JP2003258698A - 衛星通信システムのモデム監視・制御方法 - Google Patents

衛星通信システムのモデム監視・制御方法

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JP2003258698A
JP2003258698A JP2002060801A JP2002060801A JP2003258698A JP 2003258698 A JP2003258698 A JP 2003258698A JP 2002060801 A JP2002060801 A JP 2002060801A JP 2002060801 A JP2002060801 A JP 2002060801A JP 2003258698 A JP2003258698 A JP 2003258698A
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station
modem
slave
slave station
communication
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Application number
JP2002060801A
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Masako Okunishi
昌子 奥西
Norimitsu Kasai
則充 笠井
Tomoko Okumoto
智子 億本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の監視制御手順によると、親局が子局内
の通信用モデムの状態を監視、または制御する場合、監
視制御信号の宛先にCSC専用モデムIDを設定する必要が
あったため、CSC専用モデム用のIDが多数必要となり、
増設可能な全通信用モデム数が減少するという問題があ
った。 【解決手段】 親局1が監視実行時、監視信号5の宛先
に全局を表す識別子を設定する。子局21〜2NのCSC専
用モデム31〜3NはIDを有さず、無条件に監視信号5を
受信し、子局21〜2N内の全通信用モデム411〜41L
至4N1〜4NMの監視情報(正常,異常等)を監視応答信
号6に設定し、親局1に送出する。これにより、新たに
モデムIDを採番せずとも、より大規模なシステムへの適
用が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、親局と複数の通
信用モデム(変復調器)を設置した子局が存在し、子局
毎に設置したCSC(Common Signaling Channel)専用モデ
ムにより局内の全モデムを一括して監視、制御すること
が可能な衛星通信システムにおける通信用モデムの監
視、制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の衛星通信システムとして、親局と
複数の通信用モデムを設置した子局との間に通信衛星を
介してCSC回線を設け、子局毎に設置したCSC専用モデム
により局内の全モデムを一括して監視及び制御すること
が行われている。しかし、かかる衛星通信システムにお
いては、監視・制御用信号の宛先にCSC専用モデムIDを
設定する必要があったため、全通信用モデム用に加え
て、CSC専用モデム用のIDを要し、特に子局数が大の
時、CSC専用モデム用のIDが多数必要となり、増設可能
な全通信用モデム数が減少するという問題があった。
【0003】また、特に該各子局に設置されている通信
用モデムが多数である場合、親局が各通信用モデムに対
してCSC回線を使用して監視・制御信号を送出し、該各
通信用モデムが親局に応答信号を送出するとシーケンス
数が多数となり、非効率的であった。
【0004】さらに、このようなシステムでは、通信用
モデムは通常CSC回線用と通信用でモデムを共有する構
成のため、通信回線を使用中はCSC回線により送信され
る監視・制御信号を受信することができない。この点を
改善するため、子局内の通信用モデムの監視情報を保持
し、CSC回線により送信される監視・制御信号を常時受
信可能なCSC専用モデムを各子局に各1台設置し、親局
が監視・制御信号を送出した時、CSC専用モデムが親局
