JP5324981B2 - 作業機械 - Google Patents

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Description

本発明は、作業機械に関する。
油圧ショベルなどの作業機械は、エンジンによって油圧ポンプを駆動し、油圧ポンプから吐出した作動油によって油圧アクチュエータを駆動する。油圧ポンプは、可変容量型のものであり、斜板の位置が変更されることによって吐出容量を変更することができる。従って、作業機械では、油圧ポンプの吐出容量を制御するために、斜板の位置が制御される。例えば、油圧ポンプの吐出圧が増大すると、油圧ポンプの吐出容量が減少するように斜板の位置が制御される。また、油圧ポンプの吐出圧が低下すると、油圧ポンプの吐出容量が増大するように斜板の位置が制御される。これにより、油圧ポンプの吸収馬力が一定となるように制御される。また、油圧ポンプの吐出圧と油圧アクチュエータの負荷圧との差圧が所定の設定差圧となるように、油圧ポンプの斜板の位置が制御される。
一方、作業能力を向上させるために、エンジンの出力馬力を増大させるパワーアップ制御を実行可能とした作業機械が開発されている。例えば、特許文献1に示されている油圧式掘削機では、オペレータによって押しボタンが押されると、エンジンに付設されたガバナ駆動装置にエンジン出力増加信号が出力される。これにより、エンジンの出力馬力が増大し、その結果、掘削力を増大させることができる。
特開平5−214746号公報
図9に示すように、上記のパワーアップ制御が実行されている状態(PL1’参照)では、通常運転時(PL1参照)と比べて吐出流量の最大値がQ1からQ2に増大する。このような状態において、油圧アクチュエータへの負荷が抜けると、吐出圧が低下することによって、吐出流量が過剰に増大する恐れがある(矢印A1参照)。吐出流量が増大すると、油圧ポンプの吸込み流量も増大する。この場合、油圧ポンプの吸込み側の負圧が大きくなり、キャビテーションが発生し易くなることによって、油圧ポンプの寿命が短くなる恐れがある。
本発明の課題は、油圧ポンプからの吐出流量の過剰な増大を抑えることができる作業機械を提供することにある。
第1発明に係る作業機械は、エンジンと、油圧ポンプと、油圧アクチュエータと、第1斜板制御部と、第2斜板制御部と、エンジン回転数検知部と、設定差圧制御部とを備える。油圧ポンプは、エンジンによって駆動され、斜板の位置が制御されることによって吐出容量が制御される可変容量型のものである。油圧アクチュエータは、油圧ポンプから吐出された作動油によって駆動される。第1斜板制御部は、油圧ポンプの吐出圧が増大すると油圧ポンプの吐出容量が減少するように斜板の位置を制御する。また、第1斜板制御部は、油圧ポンプの吐出圧が低下すると油圧ポンプの吐出容量が増大するように斜板の位置を制御する。第2斜板制御部は、油圧ポンプの吐出圧と油圧アクチュエータの負荷圧との差圧が所定の設定差圧となるように斜板の位置を制御する。エンジン回転数検知部は、エンジンの回転数を検知する。設定差圧制御部は、エンジンの回転数が所定の閾値以下である場合には設定差圧を所定の第1差圧に設定する。また、設定差圧制御部は、エンジンの回転数が所定の閾値を越えている場合には、設定差圧を第1差圧よりも小さい第2差圧に設定する。
この作業機械では、エンジン回転数が所定の閾値を越えた場合には、設定差圧が第2差圧に変更される。このため、設定差圧が第1差圧に設定されている場合よりも、吐出流量の最大値が抑えられる。これにより、油圧アクチュエータへの負荷が抜けて吐出圧が低下しても、吐出流量が過剰に増大することを抑えることができる。
第2発明に係る作業機械は、第1発明の作業機械であって、エンジンの回転数を増大させるパワーアップ制御を実行させるために操作される第1パワーアップ操作部をさらに備える。そして、設定差圧制御部は、第1パワーアップ操作部の操作後にエンジンの回転数が閾値を越えている場合に、設定差圧を第2差圧に設定する。
この作業機械では、第1パワーアップ操作部が操作されたことによりエンジンの回転数が増大した状態において、吐出流量の過剰な増大を抑えることができる。
第3発明に係る作業機械は、第1発明の作業機械であって、エンジンの回転数を増大させるパワーアップ制御の実行及び解除を切り換えるために操作される第2パワーアップ操作部をさらに備える。そして、設定差圧制御部は、第2パワーアップ操作部の解除操作後にエンジンの回転数が閾値を越えている場合に、設定差圧を第2差圧に設定する。
