JP2003258052A - エッチング溝深さ分布を測定するための装置および方法 - Google Patents
エッチング溝深さ分布を測定するための装置および方法Info
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Abstract
定することができるエッチング深さ分布測定装置および
エッチング分布測定方法を提供する。 【解決手段】XYステージ2上にウエハWが保持され
る。赤外用ランプハウス5からの赤外光がウエハWの表
面に照射され、このウエハWからの反射光が赤外分光器
5に入射される。この赤外分光器5が出力するスペクト
ル信号に基づき、コンピュータ処理システムは、ウエハ
Wの表面に形成されたエッチング溝の深さを検出する。
このエッチング溝深さの検出が、XYステージ2を駆動
して検出位置を変更することによって、複数の検出点に
関して行われる。これにより、ウエハWの面内における
エッチング溝深さの分布を表すデータが生成される。
Description
液晶表示装置用ガラス基板、プラズマディスプレイバネ
ル用ガラス基板などに代表される基板の表面(これらの
基板自体の表面であってもよいし、基板表面に形成され
た薄膜の表面であってもよい。)に形成されたエッチン
グ溝の基板面内分布を測定するための装置および方法に
関する。
術にダマシン法がある。ダマシン法は、ウエハ上に形成
された絶縁膜にエッチング溝を形成する工程と、このエ
ッチング溝内に銅などの配線金属を埋め込む工程と、そ
の後にCMP(化学的機械的研磨)法によって表面を研
削して溝外の金属を除去する工程とを含む。
微細エッチング加工が可能なドライエッチャーが用いら
れる。ところが、ドライエッチャーは、不安定なプラズ
マや磁界を扱う装置であり、ガス流の影響もあって、エ
ッチング深さに関して、良好な面内分布を得にくいとい
う特徴がある。しかも、エッチング深さの面内分布は一
様ではなく、装置毎に顕著な差があり、さらに、無視で
きない経時変化を生じることが分かっている。
ンス時には、良好な処理の実現のために、エッチング深
さの面内分布の測定を欠かすことができない。そこで、
現在のところ、ウエハを破断し、破断面を走査型電子顕
微鏡(SEM)で観察する、破壊検査によってエッチン
グ深さの面内分布の測定が行われている。しかし、破壊
検査ではウエハを無駄にせざるを得ないうえ、検査のた
めの労力も少なくない。しかも、破壊検査であるがゆえ
に、抜き取り検査とせざるをえず、多数の抜き取り検査
はもちろんのこと、全数検査は不可能である。
ッチング深さの分布を非破壊で測定することができるエ
ッチング深さ分布測定装置およびエッチング分布測定方
法を提供することである。
目的を達成するための請求項1記載の発明は、エッチン
グ溝が形成された基板(W)を保持するための基板保持
機構(2)と、この基板保持機構に保持された基板の表
面に形成されたエッチング溝の深さを検出するエッチン
グ溝深さ検出機構(4,5,15,22)と、上記基板
保持機構に保持された基板上における上記エッチング溝
深さ検出機構による検出位置を変更する検出位置変更機
構(16,21)と、上記エッチング溝深さ検出機構に
よる溝深さの検出結果をそれぞれの溝深さ検出位置と関
連付けることによって、上記基板上に形成されたエッチ
ング溝深さの基板面内分布を求めるエッチング溝深さ分
布演算手段(23)とを含むことを特徴とするエッチン
グ溝深さ分布測定装置である。なお、括弧内の英数字は
後述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、
この項において同じ。
更しながら基板表面に形成されたエッチング溝の深さが
検出される。そして、検出されたエッチング溝深さとそ
の検出位置とを対応付けることによって、エッチング深
さの面内分布が求められる。こうして、基板を破壊する
ことなく、エッチング溝深さの面内分布を求めることが
できる。しかも、従来の破壊検査では、エッチング溝深
