JP2003256612A - 現場状況報告システムおよび現場状況報告方法 - Google Patents

現場状況報告システムおよび現場状況報告方法

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JP2003256612A
JP2003256612A JP2002054282A JP2002054282A JP2003256612A JP 2003256612 A JP2003256612 A JP 2003256612A JP 2002054282 A JP2002054282 A JP 2002054282A JP 2002054282 A JP2002054282 A JP 2002054282A JP 2003256612 A JP2003256612 A JP 2003256612A
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JP2002054282A
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Yukiyoshi Nakasaku
幸良 中作
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 報告現場の状況データや位置データを入力す
る際のキーボード使用をできるだけ少なくして、モバイ
ル環境での現場状況報告の利便性を高めることを目的と
する。 【解決手段】 演習,調査,捜索,警備などの屋外行動
をとっているメンバーが任意の地点の状況(土砂崩れな
ど)をその位置データとともに情報サーバに送信(報
告)する。状況データは報告作成ウィンドウ19を用い
て入力する。事象発生日時,位置,報告者の名前はシス
テム(含GPS)から自動取得する。位置は地図ウィン
ドウ17でクリック入力してもよい。事象の種類,コメ
ントは情報サーバから受信したプルダウンメニューでク
リック入力する。ファイル参照ボタンのクリック操作に
より所望の画像ファイル,音声ファイル等を報告に添付
することもできる。検索画面モードでは、情報サーバに
格納されている報告を検索することも可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現場状況報告シス
テムおよび現場状況報告方法に関する。その対象は、屋
外での例えば複数メンバーによる演習,調査,捜索,警
備などの各種活動に際しての現場からの状況報告、特に
モバイル環境での現場状況報告である。
【0002】モバイル環境での現場状況の報告作成に際
しては、マウスなどのポインティングデバイスを用いて
文字入力の必要性をできるだけ少なくした入力手法によ
り、現場の状況や関連位置などを特定できることが望ま
しく、本発明はこのような要請に応えるものである。
【0003】
【従来の技術】従来、各現場でその状況データや位置デ
ータなどからなる報告を作成する場合に最適な入力手
段、すなわちキーボード操作の代わりにポインティング
デバイス(マウスなど)操作を中心とするデータ入力手
段が使用されていない。
【0004】各メンバー(報告者)は行動途中の地点で
そこの状況データをその管理側(例えば情報サーバ)に
送るためには、たえずキーボードを携帯しなければなら
なかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の、
状況データ付きの現場報告の場合には、報告者はキーボ
ードを携帯する必要があるため、利便性にかけるという
問題点があった。
【0006】そこで、本発明では、報告対象の状況デー
タや位置データの中で一意的に自動取得できる項目はす
べてそれにより、また自動取得できない項目についても
(複数の候補から所望のものをマウスなどで選択するな
どの)表示画面からの入力に基づいて特定し、これによ
り現場状況報告に際しての利便性を高めることを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、この課題を次
のようにして解決する。 (1)現場状況報告システムにおいて、任意の現場に関
する位置データを自動的に取得する位置情報取得手段
(例えば後述のGPS受信部5または地図表示部42)
と、前記現場の様子を示す状況データを表示画面からの
入力に基づいて特定する報告作成手段(例えば後述の報
告作成部43)と、少なくとも前記位置データおよび前
記状況データからなる報告をその管理側(例えば後述の
サーバ1)に通信回線を介して送る報告送出手段(例え
ば後述のサーバ接続部41)とを備える。 (2)前記位置情報取得手段は、前記位置データを、画
