JP5451304B2 - 電子看板表示制御装置、電子看板表示制御方法、及び電子看板表示制御プログラム - Google Patents

電子看板表示制御装置、電子看板表示制御方法、及び電子看板表示制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5451304B2
JP5451304B2 JP2009243138A JP2009243138A JP5451304B2 JP 5451304 B2 JP5451304 B2 JP 5451304B2 JP 2009243138 A JP2009243138 A JP 2009243138A JP 2009243138 A JP2009243138 A JP 2009243138A JP 5451304 B2 JP5451304 B2 JP 5451304B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
electronic signboard
signage
electronic
portable terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009243138A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011090482A5 (ja
JP2011090482A (ja
Inventor
健治 杉浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rakuten Group Inc
Original Assignee
Rakuten Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rakuten Inc filed Critical Rakuten Inc
Priority to JP2009243138A priority Critical patent/JP5451304B2/ja
Publication of JP2011090482A publication Critical patent/JP2011090482A/ja
Publication of JP2011090482A5 publication Critical patent/JP2011090482A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5451304B2 publication Critical patent/JP5451304B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、電子看板に表示される広告情報等の表示内容を制御する装置及び方法等の技術分野に関する。
近年、この種の電子看板として、公共の場所や建物などに設置されたデジタルサイネージが普及している。従来のデジタルサイネージでは、その設置場所、及び広告情報が表示される時間帯によって広告効果が推定されていた。
特許文献1では、デジタルサイネージに備えられたRFIDなどの通信部で、ユーザのICカードから情報を読み取りサーバに蓄積することで、そのユーザ数に基づいて広告効果を測定できる。
特開2009−134694号公報
しかしながら、特許文献1では、ユーザがデジタルサイネージの直ぐ近くまで行かないと、ICカードの通信ができない。従って、ある程度遠く離れた場所からデジタルサイネージが見える場合であっても、ユーザがデジタルサイネージの近くに行かなければ、デジタルサイネージに備えられた通信部によりユーザのICカードから情報を読み取ることができないため、そのようなユーザの数は広告効果の測定には考慮されず、広告効果を精度良く測定することは困難であった。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、電子看板毎の広告効果を精度良く測定することが可能な電子看板表示制御装置、電子看板表示制御方法、及び電子看板表示制御プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、互いに異なる場所に設置された複数の電子看板に表示されるサイネージ情報の表示内容を制御する電子看板表示制御装置であって、各前記電子看板の設置場所情報を含む各電子看板情報を記憶する電子看板情報記憶手段と、携帯型端末装置の位置を示す位置情報と、当該携帯型端末装置の基準位置が向けられている方位を示す方位情報と、を含む端末情報を、当該携帯型端末装置から通信手段を介して取得する端末情報取得手段と、前記記憶された電子看板情報に含まれる前記電子看板の設置場所情報と、前記取得された端末情報に含まれる前記位置情報及び前記方位情報と、に基づいて、前記電子看板情報記憶手段から、1又は複数の電子看板を特定する電子看板特定手段と、前記特定された電子看板が前記携帯型端末装置のユーザにより視認された視認回数であって前記電子看板が特定されるごとに増加される視認回数を、当該特定された電子看板の識別情報に対応付けて登録する登録手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、登録された視認回数に基づき、電子看板毎の広告効果を精度良く測定することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子看板表示制御装置において、前記電子看板に表示されるサイネージ情報の表示内容は予め設定された表示スケジュールにしたがって切り替わるものであって、前記特定された電子看板に対応する表示スケジュールと、前記端末情報の取得時刻と、に基づいて、当該取得時刻に前記電子看板に表示されたサイネージ情報を特定するサイネージ情報特定手段を更に備え、前記登録手段は、前記特定されたサイネージ情報が前記携帯型端末装置のユーザにより視認された視認回数であって前記電子看板が特定されるごとに増加される視認回数を、当該特定されたサイネージ情報の識別情報に対応付けて登録することを特徴とする。
この発明によれば、登録された視認回数に基づき、電子看板毎且つサイネージ情報毎の広告効果を精度良く測定できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の電子看板表示制御装置において、前記電子看板に表示される複数のサイネージ情報及び配信スケジュールがサーバ装置において保持されるものであって、前記保持されている配信スケジュールにしたがってサイネージ情報を配信するサイネージ情報配信手段と、前記サイネージ情報を配信する配信スケジュールと、前記端末情報の取得時刻と、に基づいて、当該取得時刻に前記電子看板に表示されたサイネージ情報を特定するサイネージ情報特定手段を更に備え、前記登録手段は、前記特定されたサイネージ情報が前記携帯型端末装置のユーザにより視認された視認回数であって前記電子看板が特定されるごとに増加される視認回数を、当該特定されたサイネージ情報の識別情報に対応付けて登録することを特徴とする。
この発明によれば、登録された視認回数に基づき、電子看板毎且つサイネージ情報毎の広告効果をリアルタイムに測定することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の電子看板表示制御装置において、前記端末情報は、前記ユーザにより所定の操作が行われた場合に当該携帯型端末装置から送信されることを特徴とする。
この発明によれば、ユーザは面倒な操作をせず、簡単に端末情報を電子看板表示制御装置に送ることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の電子看板表示制御装置において、前記端末情報は、前記携帯型端末装置が所定時間静止された場合、又は前記携帯型端末装置の傾きが所定値以上変化した場合に当該携帯型端末装置から送信されることを特徴とする。
この発明によれば、ユーザは面倒な操作をせず、簡単に端末情報を電子看板表示制御装置に送ることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の電子看板表示制御装置において、前記端末情報は、前記携帯型端末装置に備えられたカメラにより前記電子看板が所定時間以上捉えられた場合に当該携帯型端末装置から送信されることを特徴とする。
この発明によれば、ユーザが確実に電子看板を視認したことをもって、端末情報を電子看板表示制御装置に送ることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6の何れか一項に記載の電子看板表示制御装置において、前記電子看板特定手段により複数の電子看板が特定された場合には、当該複数の電子看板の一覧を示すリスト情報を作成するリスト作成手段と、前記作成されたリスト情報を前記携帯型端末装置に送信するリスト情報送信手段と、前記携帯型端末装置に送信されたリスト情報から前記ユーザにより選択された電子看板を示す選択情報を、当該携帯型端末装置から通信手段を介して取得する選択情報取得手段と、を更に備え、前記電子看板特定手段は、前記取得された選択情報に示される電子看板を特定することを特徴とする。