さの分布は、破断面に沿った一次元的な分布が求められ
るに過ぎないのに対して、この発明によれば、たとえ
ば、基板面内全域における二次元分布を求めることもで
きる。
成された基板(W)の表面に形成されたエッチング溝の
深さを検出するエッチング溝深さ検出ステップと、この
エッチング溝深さ検出ステップを、基板上における検出
位置を変更して複数回繰り返すステップと、上記エッチ
ング溝深さ検出ステップによる溝深さの検出結果をそれ
ぞれの溝深さ検出位置と関連付けることによって、上記
基板上に形成されたエッチング溝深さの基板面内分布を
求めるエッチング溝深さ分布演算ステップとを含むこと
を特徴とするエッチング溝深さ分布測定方法である。
た効果と同様な効果を達成できる。なお、上記検出位置
変更機構は、基板保持機構とエッチング溝深さ検出機構
との相対位置を変更する手段(2,16)を含んでいて
もよい。すなわち、たとえば、検出位置変更機構は、エ
ッチング溝深さ検出機構の光学系(4)を上記基板保持
機構に対して移動させる機構を含んでいてもよいし、エ
ッチング溝深さ検出機構の光学系に対して上記基板保持
機構を移動させる機構(2,16)を含んでいてもよ
い。
において形成される溝であってもよい。このようなエッ
チング溝は、配線用金属が埋め込まれる溝であってもよ
い。さらに、上記エッチング溝は、基板面内にほぼ一様
に分布して形成されていてもよい。
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態に係るエッチング溝深さ分布測定装置
の構成を説明するためのブロック図である。この装置
は、たとえば、半導体ウエハW(以下、「ウエハW」と
いう。)の表面に形成された絶縁膜に金属配線を埋設す
るためのいわゆるダマシン工程において用いられ、絶縁
膜に形成された配線金属埋め込み用のエッチング溝の深
さに関して、ウエハWの面内での分布を測定するための
装置である。
は、ドライエッチャーによって、たとえばウエハWの面
内にほぼ一様に分布して形成される。このエッチング溝
形成後のウエハWは、測定室1内に配置されたXYステ
ージ2上に水平に載置される。測定室1の天面には、ガ
ラス等の透明部材からなる観察窓3が設けられている。
この観察窓3に対向する位置に、ウエハWの鏡面の観察
のために用いられるレンズユニット4(光学系)が配置
されている。
どを備えた赤外用ランプハウス5からの赤外光が、光フ
ァイバ6およびピンホール部材7に形成されたピンホー
ルを介して入射されるようになっている。レンズユニッ
ト4は、この赤外光をウエハWの表面に集光させる。一
方、ピンホール部材7とレンズユニット4との間には、
ピンホール7側から順に、2つのハーフミラー8,9が
配置されている。ハーフミラー8には、画像処理用ラン
プハウス10から、光ファイバ11を介して、レンズユ
ニット4の光軸の側方から可視光が導かれるようになっ
ている。すなわち、画像処理用ランプハウス10から光
ファイバ11を介して導かれた可視光は、ハーフミラー
12で反射されてハーフミラー8へと導かれ、このハー
フミラー8によってさらに反射されて、レンズユニット
4へと導かれ、ウエハWの表面を照明する。
ラー8と反対側には、CCDカメラ等の撮像装置13が
配置されている。ウエハWの表面において反射され、レ
ンズユニット4およびハーフミラー9を通り、さらにハ
ーフミラー8によって反射されてくる可視光は、撮像装
置13によって検出される。したがって、撮像装置13
は、レンズユニット4の光軸近傍の位置に相当するウエ
ハWの表面の映像を表わす映像信号を出力する。
った光の一部は、ハーフミラー9によって反射され、光
ファイバ14を介して赤外分光器15へと導かれるよう
になっている。この赤外分光器15は、赤外波長域にお
ける強度分布スペクトル信号を生成して出力する。XY
ステージ2には、このXYステージ2を水平面に沿う2
つの直交方向であるX方向およびY方向に沿って駆動す
るためのステージ駆動機構16が結合されている。この
ステージ駆動機構16を駆動することにより、レンズユ
