JP2003256333A - デジタルカメラ - Google Patents

デジタルカメラ

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JP2003256333A
JP2003256333A JP2002055464A JP2002055464A JP2003256333A JP 2003256333 A JP2003256333 A JP 2003256333A JP 2002055464 A JP2002055464 A JP 2002055464A JP 2002055464 A JP2002055464 A JP 2002055464A JP 2003256333 A JP2003256333 A JP 2003256333A
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digital camera
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JP2002055464A
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Kenji Nakamura
健二 中村
Kazuki Akaho
一樹 赤穂
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メールの送信文として多様な文章を簡易
に作成することができるデジタルカメラを提供する。 【解決手段】 デジタルカメラの内部のフラッシュRO
M43には、電子メールの送信文となる複数の定型文が
定型文データ433として記憶される。これらの定型文
には、任意の文字列が格納される文字列型変数を含める
ことが可能となっている。このような文字列型変数に格
納するための候補となる文字列は、変数データ434と
して事前にフラッシュROM43内に準備される。電子
メールを送信する際には、ユーザは定型文データ433
から所望の定型文を選択する。そして、選択された定型
文に含まれる文字列型変数に格納する文字列を変数デー
タ434から選択する。これにより、簡易な操作で多様
な文章を電子メールの送信文として作成することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールを取り
扱い可能なデジタルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルカメラで撮影した画像デ
ータを直ちに遠隔地に送信したいという要望に応えるた
め、撮影した画像データを電子メールとして送信可能な
デジタルカメラが実用化されている。
【0003】また、電子メールとして画像データのみを
送信するだけでは送信者の趣意を相手先に正確に伝達で
きないため、複数の簡単な定型文を予め記憶しておき、
電子メールの本文として一の定型文を選択して画像デー
タと関連付けて送信することができるデジタルカメラも
知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記デジ
タルカメラでは、予め決められた定型文のみしか選択す
ることができないため、画像データに応じて適切かつ多
様な文章を作成することができなかった。
【0005】これに対応するため、文字入力が可能なデ
ジタルカメラも存在するが、一般にデジタルカメラが備
えている操作ボタン等は撮影を目的としたものであるた
め、文字入力等には不向きであり、文字を入力する際に
非常に煩雑な作業が伴うこととなっていた。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、電子メールの送信文として多様な文章を簡易に
作成することができるデジタルカメラを提供することを
第1の目的とする。
【0007】また、本発明は、煩雑な操作を伴うことな
く簡易な操作で電子メールの送信文を作成することがで
きるデジタルカメラを提供することを第2の目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、被写体の画像データを取得する
とともに、電子メールを取り扱い可能なデジタルカメラ
であって、任意の文字列を格納可能な文字列型変数が含
まれる複数の定型文を記憶する定型文記憶手段と、前記
複数の定型文から、電子メールの送信文とする送信用定
型文を選択する定型文選択手段と、前記送信用定型文に
含まれる文字列型変数に格納する文字列を決定する文字
列決定手段と、決定された文字列を前記送信用定型文に
含まれる文字列型変数に格納して、電子メールの送信文
を作成する送信文作成手段と、を備えている。
【0009】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
のデジタルカメラにおいて、前記文字列型変数に格納す
るための候補となる複数の候補文字列を記憶する文字列