この発明によれば、ユーザの位置の周りに複数の電子看板が設置されていても、ユーザが視認した電子看板を正確に特定することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7の何れか一項に記載の電子看板表示制御装置において、前記各電子看板の周りに設置された建造物等の障害物の設置場所情報及び高さ情報を含む障害物情報を記憶する障害物情報記憶手段を更に備え、前記電子看板特定手段は、前記携帯型端末装置の位置から見て前記障害物によりユーザによる視認が遮られない前記電子看板を特定することを特徴とする。
この発明によれば、ユーザの位置から障害物により遮られる電子看板を排除できるので、ユーザが視認した電子看板を正確に特定することができる。
請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8の何れか一項に記載の電子看板表示制御装置において、前記電子看板特定手段により特定された電子看板に現在表示されているサイネージ情報に対応するコンテンツ情報を前記携帯型端末装置に送信するコンテンツ情報送信手段を更に備えることを特徴とする。
この発明によれば、ユーザが視認したサイネージ情報に対応するコンテンツ情報を、当該ユーザの携帯型端末装置に簡単に送信することができる。
請求項10に記載の発明は、請求項に記載の電子看板表示制御装置において、各前記携帯型端末装置に送信されたコンテンツ情報を表示させる表示制御手段と、前記コンテンツ情報が表示された各携帯型端末装置上における、当該コンテンツ情報に対するユーザ操作を示す操作情報を、当該各携帯型端末装置から通信手段を介して取得する操作情報取得手段と、を更に備え、前記表示制御手段は、前記取得された操作情報に基づいて、前記電子看板に表示されるコンテンツ情報の表示内容を制御することを特徴とする。
この発明によれば、各ユーザは、携帯型端末装置をリモコンとして、電子看板に表示されたコンテンツ情報を見ながら、ゲーム等を楽しむことができる。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の電子看板表示制御装置において、前記コンテンツ情報に対する前記操作情報が所定の条件を満たしているか判定する判定手段を更に備え、前記表示制御手段は、前記判定手段により前記条件を満たしていると判定された場合に、前記電子看板に表示されるサイネージ情報の表示内容を制御することを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、互いに異なる場所に設置された複数の電子看板に表示されるサイネージ情報の表示内容を制御する電子看板表示制御装置における電子看板表示制御方法であって、各前記電子看板の設置場所情報を含む各電子看板情報を電子看板情報記憶手段に記憶するステップと、携帯型端末装置の位置を示す位置情報と、当該携帯型端末装置の基準位置が向けられている方位を示す方位情報と、を含む端末情報を、当該携帯型端末装置から通信手段を介して取得するステップと、前記記憶された電子看板情報に含まれる前記電子看板の設置場所情報と、前記取得された端末情報に含まれる前記位置情報及び前記方位情報と、に基づいて、前記電子看板情報記憶手段から、1又は複数の電子看板を特定するステップと、前記特定された電子看板が前記携帯型端末装置のユーザにより視認された視認回数であって前記電子看板が特定されるごとに増加される視認回数を、当該特定された電子看板の識別情報に対応付けて登録するステップと、を含むことを特徴とする。
請求項13に記載の電子看板表示制御プログラムの発明は、互いに異なる場所に設置された複数の電子看板に表示されるサイネージ情報の表示内容を制御するコンピュータを、各前記電子看板の設置場所情報を含む各電子看板情報を記憶する電子看板情報記憶手段、携帯型端末装置の位置を示す位置情報と、当該携帯型端末装置の基準位置が向けられている方位を示す方位情報と、を含む端末情報を、当該携帯型端末装置から通信手段を介して取得する端末情報取得手段、前記記憶された電子看板情報に含まれる前記電子看板の設置場所情報と、前記取得された端末情報に含まれる前記位置情報及び前記方位情報と、に基づいて、前記電子看板情報記憶手段から、1又は複数の電子看板を特定する電子看板特定手段、及び、前記特定された電子看板が前記携帯型端末装置のユーザにより視認された視認回数であって前記電子看板が特定されるごとに増加される視認回数を、当該特定された電子看板の識別情報に対応付けて登録する登録手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、電子看板表示制御装置は、携帯型端末装置の位置を示す位置情報と、当該携帯型端末装置の位置から見た前記電子看板の方位を示す方位情報と、を含む端末情報を、当該携帯型端末装置から通信手段を介して取得し、各電子看板の設置場所情報と、携帯型端末装置の前記位置情報及び前記方位情報とに基づいて電子看板を特定し、特定された電子看板が前記携帯型端末装置のユーザにより視認された視認回数を、当該特定された電子看板の識別情報に対応付けて登録するように構成したので、登録された視認回数に基づき、電子看板毎の広告効果を精度良く測定することができる。
本実施形態に係る情報提供システムSの概要構成の一例を示す図である。 管理サーバ3の概要構成例を示すブロック図である。 各データベースに登録される情報の構成例を示す図である。 携帯端末2−kの制御部における処理を示すフローチャートである。 管理サーバ3のシステム制御部34のサイネージ情報配信処理を示すフローチャートである。 管理サーバ3のシステム制御部34の端末情報受信処理を示すフローチャートである。 携帯端末2−kと複数のデジタルサイネージ1−jと建造物との位置関係の一例を示す概念図である。 管理サーバ3のシステム制御部34の要求情報受信処理を示すフローチャートである。 管理サーバ3のシステム制御部34の操作情報受信処理を示すフローチャートである。 デジタルサイネージのディスプレイのスクリーンにおけるコンテンツ情報とサイネージ情報の表示領域の一例を示す概念図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、情報提供システムに対して本発明を適用した場合の実施形態である。
[1.情報提供システムの構成及び機能概要]
先ず、本実施形態に係る情報提供システムSの構成及び概要機能について、図1を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る情報提供システムSの概要構成の一例を示す図である。
図1に示すように、情報提供システムSは、互いに異なる場所に設置された複数のデジタルサイネージ1−j(j=1,2・・・m)と、複数の携帯端末2−k(k=1,2・・・n)と、管理サーバ3と、を含んで構成されている。なお、デジタルサイネージ1−jは、本発明の電子看板の一例である。また、携帯端末2−kは、携帯型端末装置の一例である。また、管理サーバ3は、本発明の電子看板表示制御装置及びサーバ装置の一例である。
デジタルサイネージ1−jと管理サーバ3、並びに、携帯端末2−kと管理サーバ3とは、通信手段としてのネットワークNWを介して相互にデータの送受信が可能になっている。なお、ネットワークNWは、例えば、インターネット、専用通信回線(例えば、CATV(Community Antenna Television)回線)、移動体通信網(基地局等を含む)、及びゲートウェイ等により構築されている。
[1−1.デジタルサイネージの構成及び機能概要]
デジタルサイネージ1−jは、図示しないが、例えば、大型スクリーンを有するディスプレイと、CPU(Central Processing Unit),RAM(Random Access Memory),ROM(Read Only Memory)等を有する表示処理部と、フラッシュメモリ等を有する記憶部と、管理サーバ3との間で通信を行うための通信部と、を備えている。なお、デジタルサイネージ1−jのディスプレイは、例えば、通行人等がある程度遠く離れた場所から見ることが可能な例えば建物の外壁等に設置されている。
このような構成により、デジタルサイネージ1−jにおいては、管理サーバ3からネットワークNWを介して配信されたサイネージ情報やコンテンツ情報等が通信部を介して受信され、表示処理部によりディスプレイのスクリーン上に表示されるようになっている。ここで、サイネージ情報の例としては、企業の商品やサービス等の広告情報が挙げられる。また、コンテンツ情報の例としては、携帯端末2−k上又はデジタルサイネージ1−j上でユーザが遊戯可能なゲームコンテンツが挙げられる。
なお、本実施形態においては、電子看板の例としてデジタルサイネージを適用するが、電子看板、電子掲示板、デジタル掲示板、ダイナミックサイネージ、インタラクティブサイネージ、デジタルPOP(Point of purchase advertising)、デジタルサイン、デジタル表示サイネージ、デジタルコンテンツ配信システム、電子POP、電子ポスター、電子ボード、電子情報ボード、電子広告板、プロジェクタによって情報を表示する広告媒体なども電子看板の一例である。
[1−2.携帯端末の構成及び機能概要]
携帯端末2−kは、図示しないが、例えば、CPU,RAM,ROM等を有する制御部と、フラッシュメモリ等を有する記憶部と、管理サーバ3等との間で通信を行うための通信部と、GPS(Global Positioning System)受信機と、加速度センサーと、方位センサーと、タッチパネルと、カメラと、スピーカと、マイクロフォンと、を備えている。なお、携帯端末2−kには、例えば、携帯電話機,PDA,携帯ゲーム機等が適用できる。
