JP2003259348A - 高周波モデム内蔵n波復調器 - Google Patents

高周波モデム内蔵n波復調器

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JP2003259348A
JP2003259348A JP2002054684A JP2002054684A JP2003259348A JP 2003259348 A JP2003259348 A JP 2003259348A JP 2002054684 A JP2002054684 A JP 2002054684A JP 2002054684 A JP2002054684 A JP 2002054684A JP 2003259348 A JP2003259348 A JP 2003259348A
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high frequency
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button
signal
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Masahiro Takano
雅弘 高野
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】受信データの復調機能だけでなく、制御データ
を変調して監視カメラ側に送出できるデータ変調機能を
有する高周波モデム内蔵N波復調器を提供する。 【解決手段】MPU41は、リモコン38にて監視画像
のチャンネルが選択されるとPLL回路101を制御し
てチューナ102の受信チャンネルを設定する。チュー
ナ102は、高周波スイッチ51a〜51dより入力さ
れる監視画像のチャンネルを選択して中間周波信号に変
換する。映像検波回路103は上記中間周波信号を映像
検波してビデオ信号を取出し、文字データ発生器104
からの文字データを合成し、増幅して出力端子106か
ら4画面合成器へ出力する。また、MPU41は、リモ
コン38にて監視カメラに対する制御操作が行なわれる
と、制御用CPU31を介して管理CPUの許可を受
け、管理CPUからの指示に従って可変高周波モデム4
3の送信周波数を設定してカメラ制御信号を送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばブロードバ
ンドLAN方式による映像監視システム等に用いられる
高周波モデム内蔵N波復調器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばスタジアム内あるいはビル
内における防災、防犯等を目的として例えばCATV技
術を応用したブロードバンドLAN方式による映像監視
システムが使用されている。
【0003】従来のCATV技術を応用したブロードバ
ンドLAN方式による映像監視システムは、所定の監視
領域に複数の監視カメラを設置し、各監視カメラにより
撮影した画像をそれぞれ変調器により変調した後、周波
数多重してブロードバンドLANにより複数の監視室に
送出している。監視室では、各監視カメラからブロード
バンドLANにより送られてくる画像をチューナで選択
して復調し、モニタに表示することにより監視してい
る。また、監視室では、監視カメラの監視方向等を制御
する機能を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の映像監視システ
ムでは、各監視室にN波例えば4波復調器を設け、複数
の監視カメラから送られてくる画像を4つのチューナで
選択して復調し、合成してモニタに表示している。ま
た、各監視室は、センタCPU及び通信制御装置を備え
ており、監視カメラの監視方向等を制御する場合に、入
力装置からセンタCPUに入力されるカメラ制御信号を
変調し、通信制御装置により時分割してブロードバンド
LANを介して監視カメラ側へ送出している。
【0005】上記のように監視室に設けられる従来の4
波復調器は、単に監視カメラから送られてくる監視画像
を選択して復調する機能を有するだけであり、監視カメ
ラに対して制御データを送出する機能はない。このため
従来では、監視室にセンタCPU及び通信制御装置を設
