JP2003256416A - 文章作成装置 - Google Patents

文章作成装置

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JP2003256416A
JP2003256416A JP2002056367A JP2002056367A JP2003256416A JP 2003256416 A JP2003256416 A JP 2003256416A JP 2002056367 A JP2002056367 A JP 2002056367A JP 2002056367 A JP2002056367 A JP 2002056367A JP 2003256416 A JP2003256416 A JP 2003256416A
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JP2002056367A
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Misako Kobayashi
美佐子 小林
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力予測辞書への文字列の自動登録を行うこ
とを可能とし、これにより入力予測処理を有効に機能さ
せて簡易な操作を実現する。 【解決手段】 入力予測部10dは、入力予測辞書8
b、入力予測ユーザ辞書8cおよび入力予測暫定辞書8
dをそれぞれ参照して入力予測処理を行う。暫定登録処
理部10fは、エディタ部10eにより文章の編集がな
された場合に、編集がなされた文字列を抽出し、これを
入力予測暫定辞書8dへと登録する。入力予測暫定辞書
8dから入力予測部10dにより選出された文字列が入
力文字列として選択されたならば、本登録処理部10g
はその文字列を入力予測ユーザ辞書8cに登録し、入力
予測暫定辞書8dから削除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザ入力に応じ
て漢字が含まれる文章を作成する文章作成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】文章作成の際の入力文字列の候補の選択
処理として、入力予測処理が知られている。
【0003】入力予測処理では、予め読みと見出しとの
情報が格納された入力予測用辞書を用意しておく。ユー
ザが入力しようとする文字列の読みのうちの数文字を入
力したことに応じ、これら数文字を検索キーにして入力
予測用辞書を検索する。そして、これら数文字で始まる
読みを持つ見出しを入力予測用辞書から抽出し、これを
入力文字列の候補とする。入力文字列の候補は表示によ
りユーザに提示され、ユーザにより選択されたものが入
力文字列として確定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この入
力予測処理により入力文字列の候補とされるのは、入力
予測辞書に予め登録されている文字列のみである。従っ
て、入力予測辞書に登録されていない文字列について
は、入力予測処理による入力を行うことができない。
【0005】そこで、ユーザが任意の文字列を入力予測
辞書に登録することができるようにすることが行われて
いる。しかしこの場合には、ユーザが事前に登録作業を
行わなければならないのであり、ユーザの負担となって
いた。
【0006】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、入力予測辞書
への文字列の自動登録を行うことを可能とし、これによ
り入力予測処理を有効に機能させて簡易な操作を実現で
きる文章作成装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに第1の本発明は、ユーザによる入力文字列の指定や
文章編集指示を受け付ける受付手段と、この受付手段に
より受け付けた入力文字列のかな漢字変換を行うかな漢
字変換手段と、入力予測変換を行うための辞書情報を記
憶する入力予測用辞書と、前記入力予測変換を行うため
の辞書情報を一時的に記憶するための入力予測暫定辞書
と、前記受付手段により受け付けられた入力文字列につ
いての入力予測変換を前記入力予測用辞書および前記入
力予測暫定辞書に記憶された辞書情報を参照して行う入
力予測手段と、前記受付手段により受け付けた入力文字
列および文章編集指示、ならびに前記かな漢字変換手段
および前記入力予測手段により決定された文字列を用い
て文章作成を行う文章作成手段と、この文章作成手段に
より作成された文章を前記受付手段により受け付けられ
た文章編集指示に応じて編集する編集手段と、この編集
手段により編集された文字列を抽出し、その文字列を変
換後文字列とする辞書情報を前記入力予測暫定辞書に記
憶させる暫定登録手段と、前記入力予測手段により決定
された文字列候補が選択されたことに応じて、その選択
された文字列を変換後文字列とするとともに、その選択
された文字列を文字列候補として決定するもととなった
入力文字列を読みとする辞書情報を前記入力予測用辞書
に記憶させ、さらに前記選択された文字列に関する辞書
情報を前記入力予測暫定辞書から削除する本登録手段と
を備えた。