GPS受信機は、GPS衛星から出力される航法電波をアンテナを介して受信し、携帯端末2−kの現在位置(経度及び緯度)を検出する。加速度センサーは、携帯端末2−kの加速度(傾き)を検出する。方位センサーは、携帯端末2−kの方位(携帯端末2−kの基準位置が向けられている方角)を検出する。なお、加速度センサー及び方位センサーは、例えばデジタルコンパス等で公知であるの詳しい説明を省略する。
携帯端末2−kの記憶部には、OS(オペレーティングシステム)及び各種アプリケーションプログラムが記憶されている。
携帯端末2−kの制御部は、管理サーバ3により提供されるサイネージ情報サイトに接続するためのアプリケーションプログラムを起動(以下、「アプリ起動」という)することにより通信部を通じて該サイネージ情報サイトに接続する。そして、携帯端末2−kの制御部は、所定の操作が行われた場合に、GPS受信機により検出された携帯端末2−kの現在位置を示す位置情報を該GPS受信機から取得すると共に、方位センサーにより検出された携帯端末2−kの方位を示す方位情報を該方位センサーから取得し、当該取得した位置情報及び方位情報を含む端末情報を通信部を介して管理サーバ3に送信する。
また、携帯端末2−kの制御部は、管理サーバ3から通信部を通じて受信されたコンテンツ情報やリスト情報をタッチパネル上に表示させる。
タッチパネル上に表示されたコンテンツ情報には、ユーザが操作可能な因子が含まれている。例えば、コンテンツ情報がゲームコンテンツである場合、操作可能な因子はキャラクタや道具である。そして、携帯端末2−kの制御部は、表示されたコンテンツ情報に対するユーザ操作を示す操作情報を通信部を介して管理サーバ3に送信する。
また、タッチパネル上に表示されたリスト情報には、携帯端末2−kのユーザから視認可能な場所に設置されたデジタルサイネージ1−jの一覧が含まれている。この一覧には、例えば、各デジタルサイネージ1−jの設置場所の名称(例えば、△△駅前、○○交差点等)、又は各デジタルサイネージ1−jが設置された建物の名称等が選択可能に表示される。そして、携帯端末2−kの制御部は、上記リスト情報からユーザによりタッチパネル上で選択されたデジタルサイネージ1−jを示す選択情報を通信部を介して管理サーバ3に送信する。
[1−3.管理サーバの構成及び機能概要]
次に、管理サーバ3は、複数のデジタルサイネージ1−jに表示されるサイネージ情報及びコンテンツ情報の表示内容を制御する表示制御サーバとしての機能、及びネットワークNW上でサイネージ情報サイトを提供するWebサーバとしての機能を有する。
図2は、管理サーバ3の概要構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、管理サーバ3は、通信部31と、記憶部32と、入出力インターフェース部33と、システム制御部34と、を備えている。そして、システム制御部34と入出力インターフェース部33とは、システムバス35を介して接続されている。なお、管理サーバ3は、一つのサーバから構成されても良いし、複数のサーバ群から構成されても良い。また、システム制御部34は、時計機能を有する。
通信部31は、ネットワークNWに接続して、デジタルサイネージ1−j及び携帯端末2−kとの通信状態を制御するようになっている。
記憶部32は、例えば、ハードディスクドライブ等により構成されており、OS及びの各種プログラム(本発明の電子看板表示制御プログラム及びWebサーバプログラム等)及び各種データを記憶する。なお、本発明の電子看板表示制御プログラムは、例えば、他のサーバ装置等からネットワークNWを介して取得されるようにしても良いし、記録媒体に記録されてドライブ装置を介して読み込まれるようにしても良い。
また、記憶部32には、設置場所情報データベース(DB)321、地図データベース(DB)322、配信スケジュールデータベース(DB)323、サイネージ情報データベース(DB)324、コンテンツ情報データベース(DB)325、及び視認履歴情報データベース(DB)326が構築されている。
図3は、各データベースに登録される情報の構成例を示す図である。
図3(A)に示す設置場所情報データベース321(電子看板情報記憶手段の一例)には、デジタルサイネージ1−jのデジタルサイネージID、及び設置場所情報がデジタルサイネージ毎に対応付けられて登録(保持)されている。デジタルサイネージIDは、複数のデジタルサイネージ1−jの中から、1つのデジタルサイネージ1−jを識別するための識別情報である。また、設置場所情報には、例えば、設置場所の経度緯度、設置位置の地上からの高さ、設置場所の住所、設置場所の名称、及び設置場所に存在する建造物の名称等が含まれる。
図3(B)に示す地図データベース322(障害物情報記憶手段の一例)には、地図を表すための地図データ、及び当該地図上に位置する複数の建造物(学校、病院等の公共施設、ビルディング、住宅、鉄塔等)の設置場所情報及び高さ情報を含む建造物情報(障害物情報の一例)等が登録されている。この設置場所情報には、例えば、建造物の設置場所の経度緯度(例えば、建造物が矩形の場合は各頂点の経度緯度)、及び建造物の名称等が含まれる。これらの建造物は、デジタルサイネージ1−jの周りに設置され、携帯端末2−kの位置から見てユーザによるデジタルサイネージ1−jの視認が遮られる障害物になり得るものである。
なお、地図データベース322を設けず、デジタルサイネージ1−jの周り(例えば、デジタルサイネージ1−jを中心とした半径100m以内)に設置された建造物の建造物情報を、各デジタルサイネージ1−jのデジタルサイネージIDに対応付けて設置場所情報データベース321に登録するように構成しても良い。
図3(C)に示す配信スケジュールデータベース323には、デジタルサイネージID及びサイネージ情報を配信する配信スケジュールがデジタルサイネージ毎に対応付けられて登録されている。この配信スケジュールには、デジタルサイネージ1−jに配信時間帯(例えば、○月○日の5時10分〜15分)毎にサイネージ情報のIDが対応付けられて記述されている。なお、配信スケジュールにしたがってサイネージ情報はデジタルサイネージ1−jに表示されるので、該配信スケジュールは、サイネージ情報の表示スケジュールとも言うことができる。
図3(D)に示すサイネージ情報データベース324には、複数のサイネージ情報及びそのIDが、サイネージ情報毎に対応付けられて登録されている。サイネージ情報は、例えば数秒〜数分の時間的長さを有する映像及び音声等からなる。例えば同じ広告に関するサイネージ情報であっても、短時間(例えば、30秒)バージョンと、長時間(例えば、60秒)バージョンに分けられたサイネージ情報もある。また、各サイネージ情報のIDには、コンテンツ情報のIDが対応付けられて登録されている。なお、サイネージ情報のIDは、複数のサイネージ情報の中から、1つのサイネージ情報を識別するための識別情報である。コンテンツ情報のIDは、複数のコンテンツ情報の中から、1つのコンテンツ情報を識別するための識別情報である。
図3(E)に示すコンテンツ情報データベース325には、複数のコンテンツ情報及びそのIDがコンテンツ情報毎に対応付けられて登録されている。
図3(F)に示す視認履歴情報データベース326には、デジタルサイネージID及び視認履歴情報が対応付けられて登録されていると共に、サイネージ情報のID及び視認履歴情報に対応付けられて登録されている。この視認履歴情報は、デジタルサイネージ1−jやサイネージ情報が携帯端末2−kのユーザにより視認されたことを示す。例えば、視認履歴情報には、例えばデジタルサイネージ1−jやサイネージ情報がユーザに視認された日時及び視認回数が含まれる。
入出力インターフェース部33は、通信部31及び記憶部32と制御部34との間のインターフェース処理を行うようになっている。
システム制御部34は、CPU34a、ROM34b、RAM34c等により構成されている。そして、システム制御部34は、CPU34aが、ROM34bや記憶部32に記憶された各種プログラムを読み出し実行することにより、サイネージ情報配信手段、端末情報取得手段、電子看板特定手段、視認履歴情報蓄積手段、サイネージ情報特定手段、リスト情報作成手段、リスト情報送信手段、選択情報取得手段、コンテンツ情報送信手段、表示制御手段、操作情報取得手段、及び判定手段等として機能する。
具体的には、システム制御部34は、配信スケジュールデータベース323に保持されている各デジタルサイネージ1−jの配信スケジュールにしたがって、配信時刻が到来したサイネージ情報をサイネージ情報データベース324から読み出し、これを通信部31を介して各デジタルサイネージ1−jに配信する。こうして各デジタルサイネージ1−jに表示されるサイネージ情報の表示内容は予め設定された配信スケジュール(表示スケジュール)にしたがって切り替わることになる。つまり、システム制御部34は、配信スケジュールにしたがってサイネージ情報をデジタルサイネージ1−jに配信することにより、該デジタルサイネージ1−jに表示されるサイネージ情報の表示内容を制御するようになっている。
