JP2003256464A - 新着投稿情報表示装置 - Google Patents

新着投稿情報表示装置

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JP2003256464A
JP2003256464A JP2002055646A JP2002055646A JP2003256464A JP 2003256464 A JP2003256464 A JP 2003256464A JP 2002055646 A JP2002055646 A JP 2002055646A JP 2002055646 A JP2002055646 A JP 2002055646A JP 2003256464 A JP2003256464 A JP 2003256464A
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JP2002055646A
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Ken Shibata
憲 柴田
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Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、電子掲示板による情報提供を行う
ウェブサーバに於いて、新着情報の表示を支援し、ウェ
ブサーバの利用促進を図る事を目的とする。 【解決手段】 所定の閲覧者に対し電子掲示板を用いて
情報提供を行う新着投稿情報表示装置であって、閲覧者
が閲覧したウェブページ及び閲覧者が送受信した電子メ
ールの少なくとも何れか一方より嗜好データベース21
を構築する嗜好データベース構築手段13と、電子掲示
板の新規投稿記事より投稿情報データベース22を構築
する投稿情報データベース構築手段16と、嗜好データ
ベース21と新着情報として表示されるべき投稿記事の
投稿情報データベース22とを用いて嗜好ポイントを算
出するポイント算出手段17と、嗜好ポイントの高い投
稿記事を優先的に新着情報として表示する新着情報表示
手段18とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子掲示板による
情報提供を行うウェブサーバに於いて、新着情報の表示
を管理する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子掲示板を用いて情報提供を行
うウェブサーバに於ける前記電子掲示板の新着情報の表
示方法は、前記新着情報を表示する時点から所定の期間
前までに新規投稿された投稿記事について、前記投稿記
事を投稿順に表示する方法が一般的であった。ここで、
一般に、電子掲示板は参加者全員が自由に投稿及び閲覧
が可能な電子的な掲示板サービスのことを指すが、本発
明に於いては、掲示板に限らず前記閲覧者が自由に投稿
及び閲覧が可能な電子サービス全体を含むものとする。
さらに、前記電子掲示板は、一般的に普及しているブラ
ウザソフトウェア(AOL Time Warner社製Netscape Navi
gator等)を用いて記事の投稿や閲覧、検索を実行可能
であり、前記閲覧者の端末では前記ブラウザソフトウェ
アがインストールされ、利用可能に構成されている。
【0003】尚、前記電子掲示板に於ける別の前記新着
情報の表示方法については、前記投稿順に表示する方法
以外に、前記閲覧者が取得したい情報について事前に登
録しておき、その登録に基づいて情報提供を行うシステ
ム等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記閲
覧者が前記電子掲示板に任意の情報を自由に投稿できる
事から前記電子掲示板に掲載される投稿記事の内容は煩
雑であり、投稿順に表示する従来の方法では投稿数が多
くなるに連れて前記閲覧者が取得したい情報を検索する
事が難しくなるといった問題がある。
【0005】前記投稿順に表示する方法に対し、前記取
得したい情報について事前に登録しておく方法では、前
記閲覧者が取得したい情報を検索し易くする事が可能に
なる。しかし、前記電子掲示板の各閲覧者が登録作業を
行わなければならず、手間がかかる。また、前記閲覧者
は、前記閲覧者の嗜好の変化と共に登録内容の変更も実
施しなければならない。
【0006】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、前記ウェブサーバにより自動的に
前記閲覧者の嗜好分析を実施し、適切な新着情報を前記
閲覧者に提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明に係る新着投稿情報表示装置の第一特徴構成
は、特許請求の範囲の欄の請求項1に記載した如く、所
定の複数の閲覧者に対し電子掲示板を用いて情報提供を
行う新着投稿情報表示装置であって、前記閲覧者毎に、
前記閲覧者が閲覧したウェブページ及び前記閲覧者が送
信及び受信した電子メールの少なくとも何れか一方より
テキストデータを抽出し、前記テキストデータより使用
単語及びその使用頻度を取得し、前記使用単語及びその
使用頻度を嗜好テーブルに登録して嗜好データベースを
構築する嗜好データベース構築手段と、前記電子掲示板
に新たに投稿記事が投稿された際に、前記投稿記事より
テキストデータを抽出し、前記テキストデータより使用
単語及びその使用頻度を取得し、前記使用単語及びその
使用頻度を投稿情報テーブルに登録して投稿情報データ
ベースを構築する投稿情報データベース構築手段と、前
記閲覧者に対し新着情報を表示する際に、前記嗜好デー
タベースと、新着情報として表示されるべき前記投稿記
事の前記投稿情報データベースとを用いて嗜好ポイント
を算出するポイント算出手段と、前記ポイント算出手段
に於いて算出された前記嗜好ポイントに基づいて、前記
