JP2003257271A - 照光式押し釦スイッチ装置 - Google Patents

照光式押し釦スイッチ装置

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JP2003257271A
JP2003257271A JP2002056130A JP2002056130A JP2003257271A JP 2003257271 A JP2003257271 A JP 2003257271A JP 2002056130 A JP2002056130 A JP 2002056130A JP 2002056130 A JP2002056130 A JP 2002056130A JP 2003257271 A JP2003257271 A JP 2003257271A
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JP2002056130A
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Kimiyuki Morita
公之 森田
Hiroshi Imaizumi
浩 今泉
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Fujisoku Corp
Original Assignee
Fujisoku Electric Co Ltd
Fujisoku Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 照光式押し釦スイッチは、構造が複雑で、必
要な部分のみを十分な照度で照光させることが困難であ
った。 【解決手段】 ハウジング11の表面部にはコモン接片
13、固定接片14、タクト板16、操作子17を収容
する第1の収容部12が設けられている。ハウジング1
1の裏面部には発光ダイオード20を収容する第2の収
容部19が設けられている。第1の収容部12、コモン
接片13、タクト板16には、発光ダイオード20から
の光を操作子17に導く開口部12a、13a、16a
が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば各種電子機
器に適用される押し釦スイッチに係わり、特に、発光部
品を備えた照光式押し釦スイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、電子機器には、各種のスイッチが
使用されている。このうち、例えば携帯電話器には多く
の照光式押し釦スイッチが用いられている。この照光式
押し釦スイッチは、操作部の操作或いは電子機器の動作
に応じて操作部を照光することが可能とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記照光式押し釦スイ
ッチには、大別して2種類の構造がある。第1の構造
は、スイッチの内部に発光部品を備えている。第2の構
造は、スイッチの外部に発光部品を備えている。
【0004】第1の構造の場合、スイッチの内部に発光
部品を配置するため、スイッチの構造が複雑化し、スイ
ッチの生産性が低下したり、コストの高騰を招来したり
する。また、第2の構造の場合、発光部品がスイッチの
外部側面などの操作部から離れた位置に配置される。こ
のため、操作部を十分な照度で照光させることが困難で
あるとともに、不要な範囲まで照光させてしまうという
問題を有している。さらに、この構造の場合、スイッチ
の形状が大型化するため、高密度実装に不利であるとい
う問題も有している。
【0005】このように、従来の照光式押し釦スイッチ
は、構造が複雑で、必要な部分のみを十分な照度で照光
させることが困難であった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは、構造が簡単
で必要な部分のみを十分な照度で照光させることが可能
な照光式押し釦スイッチ装置を提供しようとするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の照光式押し釦ス
イッチ装置は、上記課題を解決するため、ハウジングの
第1の面に設けられた第1の収容部と、前記第1の収容
部の底部に設けられ、前記ハウジングの外部に設けられ
た発光部材からの光を前記第1の収容部内に導入する第
