JP2003256742A - 決済システム - Google Patents

決済システム

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JP2003256742A
JP2003256742A JP2002097315A JP2002097315A JP2003256742A JP 2003256742 A JP2003256742 A JP 2003256742A JP 2002097315 A JP2002097315 A JP 2002097315A JP 2002097315 A JP2002097315 A JP 2002097315A JP 2003256742 A JP2003256742 A JP 2003256742A
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JP2002097315A
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Katsuyuki Terauchi
克幸 寺内
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Daiichikosho Co Ltd
Original Assignee
Daiichikosho Co Ltd
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 客自身が自己のオーダーを確認しながら注文
することができ、かつグループで利用する場合は、割勘
精算機能を持つ注文・決済サービスにおけるグループ決
済システムを提供する。 【解決手段】 携帯電話3又は携帯情報端末4である複
数のクライアント端末2と、同一グループ内のクライア
ント端末2を制御し、同一グループで連携型プログラム
を稼働させるサーバー装置8とで構成される閉じられた
グループ内から、外部のホスト装置に送受信を行い、サ
ーバー装置8には、外部ホスト装置7に同一グループ内
の携帯電話3又は携帯情報端末4の承認を行うネットワ
ークログイン手段を有し、各クライアント端末2には、
発注情報入力手段と、プログラム実行状態表示手段とを
有し、決済データに基づいて、複数のクライアント端末
2からサーバー装置8への承認により決済条件を決定す
る複数のクライアント端末2での決済機能を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話や携帯情
報端末の付加機能に関し、特に、携帯電話・携帯情報端
末に注文・課金・精算機能を具現するに際して、至近の
注文・課金・精算機能を有する親端末との通信が可能な
携帯電話・携帯情報端末を用いたネットワーク上での決
済システムに関する。 【従来の技術】従来のオーダーデータ処理システムは、
図27に示すように複数のハンディターミナル504
と、無線モデム505を有するステーション506と、
会計所509に配設された電子キャッシュレジスタ50
8からなる会計機とを含み、オーダーメニューに関する
オーダーデーター処理業務を行える。ステーション50
6には、データ通信回線510を介してカスタマープリ
ンタ507と厨房511に配設されたキッチンプリンタ
512とが接続されている。 【0001】店内客席エリア500には、多数のテーブ
ル501が配設され、ハンディターミナル504を携帯
した係員503は、当該テーブルNo.(番号)とともに
オーダーメニューを入力する。入力されたオーダーデー
タは、ステーション506へ無線送信される。 【0002】ステーション506側では、ハンディター
ミナル504から受信したテーブルNo.(番号)ごとの
オーダーデータをオーダーファイルに登録(記憶)する
とともに、オーダーデータを編集してカスタマープリン
タ507とキッチンプリンタ512へ送信する。厨房5
11では、キッチンプリンタ512で印字発行されたキ
ッチン伝票を基に直ちに調理にとりかかれる。カスタマ
ープリンタ507から印字発行されたカスタマー伝票
は、係員503によって当該顧客502に手渡される。
このカスタマー伝票は、オーダーメニューの確認用の客
控えや、システムによっては会計伝票として使用され
る。 【0003】飲食後の顧客502は、会計所509にお
いて、カスタマー伝票をキャッシャーに手渡して会計を
受ける。すなわち、キャッシャーは、テーブルNo.(番
号)をキー入力する。制御部は、ステーション506側
に問合せる。当該オーダーデータの呼び出しである。こ
の呼び出しに応えてステーション506から送信されて
来た当該テーブルNo.(番号)のオーダーデータを受信
すると、取引(オーダーデータ)について会計処理す
る。かくして、複雑なオーダーデータ処理が正確かつ迅
速に行えるようになっている。 【0004】そのため、来店した顧客はテーブルNo.
(番号)ごとに管理され、精算時まで一元管理される。
精算時、一つのテーブルNo.(番号)内に複数人の顧
客、つまりグループで利用した場合で、かつ個別に精算
を行う場合においては、会計所でキャッシャーにカスタ
マー伝票を手渡す際に、個々の注文した品物を自己申告
して精算する必要がある。 【0005】また従来技術では、オーダー済みの注文内
容は、オーダーを完済し、かつ注文した品物が全てテー
ブル上に揃った段階で係員が持ってくるカスタマー伝票
でしか確認できない。そのため、誰が何を頼んだかを配
膳途中で確認することはできない。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の従来
オーダーデータ処理システムでは、テーブル501に着
席した客が、手を挙げるなどして係員503を呼び、当
該係員503に客希望のメニュー、数量を含むオーダー
データを申し出る。これを申し受けた係員503が、携
帯するハンディターミナル504を用いて、当該オーダ
ーデータの入力を行っている。 【0007】したがって、客にとっては、オーダーデー
