JP2003262203A - 建設機械の油圧回路 - Google Patents

建設機械の油圧回路

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JP2003262203A
JP2003262203A JP2002062092A JP2002062092A JP2003262203A JP 2003262203 A JP2003262203 A JP 2003262203A JP 2002062092 A JP2002062092 A JP 2002062092A JP 2002062092 A JP2002062092 A JP 2002062092A JP 2003262203 A JP2003262203 A JP 2003262203A
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JP
Japan
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pressure
discharge pressure
control valve
pump
discharge
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JP2002062092A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Hosoe
雅義 細江
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Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧アクチュエータの非動作時にはリモコン
バルブに供給する圧油を低下させて燃料消費量を減少さ
せる。 【解決手段】 ギヤポンプ17の油路に吐出圧調整手段
としての電磁比例バルブ21を設ける。また、機体の走
行操作を検出する手段としての圧力スイッチ22と、ブ
ームやアーム等の上物操作を検出する手段としての圧力
スイッチ23とを設け、これら圧力スイッチ22,23
の検出信号は制御手段であるコントローラ24に入力さ
れる。圧力スイッチ22,23が走行操作及び上物操作
がない状態を検出しているときは、コントローラ24か
ら電磁比例バルブ21に対してリリーフ圧を低くする信
号が出力され、前記ギヤポンプ17から吐出された圧油
が該電磁比例バルブ21を通ってタンク25にリリーフ
されるため、ギヤポンプ17の吐出圧が低下してエンジ
ンの負荷が減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建設機械の油圧回路
に関するものであり、特に、操作レバーの操作をコント
ロールバルブに伝えるリモコンバルブを備えた建設機械
の油圧回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の建設機械の油圧回路を示
し、油圧アクチュエータ11にはメインポンプ12から
吐出された圧油が供給され、この圧油はパイロット操作
形のコントロールバルブ13によって流れる方向及び流
量が制御される。メインポンプ12はエンジン14の回
転により駆動される。また、操作レバー15の傾倒操作
によりリモコンバルブ16から前記コントロールバルブ
13の左右何れかのパイロットポート13aまたは13
bにパイロット圧が導出されたとき、前記コントロール
バルブ13のスプールが切り替わって、油圧アクチュエ
ータ11に圧油が供給される。
【0003】ここで、前記メインポンプ12とは別にギ
ヤポンプ(サブポンプ)17が設けられており、前記エ
ンジン14からの回転出力がギヤ機構18を介してこの
ギヤポンプ17に伝達される。そして、該ギヤポンプ1
7から吐出された圧油が前記コントロールバルブ13に
供給される。尚、符号19は前記メインポンプ12の吐
出油を所定圧に保持するためのリリーフバルブ、符号2
0は前記ギヤポンプ17の吐出油を所定圧に保持するた
めのリリーフバルブである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、前記
コントロールバルブ13の切り替え操作を行うリモコン
バルブ16には、ギヤポンプ17から吐出された圧油が
常時所定圧で供給され続けている。例えば、前記リリー
フバルブ20のリリーフ圧が40kg/cm2に設定されていれ
ば、前記操作レバー15によりリモコンバルブ16を操
作したときばかりではなく、非操作時であってもギヤポ
ンプ17は40kg/cm2の圧油を吐出し続けている。従っ