1の開口部と、前記第1の収容部内に配置され、前記第
1の開口部と連通する第2の開口部を有する第1の固定
接片と、前記第1の収容部内に前記第1の固定接片から
離間して配置された第2の固定接片と、前記第1、第2
の開口部と連通する第3の開口部を有し、前記第1、第
2の固定接片を接続する可動接片と、前記可動接片を押
圧操作する透光性の操作子とを具備している。
【0008】前記ハウジングは、第1の面と並行する第
2の面に発光部材を収容する第2の収容部を有してい
る。
【0009】1つのハウジングに上記構成のスイッチ機
構を複数個配置することにより、照光式多方向押し釦ス
イッチを構成できる。
【0010】照光式多方向押し釦スイッチにおいて、各
スイッチ機構には発光部材からの光を導入する開口部を
設けず、複数のスイッチ機構の中央部又は各スイッチ機
構の近傍に発光部材からの光を導入する開口部を設けて
もよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0012】(第1の実施形態)図1、図2は、本発明
に係る照光式押し釦スイッチ装置の第1の実施形態を示
すものであり、図1は図2のI−I線に沿った断面図で
ある。図1、図2に示す照光式押し釦スイッチ装置10
において、ハウジング11の表面部にはスイッチ機構を
収容する第1の収容部12が設けられている。この第1
の収容部12の底部中央部にはコモン接片(第1の固定
接片)13が配置され、このコモン接片13の周囲に
は、コモン接片13から離間して固定接片(第2の固定
接片)14が配置されている。これらコモン接片13、
固定接片14は、ハウジング11の側面に配置された複
数の外部接続端子15に接続されている。前記第1の収
容部12の内部には、可動接片としての例えばタクト板
16が設けられている。このタクト板16は、例えばド
ーム形状とされた可撓性を有する導電性金属板により構
成されている。このタクト板16は、周囲が固定接片1
4に常時接触され、中央部は通常コモン接片13から離
間されている。これらタクト板16、及びコモン接片1
3の中央部には開口部16a、13aが設けられ、第1
の収容部12の底部中央部には、前記開口部16a、1
3aと連通する開口部12aが設けられている。これら
開口部16a、13a、12aは、後述する発光部材か
らの光を導入する。
【0013】前記タクト板16の上には押し釦操作子1
7が載置されている。この操作子17は、例えば透光性
樹脂により構成され、ハウジング11に装着されたフレ
ーム18により、抜け止め保持されている。すなわち、
フレーム18の中央部には、開口部18aが設けられ、
この開口部18aに操作子17が挿通されている。操作
子17の周囲にはフランジ17aが設けられ、このフラ
ンジ17aがフレーム18に係合可能とされている。さ
らに、操作子17の裏面部には、突起17bが設けら
れ、この突起18bはタクト板16に設けられた開口部
16aの周囲に当接されている。
【0014】一方、ハウジング11の裏面部には、第2
の収容部19が設けられている。この第2の収容部19
は、発光部品、例えば発光ダイオード20を収容する。
この発光ダイオード20は、図1に示すように、例えば
照光式押し釦スイッチ装置10が実装される基板21に
配置されており、照光式押し釦スイッチ装置10が基板
21に実装された状態において、発光ダイオード20が
第2の収容部19に収容される。第2の収容部19は前
記開口部12aにより第1の収容部12と連通されてい
る。第2の収容部19内には、第1の収容部12を外部
から密閉する透光性シート22が例えば接着されてい
る。前記発光ダイオード20と照光式押し釦スイッチ装
置10とは、例えば図示せぬ回路を介して接続されてお
り、この回路を介して発光ダイオード20が点灯制御さ
れる。
【0015】上記構成において、動作について説明す
る。
【0016】操作子17が操作されていない状態におい
て、操作子17は、タクト板16の弾性によりフレーム
18から突出されている。この時、コモン接片13と固
定接片14は電気的に絶縁されており、スイッチはオフ
状態とされている。
【0017】一方、操作子17をタクト板16の弾性に
抗して押すと、タクト板16の中央部が下方に変形して
クリックする。これと同時に、タクト板16により、コ