タ入力までの待ち時間が長くなる。係員503にとって
は、急いで入力しなければならないので煩わしくかつ入
力ミスも生じ易い。特に、グループを成す複数人の客か
らそれぞれあるいはまとめてオーダーされる場合には、
聞き取りにくいこともあって不正確になり易い。また、
ピークタイムと呼ばれる昼食や夕食の時間帯において
は、稀に係員がオーダーを取り忘れてしまったり、客が
係員を呼んでも気づかないなどの、顧客サービスにおい
ては致命的な、客を店舗から遠ざけてしまうような行為
も見られる。さらに、店舗経営者側にとっては、一段の
人件費削減を図りたく、さらに店舗運用形態のリニュー
アルや斬新性を追求かつ提供したい。 【0008】本発明の目的は、客自身がテーブルにおい
て、自己のオーダーを確認しながら注文することがで
き、かつグループで利用する場合においては、オーダー
した各自が自分の分としてできる精算機能を持つ注文・
決済サービスにおける決済システムを提供することにあ
る。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、サーバー装置内に、携帯電話又は携帯情報
端末である複数のクライアント端末に対して、同一グル
ープ内の前記クライアント端末とのクライアント制御手
段と、同一グループで連携型プログラムを稼働させるネ
ットワーク制御手段と、前記クライアント端末とサーバ
ー装置で構成される閉じられたグループ内から、外部の
ホスト装置に送受信を行う送受信手段とからなる決済シ
ステムであって、前記サーバー装置には、前記連係型プ
ログラムにより外部ホスト装置に同一グループ内の携帯
電話又は携帯情報端末の承認を行うデータの送信に基づ
いたネットワークログイン手段と、前記連係型プログラ
ムの開始にともない、クライアント端末からの発注情報
を受付る発注情報受付手段ととともに、前記サーバー装
置にはさらに、同一グループにおける全体の発注情報を
表示させるグループ発注情報データ集計手段と前記各ク
ライアント端末毎の決済データを算出する計算手段とを
設け、同一グループ内で各クライアント端末が発注した
ものを各クライアント端末毎に精算を行えるようにし
た。 【発明の実施の形態】以下、本発明のグループ決済シス
テムの実施例について、図面を参照しながら説明する。 【0010】図1は、本発明の一実施形態によるグルー
プ決済システムの全体を示すブロック図である。図2
は、ユーザーがネットワークサービスを受けるために、
ネットワークを確立するまでのフロー図である。図3
は、ユーザーがネットワーク確立後、メニューが表示さ
れるまでのフロー図である。図4は、図2・図3のフロ
ー図の詳細な状態遷移を示す図、その1である。図5
は、図2・図3のフロー図の詳細な状態遷移を示す図、
その2である。図6は、図2・図3のフロー図の詳細な
状態遷移を示す図、その3である。図7は、図2・図3
のフロー図の詳細な状態遷移を示す図、その4である。
図8は、ユーザーがメニュー表示後、注文を行ったとき
の状態遷移を示す図、その1である。図9は、ユーザー
がメニュー表示後、注文を行ったときの状態遷移を示す
図、その2である。図10は、ユーザーが精算メニュー
から一括精算を選択したときのフロー図である。図11
は、図10のフロー図の詳細な状態遷移を示す図、その
1である。図12は、図10のフロー図の詳細な状態遷
移を示す図、その2である。図13は、図10のフロー
図の詳細な状態遷移を示す図、その3である。図14
は、図10のフロー図の詳細な状態遷移を示す図、その
4である。図15は、本発明の具体例を示すもので、ユ
ーザーが精算メニューからクライアント端末で注文を行
った各自が個別精算を選択したときのフロー図である。
図16は、図15のフロー図の詳細な状態遷移を示す
図、その1である。図17は、図15のフロー図の詳細
な状態遷移を示す図、その2である。図18は、ユーザ
ーが精算メニューから割勘精算を選択したときのフロー
図である。図19は、図18のフロー図の詳細な状態遷
移を示す図、その1である。図20は、図18のフロー
図の詳細な状態遷移を示す図、その2である。図21
は、図18のフロー図の詳細な状態遷移を示す図、その
3である。図22は、割勘精算時に適用される、均等割
り当ての計算方法を示すフロー図である。図23は、ユ
ーザーがメニューから店舗情報を選択したときの処理状
態の遷移を示す図である。図24は、ユーザーがメニュ
ーからユーザー情報を選択し、インスタントメッセージ
を利用したときの処理状態の遷移を示す図である。図2
5は、他のユーザーからインスタントメッセージを受信
したときの処理状態の遷移を示す図である。図26は、
本発明の具体例を示すもので、ユーザーがメニューから
グループの注文確認を選択したときの処理状態の遷移を
示す図である。図27は、従来のオーダーデータ処理シ
ステムを示すブロック図である。 =====システムの概要===== グループ決済システム1の主要部は、図1に示すよう
に、利用者端末2、店内システム装置5、運用管理ホス
ト装置7によって構成される。 【0011】運用管理ホスト装置7は、電話回線やIS
DN回線、また常時接続網である、ADSLやFTTH
網などを介して、店内システム装置内5のアクセスサー
バ8に接続し、アクセスサーバ8やレジ端末10・厨房
端末11に対して、各種データを配信し、さらに必要に
応じて更新プログラム等を配信する。 【0012】運用管理ホスト装置7には、顧客情報デー
タベース13があり、ここには本発明であるグループ決
済システムを利用する顧客の顧客データが登録されてい
る。顧客データは、顧客の持つ携帯電話3・携帯情報端
末4からデータを受信することで登録・変更され、デー
タの内容は、携帯電話番号やユーザー名・機種名・クレ
ジットカード番号といった個人を特定可能な個人情報部
と、趣味や好物などの付加情報部とに分かれ、連係型
(リレーショナル)管理が可能なテーブル構造になって
いる。 【0013】店舗システム装置内5のアクセスサーバ8