て、前記油圧アクチュエータ11の非動作時であっても
ギヤポンプ17は必要以上の仕事を行うため、エンジン
14のアイドリング中の燃料消費量を必要以上に大きく
している。
【0005】そこで、油圧アクチュエータの非動作時に
はリモコンバルブに供給する圧油を低下させて燃料消費
量を減少させるために解決すべき技術的課題が生じてく
るのであり、本発明はこの課題を解決することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、油圧アクチュエータ
を制御するパイロット操作形のコントロールバルブと、
該コントロールバルブの切り替え操作を行うリモコンバ
ルブと、このリモコンバルブに圧油を供給するポンプ
と、該ポンプの吐出油を所定圧に保持する手段とを備え
た建設機械の油圧回路に於いて、前記ポンプの吐出圧を
任意の圧力に調整できる吐出圧調整手段と、機体の走行
操作若しくは上物操作を検出する操作検出手段とを設
け、該操作検出手段が走行若しくは上物の非操作を検出
しているときは、前記吐出圧調整手段にポンプ吐出圧を
低下させる信号を出力し、一方、該操作検出手段が走行
若しくは上者の操作を検出したときは、前記吐出圧調整
手段にポンプ吐出圧を前記所定圧まで上昇させる信号を
出力する制御手段を備えた建設機械の油圧回路、及び、
上記吐出圧調整手段は制御手段からの信号にてリリーフ
圧を変更するように形成された電磁比例バルブである建
設機械の油圧回路を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1に従って詳述する。尚、説明の都合上、従来技術と同
一構成部分には同一符号を付してその説明を省略するも
のとする。従来の油圧回路と異なる点は、ギヤポンプ1
7の油路には吐出圧を任意に調整できる吐出圧調整手段
としての電磁比例バルブ21を設けてあり、また、機体
の走行操作を検出する操作検出手段としての圧力スイッ
チ22と、ブームやアーム等の上物操作を検出する操作
検出手段としての圧力スイッチ23とが設けられ、これ
ら圧力スイッチ22,23の検出信号は制御手段である
コントローラ24に入力される。
【0008】前記電磁比例バルブ21はコントローラ2
4からの出力信号(電流)の大きさに応じてリリーフ圧
を任意に変更することができ、もう一つのリリーフバル
ブ20のリリーフ圧が例えば40kg/cm2に設定されていた
としても、該電磁比例バルブ21のリリーフ圧を低下し
た場合は、前記ギヤポンプ17から吐出された圧油が該
電磁比例バルブ21を通ってタンク25にリリーフされ
るため、ギヤポンプ17の吐出圧が低下する。コントロ
ーラ24からの出力信号の大きさを変化させて、該電磁
比例バルブ21のリリーフ圧を上昇させると、それに伴
いギヤポンプ17の吐出圧が上昇していく。そして、前
記ギヤポンプ17の吐出圧は、最終的には前記リリーフ
バルブ20で設定された所定圧に保持される。
【0009】而して、前記圧力スイッチ22にて常に走
行操作を監視するとともに、前記圧力スイッチ23にて
常に上物操作を監視し、双方の圧力スイッチ22,23
が走行操作及び上物操作がない状態を検出していると
き、即ち走行及び上物の非操作を検出しているときは、
前記コントローラ24から電磁比例バルブ21に対して
ギヤポンプ17の吐出圧を低下させる信号を出力する。
従って、該電磁比例バルブ21のリリーフ圧が低圧に設
定され、前記ギヤポンプ17から吐出された圧油が該電
磁比例バルブ21を通ってタンク25にリリーフされる
ため、ギヤポンプ17の吐出圧が低下する。斯くして、
エンジン14の負荷が低減して燃料消費量が減少する。
【0010】ここで、前記圧力スイッチ22が走行操作
を検出したとき、若しくは、圧力スイッチ23が上物操
作を検出したときは、前記コントローラ24から電磁比
例バルブ21に対してギヤポンプ17の吐出圧を所定圧
まで上昇させる信号を出力する。従って、該電磁比例バ
ルブ21のリリーフ圧が高圧に設定され、ギヤポンプ1
7の吐出圧が上昇していく。
【0011】そして、前記ギヤポンプ17の吐出圧は、
最終的には前記リリーフバルブ20で設定された所定圧
に保持されるため、前記操作レバー15によりリモコン
バルブ16を操作したときは、該リモコンバルブ16か
ら前記コントロールバルブ13の左右何れかのパイロッ
トポート13aまたは13bに対して、必要十分なパイ
ロット圧が導出されて前記コントロールバルブ13のス
プールが切り替わり、油圧アクチュエータ11に圧油が
供給される。
【0012】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0013】