記憶手段と、前記複数の候補文字列から文字列を選択す
る選択指示をユーザから受け付ける受付手段と、をさら
に備え、前記文字列決定手段は、ユーザから受け付けた
前記選択指示に応じて、前記送信用定型文に含まれる文
字列型変数に格納する文字列を決定可能であることを特
徴とする。
【0010】また、請求項3の発明は、請求項1または
2に記載のデジタルカメラにおいて、前記送信文作成手
段により作成される前記送信文と、前記デジタルカメラ
により取得される画像データとを関連付けて1つの電子
メールとする手段、をさらに備え、前記文字列決定手段
は、前記送信文と関連付けられる前記画像データの取得
時に係る情報に基づいて、前記送信用定型文に含まれる
文字列型変数に格納する文字列を決定可能であることを
特徴とする。
【0011】また、請求項4の発明は、請求項3に記載
のデジタルカメラにおいて、前記文字列型変数に格納す
る文字列は、人物または位置を示す文字列を含むことを
特徴とする。
【0012】また、請求項5の発明は、請求項1ないし
4のいずれかに記載のデジタルカメラにおいて、前記定
型文選択手段は、1つの電子メールの送信文とする前記
送信用定型文を複数選択可能であることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。
【0014】<1.第1の実施の形態> <1−1.構成>図1ないし図3はそれぞれ本発明の第
1の実施の形態に係るデジタルカメラの正面図、背面図
および底面図であり、図4はデジタルカメラ1の内部構
成を示すブロック図である。
【0015】デジタルカメラ1は、図1に示すように、
箱型のカメラ本体部2と直方体状の撮像部3とから構成
されている。撮像部3は、撮影レンズであるマクロ機能
付きズームレンズ301を有するとともに、銀塩レンズ
シャッターカメラと同様に、被写体からのフラッシュ光
の反射光を受光する調光センサ305、被写体までの距
離を測定するための測距センサ306、および、光学フ
ァインダ31が設けられる。
【0016】また、撮像部3はその内部のズームレンズ
301の後方適位置にCCDカラーエリアセンサである
CCD303(図4参照)を有し、CCD303は撮像
回路302の一部となっている。
【0017】カメラ本体部2の前面には、図1に示すよ
うに、左端部にグリップ部4および中央上部に内蔵フラ
ッシュ5が設けられ、上面にはシャッタボタン8が設け
られている。シャッタボタン8は銀塩カメラで採用され
ているような半押し状態と全押し状態とが検出可能な2
段階スイッチになっている。
【0018】一方、図2に示すように、カメラ本体部2
の背面には、略中央に被写体の画像のモニタ表示(ビュ
ーファインダに相当)、記録画像の再生表示や各種設定
等を行うためのLCD10が設けられている。
【0019】また、LCD10の下方にはスイッチ群2
21〜223、LCD10の右方には十字キー23がそ
れぞれ設けられ、これらによりデジタルカメラ1の各種
操作が可能とされている。十字キー23は上スイッチ2
3U、下スイッチ23D、左スイッチ23Lおよび右ス
イッチ23Rからなる4連スイッチ、および、中央ボタ
ン23Cから構成される。
【0020】スイッチ群221〜223の右方には電源
スイッチ227が設けられ、電源スイッチ227の左側
には、電源がオン状態で点灯するLED228およびメ
モリカードへのアクセス中である旨を表示するLED2
29が配置される。
【0021】さらに、カメラ本体部2の背面には、「撮
影モード」、「再生モード」および「メールモード」の
間で動作モードを切り替えるモード設定スイッチ14が
設けられる。モード設定スイッチ14は3接点のスライ
ドスイッチであり、図2において下にセットすると撮影
モードに設定され、中央にセットすると再生モードに設
定され、上にセットするとメールモードに設定される。
【0022】撮影モードは、被写体の撮影を行い画像デ
ータ(以下適宜、単に「画像」ともいう。)を記録する
モードである。デジタルカメラ1では、シーンセレクタ
機能を有しており、「ポートレート」「スポーツ」「風
景」「夕景」「夜景」等から被写体に対応する場面(シ
ーン)を予め選択しておくことが可能である。この機能
を使用した場合は、被写体の場面に応じて最適な撮像制
御がなされる。
【0023】また、再生モードは、メモリカードに記録
された画像データをLCD10に再生表示するモードで
あり、さらに、メールモードは、メモリカードに記録さ
れた画像データを電子メールとして送信するモードであ
る。このメールモードにおける動作の詳細については後
述する。
【0024】撮像部3の背面には、図2に示すように、
LCD10をオン/オフさせるためのLCDボタン32
1およびマクロボタン322が設けられる。LCDボタ
ンが押されるとLCD表示のオン/オフが切り替わる。
【0025】カメラ本体部2の底面には、図3に示すよ
うに、電池装填室18とカード装填室17(カードスロ
