JP2003258966A - 発光アンテナを備えた無線通信装置 - Google Patents

発光アンテナを備えた無線通信装置

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JP2003258966A
JP2003258966A JP2002053948A JP2002053948A JP2003258966A JP 2003258966 A JP2003258966 A JP 2003258966A JP 2002053948 A JP2002053948 A JP 2002053948A JP 2002053948 A JP2002053948 A JP 2002053948A JP 2003258966 A JP2003258966 A JP 2003258966A
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antenna
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communication device
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学 ▲高▼瀬
Manabu Takase
Shinsuke Shimahashi
伸介 嶋橋
Masaru Kanazawa
賢 金澤
Yuji Izawa
勇治 衣澤
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Fujitsu Ltd
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    • H04B1/401Circuits for selecting or indicating operating mode
    • HELECTRICITY
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    • H01Q1/06Means for the lighting or illuminating of antennas, e.g. for purpose of warning
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナ特性に悪影響を与えることなく種々
の状況に応じて、発光色、輝度、点灯間隔等を変化させ
て発光する発光アンテナを備えた無線通信装置を提供す
る。 【解決手段】 携帯電話10本体の係合部に固定して保
持された透明又は半透明のアンテナ頭頂部保護キャップ
19内に絶縁性の導光散乱放射部材23が配置される。
その主体部23−1は、表面が粗面化され、螺旋構造の
アンテナ24を巻着して保持しており、被保持部兼光導
入部23−2はアンテナ頭頂部保護キャップ19に保持
され、外部に突出する端面に対向する位置に光源22が
配置される。光源22の電力は送受信電波を利用するこ
となく制御部を介して電池から供給され、発光色、輝
度、点灯間隔が任意に制御される。光源22から被保持
部兼光導入部23−2に入射した光は主体部23−1の
表面で乱反射して外部に散乱しながら放射され、アンテ
ナ頭頂部保護キャップ19から外部に放散される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光アンテナを備
えた無線通信装置に係わり、更に詳しくはアンテナ特性
に悪影響を与えることなく種々の状況に応じて、発光
色、輝度、点灯間隔等を変化させて発光する発光アンテ
ナを備えた無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、アンテナの頭頂部を発光させ
るようにした例えば携帯型無線通信端末装置等の無線通
信装置が知られている。
【0003】図12(a) は、そのようなアンテナの頭頂
部が光る携帯型無線通信端末装置の発光部の構成を示す
側断面図であり、同図(b)は、その発光の仕組みを説明
する回路を模式的に示す図である。同図(a),(b) に示す
ように、従来の光るアンテナと言われているものは、実
際には携帯型無線通信端末装置(以下、携帯端末とい
う)1の内部に配設されている固定又は引き出し式のア
ンテナ2の頭頂部に接続されている検波回路部3と、こ
の検波回路部3に接続された発光ダイオード4と、この
発光ダイオード4及び検波回路3を含むアンテナ頭頂部
全体を保護する保護キャップ5から成っている。
【0004】検波回路3は、上記アンテナ2の上端部と
発光ダイオード4との間で互いに逆方向を向いて並列に
接続された2個の高周波検波ダイオート゛6a及び6bを
備え、この2個の高周波検波ダイオート゛6a及び6bに
より自機(携帯端末1)のアンテナ2から送出される送
信電波及びアンテナ2に受信される受信電波の一部7を
流用してこれを電流に変換し、この電流によって発光ダ
イオード4を発光させていた。