嗜好ポイントの高い前記投稿記事を優先的に新着情報と
して表示する新着情報表示手段と、を備える点にある。
【0008】即ち、本発明に係る新着投稿情報表示装置
の上記第一特徴構成によれば、前記閲覧者に対し、前記
閲覧者が閲覧したウェブページまたは前記閲覧者が送受
信した電子メールより前記閲覧者の嗜好を抽出し、前記
電子掲示板の新規投稿記事の掲載情報と比較して、前記
閲覧者の嗜好に合った適切な新着情報を自動的に提供す
る事ができる。
【0009】一般に、ある所定の情報についての記載で
使用される単語は、前記所定の情報に対し関連性が強い
単語程使用されている回数が多く、情報の内容毎に使用
されている単語及びその使用頻度について一定の傾向が
ある。また、一般に、前記傾向が似通っているウェブペ
ージや前記電子掲示板の投稿記事は、同じ情報またはそ
の関連情報について記載されている可能性が高いと言え
る。
【0010】一般に、前記閲覧者は、前記閲覧者が重点
を置く情報及びその関連情報を提供するウェブページを
繰り返して閲覧する。また、前記閲覧者の送信または受
信した電子メールについても、前記閲覧者が重点を置く
情報またはその関連情報についての記載が多いと言え
る。従って、前記嗜好データベース構築手段を実施する
ことにより、前記所定の閲覧者全員について、前記閲覧
者が重点を置く情報の前記傾向を知る事ができる。同様
に、前記投稿情報データベース構築手段を実施する事に
より、前記電子掲示板に投稿された投稿記事毎に、前記
投稿記事に掲載されている情報の前記傾向を知る事がで
きる。
【0011】前記嗜好データベース構築手段及び前記投
稿情報データベース構築手段では、前記閲覧者が重点を
置く情報の前記傾向及び前記電子掲示板に投稿された投
稿記事の情報の前記傾向を取得したが、前記閲覧者に対
し適切な新着情報を提供する為には、前記閲覧者が重点
を置く情報と前記投稿記事との関連性の度合いを明確で
理解し易い形で表す必要がある。従って、前記ポイント
算出手段を実施する事により、新着情報として表示すべ
き前記投稿記事と、前記閲覧者が重点を置く情報との関
連性の度合いを数値化して表す事ができる。
【0012】さらに、前記新着情報表示手段を実施する
事により、前記閲覧者に対し、前記閲覧者が重点を置く
情報及びその関連情報が記載されている可能性の高い前
記電子掲示板の投稿記事を上位に表示する事ができる。
【0013】従って、前記各手段を実施する事により、
前記ウェブサーバは前記閲覧者に対し、前記閲覧者の嗜
好に合った適切な新着情報を自動的に表示し提供する事
ができる。
【0014】同第二特徴構成は、特許請求の範囲の欄の
請求項2に記載した如く、上記第一特徴構成に加えて、
前記閲覧者が任意のウェブページを閲覧した際に、分析
対象外とすべきウェブページを登録した分析対象外デー
タベースを用い、前記ウェブページを分析対象とすべき
か否かを判定する判定手段を有し、前記嗜好データベー
ス構築手段に於いて、前記ウェブページよりテキストデ
ータを抽出して前記嗜好データベースを構築する場合
に、前記判定手段に於いて分析対象外とすべきウェブペ
ージであると判定された前記ウェブページを除去する点
にある。
【0015】即ち、同第二特徴構成によれば、前記閲覧
者に対する前記嗜好データベースの構築に適さないウェ
ブページを分析対象から除外する事ができる。
【0016】一般に、前記閲覧者の嗜好に関係なく大多
数の前記閲覧者が繰り返して参照するウェブページが存
在する。具体的には、検索エンジン(Google、goo等)
や前記ウェブサーバのトップページ等であり、これらの
ウェブページは前記閲覧者が重点を置く情報及びその関
連情報を提供するウェブページではない為、前記閲覧者
の前記嗜好データベース構築の為のデータとしては適し
ていない。また、一般的に、前記ウェブページは繰り返
し使用される事から、前記ウェブページを解析する事に
より、前記閲覧者の嗜好を反映しないウェブページの前
記傾向が前記閲覧者の前記嗜好データベース構築に過度
に反映され悪影響を及ぼす可能性がある。
【0017】従って、前記閲覧者に対する前記嗜好デー
タベースの構築に適さないウェブページを分析対象から
除外する事により、より的確に前記閲覧者に対する前記
嗜好データベースを構築でき、前記ウェブサーバの価値
を高め、さらに、前記ウェブサーバのウェブページ解析
に係る負荷を軽減する事ができる。
【0018】同第三特徴構成は、特許請求の範囲の欄の
請求項3に記載した如く、上記第二特徴構成に加えて、
所定の期間毎に、前記閲覧者の参照したウェブページの
一覧を取得し、前記閲覧者全員の前記一覧を相互に比較
し、所定の数以上の前記一覧に同じウェブページが登録
されている場合に、前記ウェブページを分析対象外のウ
ェブページとして前記分析対象外データベースに登録す
る頻出ウェブページ抽出手段を有する点にある。
【0019】即ち、同第三特徴構成によれば、前記分析
対象外データベースを前記閲覧者が参照したウェブペー
ジの情報に基づき、自動的に、適宜更新する事ができ
る。
【0020】本発明装置(本発明に係る新着投稿情報表
示装置)の運用開始時や、前記嗜好データベース構築に
は適さないウェブページが新たに開設された場合等に、
本発明装置の管理者は、前記閲覧者の嗜好を反映しない
ウェブページの前記傾向が前記閲覧者の前記嗜好テーブ
ル構築に過度に反映されるのを防ぐ為、前記嗜好データ
ベース構築には適さないウェブページを前記分析対象外
データベースに登録しなければならない。
【0021】しかし、前記管理者がすべての分析対象外
とすべきウェブページを把握する事は難しい。尚、前記
閲覧者が参照している前記分析対象外とすべきウェブペ
ージが排除できればいい事から、前記閲覧者の大多数が
参照したウェブページを前記分析対象外データベースに
定期的、自動的に登録する事により、前記管理者の手間
を省く事ができる。従って、前記嗜好データベース構築
に適さないウェブページを前記閲覧者の情報通信環境の