また、システム制御部34は、携帯端末2−kから送信された端末情報を取得した場合には、該取得した端末情報(位置情報及び方位情報)と、設置場所情報データベース321に登録されている設置場所情報と、に基づいて、設置場所情報データベース321から、1又は複数のデジタルサイネージ1−jを特定する。このとき、システム制御部34は、取得した端末情報に含まれる位置情報に示される位置(携帯端末2−kの位置)から見て障害物によりユーザによる視認が遮られないデジタルサイネージ1−jを特定することが望ましい。
また、システム制御部34は、複数のデジタルサイネージ1−jを特定した場合には、当該複数のデジタルサイネージ1−jの一覧を示すリスト情報を作成し、該リスト情報を通信部31を介して携帯端末2−kに送信する。これに対して携帯端末2−kから送信された選択情報をシステム制御部34が取得すると、当該取得した選択情報に示されるデジタルサイネージ1−jを特定する。
更に、システム制御部34は、上記特定したデジタルサイネージ1−jに対応する配信スケジュールと、上記端末情報の取得時刻と、に基づいて、当該取得時刻に当該デジタルサイネージ1−jに表示されたサイネージ情報を特定する。
そして、システム制御部34は、上記特定したデジタルサイネージ1−jが携帯端末2−kのユーザにより視認されたことを示す視認履歴情報と、当該デジタルサイネージ1−jのデジタルサイネージIDとを対応付けて視認履歴情報データベース326に登録する。また、システム制御部34は、上記特定したサイネージ情報が携帯端末2−kのユーザにより視認されたことを示す視認履歴情報と、当該サイネージ情報のIDとを対応付けて視認履歴情報データベース326に登録する。こうして、デジタルサイネージ1−jやサイネージ情報が携帯端末2−kのユーザにより視認されたことを示す視認履歴情報が管理サーバ3内に蓄積されることになる。
また、システム制御部34は、例えば、携帯端末2−kからコンテンツ情報の要求があった場合に、上記特定したデジタルサイネージ1−jに現在表示されているサイネージ情報に対応するコンテンツ情報をコンテンツ情報データベース325から取得し、当該コンテンツ情報を通信部31を介して携帯端末2−kに送信する。更に、システム制御部34は、携帯端末2−kに送信したコンテンツ情報を上記特定したデジタルサイネージ1−jに配信して表示させる。そして、システム制御部34は、携帯端末2−kから送信された操作情報をシステム制御部34が取得すると、当該取得した操作情報に基づいて、上記特定したデジタルサイネージ1−jに表示されるコンテンツ情報の表示内容を制御する。
[2.情報提供システムの動作]
次に、本実施形態に係る情報提供システムSの動作について説明する。
(携帯端末2−kの制御部における処理)
先ず、携帯端末2−kの制御部における処理について、図4を用いて説明する。
図4は、携帯端末2−kの制御部における処理を示すフローチャートである。
図4に示す処理は、例えば、アプリ起動により開始され、携帯端末2−kはネットワークNWを介してサイネージ情報サイトに接続する。
そして、携帯端末2−kの制御部は、ユーザにより所定の操作が行われたか否かを判定し(ステップS1)、所定の操作が行われたと判定した場合には(ステップS1:YES)、ステップS2に進み、所定の操作が行われないと判定した場合には(ステップS1:NO)、ステップS7に進む。
ここで、「所定の操作」の例として以下の(a)〜(e)が挙げられる。
(a)アプリ起動後、ユーザは、現在見ているデジタルサイネージ1−jの方向に携帯端末2−kの基準位置を向けながらタッチパネル上に表示された送信ボタンに接触すると、携帯端末2−kの制御部は、該送信ボタンの接触を検知し所定の操作が行われたと判定する。この構成によれば、ユーザは面倒な操作をせず、下記のステップS2で簡単に端末情報を管理サーバ3に送信することができる。
(b)アプリ起動後、ユーザは、現在見ているデジタルサイネージ1−jの方向に携帯端末2−kの基準位置を向けながら所定時間(例えば、3秒間)静止した場合に、携帯端末2−kの制御部は、その所定時間の静止状態を検知し所定の操作が行われたと判定する。なお、この所定時間の静止状態は、方位センサーにより検出された方位が所定時間変化しないこと、又は加速度センサーにより検出された加速度(傾き)が所定時間変化しないことを制御部が判定することにより検知される。この構成によれば、ユーザは面倒な操作をせず、下記のステップS2で簡単に端末情報を管理サーバ3に送信することができる。
(c)アプリ起動後、ユーザは、現在見ているデジタルサイネージ1−jの方向に携帯端末2−kの基準位置を向けながら所定方向(例えば、垂直又は水平方向)に所定量振った場合に、携帯端末2−kの制御部は、所定方向に振られたことを検知し所定の操作が行われたと判定する。なお、この所定方向に所定量振られたことは、加速度センサーにより検出された加速度(傾き)が所定値以上変化したことを制御部が判定することにより検知される。この構成によれば、ユーザが確実にデジタルサイネージ1−jを視認したことをもって、端末情報を管理サーバ3に送信することができる。
(d)アプリ起動後、ユーザは、携帯端末2−kに備えられたカメラを起動させ、現在見ているデジタルサイネージ1−jが該カメラにより捉えられタッチパネル上に所定時間以上(例えば、2秒間以上静止状態で)表示された(カメラのシャッターを押さなくてもよい)場合に、携帯端末2−kの制御部は、これを検知し所定の操作が行われたと判定する。この構成によれば、ユーザは面倒な操作をせず、下記のステップS2で簡単に、且つ正確な方位情報を含む端末情報を管理サーバ3に送信することができる。
(e)アプリ起動するための操作を「所定の操作」とし、携帯端末2−kの制御部は、アプリ起動により所定の操作が行われたと判定する。
次いで、ステップS2では、携帯端末2−kの制御部は、上述したように、GPS受信機から位置情報を取得すると共に、方位センサーから方位情報を取得し、当該取得した位置情報及び方位情報を含む端末情報を通信部を介して管理サーバ3に送信する。このとき、上記(e)のケースで、携帯端末2−kの制御部がカメラにより捉えられた画像のデータを端末情報に含めて送信するように構成しても良い。
次いで、携帯端末2−kの制御部は、管理サーバ3からのリスト情報を受信したか否かを判定し(ステップS3)、リスト情報を受信したと判定した場合には(ステップS2:YES)、ステップS4に進み、リスト情報を受信しないと判定した場合には(ステップS2:NO)、ステップS7に進む。なお、受信したリスト情報にはデジタルサイネージIDが含まれている。
ステップS4では、携帯端末2−kの制御部は、受信したリスト情報をタッチパネル上に表示させる。
こうして表示されたリスト情報には、例えば、各デジタルサイネージ1−jの設置場所の名称等が選択可能に表示されている。そして、ユーザが、現在見ているデジタルサイネージ1−jの名称等に接触することでデジタルサイネージ1−jを選択する(ステップS5)と、携帯端末2−kの制御部は、選択されたデジタルサイネージ1−jを示す選択情報を通信部を介して管理サーバ3に送信する(ステップS6)。なお、選択情報には、選択されたデジタルサイネージ1−jのデジタルサイネージIDが含まれる。
ステップS7では、携帯端末2−kの制御部は、ユーザによりコンテンツ要求指示があったか否かを判定する。ここで、コンテンツ要求指示は、例えば、タッチパネル上に表示されたコンテンツ要求ボタンの選択(接触)によりなされる。このコンテンツ要求ボタンは、端末情報又は選択情報の送信後、管理サーバ3から送信された、デジタルサイネージ1−jが特定された旨を示す情報(デジタルサイネージIDを含む)が携帯端末2−kにより受信されると選択可能になる。
そして、携帯端末2−kの制御部は、コンテンツ要求指示があったと判定した場合には(ステップS7:YES)、ステップS8に進み、コンテンツ要求指示がないと判定した場合には(ステップS7:NO)、ステップS14に進む。
ステップS8では、携帯端末2−kの制御部は、コンテンツ情報の要求を示す要求情報
(デジタルサイネージIDを含む)を通信部を介して管理サーバ3に送信する。これに対して管理サーバ3から送信されたコンテンツ情報(IDを含む)が携帯端末2−kにより受信されると(ステップS9)、携帯端末2−kの制御部は、受信したコンテンツ情報をタッチパネル上に表示させる(ステップS10)。例えば、コンテンツ情報がゲームコンテンツである場合、ステップS10以降もゲームプログラム又はユーザ操作に応じて、その表示内容が変化していく。
次いで、携帯端末2−kの制御部は、表示されたコンテンツ情報に対するユーザ操作があったか否かを判定する(ステップS11)。このユーザ操作としては、コンテンツ情報の開始(例えば、ゲームコンテンツの開始)指示や、コンテンツ情報の終了指示が挙げられる。また、ユーザ操作としては、例えば、ユーザがタッチパネル上に表示された操作可能な因子への接触することや、携帯端末2−k自体を任意の方向に動かすこと(この場合、例えば、加速度センサー及び方向センサーにより傾きや移動方位を検出)などが挙げられる。これにより、例えばタッチパネル上に表示された操作可能な因子(例えば、金魚すくいゲームにおいて魚をすくうための網)をタッチパネル上で移動させることができる。
そして、携帯端末2−kの制御部は、ユーザ操作があったと判定した場合には(ステップS11:YES)、ステップS12に進み、ユーザ操作がないと判定した場合には(ステップS11:NO)、ステップS11に戻る。