け、入力装置からセンタCPUに入力されるカメラ制御
信号を変調し、通信制御装置により時分割制御して監視
カメラ側へ送出している。従って、従来のN波復調器を
用いて映像監視システムを構成した場合、監視室にN波
復調器と共にセンタCPU及び通信制御装置を設けなけ
ればならず、監視室の構成が複雑になるという問題があ
る。
【0006】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、受信データの復調機能だけでなく、制御データを変
調して監視カメラ側に送出できるデータ変調機能を有
し、監視室の構成を簡易化し得る高周波モデム内蔵N波
復調器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る高周波モデ
ム内蔵N波復調器は、複数の監視カメラから送られてく
る映像信号のチャンネルを選択して受信し、復調して映
像信号を出力する複数のチューナ部と、リモコン操作に
よる受信チャンネル選択信号に従って前記各チューナ部
の受信チャンネルを設定する受信チャンネル設定手段
と、カメラ制御信号を変調して前記複数の監視カメラに
送信する可変高周波モデムと、前記リモコンからのカメ
ラ操作信号により外部制御機器との間で通信を行ない、
該外部制御機器からの指示に従って前記可変高周波モデ
ムの送信チャンネルを設定する高周波モデム制御手段と
を具備したことを特徴とする。
【0008】上記のようにN波復調器に可変高周波モデ
ムを設けることにより、システム全体を管理する外部制
御機器によって可変高周波モデムの送信チャンネルを指
定でき、どの監視室からでも監視カメラを制御できるよ
うになる。このため各監視室にセンタCPU及び通信制
御装置を設ける必要がなく、監視室の構成を簡易化して
安価に構成することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施例を説明する。図1は、本発明に係る高周波モデム
内蔵N波復調器を使用したブロードバンドLAN方式に
よる映像監視システムの構成例を示すブロック図であ
る。
【0010】図1に示すように例えばスタジアムあるい
はビル等の監視領域内に複数台の監視用カメラ1a、1
b、…が設置される。この場合の例では、監視カメラと
してドーム型カメラ1a、雲台付カメラ1b、固定ドー
ム型カメラ1cを設置した場合について示している。ド
ーム型カメラ1aは、例えば天井2等に設置され、監視
方向を上下左右の任意方向に制御できると共にズーム機
能を備えている。雲台付のカメラbは、雲台3により監
視方向を上下左右の任意方向に制御できるようになって
いる。固定ドーム型カメラ1cは、天井2等に設置さ
れ、監視方向が固定となっている。1つの幹線には、例
えば全体で76台程度のカメラを接続することができる
が、複数の監視室から同時に制御できるカメラは例えば
16台程度である。
【0011】上記カメラ1a、1b、…は、例えばNT
SC方式の映像信号を監視画像として出力する。上記ド
ーム型カメラ1aにより撮影された監視画像は、変調器
4aで変調された後、同軸ケーブル5a及び混合器6a
を介してブロードバンドLANによる幹線20aへ送ら
れる。上記変調器4aで変調された監視画像は、混合器
6aにより幹線20aの伝送信号に周波数多重され、双
方向増幅器21で増幅された後、詳細を後述する監視室
30a、30b、…へ送られる。
【0012】また、上記監視室30a、30b、…から
幹線20aにより送られてくるドーム型カメラ1aに対
する制御信号は、混合器6aより同軸ケーブル5aを介
してカメラ制御部7に入力される。このカメラ制御部7
は、周波数可変の受信用高周波モデム8により構成され
る。高周波モデム8は、例えば25〜49MHzの周波
数範囲で例えば16チャンネルを設定できる半固定式の
もので、上記監視室から送られてくるカメラ制御信号を
復調し、ドーム型カメラ1aの方向やズーム倍率等を制
御する。なお、各カメラにカメラIDを設定することに
より、1つの高周波モデム8に複数のカメラを接続して
制御することが可能である。
【0013】上記雲台付カメラ1bにより撮影された監
視画像は、変調器4bで変調された後、同軸ケーブル5
b及び混合器6bを介して幹線20aへ送られる。上記
変調器4bで変調された監視画像は、混合器6bにより