【発明の効果】本発明は上記一実施の形態に詳述したよ
うに、請求項1記載の発明はリモコンバルブに圧油を供
給するポンプの吐出圧を任意に調整できる吐出圧調整手
段と、機体の走行操作若しくは上物操作を検出する操作
検出手段とを設け、走行若しくは上物が非操作であると
きは、前記吐出圧調整手段にポンプ吐出圧を低下させる
信号を出力する制御手段を備えているので、リモコンバ
ルブを操作しない状態でのポンプ吐出圧を低下させ、エ
ンジン負荷を低減して燃料消費量を減少することができ
る。
【0014】また、前記操作検出手段が走行若しくは上
物の操作を検出したときは、前記制御手段は吐出圧調整
手段にポンプ吐出圧を上昇させる信号を出力するので、
リモコンバルブには必要十分な圧油が供給され、コント
ロールバルブの切り替え操作を行うことができる。
【0015】斯くして、オペレータがその都度特別な操
作を行うことなく、リモコンバルブへ圧油を供給するポ
ンプの吐出圧を自動的に増減でき、必要に応じてエンジ
ンの負荷を低減して燃費の向上を図ることができる。請
求項2記載の発明は、上記吐出圧調整手段は制御手段か
らの信号にてリリーフ圧を変更するように形成された電
磁比例バルブであるため、操作状態に応じて任意のリリ
ーフ圧に設定することが可能であり、請求項1記載の発
明の効果に加えて、吐出圧調整を正確且つ迅速に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示し、建設機械の油圧
回路図。
【図2】従来の建設機械の油圧回路図。
【符号の説明】
11 油圧アクチュエータ 16 リモコンバルブ 17 ギヤポンプ 20 リリーフバルブ 21 電磁比例バルブ(吐出圧調整手段) 22 圧力スイッチ(走行操作検出手段) 23 圧力スイッチ(上物操作検出手段) 24 コントローラ(制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F15B 11/17 F15B 11/00 N Fターム(参考) 2D003 BA01 BA02 BA05 CA02 DA03 DA04 3H089 AA02 AA60 BB01 CC01 CC08 CC11 DA02 DA03 DA07 EE05 EE12 EE36 FF08 FF13 GG02 JJ01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧アクチュエータを制御するパイロッ
    ト操作形のコントロールバルブと、該コントロールバル
    ブの切り替え操作を行うリモコンバルブと、このリモコ
    ンバルブに圧油を供給するポンプと、該ポンプの吐出油
    を所定圧に保持する手段とを備えた建設機械の油圧回路
    に於いて、前記ポンプの吐出圧を任意の圧力に調整でき
    る吐出圧調整手段と、機体の走行操作若しくは上物操作
    を検出する操作検出手段とを設け、該操作検出手段が走
    行若しくは上物の非操作を検出しているときは、前記吐
    出圧調整手段にポンプ吐出圧を低下させる信号を出力
    し、一方、該操作検出手段が走行若しくは上者の操作を
    検出したときは、前記吐出圧調整手段にポンプ吐出圧を
    前記所定圧まで上昇させる信号を出力する制御手段を備
    えたことを特徴とする建設機械の油圧回路。
  2. 【請求項2】 上記吐出圧調整手段は制御手段からの信
    号にてリリーフ圧を変更するように形成された電磁比例
    バルブである請求項1記載の建設機械の油圧回路。
JP2002062092A 2002-03-07 2002-03-07 建設機械の油圧回路 Pending JP2003262203A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015081458A (ja) * 2013-10-23 2015-04-27 住友建機株式会社 作業機械
JP2019044868A (ja) * 2017-09-01 2019-03-22 ナブテスコ株式会社 パイロット油制御回路

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015081458A (ja) * 2013-10-23 2015-04-27 住友建機株式会社 作業機械
JP2019044868A (ja) * 2017-09-01 2019-03-22 ナブテスコ株式会社 パイロット油制御回路
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