JP2003257065A - 光記録装置とそれを用いた光記録制御方法および光再生装置とそれを用いた光再生制御方法 - Google Patents

光記録装置とそれを用いた光記録制御方法および光再生装置とそれを用いた光再生制御方法

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JP2003257065A
JP2003257065A JP2002058827A JP2002058827A JP2003257065A JP 2003257065 A JP2003257065 A JP 2003257065A JP 2002058827 A JP2002058827 A JP 2002058827A JP 2002058827 A JP2002058827 A JP 2002058827A JP 2003257065 A JP2003257065 A JP 2003257065A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光記録装置において、光記録媒体への良好な
記録状態を短時間で検出できる光記録装置を提供する。 【解決手段】 光記録装置は、発光装置(15)が光記
録媒体(8)に光を照射する際に、複数のパラメータを
用いて発光装置を制御する制御装置(12)および記録
された光記録媒体を再生する記録再生装置(16,1
7)とを備えており、制御装置は発光装置を制御する複
数のパラメータのうち、1つのパラメータを除いた他の
パラメータを各々の所定値に固定するとともに、1つの
パラメータの値を第1パラメータとして順次変化させて
複数の記録を施し、複数の記録のうち、最も適正な記録
を施したときの第1パラメータの値を第1最適値とし、
順次、同様にして他のパラメータの最適値について決定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】光記録媒体に光を照射し、記
録を施す光記録装置とそれを用いた光記録制御方法およ
び光記録媒体に施された記録を再生する光再生装置とそ
れを用いた光再生制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CD,MD,DVD等の光記録媒体に対
し、光ビームを照射して信号を記録する光記録装置にお
いて、発光装置から光ビームを照射する際、光記録媒体
に対し最適な条件で記録可能なように構成された光記録
装置が数々あった。
【0003】特開平2−5221号公報には、光記録媒
体へ照射される光ビームのエネルギー量を変化させなが
ら、光記録媒体に部分的に試し記録を行い、これを再生
することにより、光ビームのエネルギーに関する最適記
録条件を検出する光記録再生装置の記載がある。
【0004】この従来技術について、たしかに光記録媒
体へ照射される光ビームのエネルギー量は、光記録媒体
への記録状態を左右する重要な条件ではあるが、光記録
媒体への記録状態に影響を及ぼす要因はなにもこればか
りではない。
【0005】一方、特開平5−290437号公報に
は、テスト信号に基き光記憶媒体上にテストパターンを
形成し、テストパターンをテスト信号と比較した結果に
より、光パルス列を構成する各々のパルスのパワーレベ
ル、パルス幅およびパルス間隔を制御する光記録再生装
置が記載されている。
【0006】このように、光記録媒体への記録状態ある
いは再生状態を精度よく制御し、光記録媒体への最適記
録条件あるいは光記録媒体からの最適再生条件をつくり
だすためには、複数のパラメータを使用しなければなら
ず、一般的に光記録媒体への記録時あるいは再生時に制
御するパラメータが増えるにつれて、よりよい記録状態
をつくりだすことができる。
【0007】ところが、制御に使用されるパラメータの
数が増えることにより、光記録媒体への試し記録時ある
いは再生時に、複数のパラメータの最適値をサーチする
ために膨大な時間を要することになり、光記録媒体への
記録状態あるいは再生状態の最適検出と記録時間あるい
は再生時間の短縮化とが、相反する課題であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、光記録媒体
への記録状態あるいは再生状態を精度よく制御するため
に複数のパラメータを使用する場合に、短時間でパラメ
ータの最適値検出をすることを目的とする。
【0009】本発明の第1の課題は、光記録装置におい
て、光記録媒体への良好な記録状態を短時間で検出でき
る光記録装置を提供することである。
【0010】本発明の第2の課題は、光再生装置におい
て、光記録媒体の良好な再生状態を短時間で検出できる
光再生装置を提供することである。
【0011】本発明の第3の課題は、光記録装置におい
て、光記録媒体への良好な記録状態を短時間で検出でき
る光記録制御方法を提供することである。
【0012】本発明の第4の課題は、光再生装置におい
て、光記録媒体の良好な再生状態を短時間で検出できる
光再生制御方法を提供することである。
【0013】
【発明の概略】本発明の第1の課題については、第1発
明において、少なくとも2つのパラメータを用いて発光
装置を制御する制御装置および記録された光記録媒体を
再生する記録再生装置とを備えた光記録装置において、
前記制御装置は、前記発光装置を制御する少なくとも2
つのパラメータのうち、1つのパラメータを除いた他の
パラメータを各々の所定値に固定するとともに、前記1
つのパラメータの値を第1パラメータとして順次変化さ
せて複数の記録を施し、前記記録再生装置によって記録
媒体に施された前記複数の記録を再生して、前記複数の
記録のうち、最も適正な記録を施したときの前記第1パ
ラメータの値を第1最適値として保存し、順次、前記少
なくとも2つのパラメータの最適値を決定する光記録装
置とした。
【0014】また、第1発明の変形として、前記制御装
置は、前記第1パラメータを前記第1最適値に固定した
うえで、前記第2パラメータの値を順次変化させて複数
の記録を施し、順次、前記少なくとも2つのパラメータ
の最適値を決定する光記録装置とした。
【0015】また、更に、その詳細な発明として、前記
少なくとも2つのパラメータは、前記発光装置のフォー
カスサーボゲイン、トラッキングサーボゲインおよび光