モン接片13と固定接片14が電気的に接続され、スイ
ッチがオン状態とされる。この状態より、操作子17に
対する操作力を解除すると、タクト板16はその弾性に
より図1に示す状態に復帰する。したがって、スイッチ
がオフ状態となる。
【0018】前記発光ダイオード20は、例えばスイッ
チがオン状態となったとき、図示せぬ回路より電源が供
給され発光する。発光ダイオード20から発生された光
は、図1に示す矢印のように、シート22、開口部12
a、13a、16aを介して操作子17に導入される。
このため、操作子17は発光ダイオード20からの光に
より照光される。
【0019】上記第1の実施形態によれば、ハウジング
11の表面部にコモン接片13、固定接片14、タクト
板16、操作子17を収容する第1の収容部12を設
け、裏面部に発光ダイオード20を収容する第2の収容
部19を設け、第1の収容部12、コモン接片13、タ
クト板16に設けられた開口部12a、13a、16a
を介して発光ダイオード20からの光を操作子17に導
いている。このため、操作子17を発光ダイオード20
からの光により直接照光できるため、操作子17全体を
十分な照度で照光できる。
【0020】また、スイッチ機構が配置される第1の収
容部12内に発光ダイオード20を設けず、発光ダイオ
ード20を収容する第2の収容部19は単なる凹部であ
り、ハウジング11内に発光ダイオード20が配置され
ていない。このため、スイッチ機構及びハウジングの構
成が複雑化せず、しかも、部品点数を削減できるため、
製造が容易であり、コストの高騰を防止できる。
【0021】なお、この種の照光式押し釦スイッチは、
図1に示すように、電子機器24に実装された状態にお
いて、電子機器24に装着された操作部25が操作子1
7に装着される。このように、操作子17に操作部25
が装着された場合においても、操作子17自体を十分な
照度でむらなく照光できるため、操作部25も十分な照
度でむらなく照光させることができる。さらに、発光ダ
イオード20からの光を操作子17の中央部に導入して
いるため、操作子17、操作部25のみを照光できる。
このため、不要な範囲を照光することを防止できる。し
たがって、電子機器にこのスイッチが複数個隣接して実
装された状態において、例えば近傍に配置されたスイッ
チの操作部を照光することを防止できる。このため、確
実に所望の操作部を照光できる。
【0022】これに対して、従来の第2の構造の場合、
発光ダイオードがハウジングの例えば側面に配置され
る。このため、発光ダイオードから発生された光は操作
部25の一側面から操作部25内に導かれる。したがっ
て、操作部25の一側面の照度が高く、それ以外は照度
が低くなり、操作部25全体をむらなく照光することは
困難である。しかも、発光ダイオードからの光が隣接し
て配置されたスイッチの操作部を照光することがあるた
め、必要な範囲のみを照光させることが困難である。
【0023】(第2の実施形態)図3は、本発明の第2
の実施形態を示している。第2の実施形態において、第
1の実施形態と同一部分には同一符号を付し、異なる部
分についてのみ説明する。
【0024】図3に示す照光式押し釦スイッチ10は、
操作子17に代えて、透光性シート31を有している。
このスイッチは、透光性シート31の表面を押圧するこ
とにより、スイッチ状態が切換えられる。スイッチの動
作は第1の実施形態と同様である。
【0025】上記第2の実施形態によっても第1の実施
形態と同様の効果を得ることができる。しかも、第2の
実施形態によれば、操作子17に代えて透光性シート3
1を配置している。このため、薄型の照光式押し釦スイ
ッチを構成することができる。しかも、発光ダイオード
20からの光により透光性シート31を直接照光できる
ため、十分な照度を得ることができる。
【0026】(第3の実施形態)図4は、本発明の第3
の実施形態を示している。第3の実施形態において、第
1の実施形態と同一部分には同一符号を付し、異なる部
分についてのみ説明する。
【0027】図4に示す照光式押し釦スイッチ10は、
第2の収容部19を有していない。第1の収容部12の
裏面部には、開口部12aを塞ぐ、前記透光性シート2
2が例えば接着されている。照光式押し釦スイッチ10
が実装される基板には、開口部12a、13a、16a
と光学的に連通する開口部41が形成されている。この