面表示された地図上での位置の指示に基づいて自動的に
取得する。 (3)前記報告作成手段は、前記状況データを、前記管
理側から受け取るメニューでの選択入力に基づいて特定
する。 (4)前記報告作成手段は、前記表示画面からの入力に
基づいて前記状況データの宛先も特定し、前記報告送出
手段は、前記宛先を含む前記報告をその管理側に通信回
線を介して送る。 (5)現場状況報告方法において、任意の現場に関する
位置データを自動的に取得し、前記現場の様子を示す状
況データを表示画面からの入力に基づいて特定し、少な
くとも前記位置データおよび前記状況データからなる報
告をその管理側に通信回線を介して送る。
【0008】本発明によれば、上記(1),(5)のよ
うに、任意の現場に関する位置データを自動的に取得
し、現場の様子を示す状況データを表示画面からの入力
(マウスによる選択入力など)に基づいて特定し、これ
によりキーボードレスの程度を高めた入力化を図り、現
場からの状況報告における利便性を確保している。な
お、選択肢に所望のものがない場合にはソフトウェアキ
ーボードなどを用いてテキスト入力を行なう。
【0009】また、上記(2)のように、画面表示され
た地図上での位置の指示に基づいて位置データを自動的
に取得し、これにより例えばGPS装置に頼ることなし
に報告者が現場の位置関係なども考慮した現場状況報告
を簡単に行なえるようにしている。
【0010】また、上記(3)のように、現場の状況デ
ータを、いわゆるプルダウンメニューの選択入力に基づ
いて特定し、これにより状況データ入力の容易化を図っ
ている。
【0011】また、上記(4)のように、報告(状況デ
ータ)の宛先情報も報告管理側に送り、これにより各報
告のいっそうの有効利用化を図っている。
【0012】さらには、管理側に格納されている複数の
報告に対する検索結果を当該管理側から受け取って画面
表示し、これにより多数のメンバからの報告を相互に検
索できるようにしている。
【0013】本発明は、このような特徴を持つ現場状況
報告システムおよび現場状況報告方法を対象にしてい
る。
【0014】
【発明の実施の形態】図1乃至図13を参照して本発明
の実施の形態を説明する。
【0015】図1は、関連システム構成の概要を示す説
明図であり、1は、ネットワークに接続されたサーバ
(コンピュータ),2は、ネットワークに接続されたク
ライアント(コンピュータ),3は、データファイル4
は、サーバ1に装備されたGPS(Global Positioning
System :全地球測位システム)受信部,5は、クライ
アント2に装備されたGPS受信部,6は、GPS受信
部4,5との通信を行なう衛星,をそれぞれ示してい
る。ネットワークは、インターネット,LANなどの任
意のものでよい。
【0016】図2は、地図表示画面(ウィンドウ)のイ
メージを示す説明図である。
【0017】図3〜図7は、表示画面例などを示す説明
図であり、図3は報告作成画面モード,図4は報告検索
画面モード,図5は報告参照画面モード,図6は図3の
報告作成ウィンドウ,図7は図4の報告検索ウィンドウ
をそれぞれ示している。
【0018】図2〜図7において、11は、ある地域の
2次元地図,12は、同地域の3次元地図,13は、報
告者(メンバー)などの位置を地図上に示すシンボル,
14は、後述の報告作成ウィンドウを画面表示するため
の報告作成ボタン,15は、後述の報告検索ウィンドウ
を画面表示するための報告検索ボタン,16は、後述の
報告参照ウィンドウを画面表示するための報告参照ボタ
ン,17は、地図ウィンドウ,18は、メンバー情報ウ
ィンドウ,19は、報告作成ウィンドウ,20は、報告
検索ウィンドウ,21は、検索結果詳細ウィンドウ,2
2は、検索結果一覧ウィンドウ,23は、操作パネル,
24は、移動ボタン,25は、縮尺切替えボタン,をそ
れぞれ示している。
【0019】操作パネル23は、 ・地図ウィンドウ17の3次元地図の方位を表示するた
めの方位計23a ・当該ウィンドウの3次元地図の画像の仰角を表示する
ための仰角計23b ・当該ウィンドウの2次元地図のクリックにより3次元
地図がジャンプするかどうかを決めるための3次元ジャ
ンプボタン23c ・当該ウィンドウの2次元地図および3次元地図を初期
表示状態に戻すためのリセットボタン23d ・当該ウィンドウの3次元地図の視点を上下(垂直方
向)に移動させるための上下動スライダ23e ・当該ウィンドウの3次元地図の視線(方位および仰
角)を変更せずにズームを行なうためのズームスライダ
23f ・当該ズーム状態をリセットするためのズームリセット
ボタン23g ・当該ウィンドウの3次元地図の視線方向を4方向(上