では、認証機器9を利用して、携帯電話3・携帯情報端
末4からのユーザー認証を受けるための認証サーバとし
ての機能と、各種通信網を利用したデータの送受信機能
が主であるが、レジ端末10や厨房端末11・アクセス
サーバ8との間での情報を屋内ネットワーク(有線LA
N若しくは無線LAN)で共有しており、レジ端末10
や厨房端末11側で何らかのアクションがあった場合
に、その動作内容を記録でき、レジ端末10での売上デ
ータや、厨房端末11でのオーダー内容を管理すること
も可能である。この機能を活用することで、レジ端末1
0や厨房端末11上で処理されたデータを保持(バック
アップ)することができるため、レジ端末10や厨房端
末11が故障した場合であっても、直前のデータまでを
管理しているため、復旧作業が容易である。 【0014】また、前記アクセスサーバ8は、たとえば
iモード(商品名)やBluetooth(ブルートゥ
ース)などと呼ばれているブラウザ機能付きの携帯型デ
ータ通信端末(携帯電話機)に、有線又は無線型の屋内
LAN(Local Area Network)を介し
て、情報コンテンツを配信する。 【0015】=====本発明の利用例===== −−−−−ネットワークの確立−−−−− 以下、本発明であるグループ決済システムを利用するに
あたっての処理フローを図2乃至図7を用いて説明す
る。なお、図4乃至図6は、携帯電話3・携帯情報端末
4上の一連の動作を表すものである。 【0016】このような店舗で、無線LANの電波を送
受信可能な携帯電話3・携帯情報端末4を持ったユーザ
ーが店内に入ると、ある一定のタイミングでポーリング
動作(図2 ステップ25)を行っている店内無線機に
より、無線LAN利用可能エリアに入ったことを知らせ
るメッセージが携帯電話3・携帯情報端末4に向けて送
信される(図2 ステップ26)。エリア内通知を受信
したユーザー(図2ステップ27)は、携帯電話3・携
帯情報端末4の画面に表示されたメッセージを確認し、
「無線LANによるネットワークサービスを受けてもよ
い・受けたい」場合には、携帯電話3・携帯情報端末4
よりオンライン要求を行う(図2 ステップ28,図4
60)。なお、ポーリング動作については、携帯電話
3や携帯情報端末4側の設定で外部からのネットワーク
アクセス要求を受信するか、などの設定を用意しておく
ことが望ましい。 【0017】オンライン要求を受けたアクセスサーバ8
は(図2 ステップ29)、この要求を基に、該当する
端末に対してネットワークを確立し、オンライン状態を
形成する(図2 ステップ30,図4 61)。オンラ
イン状態での携帯電話3・携帯情報端末4は、アクセス
サーバ8から送信される店内情報を受信することができ
る。店内情報とは、その店舗内での宣伝や広告を指し、
オススメメニュー情報や、付近の観光地情報なども含ま
れる。ただし、この状態ではメニューをオーダーするこ
とはできない(図4 62)。 【0018】店内でのオーダーを行いたい場合には、ユ
ーザー側携帯電話3・携帯情報端末4からユーザー認証
要求を行う必要がある(図3 ステップ32)。ユーザ
ー認証要求を受けたアクセスサーバ8では(図3 ステ
ップ33)、個々の携帯電話3・携帯情報端末4ごとの
認証を行うために、認証要求を送信する(図3 ステッ
プ34)。認証要求を受けた携帯電話3・携帯情報端末
4は(図3 ステップ35)、認証IDを提示する必要
があるが、認証IDとは、例えば2次元バーコードのよ
うな認識技術を利用した方法が考えれる。 【0019】本発明の実施例では、2次元バーコードを
利用した認証方法を説明する(図3ステップ36)。初
めて本発明であるグループ決済システムを利用する場合
には、ユーザーの携帯電話3・携帯情報端末4には認証
用IDは記録されていないため、予め認証用IDを登録
する必要がある。ユーザーが新規登録を選択した場合、
アクセスサーバ8には新規登録要求が送信され、新規登
録要求を受信したアクセスサーバ8(図3 ステップ3
7)では、この要求に基づいて、該当ユーザー宛てに登
録フォームを送信する(図3 ステップ38)。このと
き、オンライン状態になっている携帯電話3・携帯情報
端末4のディスプレイ画面には、新規登録フォームが表
示されており(図3 ステップ39)、ユーザーは新規
登録画面の表示に従い、登録する電話番号・ユーザー名
・生年月日などを入力し、アクセスサーバ8に送信する
(図3 ステップ40)。この登録画面は、プロファイ
ル送信などの自己の履歴ファイルを予め作成しておき、
そのファイルを送信するなどの方法も考えられる。 【0020】アクセスサーバ8では、入力された情報を
基に内容をチェックし、不備等なければ顧客管理ホスト
装置へデータが転送される(図3 ステップ41)。ユ
ーザー情報を受け取った顧客管理ホスト装置では、ユー
ザー照会を行う(図3 ステップ42)。ユーザー照会
とは、過去に同様のIDでの登録がないか、また、該当
するユーザーが金銭的なトラブルなどを起こしていない
かなどをチェックするものである。チェックでユーザー
が新規登録者として登録可能であれば(図3ステップ4
3)、認証IDを生成し、そのデータをユーザーの携帯
電話3・携帯情報端末4に送信する(図3 ステップ4
4)。送信方法はアクセスサーバ8を介して行う通信方
法以外にも、電子メール送信を行うことも考えられる。 【0021】認証IDを受信したユーザーの携帯電話3
・携帯情報端末4のディスプレイ画面には、認証IDを
受信したことを示すメッセージが表示される。送信方法
が電子メールであれば、メールを受信したことを示すメ
ッセージが表示される。認証IDは保存することがで
き、ユーザーが新規登録時に行ったユーザー情報の内容
に変更などがなければ同一の認証IDを利用し続けるこ
とができるが、本発明であるグループ決済システムのサ
ービスをしばらく受けていないユーザーは、適宜、顧客
管理ホスト装置からデータが削除される(図3 ステッ