基板21の照光式押し釦スイッチ10の実装面と反対側
には、発光部材としての例えばランプ42が配置され
る。このスイッチの動作は第1の実施形態と同様であ
る。
【0028】例えばスイッチの操作に応じてランプ42
が点灯されると、ランプ42からの光は、図4に矢印で
示すように、開口部41、透光性シート22、開口部1
2a、13a、16aを順次介して操作子17に導入さ
れる。このため、操作子17を照光することができる。
【0029】上記第3の実施形態によっても、第1、第
2の実施形態と同様の効果を得ることができる。しか
も、第3の実施形態によれば、ハウジング11は第2の
収容部19を有していず、ランプ42からの光を導入す
る開口部12a、13a、16a及び、開口部12aを
塞ぐ開口部性シート22を有している。このため、ハウ
ジング11の高さを低くすることができ、スイッチ形状
を小型化することができる。
【0030】また、第2の収容部19を持たないため、
発光部材の形状及び大きさにハウジングの形状が影響を
受けず、さらに、発光部材の種類、形状及び大きさが限
定されず、あらゆる発光部材を用いることができる。
【0031】(第4の実施形態)図5、図6は、本発明
の第4の実施形態を示すものであり、第1の実施形態と
同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ
説明する。図6は図5のVI−VI線に沿った断面図で
ある。
【0032】第4の実施形態は、本発明を例えば照光式
多方向押し釦スイッチに適用した場合を示している。こ
の種の照光式多方向押し釦スイッチ50は、例えば携帯
電話器のメニュー画面を選択決定するために使用され
る。
【0033】図5において、ハウジング51の表面に
は、フレーム52が装着されている。このフレーム52
には、例えば5個のスイッチ機構53に対応して、5個
の操作子17−1、17−2、17−3、17−4、1
7−5が配置されている。操作子17−1〜17−4
は、例えば方向選択用として使用され、操作子17−5
は例えば決定用として使用される。
【0034】図6に示すように、各スイッチ機構53
は、図1に示す照光式押し釦スイッチ10と同様の構成
とされている。
【0035】上記第4の実施形態によっても、第1の実
施形態と同様の効果を得ることができる。しかも、第4
の実施形態によれば、スイッチ機構毎に発光ダイオード
20を配置することができるため、各スイッチ機構の操
作子17−1〜17−5毎に独立して照光させることが
できる。しかも、各操作子17−1〜17−5におい
て、発光ダイオード20からの光は対応する操作子17
−1〜17−5にのみ導かれるため、必要な範囲を確実
に照光でき、不要な範囲の照光を防止することができる
利点を有している。さらに、操作子17−1〜17−5
毎に色を変えて照光することも可能である。
【0036】尚、第4の実施形態において、ハウジング
51は複数の収容部19を有し、これら収容部19内に
発光ダイオード20をそれぞれ収容している。しかし、
これに限定されるものではなく、各スイッチ機構の構成
を図4に示すように、発光ダイオードの収容部を持たな
い構成とすることも可能である。
【0037】(第5の実施形態)図7は、本発明の第5
の実施形態を示しており、第1の実施形態と同一部分に
は同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
【0038】図7は、所謂ジョイスティック型の照光式
多方向押し釦スイッチに本発明を適用した場合を示して
いる。ハウジング61の内部には、例えば4個のスイッ
チ機構62が配置されている。図7には、このうちの2
個のみを示している。各スイッチ機構62はコモン接片
13、固定接片14、タクト板16により構成されてい
る。4個のスイッチ機構62は、1個の操作子63によ
り駆動される。この操作子63は、フランジ部63a
と、このフランジ部63aの中央部に設けられた操作棒
63bとにより構成されている。操作子63は少なくと
も操作棒63bが例えば透光性の樹脂により構成されて
いる。前記フランジ部63aには、各スイッチ機構62
に対応して4個の突起63cが形成されている。これら
突起63cは、各スイッチ機構63のタクト板16に当
接されている。
【0039】一方、前記ハウジング61の中央部には、
