JP2003259451A - 無線端末装置 - Google Patents

無線端末装置

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JP2003259451A
JP2003259451A JP2002057559A JP2002057559A JP2003259451A JP 2003259451 A JP2003259451 A JP 2003259451A JP 2002057559 A JP2002057559 A JP 2002057559A JP 2002057559 A JP2002057559 A JP 2002057559A JP 2003259451 A JP2003259451 A JP 2003259451A
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terminal device
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wireless
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JP2002057559A
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Shinichi Kato
信一 加藤
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インフラ側が所有する音声会議サービスセン
ターを経由することなく、音声会議を実現できる無線端
末装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 2回線のうち1回線を第1無線端末装置
との通信に使用し、2回線のうち他の1回線を第2無線
端末装置との通信に使用する無線端末装置であって、第
1無線端末装置から受信した第1受話信号と第2無線端
末装置から受信した第2受話信号を記憶する記憶部20
63と、記憶された第1受話信号と第2受話信号を合成
した信号を、受話信号として出力する音声合成器206
11と、送話信号と記憶部2063に記憶されている第
1受話信号とを合成した信号を、第2無線端末装置へ送
信するための送話信号として出力する音声合成器206
12と、送話信号と記憶部2063に記憶されている第
2受話信号とを合成した信号を、第1無線端末装置へ送
信するための音声合成器20613とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMA(Code D
ivision Multiple Access:符号拡散多元接続)システ
ムのマルチコールを利用して無線端末装置間の音声会議
を実現する無線端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、無線端末装置を用いてグループで
通話を行う音声会議は、インフラ側が所有する音声会議
サービスセンターに音声会議を行うグループの接続先を
全て登録し、音声会議サービスセンターに備えられてい
る音声合成器を利用することにより実現されている。
【0003】ここで、無線端末装置を用いた音声会議を
実現する従来の無線通信システムについて図6を用いて
説明する。図6は、従来の無線端末装置を用いた無線通
信システムの構成の一例を示す図である。この無線通信
システムは、携帯電話や情報端末機や自動車電話等の無
線端末装置100A,100B,100Cと、無線基地
局1000A,1000B,1000Cと、移動通信交
換局1100と、市内交換局1200と、音声会議サー
ビスセンター1300から構成される。移動通信交換局
1100は、無線基地局1000A,1000B,10
00Cと市内交換局1200に接続されている。音声会
議サービスセンター1300は、外部の有線通信網を介
して市内交換局1200に接続されている。
【0004】また、無線基地局1000Aは、無線送受
信機(TRX)1001Aと無線機器制御装置(CS
C)1002Aとアンテナ1003Aから構成される。
無線送受信機(TRX)1001Aは無線端末装置に対
する無線信号の送受信処理を行い、無線機器制御装置
(CSC)1002Aは無線送受信機(TRX)100
1Aを制御し、アンテナ1003Aは無線端末装置との
間で無線信号の送受信を行う。同様に、無線基地局10
00Bは、無線送受信機(TRX)1001Bと無線機
器制御装置(CSC)1002Bとアンテナ1003B
から構成され、無線基地局1000Cは、無線送受信機
(TRX)1001Cと無線機器制御装置(CSC)1
002Cとアンテナ1003Cから構成される。また、
移動通信交換局1100は、基地局制御装置(BSC)
1101と移動通信交換機(RNC)1102から構成
される。基地局制御装置(BSC)1101は複数の無
線基地局の制御を行い、移動通信交換機(RNC)11
02は基地局制御装置(BSC)1101からの信号と