【0005】ところで、一般に携帯端末においては、弱
電界中でもアンテナに規格設定されている基本特性が求
められるため、ヘリカル構造アンテナや整合回路を用い
てアンテナ基本特性の合わせ込みが必要とされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たアンテナ頭頂部を発光させる構造は、アンテナから送
出される送信電波及びアンテナに受信される受信電波の
一部を発光電源に使用するために受信電波を検波するた
めの電気回路を形成しているため、アンテナ特性に少な
からぬ悪影響を与えてアンテナ特性を劣化させる。この
ため如何にアンテナ基本特性の合わせ込みを行ったとし
ても、送受信状態が不安定になるという問題を有してい
た。
【0007】また、アンテナ頭頂部に2個の高周波検波
ダイオート゛と微弱電流で発光する高性能の発光ダイオー
ドという複雑な構造を備えたものであるため、振動、衝
撃、あるいは極度の寒冷地など、過酷な環境下で使用さ
れる携帯端末に必要とされる強度等に高い信頼性を置く
ことができないという問題を有していた。
【0008】更に、微弱な電波を検波して発光する構造
であるため、他人の携帯端末の電波を検波して発光して
しまうという問題も有していた。また、単に送受信電波
を使用して発光していることから、発光色や輝度あるい
は点灯間隔に変化が無く、発光の態様が単純であり、使
用者にとっては何か物足りないという不満が残るもので
あった。
【0009】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
アンテナ特性に影響を与えることなく、送受信電波状
況、電池残量又は外部から入力操作されるゲームの進行
内容等に応じて、発光色、輝度又は点灯間隔を変化させ
て発光報知することのできる発光アンテナを備えた無線
通信装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】先ず、請求項1記載の発
明の無線通信装置は、透明又は半透明の導光性を有する
絶縁性のアンテナ頭頂部保護キャップと、該アンテナ頭
頂部保護キャップ内に配置され、螺旋構造のアンテナを
巻着して保持する導光放射部材と、該導光放射部材の底
部近傍に配置され、上記アンテナの送受信電波から独立
した発光機能を備え、該発光機能による発光を上記導光
放射部材に入射する光源と、からなる頭頂部発光アンテ
ナを備えて構成される。
【0011】次に、請求項2記載の発明の無線通信装置
は、内部を鏡面加工された筒状のアンテナ収納部と、該
アンテナ収納部の下端に配置された光源と、上記アンテ
ナ収納部に進退自在に保持され、頭頂部に透明又は半透
明の導光性を有する絶縁性の保護キャップを有し、該保
護キャップ内に、入光を表面から外部に放射する絶縁性
の導光放射部材を備えた棒状アンテナ部と、該棒状アン
テナ部の内部にのみ組み込まれ、上記光源の光又は上記
アンテナ収納部内面の鏡面からの反射光を入光され、該
入光を上記保護キャップ内の上記導光放射部材へ導光中
継する光フアイバと、からなる頭頂部発光アンテナを備
えて構成される。
【0012】そして、上記いずれの無線通信装置も、例
えば請求項3記載のように、上記光源は、発光色の異な
る2個以上の発光素子を有するように構成してよく、ま
た、例えば請求項4記載のように、上記光源の、発光
色、輝度又は点灯間隔を、予め設定されたプログラム又
は外部からの指示入力操作に基づいて制御する制御装置
を、更に備えて構成するようにしてもよい。その場合、
上記制御装置は、例えば請求項5記載のように、自機本
体装置の、送受信電波状況、電池残量、時刻、通信時
間、又は自機本体装置で行われるゲームの進行内容に基
づいて、上記光源の発光色、輝度又は点灯間隔を制御す
るようにすると、各種の報知機能が付加された発光態様
が得られ変化に富んだ発光態様が楽しめるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1(a) は、第1の実施の形
態における携帯型無線電話機の外観を模式的に示す正面
図であり、同図(b)は、その背面図である。同図(a) に
示すように、携帯型無線電話機(以下、携帯電話とい
う)10には、本体筐体11の正面上方にスピーカ12
が配設され、その下方には正面のほぼ上半分を占める液
晶表示装置13が配設されている。
【0014】液晶表示装置13の下方には、正面のほぼ
下半分を占める操作部14が配置され、下端にはマイク
15が配設されている。上記の操作部14には、カーソ
ル兼設定キー16の他、数字や文字や指示を入力するた
めの複数の操作ボタン17が配設されている。内部に
は、本体筐体11の正面に近接して、後述する制御部を
備えた回路基板18が配設され、この回路基板18の所
定の電極端子に上述した各部の電極端子が接続されてい
る。
【0015】また、同図(b) に示すように、背面上部か
ら外部上方に突出してアンテナ頭頂部保護キャップ19
が配置され、背面下方のほぼ下半面を占めて内部の電池