【0008】このような手段を講じたことにより、ユー
ザ入力と、このユーザ入力に応じてかな漢字変換や入力
予測処理により決定される文字列とを用いて文章作成が
行われるが、入力予測処理には入力予測用辞書に記憶さ
れている辞書情報のほかに入力予測暫定辞書に記憶され
ている辞書情報も参照される。入力予測暫定辞書には、
編集された文字列を抽出し、その文字列を変換後文字列
とする辞書情報が記憶される。さらに入力予測処理によ
り決定された文字列候補が入力文字列として選択された
ことに応じて、その選択された文字列を変換後文字列と
するとともに、その選択された文字列を文字列候補とし
て決定するもととなった入力文字列を読みとする辞書情
報が入力予測用辞書に記憶され、さらに前記選択された
文字列に関する辞書情報が前記入力予測暫定辞書から削
除される。従って、編集がなされた文字列が自動的に辞
書登録される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態につき説明する。
【0010】(第1の実施形態)本発明の文書作成装置
は、例えば携帯電話機に搭載される。
【0011】図1は本発明の文書作成装置を搭載した携
帯電話機の構成を示すブロック図である。
【0012】図1に示すように本実施形態の携帯電話機
は、アンテナ1、無線部2、CDMA信号処理部3、圧
縮伸長処理部4、PCM符号処理部5、通話部6、ユー
ザインタフェース部7、記憶部8、タイミング回路9お
よびプロセッサ10を有している。無線部2はさらに、
アンテナ共用器(DUP)2a、受信回路(RX)2
b、周波数シンセサイザ(SYN)2cおよび送信回路
(TX)2dを有する。通話部6はさらに、受話増幅器
6a、スピーカ6b、マイクロホン6cおよび送話増幅
器6dを有する。ユーザインタフェース部7はさらに、
入力部7aおよび表示部7bを有する。
【0013】図示しない基地局から送信された無線信号
は、アンテナ1で受信されたのち無線部2に入力され
る。無線部2では、上記無線信号をアンテナ共用器2a
を介して受信回路2bに入力し、この受信回路2bにお
いて周波数シンセサイザ2cから出力された受信局部発
振信号とミキシングして中間周波信号に周波数変換す
る。なお、上記周波数シンセサイザ2cから発生される
受信局部発振信号の周波数は、プロセッサ10から出力
される制御信号によって設定される。
【0014】上記受信中間周波信号はCDMA信号処理
部3に入力される。CDMA信号処理部3では、上記受
信中間周波信号を先ず受信チャネルに割り当てられた拡
散符号により逆拡散処理し、続いて例えばQPSK(Qu
adrature Phase Shift Keying)変調方式に対応する直
交復調を行う。そしてこの変換された復調データを圧縮
伸長処理部4に入力する。
【0015】圧縮伸長処理部4は、上記CDMA信号処
理部3から出力された復調データに対し伸長処理を施し
たのち、誤り訂正復号処理を行って、ベースバンドの受
信音声データまたは受信パケットデータを再生する。そ
して、受信音声データはPCM符号処理部5へ、また電
子メールなどの受信パケットデータはプロセッサ10へ
それぞれ出力する。
【0016】PCM符号処理部5は、圧縮伸長処理部4
から出力された受信音声ディジタルデータをPCM復号
してアナログ受話信号を出力する。このアナログ受話信
号は、通話部6の受話増幅器6aで増幅されたのちスピ
ーカ6bより拡声出力される。
【0017】一方、通話部6のマイクロホン6cに入力
された話者の入力音声信号は、送話増幅器6dにより適
正レベルまで増幅されたのち、PCM符号処理部5へと
与えられる。そして入力音声信号は、PCM符号処理部
5にてPCM符号化処理が施され、送信音声データとし
て圧縮伸長処理部4に入力される。また、プロセッサ1
0において作成された電子メールなどのパケットデータ
は、プロセッサ10から圧縮伸長処理部4に入力され
る。
【0018】圧縮伸長処理部4は、PCM符号処理部5
から出力された送信音声データを圧縮し、さらに例えば
畳み込み符号化による誤り訂正符号化処理を施したのち
CDMA信号処理部3へ出力する。これに対し、パケッ
トデータ送信時には、プロセッサ10から出力された送
信パケットデータに対し誤り訂正符号化処理を施してC
DMA信号処理部3へ出力する。
【0019】CDMA信号処理部3は、上記圧縮伸長処
理部4から個々に与えられる各種伝送チャネルの送信デ
ータを多重化する。さらにこの多重化後の送信データに
より搬送波信号を例えばQPSK変調し、この変調され
た搬送波信号に対して、送信チャネルごとに割り当てら
れたPN符号を用いてスペクトラム拡散処理を施す。そ
して、これにより拡散符号化された送信信号を無線部2
の送信回路2dへ出力する。
【0020】送信回路2dは、上記拡散符号化された送
信信号を、周波数シンセサイザ2cから発生される送信
局部発振信号と合成して無線周波信号に周波数変換す
る。そして、送信回路2dは、プロセッサ10により通
知される送信データレートに基づいて、上記無線周波信
号の有効部分だけを高周波増幅し、送信無線周波信号と
して出力する。この送信回路2dから出力された送信無
線周波信号は、アンテナ共用器2aを介してアンテナ1
に供給され、このアンテナ1から接続中の基地局へ向け