この作業機械では、第2パワーアップ操作部が解除操作されたが、エンジン回転数が実際に低下する前に油圧アクチュエータへの負荷が抜けた場合に、吐出流量の過剰な増大を抑えることができる。
第4発明に係る作業機械は、第1発明の作業機械であって、アクチュエータ操作部と、パワーアップ制御部とをさらに備える。アクチュエータ操作部は、油圧アクチュエータを駆動させるために操作される。パワーアップ制御部は、アクチュエータ操作部の操作内容が所定のパワーアップ条件を満たすか否かを判定し、アクチュエータ操作部の操作内容が所定のパワーアップ条件を満たす場合にエンジンの回転数を増大させる自動パワーアップ制御を行う。そして、設定差圧制御部は、自動パワーアップ制御において、エンジンの回転数が閾値を越えている場合に、設定差圧を第2差圧に設定する。
この作業機械では、自動パワーアップ制御によりエンジンの回転数が増大した状態において、吐出流量の過剰な増大を抑えることができる。
本発明に係る作業機械では、エンジン回転数が増大した状態において油圧アクチュエータへの負荷が抜けた場合に、吐出流量の過剰な増大を抑えることができる。
油圧ショベルの外観図。 油圧システムの構成を示す概略図。 ポンプ吐出流量特性を示す図。 エンジン出力トルク特性およびポンプ吸収トルク特性を示す図。 エンジン出力馬力特性およびポンプ吐出流量特性を示す図。 第1実施形態に係る油圧ショベルでの流量制限制御を示すフローチャート。 第2実施形態に係る油圧ショベルでの流量制限制御を示すフローチャート。 他の実施形態に係る流量制限制御でのポンプ吐出流量特性を示す図。 従来の通常運転時とパワーアップ制御時とにおけるポンプ吐出流量特性の変化を示す図。
<第1実施形態>
[外観構成]
本発明の一実施形態に係る油圧ショベルを図1に示す。この油圧ショベル1は、走行体2と、旋回体3と、作業機4とを備えている。
走行体2は、一対の走行装置11,12を有する。各走行装置11,12は、履帯13,14と走行モータ(図示せず)とを有し、履帯13,14が走行モータによって駆動されることによって、油圧ショベル1を走行させる。
旋回体3は、走行体2上に載置されている。旋回体3は、図示しない旋回モータによって走行体2上において旋回する。また、旋回体3の前部左側位置には運転室15が設けられている。
作業機4は、旋回体3の前部中央位置に取り付けられており、ブーム21、アーム22、バケット23を有する。ブーム21の基端部は、旋回体3に回転可能に連結されている。また、ブーム21の先端部はアーム22の基端部に回転可能に連結されている。アーム22の先端部は、バケット23に回転可能に連結されている。また、ブーム21、アーム22およびバケット23のそれぞれに対応するように油圧シリンダ(ブームシリンダ24、アームシリンダ25およびバケットシリンダ26)が配置されている。これらの油圧シリンダ24〜26が駆動されることによって作業機4が駆動され、これにより、掘削等の作業が行われる。
[油圧システムの構成]
次に、油圧ショベル1が備える油圧システムの構成を図2に示す。この油圧システムは、油圧ポンプ31がエンジン32によって駆動され、油圧ポンプ31から吐出された作動油が操作弁33を介して、ブームシリンダ24、アームシリンダ25、バケットシリンダ26、走行モータ(図示せず)、旋回モータ(図示せず)などの油圧アクチュエータに供給および排出されるように構成されている。油圧アクチュエータへの油圧の供給および排出が制御されることにより、作業機4の動作、旋回体3の旋回、および走行体2の走行動作が制御される。なお、図2では、油圧アクチュエータのうち、ブームシリンダ24のみを図示しており、他の油圧アクチュエータは省略している。
エンジン32は、ディーゼルエンジンであり、燃料噴射装置34からの燃料の噴射量が調整されることにより、エンジン32の出力が制御される。燃料噴射量の調整は、燃料噴射装置34がエンジンコントローラ35によって制御されることで行われる。なお、エンジン32の実回転数は、回転数センサ36にて検出され、その検出信号は、エンジンコントローラ35およびポンプコントローラ37にそれぞれ入力される。