ット部)とが設けられる。カード装填室17は、メモリ
カード91が装着される第1カードスロット17aおよ
び通信カード92が装着される第2カードスロット17
bを有し、クラムシェルタイプの蓋15により開閉自在
となっている。
【0026】ここで、通信カード92とは、カードスロ
ットに装着することにより、その電子機器(この実施の
形態に係るデジタルカメラ1等)に、インターネット等
のネットワークへの接続機能を付加するものである。具
体的には、モデムカード、PHSカード、携帯電話接続
カード等を指す。デジタルカメラ1はこのような通信カ
ード92の装着により、ネットワークを介した電子メー
ルの送信が可能となる。
【0027】蓋15には、開口部15aが形成されてお
り、第2カードスロット17bに通信カード92を装着
して蓋15を閉じた状態であっても、通信カード92の
コネクタ部分あるいはアンテナ部分が外部に露出するよ
うになっている。これにより、デジタルカメラ1は蓋1
5を閉じた状態でネットワークへの接続が可能とされて
いる。
【0028】デジタルカメラ1では、4本の単三形乾電
池を電池装填室18に装填することにより、これらを直
列接続してなる電源電池236(図4参照)を駆動源と
している。
【0029】次に図4を参照しながら撮像部3の内部構
成について順に説明する。
【0030】撮像回路302は、ズームレンズ301に
よりCCD303上に結像された被写体の光像をCCD
303を用いて光電変換し、R(赤),G(緑),B
(青)の色成分の画像信号(各画素で受光された画素信
号の信号列からなる信号)として出力する。
【0031】なお、デジタルカメラ1における露出制御
は、シャッタースピード(CCD303の電荷蓄積時
間)と、絞り値(ズームレンズ301に含まれる絞りの
開口径)とを調節して行われる。また、被写体が低輝度
で露光不足となる場合は、CCD303から出力される
画像信号のレベル調整を行うことにより露光不足による
不適正露出が補正される。すなわち、低輝度時は、露出
制御とゲイン調整とを組み合わせて取得される画像デー
タの明るさの調整が行われる。なお、画像信号のレベル
調整は、後述の信号処理回路313内のAGC(オート
ゲインコントロール)回路により行われる。
【0032】タイミングジェネレータ314は、カメラ
本体部2内のタイミング制御回路202から送信される
クロックに基づきCCD303の駆動制御信号を生成す
るものである。タイミングジェネレータ314は、例え
ば、積分開始/終了(すなわち、露出開始/終了)のタ
イミング信号、各画素の受光信号の読出制御信号(水平
同期信号,垂直同期信号,転送信号等)等のクロック信
号を生成し、CCD303に出力する。
【0033】信号処理回路313は、撮像回路302か
ら出力される画像信号(アナログ信号)に所定のアナロ
グ信号処理を施すものである。信号処理回路313は、
CDS(相関二重サンプリング)回路とAGC回路とを
その内部に有し、CDS回路により画像信号のノイズの
低減を行い、AGC回路のゲインを調整することにより
画像信号のレベル調整を行う。
【0034】調光回路304は、フラッシュ撮影におけ
る内蔵フラッシュ5の発光量をカメラ本体部2の全体制
御部211により設定された所定の発光量に制御するも
のである。フラッシュ撮影においては、露出開始と同時
に被写体からのフラッシュ光の反射光が調光センサ30
5により受光され、この受光量が所定の発光量に達する
と、調光回路304から全体制御部211を介してカメ
ラ本体部2のフラッシュ制御回路214へ発光停止信号
が出力される。フラッシュ制御回路214は、この発光
停止信号に応答して内蔵フラッシュ5の発光を強制的に
停止し、これにより、内蔵フラッシュ5の発光量が所定
の発光量に制御される。
【0035】また、撮像部3の内部には、ズームレンズ
301のズーム比の変更と収容位置と撮影位置との間の
レンズ移動を行うためのズームモータ307、および、
合焦を行うためのAF(オートフォーカス)モータ30
8が設けられる。
【0036】次に、カメラ本体部2の内部構成について
説明する。
【0037】A/D変換部201は、タイミング制御回
路202から入力されるクロックに基づいて各画素信号
(アナログ信号)をデジタル信号に変換するものであ
る。信号処理回路313から出力されたアナログ画像信
号はA/D変換部201において、各画素ごとに例えば
10ビットのデジタル信号に変換される。
【0038】なお、タイミング制御回路202は、全体
制御部211の制御により、基準クロックやタイミング
ジェネレータ314およびA/D変換部201に対する
クロックを生成する。
【0039】画像処理部203は、A/D変換された画
素信号(以下、「画素データ」という。)に対して各種
の画像処理を施すものである。具体的には、画素データ
の黒レベルを基準の黒レベルに補正する処理(黒レベル
補正)、R,G,Bの各色成分の画素データのレベルを