変化に対応して適切且つ自動的に排除する事が出来る。
【0022】同第四特徴構成は、特許請求の範囲の欄の
請求項4に記載した如く、上記第一特徴構成から上記第
三特徴構成に加えて、所定の期間毎に、前記所定の閲覧
者全員の前記嗜好テーブルを相互に比較し、所定の数以
上の前記嗜好テーブルに同じ前記使用単語が登録されて
いる場合に、前記使用単語を前記ポイント算出手段に於
ける前記嗜好ポイント算出の対象外にする頻出単語検出
手段を有する点にある。
【0023】即ち、同第四特徴構成によれば、前記閲覧
者の嗜好を反映するのに適さない前記使用単語を自動的
に前記ポイント算出手段に於ける前記嗜好ポイント算出
の対象外にする事ができる。
【0024】一般に、前記閲覧者全員の内、大多数の前
記閲覧者の前記嗜好テーブルに登録されている前記使用
単語は、掲載されている情報の内容に関係なく使用され
ている単語である可能性が高く、前記閲覧者の嗜好を反
映しているとは言えず、嗜好ポイント算出に用いるのに
適した単語ではない。従って、前記嗜好ポイント算出に
適さない前記使用単語を前記嗜好ポイント算出対象外と
する事により、前記閲覧者の嗜好をより適切に反映した
前記嗜好ポイントの算出を実現する事が出来る。
【0025】同第五特徴構成は、特許請求の範囲の欄の
請求項5に記載した如く、上記第一特徴構成から上記第
四特徴構成に加えて、前記所定の閲覧者全員の前記嗜好
テーブルを相互に比較し、所定の数以上の前記嗜好テー
ブルに同じ前記使用単語が登録されている場合に、前記
使用単語を登録して頻出単語データベースを構築する頻
出単語データベース構築手段を有し、前記嗜好データベ
ース構築手段は、前記頻出単語データベースに登録され
ていない前記使用単語について前記嗜好データベースを
構築する点にある。
【0026】即ち、同第五特徴構成によれば、前記嗜好
データベース構築に適さない前記使用単語を前記所定の
閲覧者全員の前記嗜好テーブルから自動的に抽出し、前
記嗜好データベース構築の際に反映されないようにする
事ができる。
【0027】従って、前記嗜好データベースの構築に適
さない前記使用単語を統一して管理し、前記閲覧者の前
記嗜好テーブルを構築する際に除外して前記嗜好テーブ
ルを構築する事により、前記閲覧者毎により適切に対応
して、前記嗜好データベースの構築を実現する事が出来
る。
【0028】同第六特徴構成は、特許請求の範囲の欄の
請求項6に記載した如く、上記第一特徴構成から上記第
五特徴構成に加えて、前記嗜好データベース構築手段
は、基準単語及びその類義語を記載した類義語データベ
ースを用い、前記使用単語が類義語として前記類義語デ
ータベースに記載されている場合には、前記類義語の前
記基準単語を用いて前記嗜好データベースを構築し、前
記投稿情報データベース構築手段は、前記類義語データ
ベースを用い、前記使用単語が類義語として前記類義語
データベースに記載されている場合には、前記類義語の
前記基準単語を用いて前記投稿情報データベースを構築
する点にある。
【0029】即ち、同第六特徴構成によれば、前記類義
語データベースを用いる事により、様々な類義語に対応
して、前記類義語を1つの単語に統一して前記嗜好デー
タベース及び前記投稿情報データベースを構築する事が
できる。
【0030】一般に、1つの単語に対し様々な類義語が
存在し、ウェブページで使用される単語はその管理者に
依存する為、ウェブページ毎に、また同一ウェブページ
内であっても、様々な類義語が使用される。具体的に
は、英文字に対するカタカナ表記(Webとウェブ等)
等であり、これらの類義語は表記方法の置き換えが可能
である為、前記閲覧者にとっては同一単語として認識さ
れる。この為、前記閲覧者の嗜好を解析したり、前記投
稿記事の前記傾向を解析したりする上で同じ単語として
扱う事が望ましい。
【0031】従って、前記類義語データベースを用い、
様々な類義語に対応して前記類義語を1つの単語に統一
して前記嗜好データベース及び前記投稿情報データベー
スを構築する事により、前記嗜好データベースのある閲
覧者に於ける嗜好テーブルに対しより適切に前記閲覧者
の嗜好を反映でき、前記投稿情報データベースのある投
稿に於ける投稿情報テーブルに対しより適切に前記投稿
記事の傾向を反映できる。
【0032】同第七特徴構成は、特許請求の範囲の欄の
請求項7に記載した如く、上記第一特徴構成から上記第
六特徴構成に加えて、前記ポイント算出手段は、前記所
定の閲覧者の前記嗜好テーブル及び前記投稿記事の前記
投稿情報テーブルの両方に登録されている前記使用単語
について、前記嗜好テーブルに登録されている前記使用
頻度を前記使用単語毎に抽出し、その合計を前記嗜好ポ
イントとする点にある。
【0033】即ち、同第七特徴構成によれば、前記投稿
記事と前記閲覧者の前記嗜好テーブルとの関連性の度合
いを数値化して表す第一の方法を提供する事ができる。
【0034】一般に、前記所定の閲覧者の嗜好テーブル
及び前記投稿記事の投稿情報テーブルの両方に共通に登
録されている前記使用単語の数が多ければ多い程、ま
た、その出現回数が多ければ多い程、前記投稿記事の情
報は、前記閲覧者が重点を置いている情報と関連性が強
い情報であると言える。
【0035】従って、前記両方のテーブルに共通に登録
されている使用単語について、前記嗜好テーブルの前記
使用頻度を合計する事で、前記閲覧者の嗜好をより適切
に前記嗜好ポイントに反映する事が出来る。
【0036】同第八特徴構成は、特許請求の範囲の欄の
請求項8に記載した如く、上記第一特徴構成から上記第
六特徴構成に加えて、前記ポイント算出手段は、前記所
定の閲覧者の前記嗜好テーブル及び前記投稿記事の前記
投稿情報テーブルの両方に登録されている前記使用単語
について、前記嗜好テーブルの前記使用頻度と前記投稿
情報テーブルの前記使用頻度との乗算を全ての前記使用
単語について行い、その結果の合計を前記嗜好ポイント
とする点にある。