ステップS12では、携帯端末2−kの制御部は、上記コンテンツ情報に対するユーザ操作を示す操作情報(表示されているコンテンツ情報のIDと上記デジタルサイネージIDを含む)を通信部を介して管理サーバ3に送信する。この操作情報には、例えば、コンテンツ情報の開始を示す情報又はコンテンツ情報の終了を示す情報が含まれる。また、タッチパネル上で接触された操作可能な因子の座標や移動量、または加速度センサーにより検出された加速度(傾き)や方向センサーにより検出された方位等が含まれる。なお、コンテンツ情報がゲームコンテンツである場合、ゲーム中にユーザ操作に獲得されたスコアを示す情報も操作情報に含められる。
次いで、携帯端末2−kの制御部は、上記コンテンツ情報の終了指示によりコンテンツ情報の表示を終了するか否かを判定し(ステップS13)、当該表示を終了すると判定した場合には(ステップS13:YES)、ステップS14に進み、当該表示を終了しないと判定した場合には(ステップS13:NO)、ステップS11に戻る。
ステップS14では、ユーザ操作等によるその他の処理が実行される。
次いで、携帯端末2−kの制御部は、アプリ終了指示がユーザからあったか否かを判定し(ステップS15)、アプリ終了指示がないと判定した場合には(ステップS15:NO)、ステップS1に戻り、アプリ終了指示があったと判定した場合には(ステップS15:YES)、図4に示す処理を終了する。
(管理サーバ3のシステム制御部34におけるサイネージ情報配信処理)
次に、管理サーバ3のシステム制御部34のサイネージ情報配信処理について、図5を用いて説明する。
図5は、管理サーバ3のシステム制御部34のサイネージ情報配信処理を示すフローチャートである。
図5に示す処理は、例えば所定の時間間隔で繰り返し実行される。図5に示す処理が開始されると、管理サーバ3のシステム制御部34は、配信スケジュールデータベース323における複数のデジタルサイネージ1−jのうち、1つのデジタルサイネージ1−jを選定する(ステップS21)。
次いで、システム制御部34は、選定したデジタルサイネージ1−jへの配信スケジュールを配信スケジュールデータベース323から取得し、該取得した配信スケジュールを参照して、配信時刻が到来したサイネージ情報が有るか否かを判定する(ステップS22)。そして、システム制御部34は、配信時刻が到来したサイネージ情報が無いと判定した場合には(ステップS22:NO)、ステップS24に進む。一方、システム制御部34は、配信時刻が到来したサイネージ情報が有ると判定した場合には(ステップS22:YES)、配信スケジュールに記述されたIDをキーとして、配信時刻が到来したサイネージ情報をサイネージ情報データベース324から読み出し、これを通信部31を介してデジタルサイネージ1−jに配信(例えばストリーミング配信)し(ステップS23)、ステップS24に進む。こうして、配信されたサイネージ情報は、デジタルサイネージ1−jのディスプレイのスクリーン上に表示される。
ステップS24では、システム制御部34は、配信スケジュールデータベース323における複数のデジタルサイネージ1−jのうち、未だ選定していないデジタルサイネージ1−jが有るか否かを判別し、有る場合には(ステップS24:YES)、ステップS21に戻り、未だ選定されていないデジタルサイネージ1−jを選定し、上記と同様の処理を行う。一方、システム制御部34は、未だ選定していないデジタルサイネージ1−jが無い場合には(ステップS24:NO)、図5に示す処理を終了する。
なお、管理サーバ3のシステム制御部34は、各デジタルサイネージ1−jに対して表示スケジュール(配信スケジュールと同じもの)と該表示スケジュールにIDが記述された複数のサイネージ情報をデジタルサイネージ1−jに予め配信するように構成しても良い。この構成の場合、各デジタルサイネージ1−jは、受信した複数のサイネージ情報、及び表示スケジュール(複数のサイネージ情報と別途又は同時に受信)を記憶部に記憶し、当該表示スケジュールにしたがって、該記憶部に記憶されたサイネージ情報をデジタルサイネージ1−jのディスプレイのスクリーン上に表示する。こうして各デジタルサイネージ1−jに表示されるサイネージ情報の表示内容は予め設定された表示スケジュールにしたがって切り替わることになる。つまり、この場合、管理サーバ3から配信された表示スケジュールにしたがって、デジタルサイネージ1−jに表示されるサイネージ情報の表示内容が制御される。
(管理サーバ3のシステム制御部34における端末情報受信処理)
次に、管理サーバ3のシステム制御部34の端末情報受信処理について、図6を用いて説明する。
図6は、管理サーバ3のシステム制御部34の端末情報受信処理を示すフローチャートである。
図6に示す処理は、携帯端末2−kからの端末情報が受信された場合に開始される。図6に示す処理が開始されると、管理サーバ3のシステム制御部34は、デジタルサイネージ特定処理1を実行する(ステップS31)。デジタルサイネージ特定処理1では、システム制御部34は、取得した端末情報(位置情報及び方位情報)と、設置場所情報データベース321に登録されている設置場所情報と、に基づいて、設置場所情報データベース321から、1又は複数のデジタルサイネージ1−jを特定する。例えば、システム制御部34は、取得した端末情報に含まれる位置情報に示される位置を中心として半径所定距離m(例えば、100m)内に位置し、且つ、上記端末情報に含まれる方位情報に示される方位を基準とする所定範囲(例えば、45度)内の方角に位置するデジタルサイネージ1−jを、その設置場所情報により特定する。
次いで、システム制御部34は、デジタルサイネージ特定処理2を実行する(ステップS32)。デジタルサイネージ特定処理2では、システム制御部34は、取得した端末情報に含まれる位置情報に示される位置(携帯端末2−kの位置)から見て障害物によりユーザによる視認が遮られないデジタルサイネージ1−jを、デジタルサイネージ特定処理1により特定されたデジタルサイネージ1−jのうちから特定する。例えば、システム制御部34は、例えば、携帯端末2−jの位置と、上記特定したデジタルサイネージ1−kの位置とを結ぶ直線上にサイネージの設置位置の高さ(例えば、10m)以上の建造物が存在するか否かを、地図データベース322に登録された建造物情報を参照することにより判定し、該建造物が存在しないデジタルサイネージ1−kを特定する。これにより、ユーザの位置から障害物により遮られるデジタルサイネージ1−kを排除できるので、ユーザが視認したデジタルサイネージ1−kを正確に特定できる。
図7は、携帯端末2−kと複数のデジタルサイネージ1−jと建造物との位置関係の一例を示す概念図である。図7に示す例には、位置情報に示される位置P(携帯端末2−1の位置)を中心として半径Xm内に位置し、且つ、方位情報に示される方位Dを基準とするY度の範囲内の方角に位置するデジタルサイネージ1−2,4,6と、それらの周りに位置する建造物B1,B2,B3、B4が示されている。例えば、携帯端末2−1と複数のデジタルサイネージ1−2を結ぶ直線上には、所定高さ以上の建造物B1が存在するので、当該デジタルサイネージ1−2はデジタルサイネージ特定処理2で特定されない。
なお、デジタルサイネージ特定処理2は必ずしも実行されなくとも良い。
次いで、システム制御部34は、上記特定されたデジタルサイネージ1−jが複数有るか否かを判定し(ステップS33)、複数有ると判定した場合には(ステップS33:YES)、ステップS34に進み、複数無いと判定した場合には(ステップS33:NO)、ステップS37に進む。
ステップS34では、システム制御部34は、特定した複数のデジタルサイネージ1−jの一覧を示すリスト情報を作成し、該リスト情報を通信部31を介して携帯端末2−kに送信する。これに対して携帯端末2−kから上記ステップS6で送信された選択情報をシステム制御部34が受信すると(ステップS35)、デジタルサイネージ特定処理3を実行する(ステップS36)。デジタルサイネージ特定処理3では、システム制御部34は、取得した選択情報に示されるデジタルサイネージ1−j(デジタルサイネージID)を特定する。これにより、ユーザの位置の周りに複数のデジタルサイネージ1−jが設置されていても、ユーザが視認したデジタルサイネージ1−jを正確に特定できる。
ステップS37では、システム制御部34は、上記特定したデジタルサイネージ1−jに対応する配信スケジュール(配信スケジュールデータベース323に登録された配信スケジュール)と、上記端末情報の取得時刻(端末情報の送信時刻又は受信時刻)と、に基づいて、当該取得時刻に当該デジタルサイネージ1−jに表示されたサイネージ情報を特定する。例えば、配信スケジュールに記述された配信時間帯のうち、当該取得時刻が含まれる配信時間帯にIDが対応付けられているサイネージ情報が特定される。
次いで、システム制御部34は、上記特定されたデジタルサイネージ1−jのデジタルサイネージIDに対応付けられた視認履歴情報と、上記特定されたサイネージ情報のIDに対応付けられた視認履歴情報と、を視認履歴情報データベース326から取得する(ステップS38)。
次いで、システム制御部34は、取得したデジタルサイネージIDに対応付けられた視認履歴情報、及びサイベージ情報のIDに対応付けられた視認履歴情報の夫々に含まれる視認回数に1加算することにより新たな視認回数を算出する(ステップS39)。