変換しホワイトバランスの調整を行う処理(ホワイトバ
ランス補正)、画素データのγ特性を補正する処理(γ
補正)等が行われる。
【0040】画像メモリ209は、画像処理部203か
ら出力される画素データを記憶するメモリであり、1フ
レーム分の記憶容量を有している。すなわち、画像メモ
リ209は、CCD303がn行m列(n,mは自然
数)のマトリクス状に配列した画素を有している場合、
n×m画素分の画素データの記憶容量を有し、各画素デ
ータが対応する記憶領域(アドレス)に記憶されるよう
になっている。
【0041】VRAM210は、LCD10に再生表示
される画像データのバッファメモリである。VRAM2
10は、LCD10の画素数に対応した画像データの記
憶容量を有している。
【0042】撮影モードにおける撮影待機状態において
は、撮像部3により所定間隔毎に撮像された画像の各画
素データがA/D変換部201および画像処理部203
により処理され画像メモリ209に記憶されるととも
に、全体制御部211を介してVRAM210に転送さ
れ、LCD10に表示される(ライブビュー表示)。こ
れにより撮影者はLCD10に表示された画像により被
写体像を視認することができる。
【0043】また、再生モードにおいては、メモリカー
ドから読み出された画像に全体制御部211による所定
の信号処理が施された後、VRAM210に転送されて
LCD10に再生表示される。なお、LCD10におい
て画像を表示する際には、全体制御部211の制御によ
りバックライト16が点灯する。
【0044】カードI/F212は、カードスロット1
7a,17bに装填されたメモリカード91あるいは通
信カード92との間で信号の受け渡しを行うインタフェ
ースである。具体的にはメモリカードの画像データの書
込みおよび画像データの読出しを行ったり、各種機能カ
ードとの画像データまたは各種信号の入出力を行う。
【0045】時計回路219は、撮影日時を管理するす
るための時計回路である。図示しない別の電源で駆動さ
れる。
【0046】また、カメラ本体部2内にはズームモータ
307およびAFモータ308を駆動するためのズーム
モータ駆動回路215およびAFモータ駆動回路216
が設けられる。これらの回路は、上述したシャッタボタ
ン8、スイッチ群221〜223および十字キー23を
含む操作部250の操作に応じて機能する。
【0047】全体制御部211は主として、種々の演算
処理を行うCPU41、作業領域となるRAM42、お
よび、プログラムや各種データを格納して書き換え可能
なフラッシュROM43から構成され、アドレスバス、
データバス、コントロールバスで接続されている上述し
た撮像部3内およびカメラ本体部2内の各周辺構成の駆
動を制御することによってデジタルカメラ1の動作を統
括制御する。
【0048】全体制御部211は、周辺構成とのデータ
の受け渡しやタイミング制御の他に様々な機能をソフト
ウェア的に実現している。すなわち、フラッシュROM
43に予め記憶されている制御プログラムに従って、C
PU41が演算動作を行うことにより各種機能が実現さ
れる。なお、記録媒体であるメモリカード(制御プログ
ラムを記憶したもの)から読み出して、新たな制御プロ
グラムをフラッシュROM43内に格納(インストー
ル)することも可能とされている。
【0049】図4において、露出制御部411、記録制
御部412および再生制御部413は、フラッシュRO
M43に記憶された制御プログラムに従ってCPU41
が演算処理することにより実現される機能を機能ブロッ
クとして表したものである。
【0050】露出制御部411は、撮影待機状態におい
て、CCD303により1/30秒毎に取り込まれる画
像を利用して被写体の輝度を判定し、判定結果に基づい
て所定のプログラム線図を参照し、シャッタースピード
および絞り値を設定する。また、判定結果に応じて内蔵
フラッシュ5の発光あるいは非発光を設定する。シーン
セレクタ機能により被写体に対応する場面(シーン)が
設定されていた場合は、この設定されたシーン(シーン
セレクタ設定)に応じたプログラム線図が参照され、シ
ャッタースピードおよび絞り値等が設定される。
【0051】記録制御部412は、撮影指示後に画像メ
モリ209に一時記憶された画像データをRAM42に
読み出し、2次元DTC変換、ハフマン符号化等のJP
EG方式による所定の圧縮処理を行って記録用の画像デ
ータ(高解像度画像データ)を作成する。また、画像メ
モリ209から縦横両方向でそれぞれ8画素毎に画素デ
ータをRAM42に読み出すことで、サムネイル画像を
作成する。さらに、画像データの取得時に係る情報を露
出制御部411や時計回路219から取得し、画像デー
タに付随して記録するタグ情報を作成する。そして、生
成した高解像度画像データ、サムネイル画像およびタグ
情報をExif形式に準拠した一つの画像ファイルとし
て、メモリカード91に記録する。