記録媒体に対する光照射角度のうちの少なくとも1つを
含んでいる光記録装置とした。
【0016】第1発明の構成をとることによって、光記
録媒体への最適な記録状態を短時間で検出できる光記録
装置を提供できる。
【0017】本発明の第2の課題については、第2発明
において、少なくとも2つのパラメータを用いて受光装
置を制御する制御装置とを備えた光再生装置において、
前記少なくとも2つのパラメータのうち、1つのパラメ
ータを除いた他のパラメータを各々の所定値に固定する
とともに、前記1つのパラメータの値を第1パラメータ
として順次変化させて複数の再生を行って、前記複数の
再生のうち、最も適正な再生を行ったときの前記第1パ
ラメータの値を第1最適値として保存し、順次、前記少
なくとも2つのパラメータの最適値を決定する光再生装
置とした。
【0018】また、第2発明の変形として、前記第1パ
ラメータを前記第1最適値に固定したうえで、前記第2
パラメータの値を順次変化させて複数の再生を行い、順
次、前記少なくとも2つのパラメータの最適値を決定す
る光再生装置とした。
【0019】また、更に、その詳細な発明として、前記
少なくとも2つのパラメータは、前記発光装置のフォー
カスサーボゲイン、トラッキングサーボゲイン、光記録
媒体に対する光照射角度、前記再生信号の2値化のため
の閾値および前記再生信号のイコライズ特性のうちの少
なくとも1つを含んでいる光再生装置とした。
【0020】第2発明の構成をとることによって、光記
録媒体への最適な再生状態を短時間で検出できる光再生
装置を提供できる。
【0021】本発明の第3の課題については、第3発明
において、少なくとも2つのパラメータを用いて光の照
射状態を制御する光記録制御方法において、前記少なく
とも2つのパラメータのうち、1つのパラメータを除い
た他のパラメータを各々の所定値に固定するとともに、
前記1つのパラメータの値を第1パラメータとして順次
変化させて複数の記録を施し、記録媒体に施された前記
複数の記録を再生し、前記複数の記録のうち、最も適正
な記録を施したときの前記第1パラメータの値を第1最
適値として保存し、順次、前記少なくとも2つのパラメ
ータの最適値を決定する光記録制御方法とした。
【0022】また、第3発明の変形として、前記第1パ
ラメータを前記第1最適値に固定したうえで、前記第2
パラメータの値を順次変化させて複数の記録を施し、順
次、前記少なくとも2つのパラメータの最適値を決定す
る光記録制御方法とした。
【0023】また、更に、その詳細な発明として、前記
少なくとも2つのパラメータは、前記光記録媒体に光を
照射する際のフォーカスサーボゲイン、トラッキングサ
ーボゲインおよび光記録媒体に対する光照射角度のうち
の1つを含んでいる光記録制御方法とした。
【0024】第3発明の構成をとることによって、光記
録媒体への最適な記録状態を短時間で検出できる光記録
制御方法を提供できる。
【0025】本発明の第4の課題については、第4発明
において、少なくとも2つのパラメータを用いて受光状
態を制御する光再生制御方法において、前記2つのパラ
メータのうち、1つのパラメータを除いた他のパラメー
タを各々の所定値に固定するとともに、前記1つのパラ
メータの値を第1パラメータとして順次変化させて複数
の再生を行って、前記複数の再生のうち、最も適正な再
生を行ったときの前記第1パラメータの値を第1最適値
として保存し、順次、前記少なくとも2つのパラメータ
の最適値を決定する光再生制御方法とした。
【0026】また、第4発明の変形として、前記第1パ
ラメータを前記第1最適値に固定したうえで、前記第2
パラメータの値を順次変化させて複数の再生を行い、順
次、前記少なくとも2つのパラメータの最適値を決定す
る光再生制御方法とした。
【0027】また、更に、その詳細な発明として、前記
少なくとも2つのパラメータは、前記光記録媒体に光を
照射する際のフォーカスサーボゲイン、トラッキングサ
ーボゲイン、光記録媒体に対する光照射角度、前記再生
信号の2値化のための閾値および前記再生信号のイコラ
イズ特性のうちの1つを含んでいる光再生制御方法とし
た。
【0028】第4発明の構成をとることによって、光記
録媒体の最適な再生状態を短時間で検出できる光再生制
御方法を提供できる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による光記録・再
生装置のシステム11を表す図である。図において、コ
ントローラ12はマイクロプロセッサによって構成さ
れ、システム全体の制御を行う制御装置である。発信装
置13は、コントローラ12からの制御信号に基き、制
御信号に対応した長さと信号間間隔を有し、各々のパル
スのパワーレベル、パルス幅およびパルス間隔が設定さ
れた記録信号(図3(a)に示す)を設定し、レーザー
駆動装置14へと送信する。レーザー駆動装置14は、
発信装置13からの記録信号に基いて、発光装置15の
駆動時間および駆動間時間を設定するとともに、コント
ローラ12からの制御信号に基いて、発光装置15のレ
ーザーパワー値を設定して、駆動信号として発信する。
【0030】発光装置15は、主に半導体レーザーおよ
び透光用レンズ(図示せず)にて構成され、光記録媒体
である光ディスク8(後述する)の近傍に設置され、レ
ーザー駆動装置14からの駆動信号に従って、光ディス
ク8に対し記録の用途のために光ビームを照射する。ま
た、発光装置15は、光ディスク8に記録された情報の
再生の用途のために、記録の用途の場合(10〜30m
W)より低出力(数mW以下)の光ビームを光ディスク
8に照射する。
【0031】受光装置16は、主にフォトディテクタお
よび光学レンズ(図示せず)にて構成され、前記したよ
うに、発光装置15によって光ディスク8に対し照射さ
れた光ビームの反射光を受光し、電気的なアナログ信号
に変換する。信号処理装置17は、受光装置16からの
アナログ信号のデジタル化、復調化、復号化等を行う。
【0032】ディスク駆動装置18は、コントローラ1
2からのディスクの種類に関する信号を受けて光ディス
ク8のレーザ照射位置における線速度を設定し、信号処
理装置17から得られる実際の線速度をこの設定値に合
わせるように、後述するスピンドルモータ185の回転