下左右)に変更するための方向転換ハンドル23h ・当該ウィンドウの3次元地図の視線方向に対して視点
を移動(前進・後退)させるための前後動スライダ23
i ・当該ウィンドウの3次元地図の視点の移動を停止させ
るためのストップボタン23j からなっている。
【0020】移動ボタン24は、 ・地図ウィンドウ17の現地図(2次元地図)の中心を
任意の地点に移動させた形の地図を再描画するためのジ
ャンプボタン24a ・当該ウィンドウの現地図(2次元地図)の中心を所定
の8方向の所定地点まで移動させた形の地図を再描画す
るための矢印ボタン24b からなっている。
【0021】縮尺切替えボタン25は、 ・地図ウィンドウ17の現地図(2次元地図)よりも詳
細な地図を表示するためのズームインボタン25a ・当該ウィンドウの現地図(2次元地図)よりも広域な
地図を表示するためのズームアウトボタン25b からなっている。
【0022】以下、図3および図6の報告作成ウィンド
ウについて説明する。
【0023】報告作成画面中の報告作成ウィンドウ19
は、 ・事象発生日時入力フィールド19a ・位置座標表示フィールド19b ・名前表示フィールド19c ・(報告の)宛先選択フィールド19d ・(報告の)種類選択メニュー19e ・コメント選択メニュー19f ・コメント入力フィールド19g ・添付資料ファイル名表示フィールド19h ・添付資料ファイル参照ボタン19i ・送信ボタン19j ・キャンセル(閉じる)ボタン19k などを有している。
【0024】端末(クライアント)で報告作成ボタン1
4をクリックすると報告作成画面が起動し、事象発生日
時,報告場所の位置座標,報告者名が自動的に画面表示
される。報告の宛先および記事内容は複数の候補が表示
されるのでその中から所望のものを選択すればよい。ま
た、報告位置に関連したカメラ画像ファイル,ビデオ映
像ファイル,音声ファイルなどの各種ファイルを報告に
添付することができる。添付内容としては報告位置およ
び周辺の地形状況や報告者に関する情報(例えば健康状
態,予定変更)などがある。
【0025】事象発生日時は、報告者が地図上の報告し
たい場所をクリックした時点の日時データをコンピュー
タのシステムデータから取得することにより、自動的に
表示される。なお、報告する事象の発生日時と地図クリ
ック時との時間差を考慮し、報告者がこの表示データを
書き換えることも可能である。
【0026】報告場所の位置座標は、報告者が表示画面
の地図上でクリックしたポイントの位置データをシステ
ム側で取得すること、またはGPS受信部5から得られ
る報告者自己位置データにより、自動的に表示される。
【0027】報告者名はあらかじめサーバ1に登録され
ており、クライアント2はサーバ1にログインした報告
者名を当該サーバから受け取り自動的に表示する。報告
者名は識別符号などでもよい。
【0028】報告の宛先は、リーダー宛またはメンバー
宛を選択できる。メンバー宛を選択した場合にはリーダ
ーを含む全員が宛先となる。
【0029】報告の種類は、あらかじめサーバ1に登録
されている複数の候補の中から選択する。この候補の中
に適切なものがない場合は「その他」を選択する。報告
の種類の表示形式はプルダウンメニューである。
【0030】コメントは、報告の種類に対応した内容の
選択肢(あらかじめサーバ1に登録された選択肢)に変
化する。この候補の中に適切なものがない場合は「その
他」を選択する。この場合、任意のコメントをテキスト
入力できる。コメントの種類の表示形式はプルダウンメ
ニューである。
【0031】上記の各種ファイルを添付する場合、添付
資料ファイル参照ボタン19iをクリックしてファイル
一覧画面(図示省略)を開き、その中から所望のファイ
ルを選択することが可能である。選択ファイルのファイ
ル名は添付資料ファイル名表示フィールド19hに表示
される。
【0032】報告者が、報告作成の完了後に送信ボタン
19jをクリックすると、報告作成画面が閉じて地図表
示画面(図2参照)に戻る。
【0033】なお、サーバ1およびクライアント2の各
コンピュータの表示画面では報告位置にシンボル13が
表示され、これにより報告者の存在位置がわかる。シン
ボル13の形状および色は報告の種類に対応付けてサー
バ1に登録されており、シンボル13は当該種類に基づ
き自動的に表示される。
【0034】以下、図4および図7の報告検索ウィンド
ウについて説明する。
【0035】この報告検索画面は、端末(クライアン
ト)で報告検索ボタン15をクリックすることにより、
設定される。
【0036】報告検索画面中の報告検索ウィンドウ20