幹線20aの伝送信号に周波数多重され、双方向増幅器
21で増幅された後、監視室30a、30b、…へ送ら
れる。
【0014】また、上記監視室から幹線20aにより送
られてくる雲台付カメラ1bに対する制御信号は、混合
器6bより同軸ケーブル5bを介して雲台制御部10に
入力される。この雲台制御部10は、例えば周波数可変
の受信用高周波モデム11、MPU12、及びリレー1
3により構成される。上記高周波モデム11は、例えば
25〜49MHzの周波数範囲で例えば16チャンネル
を設定できる半固定式のもので、上記監視室から送られ
てくるカメラ制御信号を復調し、MPU12に入力す
る。MPU12は、高周波モデム11により復調された
制御信号に従ってリレー13を制御し、雲台3の方向、
すなわち雲台付カメラ1bの監視方向を制御する。上記
受信用高周波モデム8、11等の周波数は、それぞれ異
なる値に設定される。
【0015】上記固定ドーム型カメラ1cにより撮影さ
れた監視画像は、変調器4cで変調された後、同軸ケー
ブル5c及び混合器6cを介して幹線20aへ送られ
る。上記変調器4cで変調された監視画像は、混合器6
bにより幹線20aの伝送信号に周波数多重され、双方
向増幅器21で増幅された後、監視室30a、30b、
…へ送られる。
【0016】上記幹線20aには、分岐器22を介して
管理CPU23が接続されると共に、監視室30a、3
0b、…が接続される。この監視室30a、30b、…
は、例えば10個所程度設けられる。
【0017】上記管理CPU23は、各監視室30a、
30b、…に対して全体の管理を行なうもので、監視室
30a、30b、…とはポーリングによりデータの授受
を行なう。
【0018】上記監視室30a、30b、…は、同じ構
成であるので、監視室30aについて構成を説明する。
監視室30aには、制御用CPU31が設けられる。こ
の制御用CPU31には、入力装置としてタッチパネル
32が接続されると共に、監視領域内の各所に設けられ
ている例えば火災検知センサ等の防災用センサ(図示せ
ず)から送られてくる防災信号がS/P(シリアル/パ
ラレル)変換器33を介して入力される。上記制御用C
PU31に対する入力装置としては、タッチパネル32
の他、制御用PC(パーソナルコンピュータ)等を使用
することができる。
【0019】また、制御用CPU31には、高周波モデ
ム(RFモデム)34が接続され、この高周波モデム3
4は分岐器35aを介して幹線20aに接続される。制
御用CPU31は、管理CPU23との間で、高周波モ
デム34を介してデータの授受を行なう。この場合、管
理CPU23は、例えば70.08MHzの周波数を使
用して制御用CPU31に対するポーリングを行ない、
制御用CPU31は44.48MHzの周波数を使用し
て応答する。
【0020】制御用CPU31には、更に通信用ドライ
バ/レシーバ36を介して復調器例えば4波復調器37
a、37b、…に接続される。この4波復調器37a、
37b、…は、同じ構成であるので、4波復調器37a
について構成を説明する。
【0021】4波復調器37aは、MPU41、通信用
ドライバ/レシーバ42、送信用の可変高周波モデム
(可変RFモデム)43、チューナ部44a〜44dか
らなっている。4波復調器37aは、赤外線式リモコン
38から送られてくる赤外線を受光して電気信号に変換
するリモコン受光部40を備え、このリモコン受光部4
0により変換された電気信号をMPU41に入力する。
MPU41は、赤外線式リモコン38から与えられる制
御指示に従って動作する。上記リモコン38は、例えば
電源のオン/オフ、カメラ1a、1b、…の選択機能、
選択したカメラ1a、1b、…に対する方向及びズーム
指示、チューナ部44a〜44dの受信チャンネル指
定、4画面合成器53に対する4画面合成指示、選択画
面の拡大表示指定の機能を備えている。
【0022】MPU41は、リモコン38から操作信号
が入力されると、制御用CPU31との間で、通信用ド
ライバ/レシーバ42、36を介してデータの授受を行
ない、制御用CPU31からの指示に従って4波復調器
37a内の動作制御を行なう。
【0023】また、MPU41は、リモコン38により
カメラ方向等の操作が行なわれた場合、制御用CPU3
1を介して管理CPU23の許可を受けた後、管理CP