次いで、システム制御部34は、両視認履歴情報に含まれる視認回数を新たな視認回数に上書きし、且つ、両視認履歴情報に端末情報の取得日時(ユーザに視認された日時)を含ませ、両視認履歴情報を視認履歴情報データベース326に登録し(ステップS40)、図6に示す処理を終了する。これにより、システム運営者等は、視認履歴情報データベース326に蓄積された視認履歴情報に基づき、デジタルサイネージ1−j毎の広告効果を精度良く測定することができ、さらに、デジタルサイネージ1−jに表示されたサイネージ情報毎の広告効果を精度良く測定することができる。
なお、携帯端末2−kから受信された端末情報中に、携帯端末2−kのカメラにより捉えられた画像のデータが含まれている場合、システム制御部34は、類似画像検索によりサイネージ情報を特定するように構成しても良い。例えば、システム制御部34は、上記端末情報中に含まれる画像から特徴量(例えば、画像のクラスタ毎に)を抽出する。一方、サイネージ情報データベース324に登録されたサイネージ情報に係る画像(動画像の場合、動画像を構成する各画像)の特徴量を予め抽出しておきデータベースに登録しておく。そして、端末情報中に含まれる画像から特徴量とデータベースに登録された画像の特徴量を用いることによって、両画像間の類似度を例えば公知のEMD(Earth Mover’s Distance)によって算出し、類似度が最も高い画像が含まれるサイネージ情報を特定する。なお、類似画像検索には、公知の種々の方法を適用することができるので、詳しい説明は省略する。この構成によれば、上記ステップS33で特定されたデジタルサイネージ1−jが複数有る場合、携帯端末2−kにリスト情報を送信してデジタルサイネージ1−jを選択させなくても、各デジタルサイネージ1−jに表示されたサイネージ情報からユーザにより視認されたサイネージ情報を正確に特定することができる。また、端末情報に含まれる位置情報及び方向情報からデジタルサイネージ1−jを特定できなくても(例えば、誤差等により)、ユーザにより視認されたサイネージ情報を正確に特定することができる。
(管理サーバ3のシステム制御部34における要求情報受信処理)
次に、管理サーバ3のシステム制御部34の要求情報受信処理について、図8を用いて説明する。
図8は、管理サーバ3のシステム制御部34の要求情報受信処理を示すフローチャートである。
図8に示す処理は、携帯端末2−kからの要求情報が受信された場合に開始される。図8に示す処理が開始されると、管理サーバ3のシステム制御部34は、配信スケジュールデータベース323を参照して、取得した要求情報に含まれるデジタルサイネージIDに対応するデジタルサイネージ1−jに現在表示されているサイネージ情報のIDを取得する(ステップS51)。
次いで、システム制御部34は、サイネージ情報データベース324を参照して、取得したサイネージ情報のIDに対応付けられたコンテンツ情報のIDに対応するコンテンツ情報をコンテンツ情報データベース325から取得する(ステップS52)。
次いで、システム制御部34は、取得したコンテンツ情報を通信部31を介して携帯端末2−kに送信し(ステップS53)、図8に示す処理を終了する。これにより、ユーザが視認したサイネージ情報に対応するコンテンツ情報を、当該ユーザの携帯端末2−kに簡単に送信することができる。
(管理サーバ3のシステム制御部34における操作情報受信処理)
次に、管理サーバ3のシステム制御部34の操作情報受信処理について、図9を用いて説明する。
図9は、管理サーバ3のシステム制御部34の操作情報受信処理を示すフローチャートである。
図9に示す処理は、携帯端末2−kからの操作情報が受信された場合に開始される。図9に示す処理が開始されると、管理サーバ3のシステム制御部34は、取得した操作情報に含まれるコンテンツ情報のID及びデジタルサイネージIDに基づいて、コンテンツ情報及びデジタルサイネージ1−jを特定する(ステップS61)。
次いで、システム制御部34は、上記特定したデジタルサイネージ1−jに、上記特定したコンテンツ情報が配信済で有るか否かを判定し(ステップS62)、配信済で有ると判定した場合には(ステップS62:YES)、ステップS63に進み、配信済で無いと判定した場合には(ステップS62:NO)、ステップS64に進む。
ステップS63では、システム制御部34は、操作情報に基づくコンテンツ情報の表示制御処理を実行する。コンテンツ情報の表示制御処理では、システム制御部34は、取得した操作情報に基づく情報が反映されたコンテンツ情報を生成し、これを通信部31を介してデジタルサイネージ1−jに送信することにより、上記特定したデジタルサイネージ1−jに表示されるコンテンツ情報の表示内容を制御する。例えば、デジタルサイネージ1−jには、コンテンツ情報上で、例えばユーザにより操作された因子が表示されたり、該因子が移動される。これにより、ユーザは、携帯端末2−kをリモコンとして、デジタルサイネージ1−jに表示されたコンテンツ情報を見ながら、ゲーム等を楽しむことができる。
ステップS64では、システム制御部34は、取得した操作情報が所定の条件を満たしているか判定し、所定の条件を満たしていないと判定した場合には(ステップS64:NO)、図9に示す処理が終了する。一方、システム制御部34は、所定の条件を満たしていると判定した場合には(ステップS64:YES)、取得した操作情報に基づくサイネージ情報の表示制御処理を実行する(ステップS65)。サイネージ情報の表示制御処理では、システム制御部34は、所定の情報を通信部31を介してデジタルサイネージ1−jに送信することにより、上記特定したデジタルサイネージ1−jに表示されるサイネージ情報の表示内容を制御する。これにより、デジタルサイネージ1−jに表示されているサイネージ情報に、より多くのユーザを引き付けることができ、サイネージ情報の広告効果を高めることができる。
なお、システム制御部34は、配信スケジュールに基づくサイネージ情報の切り替えのタイミングで、デジタルサイネージ1−jに表示されるサイネージ情報の表示内容を制御することが望ましい。
ここで、表示内容を制御は、上記「所定の条件」により異なり、以下の(f)〜(h)の態様例が挙げられる。
(f)操作情報にコンテンツ情報の開始を示す情報が含まれており、上記特定されたコンテンツ情報の開始数(言い換えれば、コンテンツ操作権限の配布数)が所定数以上である場合(例えば、所定人数以上のユーザが、コンテンツ情報に係るゲームコンテンツに参加した場合)、システム制御部34は、所定の条件を満たしていると判定する。そして、この場合、システム制御部34は、上記特定したコンテンツ情報とサイネージ情報とが領域分離(分割)された情報、又は上記特定したコンテンツ情報とサイネージ情報とを異なるレイターで重ねた(オーバーレイ)情報を生成し、これをデジタルサイネージ1−jに送信する。
図10は、デジタルサイネージのディスプレイのスクリーンにおけるコンテンツ情報とサイネージ情報の表示領域の一例を示す概念図である。図10(B)の例では、サイネージ情報上にコンテンツ情報がオーバーレイ表示されている。一方、図10(A)の例では、コンテンツ情報とサイネージ情報とが領域分離表示されている。図10(A)において、コンテンツ情報の表示領域の面積は、上記特定されたコンテンツ情報の開始数に応じて大きくするように制御しても良い。
なお、操作情報にコンテンツ情報の終了を示す情報が含まれている場合、上記特定されたコンテンツ情報の開始数が減算され、減算された開始数が所定数未満である場合、システム制御部34は、元のサイネージ情報に切り替えてデジタルサイネージ1−jに送信する。
(g)操作情報にスコアを示す情報が含まれており、例えばコンテンツ情報に係るゲームコンテンツに参加している各ユーザのスコアの合計値又は平均値が所定値以上である場合、システム制御部34は、所定の条件を満たしていると判定する。そして、この場合、システム制御部34は、現在配信している短時間(例えば、30秒)バージョンのサイネージ情報から、長時間(例えば、60秒)バージョンのサイネージ情報に切り替えてデジタルサイネージ1−jに送信する。或いは、この場合、システム制御部34は、商品情報やサービス情報へのURLを含むQRコード等が表示されるサイネージ情報をデジタルサイネージ1−j又は携帯端末2−kに送信する。
(h)操作情報の取得により算出される、コンテンツ情報の開始からの経過時間、つまり、コンテンツ情報に対するユーザ操作時間が所定時間以上継続する場合、システム制御部34は、所定の条件を満たしていると判定する。そして、この場合、システム制御部34は、上記(g)と同様に、デジタルサイネージ1−jに表示されるサイネージ情報の表示内容を制御する。
以上説明したように、上記実施形態によれば、管理サーバ3は、互いに異なる場所に設置された複数のデジタルサイネージ1−jの設置場所情報を記憶しておき、携帯端末2−kから位置情報及び方位情報を含む端末情報を取得し、上記設置場所情報と上記端末情報とに基づいてデジタルサイネージ1−jを特定し、特定したデジタルサイネージ1−jが携帯端末2−kのユーザにより視認されたことを示す視認履歴情報を蓄積するように構成したので、デジタルサイネージ1−j毎の広告効果を精度良く測定することができる。すなわち、ユーザからある程度遠く離れた場所からデジタルサイネージ1−jが見える場合に、ユーザがデジタルサイネージ1−jの近くに行かなくても、当該デジタルサイネージ1−jをユーザが視認した情報を管理サーバ3が取得できるので、デジタルサイネージ1−jの広告効果を精度良く測定することができる。