収容部20の蓋21が配設されている。電池収容部20
には充電式又は一般市販の電池が収容されている。ま
た、この背面の内部には上記アンテナ頭頂部保護キャッ
プ19の底部近傍に、詳しくは後述する光源22が配置
されている。
【0016】図2(a) は、上記アンテナ頭頂部保護キャ
ップ19近傍の内部構成を示す図1(b)のA矢視側断面
図であり、図2(b) は、その分解斜視図である。同図
(a),(b)に示すアンテナ頭頂部保護キャップ19は、例
えば適宜の合成樹脂の透明又は半透明の導光性を有する
絶縁性の部材からなる。このアンテナ頭頂部保護キャッ
プ19は、内部の中空部に、絶縁性の導光散乱放射部材
23を収容して保持している。
【0017】導光散乱放射部材23は、比較的太く形成
された主体部23−1と、それより細く形成された被保
持部兼光導入部23−2からなり、主体部23−1は、
特には図示しないが、表面が例えばサンドブラスト技術
により粗面化され、被保持部兼光導入部23−2から内
部に入射した光が、主体部23−1の表面で乱反射して
外部に散乱しながら放射される。
【0018】もちろん、カットグラスのような表面に構
成しても、サンドブラストによる粗面からの散乱の程度
が細かく柔らかい感じの放射光に対して、カットによる
粗面の散乱の程度が粗く硬く煌びやかな感じの光になる
違いはあるが、内部に入射した光を乱反射させ外部に散
乱させて放射する構造において変わりはない。
【0019】上記の導光散乱放射部材23の主体部23
−1は、上記の粗面構造の表面に、螺旋構造のアンテナ
24を巻着して保持している。そして、被保持部兼光導
入部23−2は、アンテナ頭頂部保護キャップ19の下
端に円柱状に突設して形成されている本体装置(携帯電
話10)との係合部19−1の中空部に嵌入して保持さ
れている。
【0020】同図に示す例では、導光散乱放射部材23
の被保持部兼光導入部23−2の外端部は、アンテナ頭
頂部保護キャップ19の係合部19−1の端面よりもや
や外部に突出して配置されている。
【0021】尚、上記の導光散乱放射部材23は、光を
散乱放射させるものであることが好ましいが、これに限
定する必要はなく、単に光を透過させるだけのものであ
っても良い。また、特には図示していないが、螺旋構造
のアンテナ24の下端部からは導線が導光散乱放射部材
23の被保持部兼光導入部23−2と共に外部に引き出
されている。
【0022】本体筐体11には、円形に切り欠かれた保
護キャップ保持部25が形成され、この保護キャップ保
持部25には、導電性の部材からなり、花びら状のフラ
ンジ26−1を有する円筒状の保持部材26が上方から
嵌入して、フランジ26−1により位置決めされる。
【0023】アンテナ頭頂部保護キャップ19は、その
係合部19−1が、同図(a) に示すように、上記の保持
部材26に嵌入することにより、保持部材26を介して
本体筐体11の保護キャップ保持部25に保持される。
【0024】また、本体筐体11の内部には、導電性ば
ね板27の一端が、上記保持部材26と本体筐体11の
正面内壁11−1との中間に配設され、導電性ばね板2
7の他端は図外右方に延設されて、図1(a) に示した回
路基板18の所定の端子に接続している。上記導電性ば
ね板27の一端の背面側に、断面がU字型の上支持部と
断面がC字型の下支持部が一体に形成された導電性の支
持部材28が、断面がC字型の下支持部の下端を導電性
ばね板27の一端背面に固定されて配設されている。
【0025】この支持部材28の断面がU字型の上支持
部に、保護キャップ保持部25に保持されて、本体筐体
11内部に突出する保持部材26が係合して、より強固
に本体筐体11側に保持されると共に、導光散乱放射部
材23の被保持部兼光導入部23−2と共に外部に引き
出されている螺旋構造アンテナ24の導線が、保持部材
26、支持部材28、及び導電性ばね板27を介して回
路基板18の所定の端子に接続される。この接続によ
り、螺旋構造アンテナ24がアンテナとして機能する。
【0026】そして、上記導光散乱放射部材23の被保
持部兼光導入部23−2の保持部材26より外方(本体
筐体11の内部方向)に突出する端面に近接し、この端
面に対向する位置に、光源22が配設される。光源22
は、不図示の配線によって回路基板18の所定の端子に
接続されており、制御部を介して電池収容部20の電池
から電力が供給される。
【0027】図3(a) は、上記構成の変形例を示す側断
面図であり、同図(b)は、その分解斜視図である。同図
(a),(b) に示す構成は、図2(a),(b) に示した構成の光
源22の配置位置が異なり、新たに集光偏光照射部材2
9が追加されただけで、その他の構成部分については、
図2(a),(b)に示した構成と同一である。
【0028】すなわち、図3(a),(b)に示すように、図
2の場合に示した光源22の配設位置に集光偏光照射部
材29が、その照射面を導光散乱放射部材23の被保持
部兼光導入部23−2の端面に対向させて配設されてい
る。
【0029】光源22は、導電性ばね板27上におい