【0037】即ち、同第八特徴構成によれば、前記投稿
記事と前記閲覧者の前記嗜好テーブルとの関連性の度合
いを数値化して表す第二の方法を提供する事ができる。
【0038】前記所定の閲覧者の嗜好テーブル及び前記
投稿記事の投稿情報テーブルについての使用頻度は、夫
々の使用単語の重要度を表していると言える。従って、
前記使用単語について、前記嗜好テーブルの前記使用頻
度に前記投稿情報テーブルの前記使用頻度で重み付けす
る事により、前記投稿記事の前記投稿情報テーブルの前
記傾向をより的確に反映する事ができる。
【0039】同第九特徴構成は、特許請求の範囲の欄の
請求項9に記載した如く、上記第一特徴構成から上記第
八特徴構成に加えて、前記ポイント算出手段は、前記投
稿情報テーブルに登録されている前記使用単語の内、前
記使用頻度の多いものから順に所定の数の前記使用単語
について実施する点にある。
【0040】即ち、同第九特徴構成によれば、前記電子
掲示板の投稿記事で使用されているものの、必ずしも前
記投稿記事の情報の前記傾向を反映するとは言えない単
語について、前記嗜好ポイントの算出対象から除外する
事ができる。
【0041】一般に、前記投稿記事に記載されている情
報に関連する前記使用単語は、その関連性の度合いが強
い程、多く使用されていると言える。つまり、前記使用
頻度が極度に少ない前記使用単語は、前記投稿記事に記
載されている情報の傾向を表しているとは言えない。従
って、前記投稿記事の情報の前記傾向を反映するとは言
えない単語を嗜好ポイントの算出対象から除外する事に
より、より適切に前記閲覧者の嗜好を前記嗜好ポイント
に反映する事ができる。
【0042】この目的を達成するための本発明に係る新
着投稿情報表示プログラムの第一特徴構成は、特許請求
の範囲の欄の請求項10に記載した如く、コンピュータ
上で実行される事により、請求項1から請求項9の何れ
かに記載の新着投稿情報表示装置に含まれる前記各手段
を実施可能なプログラムから成る点にある。
【0043】即ち、本発明に係る新着投稿情報表示プロ
グラムの上記特徴構成によれば、コンピュータ上で実行
される事により新着投稿情報表示装置の各手段を実行す
る事ができ、上記した各特徴構成の作用・効果を奏する
事ができる。
【0044】
【発明の実施の形態】本発明に係る新着投稿情報表示装
置(以下、適宜「本発明装置」と略称する)の実施の形
態について、図面に基づいて説明する。
【0045】図1は本発明装置に於ける一実施形態を示
しており、本発明装置の各手段はウェブサーバ1によっ
て実現される本発明装置によって実行される。より詳細
には、ウェブサーバ1内に構築された本発明装置に係る
各手段(嗜好データベース構築手段及び投稿情報データ
ベース構築手段及びポイント算出手段及び新着情報表示
手段、頻出ウェブページ抽出手段及び判定手段及び頻出
単語データベース構築手段及び頻出単語検出手段)を実
行するプログラムによりソフトウェア的に実現される。
【0046】図1のウェブサーバ1は、電子掲示板2を
備え、通信ネットワーク6を介してプロキシサーバ3及
びメールサーバ4及び閲覧者端末5と接続可能に構成さ
れている。ここで、電子掲示板2は、前記閲覧者が閲覧
者端末5を介して、一般に普及しているブラウザソフト
ウェアを用いて記事の投稿及び閲覧が可能な電子掲示板
である。尚、前記電子掲示板2は、前記閲覧者が自由に
投稿及び閲覧が可能なシステムであれば、掲示板以外の
他のシステムであってもかまわない。通信ネットワーク
6はイントラネットやLAN等であり、一部のみ別の通
信ネットワークを使用してもかまわない。
【0047】閲覧者端末5は通信ネットワーク6を介し
てプロキシサーバ3及びメールサーバ4と接続可能に構
成され、プロキシサーバ3を介してインターネット7に
アクセス可能であり、メールサーバ4を介して電子メー
ルの送受信が可能である。プロキシサーバ3には前記閲
覧者が閲覧者端末5を用いて閲覧したウェブページの情
報(ウェブページのデータ及びURL)が貯えられてお
り、ウェブサーバ1はプロキシサーバ3より前記閲覧者
の参照したウェブページのデータを取得する。尚、プロ
キシサーバ3よりウェブサーバ1に提供されるデータ
は、HTML(HyperTextMarkupLan
guage)またはXML(eXtensibleMa
rkupLanguage)等のウェブページを記述す
る言語で記述されたデータである。また、ウェブサーバ
1はメールサーバ4より前記閲覧者の送受信した電子メ
ールのデータを取得する。
【0048】次に、本発明装置の一実施構成について図
2を基に説明する。本発明装置の基本構成は、図2の嗜
好データベース構築手段13及び嗜好データベース21
と、投稿情報データベース構築手段16及び投稿情報デ
ータベース22と、ポイント算出手段17と、新着情報
表示手段18とで構成される。前記基本構成に加え、頻
出ウェブページ抽出手段11と、分析対象外データベー
ス23と、判定手段12と、頻出単語検出手段15と、
頻出単語データベース構築手段14と、頻出単語データ
ベース24と、類義語データベース25と、が嗜好デー
タベース構築手段13を補助すべく設けられている。
【0049】ここで、判定手段12は、嗜好データベー
ス21の構築に適さないウェブページを分析対象から除
外する為に設けられた手段であり、分析対象外データベ
ース23を用いて実施される。頻出ウェブページ抽出手
段11は、前記閲覧者が参照したウェブページの情報に
基づいて分析対象外データベース23を更新する為に設
けられた手段である。頻出単語検出手段15は、前記閲
覧者の嗜好を反映するのに適さない前記使用単語を、ポ
イント算出手段17に於ける前記嗜好ポイント算出の対
象外とする為に設けられた手段である。頻出単語データ
ベース構築手段14は、嗜好データベース21の構築に
適さない前記使用単語を、前記所定の閲覧者全員の嗜好
データベース21から自動的に抽出し頻出単語データベ