U23の指示に従って可変高周波モデム43の周波数を
設定する。可変高周波モデム43は、管理CPU23か
ら制御用CPU31及びMPU41を介して与えられる
制御指令により例えば25〜49MHzの周波数範囲で
16チャンネルが可変設定できるようになっており、M
PU41からのカメラ制御信号を変調し、分岐器35b
を介して幹線20aへ出力する。この幹線20aに出力
されたカメラ制御信号は、周波数多重されてカメラ1
a、1b、…側に送出される。
【0024】そして、上記4波復調器37aには、チュ
ーナ部44a〜44dの入力側に高周波スイッチ(RF
−SW)51a〜51dが接続され、チューナ部44a
〜44dの出力側に4画面合成器53が接続される。こ
の4画面合成器53には、モニタTV54が接続され
る。
【0025】上記高周波スイッチ51a〜51dには、
幹線20aにより送られてくる監視画像が分岐器35c
及び4分配器52aを介して入力されると共に、他の幹
線20bにより送られてくる監視画像が分岐器35d及
び4分配器52bを介して入力される。
【0026】上記リモコン38の操作に従って高周波ス
イッチ51a〜51d、チューナ部44a〜44d、4
画面合成器53を制御し、モニタTV54に4画面合成
画像、あるいは選択された特定の1画像を表示する。
【0027】図2は、リモコン38の構成例について示
したものである。リモコン38には、電源ボタン61、
スキャンボタン62、切替時間ボタン63、テンキーボ
タン64、画面表示ボタン65、映像選択ボタン66、
チャンネルアップボタン(CH UP)67、チャンネ
ルダウンボタン(CH DOWN)68、取消ボタン6
9、確定ボタン(ENTER)70、4分割ボタン7
1、画面1ボタン72a、画面2ボタン72b、画面3
ボタン72c、画面4ボタン72d、カメラ制御ボタン
73、上下左右のカメラ方向指示ボタン74、フォーカ
スボタン75、ワイパボタン76、照明ボタン77等が
設けられる。
【0028】電源ボタン61は、4波復調器37a、3
7b、…の電源をオン/オフするためのボタンで、テン
キーボタン64で復調器番号(モニタ番号)(1〜9)
を指定する。この場合、テンキーボタン64の0を押す
と、全復調器が指定される。
【0029】スキャンボタン62は、映像の自動切替を
オン/オフするためのボタンで、スキャンボタン62と
テンキーボタン64の組合せ操作で、4波復調器37
a、37b、…を指定して映像の自動切替を設定するこ
とができる。
【0030】切替時間ボタン63は、スキャン切替時間
を変更するためのボタンで、切替時間ボタン63とテン
キーボタン64の組合せ操作で4波復調器37a、37
b、…を指定し、その後、テンキーボタン64で切替時
間(01〜60秒)を入力して確定ボタン70を押す
と、入力したスキャン切替時間が登録される。
【0031】画面表示ボタン65は、モニタTV54の
画面表示をオン/オフするためのボタンで、画面表示ボ
タン65とテンキーボタン64との組合せ操作で、指定
した4波復調器37a、37b、…の画面をモニタTV
54に表示することができる。
【0032】映像選択ボタン66は、4波復調器37
a、37b、…の選択及びカメラ1a、1b、…を選択
するためのボタンで、最初に映像選択ボタン66とテン
キーボタン64の組合せ操作で4波復調器37a、37
b、…を選択する。次に、テンキーボタン64で、カメ
ラ1a、1b、…を指定するカメラ番号を入力する。そ
して、画面1ボタン72aを押すと、図3に示すように
モニタTV54の左上画面に選択した映像が表示され、
画面2ボタン72bを押すと右上画面に選択した映像が
表示され、画面3ボタン72cを押すと左下画面に選択
した映像が表示され、画面4ボタン72dを押すと右下
画面に選択した映像が表示される。なお、スキャン実行
中に上記映像選択を行なうと、映像選択したモニタのス
キャンは停止される。
【0033】4分割ボタン71は、分割画面を拡大表示
するためのボタンである。まず、4分割ボタン71を押
し、テンキーボタン64で復調器番号(モニタ番号)を
入力する。この状態で画面1ボタン72aを押すと、選
択したモニタTV54の左上の画面が拡大表示され、画
面2ボタン72bを押すとモニタTV54の右上の画面
が拡大表示される。また、画面1ボタン72cを押す