プ45)。 【0022】こうして、認証IDを持ったユーザーの携
帯電話3・携帯情報端末4のディスプレイ画面には、認
証IDの提示を促すメッセージが表示される(図3 ス
テップ46,図4 63)。ユーザーはこの情報を基
に、座席付近に予め用意されている認証口に携帯電話3
・携帯情報端末4の画面に表示された認証IDをかざす
(図4 64)。認証口では認証IDを読み取り、顧客
管理ホスト装置へユーザー照会を行う。ユーザー照会で
は、同IDでの登録がないか、過去に金銭的なトラブル
を起こしていないかなどをチェックする(図3 ステッ
プ47)。 【0023】チェックに問題がなければ、携帯電話3・
携帯情報端末4に向けて認証許可を示すメッセージを送
信するとともに(図3 ステップ48)、アクセスサー
バ8に該当ユーザーのグループ登録を行う(図3 ステ
ップ49)。ここでいうグループ登録とは、同じ認証口
に認証IDを提示した少なくとも一人以上のユーザーを
1つのグループとして管理しようというものである。こ
うして、処理が完了すると、ユーザーの携帯電話3・携
帯情報端末4には認証完了を示すメッセージが表示さ
れ、以後、ログオフするまで、メニュー画面からの注文
が行えるようになる(図3 ステップ50,図4 6
5)。 【0024】しかしながら、同じ認証口に複数のユーザ
ーが認証行為を行った場合には、決済時の一括精算の請
求先や、割勘精算時の他のユーザーへの打診を行う場合
などに、その選択権を得るマスターを決定しておく必要
がある。複数のユーザーが同じ認証口からユーザー登録
を行った場合には、注文を行うことはできず、グループ
のマスターを決定するためのメニューが表示される(図
6 67)。マスターになるための権限は認証済みの全
てのユーザーに対して許可されるが、一定時間を過ぎた
段階でマスターの決定を行わなかった場合には、最初に
ログインしたユーザーに、マスター登録が行われる。ま
た、マスター登録ユーザーが精算以前にログオフした場
合には、順次、ログインしたユーザー順にマスター登録
が行われる。 【0025】こうしてマスター登録指示に従って(図6
68)、マスターとなったユーザーの携帯電話3・携
帯情報端末4のディスプレイ画面には、マスター登録の
完了を示すメッセージが表示される(図6 69)。グ
ループ内のユーザーが複数人存在する場合には、以上の
操作の後、注文画面が表示される(図6 70)。ま
た、マスター以外のユーザーも同様に注文受け付けが可
能になるが、マスターユーザーとの違いとして、精算メ
ニューは表示されない(図7 71)。 【0026】−−−−− オーダー −−−−− ユーザーの携帯電話3・携帯情報端末4から注文を行う
場合には、メニュー内の注文を選択する。注文を選択す
るとメニューが分類別に表示され、例えばフードメニュ
ーや、アルコールメニューなどに分けられている(図8
80)。ユーザーはその中から、求めている分類を選
択すると、さらにその階層下にあるサブメニューが表示
される。サブメニューとは、例えば、分類でアルコール
メニューを選択したときに表示されるアルコールの各分
類で、生ビールや日本酒、焼酎、カクテルなどに分類さ
れている。ユーザーはその分類から、好みの飲み物を選
択する(図8 81)。このとき、さらに階層下に分類
がある場合には、その内容が表示される。それは例え
ば、サブメニューで生ビールを選択したときに表示され
る、大生ビール、中生ビール、ライトビールグラスなど
である(図8 82)。 【0027】こうして最終的なメニューが決定すると、
その商品をいくつ頼むかを決定する。(図8 83)数
量を決定した後、確認を選択すると、注文した内容を確
認するメッセージが表示される。ユーザーはその内容を
確認し、注文を確定する場合には、決定を選択する。注
文に対して訂正を行う場合には、もどるを選択すると、
一処理ずつ前に戻ることができる。キャンセルを選択し
た場合には、処理はキャンセルされ、一連の注文処理は
クリアされる(図8 84)。こうして、注文を確定し
たユーザーのデータはアクセスサーバ8に送信され、厨
房端末にデータを送信するとともに、ユーザーの携帯電
話3・携帯情報端末4のディスプレイ画面には、注文を
受け付けたことを示すメッセージが表示される(図8
85)。 【0028】また、アクセスサーバ8では、グループご
と・ユーザーごとの注文内容を保持しており、精算の際
には、アクセスサーバ8内のデータを利用して精算処理
を行う。また、一連の注文処理で表示される分類データ
であるが、これはアクセスサーバ8内に、予めデータを
作成しておく必要がある。このデータ作成に関しては、
分類別テーブルを用意し、その中に各種メニューを作成
するもので、非常に多数のデータを扱うので、対話式の
アプリケーションなどを利用して行われることが望まし
い。 【0029】−−−−− 精算方法 −−−−− 以下、精算方法について図10乃至図22を用いて説明
する。精算方法の前提処理として、本発明であるグルー
プ決済システムを利用した場合には、精算時に複数人数
の精算を行うに際し、アクセスサーバ8が、マスターユ
ーザーからの精算指示を受信した時点で精算処理が開始
となる。 【0030】<<<<< 一括精算 >>>>>一括精
算処理については、図10乃至図14を用いて説明す
る。一括精算処理を行う場合には、マスターユーザー
(図10 90)となったユーザーの携帯電話3・携帯
情報端末4のディスプレイ画面に表示されているメニュ
ーから精算を選択する。精算を選択すると、精算方法が
表示される。精算方法には、一括精算、割勘精算、個別
精算などが考えられる(図11 120)。ここで、一
括精算を選択すると、同グループ内で注文されたオーダ
ーの請求先が、マスターユーザーに一括請求される旨の
メッセージが表示される。マスターユーザーは、この内
容を確認し、操作を続ける場合には、同意を示すOKな
どのボタンを押し、選択をやり直す場合にはキャンセル
を押すことで、処理を1つ手前に戻すこともできる(図