は、 ・事象発生日時入力フィールド20a ・(報告者の)名前入力フィールド20b ・宛先入力フィールド20c ・種類選択メニュー20d ・コメント選択メニュー20e ・(テキスト形式の)コメント入力フィールド20f ・(報告があった位置の)範囲選択メニュー20g ・検索ボタン20h ・キャンセル(閉じる)ボタン20i などを有している。20a〜20gの各要素はもちろん
検索対象を指定するためのものである。
【0037】報告検索ウィンドウ20における検索条件
は、事象発生日時,報告者,報告の宛先,報告の種類,
報告のコメント,報告があった位置などである。
【0038】事象発生日時や報告者(名前)について無
入力の場合は当該項目による絞り込みはしない。事象発
生日時の「〜から」と「〜まで」の指定はいずれか一方
でもよい。報告者について文字が入力されたときは当該
文字を含む報告が検索対象となる。
【0039】宛先による検索条件には、全ての報告,リ
ーダー宛の報告のみ,メンバー宛の報告のみの各形態が
ある。
【0040】報告の種類による検索条件には、全ての報
告,特定種別の報告の各形態がある。なお、報告の種類
の表示形式はプルダウンメニューである。
【0041】コメントによる検索条件には、表示される
選択肢の中のコメント,検索者が当該選択肢の「その
他」を選んでからコメント入力フィールド20fに入力
する文字の各形態がある。この入力文字の場合には当該
文字を含む報告が検索対象となる。なお、コメントの表
示形式はプルダウンメニューである。
【0042】範囲指定による検索条件には、全ての報
告,地図上の特定位置から半径10m,50mまたは1
00m以内の範囲からの報告の各形態がある。この特定
位置情報(緯度および経度)としては、検索者が地図上
の位置をクリックした場合にはその位置情報を用い、そ
うでない場合にはGPS受信部5で特定される検索者位
置情報を用いる。
【0043】検索結果は検索結果一覧ウィンドウに表示
される(図5の検索結果一覧ウィンドウ22参照)。こ
の表示要素(事象発生日時,種類など)のそれぞれによ
るソートが可能である。
【0044】なお、図4の報告検索画面モードの地図ウ
ィンドウ17には各メンバー(パトロール員)の位置が
表示されており、当該位置も検索の際の参考情報とな
る。
【0045】以下、図5の報告参照画面モードについて
説明する。
【0046】この報告参照画面は、図4の報告検索画面
での検索後に表示される検索結果一覧ウィンドウ(=図
5の22)中の参照希望報告をクリック操作で選択して
から、報告参照ボタン16または当該ウィンドウ中の参
照ボタンをクリックすることにより、設定される。
【0047】そして、この選択した参照希望報告の詳細
内容が検索結果詳細ウィンドウ21に表示される。
【0048】なお、検索結果一覧の各報告の対応地点
(図示の場合は1地点)は地図ウィンドウ17において
シンボル表示されており、このシンボルをクリックする
ことによっても図5の報告参照画面は設定される。
【0049】参照した報告に添付されている画像ファイ
ル,動画ファイルまたはオーディオファイルなどは、例
えば検索結果詳細ウィンドウ21中の添付ファイル表示
ボタン21aをクリックすることにより、これと関連付
けられた対応プログラムが起動して表示・再生される。
【0050】図8は、現場状況報告・検索システムのブ
ロック構成を示す説明図であり、1は、サーバ(コンピ
ュータ),2は、クライアント(コンピュータ),31
は、クライアントから送信されてきた各データをサーバ
内の各部に転送し、またサーバ各部からのデータをクラ
イアントに送信するクライアント接続部,32は、クラ
イアント接続部31からの転送データを解析してデータ
ベース中の所望データを取得し、この取得データをクラ
イアント接続部31に渡すデータベースアクセス部,3
3は、サーバにログイン可能なユーザ名およびパスワー
ドなどのユーザ情報を管理するユーザ管理ファイル,3
4は、本件システムで使用する地図データを格納する地
図ファイル,35は、クライアントから送信される位置
座標データを格納する自己位置ファイル,36は、クラ
イアントから送信される報告データを格納する報告ファ
イル,37は、本件システムで使用する種類データおよ
びコメントデータ(図3〜図5参照)を格納する種類・
コメントファイル,41は、クライアント側で入力され
たデータをサーバに送信し、またサーバから送信される
データをクライアント各部に転送するサーバ接続部,4
2は、サーバの地図ファイル34から地図データを取り
出して表示画面の地図ウィンドウ17に表示し、また後
述の自己位置出力部46からの座標データを地図上に表
示する地図表示部,43は、報告作成ウィンドウ19