市内交換局1200からの信号を交換する。
【0005】次に、従来の無線端末装置100A,10
0B,100Cの概略構成について図7を用いて説明す
る。図7は、従来の無線端末装置の概略構成の一例を示
すブロック図である。この無線端末装置100A,10
0B,100Cは、アンテナ101と、高周波部102
と、変復調部103と、符復号部104と、TV電話処
理部105と、音声通話処理部106と、LCD(Liqu
id Crystal Display)107と、カメラ108と、スピ
ーカ109と、マイク110と、各部に関する制御を行
う制御部111から構成される。
【0006】次に、従来の無線端末装置100A,10
0B,100Cの動作について図7を用いて説明する。
まず、受信時の動作について説明する。アンテナ101
で受信された無線信号は、高周波部102で周波数変換
され、変復調部103で復調され、符復号部104で復
号される。符復号部104で復号された画像データは、
TV電話処理部105で画像信号に変換され、LCDか
ら出力される。一方、符復号部104で復号された音声
データは、音声通話処理部106で音声信号に変換さ
れ、スピーカから出力される。
【0007】次に、送信時の動作について説明する。入
力された画像は、カメラ108で取り込まれ、TV電話
処理部105で画像データに変換され、符復号部104
へ出力される。一方、入力された音声は、マイク110
で取り込まれ、音声通話処理部106で音声データに変
換され、符復号部104へ出力される。画像データと音
声データは、符復号部104で符号化され、変復調部1
03で変調され、高周波部102で周波数変換され、ア
ンテナ101から無線信号として送信される。以上が従
来の無線端末装置100A,100B,100Cの動作
である。
【0008】次に、従来の音声会議の動作について図6
を用いて説明する。従来の無線端末装置100A,10
0B,100Cと無線基地局1000A,1000B,
1000Cとの接続においては、シングルコールを利用
している。シングルコールとは、1接続に対して1回線
を利用する接続方法である。ここでは、無線端末装置1
00Aが無線端末装置100Bと無線端末装置100C
と音声会議を行う場合を例にとって説明する。
【0009】まず、無線端末装置100Aのユーザは、
予め音声会議を行うグループである無線端末装置100
Bと無線端末装置100Cの接続先を音声会議サービス
センター1300へ登録しておく。次に、無線端末装置
100Aが、無線端末装置100Bと無線端末装置10
0Cと音声会議を行うために無線信号を送信する。無線
基地局1000Aは、自局のサービスエリア内に存在す
る無線端末装置100Aからの無線信号を受信する。無
線基地局1000Aで受信された無線信号は、移動通信
交換局1100と市内交換局1200を介して音声会議
サービスセンター1300へ出力される。
【0010】音声会議サービスセンター1300は、無
線端末装置100Aからの無線信号を、市内交換局12
00と移動通信交換局1100を介して無線基地局10
00Bと無線基地局1000Cへ送信する。無線基地局
1000Bは、無線端末装置100Aからの無線信号
を、自局のサービスエリア内に存在する無線端末装置1
00Bへ送信する。一方、無線基地局1000Cは、無
線端末装置100Aからの無線信号を、自局のサービス
エリア内に存在する無線端末装置100Cへ送信する。
無線端末装置100Bは、無線基地局1000Bからの
無線信号を受信する。一方、無線端末装置100Cは、
無線基地局1000Cからの無線信号を受信する。次
に、無線端末装置100Bと無線端末装置100Cは、
無線端末装置100Aと同様に無線信号を送信し、無線
端末装置間で音声会議を行う。上述した音声会議サービ
スセンター1300は音声合成器を備えており、複数の
無線端末装置の音声を受信して合成し、合成した音声を
複数の無線端末装置へ送信することが可能である。
【0011】以上のようにして、無線端末装置100A
と無線端末装置100Bと無線端末装置100Cの音声
会議は実現される。このような音声会議の加入者は急速
に伸びており、音声会議の使用頻度は急速に増加してい
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
無線通信システムにおいて音声会議を行う場合には、音
声会議を行うグループの接続先を全て音声会議サービス
センターに予め登録する必要があった。また、ユーザに
おいては、音声合成器を備えた音声会議サービスセンタ
ー経由で他端末への接続を行うことによる不便さと共
に、音声会議サービスセンターの使用料の負担が生じて
いた。
【0013】本発明は上述した課題に鑑みてなされたも
のであり、インフラ側が所有する音声会議サービスセン
ターを経由することなく、音声会議を実現できる無線端
末装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明は、1接続に2回線を用いて通信を行う