油圧ポンプ31は、エンジン32によって駆動され、作動油を吐出する。油圧ポンプ31から吐出された作動油は、後述する操作弁33を介して油圧アクチュエータに供給される。油圧ポンプ31は、斜板41の傾転角が制御されることにより吐出容量を制御可能な可変容量型の油圧ポンプである。なお、以下の説明において、油圧ポンプ31の吐出容量とは、油圧ポンプ31の1回転あたりの作動油の吐出量を意味しており、斜板41の角度によって定められる。また、油圧ポンプ31の吐出流量とは、単位時間あたりの作動油の吐出量を意味しており、斜板41の角度及び油圧ポンプ31の回転数によって定められる。
斜板41の傾転角は油圧ポンプ制御装置40によって制御される。油圧ポンプ制御装置40は2つの機能を有する。第1の機能は、油圧ポンプ31の吐出圧と、油圧アクチュエータの負荷圧との差圧が一定になるように斜板41の角度を制御する機能である。第2の機能は、油圧ポンプ31の吸収馬力が一定範囲を越えないように斜板41の角度を制御する機能である。油圧ポンプ制御装置40は、サーボピストン42と、LSバルブ43と、PCバルブ44と、設定差圧制御バルブ45とを有する。
サーボピストン42は、ピストン46とシリンダ47を有している。ピストン46は斜板41に連結されている。シリンダ47内には、ピストン46を間に挟んで第1室48と第2室49とが設けられている。ピストン46は、バネ51により第1室48側から第2室49側へ向けて(図2での右方向へ)付勢されている。このため、サーボピストン42では、バネ51のバネ力と第1室48内の油圧による力との合力と、第2室49内の油圧による力とのバランスにより、ピストン46のシリンダ47内での位置が決定される。ピストン46が第2室49側(図2での右方向)に移動すると、斜板41の角度が大きくなり油圧ポンプ31の吐出容量が大きくなる。逆にピストン46が第1室48側(図2での左方向)に移動すると、斜板41の角度が小さくなり油圧ポンプ31の吐出容量が小さくなる。
LSバルブ43は、油圧ポンプ31の吐出圧と油圧アクチュエータの負荷圧との差圧が一定になるように斜板41の角度を制御する。LSバルブ43は、3つのポートX1,Y1,Z1と、3つのパイロットポートV1,V3,W1を有する。ポートX1はシリンダ47の第2室49につながる回路81に接続されている。ポートY1およびパイロットポートV1は第1パイロット回路82に接続されている。第1パイロット回路82は、油圧ポンプ31の吐出口に接続されたポンプ吐出回路83から分岐しており、第1パイロット回路82を介して油圧ポンプ31の吐出圧がパイロット圧としてV1ポートに印加される。パイロットポートV3は、後述する設定差圧制御バルブ45のポートX3に接続されている。ポートZ1はPCバルブ44につながる回路84に接続されている。ポートW1は第2パイロット回路85に接続されている。第2パイロット回路85は、操作弁33の出口と油圧アクチュエータとを接続する負荷圧回路86から分岐しており、第2パイロット回路85を介して油圧アクチュエータの負荷圧がパイロット圧としてポートW1に印加される。LSバルブ43は、状態a1と状態b2との間で切り換えられる。LSバルブ43は、状態a1では、ポートX1とポートZ1とを連通させる。また、LSバルブ43は、状態b1では、ポートX1とポートY1とを連通させる。
LSバルブ43は、吐出圧と負荷圧との差圧△PLSが所定の設定差圧で一定になるように斜板41の角度を制御する。差圧ΔPLSは、以下の数1式で定義される。
[数1]
△PLS=Pp−PLS
ここで、Pp:吐出圧、PLS:負荷圧、である。
LSバルブ43には、LSバルブ43を状態a1側に付勢するバネ54が設けられている。このバネ54による付勢力によってLSバルブ43の設定差圧が定められる。LSバルブ43に印加される差圧△PLSがLSバルブ43の設定差圧より低くなると、LSバルブ43は状態a1となる。この状態では、サーボピストン42の第2室49の圧力が低下して、ピストン46が図2における右方向に移動する。これにより、斜板41の角度が大きくなり、油圧ポンプ31の吐出容量が大きくなる。また、差圧△PLSが設定差圧より高くなると、LSバルブ43が状態b1に切り替わる。この状態では、LSバルブ43は、開口面積に応じて吐出圧を減圧して、サーボピストン42の第2室49に供給する。減圧された吐出圧が第2室49に供給されることにより、第2室49の圧力が高くなり、サーボピストン42内のピストン46が図2における左方向に移動する。これにより、斜板41の角度が小さくなり、油圧ポンプ31の吐出容量が小さくなる。