ース24に登録し、嗜好データベース21の構築の際に
反映されないようにする手段である。嗜好データベース
構築手段13は頻出単語データベース24に登録されて
いない前記使用単語について嗜好データベース21を構
築する。類義語データベース25は、様々な類義語に対
応して、前記類義語を1つの単語に統一して嗜好データ
ベース21を構築する為のデータベースである。
【0050】本発明装置を構築するウェブサーバ1の処
理の流れは図3に示す通りであり、4つの処理工程で構
成されている。第一の嗜好データベース構築工程(工程
#101から#107)はウェブページまたは電子メー
ルのデータを取得し、取得したデータよりテキストデー
タを抽出して使用単語及びその使用頻度を取得し、前記
使用単語及びその使用頻度を嗜好テーブルに登録して嗜
好データベース21を構築するまでの工程である。第二
の投稿情報データベース構築工程(工程#108から#
111)は電子掲示板2の新規投稿記事のデータを取得
し、取得したデータよりテキストデータを抽出して使用
単語及びその使用頻度を取得し、前記使用単語及びその
使用頻度を投稿情報テーブルに登録して投稿情報データ
ベース22を構築するまでの工程である。第三のポイン
ト算出工程(#112)は嗜好データベース21及び投
稿情報データベース22より嗜好ポイントを算出する工
程であり、第四の新着情報表示工程(#113)は、ポ
イント算出工程(#113)で得られた嗜好ポイントを
基に前記閲覧者に対し新着情報を表示する工程である。
【0051】第一の嗜好データベース構築工程(工程#
101から#107)について以下に説明する。前記閲
覧者は閲覧者端末5を用い、前記閲覧者が重点を置いて
いる情報及びその関連情報を提供する任意のウェブペー
ジにアクセスする。閲覧者端末5はプロキシサーバ3を
介して前記ウェブページにアクセスするが、その際、プ
ロキシサーバ3は閲覧者端末5がアクセスしたウェブペ
ージのデータ及びURLをログに記録する。嗜好データ
ベース構築手段13はプロキシサーバ3より前記ログを
取得し、前記ログの中から閲覧者端末5が新たにアクセ
スしたウェブページのデータ及びURLを抽出する(#
101)。尚、前記ログの取得は所定の期間毎に実施す
るような構成にする事が望ましいが、前記閲覧者のウェ
ブページへのアクセス毎に実施するような構成にしても
良い。
【0052】本発明装置に係る判定手段12は、前記取
得したウェブページのURLを分析対象外データベース
23と比較し、分析対象外データベース23内に前記U
RLが記載されているか否かを判定する(#102)。
判定手段12は、分析対象外データベース23内に前記
URLが記載されていないURLを持つウェブページを
分析対象と判定し、嗜好データベース構築手段13は、
分析対象と判定されたウェブページについてのみ解析作
業を実施する。尚、後に説明する工程#104から#1
07は、前記分析対象と判定されたウェブページ全てに
ついて実施される。
【0053】ここで、分析対象外データベース23は本
発明装置に係る各工程が実施される前に作成され、適宜
更新される構成になっている。分析対象外データベース
23の更新は頻出ウェブページ抽出手段11によって実
施される。頻出ウェブページ抽出手段11は、所定の期
間毎に通信ネットワーク6を介してプロキシサーバ3よ
り前記所定の閲覧者全員の前記ログを取得する。続いて
全てのログを比較し、所定の数以上の前記ログに同じU
RLが存在した場合には分析対象外ウェブページである
と判定し、分析対象外データベース23に記載する。分
析対象外データベース23は単にURLを羅列したもの
であっても良いが、登録日時等、適宜情報を追加しても
良い。尚、分析対象外データベース23は、本発明装置
に係る各工程が実施される前にのみ作成されるような構
成であってもかまわないし、本発明装置実施後に作成さ
れるような構成であってもよい。分析対象外データベー
ス23が存在しない場合には、工程#102は実施され
ず、全ての前記ウェブページが判定対象とされる。
【0054】工程#101及び#102ではウェブペー
ジのデータを取得する場合についての処理の流れを示し
たが、工程#103は電子メールのデータを取得する場
合についての処理の流れを示している。嗜好データベー
ス構築手段13は、メールサーバ4より前記閲覧者が送
受信した電子メールについてのデータを取得する(#1
03)。尚、電子メールのデータの取得は、電子メール
が送受信される際に実施される。電子メールのデータ取
得を所定の期間毎に実施する構成にしても良いが、この
場合には送受信した電子メールのデータを嗜好データベ
ース構築手段13が取得するまでメールサーバ4で保存
しておかなければならない。一般的にメールサーバ4の
前記閲覧者毎の使用できる容量が決められている事か
ら、メールサーバ4に前記電子メールを保存する事は好
ましくなく、電子メールのデータの取得は、電子メール
が送受信される際に実施される事が望ましい。また、後
に説明する工程#104から#107は、前記取得した
電子メールのデータ全てについて実施される。
【0055】嗜好データベース構築手段13は、工程#
101及び#102で取得したウェブページのデータ、
若しくは工程#103で取得した電子メールのデータよ
りテキストデータを抽出する(#104)。抽出したテ
キストデータを形態素解析し、全ての使用されている単
語(使用単語)及びその使用回数(使用頻度)を取得す
る(#105)。続いて、嗜好データベース構築手段1
3は類義語データベース25を用い、取得した使用単語
が類義語である場合には、基準単語に対応付けを施す。
表1は、類義語データベースの例である。尚、類義語デ
ータベース25には必要に応じて項目を追加してもよ
い。
【0056】
【表1】
【0057】嗜好データベース構築手段13は、頻出単
語データベース24を用い、工程#105で取得した使
用単語が頻出単語データベース24に登録されているか