CDMAシステムにおいて、2回線のうち1回線を第1
無線端末装置との通信に使用し、2回線のうち他の1回
線を第2無線端末装置との通信に使用し、無線端末装置
間で音声会議を行う無線端末装置であって、前記第1無
線端末装置から受信した第1受話信号と第2無線端末装
置から受信した第2受話信号を記憶する記憶手段と、前
記記憶手段に記憶されている前記第1受話信号と前記第
2受話信号とを合成した信号を、受話信号として出力す
る音声合成手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0015】このような構成によれば、音声会議を行っ
ている無線端末装置のユーザは、インフラ側が有する音
声会議サービスセンターを経由することなく、複数の端
末からの受話を聞くことができる。
【0016】また、本発明に係る無線端末装置におい
て、前記音声合成手段は、送話信号と前記記憶手段に記
憶されている前記第1受話信号とを合成した信号を、前
記第2無線端末装置へ送信するための送話信号として出
力し、前記送話信号と前記記憶手段に記憶されている前
記第2受話信号とを合成した信号を、前記第1無線端末
装置へ送信するための送話信号として出力することを特
徴とするものである。
【0017】このような構成によれば、インフラ側が有
する音声会議サービスセンターを経由することなく、無
線端末装置間で音声会議ができる。
【0018】また、本発明に係る無線端末装置におい
て、前記音声会議中に他の無線端末装置を前記音声会議
のグループとして登録する登録手段と、登録した無線端
末装置に発呼する発呼手段とを備えたことを特徴とする
ものである。
【0019】このような構成によれば、音声会議中であ
っても、無線端末装置を用いて音声会議への参加者を追
加することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。まず、本発明の無線
端末装置を用いた無線通信システムについて図1を用い
て説明する。本発明の無線端末装置を用いた無線通信シ
ステムは、CDMAシステムを用いて実現される。図1
は、本発明の無線端末装置を用いた無線通信システムの
構成の一例を示す図である。この無線通信システムは、
本発明の無線端末装置200A,200B,200C,
200X,200Yと、CDMAシステムに対応する無
線基地局2000から構成される。
【0021】また、無線基地局2000は、無線送受信
機(TRX)2001と無線機器制御装置(CSC)2
002とアンテナ2003から構成される。無線送受信
機(TRX)2001は無線端末装置に対する無線信号
の送受信処理を行い、無線機器制御装置(CSC)20
02は無線送受信機(TRX)2001を制御し、アン
テナ2003は無線端末装置との間で無線信号の送受信
を行う。ここでは、簡単のため1台の無線基地局200
0が図示されているが、実際には無線基地局2000と
同様の構成を持つ無線基地局が複数存在し、複数の無線
基地局は移動通信交換局と接続され、移動通信交換局は
市内交換局と接続されている。
【0022】本発明の無線端末装置200A,200
B,200C,200X,200Yと無線基地局200
0との接続においては、CDMAシステムの特徴である
マルチコールを利用することができる。マルチコールと
は、1接続に対して2回線の利用を行う接続方法であ
る。なお、マルチコールを利用するかシングルコールを
利用するかは、無線端末装置200A,200B,20
0C,200X,200Yを操作することにより選択す
ることが可能である。
【0023】ここで、本発明の無線端末装置200A,
200B,200C,200X,200Yの概略構成に
ついて図2と図3を用いて説明する。図2は、本発明の
無線端末装置の概略構成の一例を示すブロック図であ
る。図3は、本発明の無線端末装置における音声合成器
付き音声通話処理部の構成の一例を示すブロック図であ
る。図2において、図7と同一符号は図7に示された対
象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略
する。図2に示すように、本発明の無線端末装置200
A,200B,200C,200X,200Yは、従来
の無線端末装置100A,100B,100Cにおける
音声通話処理部106の代わりに、音声合成器付き音声
通話処理部206を備える。この音声合成器付き音声通
話処理部206は、音声合成部2061とCODEC部
2062と記憶部2063から構成され、音声合成部2
061は音声合成器20611,20612,2061
3から構成される。なお、本実施の形態において、記憶
手段とは記憶部2063のことであり、音声合成手段と
は音声合成部2061のことである。
【0024】また、本発明の無線端末装置200A,2
00B,200C,200X,200Yは、従来の無線
端末装置100A,100B,100Cにおける制御部
111の代わりに、制御部211を備える。制御部21
1は、各部に関する制御を行い、さらに予め音声会議を