PCバルブ44は、吐出圧に応じた一定の吐出流量以上には油圧ポンプ31の吐出流量を増加させないように斜板41の角度を制御する。すなわち、PCバルブ44は、油圧ポンプ31の吸収馬力がエンジン32の出力馬力を超えないように馬力制御を行う。
PCバルブ44は、ポートX2,Y2,Z2とパイロットポートV2とを有する。ポートX2はLSバルブ43のポートZ1につながる回路84に接続されている。ポートY2およびパイロットポートV2は第1パイロット回路82に接続されている。従って、第1パイロット回路82を介して油圧ポンプ31の吐出圧がパイロット圧としてパイロットポートV2に印加される。ポートZ2はタンクにつながるドレン回路87に接続されている。PCバルブ44は、状態a2と状態b2との間で切り換えられる。PCバルブ44は、状態a2では、ポートX2とポートZ2とを連通させる。また、PCバルブ44は、状態b2では、ポートX2とポートY2とを連通させる。
PCバルブ44には、PCバルブ44を状態a2側に付勢するバネ55が設けられている。PCバルブ44は、このバネ55によるバネ力と、ポートY2に印加されるパイロット圧すなわち油圧ポンプ31の吐出圧による力とのバランスによって状態a2と状態b2とに切り替わる。すなわち、吐出圧が小さい場合には、PCバルブ44は状態a2となり、ポートX2とドレン回路87とを連通させる。吐出圧が増大すると、PCバルブ44は状態b2に切換り、サーボピストン42の第2室49に吐出圧を供給する。これにより、第2室49内の油圧が高くなり、ピストン46が図2における左方向へ移動する。これにより第2室49の油圧が、そのときの吐出圧に対応した圧力に調整されると共に、斜板41の角度が取り得る最大値を減少させる。図3に、吐出圧に対するポンプ吐出流量特性を表すPQ曲線PL1を示す。このPQ曲線PL1のc1−c2部分に示されるように、油圧ポンプ31の吐出圧が上昇すると、PCバルブ44は、油圧ポンプ31の吐出流量を減少させるように斜板41の角度を制御する。逆に、吐出圧が低下すると、PCバルブ44は、吐出流量を増加させるように斜板41の角度を制御する。そして、各吐出圧の状態においては、上述したLSバルブ43を作動させることによって、差圧△PLSの変化に対応して、上述した角度の最大値までの範囲内で斜板41の角度を調整することができる。ただし、PQ曲線PL1のc2’−c3部分に示されるように、吐出圧が所定値より低い場合には、LSバルブ43の作用によって、吐出流量の最大値がQ1に制限される。
また、図2に示すように、PCバルブ44には、ソレノイド56が設けられている。ソレノイド56にポンプコントローラ37から制御信号が入力されると、バネ55によるバネ力と、ポートY2に印加されるパイロット圧による力とのバランスが変化する。これにより、PCバルブ44は、制御信号の大きさに応じて油圧ポンプ31の吸収トルクを変化させることができる。
設定差圧制御バルブ45は、上述したLSバルブ43の設定差圧を、所定の第1差圧と、第1差圧より小さい第2差圧とに切り換える。設定差圧制御バルブ45は、3つのポートX3,Y3,Z3を有する。ポートX3は、LSバルブ43のパイロットポートV3に接続された回路88に接続されている。ポートY3は、図示しない油圧ポンプに接続された回路89に接続されている。なお、回路89は、図示しない減圧弁を介して油圧ポンプ31に接続されてもよい。ポートZ3は、タンクに接続されたドレン回路91に接続されている。設定差圧制御バルブ45は、状態a3と状態b3とに切り換えられる。設定差圧制御バルブ45は、状態a3では、ポートX3とポートZ3とを連通させる。このとき、LSバルブ43のパイロットポートV3には設定差圧制御バルブ45からのパイロット圧は供給されず、LSバルブ43の設定差圧はバネ54によって定められる第1差圧に設定される。また、設定差圧制御バルブ45は、状態b3では、ポートX3とポートY3とを連通させる。このとき、LSバルブ43のパイロットポートV3には設定差圧制御バルブ45から所定のパイロット圧が供給される。これにより、LSバルブ43の設定差圧は、第1差圧から第2差圧に低下する。設定差圧制御バルブ45には、設定差圧制御バルブ45を状態a3側に付勢するバネ92が設けられている。また、設定差圧制御バルブ45にはソレノイド93が設けられている。ソレノイド93が非励磁である場合には、設定差圧制御バルブ45は状態a3に維持される。ポンプコントローラ37からソレノイド93に制御信号が入力されてソレノイド93が励磁されると、設定差圧制御バルブ45は状態a3から状態b3に切り換えられる。