数を制御している。また、ディスク駆動装置18には信
号処理装置17から得られる信号を基に、光ディスク8
上のレーザ照射位置が、光ディスク8のトラックを追従
して変化するように、後述するフィード機構28が接続
されている。
【0033】次に図2乃至図5に基づいて、本発明の実
施形態について詳述する。図2は、本発明の実施の形態
による光記録・再生装置11の回路を表すブロック図で
ある。図2において、記録パタン・ストラテジ設定部1
31は、図1に示した発信装置13を構成するもので、
コントローラ12からの記録データに基づいて、光ディ
スク8への光ビームによる記録パタンおよび光パルス列
を構成する各々のパルスのパワーレベル、パルス幅およ
びパルス間隔を設定し、記録信号発生部133へと送信
する。
【0034】記録信号発生部133は、記録パタン・ス
トラテジ設定部131とともに発信装置13を構成する
もので、記録パタン・ストラテジ設定部131によって
設定された記録パタンおよび光パルス列を構成する各々
のパルスのパワーレベル、パルス幅およびパルス間隔を
示す記録信号(図3(a)に示す)を発信する。レーザ
ーパワー設定部141は、図1に示したレーザー駆動装
置14を構成するもので、コントローラ12からの記録
データに基づいて、光ディスク8への光ビームの強さ、
換言すれば、レーザーダイオードへの入力電流を設定す
る。
【0035】レーザー駆動部143は、記録信号発生部
133およびレーザーパワー設定部141からの信号に
基づいて、記録データに対応した所定の電流を発生さ
せ、発光部151に印加する。発光部151にあるレー
ザーダイオードは、レーザー駆動部143から印加され
た電流によって発光し、光ディスク8に対し光ビームを
照射する。図3(b)に示すように、光ビームの照射に
よって、光ディスク8には記録信号に対応した記録マー
クが設けられる。
【0036】回転制御設定部181は、コントローラ1
2からのディスクの種類に関する信号に基づいて、光デ
ィスク8のレーザ照射位置における線速度を設定する。
スピンドルサーボ183は、記録においてはエラー信号
演算部21からのプッシュプル信号をバンドパスフィル
タ22を通して得られたウォブル信号、再生においては
CLK抽出部175からの再生信号から発生するクロッ
ク信号により得られる線速度を回転制御設定部181か
らの線速度設定値になるように、スピンドルモータ18
5の回転数(速度)を制御する。
【0037】スピンドルモータ185には、光ディスク
8をスピンドルモータ185と共に半径方向に移動させ
るフィード機構28が取り付けられている。フィード機
構28は、スレッドサーボ27から送信されるトラッキ
ングサーボ信号中の直流成分を示す信号に基づいて駆動
され、レーザスポットを光ディスク8のトラックに追従
するように、半径方向に移動させる。
【0038】記録データの再生時において、受光部16
1が光ディスク8からの反射光を受光すると、受光部1
61から発せられたアナログ信号であるHF信号は、図
1に示した信号処理装置17を構成するHF増幅部17
1によって増幅される。その後、増幅されたHF信号
は、再生信号生成部172により再生信号(SUM信
号)になり、イコライズ回路で構成された波形等化部1
73において信号の振幅が補正され、A/D変換部17
4へと送信される。
【0039】A/D変換部174では、図3(c)に示
す所定の閾値に基づいて、図3(d)に示すデジタル信
号に変換(2値化)される。A/D変換部174の閾値
は、コントローラ12から制御信号を入力された2値化
条件設定部179によって、設定される。2値化条件設
定部179は、さらに、波形等化部173のイコライズ
特性も設定する。復号部177は、再生信号をさらに復
号化するとともに、再生信号のエラーレートを算出し、
後述するように、光ディスク8への記録時あるいは光デ
ィスク8の記録データの再生時において、各パラメータ
の最適条件をさがすために使用される。
【0040】ジッタ計測部178はジッタを計測し、後
述するように、光ディスク8への記録時あるいは光ディ
スク8の記録データの再生時において、各パラメータの
最適条件をさがすために使用される。
【0041】波形特性評価部176は、波形等化部17
3からの再生信号の対称性、記録マーク長ごとの振幅比
等の特性を評価し、後述するように、光ディスク8への
記録時あるいは光ディスク8の記録データの再生時にお
いて、各パラメータの最適条件をさがすために使用され
る。
【0042】また、エラー信号演算部21は、HF信号
を演算して、レーザスポットのフォーカス位置、トラッ
キング位置からのずれ量に相当するフォーカスエラー信
号、トラッキングエラー信号を発生させて、後述するフ
ォーカスサーボ24、トラッキングサーボ26に送信す
る。
【0043】次に、発光部151のサーボに関する説明
をする。発光部151には、アクチュエータ153が取
り付けられ、レーザーダイオードが光ディスク8に対
し、光ビームを照射する際の光スポットのフォーカス位
置、トラッキング位置を制御する。
【0044】ここで、図4にアクチュエータ153の一
例である2軸デバイスを示す。これは、ベース153a
上の中心に、回転シャフト153bがベース153aに
対して回転可能に備えられるとともに、対物レンズ15
3cが回転シャフト153bに対して偏心して取り付け
られている。トラッキングコイル153dに対し、所定
の電流が印加されることによって、対物レンズが回転シ
ャフト153bの回りを円弧状に移動することによって
トラッキングが行われ、光ビームを光ディスク8の適正
なトラックに追従させる(トラッキングサーボ機能)。
また、フォーカスコイル153eに所定の電流が印加さ
れることによって、対物レンズ153cが回転シャフト
153bに沿って、図において上下動することでフォー
カスをとり、光ビームの焦点を光ディスク8に合致させ
る(フォーカスサーボ機能)。
【0045】図2に戻って、フォーカスゲイン・オフセ
ット設定部23は、前記したアクチュエータ153に対
するフォーカスサーボ機能において、ジッタ計測部17
8によって計測されたジッタ等に基づいて、フォーカス
サーボゲイン量およびフォーカスサーボオフセット電圧