と、モニタTV54の左下の画面が拡大表示され、画面
2ボタン72dを押すとモニタTV54の右下の画面が
拡大表示される。また、拡大画面から4分割ボタン71
を押してテンキーボタン64で復調器番号(モニタ番
号)を入力し、その後、確定ボタン70を押すと、4分
割画面に戻すことができる。
【0034】チャンネルアップボタン67は、チューナ
部44a〜44dにより選択されているチャンネルをア
ップするボタン、チャンネルダウンボタン68は選択チ
ャンネルをダウンするボタンである。
【0035】取消ボタン69は、確定ボタン70を操作
する前に押すことによって、それまでの操作を取り消す
ことができる。
【0036】カメラ制御ボタン73は、カメラ1a、1
bを制御する場合に操作するボタンで、カメラ制御ボタ
ン73を押した後、カメラ方向指示ボタン74を押す
と、指定したカメラ1a、1bの方向を上下左右の任意
の方向に調整することができる。また、カメラ制御ボタ
ン73を押した後、フォーカスボタン75を操作するこ
とによって、カメラ1a、1bのフォーカスを、「オー
トフォーカス」、「遠」、「近」、「望遠」、「広角」
の状態に設定することができる。
【0037】ワイパボタン76は、カメラ1a、1bの
ワイパを作動させるボタンである。照明ボタン77は、
カメラ1a、1bの照明をオン/オフするボタンであ
る。
【0038】次に4波復調器37aの構成例について図
4を参照して説明する。他の4波復調器37b、…は、
4波復調器37aと同じ構成であるので、詳細な説明は
省略する。
【0039】4波復調器37aには、マザーボード基板
100、チューナ部44a〜44d、モデムユニット1
10が設けられる。マザーボード基板100には、リモ
コン受光部40、MPU41、及び通信用ドライバ/レ
シーバ42が設けられる。MPU41には、図示しない
が操作パネル等のデータ入力部が接続され、このデータ
入力部から設定データ等をMPU41に入力することが
できる。また、MPU41には、リモコン38による操
作データがリモコン受光部40を介して入力される。更
に、MPU41は、通信用ドライバ/レシーバ42、可
変高周波モデム43、チューナ部44a〜44d、高周
波スイッチ51a〜51dに接続されると共に、出力端
子81を介して図1の4画面合成器53に接続される。
【0040】上記通信用ドライバ/レシーバ42は、図
1に示した制御用CPU31に通信用ドライバ/レシー
バ36を介して接続される。可変高周波モデム43は、
モデムユニット110に設けられ、出力端子111を介
して図1の分岐器35bに接続される。
【0041】チューナ部44a〜44dは、それぞれP
LL(Phase-Locked Loop)回路101、チューナ10
2、映像検波回路(VIF)103、文字データ発生器
(OSDC)104、ビデオアンプ(V・AMP)10
5からなり、ビデオアンプ(V・AMP)105で増幅
されたビデオ信号が出力端子106より図1に示した4
画面合成器53へ送られる。
【0042】上記MPU41は、リモコン38により監
視画像のチャンネルが選択された場合、その選択チャン
ネルに対応した周波数の信号を指定されたチューナ部4
4a〜44dのPLL回路101に送り、その局部発振
周波数を設定する。すなわち、MPU41は、リモコン
38の操作に応じてPLL回路101の局部発振周波数
を可変設定し、チューナ102の受信チャンネルを切替
設定する。
【0043】チューナ102は、高周波スイッチ51a
〜51dを介して送られてくる監視画像のチャンネルを
選択し、中間周波信号に変換して映像検波回路(VI
F)103に出力する。映像検波回路(VIF)103
は、チューナ102からの信号を増幅した後、映像検波
してビデオ信号を取出し、文字データ発生器(OSD
C)104に出力する。この文字データ発生器(OSD
C)104は、MPU41からの指示に従って文字デー
タを発生し、映像検波回路(VIF)103から送られ
てくるビデオ信号に合成する。そして、文字データ発生
器(OSDC)104で文字データが合成されたビデオ
信号は、各チューナ部44a〜44dの出力端子106
から4画面合成器53へ送られる。4画面合成器53
は、チューナ部44a〜44dから出力されるビデオ信
号をMPU41の指示に従って4画面合成し、あるいは