て送信される。
【0021】ユーザインタフェース部7の入力部7aに
は、ダイヤルキーや発信キー、電源キー、終了キー、音
量調節キー、モード指定キーなどのキー群が設けられて
いる。そしてこの入力部7aは、これらのキーの押下に
よるユーザ指示を入力する。また表示部7bには、LC
D表示器やLEDランプが設けられている。LCD表示
器には、通信相手の端末の電話番号や自端末の動作状態
をはじめ、WEBサイトからのダウンロード情報、送受
信メールあるいはチャット画面などが表示される。また
LEDランプは、図示しないバッテリのDischarge状態
を表示するために使用される。
【0022】記憶部8は、例えばROMやフラッシュメ
モリなどを用いてなり、各種の設定情報、各種の受信デ
ータ、あるいは本装置で作成された各種の送信データな
ど、さまざまなデータを記憶保持する。また記憶部8に
は、文字列入力のための各種の辞書情報も格納される。
【0023】タイミング回路9は、所定速度の基準クロ
ックを発生する。タイミング回路9は、発生した基準ク
ロックをプロセッサ10をはじめ動作クロックを必要と
する端末内の各回路部に供給する。
【0024】プロセッサ10は、ソフトウェア処理によ
り各部の制御処理を行うことで、携帯電話機としての動
作を実現する。またプロセッサ10はソフトウェア処理
を実行することで、例えば音声通話機能などのような携
帯電話機における周知の一般的な機能を実現するための
制御手段としての他に、文章作成のための各種の処理を
行う後述の種々の処理部として機能する。
【0025】すなわちプロセッサ10によるソフトウェ
ア処理により例えば電子メールの作成などのための文章
作成が行われるのであり、ここに本発明が適用されてい
る。
【0026】図2は本発明の携帯電話機においてプロセ
ッサ10が文書作成のために実現する種々の処理部の機
能ブロック図である。なお、図2において図1と同一部
分には同一符号を付している。
【0027】図2に示すように、プロセッサ10はソフ
トウェア処理により、主制御部10a、かな漢字変換制
御部10b、かな漢字変換部10c、入力予測部10
d、エディタ部10e、暫定登録処理部10fおよび本
登録処理部10gとして動作する。
【0028】また記憶部8には、かな漢字変換辞書8
a、入力予測辞書8b、入力予測ユーザ辞書8cおよび
入力予測暫定辞書8dがそれぞれ設定されている。
【0029】かな漢字変換辞書8aは、周知のかな漢字
変換処理を行うために参照する周知の辞書情報を記憶し
ている。入力予測辞書8bは、周知の入力予測処理を行
うために予め定められている辞書情報を記憶している。
入力予測ユーザ辞書8cは、周知の入力予測処理を行う
ためにユーザにより指定されたり、あるいは後述する自
動登録処理により登録される辞書情報を記憶する。そし
て入力予測暫定辞書8dは、後述する自動登録処理によ
り入力予測ユーザ辞書へと登録する候補となる情報を一
時的に記憶しておく。
【0030】さて主制御部10aは、入力部7aでのか
な入力、文字列選択あるいは編集指示などのような文章
作成・編集に関するユーザ指示を受け付ける。そして主
制御部10aは、ユーザ指示に応じてかな漢字変換制御
部10bおよびエディタ部10eを制御する。また主制
御部10aは、作成された文章、入力の候補とし選出さ
れた文字列、あるいはその他の文章編集に関わる各種情
報を表示部7bでの表示によりユーザに提示する。
【0031】かな漢字変換制御部10bは、ユーザによ
る、かな、数字、英字あるいは記号などの入力を主制御
部10aを介して受け付ける。漢字変換制御部10b
は、必要に応じてユーザが入力した読みに応じた入力文
字列の候補の選出をかな漢字変換部10cや入力予測部
10dに行わせるとともに、その選出された候補のうち
で実際に入力文字列とする文字列のユーザ指定を主制御
部10aを介して受け付ける。そして漢字変換制御部1
0bは、これらの各種のユーザ指定に応じて文章を作成
する。
【0032】かな漢字変換部10cは、かな漢字変換制
御部10bからの要求に応じて、かな漢字変換辞書8a
に記憶されている辞書情報に基づいて周知のかな漢字変
換処理を行う。かな漢字変換部10cは、かな漢字変換
処理により選定した入力文字列の候補をかな漢字変換制
御部10bへと通知する。
【0033】入力予測部10dは、かな漢字変換制御部
10bからの要求に応じて、入力予測辞書8b、入力予
測ユーザ辞書8cおよび入力予測暫定辞書8dに記憶さ
れている辞書情報に基づいて周知の入力予測処理を行
う。入力予測部10dは、入力予測処理により選定した
入力文字列の候補をかな漢字変換制御部10bへと通知
する。
【0034】エディタ部10eは、ユーザによる編集指
示を主制御部10aを介して受け、かな漢字変換制御部
10bにより作成された文章の編集を上記編集指示に応
じて行う。
【0035】暫定登録処理部10fは、エディタ部10
eにより編集がなされたのちの文字列を見出しとする辞
書情報を入力予測暫定辞書8dへと暫定的に登録する。
【0036】本登録処理部10gは、入力予測暫定辞書
8dから入力予測部10dにより選出されて候補とされ
ていた文字列がかな漢字変換制御手段により選択された
ことに応じて、その文字列を見出しとする辞書情報を入
力予測ユーザ辞書8cへと登録する。