行う参加者数と参加者名と参加者の電話番号を登録する
登録手段と、登録した電話番号に発呼する発呼手段を備
えている。
【0025】次に、音声会議時における音声合成器付き
音声通話処理部206の動作について図3を用いて説明
する。ここでは、図1に示す無線端末装置200Aと無
線端末装置200Bと無線端末装置200Cとの間で行
われる音声会議を例に挙げて説明する。ここで、無線端
末装置200Bはマルチコールを利用し、無線端末装置
200Aと無線端末装置200Cはシングルコールを利
用する。すなわち、無線端末装置200Bは、マルチコ
ールの回線のうち1回線を無線端末装置200Aとの通
信に利用し、マルチコールの回線のうち他の1回線を無
線端末装置200Cとの通信に利用する。無線端末装置
200Aは、シングルコールの回線を無線端末装置20
0Bとの通信に利用する。無線端末装置200Cは、シ
ングルコールの回線を無線端末装置200Bとの通信に
利用する。
【0026】まず、無線端末装置200Bの受話処理に
ついて説明する。無線端末装置200Aから無線端末装
置200Bへ送信された無線信号は、無線基地局200
0を経由してマルチコールを行っている無線端末装置2
00Bで受信され、符復号部104で復号され、受話A
デジタル信号として音声合成器付き音声通話処理部20
6へ出力される。一方、無線端末装置200Cから無線
端末装置200Bへ送信された無線信号は、無線基地局
2000を経由してマルチコールを行っている無線端末
装置200Bで受信され、符復号部104で復号され、
受話Cデジタル信号として音声合成器付き音声通話処理
部206へ出力される。
【0027】音声合成器付き音声通話処理部206へ入
力された受話Aデジタル信号は、記憶部2063に記憶
される。記憶された受話Aデジタル信号は、必要に応じ
て音声合成器20611と音声合成器20613へ出力
される。一方、音声合成器付き音声通話処理部206へ
入力された受話Cデジタル信号は、記憶部2063に記
憶される。記憶された受話Cデジタル信号は、必要に応
じて音声合成器20611と音声合成器20612へ出
力される。音声合成器20611は、記憶部2063A
から出力される受話Aデジタル信号と受話Cデジタル信
号を合成し、受話A,Cデジタル信号としてCODEC
部2062へ出力する。受話A,Cデジタル信号は、C
ODEC部2062でデジタルからアナログに変換さ
れ、スピーカ109から音声として出力される。このよ
うな無線端末装置200Bの受話処理により、無線端末
装置200Bのユーザは、無線端末装置200Aと無線
端末装置200Cからの受話を聞くことが可能となる。
【0028】次に、無線端末装置200Bから無線端末
装置200A及び無線端末装置200Cへの送話処理に
ついて説明する。無線端末装置200Bにおいて、マイ
ク110から入力された音声は、送話Bアナログ信号と
してCODEC部2062へ出力される。送話Bアナロ
グ信号は、CODEC部2062でアナログからデジタ
ルへ変換され、送話Bデジタル信号として音声合成器2
0612と音声合成器20613へ出力される。
【0029】まず、無線端末装置200Bから無線端末
装置200Aへの送話処理について説明する。音声合成
器20612は、送話Bデジタル信号と記憶部2063
Aから出力される受話Cデジタル信号を合成し、送話
B,Cデジタル信号として符復号部104へ出力する。
この送話B,Cデジタル信号は、無線端末装置200B
から無線端末装置200Aへ無線信号として送信され
る。
【0030】次に、無線端末装置200Bから無線端末
装置200Cへの送話処理について説明する。音声合成
器20613は、送話Bデジタル信号と記憶部2063
Aから出力される受話Aデジタル信号を合成し、送話
B,Aデジタル信号として符復号部104へ出力する。
この送話B,Aデジタル信号は、無線端末装置200B
から無線端末装置200Cへ無線信号として送信され
る。
【0031】このような無線端末装置200Bの送話処
理により、無線端末装置200Aのユーザは、無線端末
装置200Bと無線端末装置200Cからの受話を聞く
ことが可能となる。同様に、無線端末装置200Cのユ
ーザは、無線端末装置200Bと無線端末装置200A
からの受話を聞くことが可能となる。
【0032】以上説明したように、本発明の無線端末装
置200Bの音声通話処理部が音声合成器を備えること
により、無線端末装置200Aと無線端末装置200B
と無線端末装置200Cの間で音声会議を行うことが可
能となる。
【0033】ここでは、無線端末装置200A,200
B,200Cの間で行われる音声会議を例に挙げて説明
したが、この音声会議に無線端末装置200Xと無線端
末装置200Yを加えた場合は、無線端末装置200A
と無線端末装置200Cが上述した無線端末装置200
Bと同様の受話処理と送話処理を行うことにより、無線
端末装置200A,200B,200C,200X,2
00Yの間で音声会議を実現することが可能となる。こ