【0052】図5は、メモリカード91への画像ファイ
ルの記録方法を示す図である。メモリカード91の記憶
領域の先頭には、インデックス情報を記録する領域が設
けられ、その後の領域に各画像ファイルが撮影された順
に記録される。メモリカード91における各画像ファイ
ルの記憶領域は3つの領域からなり、上から順にタグ情
報、圧縮された画像データ(高解像度データ)およびサ
ムネイル画像が記録される。図に示すように、タグ情報
には、カメラ機種名、撮影日、シャッタースピード、絞
り値、撮影時のフラッシュの発光/非発光のデータ、お
よび、シーンセレクタ設定等の項目の情報が含まれる。
【0053】再生制御部413は、メモリカード91に
記録された画像データのLCD10への再生処理を行う
ものである。再生制御部413は、モード設定スイッチ
14により再生モードが設定されると、メモリカード9
1に記録された画像ファイルからサムネイル画像を読み
出し、LCD10にインデックス表示させる。インデッ
クス表示されたサムネイル画像に対して再生すべきコマ
がユーザにより指定されると、再生制御部413は、そ
のコマに対応する画像ファイルから圧縮された画像デー
タを読み出して、所定の伸長処理を行いLCD10に表
示させる。
【0054】<1−2.電子メール>また、全体制御部
211は、メモリカード91に記録された画像データを
電子メールとして送信するメールモードに係る各種機能
も有している。図6は、デジタルカメラ1のメールモー
ドに係る機能構成を示すブロック図である。図6におい
てメール制御部414は、全体制御部211によって実
現される機能(フラッシュROM43に記憶された制御
プログラムに従ってCPU41が演算処理することによ
り実現される機能)を示している。
【0055】図6に示すように、フラッシュROM43
には、電子メールの送信に用いられる情報として、設定
データ431、アドレスデータ432、定型文データ4
33および変数データ434が記憶される。設定データ
431は、接続先プロバイダ情報、SMTPサーバ名、
ユーザ名および送信元の電子メールアドレス(以下、単
に「アドレス」ともいう。)などの基本的な設定を示す
データであり、アドレスデータ432は送信先となる複
数のアドレスが含まれるデータ(いわゆる、アドレス
帳)である。また、定型文データ433および変数デー
タ434は、電子メールの送信文として利用されるデー
タである。
【0056】これらのデータは、LCD10に表示され
る入力可能な文字一覧から十字キー23を用いて任意の
文字を選択すること(全体制御部211によって実現さ
れるソフトウェアキーボード)により入力され、フラッ
シュROM43に記憶される。また、外部のコンピュー
タ等においてこれらのデータの編集を行い、その後、編
集したデータをデジタルカメラ1に転送して、フラッシ
ュROM43に記憶することも可能とされている。
【0057】図7は、デジタルカメラ1で画像データを
送信する際の電子メールの一例を示す図である。この電
子メールは、複数のパートを持つマルチパートMIME
形式の電子メールであり、送信日付、相手先アドレス、
送信元アドレスなどの所定の情報からなるメールヘッダ
部MH、送信文(テキスト情報)が記載されるテキスト
パート部MT、および、画像データを変換して得られる
MIMEエンコードデータ(アスキーデータ)が記載さ
れるバイナリパート部から構成される。
【0058】デジタルカメラ1では、画像データのみな
らず、送信する画像データの説明等を目的としてテキス
トパート部を記載しての電子メールの送信が可能となっ
ている。定型文データ433には、このテキストパート
部を記載するための複数の定型文が含まれている。
【0059】また、定型文データ433に含まれる複数
の定型文のそれぞれには、任意の文字列が格納可能な文
字列型変数を含めることが可能となっている。この文字
列型変数に格納するための文字列は電子メールの送信時
において決定され、決定された文字列が文字列型変数へ
格納されて電子メールの送信文が作成される。
【0060】文字列型変数には、格納される文字列がユ
ーザの選択により決定されるユーザ選択変数と、ユーザ
操作を伴うことなくメール制御部414により決定され
る自動格納変数とが存在する。
【0061】デジタルカメラ1において使用可能なユー
ザ選択変数には、「鈴木,佐藤,田中」等の人物の名前
が格納される人物変数(%P)、「大阪,大阪駅,大阪
ビル」等の地名や施設名など場所を示す文字列が格納さ
れる場所変数(%L)、「食事,睡眠,旅行,仕事」等
の動作や状態を示す文字列が格納される動作変数(%
A)、および、「?,!,☆,○,△,◇,♪」などの
記号が格納される記号変数(%S)等が存在する。な
お、記号変数(%S)に格納される記号は、シフトJIS
やUnicode等の規格に準拠したものには限定されず、独
自規格の記号(絵文字等)であってもよい。
【0062】ユーザ選択変数のそれぞれに格納するため