を設定する。フォーカスサーボ24は、フォーカスゲイ
ン・オフセット設定部23によって設定された、フォー
カスサーボゲイン量およびフォーカスサーボオフセット
電圧にしたがって、アクチュエータ153を制御する。
【0046】トラッキングゲイン・オフセット設定部2
5は、前記したアクチュエータ153に対するトラッキ
ングサーボ機能において、ジッタ計測部178によって
計測されたジッタ等に基づいて、トラッキングサーボゲ
イン量およびトラッキングサーボオフセット電圧を設定
する。トラッキングサーボ26は、トラッキングゲイン
・オフセット設定部25によって設定された、トラッキ
ングサーボゲイン量およびトラッキングサーボオフセッ
ト電圧にしたがって、アクチュエータ153を制御す
る。トラッキングサーボゲイン量あるいはフォーカスサ
ーボゲイン量は、光ディスク8への記録あるいは光ディ
スク8の記録データの再生において、パラメータとして
変化される。
【0047】チルト設定部29は、ジッタ計測部178
によって計測されたジッタ等に基づいて、発光部15
1、受光部161(両者をあわせてピックアップPUと
呼ぶ)の光ディスク8に対する円周方向照射角度:α
(図5(a)に示す)および半径方向照射角度:β(図
5(b)に示す)を設定する。チルトコントローラ30
は、チルト設定部29が設定したαおよびβに従い、ピ
ックアップPUの光ディスク8に対する円周方向照射角
度および半径方向照射角度を制御する。
【0048】次に、光記録媒体への記録状態あるいは再
生状態を制御するために複数のパラメータを使用する場
合に、短時間で最適条件を検出するための、本発明によ
る実施の形態について説明する。
【0049】図6は、本発明において、最適条件を検出
するために光ディスク8へ試し記録をする場合の、光デ
ィスク8における試し記録部位を示す。図6(a)はそ
の1つの例である。光ディスク8は内周部に光記録装置
のターンテーブルに装着する際に使用されるクランピン
グエリア81およびクランプ孔82を備えている。クラ
ンピングエリア81の外周部には、コントロールデータ
が記録されたリードイン83が設けられている。リード
イン83と最外周部にあるリードアウト84との間に、
記録領域RPが設けられている。図6(a)の実施の形
態においては、記録領域RPの最内周(リードインの外
周部)に、試し記録領域TPが設けられている。
【0050】一方、図6(b)は、別の実施の形態を示
し、図6(a)と異なる点は、記録領域RPを複数の記
録ブロックRP1,RP2…に分割し、各々の記録ブロ
ックRP1,RP2毎に、試し記録領域TP1,TP2
を設けたことにある。本実施の形態によれば、図6
(a)のものに比べ、光ディスク8の記録領域RPの各
部位に応じて、試し記録による最適条件の検出ができ
る。
【0051】図7乃至図9は、本発明による光記録媒体
(光ディスク8)への試し記録による、記録時あるいは
再生時のパラメータの最適値の検出・決定方法を表すフ
ローチャートである。図7のフローチャートの開始前
に、以下の条件(1)〜(4)を手動で設定してもよ
い。
【0052】(1)記録媒体に記録するデータのパタン
として、「ランダムなデータパタン」あるいは「単一パ
タンのマーク長およびスペース長の繰り返しパタン」い
ずれかの選択
【0053】(2)「記録を行うトラック数」の設定
【0054】(3)再生信号のジッタ、波形特性、エラ
ーレートの中より、最適条件の検出において再生信号の
評価尺度として使用するもの
【0055】(4)複数回記録・消去が可能な記録媒体
に対する、「消去制御の回数あるいは重ね書き回数」の
設定
【0056】尚、上記条件は、必ずしも手動で設定しな
ければならない理由はなく、図7乃至図9のフローチャ
ートに含め、自動的に設定されるようにしてもよい。
【0057】図7(記録時及び再生時のパラメータの最
適値の検出・決定方法の前半を示す)および図8(記録
時及び再生時のパラメータの最適値の検出・決定方法の
後半を示す)において、システムを起動すると、ステッ
プS701において、「最適条件の検出に使用するパラ
メータ」、「各パラメータの最大変化幅と変化間隔」、
「パラメータ間の変化させる順序」、「各パラメータの
初期値」の各々について、ファイル内にデータがあるか
否か判定する。ファイル内にデータがあれば、ステップ
S702において、ファイルから前記各データをロード
する。ファイル内にデータが無い場合は、ステップS7
03において、データを新たに入力する。
【0058】「最適条件の検出に使用するパラメー
タ」、「各パラメータの最大変化幅と変化間隔」につい
ては、これに限定する意図はないが、記録時には前記し
たトラッキングサーボゲイン量あるいはフォーカスサー
ボゲイン量を±5dBの幅で変化させる、あるいは発光
部151の光ディスク8に対する円周方向照射角度また
は半径方向照射角度を±1°の範囲で変化させる等が考
えられ、また、再生時には前記したトラッキングサーボ
ゲイン量あるいはフォーカスサーボゲイン量を±5dB
の幅で変化させる、発光部151の光ディスク8に対す
る円周方向照射角度または半径方向照射角度を±1°の
範囲で変化させる、再生信号をA/D変換部174でデ
ジタル信号に変換(2値化)する際の閾値を変化させ
る、あるいは波形等化部173によるイコライズ特性を
変化させる等が考えられる。
【0059】次にステップS704において、ステップ
S705での再生信号の評価のために、各パラメータが
初期化される。ステップS705においては、光記録媒
体の未記録状態での再生信号評価を行い、光記録媒体に
予め入っている情報が規格に適合したものであるか確認
する。
【0060】その後、ステップS706において、最適
記録条件検出のために各パラメータを初期化する。ステ
ップS707においては、変化されるパラメータが1つ
だけ選ばれ、そのパラメータの値が設定される。ステッ
プS708において、定められた時間だけ設定されたパ
ラメータ値で発光部151を用いて光記録媒体(光ディ
スク8)に記録される。
【0061】ステップS709では、光記録媒体の記録
されたデータについて、発光部151から照射された光
ビームを受光部161によって受光し、その後信号が処
理されることによって再生が行われ、復号部177によ