て、集光偏光照射部材29の集光面に対向する位置に固
定されて配置され、この光源22からの発光は、集光偏
光照射部材29の集光面に入射される。この入射光は集
光偏光照射部材29内部で進路を偏光され、偏光された
光は照射面から、導光散乱放射部材23の被保持部兼光
導入部23−2の端面に向けて出射される。これによっ
て、導光散乱放射部材23の被保持部兼光導入部23−
2の端面に入射した光が主体部23−1の表面から散乱
しながら外部に放射され、この光がアンテナ頭頂部保護
キャップ19から外部に放散される。
【0030】上記いずれの形態においても、光源22
は、送受信電波とは無関係に、電源電池から後述する制
御部を介して供給されるので、光源22の発光がアンテ
ナ24の特性に影響を与えることはない。
【0031】図4は、本発明の送受信電波利用とは別光
源を用いた場合の発光と従来の送受信電波を利用した発
光の場合のアンテナ特性の変化(劣化)の状態を示す図
である。同図は被試験アンテナ(本発明のアンテナ24
又は従来構造のアンテナ2)の試験用基準アンテナに対
する主偏波のZ−X面における電波の放射パターンを示
す図である。同図に示す円は10dB/div.ごとの
スケールを表しており、中心点の位置で「−40d
B」、その周りの最小円の位置で「−30dB」、順次
外側に大きくなる円の位置で、それぞれ「−20d
B」、「−10dB」および「0cB」となっている。
【0032】同図に実線で示す波形の広がりが示すよう
に、本発明のアンテナ24では、発光の有無にかかわり
なく最大範囲で「0dB」を維持するが、同じく同図に
破線で示すように、従来のアンテナ2では、発光時にお
いては4.6dBの特性劣化を示している。
【0033】ところで上述した第1の実施の形態では、
変形例ともに、固定型のアンテナを示しているが、本体
筐体内部にアンテナ収容部を備えて、このアンテナ収容
部に収容されている棒状アンテナを外部に引き出して用
いる伸縮性のアンテナの場合にも、上記実施形態の場合
と同様に、アンテナ頭頂部を送受信電波とは独立の電源
駆動で電源を駆動して発光させることができる。
【0034】通常、伸縮性の棒状アンテナの頭頂部を送
受信電波利用方式とは異なる別電源で発光させようとす
ると、棒状アンテナの内部に、頭頂部からこの頭頂部の
発光体に電力を供給する電源までの配線を設ける必要が
ある。
【0035】この配線がアンテナ特性に悪影響を及ぼす
虞があるばかりでなく、棒状アンテナをアンテナ収容部
に収容するとき、棒状アンテナ下部からアンテナ収容部
内を走る配線部も折り畳むようにして収容する必要があ
るから、アンテナ収容部全体の配設空間が大きくなる欠
点があり、また、アンテナ収縮のつど配線に交互に加え
られる折り曲げと伸長の力が経時的な破壊力となって配
線を早期に破損させる虞がある。
【0036】本発明の伸縮性の棒状アンテナは上記のよ
うに予測される虞のまったく無い構成を備えている。こ
れを第2の実施の形態として以下に説明する。図5(a)
は、第2の実施の形態における棒状アンテナの縮小時
(棒状アンテナがアンテナ収容部に収容されていると
き)の状態を示す図であり、同図(b)は、その棒状アン
テナの伸長時(棒状アンテナがアンテナ収容部から引き
出されているとき)の状態を示す図である。尚、本体装
置の形状、外観、及び概略の内部構成は、アンテナ部分
を除いて図1(a),(b)に示した携帯型無線電話機(携帯
電話)10とほぼ同様である。
【0037】同図(a),(b)に示すように、アンテナユニ
ット30の引き出し部アンテナ31は、その頭頂部に透
明又は半透明の頭頂部保護キャップ32を備え、胴部
は、本体筐体33に固定されている導電性のアンテナ収
納部34の保持部34−1に昇降自在に保持されてい
る。アンテナ収納部34は、ストロー状の細い筒状体で
あり内面は鏡面加工されている。そして、その底部に
は、光源35が固定して配置され、光源35にはアンテ
ナユニット30の送受信電波を利用することなく独立に
光源35を制御する電源制御回路36が接続されてい
る。
【0038】また、引き出し部31を保持するだけでな
く引き出しアンテナ部31とアンテナ収納部34とを電
気的に接続する保持部34−1には、アンテナ整合回路
37が接続され、このアンテナ整合回路37は後述する
制御部の無線部38に接続されている。アンテナ整合回
路37は、送受信電波の通信回路のインピーダンスを例
えば50Ωに維持するように調整する回路である。
【0039】図6(a) は、上記の引き出し部31を取り
出して示す図であり、同図(b)は、その頭頂部32の内
部構成を示す断面図、同図(c) は、同図(a) に破線丸B
で示す引き出し部31端部の拡大斜視図である。同図
(a) に示すように引き出しアンテナ部31の棒状アンテ
ナ39の内部には光ファイバ41が挿通されている。
【0040】光ファイバ41の上端は、同図(b) に示す
ように、頭頂部保護キャップ32内の先端に配置されて
いる円盤状の導光散乱放射部材42に連結されている。
