JP2003260078A - 芳香性いびき防止用貼付部材 - Google Patents

芳香性いびき防止用貼付部材

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JP2003260078A
JP2003260078A JP2002061290A JP2002061290A JP2003260078A JP 2003260078 A JP2003260078 A JP 2003260078A JP 2002061290 A JP2002061290 A JP 2002061290A JP 2002061290 A JP2002061290 A JP 2002061290A JP 2003260078 A JP2003260078 A JP 2003260078A
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snoring
sticking
fragrance
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Yoshio Morishita
喜郎 森下
Nobuo Takehara
信夫 竹原
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SHINWA SHOJI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 睡眠が阻害されることなく快適に睡眠を取る
ことができながらも、いびき発生を防止することができ
る芳香性いびき防止用貼付部材を提供する点にある。 【解決手段】 芳香剤を備えさせた本体部3と、閉じた
口の上くちびると下くちびるとに渡る状態で配置した前
記本体部3を貼り付けるために該本体部3に備えさせた
貼付部4,4とからなる芳香性いびき防止用貼付部材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、特に使い捨て用に
製造された安価ないびき防止用貼付部材において、就寝
中にエッセンシャルオイルや茶抽出物等からなる芳香剤
の香りを嗅ぐことにより精神状態の安定化を図るように
した芳香性いびき防止用貼付部材に関する。
【0002】
【従来の技術】使い捨て用に製造されたいびき防止用貼
付部材には、従来からいろんなものが提案されている。
そして、前記いびき防止用貼付部材としては、例えば裏
面に粘着材を備えた合成樹脂やテープ状のものをくちび
る(唇)に貼り付けて、くちびるを閉じた状態を維持さ
せることにより鼻のみで呼吸させることでいびきの発生
を阻止するようにしたものや、粘着部を備えたテープ状
のものを鼻に貼り付けて、鼻の孔を大きくして呼吸をス
ムーズに行わせることでいびきの発生を阻止するように
したもの等が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のものは、くちびるや鼻などに直接貼り付けて使用す
るものであるため、貼り付けている間は、使用者は違和
感を感じるだけでなく、特にくちびるを閉じる防止用貼
付部材にあっては口からの呼吸ができないことから、よ
り一層違和感を増大させてしまい、睡眠が阻害されてし
まうことがあり、実際には使用し難いものであった。
【0004】本発明が前述の状況に鑑み、解決しようと
するところは、睡眠が阻害されることなく快適に睡眠を
取ることができながらも、いびき発生を防止することが
できる芳香性いびき防止用貼付部材を提供する点にあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、芳香剤を備えさせた本体部と、閉じた口の
上くちびると下くちびるとに渡る状態で配置した前記本
体部を貼り付けるために該本体部に備えさせた貼付部と
から、芳香性いびき防止用貼付部材を構成した。上記構
成の芳香性いびき防止用貼付部材を閉じた口の上くちび
ると下くちびるとに渡る状態で貼り付けて寝ることによ
り、芳香剤の香りを鼻から吸わせて香りに意識を傾けさ
せることにより、芳香性いびき防止用貼付部材を貼り付
けているという違和感を無くすことができ、睡眠に集中
することができる。
【0006】前記芳香剤が、エッセンシャルオイルや茶
抽出物等の液体状のものからなり、その液体状の芳香剤
を多数の孔を備えたマイクロカプセルに内包させ、前記
マイクロカプセルを支持体に固着して前記本体部を構成