特定の画面を選択してモニタTV54へ出力する。
【0044】また、MPU41は、リモコン38により
カメラ1a、1b、…に対する制御操作が行なわれた場
合、通信用ドライバ/レシーバ42及び制御用CPU3
1を介して管理CPU23の許可を受け、管理CPU2
3からの周波数指示に従って可変高周波モデム43の送
信周波数を設定し、カメラ制御信号を可変高周波モデム
43から幹線20aを介してカメラ1a、1b、…側へ
送出する。
【0045】次に上記実施形態の全体の動作を説明す
る。まず、カメラ1a、1b、…の変調器4a、4b、
4cの周波数をそれぞれ異なるチャンネルに設定すると
共に、ドーム型カメラ1aに対する高周波モデム8のチ
ャンネル、及び雲台制御部10内の高周波モデム11の
チャンネルをロータリエンコードSW92によりそれぞ
れ異なる値に設定する。
【0046】また、管理CPU23に対し、その入力装
置(図示せず)より、例えばカメラ1a、1b、…のカ
メラIDと制御周波数等を対応付けたカメラ制御管理テ
ーブルを作成して登録する。
【0047】また、監視室30a、30b、…において
も、タッチパネル32より各種設定を行ない、制御用C
PU31に登録する。例えばカメラ1a、1b、…側の
変調器4a、4b、…の設定チャンネルとチューナ部4
4a〜44dのチャンネルとの関係等を制御用CPU3
1に登録する。
【0048】そして、カメラ1a、1b、…により撮影
された映像を監視室30a、30b、…にて監視する場
合、MPU41は制御用CPU31の制御のもとに動作
し、リモコン38の操作に応じて高周波スイッチ51a
〜51d、チューナ部44a〜44d、及び4画面合成
器53を制御し、選択されたチャンネルの監視画像を4
画面合成し、あるいは指定画面を拡大してモニタTV5
4に表示する。
【0049】また、リモコン38によりカメラ1a、1
bに対して監視方向等の調整操作が行なわれた場合、M
PU41は、そのカメラに対する制御要求を通信用ドラ
イバ/レシーバ42、36を介して制御用CPU31に
送出する。制御用CPU31は、管理CPU23からポ
ーリングサービスを受けた際に、カメラ制御要求を管理
CPU23に送出する。
【0050】管理CPU23は、監視室30a、30
b、…に対してポーリング処理を行ない、例えば監視室
30aからカメラ制御要求があった場合、他の監視室3
0b、…のカメラ制御状態をチェックし、動作が重複し
なければカメラ制御要求を許可し、動作が重複する場合
には重複が解消するまで待ち、解消後に監視室30aの
制御用CPU31に対してカメラ制御要求を許可すると
共に、カメラの制御周波数(チャンネル)を指示する。
【0051】制御用CPU31は、管理CPU23にて
カメラ制御要求が受付けられると、MPU41に制御指
令を送り、可変高周波モデム43の送信チャンネルを管
理CPU23により指示された周波数に設定し、カメラ
制御信号を幹線20aを介してカメラ1a、1b側に送
出する。
【0052】カメラ1a、1b側では、可変高周波モデ
ム43の設定チャンネルに対応した高周波モデム8ある
いは高周波モデム11が可変高周波モデム43からのカ
メラ制御信号を受付ける。高周波モデム8がカメラ制御
信号を受付けた場合には、その制御信号を復調してドー
ム型カメラ1aの監視方向、フォーカス等を調整する。
また、雲台制御部10の高周波モデム11がカメラ制御
信号を受付けた場合には、その制御指令を復調してMP
U12に出力する。MPU12は、カメラ制御信号に従
ってリレー13を駆動し、雲台3を回転させて監視方向
を調整する。
【0053】上記のように4波復調器37a、37b、
…に可変高周波モデム43を設けることにより、システ
ム全体を管理する管理CPU23によって可変高周波モ
デム43の送信チャンネルを指定でき、どの監視室30
a、30b、…からでもカメラ1a、1b、…を制御す
ることができる。このため各監視室30a、30b、…
にセンタCPU及び通信制御装置を設ける必要がなく、
監視室30a、30b、…の構成を簡易化して安価に構
成することができる。
【0054】また、MPU41によってチューナ部44
a〜44dの受信チャンネルを任意に変えることができ
るので、予めMPU41に対し、チューナ部44a〜4
4dの受信チャンネルが所定の時間で順次切替わるよう