に対し各子局内の通信用モデムの監視情報の送出、もし
くは各子局内の通信用モデムに対し制御を行うように構
成されている。
【0005】このようなシステムにおいて、親局は各子
局の通信用モデムが通信可能な状態であることを確認す
るために、常時定期的にヘルスチェックを行う。この場
合に、親局は各子局に設置されているCSC専用モデムに
付加されたIDを監視信号の宛先に設定し、CSC回線を使
用して監視信号を送出する。これを受信した子局のCSC
専用モデムは、局内の全通信用モデムから収集し保持し
ている該子局内の通信用モデムの状態情報を監視応答信
号に格納し、CSC回線を使用して親局に送出する。そし
て、子局が複数存在する場合、親局はこの一連の動作を
他の全子局に対してシーケンシャルに行い、全子局の通
信用モデムに関するヘルスチェック結果を得る。
【0006】親局が子局の通信用モデムに対して制御を
行う場合もこれと同様に、各子局に設置されているCSC
専用モデムに付加されたIDを制御信号の宛先に設定し、
CSC回線を使用して制御信号を送出する。これを受信し
た子局のCSC専用モデムは、当該子局内の該当通信用モ
デムに対して制御を行う。子局が複数存在する場合、親
局はこの一連の動作を他の全子局に対してシーケンシャ
ルに連続して行い、全子局の通信用モデムに対して制御
を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記のように従来の衛
星通信システムによると、親局が子局内の通信用モデム
の状態を監視、制御する場合、監視・制御信号の宛先に
CSC専用モデムIDを設定する必要があったため、全モデ
ム用に加えて、CSC専用モデム用のIDを要し、特に子局
数が多数存在する時、CSC専用モデム用に確保するIDが
多数必要となり、相対的に通信用モデムへ割当て可能な
IDの数が減少するという問題があった。
【0008】また、親局は子局1局毎に関し、監視また
は制御のシーケンスを行っていたため、特に子局数が増
大したシステムの場合、一連の監視、制御シーケンスに
かかる時間が増大していた。
【0009】この発明は、前記のような問題点を解消す
るためになされたもので、子局毎に設置したCSC専用モ
デムにより局内の全モデムを一括して監視、制御するこ
とが可能な衛星通信システムのモデム監視・制御方法に
おいて、全子局に対する監視、制御を行う場合、CSC専
用モデムのIDを不要とすると共に、全子局に対する監
視、制御に要する時間を短縮することを目的とするもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、親局と複数
の通信用モデムを有する子局が存在し、子局毎に設置さ
れたCSC専用モデムにより子局内の全通信用モデムを一
括して監視することが可能な衛星通信システムのモデム
監視方法において、前記親局が前記子局内の通信用モデ
ムに対して監視を行う場合、前記親局から送出される監
視信号の宛先を全局向けとし、全子局の通信用モデムの
監視シーケンスを一括して行う。
【0011】また、この発明は、前記衛星通信システム
のモデム監視方法において、親局から子局に対して局毎
に監視を行う場合、前記親局から送出される監視信号の
宛先格納フィールドとは別のフィールドに監視対象とす
る子局番号を設定し、各子局のCSC専用モデムにおいて
監視信号を受信した時、監視信号内に設定された子局番
号に基づき、自局宛の監視であるか否かを判定する。
【0012】さらに、この発明は、前記衛星通信システ
ムのモデム制御方法において、親局が子局内の通信用モ
デムに対して制御を行う場合、親局から送出される制御
信号の宛先を全局向けとし、全子局の通信用モデムの制
御シーケンスを一括して行う。
【0013】また、この発明は、前記衛星通信システム
のモデム制御方法において、親局から子局に対して局毎
に制御を行う場合、親局から送出される制御信号の宛先
格納フィールドとは別のフィールドに制御対象とする子
局番号を設定し、各子局のCSC専用モデムおいて制御信
号を受信した時、制御信号内に設定された子局番号に基
づき、自局宛の制御であるか否かを判定する。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図によって説明する。図1において、1
は親局、21〜2Nはこの親局と通信衛星7を介して通信