否かを判定する(#106)。尚、頻出単語データベー
ス24には類義語データベース25の基準単語に対応し
た頻出単語が登録されており、使用単語が類義語である
場合には工程#105で対応付けされた基準単語を用
い、頻出単語か否かを判定する。
【0058】嗜好データベース構築手段13は、工程#
106で頻出単語であると判定されなかった前記使用単
語について、その使用頻度と共に嗜好データベース21
の前記閲覧者の嗜好テーブルに登録する(#107)。
尚、前記使用単語が類義語であり、基準単語と対応付け
されている場合には基準単語を登録する。表2は嗜好デ
ータベース21のある閲覧者に於ける嗜好テーブルの例
である。登録は使用頻度の順に実施し、使用頻度が同じ
場合には登録順に記載する。尚、登録順ではなく、JIS
コード等の順に登録しても良い。また、必要に応じて項
目を追加してもよい。
【0059】
【表2】
【0060】ここで、頻出単語データベース24は頻出
単語データベース構築手段14によって作成されるもの
とし、頻出単語データベース24が存在しない場合(本
発明装置運用開始直後等)には工程#106は実施され
ない。頻出単語データベース構築手段14は、前記所定
の閲覧者全員の嗜好テーブルを相互に比較し、所定の数
以上の前記嗜好テーブルに同じ使用単語が登録されてい
る場合に、前記使用単語を頻出単語データベース24に
登録する。尚、頻出単語データベース24は単に頻出単
語を羅列したものであっても良いが、登録日時等、必要
に応じて項目を追加してもよい。頻出単語データベース
構築手段14を用いて頻出単語データベース24を構築
する事により、前記閲覧者の前記嗜好テーブル構築の前
に、頻出単語を嗜好データベース21の構築の対象外と
する事ができる。
【0061】頻出単語検出手段15は、所定の期間毎
に、後の工程#107で構築される前記嗜好データベー
ス21を前記所定の閲覧者全員の嗜好テーブルについて
比較して、所定の数以上の嗜好テーブルに同じ使用単語
が登録されている場合に前記使用単語を頻出単語である
と判定し、頻出単語であると判定された前記使用単語を
後のポイント算出工程#112に於いて嗜好ポイント算
出の対象外とする。
【0062】頻出単語検出手段15の具体的実施例を図
4(イ)に示す。図4は、頻出単語検出手段15を実施
する前後の嗜好データベース21の嗜好テーブルを、前
記所定の閲覧者全員の嗜好テーブルのうち2つについて
表している。ここでは頻出単語検出手段15実施後、嗜
好テーブルa及び嗜好テーブルbに共通して使用されて
いる単語「インターネット」が削除される。或いは、図
4(ロ)に示すように、嗜好ポイント算出対象外である
事を示すフラグを立てる為の「対象外」項目を追加して
もよい。図4(ロ)では共通して登録されている「イン
ターネット」に対象外フラグが設定されている。
【0063】頻出単語検出手段15により、所定の数以
上の前記嗜好テーブルに登録されている使用単語を嗜好
ポイント算出対象外とする事ができる。尚、頻出単語デ
ータベース構築手段14では、嗜好テーブル登録の前に
頻出単語を嗜好ポイント算出の対象から外すのに対し、
頻出単語検出手段15では、すでに前記嗜好テーブルに
登録されている頻出単語を嗜好ポイント算出の対象から
外す事ができる。
【0064】第二の投稿情報データベース構築工程(工
程#108から#111)について以下に説明する。
尚、投稿情報データベース構築工程(工程#108から
#111)は、新着情報として表示すべき電子掲示板2
の投稿記事の投稿毎に実施される。
【0065】投稿情報データベース構築手段16は電子
掲示板2に新規に投稿があった場合に、投稿記事のデー
タを取得する(#108)。尚、前記投稿記事のデータ
の取得は、新規投稿がある度に実施しても良いし、新着
情報を表示する際にまとめて取得する構成にしてもよ
い。次に、投稿情報データベース構築手段16は、工程
#108で取得した投稿記事のデータよりテキストデー
タを抽出し(#109)、抽出したテキストデータを形
態素解析し、全ての使用されている単語(使用単語)及
びその使用回数(使用頻度)を取得する(#110)。
続いて、投稿情報データベース構築手段16は、類義語
データベース25を用い、取得した使用単語が類義語で
ある場合には、基準単語に対応付けを施す。投稿情報デ
ータベース構築手段16は、前記使用単語とその使用頻
度を前記投稿記事毎の投稿情報テーブルに登録して投稿
情報データベース22を構築する(#111)。尚、前
記使用単語が類義語であり、基準単語と対応付けされて
いる場合には基準単語を登録する。
【0066】表3は投稿情報データベース22内のある
投稿に於ける投稿情報テーブルの例である。登録は使用
頻度の順に行うが、使用頻度が同じ場合には登録順に記
載する。尚、登録順ではなく、JISコード等の順に登録
しても良い。また、必要に応じて項目を追加してもよ
い。
【0067】
【表3】
【0068】第三のポイント算出工程(#112)につ
いて以下に説明する。図5はポイント算出工程#112
で用いる、嗜好データベース21のある閲覧者に於ける
嗜好テーブル及び投稿情報データベース22のある投稿
に於ける投稿情報テーブルの例(a)及び(b)を示し
ている。尚、ポイント算出工程#112は、前記閲覧者
毎に、新着情報として表示すべき全ての電子掲示板2の
投稿記事について実施される。
【0069】ポイント算出手段17は前記嗜好テーブル
及び前記投稿情報テーブルより、前記閲覧者の重点を置
いている情報との関連性の度合いを数値化して表した嗜
好ポイントの算出を行う(#112)。嗜好ポイント算
出方法には以下に示す4つの方法があり、ポイント算出
手段17は4つの嗜好ポイント算出方法の内1つを用
い、新着情報として表示すべき全ての投稿記事に対して
嗜好ポイントを算出する。尚、新着情報として表示すべ
き全ての投稿記事に対し、当然に同じポイント算出工程