の候補となる複数の候補文字列は、変数データ434と
して記憶される。人物変数(%P)、場所変数(%
L)、動作変数(%A)および記号変数(%S)のそれ
ぞれに対して複数の候補文字列が準備され、それぞれ独
立して取り出し可能とされている。
【0063】一方、自動格納変数は、電子メールとして
送信する画像データ(以下、「送信画像」という。)の
撮影日が格納される撮影日変数(%TI)、送信画像の
撮影時のシャッタースピードが格納されるシャッタース
ピード変数(%TV)、送信画像の撮影時の絞り値が格
納される絞り値変数(%AV)、送信画像の撮影時のシ
ーンセレクタ設定が格納されるシーン変数(%SV)等
が存在する。これらの変数は、送信画像の取得時に係る
種々の情報であり、画像データに伴って記録されるタグ
情報の項目にそれぞれ対応している。
【0064】ここで、定型文についての具体例を説明す
る。例えば、「%Pはただいま%A中です%S」という
定型文においては、人物変数(%P)、動作変数(%
A)および記号変数(%S)の3つの文字列型変数が含
まれている。この定型文に対し、人物変数%Pに格納す
る文字列が「田中」、動作変数(%A)に格納する文字
列が「旅行」、さらに記号変数(%S)に格納する記号
が「♪」とそれぞれ決定されたときは、決定された文字
列が文字列型変数にそれぞれ格納されることにより、
「田中はただいま旅行中です♪」という文が電子メール
の送信文として作成されることとなる。
【0065】この例においては、ユーザ選択変数のみが
定型文に含まれているが、もちろんユーザ選択変数と自
動格納変数が混在していてもよい。例えば、「撮影日は
%TI、撮影者は%Pです。」という定型文において
は、自動格納変数である撮影日変数(%TI)およびユ
ーザ選択変数である人物変数(%P)が含まれている。
この定型文に対して、撮影日変数(%TI)に格納する
文字列が「2002年1月1日」、人物変数(%P)に
格納する文字列が「佐藤」と決定されたときは、「撮影
日は2002年1月1日、撮影者は佐藤です。」という
文が電子メールの送信文として作成されることとなる。
【0066】<1−3.電子メール送信動作>次に、メ
ールモードに設定された際の電子メール送信に係るデジ
タルカメラ1の動作について説明する。図8は、電子メ
ール送信に係るデジタルカメラ1の動作の流れを示す図
である。
【0067】まず、送信画像をユーザに選択させる画面
がLCD10に表示される。すなわち、メール制御部4
14によりメモリカード91に記録された画像ファイル
からサムネイル画像が読み出され、図11に示す如くL
CD10にサムネイル画像の一覧が表示される。
【0068】ユーザは十字キー23を操作することによ
り矩形のカーソルC1を所望の画像データの位置まで移
動させた後、中央ボタン23Cを押下することにより送
信画像を確定する。これにより、選択された画像データ
のコマ番号が送信画像のコマ番号としてメール制御部4
14に受け付けられる(ステップS11)。
【0069】次に、送信先アドレスをユーザに選択させ
る画面がLCD10に表示される。すなわち、メール制
御部414によりフラッシュROM43に記憶されたア
ドレスデータ432が読み出され、図12に示す如くL
CD10にアドレスの一覧が表示される。
【0070】ユーザは十字キー23の上下スイッチ23
U,23Dを操作することによりカーソルC2を所望の
アドレスの位置まで移動させ、右スイッチ23Rにより
送信先アドレスを選択する。送信先アドレスとして複数
のアドレスを選択することも可能であり、選択されたア
ドレスには選択していることを示すチェックマークCM
が表示される。送信先アドレスとする所望のアドレス全
てにチェックマークCMを表示させた後、中央ボタン2
3Cを押下することにより送信先アドレスを確定する。
これにより、選択されたアドレスが送信先アドレスとし
てメール制御部414に受け付けられる(ステップS1
2)。
【0071】次に、電子メールの送信文とするための定
型文(以下、「送信用定型文」という。)を受け付ける
画面がLCD10に表示される。すなわち、メール制御
部414によりフラッシュROM43に記憶された定型
文データ433が読み出され、図13に示す如くLCD
10に定型文の一覧が表示される。
【0072】ユーザは十字キー23の上下スイッチ23
U,23Dを操作することによりカーソルC2を所望の
定型文の位置まで移動させ、右スイッチ23Rにより送
信用定型文を選択する。送信用定型文として複数の定型
文を選択することも可能であり、選択された定型文には
選択された順番(1,2,3・・・)が付されたチェッ
クマークCMが表示される。
【0073】この順番は、電子メールの送信文を作成す
る際の送信用定型文の並び替え順位となる。図13の例
においては、「%TI、%Pは%Lにいます。」という
定型文が1番目、「撮影者は%Pです。」という定型文
が2番目に選択された状態を示している。