を行う複数の子局、31〜3Nは各子局に設置されたCSC
専用モデム、411〜41L乃至4N 1〜4NMは各子局に設置
された通信用モデムである。各子局21〜2Nに設置され
たCSC専用モデム31〜3NはIDを有し、親局1がCSC回線
を使用して送出する監視信号5を常時受信し、子局21
〜2N内の全通信用モデム411〜41L乃至4N1〜4NM
ヘルスチェック情報を保持すると共に、親局から監視信
号5が送出された時、設定されたIDを有するCSC専用モ
デムが子局内の全通信用モデムの状態情報を監視応答信
号6に格納し、親局1に送出する。
【0015】従来技術による監視方式では、通信用モデ
ムの監視を行う親局1が監視信号5の宛先にヘルスチェ
ックを行う子局21〜2NのCSC専用モデム31〜3NのID
を設定し、監視信号5の送出時、宛先に設定されたIDを
有するCSC専用モデム31〜3 Nが子局21〜2N内の全通
信用モデム411〜41L乃至4N1〜4NMの状態情報を監視
応答信号6に格納し、親局1に送出することにより、親
局が通信用モデムの監視を行う。
【0016】これに対し、この実施の形態1では、親局
1が監視実行時、監視信号5の宛先に全局を表す識別子
を設定する。子局21〜2NのCSC専用モデム31〜3NはI
Dを有さず、無条件に監視信号5を受信し、子局21〜2
N内の全通信用モデム411〜41L乃至4N1〜4NMの監視
情報(正常,異常等)を監視応答信号6に設定し、親局
1に送出する。
【0017】図2(a)は親局からの監視信号5、図2
(b)は子局21〜2Nからの監視応答信号6のフォーマ
ットを示す説明図である。監視信号5はヘッダフィール
ド51とデータ部52とを含み、ヘッダ部51は宛先モ
デムID格納フィールド51Aと、信号メッセージ識別
フィールド51Bと、信号情報長表示フィールド51C
とで構成され、データ部52は子局番号格納フィールド
52Aと、CSC情報格納フィールド52Bとで構成さ
れており、この実施の形態1においては宛先モデムID
格納フィールド51Aと子局番号格納フィールド52A
に全子局を表す識別子が格納される。
【0018】一方、監視応答信号6はヘッダ部61とデ
ータ部62とを含み、ヘッダ部61は宛先モデムID格
納フィールド61Aと、信号メッセージ識別フィールド
61Bと、信号情報長表示フィールド61Cとで構成さ
れ、データ部62は子局番号格納フィールド62Aと、
監視情報格納フィールド62Bとで構成されており、こ
の実施の形態1においては宛先モデムID格納フィール
ド61Aに全モデムIDを表す識別子が格納されると共
に、子局番号格納フィールド62Aには自局を示す子局
番号が格納される。また、監視情報格納フィールド62
Bには、子局内の全通信用モデムの状態(正常、異常等)
がモデム番号順に格納される。
【0019】図3はこの実施の形態1による全子局一括
監視における親局1と各子局21〜2N間の監視動作手順
を示すフローチャートで、監視信号受信時の子局の動
作、全子局から監視応答信号受信時の親局の動作を表し
ている。
【0020】まず、ステップS1において、親局におい
て監視信号5が生成され、その宛先モデムID格納フィ
ールド51Aと子局番号格納フィールド52Aに全子局
を表す識別子が格納される。生成された監視信号5は通
信衛星7を介して全子局21〜2Nに送出される(ステッ
プS2)。
【0021】そしてステップS3に示すように、子局2
1〜2N側のCSC専用モデム31〜3Nは、監視信号5を受
信し、宛先及び子局番号の照合を行い、宛先モデムID
格納フィールド51A、子局番号格納フィールド51B
に格納された全子局を表す識別子により、自局が監視の
対象であることを判定し、CSC情報格納フィールド5
2Bのデータに基づき、全通信用モデム411〜41L乃至
N1〜4NMに対し所定の監視シーケンスを実行する。
【0022】次に、ステップS4において、各子局21
〜2N側のCSC専用モデム31〜3Nは監視応答信号6を生
成し、その子局番号格納フィールド61Aに該子局(自
局)の子局番号を格納すると共に、監視情報フィールド
61Cに該子局内の全通信用モデムの状態(正常、異常
等)をモデム番号順に格納し、監視応答信号6を通信衛
星7を介して親局1に送出する(ステップS5)。
【0023】そして、親局1は各子局の監視応答信号6