【0037】次に以上のように構成された携帯電話機の
動作につき説明する。なお、音声通話機能などのような
携帯電話機における一般的な機能を実現するための処理
は従来と同様であるのでその説明は省略する。そしてこ
こでは、文章の作成時の動作につき詳しく説明する。
【0038】文章の作成を行うモードが設定された状態
で入力部7aにてユーザ操作が行われると、主制御部1
0aはそのユーザ操作を解析して入力内容を識別する。
【0039】かな入力のモードにある場合、主制御部1
0aは入力部7aの数字キーの押下に応じて図3に示す
ような入力規則に従ってひらがなの入力を受け付ける。
例えば、 2,1,1,6,4,4,4,2,4 なる順序で数字キーが押下されたならば、 かいはつかに なるひらがな文字列が入力されたとして主制御部10a
は識別する。
【0040】このようにかな文字が入力されたのであれ
ば主制御部10aは、その入力文字をかな漢字変換制御
部10bへと送る。漢字変換制御部10bは、このよう
に主制御部10aから送られた入力文字をかな漢字変換
部10cおよび入力予測部10dへとそれぞれ送る。
【0041】かな漢字変換部10cは、このように送ら
れてきた入力文字、あるいは順次送られてくる複数の文
字によりなる文字列についてのかな漢字変換をかな漢字
変換辞書8aに基づいて周知のように行う。そしてかな
漢字変換部10cは、かな漢字変換により入力文字列の
候補として選出した文字列をかな漢字変換制御部10b
へと送る。
【0042】入力予測部10dは、このように送られて
きた入力文字、あるいは順次送られてくる複数の文字に
よりなる文字列についての入力予測処理を入力予測辞書
8b、入力予測ユーザ辞書8cおよび入力予測暫定辞書
8dに基づいて周知のように行う。そして入力予測部1
0dは、かな入力予測処理により入力文字列の候補とし
て選出した文字列をかな漢字変換制御部10bへと送
る。
【0043】入力文字列の候補としての文字列がかな漢
字変換部10cや入力予測部10dから送られてきたな
らば、かな漢字変換制御部10bは、それらの文字列の
リスト表示を主制御部10aに要求する。この要求を受
けると主制御部10aは、入力文字列の候補とされてい
る文字列のリストを表示部7bに表示させる。
【0044】この状態で、入力文字列の候補とされてい
る文字列のいずれかを選択する指示操作がユーザにより
入力部7aにて行われると、その指示内容が主制御部1
0aからかな漢字変換制御部10bへと与えられる。こ
のような文字列を選択するユーザ指示を受けたならば、
かな漢字変換制御部10bは、その選択された文字列を
現在作成中の文章の現在の入力位置への入力文字列とし
て確定する。
【0045】このようにして、かな漢字変換制御部10
bにて文章が作成されて行く。作成された文章はかな漢
字変換制御部10bから主制御部10aへと逐次送ら
れ、主制御部10aの制御の下に表示部7bにて表示さ
れる。
【0046】さて、例えば確定済みの文字を削除するな
どのような編集の指示が入力部7aにてユーザによりな
されたことを認識したならば主制御部10aは、指示内
容をエディタ部10eに送る。
【0047】編集指示が主制御部10aから送られてく
るとエディタ部10eは、その編集指示の内容に応じた
編集処理を行う。具体的には、例えば 開発課に として確定されていた文字列について、「発」を削除す
る旨の編集指示がなされたのであれば、エディタ部10
eは上記の文字列を 開課に へと編集する。
【0048】そしてエディタ部10eは、編集結果を主
制御部10aへと送る。またこの時にエディタ部10e
は、主制御部10aを介して暫定登録処理部10fへと
編集内容を送る。
【0049】ところで暫定登録処理部10fは、例えば
所定の時間間隔毎などのような所定のタイミング毎に図
4に示すような暫定登録処理を実行する。
【0050】この暫定登録処理において暫定登録処理部
10fは、まずステップST1において、かな漢字変換
した文字列に関する修正がなされたか否かを確認する。
ここで、エディタ部10eから上述のように編集内容が
送られてきていないか、あるいは編集内容が送られてき
ていてもそれが示す編集箇所がかな漢字変換した文字列
ではないのであれば、暫定登録処理部10fはその他の
処理をすることなしに暫定登録処理を終了する。
【0051】しかしながら、編集内容が送られてきてい
て、しかもそれがかな漢字変換した文字列に関する修正
を行ったことを示していることを確認したならば、暫定
登録処理部10fはステップST2において、登録する
べき文字列の範囲を決定する。この登録範囲の決定は、
例えば図5に示すような登録範囲決定規則に基づいて行
われる。具体的には、修正の対象となった文字列が 開発/課/に であって、 名詞/名詞/助詞 となっているならば、 名詞/名詞 が登録範囲とされる。つまり、 開発/課 が登録範囲に該当するのであるが、「発」が削除されて
いるので、 開/課 なる文字列を登録範囲として決定する。
【0052】続いて暫定登録処理部10fはステップS
T3において、ステップST2にて決定した登録範囲の
文字列を見出しとした例えば図6に示すような辞書情報
を生成し、これを入力予測暫定辞書8dへと登録する。
このとき、見出しとなる文字列は編集がなされていた読