また、デジタルサイネージ1−jに表示されるサイネージ情報の表示内容は予め設定された表示(配信)スケジュールにしたがって切り替わるものであって、管理サーバ3は、上記特定したデジタルサイネージ1−jに対応する表示(配信)スケジュールと、上記端末情報の取得時刻と、に基づいて、当該取得時刻にデジタルサイネージ1−jに表示されたサイネージ情報を特定し、特定したサイネージ情報が携帯端末2−kのユーザにより視認されたことを示す視認履歴情報を蓄積するように構成したので、当該デジタルサイネージ1−jに表示されたサイネージ情報毎の広告効果を精度良く測定することができる。
1−j デジタルサイネージ
2−k 携帯端末
3 管理サーバ
31 通信部
32 記憶部
33 入出力インターフェース部
34 システム制御部
35 システムバス
NW ネットワーク
S 情報提供システム

Claims (13)

  1. 互いに異なる場所に設置された複数の電子看板に表示されるサイネージ情報の表示内容を制御する電子看板表示制御装置であって、
    各前記電子看板の設置場所情報を含む各電子看板情報を記憶する電子看板情報記憶手段と、
    携帯型端末装置の位置を示す位置情報と、当該携帯型端末装置の基準位置が向けられている方位を示す方位情報と、を含む端末情報を、当該携帯型端末装置から通信手段を介して取得する端末情報取得手段と、
    前記記憶された電子看板情報に含まれる前記電子看板の設置場所情報と、前記取得された端末情報に含まれる前記位置情報及び前記方位情報と、に基づいて、前記電子看板情報記憶手段から、1又は複数の電子看板を特定する電子看板特定手段と、
    前記特定された電子看板が前記携帯型端末装置のユーザにより視認された視認回数であって前記電子看板が特定されるごとに増加される視認回数を、当該特定された電子看板の識別情報に対応付けて登録する登録手段と、
    を備えることを特徴とする電子看板表示制御装置。
  2. 前記電子看板に表示されるサイネージ情報の表示内容は予め設定された表示スケジュールにしたがって切り替わるものであって、
    前記特定された電子看板に対応する表示スケジュールと、前記端末情報の取得時刻と、に基づいて、当該取得時刻に前記電子看板に表示されたサイネージ情報を特定するサイネージ情報特定手段を更に備え、
    前記登録手段は、前記特定されたサイネージ情報が前記携帯型端末装置のユーザにより視認された視認回数であって前記電子看板が特定されるごとに増加される視認回数を、当該特定されたサイネージ情報の識別情報に対応付けて登録することを特徴とする請求項1に記載の電子看板表示制御装置。
  3. 前記電子看板に表示される複数のサイネージ情報及び配信スケジュールがサーバ装置において保持されるものであって、
    前記保持されている配信スケジュールにしたがってサイネージ情報を配信するサイネージ情報配信手段と、
    前記サイネージ情報を配信する配信スケジュールと、前記端末情報の取得時刻と、に基づいて、当該取得時刻に前記電子看板に表示されたサイネージ情報を特定するサイネージ情報特定手段を更に備え、
    前記登録手段は、前記特定されたサイネージ情報が前記携帯型端末装置のユーザにより視認された視認回数であって前記電子看板が特定されるごとに増加される視認回数を、当該特定されたサイネージ情報の識別情報に対応付けて登録することを特徴とする請求項1に記載の電子看板表示制御装置。
  4. 前記端末情報は、前記ユーザにより所定の操作が行われた場合に当該携帯型端末装置から送信されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の電子看板表示制御装置。
  5. 前記端末情報は、前記携帯型端末装置が所定時間静止された場合、又は前記携帯型端末装置の傾きが所定値以上変化した場合に当該携帯型端末装置から送信されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の電子看板表示制御装置。
  6. 前記端末情報は、前記携帯型端末装置に備えられたカメラにより前記電子看板が所定時間以上捉えられた場合に当該携帯型端末装置から送信されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の電子看板表示制御装置。
  7. 前記電子看板特定手段により複数の電子看板が特定された場合には、当該複数の電子看板の一覧を示すリスト情報を作成するリスト作成手段と、
    前記作成されたリスト情報を前記携帯型端末装置に送信するリスト情報送信手段と、
    前記携帯型端末装置に送信されたリスト情報から前記ユーザにより選択された電子看板を示す選択情報を、当該携帯型端末装置から通信手段を介して取得する選択情報取得手段と、
    を更に備え、
    前記電子看板特定手段は、前記取得された選択情報に示される電子看板を特定することを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の電子看板表示制御装置。
  8. 前記各電子看板の周りに設置された建造物等の障害物の設置場所情報及び高さ情報を含む障害物情報を記憶する障害物情報記憶手段を更に備え、
    前記電子看板特定手段は、前記携帯型端末装置の位置から見て前記障害物によりユーザによる視認が遮られない前記電子看板を特定することを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の電子看板表示制御装置。
  9. 前記電子看板特定手段により特定された電子看板に現在表示されているサイネージ情報に対応するコンテンツ情報を前記携帯型端末装置に送信するコンテンツ情報送信手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の電子看板表示制御装置。
  10. 各前記携帯型端末装置に送信されたコンテンツ情報を表示させる表示制御手段と、
    前記コンテンツ情報が表示された各携帯型端末装置上における、当該コンテンツ情報に対するユーザ操作を示す操作情報を、当該各携帯型端末装置から通信手段を介して取得する操作情報取得手段と、
    を更に備え、
    前記表示制御手段は、前記取得された操作情報に基づいて、前記電子看板に表示されるコンテンツ情報の表示内容を制御することを特徴とする請求項に記載の電子看板表示制御装置。
  11. 前記コンテンツ情報に対する前記操作情報が所定の条件を満たしているか判定する判定手段を更に備え、
    前記表示制御手段は、前記判定手段により前記条件を満たしていると判定された場合に、前記電子看板に表示されるサイネージ情報の表示内容を制御することを特徴とする請求項10に記載の電子看板表示制御装置。
  12. 互いに異なる場所に設置された複数の電子看板に表示されるサイネージ情報の表示内容を制御する電子看板表示制御装置における電子看板表示制御方法であって、
    各前記電子看板の設置場所情報を含む各電子看板情報を電子看板情報記憶手段に記憶するステップと、
    携帯型端末装置の位置を示す位置情報と、当該携帯型端末装置の基準位置が向けられている方位を示す方位情報と、を含む端末情報を、当該携帯型端末装置から通信手段を介して取得するステップと、
    前記記憶された電子看板情報に含まれる前記電子看板の設置場所情報と、前記取得された端末情報に含まれる前記位置情報及び前記方位情報と、に基づいて、前記電子看板情報記憶手段から、1又は複数の電子看板を特定するステップと、
    前記特定された電子看板が前記携帯型端末装置のユーザにより視認された視認回数であって前記電子看板が特定されるごとに増加される視認回数を、当該特定された電子看板の識別情報に対応付けて登録するステップと、
    を含むことを特徴とする電子看板表示制御方法。
  13. 互いに異なる場所に設置された複数の電子看板に表示されるサイネージ情報の表示内容を制御するコンピュータを、
    各前記電子看板の設置場所情報を含む各電子看板情報を記憶する電子看板情報記憶手段、
    携帯型端末装置の位置を示す位置情報と、当該携帯型端末装置の基準位置が向けられている方位を示す方位情報と、を含む端末情報を、当該携帯型端末装置から通信手段を介して取得する端末情報取得手段、
    前記記憶された電子看板情報に含まれる前記電子看板の設置場所情報と、前記取得された端末情報に含まれる前記位置情報及び前記方位情報と、に基づいて、前記電子看板情報記憶手段から、1又は複数の電子看板を特定する電子看板特定手段、及び、
    前記特定された電子看板が前記携帯型端末装置のユーザにより視認された視認回数であって前記電子看板が特定されるごとに増加される視認回数を、当該特定された電子看板の識別情報に対応付けて登録する登録手段として機能させることを特徴とする電子看板表示制御プログラム。