を用いなければならない。
【0070】第1の嗜好ポイント算出方法は、前記嗜好
テーブル及び前記投稿情報テーブルに共通して登録され
ている使用単語について、前記嗜好テーブルの使用頻度
を合計して嗜好ポイントを算出する方法である。
【0071】第1の嗜好ポイント算出方法について具体
的実施例を図5を基に説明する。ポイント算出手段17
は、嗜好テーブル(a)及び投稿情報テーブル(b)に
共通する使用単語を抽出し、「ナレッジ」、「データマ
イニング」、「マイクロソフト」を得る。次に嗜好テー
ブル(a)より「ナレッジ」、「データマイニング」、
「マイクロソフト」の使用頻度11、10、5を抽出
し、その合計26を嗜好ポイントとする。
【0072】第2の嗜好ポイント算出方法は、前記嗜好
テーブル及び前記投稿情報テーブルに共通して登録され
ている使用単語について、前記嗜好テーブルの使用頻度
を前記投稿情報テーブルの使用頻度を用いて重み付けし
たものを合計して嗜好ポイントを算出する方法である。
【0073】第2の嗜好ポイント算出方法について具体
的実施例を図5を基に説明する。ポイント算出手段17
は、嗜好テーブル(a)及び投稿情報テーブル(b)に
共通する使用単語を抽出し、「ナレッジ」、「データマ
イニング」、「マイクロソフト」を得る。次に「ナレッ
ジ」について、嗜好テーブル(a)の使用頻度より11
を、投稿情報テーブル(b)の使用頻度より7を抽出
し、乗算して重み付けを行い、77を得る。同様に、
「データマイニング」、「マイクロソフト」についても
夫々算出し30、10を得る。最後に、前記3つの使用
単語についての合計117を嗜好ポイントとする。
【0074】第3の嗜好ポイント算出方法は、前記嗜好
テーブル及び前記投稿情報テーブルに共通して登録され
ている使用単語について、前記投稿情報テーブルの使用
頻度の上位3項目についてのみ計算を実施する方法であ
り、前記嗜好テーブルの使用頻度を合計して嗜好ポイン
トを算出する方法である。
【0075】第3の嗜好ポイント算出方法について具体
的実施例を図5を基に説明する。ポイント算出手段17
は、嗜好テーブル(a)及び投稿情報テーブル(b)に
共通する使用単語を抽出し、「ナレッジ」、「データマ
イニング」、「マイクロソフト」を得る。この内、投稿
情報テーブル(b)の上位3項目に記載されているのは
「ナレッジ」、「データマイニング」である。従って、
嗜好テーブル(a)より「ナレッジ」、「データマイニ
ング」の使用頻度11、10を抽出し、その合計21を
嗜好ポイントとする。
【0076】第4の嗜好ポイント算出方法は、前記嗜好
テーブル及び前記投稿情報テーブルに共通して登録され
ている使用単語について、前記投稿情報テーブルの使用
頻度の上位3項目についてのみ計算を実施する方法であ
り、前記嗜好テーブルの使用頻度を前記投稿情報テーブ
ルの使用頻度を用いて重み付けしたものを合計して嗜好
ポイントを算出する方法である。
【0077】第4の嗜好ポイント算出方法について具体
的実施例を図5を基に説明する。ポイント算出手段17
は、嗜好テーブル(a)及び投稿情報テーブル(b)に
共通する使用単語の内、投稿情報テーブル(b)の上位
3項目以内に記載されている「ナレッジ」、「データマ
イニング」を得る。次に「ナレッジ」について、嗜好テ
ーブル(a)の使用頻度より11を、投稿情報テーブル
(b)の使用頻度より7を抽出し、乗算して重み付けを
行い、77を得る。同様に、「データマイニング」につ
いても算出し30を得る。最後に、前記2つの使用単語
についての合計107を嗜好ポイントとする。
【0078】第四の新着情報表示工程(#113)につ
いて以下に説明する。尚、新着情報表示工程#113
は、前記閲覧者が電子掲示板2の新着情報を取得する際
に実施される。新着情報表示手段18は、電子掲示板2
の新着情報として表示すべき全ての投稿記事に対し、ア
クセスしてきた閲覧者についてポイント算出工程#11
2に於いてポイント算出手段17を用いて算出された嗜
好ポイントの多い前記投稿記事を優先的に順位付けを実
施する。続いて新着情報表示手段18は、前記閲覧者の
閲覧者端末5に対し、電子掲示板2の新着情報に、前記
順位付けの順に前記投稿記事を表示する。尚、同じ順位
付けが施された前記投稿記事については、投稿順に表示
する。
【0079】以上より、本発明装置を構築するウェブサ
ーバ1は、本発明装置に係る各手段を用いて、上記嗜好
データベース構築工程(工程#101から#107)及
び投稿情報データベース構築工程(工程#108から#
111)及びポイント算出工程#112及び新着情報表
示工程#113を実行する事により、本発明装置に於け
る目的を達成する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る新着投稿情報表示装置の一実施形
態を示す図
【図2】本発明に係る新着投稿情報表示装置の一実施構
成を示す図
【図3】本発明に係る新着投稿情報表示装置の一実施形
態の工程を示す図
【図4】本発明に係る頻出単語除去工程で用いる嗜好デ
ータベースの例を示す図
【図5】本発明に係る嗜好ポイント算出工程で用いる嗜
好データベース及び投稿情報データベースの例を示す図
【符号の説明】
1:ウェブサーバ 2:電子掲示板 3:プロキシサーバ 4:メールサーバ 5:閲覧者端末 6:通信ネットワーク 7:インターネット 11:頻出ウェブページ抽出手段 12:判定手段 13:嗜好データベース構築手段 14:頻出単語データベース構築手段 15:頻出単語検出手段 16:投稿情報データベース構築手段 17:ポイント算出手段 18:新着情報表示手段 21:嗜好データベース 22:投稿情報データベース 23:分析対象外データベース 24:頻出単語データベース 25:類義語データベース

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の複数の閲覧者に対し電子掲示板を