の場合、無線端末装置200Aと無線端末装置200B
と無線端末装置200Cはマルチコールを利用し、無線
端末装置200Xと無線端末装置200Yはシングルコ
ールを利用する。
【0034】すなわち、無線端末装置200Aは、マル
チコールの回線のうち1回線を無線端末装置200Bと
の通信に利用し、マルチコールの回線のうち他の1回線
を無線端末装置200Xとの通信に利用する。無線端末
装置200Bは、マルチコールの回線のうち1回線を無
線端末装置200Aとの通信に利用し、マルチコールの
回線のうち他の1回線を無線端末装置200Cとの通信
に利用する。同様に無線端末装置200Cは、マルチコ
ールの回線のうち1回線を無線端末装置200Bとの通
信に利用し、マルチコールの回線のうち他の1回線を無
線端末装置200Yとの通信に利用する。無線端末装置
200Xは、シングルコールの回線を無線端末装置20
0Aとの通信に利用する。無線端末装置200Yは、シ
ングルコールの回線を無線端末装置200Cとの通信に
利用する。また、この場合、無線端末装置200Xと無
線端末装置200Yにおける音声合成器付き音声通話処
理部は、音声合成器がない音声通話処理部でも良い。
【0035】次に、本発明の無線端末装置を用いた音声
会議の具体例について図4と図5を用いて説明する。図
4は、本発明の無線端末装置を用いた音声会議の具体例
を示す図である。図5は、本発明の無線端末装置を用い
た音声会議の具体例を示すフローチャートである。な
お、図4において、実際は無線基地局経由で無線端末装
置間が接続されるが、ここでは簡単のため無線基地局と
の接続を図示しない。無線基地局と無線端末装置との接
続に関しては図1に示す通りである。
【0036】まず、3者による音声会議について図4
(a)を用いて説明する。ここでは、例えば図4(a)
に示すように、無線端末装置200Aのユーザである国
際一郎(A)を主催者として、無線端末装置200Bの
ユーザである国際太郎(B)と無線端末装置200Cの
ユーザである国際花子(C)との3者で音声会議を行う
とする。
【0037】まず、主催者の国際一郎(A)は、予め無
線端末装置200Aを用いて参加者数と参加者名と参加
者の電話番号を登録する(S1)。登録後、国際一郎
(A)の無線端末装置200Aが発呼し、国際太郎
(B)の無線端末装置200Bと国際花子(C)の無線
端末装置200Cが着呼する(S2)。これにより、国
際一郎(A)と国際太郎(B)と国際花子(C)との3
者による音声会議中となる(S3)。
【0038】この時、図4(a)に示すように無線端末
装置200Bはマルチコールを利用し、無線端末装置2
00Aと無線端末装置200Cはシングルコールを利用
する。すなわち、無線端末装置200Bは、マルチコー
ルの回線のうち1回線を無線端末装置200Aとの通信
に利用し、マルチコールの回線のうち他の1回線を無線
端末装置200Cとの通信に利用する。無線端末装置2
00Aは、シングルコールの回線を無線端末装置200
Bとの通信に利用する。無線端末装置200Cは、シン
グルコールの回線を無線端末装置200Bとの通信に利
用する。
【0039】次に、3者による音声会議中に4番目であ
る国際桃子(D)がこの音声会議に参加する場合につい
て図4(b)を用いて説明する。音声会議中に国際桃子
(D)が参加する場合(S4)、主催者の国際一郎
(A)は、無線端末装置200Aを用いて、参加者数を
4名に変更し、参加者名に国際桃子(D)を追加し、国
際桃子(D)が所有する無線端末装置200Dの電話番
号を追加する(S5)。ここで、無線端末装置200D
は本発明の無線端末装置と同様の構成を持つ。
【0040】登録後、主催者の国際一郎(A)の無線端
末装置200Aが再発呼し、国際桃子(D)の無線端末
装置200Dが着呼する(S6)。この時、再発呼前に
音声会議中であった国際一郎(A)と国際太郎(B)と
国際花子(C)の通話は途絶えることなく、4番目であ
る国際桃子(D)の無線端末装置200Dが着呼を行っ
た時点で国際一郎(A)と国際太郎(B)と国際花子
(C)と国際桃子(D)との4者による音声会議中とな
る(S7)。
【0041】この時、図4(b)に示すように無線端末
装置200Bと無線端末装置200Cはマルチコールを
利用し、無線端末装置200Aと無線端末装置200D
はシングルコールを利用する。すなわち、無線端末装置
200Bは、マルチコールの回線のうち1回線を無線端
末装置200Aとの通信に利用し、マルチコールの回線
のうち他の1回線を無線端末装置200Cとの通信に利
用する。無線端末装置200Cは、マルチコールの回線
のうち1回線を無線端末装置200Bとの通信に利用
し、マルチコールの回線のうち他の1回線を無線端末装
置200Dとの通信に利用する。無線端末装置200A
は、シングルコールの回線を無線端末装置200Bとの
通信に利用する。無線端末装置200Dは、シングルコ
ールの回線を無線端末装置200Cとの通信に利用す
る。
【0042】さらに音声会議中において、無線端末装置