って算出された再生信号のエラーレート、ジッタ計測部
178によって計測されたジッタあるいは波形特性評価
部176によって計測された波形特性によって再生信号
の評価が行われる。本ルーチンの2巡目以降において、
再生信号がそれ以前に評価されたもののいずれよりもよ
いと評価された場合、そのときの変化パラメータの値が
新たに記憶される。
【0062】次に、ステップS710において、設定さ
れたパラメータが設定された最大変化幅まで変化された
か否かが判定される。設定された最大変化幅まで変化さ
れていれば、ステップS711に進み、再生信号の評価
により最適条件と判定されたときのパラメータ値が、コ
ントローラ12に保存される。パラメータが設定された
最大変化幅まで変化されていない場合、ステップS71
2において、変化パラメータ値が更新された後、ステッ
プS708へと戻る。
【0063】ステップS711で最適条件と判定された
パラメータ値がコントローラ12に保存された後、ステ
ップS713で全パラメータについて最適値が保存され
たか否かの判定が行われ、全パラメータについて最適値
が保存されていれば、ステップS714(図8)におい
て、全パラメータについて最適値に固定され、最適値が
保存されていないパラメータがあれば、ステップS70
6を介して全パラメータを初期化した後、ステップS7
07へと戻り、次の変化パラメータが設定される。
【0064】ステップS715では、全パラメータを最
適値に固定したうえで、発光部151を用いて光記録媒
体(光ディスク8)に記録し、記録フローが終了する。
【0065】以下、ステップS716〜S723(図
8)は再生フローである。ステップS716において、
最適条件検出のために各パラメータを初期化する。次
に、ステップS717においては、変化されるパラメー
タが1つだけ選ばれ、そのパラメータの値が設定され
る。ステップS718において、光記録媒体の記録され
たデータについて、設定されたパラメータ値で発光部1
51から照射された光ビームを受光部161によって受
光し、その後信号を処理することによって再生が行わ
れ、復号部177によって算出された再生信号のエラー
レート、ジッタ計測部178によって計測されたジッタ
あるいは波形特性評価部176によって計測された波形
特性によって再生信号の評価が行われる。本ルーチンの
2巡目以降において、再生信号がそれ以前に評価された
もののいずれよりもよいと評価された場合、そのときの
変化パラメータの値が新たに記憶される。
【0066】次に、ステップS719において、設定さ
れたパラメータが設定された最大変化幅まで変化された
か否かが判定される。設定された最大変化幅まで変化さ
れていれば、ステップS720に進み、再生信号の評価
により最適条件と判定されたパラメータ値がコントロー
ラ12に保存される。パラメータが設定された最大変化
幅まで変化されていない場合、ステップS721におい
て、変化パラメータ値が更新された後、ステップS71
8へと戻る。
【0067】ステップS720で最適条件と判定された
パラメータ値がコントローラ12に保存された後、ステ
ップS722で全パラメータについて最適値が保存され
たか否かの判定が行われ、全パラメータについて最適値
が保存されていれば、ステップS723において、全パ
ラメータについて最適値に固定され、最適値が保存され
ていないパラメータがあれば、ステップS716を介し
て全パラメータを初期化した後、ステップS717へと
戻り、次の変化パラメータが設定される。
【0068】なお、前記した各パラメータおよび記録パ
タン・ストラテジ設定部131、レーザーパワー設定部
141で設定される制御値等、その他の設定値について
は、本フローのように自動設定する代わりに、作業者が
再生信号の評価結果を確認しながら手動で設定するよう
にしてもよい。
【0069】また、上記した本発明は、光記録媒体への
記録時および再生時のうちのいずれか一方のみにも適用
可能である。
【0070】図9は、本発明を、光記録媒体に記録され
たデータを再生する場合のみに適用したときの実施の形
態を示す。図9において、ステップS901において、
「最適条件の検出に使用するパラメータ」、「各パラメ
ータの最大変化幅と変化間隔」、「パラメータ間の変化
させる順序」、「各パラメータの初期値」の各々につい
て、ファイル内にデータがあるか否か判定する。ファイ
ル内にデータがあれば、ステップS902において、フ
ァイルから前記各データをロードする。ファイル内にデ
ータが無い場合は、ステップS903において、データ
を新たに入力する。
【0071】次にステップS904において、ステップ
S905での再生信号の評価のために、各パラメータが
初期化される。ステップS905においては、光記録媒
体の未記録状態での再生信号評価を行い、光記録媒体に
予め入っている情報が規格に適合したものであるか確認
する。以下、ステップS906〜S913については、
各々図8に示したステップS716〜S723と同様で
あるため説明は省略する。
【0072】ここで、図9のステップS907におい
て、「最適条件の検出に使用するパラメータ」について
は、これに限定する意図はないが、前記したトラッキン
グサーボゲイン量あるいはフォーカスサーボゲイン量、
発光部151の光ディスク8に対する円周方向照射角度
または半径方向照射角度、再生信号をA/D変換部17
4でデジタル信号に変換(2値化)する際の閾値、ある
いは波形等化部173によるイコライズ特性等が考えら
れる。
【0073】上記した図7乃至図9のフローチャートに
おいては、記録フローおよび再生フローとも、1つのパ
ラメータの最適値が設定された後、別のパラメータにつ
いて最適値の検出を行う場合、変化パラメータ以外のパ
ラメータについては、すべて所定値(初期値)にしてい
るが、この場合、変化パラメータ以外のパラメータで、
すでに最適値が検出されたものは最適値に固定し、変化
パラメータの最適値の検出を行ってもよい。
【0074】これによる実施の形態を図10乃至図12
にそれぞれ示した。図10および図11について図7と
異なる個所のみに関して説明する。図10のステップS
1010において、設定されたパラメータが設定された
最大変化幅まで変化されたと判定されれば、ステップS
1011に進み、再生信号の評価により最適条件と判定
