そ
れぞれフォトマスクの表面と裏面を挟む。ここで、前記
フォトマスクの表面をパターニングされた面、前記フォ
トマスクの裏面をパターニングされていない面とする。
【0017】本発明におけるキャリアガス供給口及び排
出口は、捕集エリア内でのキャリアガスの流れを考慮
し、フォトマスク表面の捕集エリア全体の微量有機化合
物を捕集することができるような位置にこれらの口が形
成されており、特にシール材の角にキャリアガス供給口
と排出口が、互いに対向する位置に形成されることが好
ましい。また、図2に示すように捕集エリア全体の微量
有機化合物を捕集するため、キャリアガス供給口が2個
以上形成されていてもよく、キャリアガス排出口が2個
以上形成されていてもよい。口の大きさは、特に限定さ
れないが、微量有機化合物の捕集効率の観点と口開けに
よるシール材の強度低下を防止する観点とを考慮する
と、口径は0.1〜2.0mm程度が好ましい。また、
ガスの圧力損失を最小限にするためには、口形状は丸形
が好ましいが、特に丸形に限定するものではない。
【0018】本発明における前記シール材として、ビニ
リデンフロライド−ヘキサフロロプロピレン(VDF−
HFP)系、ビニリデンフロライド−テトラフロロエチ
レン−パーフロロメチルビニルエーテル(VDF−TF
E−PMVE)系、テトラフロロエチレン−パーフロロ
メチルビニルエーテル(TFE−PMVE)系などのフ
ッ素ゴム、全芳族液晶ポリマー、セラブリック、アルミ
ニウム、Au、Ag等の耐熱性があり脱ガスの少ない材
料からなるガスケットを用いることができる。特に、セ
ラブリック、アルミニウム、Au、Agよりフォトマス
ク表面へキズをつけにくく、フッ素ゴムより耐熱温度が
高く(フッ素ゴム:常時約200℃,ポリイミド:常時
約250℃)、高温使用時でも化学的に安定している、
ポリイミドからなるガスケットを用いることが好まし
い。また、セラミック、ステンレス等の熱膨張率の少な
い材料からなるガスケットに、前述したフッ素ゴム、全
芳族液晶ポリマー、ポリイミド等の耐熱性があり脱ガス
の少ない高分子材料によりコーティングを施しても良
い。
【0019】次にフォトマスクを加熱し、フォトマスク
表面に吸着した捕集エリア内の微量有機化合物を熱脱着
させ、キャリアガスをキャリアガス供給管に接続された
キャリアガス供給口より供給しつつ、キャリアガス排出
口より排出し、排出されたキャリアガスがキャリアガス
排出管を通ってトラップ管へ導入されることにより、ト
ラップ管へ微量有機化合物が捕集される。
【0020】本発明におけるキャリアガスとしてN2
ス又はArやHe等の希ガスを用いることが出来るが、
入手が容易で安価な点からN2ガスを用いることが好ま
しい。
【0021】本発明におけるキャリアガス供給管には、
必要に応じて流量コントローラー、流量計、前処理用ト
ラップ管を設けることができる。前記流量コントローラ
ー、流量計を設けることによりキャリアガスの流量を正
確に調整することができる。また前記前処理用トラップ
管を設けることによりキャリアガス内に混入されている
有機化合物を除去することができる。その為、キャリア
ガス供給管に前記流量コントローラー、流量計、前処理
トラップ管を設けることにより再現性よくフォトマスク
表面に吸着した微量有機化合物を捕集分析することがで
きる。
【0022】フォトマスクを加熱する方法としては、底
板にヒーター等の加熱機能を設けてフォトマスク裏面よ
り加熱する方法がある。また天板に赤外線加熱装置を設
けることによりフォトマスク表面より加熱することがで
きる。遠赤外線加熱装置を用いることによりキャリアガ
スの熱伝導度に影響されず加熱することが可能であり、
また赤外線加熱装置は、瞬時に最高出力に到達するため
フォトマスクの加熱時間が短縮される。さらに、底板に
設けられた加熱機能を用いてフォトマスク裏面より加熱
しつつ、天板に設けられた赤外線加熱装置を用いてフォ
トマスク表面より加熱することができる。赤外線加熱装
置が放射する赤外線の波長としては、1.0μm〜2
0.0μm程度が望ましく、さらに1.2μm〜6.0
μm程度が好ましい。加熱温度は、80℃〜300℃程
度が望ましく、さらに180℃〜230℃程度が好まし
い。
【0023】本発明におけるキャリアガス排出管は、フ
ォトマスクを高温加熱したことにより熱脱着した微量有
機化合物が、キャリアガス排出管に吸着することを防止