ニット4の光軸に対するウエハWの相対位置を変化させ
ることができるから、ウエハWの表面上の複数の位置に
おいて、エッチング溝深さを検出することができる。
理システム20によって制御されるようになっている。
このコンピュータ処理システム20には、撮像装置13
が出力する映像信号が入力されており、さらに赤外分光
器15が出力するスペクトル信号が入力されている。ま
た、コンピュータ処理システム20には、CRTや液晶
表示装置等の表示装置30や、プリンタ40、およびキ
ーボード等の操作部50が接続されている。
構成を説明するためのブロック図である。コンピュータ
処理システム20は、撮像装置13からの映像信号に基
づいてステージ駆動機構16を制御することにより、ウ
エハW上のいずれの位置においてエッチング溝深さを検
出すべきかを制御する検出位置制御部21を備えてい
る。また、コンピュータ処理システム20は、赤外分光
器15からのスペクトル信号に基づいて、エッチング溝
深さを演算する溝深さ検出演算部22を備えている。
マッピング処理部23に与え、一方、溝深さ検出演算部
22は、演算された溝深さデータをマッピング処理部2
3に与える。マッピング処理部23は、検出位置データ
と溝深さデータとを関連づけることによって、ウエハ上
に形成されたエッチング溝の深さのウエハ面内分布(マ
ッピング)を表わす基礎データとしてのマッピングデー
タを生成する。このマッピングデータは、コンピュータ
処理システム20に備えられたハードディスク装置24
に格納される。
ピングデータに基づき、表示制御部25の働きによっ
て、ウエハW表面におけるエッチング溝深さ分布情報を
表示させることができる。また、印刷制御部26の働き
によって、プリンタ40から、ウエハW表面におけるエ
ッチング溝深さ分布情報を、用紙上にプリント出力させ
ることもできる。検出位置制御部21、溝深さ検出演算
部22およびマッピング処理部23などの働きは、実際
には、コンピュータ処理システム20に備えられたハー
ドウェアとしてのCPUが実行するプログラム処理によ
って、ソフトウェア的に実現されることになる。
するための図である。ウエハW上には、複数の集積回路
形成領域FAが設定されている。たとえば、複数の集積
回路形成領域FAには、同一設計の集積回路が作り込ま
れ、半導体装置の製造最終段階においては、ウエハWを
ダイシングして個々の集積回路形成領域FA毎に分断す
ることにより、集積回路素子の複数の個片(チップ)が
得られることになる。検出位置制御部21は、撮像装置
13からの映像信号に基づき、個々の集積回路形成領域
FA内における所定の溝深さ検出点P(図3において記
号「+」で表す。)を見い出し、レンズユニット4の光
軸を当該溝深さ検出点Pに一致させる。
ら発生される赤外光には可視光領域の光も含まれている
ので、この可視光領域の光がウエハWの表面に形成する
集光スポットLPと、溝深さ検出点Pとを一致させるよ
うに、ステージ駆動機構16を制御する。これにより、
赤外分光器15には、1つの集積回路形成領域FA内に
おける溝深さ検出点Pの付近からの反射光が光ファイバ
14を介して入射することになる。集光スポットLPと
集積回路形成領域FA内の溝深さ検出点Pとが一致した
とき、検出位置制御部21は、マッピング処理部23に
向けて、当該溝深さ検出点Pの位置データを出力する。
この位置データが、赤外分光器15が出力するスペクト
ル信号に基づいて求められる溝深さ検出データと結びつ
けられることによって、マッピングデータが生成され
る。
に対して繰り返し実行される。図4は、マッピング処理
部23が生成するマッピングデータによって構成される
溝深さ面内分布データ(ハードディスク装置24に蓄積
されるデータ)を表わす図である。ハードディスク装置
24に蓄積されるマッピングデータに基づいて、溝深さ
の等しい位置間を曲線または直線で結合することによっ
て、ウエハWに対応した円形領域WA内に、複数の等高
線ELが描かれる。こうして、ウエハWの表面における