    用いて情報提供を行う新着投稿情報表示装置であって、 前記閲覧者毎に、前記閲覧者が閲覧したウェブページ及
    び前記閲覧者が送信及び受信した電子メールの少なくと
    も何れか一方よりテキストデータを抽出し、前記テキス
    トデータより使用単語及びその使用頻度を取得し、前記
    使用単語及びその使用頻度を嗜好テーブルに登録して嗜
    好データベースを構築する嗜好データベース構築手段
    と、 前記電子掲示板に新たに投稿記事が投稿された際に、前
    記投稿記事よりテキストデータを抽出し、前記テキスト
    データより使用単語及びその使用頻度を取得し、前記使
    用単語及びその使用頻度を投稿情報テーブルに登録して
    投稿情報データベースを構築する投稿情報データベース
    構築手段と、 前記閲覧者に対し新着情報を表示する際に、前記嗜好デ
    ータベースと、新着情報として表示されるべき前記投稿
    記事の前記投稿情報データベースとを用いて嗜好ポイン
    トを算出するポイント算出手段と、 前記ポイント算出手段に於いて算出された前記嗜好ポイ
    ントに基づいて、前記嗜好ポイントの高い前記投稿記事
    を優先的に新着情報として表示する新着情報表示手段
    と、を備える事を特徴とする新着投稿情報表示装置。
  2. 【請求項2】 前記閲覧者が任意のウェブページを閲覧
    した際に、分析対象外とすべきウェブページを登録した
    分析対象外データベースを用い、前記ウェブページを分
    析対象とすべきか否かを判定する判定手段を有し、 前記嗜好データベース構築手段に於いて、前記ウェブペ
    ージよりテキストデータを抽出して前記嗜好データベー
    スを構築する場合に、前記判定手段に於いて分析対象外
    とすべきウェブページであると判定された前記ウェブペ
    ージを除去する事を特徴とする請求項1に記載の新着投
    稿情報表示装置。
  3. 【請求項3】 所定の期間毎に、前記閲覧者の参照した
    ウェブページの一覧を取得し、前記閲覧者全員の前記一
    覧を相互に比較し、所定の数以上の前記一覧に同じウェ
    ブページが登録されている場合に、前記ウェブページを
    分析対象外のウェブページとして前記分析対象外データ
    ベースに登録する頻出ウェブページ抽出手段を有する事
    を特徴とする請求項2に記載の新着投稿情報表示装置。
  4. 【請求項4】 所定の期間毎に、前記所定の閲覧者全員
    の前記嗜好テーブルを相互に比較し、所定の数以上の前
    記嗜好テーブルに同じ前記使用単語が登録されている場
    合に、前記使用単語を前記ポイント算出手段に於ける前
    記嗜好ポイント算出の対象外にする頻出単語検出手段を
    有する事を特徴とする請求項1から請求項3の何れかに
    記載の新着投稿情報表示装置。
  5. 【請求項5】 前記所定の閲覧者全員の前記嗜好テーブ
    ルを相互に比較し、所定の数以上の前記嗜好テーブルに
    同じ前記使用単語が登録されている場合に、前記使用単
    語を登録して頻出単語データベースを構築する頻出単語
    データベース構築手段を有し、 前記嗜好データベース構築手段は、前記頻出単語データ
    ベースに登録されていない前記使用単語について前記嗜
    好データベースを構築する事を特徴とする請求項1から
    請求項4の何れかに記載の新着投稿情報表示装置。
  6. 【請求項6】 前記嗜好データベース構築手段は、基準
    単語及びその類義語を記載した類義語データベースを用
    い、前記使用単語が類義語として前記類義語データベー
    スに記載されている場合には、前記類義語の前記基準単
    語を用いて前記嗜好データベースを構築し、 前記投稿情報データベース構築手段は、前記類義語デー
    タベースを用い、前記使用単語が類義語として前記類義
    語データベースに記載されている場合には、前記類義語
    の前記基準単語を用いて前記投稿情報データベースを構
    築する事を特徴とする請求項1から請求項5の何れかに
    記載の新着投稿情報表示装置。
  7. 【請求項7】 前記ポイント算出手段は、前記所定の閲
    覧者の前記嗜好テーブル及び前記投稿記事の前記投稿情
    報テーブルの両方に登録されている前記使用単語につい
    て、前記嗜好テーブルに登録されている前記使用頻度を
    前記使用単語毎に抽出し、その合計を前記嗜好ポイント
    とする事を特徴とする請求項1から請求項6の何れかに
    記載の新着投稿情報表示装置。
  8. 【請求項8】 前記ポイント算出手段は、前記所定の閲
    覧者の前記嗜好テーブル及び前記投稿記事の前記投稿情
    報テーブルの両方に登録されている前記使用単語につい
    て、前記嗜好テーブルの前記使用頻度と前記投稿情報テ
    ーブルの前記使用頻度との乗算を全ての前記使用単語に
    ついて行い、その結果の合計を前記嗜好ポイントとする
    事を特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載の
    新着投稿情報表示装置。
  9. 【請求項9】 前記ポイント算出手段は、前記投稿情報
    テーブルに登録されている前記使用単語の内、前記使用
    頻度の多いものから順に所定の数の前記使用単語につい
    て実施する事を特徴とする請求項1から請求項8の何れ
    かに記載の新着投稿情報表示装置。
  10. 【請求項10】 コンピュータ上で実行される事によ
    り、請求項1から請求項9の何れかに記載の新着投稿情
    報表示装置に含まれる前記各手段を実施可能なプログラ
    ムから成る新着投稿情報表示プログラム。
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