に設定することにより、複数のカメラ1a、1b、…の
監視画像をスキャンしてモニタTV54に順次表示する
ことができる。
【0055】また、4波復調器37a、37b、…にM
PU41及びリモコン受光部40を設けることにより、
リモコン38によって監視画像のチャンネルを選択でき
ると共に、可変高周波モデム43を介してカメラ1a、
1b、…の方向等を制御することができる。
【0056】更に、4波復調器37a、37b、…にM
PU41を内蔵しているので、他の電子機器との通信が
可能であり、従って、他の電子機器からの指示により可
変高周波モデム43の送信チャンネルを任意に設定する
ことができる。また、リモコン38の操作によって、可
変高周波モデム43の送信チャンネルを設定することも
可能である。
【0057】なお、上記実施形態では、カメラ1a、1
b、…から送られてくる監視画像の4波を同時に復調す
る4波復調器37a、37b、…について説明したが、
4波に限るものではなく、N波の復調が可能である。
【0058】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、受
信データの復調機能だけでなく、制御データを変調して
監視カメラ側に送出できるデータ変調機能を有する高周
波モデム内蔵N波復調器を提供することができる。ま
た、上記高周波モデム内蔵N波復調器を使用することに
より、監視室の構成を簡易化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る4波復調器を用いて
映像監視システムを構成した場合の例を示す構成図。
【図2】同実施形態におけるカメラ制御用リモコンの構
成図。
【図3】同実施形態におけるモニタTV画面の分割表示
動作を説明するための図。
【図4】同実施形態おける4波復調器の詳細な構成例を
示すブロック図。
【符号の説明】
1a…ドーム型カメラ 1b…雲台付カメラ 1c…固定ドーム型カメラ 2…天井 3…雲台 4a、4b、…、…変調器 5a、5b、…、…同軸ケーブル 6a、6b、…、…混合器 7…カメラ制御部 8、11…受信用高周波モデム(RFモデム) 10…雲台制御部 12…MPU 13…リレー 20a、20b…幹線 21…双方向増幅器 22…分岐器 23…管理CPU 30a、30b、…、…監視室 31…制御用CPU 32…タッチパネル 33…S/P変換器 34…高周波モデム 35a、35b、…、…分岐器 36…通信用ドライバ/レシーバ 37a、37b、…、…4波復調器 38…リモコン 40…リモコン受光部 41…MPU 42…通信用ドライバ/レシーバ 43…送信用可変高周波モデム(可変RFモデム) 44a〜44d…チューナ部 51a〜51d…高周波スイッチ(RF−SW) 52a、52b…分配器 53…画面合成器 54…モニタTV 100…マザーボード基板 101…PLL回路 102…チューナ 103…映像検波回路(VIF) 104…文字データ発生器(OSDC) 105…ビデオアンプ(V・AMP)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の監視カメラから送られてくる映像
    信号のチャンネルを選択して受信し、復調して映像信号
    を出力する複数のチューナ部と、リモコン操作による受
    信チャンネル選択信号に従って前記各チューナ部の受信
    チャンネルを設定する受信チャンネル設定手段と、カメ
    ラ制御信号を変調して前記複数の監視カメラに送信する
    可変高周波モデムと、前記リモコンからのカメラ操作信
    号により外部制御機器との間で通信を行ない、該外部制
    御機器からの指示に従って前記可変高周波モデムの送信
    チャンネルを設定する高周波モデム制御手段とを具備し
    たことを特徴とする高周波モデム内蔵N波復調器。
  2. 【請求項2】 前記各チューナ部は、制御指令に従って
    文字データを発生する文字データ発生器を備え、前記文
    字データ発生器により発生した文字データを復調した映
    像信号に合成することを特徴とする請求項2記載の高周
    波モデム内蔵N波復調器。
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