10 ステップ100,図11 121)。 【0031】精算処理を受信したアクセスサーバ8では
(図10 ステップ113)、グループごとのオーダー
データを管理しており、マスターユーザーからの精算要
求を受信すると、該当するグループのオーダーデータを
検索し(図10 ステップ101)、オーダーデータ内
でオーダーの合計額データを、受信したマスターユーザ
ーのIDを持つ、携帯電話3・携帯情報端末4に向けて
一括精算処理データとして送信する(図10 ステップ
103)。 【0032】マスターユーザーの携帯電話3・携帯情報
端末4側では、一括精算処理データを受信すると、精算
プログラムが作動し、精算画面が表示される(図10
ステップ104)。精算画面の始めには、同グループで
注文されたオーダーのリストと、合計金額が表示される
(図12 122)。マスターユーザーはこの内容を確
認した上で、確認ボタンを押すと、一括精算として、マ
スターユーザーが支払うべき請求金額が表示される。マ
スターユーザーはこの画面を確認した後、支払い方法を
選択する(図10 ステップ105)。 【0033】支払い方法には、現金やクレジットカー
ド、電子マネーなどが考えられる(図12 123)。
本実施例では現金での支払いを例にとって説明するが、
クレジットカードを利用する場合などには、別途、クレ
ジット会社へのオンラインコールなどでクレジットによ
る精算の可否を打診する処理なども必要である。現金で
の精算を選択すると、アクセスサーバ8に支払い方法デ
ータが送信される。支払い方法データを受信したアクセ
スサーバ8では、付加価値サービスに関する案内データ
を送信する(図10 ステップ110)。 【0034】ここでは、その他に付加価値情報によるサ
ービスを適用することもでき、それは認証IDによって
ユーザーが持っている付加価値情報を顧客管理ホスト装
置から引き出しておくことが可能で、認証が取れた時点
で、顧客管理ホスト装置から該当する付加価値情報を送
信し、アクセスサーバ8内に一時的に記憶しておくこと
も可能である。ここでいう付加価値情報とは、例えばレ
ストランなどで利用されるポイントカードのようなもの
である。この方法を利用した場合、支払い方法を選択し
た場合には、ポイントを利用するか否かを選択すること
ができる(図10 ステップ109,図12 12
4)。ここで、ユーザーの意思によってポイントを利用
する選択をすると、そのポイントによって、再度ユーザ
ー課金計が計算し直される(図10 ステップ110,
図13 125)。ここでのユーザー課金計やマスター
課金計は、各ユーザーごとのデータテーブルで管理され
ているので、他のユーザーに影響を及ぼすことはない。
また、一括精算の請求内容と支払い方法が確定した段階
で(図10 ステップ111)、同グループ内の他のユ
ーザーの携帯電話3・携帯情報端末4には、マスターユ
ーザーが精算を行う旨のメッセージと、ユーザー自身に
は支払い義務が発生しないことを告げる旨のメッセージ
が表示される(図10 ステップ113,図14 12
6)。 【0035】そうして、再度計算された値が表示され、
支払う意思が決定した場合には、確認を示すボタン等を
押すことで、支払い方法と支払い金額が確定する(図1
0ステップ112)。現金支払いの場合には、アクセス
サーバ8で処理した計算結果が、予め店内のレジ端末に
向けて送信されており、各ユーザーごとに精算を行う方
法と、携帯電話3・携帯情報端末4の認証IDを認証口
などから読み取って精算を行う方法が考えられる。 【0036】<<<<< 個別精算 >>>>>次に、
本発明における個別精算処理を、図15乃至図17を用
いて説明する。個別精算処理を行う場合には、マスター
ユーザー(図15 90)となったユーザーの携帯電話
3・携帯情報端末4のディスプレイ画面に表示されてい
るメニューから精算を選択する。精算を選択すると、精
算方法が表示される。精算方法には、一括精算、割勘精
算、個別精算などが考えられる。ここで、個別精算を選
択すると、同グループ内で注文されたオーダーの請求先
が、注文を行ったそれぞれのユーザーの携帯電話3・携
帯情報端末4ごとに請求される旨のメッセージが表示さ
れる。マスターユーザーは、この内容を確認し、操作を
続ける場合には、同意を示すOKなどのボタンを押し、
選択をやり直す場合にはキャンセルを押すことで、処理
を1つ手前に戻すこともできる(図15 ステップ13
0)。 【0037】精算処理を受信したアクセスサーバ8では
(図15 ステップ131)、グループごとのオーダー
データを管理しており、マスターユーザーからの精算要
求を受信すると、該当するグループのオーダーデータを
検索し(図15 ステップ132)、オーダーデータ内
での各ユーザーのオーダーごとの合計金額を計算し(図
15 ステップ133)、同グループ内のユーザーID
を持つ携帯電話・携帯情報端末に向けて個別精算処理デ
ータとして送信する(図15 ステップ134)。 【0038】各ユーザーの携帯電話3・携帯情報端末4
側では、個別精算処理データを受信すると、精算プログ
ラムが作動し、精算画面が表示される(図15 ステッ
プ135)。精算画面の始めには、同グループ内で該当
ユーザーの携帯電話・携帯情報端末から注文されたオー
ダーのリストと、合計金額が表示される。各ユーザーは
この内容を確認した上で、確認ボタンを押すと、個別精
算として、各ユーザーが支払うべき請求金額が表示され
る。各ユーザーはこの画面を確認した後、支払い方法を
選択する(図15 ステップ136)。なお、個別精算
処理においては、各ユーザーの携帯電話3・携帯情報端
末4から注文したオーダー分だけが、それぞれ請求され
るので、各ユーザーによって請求額は変わる。 【0039】支払い方法には、現金やクレジットカー
ド、電子マネーなどが考えられる。本実施例では現金で
の支払いを例にとって説明するが、クレジットカードを
利用する場合などには、別途、クレジット会社へのオン
ラインコールなどでクレジットによる精算の可否を打診