200Aを用いて図5に示す処理S4から処理S7の操
作を繰り返すことにより、他の無線端末装置を音声会議
に参加させることができる。
【0043】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明によれば、
予めインフラ側が所有する音声会議サービスセンターに
音声会議を行うグループを登録するという煩わしさがな
くなるとともに、音声会議を行いたいときに即座に音声
会議を行うことができる。また、音声会議中において
も、簡単な操作で参加者を増やすことができ、参加人数
に制限を与えずに音声会議を行うことができる。また、
本発明の無線端末装置が普及すれば、インフラ側が所有
する音声会議サービスセンターは不要となり、コスト削
減につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線端末装置を用いた無線通信システ
ムの構成の一例を示す図である。
【図2】本発明の無線端末装置の概略構成の一例を示す
ブロック図である。
【図3】本発明の無線端末装置における音声合成器付き
音声通話処理部の構成の一例を示すブロック図である。
【図4】本発明の無線端末装置を用いた音声会議の具体
例を示す図である。
【図5】本発明の無線端末装置を用いた音声会議の具体
例を示すフローチャートである。
【図6】従来の無線端末装置を用いた無線通信システム
の構成の一例を示すブロック図である。
【図7】従来の無線端末装置の概略構成の一例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
200A,200B,200C,200D,200X,
200Y 無線端末装置、101 アンテナ、102
高周波部、103 変復調部、104 符復号部、10
5 TV電話処理部、206 音声合成器付き音声通話
処理部、2061 音声合成部、20611,2061
2,20613 音声合成器、2062CODEC部、
2063 記憶部、107 LCD、108 カメラ、
109スピーカ、110 マイク、211 制御部、2
000 無線基地局、2001 無線送受信機(TR
X)、2002 無線機器制御装置(CSC)、200
3 アンテナ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K015 AB00 JA01 5K022 EE01 EE11 5K027 AA07 AA11 DD00 HH19 5K067 AA34 AA41 BB03 BB04 CC10 CC13 EE02 EE10 EE23 FF07 FF26 FF40 HH23

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1接続に2回線を用いて通信を行うCD
    MAシステムにおいて、2回線のうち1回線を第1無線
    端末装置との通信に使用し、2回線のうち他の1回線を
    第2無線端末装置との通信に使用し、無線端末装置間で
    音声会議を行う無線端末装置であって、 前記第1無線端末装置から受信した第1受話信号と第2
    無線端末装置から受信した第2受話信号を記憶する記憶
    手段と、 前記記憶手段に記憶されている前記第1受話信号と前記
    第2受話信号とを合成した信号を、受話信号として出力
    する音声合成手段とを備えたことを特徴とする無線端末
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の無線端末装置におい
    て、 前記音声合成手段は、送話信号と前記記憶手段に記憶さ
    れている前記第1受話信号とを合成した信号を、前記第
    2無線端末装置へ送信するための送話信号として出力
    し、前記送話信号と前記記憶手段に記憶されている前記
    第2受話信号とを合成した信号を、前記第1無線端末装
    置へ送信するための送話信号として出力することを特徴
    とする無線端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の無線端
    末装置において、 前記音声会議中に他の無線端末装置を前記音声会議のグ
    ループとして登録する登録手段と、 登録した無線端末装置に発呼する発呼手段とを備えたこ
    とを特徴とする無線端末装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009535894A (ja) * 2006-04-27 2009-10-01 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー エンドポイント間の会議システム及び方法
WO2013015189A1 (ja) * 2011-07-22 2013-01-31 シャープ株式会社 通信方法、通信システム、無線端末、および基地局

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