みが不明となっている。そこで登録する辞書情報では図
6に示すように、どの文字にもマッチする記号である
「*」を暫定読みとして設定してある。
【0053】辞書情報を入力予測暫定辞書8dへと登録
し終えたならば、暫定登録処理部10fは暫定登録処理
を終了する。
【0054】このようにして、かな漢字変換により文章
中に入力された文字列に対する編集がなされた場合、編
集後の文字列を見出しとした辞書情報が入力予測暫定辞
書8dへと自動的に登録される。
【0055】さて、入力予測暫定辞書8dに記憶されて
いる辞書情報は、前述のように入力予測部10dが入力
予測処理を行う際に参照される。従って、上述のように
入力予測暫定辞書8dへと自動的に登録された辞書情報
も入力予測部10dにより参照される。入力予測暫定辞
書8dに記憶される辞書情報は、図6に示したように暫
定読みがどの文字にもマッチする記号である「*」とな
っている。従って、どのような文字が入力された場合に
おいても、入力予測暫定辞書8dに記憶される辞書情報
の見出しが入力文字列の候補として入力予測部10dに
より選出されることとなる。
【0056】かな漢字変換制御部10bは、ユーザによ
り選択された文字列を現在作成中の文章の現在の入力位
置への入力文字列として確定したとき、その確定した文
字列が入力予測暫定辞書8dから選出されたものである
ならば、該当する文字列およびその読みを主制御部10
aを介して本登録処理部10gへと送る。
【0057】ところで本登録処理部10gは、例えば所
定の時間間隔毎などのような所定のタイミング毎に図7
に示すような本登録処理を実行する。
【0058】この本登録処理において本登録処理部10
gは、まずステップST11において、入力予測暫定辞
書8dに登録された文字列が選択されたか否かを確認す
る。ここで、かな漢字変換制御部10bから上述のよう
に文字列およびその読みが送られてきていないのであれ
ば、入力予測暫定辞書8dに登録された文字列が選択さ
れていないので、本登録処理部10gはその他の処理を
することなしに本登録処理を終了する。
【0059】しかしながら、かな漢字変換制御部10b
から上述のように文字列およびその読みが送られてきて
いることを確認したならば、本登録処理部10gはステ
ップST12において、ユーザが入力した文字列、すな
わちかな漢字変換制御部10bから送られてきた読みを
暫定読みに反映させる。すなわち、送られてきた文字列
を見出しとする辞書情報を入力予測暫定辞書8dから取
り出し、その辞書情報のうちの暫定読みの先頭に送られ
てきた読みを付加する。具体的には、例えばユーザによ
る「か」なる入力に対して候補が図8に示すようなリス
トとして提示されたことに応じてユーザが「開課」を選
択したとする。「開課」は図6に示す辞書情報に基づい
て入力予測暫定辞書8dから選出されたものであるか
ら、本登録処理部10gはこの図6に示す辞書情報を入
力予測暫定辞書8dから取り出し、図9に示すように暫
定読みを「か*」に変更する。
【0060】続いて本登録処理部10gはステップST
13において、ステップST12で暫定読みを変更した
後の例えば図9に示すような辞書情報を入力予測ユーザ
辞書8cへと登録する。そして本登録処理部10gはス
テップST14において、このように入力予測ユーザ辞
書8cへと登録した辞書情報のもととなった辞書情報を
入力予測暫定辞書8dから削除し、これをもって本登録
処理を終了する。
【0061】なお、入力予測暫定辞書8dに記憶されて
いる辞書情報は、選出回数、記憶経過時間、あるいは登
録数などの所定の制限条件に基づいても削除される。す
なわち、制限条件が成立する以前に本登録処理により入
力予測ユーザ辞書への登録がなされなかった文字列につ
いては、入力予測処理の対象から外される。
【0062】かくして本実施形態によれば、ユーザ指示
に応じての文章作成が行われる最中に文字列が自動的に
抽出されて、入力予測の対象として自動的に登録され
る。従って、ユーザが入力予測ユーザ辞書8cへの登録
作業を行わなくとも、過去の文章作成の際に入力した文
字列を入力予測により入力することが可能となる。
【0063】しかも本実施形態では、かな漢字変換によ
り文章中に入力された文字列に対する編集がなされた場
合に、その編集後の文字列を入力予測の対象とする文字
列とする。このようなケースは、かな漢字変換では選出
されなかった文字列、すなわち各種辞書には登録されて
いない文字列が入力された可能性が高い。そして本実施
形態では、このような各種辞書には登録されていない可
能性が高い文字列を入力予測の対象とするので、無駄の
ない辞書登録が行える。
【0064】さらに本実施形態では、まず入力予測暫定
辞書8dに暫定的に登録しておき、入力予測暫定辞書8
dから入力予測処理により抽出された文字列が文章への
入力文字列として選択されたことに応じて入力予測ユー
ザ辞書8cへと本登録を行うようにしているので、不必
要な文字列が登録されてしまうことを防止することがで
き、この結果、入力予測ユーザ辞書8cを有効利用する
ことが可能である。
【0065】(第2の実施形態)本発明の第2実施形態
に係る携帯電話機は、構成は前述の第1実施形態と同様
である。そして本実施形態の携帯電話機が前述の第1実
施形態と異なるのは、暫定登録処理の内容である。