なお、この導光散乱放射部材42は、図2及び図3に示
した導光散乱放射部材23と同様の表面加工が施されて
おり、また、形状は、図6(b)では円盤状であるが、図
2及び図3の場合のように棒状体に形成してもよい。
【0041】また、頭頂部保護キャップ32内には、下
端部の導電性連結部材43と上記導光散乱放射部材42
との間に螺旋状アンテナ44が配設されており、導電性
連結部材43を介して棒状アンテナ39に電気的に接続
されている。上記の光ファイバ41は螺旋状アンテナ4
4の中空部を通って導光散乱放射部材42に連結されて
いる。
【0042】上記光ファイバ41の下端は、図6(c) に
示すように、引き出しアンテナ部31の棒状アンテナ3
9の下端と同一面で切断されている。この構成におい
て、図5(a) に示す引き出しアンテナ部31の縮小時に
は、光ファイバ41の下端面が光源35に接して、光源
35の照射光を直接ファイバ内部に導入し、その導入光
を頭頂部保護キャップ32の導光散乱放射部材42に中
継する。これにより、光源35の発光が導光散乱放射部
材42から外部四方に散乱され放散され、頭頂部保護キ
ャップ32から外部に放射される。
【0043】また、図5(b) に示す引き出しアンテナ部
31の伸長時には、光源35からの発光は、光ファイバ
41の下端面に直接入射するもの、四方に拡散し導電性
アンテナ収納部34の内面の鏡面により反射を繰り返し
ながら上方向に進行し、最終的に光ファイバ41の下端
面に入射するものとがあるが、いずれにしても光源35
からの発光は、一部ロスは発生するもののほぼ無駄なく
光ファイバ41の下端面に入射される。
【0044】したがって、この場合も、光源35の発光
は光ファイバ41によって頭頂部保護キャップ32の導
光散乱放射部材42に中継され、導光散乱放射部材42
から外部四方に散乱され放散され頭頂部保護キャップ3
2から外部に放射される。
【0045】上記アンテナの縮小、伸長いずれの場合
も、光源35は送受信電波とは無関係に電源電池から制
御部を介して電力を供給されるので、光源35の発光が
アンテナの特性に悪影響を与えることがない。また、そ
ればかりでなく、導光散乱放射部材42に発光させるの
は発光電力を供給する配線ではなく単に光を導光する電
磁場を乱す要因を持たない光ファイバであるので、アン
テナ特性に悪影響を与えることがない、つまり、どの面
から見てもアンテナ特性を劣化させない構造を有してい
る。
【0046】また、引き出しアンテナ部31の伸長や収
納に対して、折り畳んだり、その折り畳みを伸長させる
配線等が必要ないので、軽量化、省スペース化、堅牢
性、低コスト化等の面でも有益な構成を備えている。
【0047】図7(a),(b)は、上記アンテナ収容部34
内面の鏡面加工の方法の一例を示す図であり、同図(c),
(d) は、同じく鏡面加工の方法の他の例を示す図であ
る。同図(a),(b) に示す例では、まず、ストロー状の細
い筒状の導電性部材を用意し、所望の長さに切断した
後、同図(a)に示すように、その導電性部材45の外部
表面にマスキング用の塗料を塗布して、外表面の鏡面化
を予め防止する。
【0048】続いて、同図(b)に示すように、鍍金用浴
槽46にニッケル等のメッキ塗料材溶解液47を満たし
た中に、上記のマスキングを施した導電性部材45をド
ブ漬けすることにより導電性部材45の内面にニッケル
の薄膜が無電解鍍金で形成される。これにより、ニッケ
ル薄膜の鏡面が内面に形成された導電性部材45による
棒状アンテナ39が生成される。
【0049】なお、この鍍金では上記のような無電解鍍
金でもよく又は電解溶液中にメッキ塗料材をイオン溶解
させて電極を用いた鍍金を行うようにしてもよい。ま
た、図7(c),(d)に示す例では、まず、所望の大きさの
導電性板状部材48を用意し、その一面に、同図(c) に
示すように、例えば真空蒸着法等を用いて例えばニッケ
ル等の薄膜を蒸着して鏡面を形成する。この後、その形
成された鏡面側を内側にして巻き込んで円筒状に形成
し、端部を半田等で接続して、この場合も、同図(d)に
示すように、ニッケル薄膜の鏡面が内面に形成されたア
ンテナ収容部34が生成される。
【0050】図8は、上述した第1及び第2の実施形態
における構成の制御システムを模式的に示すブロック図
である。同図に示す制御部50は、図1に示した回路基
板18に搭載された各種の電子部品からなり、CPU5
1と、このCPU51にバスで接続された電界レベル検
出部52、LED制御回路53、及び電圧検出回路54
から成る。
【0051】また、CPU51には、図1に示した操作
部14のカーソル兼設定キー16や操作ボタン17が配
線を介して接続されており、CPU51には、これらの
キーやボタンの入力操作によるイベントが入力する。
【0052】そして、CPU 51には、更にROM又
はRAM等からなるメモリ部55が接続されている。メ
モリ部55は、少なくともデータ蓄積部とプログラム格
納部を備え、プログラム格納部には、全体を制御する制