(図3,図6参照)で入力された報告データをサーバの
報告ファイル36に転送する報告作成部,44は、報告
検索ウィンドウ20(図4,図7参照)で入力された検
索条件データをサーバのデータベースアクセス部32に
転送し、また、サーバの報告ファイル36から求めた検
索結果データの概要を検索結果一覧ウィンドウ22(図
5参照)に表示する報告検索部,45は、検索結果一覧
ウィンドウ22(図5参照)で選択された報告の詳細を
検索結果詳細ウィンドウ21(図5参照)に表示する報
告表示部,46は、GPS受信部5から得られる位置座
標データを地図表示部42およびサーバ側に転送する自
己位置出力部,5は、GPS受信部、をそれぞれ示して
いる。
【0051】なお、ユーザ管理ファイル33,地図ファ
イル34,自己位置ファイル35および報告ファイル3
6はデータベースの構成要素である。
【0052】図9は、現場状況報告・検索システムの処
理手順を示す説明図であり、その内容は次のようになっ
ている。 (s11) クライアントは、サーバにログインの手続きを実
行する。 (s12) サーバは、クライアントのログインの要求に対
し、ユーザ管理ファイル33を参照することにより当該
要求を認めるかどうかのを判断して、「OK」の場合は
次のステップに進み、「NG」の場合はクライアントに
ログインの要求を認めない旨を通知する。 (s13) クライアントは、サーバに所定地域の地図データ
の送信を依頼する。 (s14) サーバは、この地図データを地図ファイル34か
ら取り出してクライアントに転送する。 (s15) クライアントは、この地図データを地図ウィンド
ウ17に表示する。 (s16) クライアントは、GPS受信部5および自己位置
出力部46から自己の位置情報を取得してサーバに転送
する。 (s17) サーバは、このクライアント位置情報を受信して
自己位置ファイル35に格納する。 (s18) クライアントは、ステップ(s16) で求めた位置情
報に基づいて自己の位置を地図上にシンボル表示する
(図3参照)。 (s19) クライアントは、報告作成ボタン14がクリック
されたかどうか(報告作成画面モードが設定されたかど
うか)を判断して、「Yes」の場合は次のステップに進
み、「No」の場合はステップ(s22) に進む。 (s20) クライアントは、報告作成ウィンドウ19で作成
された報告データ(図3,図6参照)をサーバに送信す
る。 (s21) サーバは、この報告データを受信して報告ファイ
ル36に格納する。 (s22) クライアントは、報告検索ボタン15がクリック
されたかどうか(報告検索画面モードが設定されたかど
うか)を判断して、「Yes」の場合は次のステップに進
み、「No」の場合はステップ(s16) に戻る。 (s23) クライアントは、報告検索ウィンドウ20で入力
された検索条件(図4,図7参照)をサーバに送信す
る。 (s24) サーバは、この検索条件に基づき報告ファイル3
6を検索してその結果データをクライアントに転送す
る。 (s25) クライアントは、この検索結果の概要を検索結果
一覧ウィンドウ22に表示する(図5参照)。 (s26) クライアントは、報告参照ボタン16がクリック
されたかどうか(報告参照画面モードが設定されたかど
うか)を判断して、「Yes」の場合は次のステップに進
み、「No」の場合はステップ(s16) に戻る。 (s27) クライアントは、ステップ(s24) の結果データの
詳細を検索結果詳細ウィンドウ21に表示する(図5参
照)。
【0053】なお、クライアント2は、その報告作成ウ
ィンドウ19や報告検索ウィンドウ20などで用いる種
類データおよびコメントデータの転送をサーバ1に依頼
し、サーバ1から受け取った当該データを保持する。
【0054】図10は、ユーザ管理テーブルの例を示す
説明図である。
【0055】ユーザ管理テーブルは、ユーザ管理ファイ
ル33を構成し、 ・ユーザID ・各メンバー(リーダーも含む)の名前 ・パスワード ・区分 などの項目からなる。区分項目のメンバーはリーダー以
外の者である。
【0056】図11は、地図テーブルの例を示す説明図
である。
【0057】地図テーブルは、地図ファイル34を構成
し、 ・地図ID ・地図名 などの項目からなる。なお、地図ファイル34には地図
を表示するための地図データも格納されている。
【0058】図12は、自己位置テーブルの例を示す説
明図である。
【0059】自己位置テーブルは、自己位置ファイル3
5を構成し、 ・データID ・位置座標 ・プロパティ ・日時 ・ユーザID などの項目からなる。
【0060】図13は、報告テーブルの例を示す説明図
である。