するために、加熱器等を用いて加熱し、キャリアガス排
出管内の温度を高温に保つことができる。
【0024】キャリアガスの供給方法としては、キャリ
アガス供給管よりキャリアガスを加圧導入することによ
り行っても良く、キャリアガス排出管からキャリアガス
を吸引し、結果としてキャリアガス供給口からフォトマ
スク表面の捕集エリアにキャリアガスを供給することに
より行っても良い。具体的には、キャリアガス供給管に
接続される場合には、加圧ポンプやガスボンベ等が、キ
ャリアガス排出管に接続する場合は吸引ポンプ等が挙げ
られる。
【0025】本発明におけるトラップ管には、捕集剤が
充填されている。前記捕集剤は、微量有機化合物を吸着
捕集できるものであって、化学的に不活性でそれ自身が
微量有機化合物を放出しない捕集剤であれば特に限定さ
れるものではない。このような捕集剤として、TENA
X(Buchem製)、シリコン、活性炭、モレキュラ
ーシーブ等を単独又は組み合わせて用いることができ
る。
【0026】最後にフォトマスク表面に吸着した捕集エ
リア内の微量有機化合物が捕集されたトラップ管を加熱
し微量有機化合物を熱脱着し、分析部に送り、分析しデ
ータを処理する。
【0027】本発明における分析部は、TCTとガスク
ロマトグラフ、ガスクロマトグラフ/質量分析計、ガス
クロマトグラフ−原子発光検出器、ガスクロマトグラフ
/赤外分光装置などを用いることができる。
【0028】以上、説明してきた微量有機化合物分析装
置において、フォトマスクの良否判定を行う場合、特に
光吸収が問題となる露光波長領域では、分析した付着有
機化合物濃度が、1ppm以下であることが望ましい。
【0029】次に、図1に示した本発明の微量有機化合
物分析装置と、図3に示した比較例の微量有機化合物分
析装置をそれぞれ実施例、比較例として用いて分析した
結果を示す。 <実施例>まず、予め成分が判明している有機化合物を
付着させたフォトマスク2をヒーターが設けられた底板
1に設置し、底板1に設けられている油圧シリンダ10
により、側面に直径1mmである丸形のキャリアガス供
給口5及び排出口6が開いたポリイミドからなる角形の
シール材4が設けられた天板3にフォトマスク2表面を
圧着させた。
【0030】次に、底板1のヒーターによりフォトマス
ク2を230℃に加熱しフォトマスク2表面に吸着した
微量有機化合物を熱脱着させ、キャリアガス供給管7に
設けられた流量コントローラー及び流量計により正確に
流量が調整され、前処理トラップ管により有機化合物が
除去されたN2ガスをキャリアガスとして、キャリアガ
ス供給管7に接続された加圧ポンプにより、キャリアガ
ス供給口5からフォトマスク表面の捕集エリア11に供
給しつつ、キャリアガス排出口6から排出し、排出され
たキャリアガスが、加熱器12により加熱されたキャリ
アガス排出管8を通って、捕集剤としてTENAXが充
填されたトラップ管9へ導入されることにより、トラッ
プ管9へフォトマスク表面に吸着していた微量有機化合
物が捕集された。
【0031】最後にフォトマスク表面に吸着していた微
量有機化合物が捕集されたトラップ管9を加熱し微量有
機化合物を熱脱着し、TCTとガスクロマトグラフ/質
量分析計からなる分析部に微量有機化合物を送り微量有
機化合物の定性及び定量分析を行った。
【0032】この微量有機化合物分析装置で行う分析方
法で得られた微量有機化合物の分析結果は、フォトマス
ク表面に吸着していた環状シロキサン(D3、D4、D
5)、フタル酸ジブチル(DBP)、フタル酸ジオクチ
ル(DOP)のピークが明確に検出され、予めわかって
いた成分と同じものであった。これは、フォトマスク2
表面の捕集エリア11内でキャリアガスが滞留すること
なく、捕集エリア11内で加熱脱着した微量有機化合物
が全てトラップ管9に捕集された結果である。
【0033】<比較例>キャリアガス供給口5及び排出
口6が、シール材4の側面ではなく天板3に設けられて
いる事以外は実施例1と同様の微量有機化合物分析装置
を用いて、実施例1と同様の方法で微量有機化合物の定
性及び定量分析を行った。
【0034】この微量有機化合物分析装置で行う分析方
法で得られた微量有機化合物の分析結果は、フォトマス
ク表面に吸着していた環状シロキサン(D3、D4、D
5)、フタル酸ジブチル(DBP)、フタル酸ジオクチ