操作弁33は、油圧アクチュエータに対応して設けられる油圧パイロット操作式の方向制御弁の集合体である。操作弁33は、後述する操作装置60の操作に応じて制御され、各油圧アクチュエータに供給される油圧を制御する。
操作装置60は、運転室15内に設けられており、各種の動作を指令するためにオペレーターによって操作される。操作装置60は、燃料ダイヤル61、走行レバー62、作業機レバー63、機械モニタ64、パワーアップスイッチ65などを有する。
燃料ダイヤル61は、エンジン32の目標回転数を手動で設定するためにオペレーターによって操作される部材である。燃料ダイヤル61が操作されると、燃料ダイヤル61の操作量に応じたスロットル信号がポンプコントローラ37を介してエンジンコントローラ35に入力される。
走行レバー62は、油圧ショベル1の走行を操作するためにオペレーターによって操作される部材である。走行レバー62が操作されると、その操作内容に対応したパイロット圧が操作弁33に供給される。これにより、走行モータへの供給油圧が制御され、油圧ショベル1の走行動作が制御される。なお、走行レバー62の操作内容に対応したパイロット圧は、油圧センサ52によって検出され、その検出信号がポンプコントローラ37に入力される。
作業機レバー63は、作業機4を操作するためにオペレーターによって操作される部材である。作業機レバー63が操作されると、その操作内容に対応したパイロット圧が操作弁33に供給される。これにより、ブームシリンダ24、アームシリンダ25、バケットシリンダ26、旋回モータへの供給油圧が制御され、作業機4の動作および旋回体3の旋回動作が制御される。なお、作業機レバー63の操作内容に対応したパイロット圧は、油圧センサ53によって検出され、その検出信号がポンプコントローラ37に入力される。
機械モニタ64は、ポンプコントローラ37から各種の信号を受け取り、燃料量や水温などの各種の情報を表示する。また、機械モニタ64は、油圧ショベル1の各種の設定を入力するための操作ボタンを有しており、例えば、機械モニタ64によって作業モードを選択することができる。作業モードには、例えば、高出力を優先させるモードおよび燃費を優先させるモードなどがある。後述する制御部30は、選択された作業モードおよび運転状況に応じて、最適なエンジン出力トルクおよびポンプ吸収トルクを選択する。なお、機械モニタ64が操作されると、その操作信号がポンプコントローラ37に入力される。
パワーアップスイッチ65は、作業機レバー63に付設されており、作業機4の出力を増大させるためにオペレーターによって操作される部材である。パワーアップスイッチ65が操作されると、パワーアップスイッチ65からの検出信号がポンプコントローラ37に入力される。
制御部30は、エンジンコントローラ35と、ポンプコントローラ37とを有する。
エンジンコントローラ35には、複数のエンジン出力トルク特性に対応した目標噴射特性がマップ化されて記憶されている。エンジン出力トルク特性は、エンジン32の出力トルクとエンジン回転数との関係を示すものであり、その一例を図4に示す(ラインE1参照)。エンジンコントローラ35は、燃料ダイヤル61からのスロットル信号および設定された作業モードに応じて、エンジン出力トルク特性を選択し、選択したエンジン出力トルク特性に基づいて燃料噴射装置34を制御する。
ポンプコントローラ37は、PCバルブ45のソレノイド56を制御することによって、ポンプ吸収トルクを制御する。ポンプコントローラ37には、作業モードや運転状況に基づいて設定される複数のポンプ吸収トルク特性がマップ化されて記憶されている。ポンプ吸収トルク特性は、ポンプ吸収トルクと、エンジン回転数との関係を示すものである。ポンプ吸収トルク特性の一例を図4に示す(ラインP1、P2参照)。ポンプコントローラ37は、設定された作業モードなどに応じてポンプ吸収トルク特性を選択する。そして、選択されたポンプ吸収トルク特性と実際のエンジン回転数とに基づいて、ポンプ吸収トルクがエンジン出力トルクとマッチング点(例えば、図4のマッチング点M1)でマッチングするように、ソレノイド93を制御する。