JP2009243138A 2009-10-22 2009-10-22 電子看板表示制御装置、電子看板表示制御方法、及び電子看板表示制御プログラム Active JP5451304B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009243138A JP5451304B2 (ja) 2009-10-22 2009-10-22 電子看板表示制御装置、電子看板表示制御方法、及び電子看板表示制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009243138A JP5451304B2 (ja) 2009-10-22 2009-10-22 電子看板表示制御装置、電子看板表示制御方法、及び電子看板表示制御プログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011090482A JP2011090482A (ja) 2011-05-06
JP2011090482A5 JP2011090482A5 (ja) 2013-01-31
JP5451304B2 true JP5451304B2 (ja) 2014-03-26

Family

ID=44108681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009243138A Active JP5451304B2 (ja) 2009-10-22 2009-10-22 電子看板表示制御装置、電子看板表示制御方法、及び電子看板表示制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5451304B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8532632B2 (en) * 2011-05-16 2013-09-10 Wesley Boudville Cellphone changing an electronic display that contains a barcode
JP5903821B2 (ja) * 2011-09-30 2016-04-13 カシオ計算機株式会社 情報伝達効果出力システム及び情報伝達効果出力方法
JP5825666B2 (ja) * 2011-10-04 2015-12-02 Kddi株式会社 サイネージ装置ならびにその画像情報表示方法
US8910309B2 (en) * 2011-12-05 2014-12-09 Microsoft Corporation Controlling public displays with private devices
US9348323B2 (en) 2012-02-03 2016-05-24 Oki Electric Industry Co., Ltd. Device cooperation control system and method based on motion of a mobile device
JP6098193B2 (ja) * 2013-01-31 2017-03-22 株式会社リコー 情報処理システムおよび情報処理方法
JP6142635B2 (ja) * 2013-04-10 2017-06-07 カシオ計算機株式会社 表示システム及び表示装置
JP6322485B2 (ja) * 2014-05-30 2018-05-09 東芝テック株式会社 情報提供装置
JP6409890B2 (ja) * 2017-02-23 2018-10-24 株式会社リコー 情報処理システム、情報処理装置および情報処理方法
JP6845717B2 (ja) * 2017-03-23 2021-03-24 株式会社Nttドコモ 閲覧状況把握装置
JP6869145B2 (ja) * 2017-08-24 2021-05-12 シャープ株式会社 コンテンツ配信装置、コンテンツ配信システム及びプログラム
JP7138419B2 (ja) * 2017-09-07 2022-09-16 Fcnt株式会社 広告配信システム、及び情報処理装置
WO2022054716A1 (ja) * 2020-09-14 2022-03-17 株式会社Nttドコモ 情報配信管理装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011008636A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Hitachi Ltd 表示装置を備えるシステム、端末及び表示装置の検索方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011090482A (ja) 2011-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5451304B2 (ja) 電子看板表示制御装置、電子看板表示制御方法、及び電子看板表示制御プログラム
CN101379369B (zh) 基于地理位置在移动设备中显示网络对象
CN102483824B (zh) 基于与经由定向设备信息发现的感兴趣点的交互的门户服务
US8711176B2 (en) Virtual billboards
CN102300205A (zh) 基于位置和上下文的移动应用程序的宣传和传递
US10362436B2 (en) Information processing system, information processing apparatus, storage medium having stored therein information processing program, and information processing method
US8526972B2 (en) Server apparatus, information providing program, recording medium recording information providing program, information providing method, portable terminal device, terminal processing program, recording medium recording terminal processing program, and information providing system
US20160285963A1 (en) Information processing system, server system, information processing apparatus, storage medium having stored therein information processing program, and information processing method
CN102985901A (zh) 用于为移动设备上基于位置的服务渲染对象的立体图及与其相关的内容的方法和装置
US20210073859A1 (en) Mobile device link system and service information distribution method
CN103003786A (zh) 用于为基于位置的服务渲染具有主视图部分和预览部分的用户界面的方法和装置
CN102349315A (zh) 基于设备的方向信息的设备交易模型和服务
CN102414697A (zh) 指示在街道级图像之间转换的系统和方法
CN105009114B (zh) 预测性地呈现搜索能力
JP2014178724A (ja) クーポン提供方法、クーポン提供サーバ及びクーポン提供システム
KR20050087844A (ko) 사용자에게 위치-기반 정보를 제공하는 시스템 및 그 방법
JP7251651B2 (ja) 拡張現実告知情報配信システムとその配信制御装置、方法およびプログラム
JP2011008636A (ja) 表示装置を備えるシステム、端末及び表示装置の検索方法
JP2010028806A (ja) 位置管理サーバおよび通信システムならびに通信端末装置、情報提供装置および通信システム
CN110060114A (zh) 用于移动商家的位置更新方法
JPWO2006040807A1 (ja) 情報提供サービスシステム,同システムにおけるユーザ端末および同システムにおける空間情報サーバ並びに同システムにおけるサービス情報提供方法
KR102366773B1 (ko) 모바일 단말기를 이용한 전자명함 교환 시스템 및 방법
JP6174936B2 (ja) 無線通信装置、無線通信方法、およびプログラム
US9064265B1 (en) System and method for locating items in a facility
CN102833313A (zh) 一种新型智能信息互动系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121019

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130910

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5451304

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250