御プログラム、光源22の発光態様を制御する予め格納
されたプログラム又は操作部14のキー入力操作により
設定されたプログラムが格納されている。また、データ
蓄積部には、光源22の発光態様を制御するプログラム
に必要なパラメータとしての詳しくは後述する各種のデ
ータが格納されている。
【0053】また、上記の電圧検出回路54は、図1に
示した電池収容部20に収納されている電池56から取
り出した電力を各種の適正な電圧の電力に変換してCP
U51に供給する回路である。CPU51は、この電力
を用いて各部に制御信号を出力し、各部を駆動制御す
る。
【0054】電界レベル検出部52は、他方では無線回
路57に接続されている。無線回路57は図2及び図3
では図示を省略したが図図5(a),(b) に示したアンテナ
整合回路37及び無線部38である。電界レベル検出部
52は、無線回路57を介してアンテナ24(又は3
0、以下同様)に入力する外部の電界レベルを検出し、
その検出結果をCPU51に通知する。
【0055】CPU51は、電界レベル検出部52から
入力する上記の検出結果に基づいて、一方では、無線回
路57を制御してインピーダンスを例えば50Ωに維持
させるようにし、他方では、LED制御回路53に指示
をして光源22の発光態様を制御させる。
【0056】本例の光源22は、赤色光を発光する赤色
発光ダイオード、青色光を発光する青色発光ダイオー
ド、及び緑色光を発光する緑色発光ダイオードの3個の
発光ダイオードを備えている。
【0057】図9(a),(b),(c)は、上記の光源22の発
光態様を各種各様に制御するためにメモリ部55のデー
タ蓄積部に格納されている各種パラメータのデータ構成
の例を示す図である。
【0058】先ず、同図(a) の「色」のデータは、上
記の赤、青、及び緑の発光ダイオードを点灯させる組み
合わせを示している。組み合わせは全部で7通りあり、
1番目のデータは「○○○」であり、これは赤、青、緑
の3個全部を点灯させることを示している。
【0059】2番目のデータは「○○×」であり、これ
は赤と青の発光ダイオードを点灯させることを示してい
る。3番目のデータは「○×○」であり、これは赤と緑
の発光ダイオードを点灯させることを示している。4番
目のデータは「○××」であり、これは赤の発光ダイオ
ードのみを点灯させることを示している。
【0060】また、5番目のデータは「×○○」であ
り、これは青と緑の発光ダイオードを点灯させることを
示している。更に6番目のデータは「×○×」であり、
これは青の発光ダイオードのみを点灯させることを示し
ている。そして、7番目のデータは「××○」であり、
これは緑の発光ダイオードのみを点灯させることを示し
ている。
【0061】次に、同図(b) の「点灯時間」のデータ
は、「色」のデータで「○」で示される発光ダイオー
ドの点灯時間を示している。1番目のデータは「1ms
ec」(1ミリ秒)、2番目のデータは「2mse
c」、3番目のデータは「3msec」というように、
順次1msecずつ点灯時間が長くなるように設定され
ている。
【0062】そして、同図(c)に示す「輝度(LED
駆動電流)」のデータは、「色」のデータで「○」で
示される発光ダイオードの一定の基準値からの輝度の強
弱を発光ダイオードを駆動する電流値で設定している。
すなわち、1番目のデータは「固定値+0.5mA」、
2番目のデータは「固定値+1.0mA」、3番目のデ
ータは「固定値+1.5mA」というように、順次0.
5mAずつ駆動電流が大きく、つまり輝度が強くなるよ
うに設定されている。
【0063】図10は、図8に示すCPU51が、上記
の「色」、「点灯時間」及び「輝度(LED駆動
電流)」の3種類のデータの組み合わせの割り付けを行
う処理を模式的に示す図である。同図に示すプログラミ
ング部56は、図8に示したCPU51とメモリ部55
とで構成される。
【0064】また、図10に示す電池電圧情報57は、
図8の電圧検出回路54から入力される情報であり、電
界レベル情報58は電界レベル検出部52から入力され
る情報であり、時間情報59は不図示の計時回路から入
力される情報であり、通信時情報61は、無線回路57
から電界レベル検出部52を介して入力される情報であ
る。
【0065】そして、キーボタン押下情報62は、キー
部14から入力されるイベントであり、これにより、上
記の電池電圧情報57、電界レベル情報58、時間情報
59、通信時情報61等の状態に対応づけて、上述した
3種類のデータの組み合わせを任意に選択して割り付け
を行う。
【0066】また、外部設定64は、例えば専用コード
で接続されたパーソナルコンピュータ等ホスト機器から
予め上記のような3種類のデータの組み合わせの割り付
けが設定されているプログラムがメモリ部55に入力さ
れる状態を示している。
【0067】このように3種類のデータの組み合わせを
任意に選択し、電池電圧情報57、電界レベル情報5
8、時間情報59、通信時情報61等の状態に対応づけ