【0066】そこでここでは、本実施形態における暫定
登録処理について説明する。
【0067】図10は本実施形態における暫定登録処理
のフローチャートである。なお、図4と同一の処理を行
うステップには同一の符号を付し、その詳細な説明は省
略する。
【0068】図10に示すように本実施形態における暫
定登録処理では、暫定登録処理部10fはステップST
2にて登録範囲を決定したのに続いて、ステップST2
1にて暫定読み作成処理を実行する。
【0069】図11は暫定読み作成処理のフローチャー
トである。
【0070】この暫定読み作成処理において暫定登録処
理部10fは、まずステップST31において、登録範
囲の文字列に関してなされた編集の内容が修正または削
除であったか否かを確認する。ここで、編集内容が修正
または削除ではないことを確認したならば、暫定登録処
理部10fはその他の処理をすることなしに暫定登録処
理を終了する。
【0071】しかしながら、編集内容が修正または削除
であることを確認したならば、暫定登録処理部10fは
ステップST32において、登録範囲の文字列に対応す
る編集前の読みを主制御部10aを介してかな漢字変換
制御部10bから取得し、その読みを示す文字列から修
正または削除された文字に対応する読み文字を削除す
る。具体的には、「開発課に」なる文字列の「発」を削
除する編集が行われたことに応じて「開課」なる文字列
が登録範囲とされているのであれば、「開発課」なる文
字列に関する図12や図13に示すような辞書情報に基
づいて かい/はつ/か なる読みから「はつ」を削除して かい//か なる読みを得る。
【0072】さらに暫定登録処理部10fはステップS
T33において、ステップST32にて読み文字を削除
した位置に、どの文字にもマッチする記号である「*」
を付加することで、暫定読みを生成する。上述の例の場
合、「はつ」があった位置に「*」を付加することで、 かい/*/か なる暫定読みを生成する。
【0073】暫定登録処理部10fは、ステップST3
3の処理を完了したならば、暫定読み文字作成処理を終
了する。
【0074】暫定読み文字作成処理を終了したならば、
ステップST3にて前述の第1実施形態と同様にして、
ステップST2にて決定した登録範囲の文字列を見出し
とした辞書情報を生成し、これを入力予測暫定辞書8d
へと登録する。ただし、暫定読み文字作成処理にて暫定
読みを作成した場合には、その作成した暫定読みを含め
た例えば図14に示すような辞書情報を登録する。
【0075】かくして本実施形態によれば、前述の第1
実施形態と全く同様な効果が達成される。その上、本実
施形態によれば、かな漢字変換の際に入力された読みの
うちで修正や削除がなされずに残っている文字に対応す
る読み文字を生かして暫定読みを生成することとしてい
るので、入力予測処理の際に入力予測暫定辞書8dに登
録された辞書情報に関しても絞り込んで候補を選出する
ことが可能となる。すなわち、図14に示すような辞書
情報によれば、入力された読みの先頭が「か」以外であ
る場合や、先頭の2文字が「かい」以外である場合など
では、入力予測部10dは「開課」なる文字列を候補と
して選出することはない。
【0076】この結果、入力予測処理により選出される
入力文字列の候補をより適当なものとすることが可能で
あり、候補となっている文字列からの実際の入力文字列
の選択を簡易とすることができる。
【0077】(第3の実施形態)本発明の第3実施形態
に係る携帯電話機は、構成は前述の第1実施形態と同様
である。また本実施形態の携帯電話機は、暫定登録処理
は前述の第2実施形態と同様である。そして本実施形態
の携帯電話機が前述の第1実施形態および第2実施形態
と異なるのは、入力予測処理の内容である。
【0078】そこでここでは、本実施形態における入力
予測処理について説明する。
【0079】図15は本実施形態における入力予測処理
のフローチャートである。
【0080】この入力予測処理にて入力予測部10d
は、まずステップST41において、入力予測辞書8b
を検索する。そして入力予測部10dはステップST4
2において、入力予測辞書8bに入力文字列の候補があ
ったか否かを確認する。もし、入力文字列の候補があっ
たことが確認できた場合にのみ入力予測部10dはステ
ップST43において、該当する辞書情報を入力予測辞
書8bからの選出情報として例えば図16に示すように
図示しない出力バッファに格納する。図16は、「か」
なる読みに該当する候補として「会議」および「会社」
なる見出しを持つ2つの辞書情報が入力予測辞書8bよ
り検出された例を示している。
【0081】続いて入力予測部10dはステップST4
4において、入力予測ユーザ辞書8cを検索する。そし
て入力予測部10dはステップST45において、入力
予測ユーザ辞書8cに入力文字列の候補があったか否か
を確認する。もし、入力文字列の候補があったことが確
認できた場合にのみ入力予測部10dはステップST4
6において、該当する辞書情報を入力予測ユーザ辞書8
cからの選出情報として例えば図16に示すように図示
しない出力バッファに格納する。図16は、「か」なる
読みに該当する候補として「河辺」なる見出しを持つ書
情報が入力予測ユーザ辞書8cより検出された例を示し
ている。