前記操作棒63bに対応して収容部64が設けられてい
る。この収容部64内には、基板21に配置された発光
部材としての例えば発光ダイオード20が収容される。
この収容部20には前記操作棒63bに光学的に連通す
る開口部65が設けられている。この開口部65は、透
光性のシート66により塞がれている。この透光性シー
ト66は開口部65の周囲に例えば接着されている。
【0040】上記構成において、操作子63が傾動操作
されると、操作子63が傾けられた側のスイッチ機構が
オンする。これに伴い、例えば発光ダイオード20が図
示せぬ回路を介して点灯される。この発光ダイオード2
0からの光は、透光性シート66を介して操作棒63b
に導かれる。このため、操作棒63bを照光することが
できる。
【0041】上記第5の実施形態によれば、複数のスイ
ッチ機構62を有するハウジング61は、その中央部に
基板21に配置された発光ダイオード20を収容するた
めの収容部64を有し、ハウジング61には発光ダイオ
ードが実装されていない。このため、照光式多方向押し
釦スイッチにおけるスイッチ機構の複雑化を防止でき、
コストの高騰を抑えることができる。しかも、発光ダイ
オード20からの光を操作棒63bに直接導入できるた
め、操作子63bを十分な照度で照光させることができ
る。
【0042】(第6の実施形態)図8、図9は、本発明
の第6の実施形態を示すものであり、第5の実施形態と
同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ
説明する。図9は図8のIX−IX線に沿った断面図で
ある。
【0043】第6の実施形態も照光式多方向押し釦スイ
ッチの例を示している。図7に示す第5の実施形態にお
いて、4個のスイッチ機構62は1個の操作子63によ
り操作された。これに対して、第6の実施形態におい
て、4個のスイッチ機構62は、それぞれ個別の操作子
71により操作される。操作子71の構成は第1の実施
形態と同様である。但し、透光性の部材により構成する
必要はない。ハウジング61の中央部には、収容部64
が設けられている。この収容部64内には、基板21に
配置された発光部材としての例えば発光ダイオード20
が収容される。また、フレーム81には、収容部20と
連通する開口部81aが設けられている。この開口部8
1aは、図示せぬ透光性のシートにより覆ってもよい。
【0044】また、図9に破線で示すように、この照光
式多方向押し釦スイッチは、電子機器に実装された場合
において、例えば4個の操作子71に対して1個の操作
部82が装着される。この操作部82は、例えば光拡散
性の樹脂材により構成されている。
【0045】上記構成において、操作部82の所要の操
作子71に対応する部分を押圧操作すると、操作子71
により対応するスイッチ機構62がオンとされる。これ
に伴い、発光ダイオード20が点灯されると、発光ダイ
オード20からの光は、フレーム81の開口部81aか
ら出力され、操作部82に照射される。この操作部82
は光拡散性の樹脂により構成されているため、操作部8
2の全体をほぼ均一に照光させることができる。
【0046】上記第6の実施形態によっても、ハウジン
グ61の中央部に対応して開口部64、81aを設け、
この開口部64、81aを介して発光ダイオード20の
光を操作部82に導入することにより、操作部82を均
一に照光することができる。
【0047】(第7の実施形態)図10は、本発明の第
7の実施形態を示すものであり、第6の実施形態と同一
部分には、同一符号を付し異なる部分についてのみ説明
する。
【0048】図10において、照光式多方向押し釦スイ
ッチ50の収容部64内には発光ダイオード20が収容
されていない。基板21には、収容部64と対応して開
口部91が形成されている。基板21の照光式多方向押
し釦スイッチ50の実装面と反対側には、発光部材とし
ての例えばランプ92が配置されている。スイッチの動
作は第6の実施形態と同様である。スイッチの動作に応
じてランプ92が点灯されると、ランプ92からの光
は、開口部91、収容部64、開口部81aを介して照
射される。
【0049】上記第7の実施形態によっても第6の実施
形態と同様の効果を得ることができる。しかも、第7の
実施形態によれば、発光部材の種類、形状及び大きさに
限定されず、あらゆる発光部材を用いることが照光式多