ル(DOP)の検出ピークが小さく、明確に検出するこ
とができなかった。これは、キャリアガス供給口5及び
排出口6が天板に設けられており、キャリアガスが捕集
エリア11内で滞留してしまう為、フォトマスク2表面
の捕集エリア11内で加熱脱着した微量有機化合物の一
部がトラップ管9に捕集することができなかった事が原
因である。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、側面にキャリアガス供
給口及び排出口のあるフォトマスク表面のパターン部を
囲うシール材が設けられた天板と底板でフォトマスクを
挟み、フォトマスクを加熱しフォトマスク表面に吸着し
た微量有機化合物を熱脱着させ、キャリアガスを供給口
より供給しつつ、排出口より排出することにより、容易
かつ安価にフォトマスク表面に吸着する微量有機化合物
の捕集、分析ができ、角形のフォトマスクにおいてもパ
ターン形成部全ての微量有機化合物の捕集分析が効率良
くできるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の微量有機化合物分析装置の一例を示す
断面図である。
【図2】本発明におけるシール材の一例を示す斜視図で
ある。
【図3】比較例1の微量有機化合物分析装置の一例を示
す断面図である。
【符号の説明】
1・・・底板 2・・・フォトマスク 3・・・天板 4・・・シール材 5・・・キャリアガス供給口 6・・・キャリアガス排出口 7・・・キャリアガス供給管 8・・・キャリアガス排出管 9・・・トラップ管 10・・・油圧シリンダ 11・・・捕集エリア 12・・・加熱器 13・・・分析部 14・・・データ処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G01N 30/72 G01N 30/72 A Fターム(参考) 2G052 AA13 AB11 AB27 AC21 AD32 AD42 CA04 CA12 CA14 EB01 EB11 GA27 JA07 JA16

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天板と底板でシール材とフォトマスクを挟
    み込むことで形成する捕集エリアと、該フォトマスクの
    加熱手段と、該捕集エリアにキャリアガスを供給しつつ
    排出するキャリアガス供給排出手段とを備え、キャリア
    ガスの成分捕集を行う微量有機化合物捕集装置であっ
    て、 前記シール材はフォトマスク表面のパターン部を囲い、
    少なくともその側面にキャリアガスの供給口及び排出口
    を設けたことを特徴とする微量有機化合物捕集装置。
  2. 【請求項2】前記シール材が耐熱性を持ち、かつ脱ガス
    の少ない材料からなることを特徴とする請求項1記載の
    微量有機化合物捕集装置。
  3. 【請求項3】前記耐熱性を持ち、かつ脱ガスの少ない材
    料がポリイミドであることを特徴とする請求項2記載の
    微量有機化合物捕集装置。
  4. 【請求項4】前記加熱手段は天板と底板の両方に設けた
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の微量有
    機化合物捕集装置。
  5. 【請求項5】前記加熱手段は少なくとも一方が赤外線加
    熱装置からなることを特徴とする請求項1〜4の何れか
    に記載の微量有機化合物捕集装置。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載の微量有機
    化合物捕集装置と定性定量分析を行う分析部からなるこ
    とを特徴とする微量有機化合物分析装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の微量有機化合物分析装置に
    より分析することを特徴とした微量有機化合物分析方
    法。
  8. 【請求項8】請求項7の微量有機化合物分析方法を用い
    てフォトマスクの良否判定を行うことを特徴とするフォ
    トマスクの良否判定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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