【0061】報告テーブルは、報告ファイル36を構成
し、 ・データID ・位置座標 ・日時 ・ユーザID ・宛先 ・種類 ・コメント ・添付ファイル1 ・添付ファイル2 ・添付ファイル3 などの項目からなる。
【0062】(付記1)任意の現場に関する位置データ
を自動的に取得する位置情報取得手段と、前記現場の様
子を示す状況データを表示画面からの入力に基づいて特
定する報告作成手段と、少なくとも前記位置データおよ
び前記状況データからなる報告をその管理側に通信回線
を介して送る報告送出手段とを備えた、ことを特徴とす
る現場状況報告システム。 (付記2)前記管理側に格納されている複数の前記報告
に対する検索を当該管理側に依頼し、その結果を当該管
理側から受け取って画面表示する報告検索手段を備え
た、ことを特徴とする付記1記載の現場状況報告システ
ム。 (付記3)前記位置情報取得手段は、前記位置データ
を、画面表示された地図上での位置の指示に基づいて自
動的に取得する、ことを特徴とする請求項1または2記
載の現場状況報告システム。 (付記4)前記報告作成手段は、前記状況データを、前
記管理側から受け取るメニューでの選択入力に基づいて
特定する、ことを特徴とする付記1または2記載の現場
状況報告システム。 (付記5)前記報告作成手段は、前記表示画面からの入
力に基づいて前記状況データの宛先も特定し、前記報告
送出手段は、前記宛先を含む前記報告をその管理側に通
信回線を介して送る、ことを特徴とする付記1乃至4記
載の現場状況報告システム。 (付記6)任意の現場に関する位置データを自動的に取
得し、前記現場の様子を示す状況データを表示画面から
の入力に基づいて特定し、少なくとも前記位置データお
よび前記状況データからなる報告をその管理側に通信回
線を介して送る、ことを特徴とする現場状況報告方法。 (付記7)前記管理側に格納されている複数の前記報告
に対する検索を当該管理側に依頼し、その結果を当該管
理側から受け取って画面表示する、ことを特徴とする付
記6記載の現場状況報告方法。 (付記8)前記位置データを、画面表示された地図上で
の位置の指示に基づいて自動的に取得する、ことを特徴
とする付記6または7記載の現場状況報告方法。 (付記9)前記状況データを、前記管理側から受け取る
メニューでの選択入力に基づいて特定する、ことを特徴
とする付記6または7記載の現場状況報告方法。 (付記10)前記表示画面からの入力に基づいて前記状
況データの宛先も特定し、この宛先を含む前記報告をそ
の管理側に通信回線を介して送る、ことを特徴とする付
記6乃至9記載の現場状況報告方法。
【0063】
【発明の効果】本発明は、このように、任意の現場に関
する位置データを自動的に取得し、現場の様子を示す状
況データを表示画面からの入力(マウスによる選択入力
など)に基づいて特定するので、キーボードレスの程度
を高めた入力化を図り、現場からの状況報告における利
便性を確保することができる。
【0064】また、画面表示された地図上での位置の指
示に基づいて位置データを自動的に取得するので、例え
ばGPS装置に頼ることなしに報告者が現場の位置関係
なども考慮した現場状況報告を簡単に行なうことができ
る。
【0065】また、現場の状況データを、いわゆるプル
ダウンメニューの選択入力に基づいて特定するので、状
況データ入力の容易化を図ることができる。
【0066】また、報告(状況データ)の宛先情報も報
告管理側に送るので、各報告のいっそうの有効利用化を
図ることができる。
【0067】さらには、管理側に格納されている複数の
報告に対する検索結果を当該管理側から受け取って画面
表示するので、多数のメンバからの報告を相互に検索す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、関連システム構成の概要を示す説明
図である。
【図2】本発明の、地図表示画面(ウィンドウ)のイメ
ージを示す説明図である。
【図3】本発明の、報告作成画面モードを示す説明図で
ある。
【図4】本発明の、報告検索画面モードを示す説明図で
ある。
【図5】本発明の、報告参照画面モードを示す説明図で
ある。
【図6】本発明の、図3の報告作成ウィンドウを示す説
明図である。
【図7】本発明の、図4の報告検索ウィンドウを示す説
明図である。
【図8】本発明の、現場状況報告・検索システムの全体
構成を示す説明図である。
【図9】本発明の、現場状況報告・検索システムの処理
手順を示す説明図である。
【図10】本発明の、ユーザ管理テーブルを示す説明図
である。
【図11】本発明の、地図テーブルを示す説明図であ
る。
【図12】本発明の、自己位置テーブルを示す説明図で