されたときのパラメータ値に固定される。パラメータが
設定された最大変化幅まで変化されていない場合、ステ
ップS1012において、変化パラメータ値が更新され
た後、ステップS1008へと戻る。
【0075】ステップS1011で最適条件と判定され
たパラメータ値が固定された後、ステップS1013で
全パラメータについて最適値が固定されたか否かの判定
が行われ、全パラメータについて最適値が固定されてい
れば、ステップS1015(図11)において、全パラ
メータを最適値に固定したうえで、発光部151を用い
て光記録媒体(光ディスク8)に記録し、記録フローが
終了する。ステップS1013で最適値が固定されてい
ないパラメータがあると判定された場合、最適値が検出
されたパラメータは最適値に固定されたまま、ステップ
S1007へと戻り、次に変化されるパラメータが選ば
れ、その値が設定される。
【0076】以下、ステップS1016〜S1022
(図11)は再生フローである。再生フローも同様に、
ステップS1019において、設定されたパラメータが
設定された最大変化幅まで変化されたか否かが判定され
る。設定された最大変化幅まで変化されていれば、ステ
ップS1020に進み、再生信号の評価により最適条件
と判定されたパラメータ値に固定される。パラメータが
設定された最大変化幅まで変化されていない場合、ステ
ップS1021において、変化パラメータ値が更新され
た後、ステップS1018へと戻る。
【0077】ステップS1020で最適条件と判定され
たパラメータ値が固定された後、ステップS1022で
全パラメータについて最適値が固定されたか否かの判定
が行われ、全パラメータについて最適値が固定されてい
れば、再生フローを終了し、最適値が固定されていない
パラメータがあれば、ステップS1017へと戻り、最
適値が検出されたパラメータは最適値に固定されたま
ま、次の変化パラメータが選ばれ、その値が設定され
る。尚、図12に示した、変形例による光記録媒体の再
生時のパラメータの最適値検出の方法を表すフローチャ
ートについては、説明は省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 光記録装置および光再生装置のシステム図で
ある。
【図2】 光記録装置および光再生装置の回路を表すブ
ロック図である。
【図3】 記録信号を表すタイムチャート(a)、記録
マークを表すタイムチャート(b)、再生信号を表すタ
イムチャート(c)および二値化再生信号を表すタイム
チャート(d)である。
【図4】 ピックアップのアクチュエータを表す図であ
る。
【図5】 ピックアップの円周方向照射角度を表す図
(a)と、半径方向照射角度を表す図(b)である。
【図6】 光ディスクの構成を表す図(a)および
(b)である。
【図7】 光記録媒体への記録時および光記録媒体の再
生時のパラメータの最適値検出の方法を表す前半のフロ
ーチャートである。
【図8】 光記録媒体への記録時および光記録媒体の再
生時のパラメータの最適値検出の方法を表す後半のフロ
ーチャートである。
【図9】 光記録媒体の再生時のパラメータの最適値検
出の方法を表すフローチャートである。
【図10】 変形例による光記録媒体への記録時および
光記録媒体の再生時のパラメータの最適値検出の方法を
表す前半のフローチャートである。
【図11】 変形例による光記録媒体への記録時および
光記録媒体の再生時のパラメータの最適値検出の方法を
表す後半のフローチャートである。
【図12】 変形例による光記録媒体の再生時のパラメ
ータの最適値検出の方法を表すフローチャートである。
【符号の説明】
8…光ディスク、12…コントローラ、13…発信装
置、15…発光装置、16…受光装置、17…信号処理
装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/10 301 G11B 20/10 301Z (72)発明者 伊藤 晴久 静岡県浜松市東三方町90番地の3 パルス テック工業株式会社内 Fターム(参考) 5D044 BC02 CC04 FG01 FG06 5D090 AA01 BB02 BB03 BB04 BB10 CC01 CC04 CC16 DD03 EE01 EE05 EE11 EE14 EE17 FF01 FF02 FF05 FF21 HH01 JJ12 KK04 KK09 LL08 5D118 AA16 AA19 BA01 BB01 BB02 BF02 BF03 CA02 CA11 CA13 CD02 CD03 CD04 5D119 AA09 AA23 AA26 BA01 BB01 BB02 BB03 DA01 DA05 EA02 EA03 EC25 HA17 HA19 HA36 5D789 AA09 AA23 AA26 BA01 BB01 BB02 BB03 DA01 DA05 EA02 EA03 EC25 HA17 HA19 HA36

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録対象に応じて記録信号を発信する記録
    信号発生装置と、該記録信号発生装置から発信された記
    録信号に基いて、光記録媒体に光を照射することにより
    該記録媒体に記録を施す発光装置と、前記発光装置が光
    記録媒体に光を照射する際に少なくとも2つのパラメー
    タを用いて前記発光装置を制御する制御装置および記録
    された光記録媒体を再生する記録再生装置とを備えた光
    記録装置において、 前記制御装置は、 前記発光装置を制御する少なくとも2つのパラメータの
    うち、1つのパラメータを除いた他のパラメータを各々
    の所定値に固定するとともに、前記1つのパラメータの
    値を第1パラメータとして順次変化させて複数の記録を
    施し、 前記記録再生装置によって記録媒体に施された前記複数
    の記録を再生して、前記複数の記録のうち、最も適正な
    記録を施したときの前記第1パラメータの値を第1最適
    値として保存し、 前記第1パラメータを除いた他のパラメータのうちの1
    つのパラメータを第2パラメータとして、前記第2パラ
    メータを除き前記第1パラメータを含む他のパラメータ