【0074】送信用定型文とする所望の定型文全てにチ
ェックマークCMを表示させた後、中央ボタン23Cを
押下することにより送信用定型文を確定する。これによ
り、選択された定型文が送信用定型文としてメール制御
部414に受け付けられる(ステップS13)。
【0075】次に、選択された送信用定型文に含まれる
文字列型変数へ文字列を格納するために、メール制御部
414により最先順位の送信用定型文が処理対象(以
下、「注目送信用定型文」という。)として決定される
(ステップS14)。
【0076】注目送信用定型文が決定されると、メール
制御部414により注目送信用定型文に含まれる自動格
納変数に文字列を格納する処理が行われる(ステップS
15)。図9は、ステップS15の処理の流れの詳細を
示す図である。
【0077】まず、注目送信用定型文に自動格納変数が
含まれているか否かが判定される(ステップS31)。
自動格納変数が含まれていない場合は、以降の処理を行
う必要はないため、そのまま図8のステップS16へ進
む。
【0078】一方、自動格納変数が含まれていた場合
は、続いて、メール制御部414により一の自動格納変
数が処理対象(以下、「注目自動格納変数」という。)
として決定される(ステップS32)。
【0079】次に、送信画像として指定された画像ファ
イルに含まれるタグ情報を参照して、注目自動格納変数
に格納すべき文字列が決定される。すなわち、上記で受
け付けられた送信画像のコマ番号に対応する画像ファイ
ル内のタグ情報が読み出され、タグ情報の注目自動格納
変数に対応する項目の情報が格納すべき文字列として決
定される。例えば、注目自動格納変数が撮影日変数(%
TI)であるときには、タグ情報の「撮影日」の項目の
情報が格納すべき文字列とされる。他の種類の自動格納
変数の場合も同様である(ステップS33)。
【0080】続いて、決定された文字列が、注目送信用
定型文の注目自動格納変数に格納される。例えば、注目
送信用定型文が「%TI、%Pは%Lにいます。」であ
り、タグ情報の「撮影日」の項目の情報が「2002年
1月1日」であるときには、撮影日変数(%TI)に
「2002年1月1日」が格納され、注目送信用定型文
は「2002年1月1日、%Pは%Lにいます。」とさ
れる(ステップS34)。
【0081】一の注目自動格納変数について文字列の格
納が終了すると、注目送信用定型文において、文字列が
格納されていない他の自動格納変数があるか否かが判定
される(ステップS35)。他の自動格納変数がある場
合は、再度、ステップS32に戻り次の注目自動格納変
数が決定され、上記と同様の処理が繰り返される。この
ような処理を繰り返すことにより、注目送信用定型文に
含まれる全ての自動格納変数に文字列が格納される。
【0082】自動格納変数への文字列の格納が終了する
と、メール制御部414により注目送信用定型文に含ま
れるユーザ選択変数に文字列を格納する処理が行われる
(図8:ステップS16)。図10は、ステップS16
の処理の流れの詳細を示す図である。
【0083】まず、注目送信用定型文にユーザ選択変数
が含まれているか否かが判定される(ステップS4
1)。ユーザ選択変数が含まれていない場合は、以降の
処理を行う必要はないため、そのまま図8のステップS
17へ進む。
【0084】一方、ユーザ選択変数が含まれていた場合
は、続いて、メール制御部414により一のユーザ選択
変数が処理対象(以下、「注目ユーザ選択変数」とい
う。)として決定される(ステップS42)。
【0085】次に、注目ユーザ選択変数に格納する文字
列をユーザに選択させる画面がLCD10に表示され
る。すなわち、フラッシュROM43に記憶された変数
データ433のうち注目ユーザ選択変数に格納するため
の候補となる複数の文字列(以下、「候補文字列」とい
う。)が読み出され、LCD10に候補文字列の一覧が
表示される。
【0086】図14は、上述した例の注目送信用定型文
が「2002年1月1日、%Pは%Lにいます。」とさ
れた場合において、人物変数(%P)が注目ユーザ選択
変数であるときのLCD10の画面の表示例を示す図で
ある。図に示すようにLCD10の画面の上部に注目送
信用定型文NFが表示され、さらに、注目ユーザ選択変
数NVが反転表示される。これにより、ユーザはいずれ
のユーザ選択変数に対する文字列を選択するべきかを明
確に識別することができる。また、候補文字列として
は、注目ユーザ選択変数である人物変数(%P)に対応
する文字列のみが表示される。
【0087】ユーザは十字キー23の上下スイッチ23
U,23Dを操作することによりカーソルC2を所望の
候補文字列の位置まで移動させた後、中央ボタン23C
を押下することにより、候補文字列から文字列を選択す
る選択指示を行う。これにより選択指示がメール制御部
414により受け付けられ、選択された候補文字列が注
目ユーザ選択変数に格納する文字列として決定される
(ステップS43)。