ある。
【図13】本発明の、報告テーブルを示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1:サーバ(コンピュータ) 2:クライアント(コンピュータ) 3:データファイル 4:サーバに装備されたGPS受信部 5:クライアントに装備されたGPS受信部 6:GPS受信部との通信を行なう衛星 11:2次元地図 12:3次元地図 13:報告者などの位置を地図上に示すシンボル 14:報告作成ボタン 15:報告検索ボタン 16:報告参照ボタン 17:地図ウィンドウ 18:メンバー情報ウィンドウ 19:報告作成ウィンドウ 19a:事象発生日時入力フィールド 19b:位置座標表示フィールド 19c:名前表示フィールド 19d:(報告の)宛先選択フィールド 19e:(報告の)種類選択メニュー 19f:コメント選択メニュー 19g:(テキスト形式の)コメント入力フィールド 19h:添付資料ファイル名表示フィールド 19i:添付資料ファイル参照ボタン 19j:送信ボタン 19k:キャンセルボタン 20:報告検索ウィンドウ 20a:事象発生日時入力フィールド 20b:(報告者の)名前入力フィールド 20c:宛先入力フィールド 20d:種類選択メニュー 20e:コメント選択メニュー 20f:(テキスト形式の)コメント入力フィールド 20g:(報告があった位置の)範囲選択メニュー 20h:検索ボタン 20i:キャンセルボタン 21:検索結果詳細ウィンドウ 21a:添付ファイル表示ボタン 22:検索結果一覧ウィンドウ 23:操作パネル 23a:方位計 23b:仰角計 23c:3次元ジャンプボタン 23d:リセットボタン 23e:上下動スライダ 23f:ズームスライダ 23g:ズームリセットボタン 23h:方向転換ハンドル 23i:前後動スライダ 23j:ストップボタン 24:移動ボタン 24a:ジャンプボタン 24b:矢印ボタン 25:縮尺切替えボタン 25a:ズームインボタン 25b:ズームアウトボタン 31:クライアント接続部 32:データベースアクセス部 33:ユーザ管理ファイル 34:地図ファイル 35:自己位置ファイル 36:報告ファイル 37:種類・コメントファイル 41:サーバ接続部 42:地図表示部 43:報告作成部 44:報告検索部 45:報告表示部 46:自己位置出力部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の現場に関する位置データを自動的
    に取得する位置情報取得手段と、 前記現場の様子を示す状況データを表示画面からの入力
    に基づいて特定する報告作成手段と、 少なくとも前記位置データおよび前記状況データからな
    る報告をその管理側に通信回線を介して送る報告送出手
    段とを備えた、ことを特徴とする現場状況報告システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記位置情報取得手段は、前記位置デー
    タを、画面表示された地図上での位置の指示に基づいて
    自動的に取得する、ことを特徴とする請求項1記載の現
    場状況報告システム。
  3. 【請求項3】 前記報告作成手段は、前記状況データ
    を、前記管理側から受け取るメニューでの選択入力に基
    づいて特定する、ことを特徴とする請求項1記載の現場
    状況報告システム。
  4. 【請求項4】 前記報告作成手段は、前記表示画面から
    の入力に基づいて前記状況データの宛先も特定し、 前記報告送出手段は、前記宛先を含む前記報告をその管
    理側に通信回線を介して送る、ことを特徴とする請求項
    1乃至3記載の現場状況報告システム。
  5. 【請求項5】 任意の現場に関する位置データを自動的
    に取得し、 前記現場の様子を示す状況データを表示画面からの入力
    に基づいて特定し、 少なくとも前記位置データおよび前記状況データからな
    る報告をその管理側に通信回線を介して送る、ことを特
    徴とする現場状況報告方法。
JP2002054282A 2002-02-28 2002-02-28 現場状況報告システムおよび現場状況報告方法 Pending JP2003256612A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011108282A (ja) * 2004-06-30 2011-06-02 Nokia Corp メタデータに基づくアイテムの検索及び特定

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