ここで、制御部30は、パワーアップスイッチ65が操作されると、パワーアップ制御を実行する。パワーアップ制御は、パワーアップスイッチ65が操作されていない通常時よりも作業機4の出力を増大させるための制御である。パワーアップ制御では、燃料ダイヤル61によって設定されたエンジン32の回転数よりも高い回転数が目標回転数として設定される。これにより、図5(a)に示すように、エンジン32の出力馬力がL1からL2に増大する。また、このとき、エンジン回転数が増大することにより、油圧ポンプ31のPQ曲線は、図5(b)に示すように、PL1からPL2に変化する。なお、PL1はエンジン32の出力馬力がL1の場合のPQ曲線である。PL2はエンジン32の出力馬力がL2の場合のPQ曲線である。
また、制御部30は、エンジン回転数の増大によって油圧ポンプ31の吐出流量が過剰に増大することを抑えるために吐出流量制限制御を行う。以下、図6に基づいて、吐出流量制限制御について説明する。
[吐出流量制限制御]
まず、ステップS1では、パワーアップスイッチ65がオンされたか否かが判断される。パワーアップスイッチ65がオンされていると、ステップS2に進む。
ステップS2では、パワーアップ制御が実行されてエンジン回転数が増大される。ここでは、パワーアップスイッチ65が押されていない通常時における燃料ダイヤル61によって設定されたエンジン32の回転数よりも高い回転数がポンプコントローラ37において目標回転数として設定され、エンジンコントローラ35、燃料噴射装置34に入力される。これにより、図5(a)に示すように、エンジン32の出力馬力がL1からL2に向けて増大し、エンジン回転数が増大する。
ステップS3では、エンジン32の回転数(N)が所定の閾値(N1)よりも大きいか否かが判定される。エンジン32の回転数(N)が所定の閾値(N1)よりも大きい場合には、ステップS4に進む。エンジン32の回転数(N)が所定の閾値(N1)よりも大きくない場合には、ステップS2に戻る。
ステップS4では、吐出流量の制限が行われる。ここでは、ポンプコントローラ37から設定差圧制御バルブ45に制御信号が入力され、設定差圧制御バルブ45が状態a3から状態b3に切り換えられる。これにより、LSバルブ43の設定差圧が第1差圧から第2差圧に低下される。その結果、図5(b)に示すように、吐出流量の最大値が、Q2よりも小さいQ1に抑えられる。なお、図5(b)において、Q2は、エンジン32の出力馬力がL2に増大しており且つLSバルブ43の設定差圧が第1差圧である場合の吐出流量の最大値を示している。また、Q1は、エンジン32の出力馬力がL2に増大しており且つLSバルブ43の設定差圧が第2差圧である場合の吐出流量の最大値を示している。
次に、ステップS5では、パワーアップスイッチ65がオフされたか否かが判定される。パワーアップスイッチ65がオフされていない場合は、ステップS4に戻り、吐出流量の制限が維持される。また、エンジンの出力馬力はL2に維持される。パワーアップスイッチ65がオフされた場合にはステップS6に進む。
ステップS6では、エンジン回転数が低減される。ここでは、目標回転数が、パワーアップスイッチ65が押されていない通常時における燃料ダイヤル61によって設定されたエンジン32の回転数に戻される。これにより、図5(a)に示すように、エンジン32の出力馬力がL2からL1に向けて低下し、エンジン回転数が低下する。
ステップS7では、エンジン32の回転数(N)が所定の閾値(N1)よりも小さいか否かが判定される。エンジン32の回転数(N)が所定の閾値(N1)よりも大きい場合には、ステップS4に戻り、吐出流量の制限が維持される。エンジン32の回転数(N)が所定の閾値(N1)よりも小さい場合には、ステップS8に進む。
ステップS8では、吐出流量の制限が解除される。ここでは、ポンプコントローラ37から設定差圧制御バルブ45への制御信号の入力が停止され、設定差圧制御バルブ45が状態b3から状態a3に切り換えられる。これにより、LSバルブ43の設定差圧が第2差圧から第1差圧に戻される。その結果、図5(b)に示すように、PQ曲線はPL1に戻る。
[特徴]
本実施形態にかかる油圧ショベル1では、パワーアップスイッチ65がオンされるとエンジン32の回転数が増大する。この状態においてエンジン回転数が閾値N1を越えると、LSバルブ43の設定差圧が第1差圧から第2差圧に低減されて、吐出流量の最大値の増大が抑えられる。これにより、パワーアップ制御中に油圧アクチュエータへの負荷が抜けて吐出圧が低下しても、吐出流量の過剰な増大を抑えることができる。