    を各々の前記所定値に固定するとともに、前記第2パラ
    メータの値を順次変化させて複数の記録を施し、 前記記録再生装置によって記録媒体に施された前記複数
    の記録を再生して、前記複数の記録のうち、最も適正な
    記録を施したときの前記第2パラメータの値を第2最適
    値として保存し、 順次、前記少なくとも2つのパラメータの最適値を決定
    する光記録装置。
  2. 【請求項2】記録対象に応じて記録信号を発信する記録
    信号発生装置と、該記録信号発生装置から発信された記
    録信号に基いて、光記録媒体に光を照射することにより
    該記録媒体に記録を施す発光装置と、前記発光装置が光
    記録媒体に光を照射する際に少なくとも2つのパラメー
    タを用いて前記発光装置を制御する制御装置および記録
    された光記録媒体を再生する記録再生装置とを備えた光
    記録装置において、 前記制御装置は、 前記発光装置を制御する少なくとも2つのパラメータの
    うち、1つのパラメータを除いた他のパラメータを各々
    の所定値に固定するとともに、前記1つのパラメータの
    値を第1パラメータとして順次変化させて複数の記録を
    施し、 前記記録再生装置によって記録媒体に施された前記複数
    の記録を再生して、前記複数の記録のうち、最も適正な
    記録を施したときの前記第1パラメータの値を第1最適
    値として固定し、 前記第1パラメータを前記第1最適値に固定したうえ
    で、前記第1パラメータを除いた他のパラメータのうち
    の1つのパラメータを第2パラメータとして、前記第2
    パラメータを除いた他のパラメータを各々の前記所定値
    に固定するとともに、前記第2パラメータの値を順次変
    化させて複数の記録を施し、 前記記録再生装置によって記録媒体に施された前記複数
    の記録を再生して、前記複数の記録のうち、最も適正な
    記録を施したときの前記第2パラメータの値を第2最適
    値として固定し、 順次、前記少なくとも2つのパラメータの最適値を決定
    する光記録装置。
  3. 【請求項3】前記少なくとも2つのパラメータは、前記
    発光装置のフォーカスサーボゲイン、トラッキングサー
    ボゲインおよび光記録媒体に対する光照射角度のうちの
    少なくとも1つを含んでいる請求項1または2の光記録
    装置。
  4. 【請求項4】記録が施された光記録媒体に光を照射する
    発光装置と、該発光装置から発光され、光記録媒体によ
    って反射された光を受光して再生信号を発信する受光装
    置および該受光装置が光記録媒体によって反射された光
    を受光して再生信号を発信する際に、少なくとも2つの
    パラメータを用いて前記受光装置を制御する制御装置と
    を備えた光再生装置において、 前記受光装置が光記録媒体によって反射された光を受光
    して再生信号を発信する際に、前記制御装置は、 前記受光装置を制御する少なくとも2つのパラメータの
    うち、1つのパラメータを除いた他のパラメータを各々
    の所定値に固定するとともに、前記1つのパラメータの
    値を第1パラメータとして順次変化させて複数の再生を
    行って、前記複数の再生のうち、最も適正な再生を行っ
    たときの前記第1パラメータの値を第1最適値として保
    存し、 前記第1パラメータを除いた他のパラメータのうちの1
    つのパラメータを第2パラメータとし、前記第2パラメ
    ータを除き前記第1パラメータを含んだ他のパラメータ
    を各々の前記所定値に固定するとともに、前記第2パラ
    メータの値を順次変化させて複数の再生を行って、前記
    複数の再生のうち、最も適正な再生を行ったときの前記
    第2パラメータの値を第2最適値として保存し、 順次、前記少なくとも2つのパラメータの最適値を決定
    する光再生装置。
  5. 【請求項5】記録が施された光記録媒体に光を照射する
    発光装置と、該発光装置から発光され、光記録媒体によ
    って反射された光を受光して再生信号を発信する受光装
    置および該受光装置が光記録媒体によって反射された光
    を受光して再生信号を発信する際に、少なくとも2つの
    パラメータを用いて前記受光装置を制御する制御装置と
    を備えた光再生装置において、 前記受光装置が光記録媒体によって反射された光を受光
    して再生信号を発信する際に、前記制御装置は、 前記受光装置を制御する少なくとも2つのパラメータの
    うち、1つのパラメータを除いた他のパラメータを各々
    の所定値に固定するとともに、前記1つのパラメータの
    値を第1パラメータとして順次変化させて複数の再生を
    行って、前記複数の再生のうち、最も適正な再生を行っ
    たときの前記第1パラメータの値を第1最適値として固
    定し、 前記第1パラメータを前記第1最適値に固定したうえ
    で、前記第1パラメータを除いた他のパラメータのうち
    の1つのパラメータを第2パラメータとして、前記第2
    パラメータを除いた他のパラメータを各々の前記所定値
    に固定するとともに、前記第2パラメータの値を順次変
    化させて複数の再生を行って、前記複数の再生のうち、
    最も適正な再生を行ったときの前記第2パラメータの値
    を第2最適値として固定し、 順次、前記少なくとも2つのパラメータの最適値を決定
    する光再生装置。
  6. 【請求項6】前記少なくとも2つのパラメータは、前記
    発光装置のフォーカスサーボゲイン、トラッキングサー
    ボゲイン、光記録媒体に対する光照射角度、前記再生信
    号の2値化のための閾値および前記再生信号のイコライ
    ズ特性のうちの少なくとも1つを含んでいる請求項4ま
    たは5の光再生装置。
  7. 【請求項7】記録対象に応じて記録信号を発信し、該記
    録信号に基いて光記録媒体に光を照射することにより該
    記録媒体に記録を施し、光記録媒体に光を照射する際に
    少なくとも2つのパラメータを用いて光の照射状態を制