て割り付けて、この割り付けで発光ダイオード(LE
D)の制御63を行う。このLEDの制御63では、図
8のCPU51の制御に基づいてLED制御回路53か
ら所定の駆動電流が光源22に出力される。
【0068】これにより、あらゆる任意の色の光を様々
の輝度で種々の点灯間隔で、アンテナ頭頂部から発光さ
せることができる。尚、近年の携帯電話10は、予め搭
載されているゲーム又はネットワークからダウンロード
した所望のゲームで遊ぶことができ、この場合、例えば
得点や経過時間等に応じて上記の3種類のデータの組み
合わせを割り付けるようにすると、ゲームの進行結果
が、アンテナ頭頂部の発光色、輝度、点灯間隔等で視認
できるの一層楽いゲーム環境を構築することができる。
【0069】図11は、引き出し式アンテナの他の実施
形態を示す図であり、同図(a) は伸長時の状態を示し、
同図(b) は収納時の状態を示している。棒状アンテナ3
9の構造は図6に示す場合と同様であるが、本例では、
内部の光ファイバ41が棒状アンテナ39の底部で切断
されておらず、連続して延長され、その端部が光源35
に直接連結されている。
【0070】光ファイバ41は極めて細く、したがって
鋭角に曲げない限り柔軟で屈曲自在であり、同図(a) の
ように棒状アンテナ39の伸長時に棒状アンテナ39の
底部から光源35まで延在する光ファイバ41a部分
は、棒状アンテナ39の収納時には、同図(b)に示すよ
うに、随意に屈曲してアンテナ収容部34´内に収容さ
れる。
【0071】この場合も、棒状アンテナ39の伸縮にか
かわらず、光ファイバ41、41aが、光源35の光を
アンテナ頭頂部保護キャップ32内の導光放散性部材に
導光中継するので、アンテナの伸長又は収納にかかわら
ず、アンテナ頭頂部保護キャップ32から光を発散させ
ることができる。
【0072】また、アンテナユニット内には光ファイバ
だけで、配線が無いので、この場合も、光源の発光によ
ってアンテナ特性に悪影響を与えることはない。
【0073】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、固定螺旋アンテナ又は引き出し棒状アンテナの頭
頂部に配置される保護キャップと導光散乱放射部材が絶
縁体であり、引き出し棒状アンテナの場合に内部に配置
される導光部材が光ファイバでこれも絶縁体であると共
に、導光散乱放射部材に光を供給する光源の電源がアン
テナの送受信電波とは関係の無い独立した電源であるの
で、アンテナ頭頂部の発光によってもアンテナ特性に悪
影響を与えることなくアンテナ特性を劣化させず、した
がって、発光による快適性と、常に安定した送受信性と
が得られて便利である。
【0074】また、引き出し棒状アンテナのアンテナ収
納部底部に光源を固定し、この光源からアンテナの頭頂
部の導光散乱放射部までアンテナ収納部自体が内部鏡面
によって光を無駄なく中継するので、引き出し棒状アン
テナでありながらアンテナ部全体の構造が簡単で配設空
間が少なくて済み、頭頂部が発光する引き出し棒状アン
テナを備えた無線通信機器本体の小型化に貢献する。ま
た、導光散乱放射部材に光を供給する光源の電源がアン
テナの送受信電波とは関係の無い独立した電源であるの
で、電波状態、通信状況とは無関係に光源の発光色、輝
度又は点灯間隔を任意に制御することができ、これによ
り、例えば送受信電波状況、電池残量、ゲームの進行内
容等に応じて光源の発光色、輝度、点灯間隔等を制御し
て使用者に報知することができて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は第1の実施の形態における携帯型無線電
話機の外観を模式的に示す正面図、(b)はその背面図で
ある。
【図2】(a) は第1の実施形態におけるアンテナ頭頂部
保護キャップ近傍の内部構成を示す側断面図、(b)はそ
の分解斜視図である。
【図3】(a) は第1の実施形態におけるアンテナ頭頂部
保護キャップ近傍の内部構成の変形例を示す側断面図、
(b)はその分解斜視図である。
【図4】本発明の送受信電波利用とは別光源を用いた場
合の発光と従来の送受信電波を利用した発光の場合のア
ンテナ特性の変化(劣化)の状態を示す図である。
【図5】(a) は第2の実施の形態における棒状アンテナ
の縮小時の状態を示す図、(b)はその伸長時の状態を示
す図である。
【図6】(a) は第2の実施の形態におけるアンテナ引き
出し部を取り出して示す図、(b)はその頭頂部の内部構
成を示す断面図、(c) はアンテナ引き出し部端部の拡大
斜視図である。
【図7】(a),(b) は第2の実施形態におけるアンテナ収
容部内面の鏡面加工の方法の一例を示す図、(c),(d)は
同じく鏡面加工の方法の他の例を示す図である。
【図8】第1及び第2の実施形態における構成の制御シ
ステムを模式的に示すブロック図である。
【図9】(a),(b),(c)はそれぞれ制御システムにおいて
光源の発光態様を各種各様に制御するためにメモリ部の
データ蓄積部に格納されている各種パラメータのデータ