している。芳香剤を上記のようにエッセンシャルオイル
や茶抽出物等から構成する場合には、精神状態の安定を
図るアロマテラピー効果等を得ることができる。このこ
とによって、起床時において精神的安定効果が得られ、
ストレスの解消を図ることができる。又、例えば不織布
や和紙等の支持体に液状の芳香剤を含浸させているもの
の場合には、枕や皮膚等に液状の芳香剤が直接当たるこ
とにより、香りが枕や皮膚に付着したり、皮膚のかぶれ
等のトラブル発生を引き起こす等の不都合が発生した
り、芳香効果を持続できる時間や香りの強弱の調節等が
できないのであるが、液体状の芳香剤をマイクロカプセ
ルに内包させることによって、枕や皮膚等に液状の芳香
剤が直接当たることがなく、しかもマイクロカプセルに
形成の孔の大きさ等を変更することで芳香効果を持続で
きる時間や香りの強弱を自由に調節することができる利
点がある。前記アロマテラピーとは、植物の枝葉、根
茎、木皮、果実、つぼみ、樹脂などから水蒸気蒸留によ
り留出することができる揮発性の植物精油、つまりエッ
センシャルオイルを用いて、リラクゼーションやリフレ
ッシュ等の香りの効果を楽しむ、又は身体の精神の恒常
性の維持と促進を図る、又は身体や精神の不調を改善
し、正常な健康を取り戻す等の役割を担うもので、ホリ
スティックな観点から、美と健康を増進するために人生
が生み出した自然療法を言う。又、前記エッセンシャル
オイルは、各植物によって特有の香りを持ち、アロマテ
ラピーのベースとなる素材である。
【0007】前記本体部を、伸縮性を有する材料から構
成することによって、芳香性いびき防止用貼付部材を貼
り付けて使用している時に、皮膚の微動に合わせて本体
部が伸縮することによって、本体部の貼り付けによる違
和感を少なくすることができる。
【0008】前記本体部を、合成樹脂製の形状記憶素材
にて構成する、又は前記本体部に、金属等の形状記憶素
材を備えさせることによって、閉じた口が開いた場合で
も、形状記憶素材の元の形状に戻ろうとする力にて口を
閉じることが可能になり、いびき防止効果を高めること
ができる。
【0009】芳香剤が内包された前記マイクロカプセル
を板片に固着し、この板片を本体部に取り付け可能な手
段を該板片に設けることによって、気分によって自分の
好みの芳香剤入りのマイクロカプセルが固着された板片
を本体部に取り付けることができる。
【0010】前記マイクロカプセルの表面に常温よりも
高い所定温度で揮発する揮発性油分を塗布している。例
えば、収納袋に密閉状態の悪い状態で芳香性いびき防止
用貼付部材が収納されている場合でも、芳香剤が揮発に
より減少することを確実に阻止することができるだけで
なく、収納袋等に密封された状態で収納されている芳香
性いびき防止用貼付部材を袋の開封により取り出して皮
膚に装着することにより、マイクロカプセルの孔が徐々
に開口していき、マイクロカプセル内の芳香剤の香りを
徐々に外部に放出することができ、香りが急激に放出さ
れることを抑制することができる。前記揮発油分として
は、ハーブから抽出されたアズレン(azulene)
のようなセスキテルペンを含むものを用いることができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に、使い捨て用芳香性いびき
防止用貼付部材(使い捨て用芳香性いびき防止用貼付テ
ープ)を示しており、これは、合成樹脂製のフィルム、
不織布、和紙等からなる支持部1と、この支持部1の上
面に貼り付けた吸着剤2とからなる本体部3の下面の長
手方向2箇所のそれぞれに、粘着材4を貼り付けて構成
されている。前記吸着剤2は、図6に示しているよう
に、液状の芳香剤Hが内包されたマイクロカプセル5の
多数と、これらマイクロカプセル5を保持するための合
成樹脂や不織布あるいは紙等からなる吸着部6とからな
っている。肉眼では見えないが、図面(図6)では、わ
かり易くするために前記マイクロカプセル5の一部が吸
着部6にそれの上面から突出する状態で吸着させてお
り、突出したマイクロカプセル5に形成の多数の孔5A
(図6参照)を通して外部に香りを放出することができ
るようにしている。尚、前記香りの放出時間は、マイク
ロカプセル5の大きさや個数の他、孔5Aの大きさによ
って調節することができ、12時間以上になるようにそ
れらを設定している。前記吸着部6を発泡合成樹脂によ
りマイクロカプセル5を保持させる場合には、成形後の
発泡合成樹脂層に形成される多数の孔を香り排出用に利