    御する光記録制御方法において、 前記光の照射状態を制御する少なくとも2つのパラメー
    タのうち、1つのパラメータを除いた他のパラメータを
    各々の所定値に固定するとともに、前記1つのパラメー
    タの値を第1パラメータとして順次変化させて複数の記
    録を施し、 記録媒体に施された前記複数の記録を再生し、前記複数
    の記録のうち、最も適正な記録を施したときの前記第1
    パラメータの値を第1最適値として保存し、 前記第1パラメータを除いた他のパラメータのうちの1
    つのパラメータを第2パラメータとして、前記第2パラ
    メータを除き前記第1パラメータを含んだ他のパラメー
    タを各々の前記所定値に固定するとともに、前記第2パ
    ラメータの値を順次変化させて複数の記録を施し、 記録媒体に施された前記複数の記録を再生して、前記複
    数の記録のうち、最も適正な記録を施したときの前記第
    2パラメータの値を第2最適値として保存し、 順次、前記少なくとも2つのパラメータの最適値を決定
    する光記録制御方法。
  8. 【請求項8】記録対象に応じて記録信号を発信し、該記
    録信号に基いて光記録媒体に光を照射することにより該
    記録媒体に記録を施し、光記録媒体に光を照射する際に
    少なくとも2つのパラメータを用いて光の照射状態を制
    御する光記録制御方法において、 前記光の照射状態を制御する少なくとも2つのパラメー
    タのうち、1つのパラメータを除いた他のパラメータを
    各々の所定値に固定するとともに、前記1つのパラメー
    タの値を第1パラメータとして順次変化させて複数の記
    録を施し、 記録媒体に施された前記複数の記録を再生して、前記複
    数の記録のうち、最も適正な記録を施したときの前記第
    1パラメータの値を第1最適値として固定し、 前記第1パラメータを前記第1最適値に固定したうえ
    で、前記第1パラメータを除いた他のパラメータのうち
    の1つのパラメータを第2パラメータとして、前記第2
    パラメータを除いた他のパラメータを各々の前記所定値
    に固定するとともに、前記第2パラメータの値を順次変
    化させて複数の記録を施し、 記録媒体に施された前記複数の記録を再生して、前記複
    数の記録のうち、最も適正な記録を施したときの前記第
    2パラメータの値を第2最適値として固定し、 順次、前記少なくとも2つのパラメータの最適値を決定
    する光記録制御方法。
  9. 【請求項9】前記少なくとも2つのパラメータは、前記
    光記録媒体に光を照射する際のフォーカスサーボゲイ
    ン、トラッキングサーボゲインおよび光記録媒体に対す
    る光照射角度のうちの1つを含んでいる請求項7または
    8の光記録制御方法。
  10. 【請求項10】記録が施された光記録媒体に光を照射
    し、光記録媒体によって反射された光を受光して再生信
    号を発信し、かつ光記録媒体によって反射された光を受
    光して再生信号を発信する際に、少なくとも2つのパラ
    メータを用いて受光状態を制御する光再生制御方法にお
    いて、 光記録媒体によって反射された光を受光して再生信号を
    発信する際に、前記受光状態を制御する少なくとも2つ
    のパラメータのうち、1つのパラメータを除いた他のパ
    ラメータを各々の所定値に固定するとともに、前記1つ
    のパラメータの値を第1パラメータとして順次変化させ
    て複数の再生を行って、前記複数の再生のうち、最も適
    正な再生を行ったときの前記第1パラメータの値を第1
    最適値として保存し、 前記第1パラメータを除いた他のパラメータのうちの1
    つのパラメータを第2パラメータとし、前記第2パラメ
    ータを除き前記第1パラメータを含んで他のパラメータ
    を各々の前記所定値に固定するとともに、前記第2パラ
    メータの値を順次変化させて複数の再生を行って、前記
    複数の再生のうち、最も適正な再生を行ったときの前記
    第2パラメータの値を第2最適値として保存し、 順次、前記少なくとも2つのパラメータの最適値を決定
    する光再生制御方法。
  11. 【請求項11】記録が施された光記録媒体に光を照射
    し、光記録媒体によって反射された光を受光して再生信
    号を発信し、かつ光記録媒体によって反射された光を受
    光して再生信号を発信する際に、少なくとも2つのパラ
    メータを用いて受光状態を制御する光再生制御方法にお
    いて、 光記録媒体によって反射された光を受光して再生信号を
    発信する際に、前記受光状態を制御する少なくとも2つ
    のパラメータのうち、1つのパラメータを除いた他のパ
    ラメータを各々の所定値に固定するとともに、前記1つ
    のパラメータの値を第1パラメータとして順次変化させ
    て複数の再生を行って、前記複数の再生のうち、最も適
    正な再生を行ったときの前記第1パラメータの値を第1
    最適値として固定し、 前記第1パラメータを前記第1最適値に固定したうえ
    で、前記第1パラメータを除いた他のパラメータのうち
    の1つのパラメータを第2パラメータとし、前記第2パ
    ラメータを除いた他のパラメータを各々の前記所定値に
    固定するとともに、前記第2パラメータの値を順次変化
    させて複数の再生を行って、前記複数の再生のうち、最
    も適正な再生を行ったときの前記第2パラメータの値を
    第2最適値として固定し、 順次、前記少なくとも2つのパラメータの最適値を決定
    する光再生制御方法。
  12. 【請求項12】前記少なくとも2つのパラメータは、前
    記光記録媒体に光を照射する際のフォーカスサーボゲイ
    ン、トラッキングサーボゲイン、光記録媒体に対する光
    照射角度、前記再生信号の2値化のための閾値および前
    記再生信号のイコライズ特性のうちの1つを含んでいる
    請求項10または11の光再生制御方法。
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