する処理なども必要である。現金での精算を選択する
と、アクセスサーバ8に支払い方法データが送信され
る。支払い方法データを受信したアクセスサーバ8で
は、付加価値サービスに関する案内データを送信する
(図15 ステップ137)。 【0040】ここでは、その他に付加価値情報によるサ
ービスを適用することもでき、それは認証IDによって
ユーザーが持っている付加価値情報を顧客管理ホスト装
置から引き出しておくことが可能で、認証が取れた時点
で、顧客管理ホスト装置から該当する付加価値情報を送
信し、アクセスサーバ8内に一時的に記憶しておくこと
も可能である。ここでいう付加価値情報とは、例えばレ
ストランなどで利用されるポイントカードのようなもの
である。この方法を利用した場合、支払い方法を選択し
た場合には、ポイントを利用するか否かを選択すること
ができる(図15 ステップ139)。ここで、ユーザ
ーの意思によってポイントを利用する選択をすると、そ
のポイントによって、再度、請求金額が計算し直される
(図15ステップ138)。ここでの請求金額は、各ユ
ーザーごとのデータテーブルで管理されているので、他
のユーザーに影響を及ぼすことはない。 【0041】そうして、再度計算された値が表示され、
支払う意思が決定した場合には、確認を示すボタン等を
押すことで、支払い方法と支払い金額が確定する(図1
5ステップ140)。現金支払いの場合には、アクセス
サーバ8で処理した計算結果が、予め店内のレジ端末に
向けて送信されており、各ユーザーごとに精算を行う方
法と、携帯電話3・携帯情報端末4の認証IDを認証口
などから読み取って精算を行う方法が考えられる(図1
5 ステップ141)。 【0042】<<<<< 割勘精算 >>>>>割勘精
算処理については、図18乃至図22を用いて説明す
る。割勘精算処理を行う場合には、マスターユーザー
(図18 90)となったユーザーの携帯電話3・携帯
情報端末4のディスプレイ画面に表示されているメニュ
ーから精算を選択する。精算を選択すると、精算方法が
表示される。精算方法には、一括精算、割勘精算、個別
精算などが考えられる(図19 180)。ここで、割
勘精算を選択すると(図18 ステップ160)、精算
対象となるユーザーを選択するために、アクセスサーバ
8に対してユーザー情報要求を送信する。ユーザー情報
要求を受信(図18 ステップ161)したアクセスサ
ーバ8内のグループデータには、現在サービスを受けて
いるユーザーが管理されており、この中から、ユーザー
情報要求の送信者の属しているグループのユーザーを検
索(図18 162)、リストを作成し、マスタユーザ
ー宛にグループユーザー情報としてデータ送信する(図
18 ステップ163)。 【0043】そうして、グループユーザー情報を受信し
たマスターユーザーの携帯電話・携帯情報端末のディス
プレイには、同グループに属するユーザーを選択する画
面が表示される(図18 ステップ164,図19 1
81)。ここでは、課金対象をユーザーが選定すること
ができるが、全てのユーザーでの割勘精算以外にも、本
発明であるグループ決済システムを利用できる端末を持
たないユーザーもグループ人数として精算対象に入れる
ことも可能である。この場合、端末を持たないユーザー
も含める選択を行うと、グループ内で端末を持たないユ
ーザー人数を入力する画面が表示される。ここで、該当
する人数を入力(図19 182)することで、アクセ
スサーバ8に精算要求を送信する(図18 ステップ1
65)。 【0044】精算処理を受信したアクセスサーバ8で
は、グループごとのオーダーデータを管理しており、マ
スターユーザーからの精算要求を受信すると、該当する
グループのオーダーデータを検索し、割勘精算処理を行
う。なお、割勘処理については、均等割り当て計算方法
を適用する。これは、以下説明に基づいて処理される。 【0045】割勘処理時の均等割り当て計算方法は、図
22を用いて説明する。ステップ201:初期化作業。
計算結果を格納するための各メモリの初期化(分割計、
分割整数計、中間計、端数、メンバ課金計、マスタ課金
計)。 ステップ202:合計金額を精算要求データ内
に含まれるユーザー数で割り、演算結果を分割計に格納
する。 ステップ203:分割計を整数化する(分割計
内の小数点以下の数字を切り捨てた値を分割整数計に格
納)。 ステップ204:分割計に小数点が存在するか
どうかチェックする。この分岐にNoの場合には、ステ
ップ207へ、Yesの場合ステップ205へ。ステッ
プ205:分割計に小数点以下桁数が存在する場合に
は、分割整数計にユーザー数を掛け、この結果を中間計
に格納する。ステップ206:合計金額から中間計を差
し引いた値を端数に格納する。ステップ207:分割整
数計とユーザー課金計を足し、その結果をユーザー課金
計に格納する。ステップ208:分割整数計と端数を足
した結果とマスタ課金計の合計をマスタ課金計に格納す
る。 【0046】以上のフローによって、割勘精算が可能と
なり、計算の結果、ユーザー課金計には、ユーザーの割
勘精算請求額が格納され、マスター課金計には、マスタ
ーの割勘精算請求額が格納される。 【0047】アクセスサーバ8では、割勘精算処理が完
了すると、マスターユーザーに対してはマスター課金計
と注文リストから構成される割勘精算処理データを送信
し、ユーザーに対しては、ユーザー課金計と注文リスト
から構成される割勘精算処理データをそれぞれ送信する
(図18 ステップ167)。各ユーザー側の携帯電話
3・携帯情報端末4側では、割勘精算処理データを受信
すると、精算プログラムが作動し、精算画面が表示され
る(図18 ステップ168)。精算画面の始めには、
マスターユーザーから精算要求があった知らせととも
に、合計金額及び、注文したリストが一覧形式で表示さ
れる(図20 183)。この画面については、明細は
表示せずに、ユーザーからの指示があった場合にのみ明
細を表示するようにしてもよい。次の画面では、割勘精
算時に適用されたユーザーの人数と、各々が支払うべき