用することによって、前記のようにマイクロカプセル5
の一部を吸着部6から突出する状態にせずに、マイクロ
カプセル5を発泡合成樹脂層の内部に埋設した状態で配
設することができ、より多くのマイクロカプセル5を吸
着部6に備えさせることができる。前記芳香性いびき防
止用貼付部材を装着時や装着後において、違和感を無く
すために皮膚の動きに伴って伸縮できるように前記本体
部3を伸縮性及び可撓性を有する材料で構成することが
好ましい。例えば、本体部3の長手方向に5%〜15%
程度、長手方向と直交する左右方向(横方向)程度伸縮
するものに構成することが好ましい。前記マイクロカプ
セル5の表面に、常温よりも高い所定温度(35度以上
が好ましい)で揮発する揮発性油分を塗布しておくこと
によって、収納袋に密閉状態の悪い状態で芳香性いびき
防止用貼付部材が収納されている場合でも、芳香剤が揮
発により減少することを確実に阻止することができるこ
とは勿論のこと、開封して芳香性いびき防止用貼付部材
を装着して体温にて揮発油分を徐々に揮発させることに
よって、急激に香りが放出されないようにすることもで
きる。前記揮発油分としては、ハーブから抽出されたア
ズレン(azulene)のようなセスキテルペンを含
むものが好ましいが、他のものであってもよい。
【0012】図2に示すように、前記支持部1を省略
し、吸着部6とマイクロカプセル5とからなる吸着剤2
の下面の2箇所に、前記粘着材4,4を貼り付けて構成
することによって、材料費及び製造面を含めたトータル
コストを低減することができる。尚、この場合、前記吸
着部6が前記支持部1の兼用部材になる。
【0013】又、図3に示すように、合成繊維などで編
み込んだ又は不織布などからなる通気性の良い袋状体7
に前記マイクロカプセル5を充填したものから、前記吸
着剤2を構成することもできる。この場合には、袋状体
7の大きさを変更するだけでマイクロカプセル5の充填
個数を変更することができる利点がある。前記袋状体7
の下面には、前記粘着材4,4が貼り付けられている。
尚、袋状体7の通気孔は、前記マイクロカプセル5が通
過できない大きさに設定することは勿論である。
【0014】又、図4では、一部が外部(上方)に突出
した前記マイクロカプセル5を備えた多孔質性のプラス
チック片8を前記支持部1の長手方向一方側に貼り付け
て実施してもよい。この場合、後述するように口を閉じ
た状態で顎と鼻の下にそれぞれ、長手方向が上下に向い
た状態で、かつ、鼻側に前記プラスチック片8が位置す
るように粘着材4にて貼り付けて、芳香性いびき防止用
貼付部材を装着することによって、吸着剤2の量を少な
くしてコストの低減を行うことができながらも、香りに
よる効果を有効に発揮させることができる利点がある。
又、図5では、図4よりも更に小さなプラスチック片8
のものを貼り付けたものを示しており、体調やその日の
気分等、必要に応じて大きなプラスチック片8を用いた
り、小さなプラスチック片8のものを用いることができ
るように、プラスチック片8を支持部1に貼り付け可能
に構成して実施することもできる。
【0015】前記のように構成された芳香性いびき防止
用貼付部材は、図7(a)に示すように、前記本体部3
をそれの長手方向が上下方向に向いた状態にすることに
よって、閉じた上くちびると下くちびるとに渡る状態で
本体部3を配置すると共に、前記粘着材4,4を鼻下と
顎に接触させることで、本体部3を顔に装着することが
できるようにしている。そして、このように装着するこ
とによって、口を閉じた状態にすることによって、鼻か
ら呼吸することでいびきの発生を阻止することができな
がらも、本体部3に備えさせたマイクロカプセル5の芳
香剤Hからの香りを鼻から吸うことにより、本体部3を
装着することによる違和感を香り効果による打ち消し作
用により快適に睡眠を取ることができるようにしてい
る。又、図7(b)に示すように、例え、上くちびると
下くちびるが多少開くことがあると、これを伸縮性のあ
る本体部3が伸長することによって、前記上くちびると
下くちびるの動きを吸収することで、装着間そのものの
違和感を無くすことができ、更に長時間に渡って快適に
睡眠を取ることができるようにしている。尚、図7
(b)に示す状態から上くちびると下くちびるの開き方
向への力が小さくなるに従って、前記本体部3の復元力
により口を閉じ状態へ自ずと復帰させることができる。
【0016】前記芳香剤Hとしては、リラクゼーション