溝深さの二次元分布を図示することができる。
囲まれた閉領域を色分けして表わせば、さらに見易い図
形表示が可能になる。表示装置30やプリンタ40に
は、図4に示された態様で溝深さ面内分布が図示されて
もよいし、ハードディスク装置24に蓄積された溝深さ
面内分布データが数値表示されてもよい。むろん、図4
図示の態様の図形表示と数値表示とが併用されてもよ
い。図5および図6は、溝深さ検出演算部22による溝
深さ検出原理を説明するための図である。
た絶縁膜Iの膜厚Tを測定する原理を説明するための図
である。この場合、図5(a)に示されているように、絶
縁膜Iの外側の空気層から照射された赤外光Lは、絶縁
膜IとウエハWとの界面で反射される。この反射光の一
部は絶縁膜Iから空気層へと出射するが、残りの部分は
空気層と絶縁膜Iとの界面で反射されて再びウエハWの
表面へと向かう。同様にして、ウエハWと絶縁膜Iとの
界面および絶縁膜Iと空気層との界面での多重反射が生
じ、その結果、膜厚Tに対応した光路長の相違のため
に、特定波長の光は強め合い、別の特定波長の光は弱め
合うことになる。
布を調べると、図5(b)に示すように、特定波長の光の
強度が強く、別の特定波長の光の強度が弱くなる。こう
して得られるスペクトル(波長対強度特性)は、膜厚T
に依存するから、このスペクトルに基づいて膜厚Tを特
定することができる。次に、図6は、ウエハW上の絶縁
膜Iに深さDのエッチング溝ITが形成されている場合
(図6(a))に、深さDを検出する方法を説明するため
の図である。集積回路形成領域FA(図3参照)内に深
さDのエッチング溝ITが一定の面積比で形成されてい
るとすれば、集積回路形成領域FAの表面状態(図6
(a))は、巨視的に見れば、図6(b)の状態と図6(c)の
状態との混合状態であると言える。すなわち、膜厚Tの
絶縁膜Iが形成された状態(図6(b))と、膜厚T−D
の絶縁膜Iが形成された状態(図6(c))との混合状態
であり、その混合比を集積回路形成領域FAにおけるエ
ッチング溝ITの面積比に基づいて定めれば、図6(a)
の状態が得られることになる。集積回路形成領域FAに
おけるエッチング溝ITの面積比は、集積回路の設計に
基づいて定めることができる。
されているとき、赤外分光器15が出力するスペクトル
信号は、図6(e)に示すとおりであり、ウエハWの表面
に膜厚T−Dの絶縁膜Iが形成されているときに赤外分
光器15が出力するスペクトル信号が図6(f)に示すと
おりであるとする。この場合、図6(a)の表面状態に対
応した赤外分光器15の出力は、図6(e)(f)のスペクト
ルを上記混合比で混合した結果である図6(d)のように
なる。
外分光器15が出力するスペクトル信号に基づき、エッ
チング溝ITの深さDを特定することができる。より具
体的には、溝深さ検出演算部22は、深さDをパラメー
タとして種々に変化させ、各Dの値に対応したスペクト
ル(図6(c)の表面状態に対応したスペクトル)の理論
値を求める。この理論値と図6(e)のスペクトルとを上
記混合比によって混合して、各Dの値に対応した混合ス
ペクトル(図6(d)に示すようなスペクトル)を求め
る。そして、赤外分光器15が出力するスペクトル信号
と演算によって求められた混合スペクトルとを照合し
て、最も高い一致度が得られた混合スペクトルに対応し
たパラメータDの値をエッチング深さデータとして出力
する。
エハWの表面において個々の集積回路形成領域FA毎に
設定されたエッチング溝深さ検出点Pでのエッチング深
さが検出され、これに基づき、ウエハW表面における溝
深さ面内分布データがハードディスク装置24に蓄積さ
れる。したがって、ウエハWを破壊することなくエッチ
ング溝深さの面内分布を求めることができる。また、ウ
エハWを破断して行う破壊検査では、破断面内における
エッチング溝深さの分布が検出できるにすぎないから、
いわば一次元的な溝深さ分布の測定のみが可能である。
これに対して、この実施形態によれば、図4に示すとお
り、二次元的なエッチング溝深さ面内分布の測定が可能