請求金額が表示される(図20 184)。ユーザーは
この画面を確認した後、支払い方法を選択する(図18
ステップ169)。 【0048】支払い方法には、現金やクレジットカー
ド、電子マネーなどが考えられる。本実施例では現金で
の支払いを例にとって説明するが、クレジットカードを
利用する場合などには、別途、クレジット会社へのオン
ラインコールなどでクレジットによる精算の可否を打診
する処理なども必要である。現金での精算を選択する
と、アクセスサーバ8に支払い方法データが送信され
る。支払い方法データを受信したアクセスサーバ8では
(図18 ステップ170)、付加価値サービスに関す
る案内データを送信する(図18 ステップ171)。 【0049】ここでは、その他に付加価値情報によるサ
ービスを適用することもでき、それは認証IDによって
ユーザーが持っている付加価値情報を顧客管理ホスト装
置から引き出しておくことが可能で、認証が取れた時点
で、顧客管理ホスト装置から該当する付加価値情報を送
信し、アクセスサーバ8内に一時的に記憶しておくこと
も可能である。ここでいう付加価値情報とは、例えばレ
ストランなどで利用されるポイントカードのようなもの
である。この方法を利用した場合、支払い方法を選択し
た場合には、ポイントを利用するか否かを選択すること
ができる。(図18 ステップ172,図21 18
5)ここで、ユーザーの意思によってポイントを利用す
る選択をすると、そのポイントによって、再度ユーザー
課金計が計算し直される(図18 ステップ171,図
21 186)。ここでのユーザー課金計やマスター課
金計は、各ユーザーごとのデータテーブルで管理されて
いるので、他のユーザーに影響を及ぼすことはない。 【0050】そうして、再度計算された値が表示され、
支払う意思が決定した場合には、確認を示すボタン等を
押すことで、支払い方法と支払い金額が確定する(図1
8ステップ173)。現金支払いの場合には、アクセス
サーバ8で処理した計算結果が、予め店内のレジ端末に
向けて送信されており、各ユーザーごとに精算を行う方
法と、携帯電話3・携帯情報端末4の認証IDを認証口
などから読み取って精算を行う方法が考えられる。端末
を持たないユーザーが存在する場合には、別途レジ端末
からレシートを出力し、該当する顧客が店を出る前に、
手渡しておくなどの方法が考えられる(図18 ステッ
プ174)。 【0051】本発明の決済システムでは、店舗内にアク
セスサーバ8と呼ばれる中間管理ホスト装置があること
で、以下のようなサービスが可能となる。 【0052】<<<<< 注文確認 >>>>>すなわ
ち、グループ内で注文した注文確認について、図26を
用いて説明すると、認証を受けたユーザーの携帯電話3
・携帯情報端末4のメニュー画面から、オーダーを選択
すると、メニューの分類と注文確認が表示されるように
なっている。注文確認を選択すると、操作方法を示すメ
ッセージが表示され、個別オーダー表示か全オーダー表
示を選択することができる(図26 240)。個別オ
ーダー表示を選択すると、該当するユーザーの携帯電話
3・携帯情報端末4から受け付けた注文のみをリスト表
示でき、全オーダー表示を選択すると、同グループ内で
受け付けた全ての注文をリスト表示できる。ユーザーが
どちらかの表示方法を選択すると、アクセスサーバ8に
ユーザーの認証IDを付加した注文確認指示データを送
信する。 【0053】個別オーダー表示を選択した場合には、注
文確認指示データを受信したアクセスサーバ8内では、
問い合わせのあったユーザーの認証IDから、該当ユー
ザーの注文テーブルデータを参照し、注文内容確認デー
タをユーザーの携帯電話3・携帯情報端末4に送信す
る。注文内容確認データを受信した携帯電話3・携帯情
報端末4では、データを解読し、リストを形成、該当ユ
ーザーの携帯電話3・携帯情報端末4に表示する。全オ
ーダー表示を選択した場合には、注文確認指示データを
受信したアクセスサーバ8内では、問い合わせのあった
ユーザーの認証IDから、ユーザーがログインしている
グループを割り出し、グループ内での注文データの統計
を持つグループ統計データテーブルを参照し、注文内容
確認データをユーザーの携帯電話3・携帯情報端末4に
送信する。注文内容確認データを受信した携帯電話3・
携帯情報端末4では、データを解読し、リストを形成、
該当ユーザーの携帯電話3・携帯情報端末4に表示する
(図26 241)。 【0054】<<<<< 店舗情報 >>>>>店舗情
報については、図23を用いて説明する。認証を受けた
ユーザーの携帯電話3・携帯情報端末4のメニュー画面
から店舗情報を選択すると、現在サービスを受けている
店舗の情報を知ることができる(図23 220)。こ
れは、アクセスサーバ8内で管理されている店舗データ
であり、従来のように、インターネットを使って、外部
ネットワークにアクセスする必要がないため、通信費が
ユーザーの負担にならない。また、店舗情報は、ユーザ
ーの携帯電話3・携帯情報端末4内のメモリーに保存す
ることもできるので、店舗に再度来店したいときなどに
は、非常に便利である(図23 221,222)。 【0055】<<<<< ユーザー情報 >>>>>ユ
ーザー情報については、図24,図25を用いて説明す
る。認証を受けたユーザーの携帯電話3・携帯情報端末
4のメニュー画面からユーザー情報を選択すると、現在
同グループ内でサービスを受けている全てのユーザー名
称などを知ることができる(図24 230)。また、
ユーザー情報では、インスタントメッセージと呼ばれる
簡易型の電子メールを送信する機能を持ち、希望するユ
ーザー名を選択後、表示されたメッセージ枠内に文章を
入力後、送信を選択(図24231)することで目的の
ユーザーにインスタントメッセージを送信することがで
きる(図24 232,図25)。また、本発明であ
る、グループ決済システムでは、店舗内にアクセスサー
バ8のような中間管理サーバを置いているため、従来の