やリフレッシュ効果を奏するエッセンシャルオイルの
他、液状にした茶抽出物等、香りの発生するものであれ
ばどのようなものであってもよい。前記エッセンシャル
オイルにはアロマテラピー効果として、前記リラクゼー
ションやリフレッシュ効果の他、免疫向上、ホルモンバ
ランスの安定化、消火促進、胃の調整、口臭予防、口内
炎防止等が知られている(日本アロマテラピー協会によ
るもの)。香りとしては、ラベンダー、スペアミント、
ローズマリー、レモン等の1種類又は複数種類のブレン
ドしたもの等どのような香りであってもよい。又、茶抽
出物として、緑茶を用いた場合には、カテキンに含まれ
る整理効果として、抗酸化作用、抗菌作用、腸内細菌の
改善、抗う蝕作用、消臭作用、活性酸素消去作用、コレ
ステロール上昇抑制作用、血糖上昇抑制作用、血圧上昇
抑制作用、抗腫瘍作用、抗アレルギー作用、血小板凝集
抑制作用、紫外線吸収作用等が知られている(例えば、
冨田勲著書の「野菜・果物・緑茶に含まれるポリフェノ
ール化合物の効用」日本医事新報出版)。前記エッセン
シャルオイルや茶抽出物を用いた場合には、香りによる
リラクゼーションやリフレッシュ効果の他に、上述した
効果を奏し、好ましいが、香りのみの芳香剤であっても
よい。
【0017】前記芳香性いびき防止用貼付部材として
は、図7(a),(b)に示す長方形に構成する他、図
8に示すように、I字形にすることによって、皮膚に対
する粘着材4,4の接着面積を広くすることができ、外
れにくくすることができる利点がある。又、図9に示す
ように角形(円形又は楕円形でもよい)で環状のもので
構成することによって、図8と同様に図7(a),
(b)に比べて皮膚に対する粘着材4,4の接着面積口
を広くして、外れにくくすることができるだけでなく、
口を開きにくくすることができる利点がある。
【0018】図10(a),(b)に示すように、前記
本体部3に金属製の形状記憶素材9を備えさせて、復元
力を増大させて一層口を閉じさせることができ、いびき
効果を高めるようにしてもよい。図では本体部3の表面
に形状記憶素材9を備えさせたものを示しているが、本
体部3内に埋設してもよいし、又、本体部3を合成樹脂
等により構成して合成樹脂の復元力のみで口を閉じるよ
うに構成した場合に、復元力が作用しなくなる限界以上
に本体部3に伸び力が作用することにより本体部3が伸
びたままになり、口が開いた状態から閉じることができ
ないことがあるが、本体部3そのものを形状記憶素材9
で構成した場合には、どのような大きな力が作用した場
合でも復元力を発揮させることができる利点がある。
又、前記形状記憶素材9は、金属の他、合成樹脂等で構
成してもよい。合成樹脂で構成する場合には、金属で構
成するものに比べてコスト面において有利になる。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、芳香性いびき
防止用貼付部材を閉じた口の上くちびると下くちびると
に渡る状態で貼り付けて寝るだけで、いびき発生を防止
することができるものでありながらも、装着することに
よる違和感を芳香剤の香りにより打ち消して、快適に睡
眠を取ることができる芳香性いびき防止用貼付部材を提
供することができる。
【0020】請求項2の発明によれば、芳香剤を、エッ
センシャルオイルや茶抽出物等から構成することによっ
て、精神状態の安定を図るアロマテラピー効果等を得る
ことができる利点があり、一層快適に睡眠を取ることが
できる利点がある。又、液体状の芳香剤をマイクロカプ
セルに内包させることによって、枕や皮膚等に液状の芳
香剤が直接当たることがなく、しかもマイクロカプセル
に形成の孔の大きさ等を変更することで芳香効果を持続
できる時間や香りの強弱を自由に調節することができる
利点があり、香りを放出させる場合において特に有利で
ある。
【0021】請求項3の発明によれば、本体部を、伸縮
性を有する材料から構成することによって、芳香性いび
き防止用貼付部材を貼り付けて使用している時に、皮膚
の微動に合わせて本体部が伸縮することによって、本体
部の貼り付けによる違和感を少なくすることができ、よ
り一層快適に睡眠を取ることができる。
【0022】請求項4の発明によれば、本体部を、合成
樹脂製の形状記憶素材にて構成する、又は前記本体部
に、金属等の形状記憶素材を備えさせることによって、
閉じた口が開いた場合でも、形状記憶素材の元の形状に
戻ろうとする力にて口を閉じることが可能になり、いび