方向押し釦スイッチ50を構成できる。
【0050】(第8の実施形態)図11は、本発明の第
8の実施形態を示すものであり、第6、第7の実施形態
と同一部分には、同一符号を付し異なる部分についての
み説明する。
【0051】第6、第7の実施形態において、収容部6
4は4個のスイッチ機構62の中央部に設けた。これに
対して、図11に示す第8の実施形態は、スイッチ機構
62に対応して、4個の収容部64、及び開口部81a
が配置されている。これら収容部64内には、図示せぬ
基板に実装された発光ダイオード20が収容される。こ
れら発光ダイオード20は、例えば隣接する1個のスイ
ッチ機構の動作に応じて1個の発光ダイオードを点灯し
たり、全部の発光ダイオードを点灯したり、ユーザの使
用に応じて適宜設定される。
【0052】上記第8の実施形態によれば、ハウジング
61に複数の収容部64、及び開口部81aを設け、こ
の収容部64、及び開口部81aより、発光ダイオード
20からの光を放出している。このため、発光ダイオー
ド複数の発光ダイオードを有する照光式多方向押し釦ス
イッチを構成する際、各スイッチ機構62の複雑化を防
止でき、コストの高騰を抑えることができる。しかも、
収容部64、及び開口部81aを各スイッチ機構64の
近傍のハウジング61、フレーム81に形成しているた
め、十分な照度を得ることができるとともに、不要な範
囲の照光を防止できる。
【0053】本発明は、上記各実施形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を変えない範囲において種々
変形実施可能なことは勿論である。
【0054】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
構造が簡単で必要な部分のみを十分な照度で照光させる
ことが可能な照光式押し釦スイッチ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す照光式押し釦ス
イッチ装置の断面図。
【図2】図1に示す照光式押し釦スイッチ装置の分解斜
視図。
【図3】本発明の第2の実施形態を示す断面図。
【図4】本発明の第3の実施形態を示す断面図。
【図5】本発明の第4の実施形態を示す斜視図。
【図6】図5のVI−VI線に沿った断面図。
【図7】本発明の第5の実施形態を示断面図。
【図8】本発明の第6の実施形態を示す斜視図。
【図9】図8のIX−IX線に沿った断面図。
【図10】本発明の第7の実施形態を示す断面図。
【図11】本発明の第8の実施形態を示す斜視図。
【符号の説明】
10…照光式押し釦スイッチ装置、 11、61…ハウジング、 12…第1の収容部、 13…コモン接片、 14…固定接片、 16…タクト板、 17、63、71…操作子、 19…第2の収容部、 20…発光ダイオード、 12a、13a、16a…開口部、 31…透光性シート、 41…開口部、 42、92…ランプ、 50…照光式多方向押し釦スイッチ、 17−1〜17−5…操作子、 53、62…スイッチ機構、 64…収容部、 65…開口部、 100…収容部。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01H 25/04 H01H 25/04 F Fターム(参考) 5G006 AA01 AB25 AC06 BA01 BA02 BA09 BB03 BC04 CD05 DB03 FB04 JA01 JB01 JB03 JC01 JC02 JF01 JF21 LB01 5G052 AA23 BB01 JA02 JA07 JB05 JC04 JC10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングの第1の面に設けられた第1
    の収容部と、 前記第1の面と並行する第2の面に設けられ、前記ハウ
    ジングの外部に設けられた発光部材を収容する第2の収
    容部と、 前記第1、第2の収容部を連通し、前記発光部材からの
    光を前記第1の収容部内に導入する第1の開口部と、 前記第1の収容部内に配置され、前記第1の開口部と連
    通する第2の開口部を有する第1の固定接片と、 前記第1の収容部内に前記第1の固定接片から離間して
    配置された第2の固定接片と、 前記第1、第2の開口部と連通する第3の開口部を有