また、図5(b)に示すように、上記のLSバルブ43および設定差圧制御バルブ45による吐出流量の最大値の制限は、吐出圧が低圧の場合に行われ、吐出圧が高圧の場合には行われない。このため、吐出圧が高圧である場合、すなわち、油圧アクチュエータに負荷がかかっている場合には、吐出流量を十分に確保することができる。そして、吐出圧が低圧である場合、すなわち、油圧アクチュエータの負荷が抜けた場合には、油圧ポンプ31の回転数の増大による無駄な吐出流量の増大を制限することができる。
また、油圧ショベル1では、パワーアップスイッチ65がオフされた後に、エンジン回転数が閾値より低くなるまでは吐出流量の制限が維持される。このため、エンジン回転数が実際に低下する前に油圧アクチュエータへの負荷が抜けた場合であっても、上記と同様に吐出流量の過剰な増大を抑えることができる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係る油圧ショベルにおいて行われる吐出流量制限制御のフローチャートを図7に示す。この油圧ショベルでは、制御部は、上記のパワーアップ制御の実行を自動的に判断する自動パワーアップ制御を行う。なお、油圧ショベルの構成は、第1実施形態の油圧ショベル1と同様であるため、説明を省略する。
まず、ステップS11において、走行レバー62と作業機レバー63の操作内容が所定のパワーアップ条件を満たしているか否かが判定される。ここでは、制御部は、油圧センサ52,53からの検出信号に基づいて走行レバー62と作業機レバー63の操作内容がパワーアップ条件を満たすか否かを判定する。そして、制御部は、走行レバー62と作業機レバー63の操作内容がパワーアップ条件を満たす場合にエンジン32の回転数を増大させる。パワーアップ条件とは、例えば、アーム22とバケット23とを共に引く操作が行われている場合や、走行停止状態であり且つアーム22のみを引く操作が行われている場合などである。走行レバー62と作業機レバー63との操作内容がパワーアップ条件を満たす場合は、ステップS12に進み、パワーアップ制御が実行されてエンジン回転数が増大する。
ステップS13では、エンジン32の回転数(N)が所定の閾値(N1)よりも大きいか否かが判定される。エンジン32の回転数(N)が所定の閾値(N1)よりも大きい場合には、ステップS14に進み、吐出流量が制限される。エンジン32の回転数(N)が所定の閾値(N1)よりも大きくない場合には、ステップS12に戻る。
ステップS15では、走行レバー62と作業機レバー63との操作内容がパワーアップ条件を満たすか否かが判定される。ここでは、上記のステップS11と同様にして、制御部が、走行レバー62と作業機レバー63の操作内容がパワーアップ条件を満たすか否かを判定する。走行レバー62と作業機レバー63の操作内容がパワーアップ条件を満たす場合にはステップS14に戻って、パワーアップ制御と吐出流量の制限とが維持される。走行レバー62と作業機レバー63の操作内容がパワーアップ条件を満たさない場合には、ステップS16に進み、パワーアップ制御が解除されてエンジン回転数が低減される。
ステップS17では、エンジン32の回転数(N)が所定の閾値(N1)よりも小さいか否かが判定される。エンジン32の回転数(N)が所定の閾値(N1)以上である場合には、ステップS14に戻り、吐出流量の制限が維持される。エンジン32の回転数(N)が所定の閾値(N1)よりも小さい場合には、ステップS18に進み、吐出流量の制限が解除される。
なお、ステップS12〜14,S16〜18における具体的な制御内容は第1実施形態のステップS2〜4,S6〜8での制御内容と同様である。
本実施形態に係る油圧ショベルでは、走行レバー62と作業機レバー63との操作内容が所定のパワーアップ条件を満たした場合に、自動的にパワーアップ制御が実行される。これにより、パワーアップが必要な操作が実行されている場合に、自動的にエンジン32の出力馬力を増大させることができる。
また、第1実施形態と同様に、パワーアップ制御が実行されてエンジン回転数が増大した状態や、パワーアップ制御が解除されたがエンジン回転数がまだ十分に低下していない状態において、油圧アクチュエータへの負荷が抜けた場合には、吐出流量の制限が行われることにより、吐出流量の過剰な増大を抑えることができる。