となる。
較して、エッチング溝深さの面内分布の測定を速やかに
行うことができる。これらの効果から派生して、ドライ
エッチャー装置の立ち上げやメンテナンスを速やかに行
うことができ、また複数のドライエッチャーの管理を効
率的に行うという効果を得ることができる。さらには、
エッチング溝深さの面内分布を非破壊で測定することが
できるから、全てのウエハWの検査を行う全数検査も可
能であって、これにより、より信頼性の高い半導体装置
を製造することが可能となる。
したが、この発明は他の形態で実施することもできる。
たとえば、上記の実施形態では、個々の集積回路形成領
域FA毎にエッチング溝深さ検出点Pを設定している
が、必ずしもすべての集積回路形成領域FAにエッチン
グ溝深さ検出位置を設定する必要はない。すなわち、た
とえば、ウエハWの表面において4点〜5点のエッチン
グ溝深さ検出位置を設定することによって、ウエハWの
面内における大まかなエッチング溝深さ面内分布を求め
るようにしてもよい。また、個々の集積回路形成領域F
A内に2点以上のエッチング溝深さ検出位置を設定し
て、より詳細な溝深さ面内分布を測定することとしても
よい。
W上に形成された絶縁膜のエッチング溝深さの面内分布
を測定する例について説明したが、ウエハW上に複数層
の配線が形成される場合には、各層の配線に対応した絶
縁層のエッチング溝深さの面内分布を測定することがで
きる。また、半導体ウエハ以外にも液晶表示装置用ガラ
ス基板やプラズマディスプレイ用ガラス基板等の表面に
絶縁膜等の膜を形成し、この薄膜上に形成された溝深さ
の面内分布を測定する場合にも、この発明を適用するこ
とができる。
の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
分布測定装置の構成を説明するためのブロック図であ
る。
めのブロック図である。
る。
によって構成される溝深さ面内分布データを表わす図で
ある。
する原理を説明するための図である。
深さを検出する原理を説明するための図である。
Claims (2)
- 【請求項1】エッチング溝が形成された基板を保持する
ための基板保持機構と、 この基板保持機構に保持された基板の表面に形成された
エッチング溝の深さを検出するエッチング溝深さ検出機
構と、 上記基板保持機構に保持された基板上における上記エッ
チング溝深さ検出機構による検出位置を変更する検出位
置変更機構と、 上記エッチング溝深さ検出機構による溝深さの検出結果
をそれぞれの溝深さ検出位置と関連付けることによっ
て、上記基板上に形成されたエッチング溝深さの基板面
内分布を求めるエッチング溝深さ分布演算手段とを含む
ことを特徴とするエッチング溝深さ分布測定装置。 - 【請求項2】エッチング溝が形成された基板の表面に形
成されたエッチング溝の深さを検出するエッチング溝深
さ検出ステップと、 このエッチング溝深さ検出ステップを、基板上における
検出位置を変更して複数回繰り返すステップと、 上記エッチング溝深さ検出ステップによる溝深さの検出
結果をそれぞれの溝深さ検出位置と関連付けることによ
って、上記基板上に形成されたエッチング溝深さの基板
面内分布を求めるエッチング溝深さ分布演算ステップと
を含むことを特徴とするエッチング溝深さ分布測定方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002057660A JP3740079B2 (ja) | 2002-03-04 | 2002-03-04 | エッチング溝深さ分布を測定するための装置および方法 |
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- 2002-03-04 JP JP2002057660A patent/JP3740079B2/ja not_active Expired - Fee Related
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