き防止効果を高めることができる購買力の大きなものに
することができる。
【0023】請求項5の発明によれば、芳香剤が内包さ
れた前記マイクロカプセルを板片に固着し、この板片を
本体部に取り付け可能な手段を該板片に設けることによ
って、気分によって自分の好みの芳香剤入りのマイクロ
カプセルが固着された板片を本体部に取り付けて睡眠を
取ることができ、購買力を高めることができる。
【0024】請求項6の発明によれば、マイクロカプセ
ルの表面に常温よりも高い所定温度で揮発する揮発性油
分を塗布することによって、収納袋に密閉状態の悪い状
態で芳香性いびき防止用貼付部材が収納されている場合
でも、芳香剤が揮発により減少することを確実に阻止す
ることができるだけでなく、収納袋等に密封された状態
で収納されている芳香性いびき防止用貼付部材を袋の開
封により取り出して皮膚に装着することにより、マイク
ロカプセルの孔が徐々に開口していき、マイクロカプセ
ル内の芳香剤の香りを徐々に外部に放出することがで
き、香りが急激に放出されて不快感を与えることを抑制
することができる快適なものにすることができ、収納面
及び使用面のいずれにおいても完成度の高い芳香性いび
き防止用貼付部材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】芳香性いびき防止用貼付部材の縦断側面図であ
る。
【図2】支持部材を省略した別の芳香性いびき防止用貼
付部材の縦断側面図である。
【図3】袋状体にマイクロカプセルを収納した別の芳香
性いびき防止用貼付部材の縦断側面図である。
【図4】本体部をプラスチック片にて構成した別の芳香
性いびき防止用貼付部材の縦断側面図である。
【図5】図4で示したプラスチック片よりも小さなプラ
スチック片を備えた芳香性いびき防止用貼付部材の縦断
側面図である。
【図6】マイクロカプセルの一部切欠き斜視図である。
【図7】上くちびると下くちびるの間に芳香性いびき防
止用貼付部材を貼り付けた状態を示し、(a)は口が閉
じられている状態を示し、(b)は口が少し開くことに
より芳香性いびき防止用貼付部材が少し伸びた状態を示
している。
【図8】別のI字形状の芳香性いびき防止用貼付部材を
装着した状態を示す正面図である。
【図9】別の環状形状(O型)の芳香性いびき防止用貼
付部材を装着した状態を示す正面図である。
【図10】形状記憶素材を備えさせた別の芳香性いびき
防止用貼付部材を装着した状態を示す正面図を示し、
(a)は口を閉じた状態を示し、(b)は口が少し開く
ことにより芳香性いびき防止用貼付部材が少し伸びた状
態を示している。
【符号の説明】
1 支持部 2 吸着剤 3 本体部 4 粘着材 5 マイクロカプセル 5A 孔 6 吸着部 7 袋状体 8 プラスチック片 9 形状記憶素材 H 芳香剤

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】芳香剤を備えさせた本体部と、閉じた口の
    上くちびると下くちびるとに渡る状態で配置した前記本
    体部を貼り付けるために該本体部に備えさせた貼付部と
    からなる芳香性いびき防止用貼付部材。
  2. 【請求項2】前記芳香剤が、エッセンシャルオイルや茶
    抽出物等の液体状のものからなり、その液体状の芳香剤
    を多数の孔を備えたマイクロカプセルに内包させ、前記
    マイクロカプセルを支持体に固着して前記本体部を構成
    してなる請求項1記載の芳香性いびき防止用貼付部材。
  3. 【請求項3】前記本体部が伸縮性を有する材料から構成
    されてなる請求項1記載の芳香性いびき防止用貼付部
    材。
  4. 【請求項4】前記本体部を、合成樹脂製の形状記憶素材
    にて構成する、又は前記本体部に、金属等の形状記憶素
    材を備えさせてなる請求項1記載の芳香性いびき防止用
    貼付部材。
  5. 【請求項5】芳香剤が内包された前記マイクロカプセル
    を板片に固着し、この板片を本体部に取り付け可能な手
    段を該板片に設けてなる請求項2記載の芳香性いびき防
    止用貼付部材。
  6. 【請求項6】前記マイクロカプセルの表面に常温よりも
    高い所定温度で揮発する揮発性油分を塗布してなる請求
    項2記載の芳香性いびき防止用貼付部材。
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