を受信し(ステップS6)、ステップS7において親局
1は監視応答信号6の子局番号から子局を識別し、子局
内の全モデムの情報を取得する。
【0024】この実施の形態1によれば、親局と複数の
通信用モデムを設置した子局が存在し、子局毎に設置し
たCSC専用モデムにより局内の全モデムを一括して監
視、制御することが可能な衛星通信システムにおいて、
全子局に対する監視を行う場合に、監視信号の宛先を全
子局向けとすることでCSC専用モデムのIDが不要とな
り、相対的に通信用モデムへ割当て可能なIDが増加する
ため、より大規模なシステムへの適用を可能にする。
【0025】また、通信用モデムへ割り当てられるID
の増加数は、例えば、各子局にCSC専用モデム、通信用
モデムに一台づつ設置されている場合には最大2倍とな
る。
【0026】また、親局は、一括して全子局に対する監
視シーケンスを実行することで、監視にかかる時間を短
縮できる。例えば、システム内の局数を10000局とした
場合、10000局分のヘルスチェック信号を一度に送出で
き、監視にかかる時間を最大10000分の1に短縮できる。
【0027】実施の形態2.前述の実施の形態1では、
親局から送出される監視信号の宛先を全局向けとし、全
子局の通信用モデムの監視シーケンスを一括して行う例
について説明したが、親局1が特定の子局、例えば21
に対し監視を行う場合、監視信号5のデータ部52の子
局番号格納フィールド52Aに子局21に一意に割当て
られた子局番号を格納する。子局21のCSC専用モデム3
1はIDを有さず、子局番号格納フィールド52Aに格納
された子局番号と子局21の局番号を照合し、一致した
場合のみ子局21内の全通信用モデム411〜41Lの状態
情報を監視応答信号6に格納し、親局1に送出する。こ
の実施の形態2によれば、CSC専用モデムにIDを設定す
ることなく、特定の子局に属する通信用モデムの監視を
容易に行うことができる。
【0028】実施の形態3.実施の形態1では、親局1
がCSC回線を使用して送出する監視信号5を常時監視す
る例について説明したが、監視信号の代わりに、親局か
ら制御信号を送出し、、通信用モデムの試験やキャリヤ
ON/OFF、送信レベル制御、通信中モデムの強制切
断等の制御を行う場合について説明する。図4おいて、
各子局21〜2Nに設置されたCSC専用モデム31〜3NはI
Dを有し、親局1がCSC回線を使用して送出する制御信号
8を常時監視し、親局から制御信号8が送出された時、
設定されたIDを有するCSC専用モデムが子局内の全通信
用モデムの制御を行う。
【0029】従来技術のモデム制御方式は、通信用モデ
ムの制御を行う親局1が制御信号8の宛先に制御を行う
子局21〜2NのCSC専用モデム31〜3NのIDを設定し、
制御信号5の送出時、宛先に設定されたIDを有するCSC
専用モデム31〜3Nが子局21〜2N内の全通信用モデム
11〜41L乃至4N1〜4NMを制御することで、親局が通
信用モデムの制御を行う方式である。
【0030】これに対し、実施の形態3では、親局1が
制御信号8の宛先に全局を表す識別子を設定する。子局
1〜2NのCSC専用モデム31〜3NはIDを有さず、無条
件に制御信号8を受信し、子局21〜2N内の全通信用モ
デム411〜41L乃至4N1〜4 NMの制御を行う。
【0031】図5は親局1からの制御信号8のフォーマ
ットを示す説明図で、ヘッダ部81とデータ部82とを
含み、ヘッダ部81は宛先モデムID格納フィールド8
1Aと、信号メッセージ識別フィールド81Bと、信号
情報長表示フィールド81Cとで構成され、データ部8
2は子局番号格納フィールド82Aと、制御情報格納フ
ィールド82Bとで構成されており、この実施の形態1
においては宛先モデムID格納フィールド81Aと子局
番号格納フィールド82Aに全子局を表す識別子が格納
される。また、制御情報格納フィールド82Bには、通
信用モデムの試験やキャリヤON/OFF、送信レベル
制御、通信中モデムの強制切断等を行うための制御情報
がモデム番号順に格納される。
【0032】図6はこの実施の形態3による全子局一括
監視における親局1と各子局21〜2N間の制御動作手順
を示すフローチャートで、制御信号を送出する親局の動
作、制御信号受信時の子局の動作を表している。
【0033】まず、ステップS11において、親局1に