<他の実施形態>
(a)上記の実施形態では、作業機械として油圧ショベルが例示されているが、他の種類の作業機械にも本発明の適用が可能である。
(b)上記の実施形態では、エンジン32の出力馬力がL1であり且つLSバルブ43の設定差圧が第1差圧である場合の吐出流量の最大値と、エンジン32の出力馬力がL2であり且つLSバルブ43の設定差圧が第2差圧である場合の吐出流量の最大値とがQ1で一致している。しかし、上記の2つの吐出流量の最大値が異なっていてもよい。例えば、図8に示すように、エンジン32の出力馬力がL1であり且つLSバルブ43の設定差圧が第1差圧である場合(PL1参照)の吐出流量の最大値がQ1であり、エンジン32の出力馬力がL2であり且つLSバルブ43の設定差圧が第2差圧である場合(PL2参照)の吐出流量の最大値がQ1より大きいQ3であってもよい。
(c)設定差圧制御部の構成は、上記の設定差圧制御バルブ45に限らず他の構成であってもよい。例えば、LSバルブ43に付設されるソレノイドであってもよい。
本発明は、吐出流量の過剰な増大を抑えることができる効果を有し、作業機械として有用である。
24 ブームシリンダ(油圧アクチュエータ)
25 アームシリンダ(油圧アクチュエータ)
26 バケットシリンダ(油圧アクチュエータ)
30 制御部(パワーアップ制御部)
31 油圧ポンプ
32 エンジン
36 回転数センサ(エンジン回転数検知部)
43 LSバルブ(第2斜板制御部)
44 PCバルブ(第1斜板制御部)
45 設定差圧制御バルブ(設定差圧制御部)
62 走行レバー(アクチュエータ操作部)
63 作業機レバー(アクチュエータ操作部)
65 パワーアップスイッチ(第1パワーアップ操作部、第2パワーアップ操作部)

Claims (4)

  1. エンジンと、
    前記エンジンによって駆動され、斜板の位置が制御されることによって吐出容量が制御される可変容量型の油圧ポンプと、
    前記油圧ポンプから吐出された作動油によって駆動される油圧アクチュエータと、
    前記油圧ポンプの吐出圧が増大すると前記油圧ポンプの吐出容量が減少するように前記斜板の位置を制御し、前記油圧ポンプの吐出圧が低下すると前記油圧ポンプの吐出容量が増大するように前記斜板の位置を制御する第1斜板制御部と、
    前記油圧ポンプの吐出圧と前記油圧アクチュエータの負荷圧との差圧が所定の設定差圧となるように前記斜板の位置を制御する第2斜板制御部と、
    前記エンジンの回転数を検知するエンジン回転数検知部と、
    前記エンジンの回転数が所定の閾値以下である場合には前記設定差圧を所定の第1差圧に設定し、前記エンジンの回転数が所定の閾値を越えている場合には、前記設定差圧を前記第1差圧よりも小さい第2差圧に設定する設定差圧制御部と、
    を備える作業機械。
  2. 前記エンジンの回転数を増大させるパワーアップ制御を実行させるために操作される第1パワーアップ操作部をさらに備え、
    前記設定差圧制御部は、前記第1パワーアップ操作部の操作後に前記エンジンの回転数が前記閾値を越えている場合に、前記設定差圧を前記第2差圧に設定する、
    請求項1に記載の作業機械。
  3. 前記エンジンの回転数を増大させるパワーアップ制御の実行及び解除を切り換えるために操作される第2パワーアップ操作部をさらに備え、
    前記設定差圧制御部は、前記第2パワーアップ操作部の解除操作後に前記エンジンの回転数が前記閾値を越えている場合に、前記設定差圧を前記第2差圧に設定する、
    請求項1に記載の作業機械。
  4. 前記油圧アクチュエータを駆動させるために操作されるアクチュエータ操作部と、
    前記アクチュエータ操作部の操作内容が所定のパワーアップ条件を満たすか否かを判定し、前記アクチュエータ操作部の操作内容が前記所定のパワーアップ条件を満たす場合に前記エンジンの回転数を増大させる自動パワーアップ制御を行うパワーアップ制御部と、
    をさらに備え、
    前記設定差圧制御部は、前記自動パワーアップ制御において、前記エンジンの回転数が前記閾値を越えている場合に、前記設定差圧を前記第2差圧に設定する、
    請求項1に記載の作業機械。
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