【0082】次に入力予測部10dはステップST47
において、入力予測暫定辞書8d中で暫定読みの先頭が
「*」ではない辞書情報のみを対象として検索する。そ
して入力予測部10dはステップST48において、上
記の検索範囲内に入力文字列の候補があったか否かを確
認する。もし、入力文字列の候補があったことが確認で
きた場合にのみ入力予測部10dはステップST49に
おいて、該当する辞書情報を入力予測暫定辞書8dから
の選出情報として例えば図16に示すように図示しない
出力バッファに格納する。このとき入力予測部10d
は、辞書情報中のランク情報を「一般」に設定する。図
16は、「か」なる読みに該当する候補として「開課」
なる見出しを持つ辞書情報が入力予測辞書8bより検出
された例を示している。
【0083】さらに入力予測部10dはステップST5
0において、入力予測暫定辞書8d中で暫定読みの先頭
が「*」である辞書情報を入力予測暫定辞書8dからの
選出情報として例えば図16に示すように図示しない出
力バッファに格納する。このとき入力予測部10dは、
辞書情報中のランク情報を「最低」に設定する。図16
は、候補として「然園」なる見出しを持つ辞書情報が入
力予測辞書8bより検出された例を示している。
【0084】以上のようにして、入力予測辞書8b、入
力予測ユーザ辞書8cおよび入力予測暫定辞書8dに記
憶されている全ての辞書情報を検索範囲として検索が行
われ、入力された範囲の読みが合致する辞書情報が出力
バッファに例えば図16に示すように集められる。
【0085】入力予測部10dはステップST51にお
いて、上述のように出力バッファに集めた辞書情報を、
例えば図17に示すように規定された優先度に従った順
序で並べ替えた上でかな漢字変換制御部10bへと送
る。かな漢字変換制御部10bおよび主制御部10a
は、入力予測部10dから送られてくる入力文字列の候
補を表示部7bに表示するに当っては、入力予測部10
dから送られてくる順序をユーザが認識できる状態で表
示させる。具体的には、図16に示すような辞書情報が
出力バッファに集められているならば、入力文字列の候
補は例えば図18に示すような画面によりユーザに対し
て提示される。
【0086】このように本実施形態によれば、前述の第
2実施形態と全く同様な効果が達成される。その上、と
ころで第2実施形態における暫定登録処理によると、入
力予測暫定辞書8dに記憶される辞書情報における暫定
読みは、その先頭が特定のかなになる場合と、「*」に
なる場合とがある。暫定読みの先頭が「*」であると、
いかなる読みが入力された場合でも検索にヒットし、そ
の見出しが入力文字列の候補として選出される。このた
め、本来の読みとは全く異なる読みが入力された場合に
おいても候補として選択されることになるのであり、本
来の入力文字列とは異なる可能性が高い。そこで本実施
形態のように、暫定読みは、その先頭が特定のかなであ
る辞書情報を一般ランク、また暫定読みの先頭が「*」
である辞書情報を最低ランクとしてそれぞれランク分け
し、一般ランクの辞書情報の見出しを最低ランクの辞書
情報の見出しよりも前にユーザへと提示するようにして
いるので、より実際の入力文字列である可能性の高い文
字列がより先にユーザへと提示される。従って、候補か
らの入力文字列の選択に係るユーザの負担が軽減され
る。
【0087】なお、本発明は前記各実施形態に限定され
るものではない。例えば前記各実施形態では、入力予測
用辞書を入力予測辞書8bおよび入力予測ユーザ辞書8
cの2つの辞書に分け、ユーザが登録する辞書情報や自
動登録する辞書情報を入力予測ユーザ辞書8cに登録す
ることとしているが、入力予測辞書8bと入力予測ユー
ザ辞書8cとを統合するようにしてもよい。
【0088】本発明は、携帯電話機以外の文章作成が必
要な機器にも適用が可能である。
【0089】このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形実施が可能である。
【0090】
【発明の効果】ユーザ入力と、このユーザ入力に応じて
かな漢字変換や入力予測処理により決定される文字列と
を用いて文章作成を行うが、入力予測処理には入力予測
用辞書に記憶されている辞書情報のほかに入力予測暫定
辞書に記憶されている辞書情報を参照することとする。
入力予測暫定辞書には、編集された文字列を抽出し、そ
の文字列を変換後文字列とする辞書情報を記憶する。さ
らに入力予測処理により決定された文字列候補が入力文
字列として選択されたことに応じて、その選択された文
字列を変換後文字列とするとともに、その選択された文
字列を文字列候補として決定するもととなった入力文字
列を読みとする辞書情報が入力予測用辞書に記憶し、さ
らに前記選択された文字列に関する辞書情報が前記入力
予測暫定辞書から削除することとし、これにより、編集
がなされた文字列が自動的に入力予測処理のために辞書
登録することとした。この結果、入力予測辞書への文字
列の自動登録を行うことを可能とし、これにより入力予
測処理を有効に機能させて簡易な操作を実現できる文章
作成装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文書作成装置を搭載した携帯電話機の
構成を示すブロック図。
【図2】本発明の携帯電話機において図1中のプロセッ