ように、インターネットを使って、外部ネットワークに
アクセスする必要がないため、通信費がユーザーの負担
にならない。インスタントメッセージは、他のユーザー
にデータを盗まれることがないので、1:1での情報の
やりとりが簡単に行えるため、騒がしい場所で会話した
い場合や、静かな場所での秘密の会話などをしたい場合
には最適である。 【0056】 【発明の効果】オフィス環境で利用されるLAN(Lo
cal Area Network)を利用し、オフィス
環境とは対照的なレストランやカラオケボックスなどの
小規模な環境でLANを利用し、なおかつ無線LANや
bluetooth(ブルートゥース)などの無線技術
を導入することで、利用者が持つ携帯電話・携帯情報端
末と、外部ネットワーク(インターネットなど)にアク
セス可能な店舗内のアクセスサーバと呼ばれる中間管理
ホスト装置、またレジ端末や厨房端末といった各種機器
との連係によって、個別はもちろん、グループごとにサ
ービスを受けるに際し、特にグループ内で発注した内容
を容易に確認できるとともに、オーダーした各自(クラ
イアント端末)単位での決済が可能となる。これによ
り、飲食店に来たグループの各自において、飲みたい
人、食べたい人が他人を遠慮することなく注文・精算が
簡単にでき、付加価値の高いサービスを提供することも
可能となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の一実施形態によるグループ決済シス
テムの全体を示すブロック図である。 【図2】 ユーザーがネットワークサービスを受けるた
めに、ネットワークを確立するまでのフロー図である。 【図3】 ユーザーがネットワーク確立後、メニューが
表示されるまでのフロー図である。 【図4】 図2・図3のフロー図の詳細な状態遷移を示
す図、その1である。 【図5】 図2・図3のフロー図の詳細な状態遷移を示
す図、その2である。 【図6】 図2・図3のフロー図の詳細な状態遷移を示
す図、その3である。 【図7】 図2・図3のフロー図の詳細な状態遷移を示
す図、その4である。 【図8】 ユーザーがメニュー表示後、注文を行ったと
きの状態遷移を示す図、その1である。 【図9】 ユーザーがメニュー表示後、注文を行ったと
きの状態遷移を示す図、その2である。 【図10】 ユーザーが精算メニューから一括精算を選
択したときのフロー図である。 【図11】 図10のフロー図の詳細な状態遷移を示す
図、その1である。 【図12】 図10のフロー図の詳細な状態遷移を示す
図、その2である。 【図13】 図10のフロー図の詳細な状態遷移を示す
図、その3である。 【図14】 図10のフロー図の詳細な状態遷移を示す
図、その4である。 【図15】 ユーザーが精算メニューから個別精算を選
択したときのフロー図である。 【図16】 図15のフロー図の詳細な状態遷移を示す
図、その1である。 【図17】 図15のフロー図の詳細な状態遷移を示す
図、その2である。 【図18】 ユーザーが精算メニューから割勘精算を選
択したときのフロー図である。 【図19】 図18のフロー図の詳細な状態遷移を示す
図、その1である。 【図20】 図18のフロー図の詳細な状態遷移を示す
図、その2である。 【図21】 図18のフロー図の詳細な状態遷移を示す
図、その3である。 【図22】 割勘精算時に適用される、均等割り当ての
計算方法を示すフロー図である。 【図23】 ユーザーがメニューから店舗情報を選択し
たときの処理状態の遷移を示す図である。 【図24】 ユーザーがメニューからユーザー情報を選
択したときの処理状態の遷移を示す図、その1である。 【図25】 ユーザーがメニューからユーザー情報を選
択したときの処理状態の遷移を示す図、その2である。 【図26】 ユーザーがメニューから注文確認を選択し
たときの処理状態の遷移を示す図である。 【図27】 従来のオーダーデータ処理システムを示す
ブロック図である。 【符号の説明】 1・・・本発明であるグループ決済システムの全体図 2・・・クライアント端末 3・・・携帯電話 4・・・携帯情報端末 5・・・店舗内LANシステム 6・・・インターネット網 7・・・運用管理ホスト装置 8・・・アクセスサーバ 9・・・認証機器 10・・・レジ端末 11・・・厨房端末 13・・・顧客管理データベース

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 サーバー装置内に、携帯電話又は携帯情
    報端末である複数のクライアント端末に対して、同一グ
    ループ内の前記クライアント端末とのクライアント制御
    手段と、同一グループで連携型プログラムを稼働させる
    ネットワーク制御手段と、前記クライアント端末とサー
    バー装置で構成される閉じられたグループ内から、外部
    のホスト装置に送受信を行う送受信手段とからなる決済
    システムであって、前記サーバー装置には、前記連係型
    プログラムにより外部ホスト装置に同一グループ内の携
    帯電話又は携帯情報端末の承認を行うデータの送信に基
    づいたネットワークログイン手段と、前記連係型プログ
    ラムの開始にともない、クライアント端末からの発注情
    報を受付る発注情報受付手段ととともに、前記サーバー
    装置にはさらに、同一グループにおける全体の発注情報
    を表示させるグループ発注情報データ集計手段と前記各
    クライアント端末毎の決済データを算出する計算手段と
    を設け、同一グループ内で各クライアント端末が発注し
    たものを各クライアント端末毎に精算を行えるようにし
    たこを特徴とする決済システム。
JP2002097315A 2002-03-29 2002-03-29 決済システム Pending JP2003256742A (ja)

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