おいて制御信号8が生成され、その宛先モデムID格納
フィールド81Aと子局番号格納フィールド82Aに全
子局を表す識別子が格納される。生成された制御信号8
は通信衛星7を介して全子局に送出される(ステップS
12)。
【0034】そしてステップS13に示すように、子局
側のCSC専用モデム31〜3Nは、制御信号8を受信し、
宛先及び子局番号の照合を行い、宛先モデムID格納フ
ィールド81A、子局番号格納フィールド82Aに格納
された全子局を表す識別子により、自局が制御の対象で
あることを判定する。次に、ステップS14において、
各子局側のCSC専用モデム31〜3Nは制御情報格納フィ
ールド82Bのデータに基づき、全通信用モデム411
1L乃至4N1〜4NMに対し所定の制御シーケンスを実行
する。
【0035】この実施の形態3によれば、親局と複数の
通信用モデムを設置した子局が存在し、子局毎に設置し
たCSC専用モデムにより局内の全モデムを一括して制御
することが可能な衛星通信システムにおいて、全子局に
対して制御を行う場合に、制御用信号の宛先を全子局向
けとすることでCSC専用モデムのIDが不要となり、相対
的に通信用モデムへ割当て可能なIDが増加するため、よ
り大規模なシステムへの適用が可能になる上、通信用モ
デムへ割り当てられるIDの増加数や通信用モデムの制御
時間の短縮等について実施の形態1と同様な効果があ
る。
【0036】実施の形態4 前述の実施の形態3では、親局から送出される制御信号
の宛先を全局向けとし、全子局の通信用モデムの制御シ
ーケンスを一括して行う例について説明したが、親局1
が特定の子局、例えば21に対し制御を行う場合、制御
信号8のデータ部82の子局番号格納フィールド82A
に子局21に一意に割当てられた子局番号を格納する。
子局21のCSC専用モデム31はIDを有さず、子局番号格
納フィールド82Aに格納された子局番号と子局21
局番号を照合し、一致した場合のみ子局21内の全通信
用モデム411〜41Lに対し所定の制御シーケンスを実行
する。この実施の形態4によれば、CSC専用モデムにID
を設定することなく、特定の子局に属する通信用モデム
の制御を容易に行うことができる。
【0037】
【発明の効果】この発明は、親局と複数の通信用モデム
を有する子局が存在し、子局毎に設置されたCSC専用モ
デムにより子局内の全通信用モデムを一括して監視する
ことが可能な衛星通信システムのモデム監視・制御方法
において、親局が子局内の通信用モデムに対して監視を
行う場合、監視・制御用の信号の宛先を全局向けとする
ことにより、CSC専用モデム用IDが不要となり、相対的
に通信用モデムへ割当て可能なIDが増加するため、より
大規模なシステムへの適用を可能にできると共に、全子
局に対する監視、制御のシーケンスを一括して行うこと
により、子局内の全通信用モデムの監視、制御にかかる
時間を短縮できる。
【0038】また、この発明によれば、前記衛星通信シ
ステムのモデム監視・制御方法において、親局から子局
に対して局毎に監視・制御を行う場合、監視・制御信号
の宛先格納フィールドとは別のフィールドに監視、制御
の対象とする子局番号を格納することにより、CSC専用
モデムにIDを設定することなく、特定の子局に属する通
信用モデムの監視、制御を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における衛星通信シ
ステムを示す概略構成図である。
【図2】 実施の形態1において用いる監視信号および
監視応答信号のフォーマットを示す図である。
【図3】 実施の形態1における監視動作手順を示すフ
ローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態3における衛星通信シ
ステムを示す概略構成図である。
【図5】 実施の形態3において用いる制御信号のフォ
ーマットを示す図である。
【図6】 実施の形態3における制御動作手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 親局 2 子局 31〜3N 各子局に設置されたCSC専用モデム、 411〜41L,N1〜4NM 各子局に設置された通信用モ