    し、前記第1、第2の固定接片を接続する可動接片と、 前記可動接片を押圧操作する透光性の操作子とを具備す
    ることを特徴とする照光式押し釦スイッチ装置。
  2. 【請求項2】 ハウジングの第1の面に設けられた第1
    の収容部と、 前記第1の収容部の底部に設けられ、前記ハウジングの
    外部に設けられた発光部材からの光を前記第1の収容部
    内に導入する第1の開口部と、 前記第1の収容部内に配置され、前記第1の開口部と連
    通する第2の開口部を有する第1の固定接片と、 前記第1の収容部内に前記第1の固定接片から離間して
    配置された第2の固定接片と、 前記第1、第2の開口部と連通する第3の開口部を有
    し、前記第1、第2の固定接片を接続する可動接片と、 前記可動接片を押圧操作する透光性の操作子とを具備す
    ることを特徴とする照光式押し釦スイッチ装置。
  3. 【請求項3】 ハウジングの第1の面に設けられた複数
    のスイッチ機構と、 前記各スイッチ機構に設けられた前記第1の収容部と、 前記第1の収容部の底部に設けられ、前記ハウジングの
    外部に設けられた発光部材からの光を前記第1の収容部
    内に導入する第1の開口部と、 前記第1の収容部内に配置され、前記第1の開口部と連
    通する第2の開口部を有する第1の固定接片と、 前記第1の収容部内に前記第1の固定接片から離間して
    配置された第2の固定接片と、 前記第1、第2の開口部と連通する第3の開口部を有
    し、前記第1、第2の固定接片を接続する可動接片と、 前記可動接片を押圧操作する透光性の操作子とを具備す
    ることを特徴とする照光式押し釦スイッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記ハウジングは、前記第1の面と並行
    する第2の面に前記各第1の開口部を介して前記各第1
    の収容部に連通され、前記各発光部材を収容する複数の
    第2の収容部をさらに具備することを特徴とする請求項
    3記載の照光式押し釦スイッチ装置。
  5. 【請求項5】 ハウジングの第1の面に設けられた複数
    のスイッチ機構と、 前記各スイッチ機構に設けられた第1の収容部と、 前記第1の収容部内に配置された第1の固定接片と、 前記第1の収容部内に前記第1の固定接片から離間して
    配置された第2の固定接片と、 前記第1、第2の固定接片を接続する可動接片と、 前記各スイッチ機構の前記可動接片を押圧操作する複数
    の突起を有し、少なくとも中央部が透光性の材料により
    構成された操作子と前記ハウジングの中央部で前記複数
    のスイッチ機構の中央部に設けられ、前記ハウジングの
    外部に設けられた発光素部材からの光を前記操作子に導
    入する開口部とを具備することを特徴とする照光式押し
    釦スイッチ装置。
  6. 【請求項6】 ハウジングの第1の面に設けられた複数
    のスイッチ機構と、 前記各スイッチ機構に設けられた第1の収容部と、 前記第1の収容部内に配置された第1の固定接片と、 前記第1の収容部内に前記第1の固定接片から離間して
    配置された第2の固定接片と、 前記第1、第2の固定接片を接続する可動接片と、 前記可動接片を押圧操作する操作子と前記ハウジングの
    中央部で前記複数のスイッチ機構の中央部に設けられ、
    発光素部材からの光を前記第1の面側に導入する開口部
    とを具備することを特徴とする照光式押し釦スイッチ装
    置。
  7. 【請求項7】 ハウジングの第1の面に設けられた複数
    のスイッチ機構と、 前記各スイッチ機構に設けられた第1の収容部と、 前記第1の収容部内に配置された第1の固定接片と、 前記第1の収容部内に前記第1の固定接片から離間して
    配置された第2の固定接片と、 前記第1、第2の固定接片を接続する可動接片と、 前記可動接片を押圧操作する操作子と前記ハウジングの
    前記各スイッチ機構の近傍に設けられ、発光素部材から
    の光を前記第1の面側に導入する複数の開口部とを具備
    することを特徴とする照光式押し釦スイッチ装置。
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