サ10が文書作成のために実現する種々の処理部の機能
ブロック図。
【図3】ひらがなの入力規則の一例を示す図。
【図4】第1実施形態における暫定登録処理のフローチ
ャート。
【図5】登録範囲決定規則の一例を示す図。
【図6】第1実施形態にて入力予測暫定辞書8dへと登
録する辞書情報の一例を示す図。
【図7】第1実施形態における本登録処理のフローチャ
ート。
【図8】第1実施形態において入力文字列の候補をユー
ザに提示するためのリストの一例を示す図。
【図9】第1実施形態にて入力予測ユーザ辞書8cへと
自動登録する辞書情報の一例を示す図。
【図10】第2実施形態における暫定登録処理のフロー
チャート。
【図11】暫定読み作成処理のフローチャート。
【図12】暫定読みの生成の実例を示す図。
【図13】暫定読みの生成の実例を示す図。
【図14】暫定読みの生成の実例を示す図。
【図15】第3実施形態における入力予測処理のフロー
チャート。
【図16】入力予測処理による出力バッファへの辞書情
報の格納状況の一例を示す図。
【図17】入力予測候補表示優先度テーブルの一例を示
す図。
【図18】第3実施形態において入力文字列の候補をユ
ーザに提示するためのリストの一例を示す図。
【符号の説明】
7…ユーザインタフェース部 7a…入力部 7b…表示部 8…記憶部 8a…漢字変換辞書 8b…入力予測辞書 8c…入力予測ユーザ辞書 8d…入力予測暫定辞書 9…タイミング回路 10…プロセッサ 10a…主制御部 10b…かな漢字変換制御部 10c…かな漢字変換部 10d…入力予測部 10e…エディタ部 10f…暫定登録処理部 10g…本登録処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/725 H04B 7/26 M Fターム(参考) 5B009 ME17 MF03 MG06 MH03 5K027 AA11 BB02 FF01 FF22 HH26 MM17 5K067 AA34 BB04 BB21 CC10 DD53 EE02 FF02 FF23 FF31 HH22 KK15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザによる入力文字列の指定や文章編
    集指示を受け付ける受付手段と、 この受付手段により受け付けた入力文字列のかな漢字変
    換を行うかな漢字変換手段と、 入力予測変換を行うための辞書情報を記憶する入力予測
    用辞書と、 前記入力予測変換を行うための辞書情報を一時的に記憶
    するための入力予測暫定辞書と、 前記受付手段により受け付けられた入力文字列について
    の入力予測変換を前記入力予測用辞書および前記入力予
    測暫定辞書に記憶された辞書情報を参照して行う入力予
    測手段と、 前記受付手段により受け付けた入力文字列および文章編
    集指示、ならびに前記かな漢字変換手段および前記入力
    予測手段により決定された文字列を用いて文章作成を行
    う文章作成手段と、 この文章作成手段により作成された文章を前記受付手段
    により受け付けられた文章編集指示に応じて編集する編
    集手段と、 この編集手段により編集された文字列を抽出し、その文
    字列を変換後文字列とする辞書情報を前記入力予測暫定
    辞書に記憶させる暫定登録手段と、 前記入力予測手段により決定された文字列候補が入力文
    字列として選択されたことに応じて、その選択された文
    字列を変換後文字列とするとともに、その選択された文
    字列を文字列候補として決定するもととなった入力文字
    列を読みとする辞書情報を前記入力予測用辞書に記憶さ
    せ、さらに前記選択された文字列に関する辞書情報を前
    記入力予測暫定辞書から削除する本登録手段とを具備し
    た文章作成装置。
  2. 【請求項2】 前記暫定登録手段は、抽出した文字列が
    前記編集手段により編集される以前の文字列に対応する
    入力文字列における前記編集手段による編集箇所を不定
    であることを示す所定の記号に置換して得られる文字列
    を暫定的な読みとして含む辞書情報を前記入力予測暫定
    辞書に記憶させる請求項1に記載の文章作成装置。
  3. 【請求項3】 前記入力予測手段は、前記入力予測暫定
    辞書に記憶された辞書情報を参照して決定した文字列候
    補は、その決定した文字列候補についての前記暫定的な
    読みが正しい可能性のより高いものを優先してユーザに
    提示することを特徴とする請求項2に記載の文章作成装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008526101A (ja) * 2004-12-28 2008-07-17 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー 移動端末へのユーザ入力を予測するシステム及び方法
JP2016143224A (ja) * 2015-02-02 2016-08-08 シャープ株式会社 電子機器、および制御方法

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