デム 5 監視信号 6 監視応答信号 7 通信衛星 8 制御信号 51,52 監視信号のヘッダ部,データ部 51A 宛先モデムID格納フィールド 51B 信号メッセージ識別フィールド 51C 信号情報長表示フィールド 52A 子局番号格納フィールド 52B CSC情報格納フィールド 61,62 監視信号のヘッダ部,データ部 61A 宛先モデムID格納フィールド 61B 信号メッセージ識別フィールド 61C 信号情報長表示フィールド 62A 子局番号格納フィールド 62B 監視情報格納フィールド 81,82 制御信号のヘッダ部,データ部 81A 宛先モデムID格納フィールド 81B 信号メッセージ識別フィールド 81C 信号情報長表示フィールド 82A 子局番号格納フィールド 82B 制御情報格納フィールド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 億本 智子 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5K035 AA04 CC07 EE12 FF01 HH04 5K072 AA16 AA19 BB22 DD01 DD16 DD17 EE15 FF12 FF17 HH08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親局と複数の通信用モデムを有する子局
    が存在し、子局毎に設置されたCSC専用モデムにより子
    局内の全通信用モデムを一括して監視することが可能な
    衛星通信システムのモデム監視方法において、前記親局
    が前記子局内の通信用モデムに対して監視を行う場合、
    前記親局から送出される監視信号の宛先を全局向けと
    し、全子局の通信用モデムの監視シーケンスを一括して
    行うことを特徴とする衛星通信システムのモデム監視方
    法。
  2. 【請求項2】 親局と複数の通信用モデムを有する子局
    が存在し、子局毎に設置されたCSC専用モデムにより子
    局内の全通信用モデムを一括して監視することが可能な
    衛星通信システムのモデム監視方法において、前記親局
    から前記子局に対して局毎に監視を行う場合、前記親局
    から送出される監視信号の宛先格納フィールドとは別の
    フィールドに監視対象とする子局番号を設定し、前記各
    子局のCSC専用モデムにおいて前記監視信号を受信した
    時、前記監視信号内に設定された子局番号に基づき、自
    局宛の監視であるか否かを判定するようにしたことを特
    徴とする衛星通信システムのモデム監視方法。
  3. 【請求項3】 親局と複数の通信用モデムを有する子局
    が存在し、子局毎に設置されたCSC専用モデムにより子
    局内の全通信用モデムを一括して制御することが可能な
    衛星通信システムのモデム制御方法において、前記親局
    が前記子局内の通信用モデムに対して制御を行う場合、
    前記親局から送出される制御信号の宛先を全局向けと
    し、全子局の通信用モデムの制御シーケンスを一括して
    行うことを特徴とする衛星通信システムのモデム制御方
    法。
  4. 【請求項4】 親局と複数の通信用モデムを有する子局
    が存在し、子局毎に設置されたCSC専用モデムにより子
    局内の全通信用モデムを一括して制御することが可能な
    衛星通信システムのモデム制御方法において、前記親局
    から前記子局に対して局毎に制御を行う場合、前記親局
    から送出される制御信号の宛先格納フィールドとは別の
    フィールドに制御対象とする子局番号を設定し、前記各
    子局のCSC専用モデムにおいて前記制御信号を受信した
    時、前記制御信号内に設定された子局番号に基づき、自
    局宛の制御であるか否かを判定するようにしたことを特
    徴とする衛星通信システムのモデム制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005076546A1 (ja) * 2004-02-06 2005-08-18 Fujitsu Limited 配信システム,無線基地局,無線端末および配信方法

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