構成を示す図である。
【図10】制御部のCPUにより行われる「色」、
「点灯時間」及び「輝度(LED駆動電流)」の3
種類のデータの組み合わせの割り付けの処理を模式的に
示す図である。
【図11】(a),(b) は引き出し式アンテナの他の実施形
態を示す図である。
【図12】(a) は従来のアンテナの頭頂部が光る携帯型
無線通信端末装置の発光部の構成を示す側断面図、(b)
はその発光の仕組みを説明する回路を模式的に示す図で
ある。
【符号の説明】
1 携帯型無線通信端末装置 2 アンテナ 3 検波回路部 4 発光ダイオード 5 保護キャップ 6a、6b 高周波検波ダイオート゛ 7 送受信電波の一部 10 携帯型無線電話機(携帯電話) 11 本体筐体 11−1 正面内壁 12 スピーカ 13 液晶表示装置 14 操作部 15 マイク 16 カーソル兼設定キー 17 操作ボタン 18 回路基板 19 アンテナ頭頂部保護キャップ 19−1 係合部 20 電池収容部 21 電池収容部の蓋 22 光源 23 導光散乱放射部材 23−1 主体部 23−2 被保持部兼光導入部 24 螺旋構造アンテナ 25 保護キャップ保持部 26 円筒状保持部材 26−1 フランジ 27 導電性ばね板 28 支持部材 29 集光偏光照射部材 30 アンテナユニット 31 引き出しアンテナ部 32 頭頂部保護キャップ 33 本体筐体 34 導電性アンテナ収納部 34−1 保持部 35 光源 36 電源制御回路 37 アンテナ整合回路 38 無線部 39 棒状アンテナ 41 光ファイバ 42 導光散乱放射部材 43 導電性連結部材 44 螺旋状アンテナ 45 導電性部材 46 鍍金用浴槽 47 メッキ塗料材溶解液 50 制御部 51 CPU 52 電界レベル検出部 53 LED制御回路 54 電圧検出回路 55 メモリ部 56 電池 57 無線回路 58 電界レベル情報 59 時間情報 61 通信時情報 62 キーボタン押下情報 63 LED制御 64 外部設定
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/32 H04B 7/26 V 7/38 109T (72)発明者 金澤 賢 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 衣澤 勇治 北海道札幌市北区北七条西四丁目3番地1 富士通東日本ディジタル・テクノロジ株 式会社内 Fターム(参考) 5J046 AA01 AA02 AB06 EA03 5J047 AA01 AA02 AB06 FD01 5K023 HH06 LL05 5K067 AA34 AA42 BB04 EE02 FF02 FF05 FF16 FF19 FF24 FF31 FF33 KK01 KK05 KK17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明又は半透明の導光性を有する絶縁性
    のアンテナ頭頂部保護キャップと、 該アンテナ頭頂部保護キャップ内に配置され、螺旋構造
    のアンテナを巻着して保持する導光放射部材と、 該導光放射部材の底部近傍に配置され、前記アンテナの
    送受信電波から独立した発光機能を備え、該発光機能に
    よる発光を前記導光放射部材に入射する光源と、 からなる頭頂部発光アンテナを備えたことを特徴とする
    無線通信装置。
  2. 【請求項2】 内部を鏡面加工された筒状のアンテナ収
    納部と、 該アンテナ収納部の下端に配置された光源と、 前記アンテナ収納部に進退自在に保持され、頭頂部に透
    明又は半透明の導光性を有する絶縁性の保護キャップを
    有し、該保護キャップ内に、入光を表面から外部に放射
    する絶縁性の導光放射部材を備えた棒状アンテナ部と、 該棒状アンテナ部の内部にのみ組み込まれ、前記光源の
    光又は前記アンテナ収納部内面の鏡面からの反射光を入
    光され、該入光を前記保護キャップ内の前記導光放射部
    材へ導光中継する光フアイバと、 からなる頭頂部発光アンテナを備えたことを特徴とする
    無線通信装置。
  3. 【請求項3】 前記光源は、発光色の異なる2個以上の
    発光素子を有することを特徴とする請求項1又は2記載
    の無線通信装置。
  4. 【請求項4】 前記光源の、発光色、輝度又は点灯間隔
    を、予め設定されたプログラム又は外部からの指示入力
    操作に基づいて制御する制御装置を、更に備えたことを
    特徴とする請求項1,2又は3記載の無線通信装置。
  5. 【請求項5】 前記制御装置は、自機本体装置の、送受
    信電波状況、電池残量、時刻、通信時間、又は自機本体
    装置で行われるゲームの進行内容に基づいて、前記光源
    の発光色、輝度又は点灯間隔を制御することを特徴とす
    る請求項4記載の無線通信装置。
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