【0088】続いて、決定された文字列が、注目送信用
定型文の注目ユーザ選択変数に格納される。例えば、図
14の例の場合において、選択された候補文字列が「田
中」であるときには、人物変数(%P)に「田中」が格
納され、注目送信用定型文は「2002年1月1日、田
中は%Lにいます。」とされる(ステップS44)。
【0089】一の注目ユーザ選択変数について文字列の
格納が終了すると、注目送信用定型文において、文字列
が格納されていない他のユーザ選択変数があるか否かが
判定される(ステップS45)。他のユーザ選択変数が
ある場合は、再度、ステップS42に戻り次の注目ユー
ザ選択変数が決定され、上記と同様の処理が繰り返され
る。
【0090】図15は、図14の例の注目送信用定型文
が「2002年1月1日、田中は%Lにいます。」とさ
れた場合において、場所変数(%L)が注目ユーザ選択
変数であるときのLCD10の画面の表示例を示す図で
ある。候補文字列としては、注目ユーザ選択変数である
場所変数(%L)に対応する文字列のみが表示される。
【0091】このような処理を繰り返すことにより、注
目送信用定型文に含まれる全てのユーザ選択変数に文字
列が格納される。
【0092】以上のようにして、一の注目送信用定型文
に含まれる文字列型変数(自動格納変数およびユーザ選
択変数)の全てに文字列が格納されると、次順の送信用
定型文があるか否かが判定される(図8:ステップS1
7)。次順の送信用定型文がある場合は、再度、ステッ
プS14に戻り、次順の送信用定型文が注目送信用定型
文として決定される。
【0093】その後、上記と同様の処理が繰り返され、
最終的に全ての送信用定型文に含まれる文字列型変数に
文字列が格納される。そして、複数の送信用定型文がそ
の順位に従って連結されたものが、メール制御部414
により電子メールの送信文として生成される。
【0094】電子メールの送信文が生成されると、次
に、上記のようにして設定された電子メールの送信内容
で送信してよいか否かをユーザに確認させる確認画面が
LCD10に表示される(ステップS18)。図16
は、この確認画面の表示例を示す図である。図に示すよ
うに、LCD10の画面には、上記処理において選択さ
れた送信画像および送信先アドレスとともに、送信用定
型文に基づいて生成された送信文が表示される。
【0095】ユーザは表示された送信内容を確認し、十
字キー23の左右スイッチ23L,23Rを操作するこ
とにより、画面に表示された「送信」ボタンB1または
「キャンセル」ボタンB2のいずれかを選択し、中央ボ
タン23Cにより確定する。
【0096】送信内容の変更を行いたい場合は「キャン
セル」ボタンB2を選択することで、ステップS11に
戻り、再度、送信内容の変更を行うことが可能である。
このとき、変更する送信内容をユーザが指定できるよう
になっていてもよい。例えば、送信先アドレスのみを変
更したいときは、アドレスの選択(ステップS12)の
みを実行できるようになっていてもよい。
【0097】一方、送信内容の変更が無く「送信」ボタ
ンB1が選択されると、次に、送信内容に基づいて電子
メールのデータが生成される。すなわち、上記で選択さ
れた送信先アドレスがメールヘッダ部MHに記載され、
生成された送信文がテキストパート部MTに記載され
る。さらに、送信画像のコマ番号に対応する画像ファイ
ルから高解像度の画像データが読み出されアスキーデー
タに変換されてバイナリパート部MBに記載される。こ
れにより、生成された送信文と、画像データとが関連付
けられて1つの電子メールのデータとされる(ステップ
S19)。
【0098】続いて、メール制御部414からの指示に
基づいて、デジタルカメラ1が通信カード92を介して
ネットワークに接続され、上記のようにして生成された
電子メールが所定のメールサーバに対して送信されるこ
ととなる(ステップS20)。
【0099】以上、第1の実施の形態について説明を行
ったが、本実施の形態のデジタルカメラ1においては、
電子メールの送信文とするための定型文に文字列型変数
を含めることができるため、文字列型変数に種々の文字
列を格納することにより、電子メールの送信文に記載す
る内容の自由度を向上させることができ、多様な文章を
送信文として簡易に作成することができる。
【0100】また、ユーザ選択変数に格納するための文
字列は、予め記憶してある複数の候補文字列から選択す
るため、煩雑な操作を伴うことなく非常に簡易な操作
で、ユーザの所望の文章を電子メールの送信文として作
成することができる。
【0101】また、自動格納変数に格納される文字列
は、画像データの取得時に係る情報に基づいて決定され
るため、送信文と同時に送信される画像データに応じた
適切な送信文を作成することができる。これとともに、
ユーザにとっては自動的に適切な文字列が決定されるこ
ととなり、送信文を生成する際のユーザ操作の軽減をさ
らに図ることができる。
【0102】また、1つの電子メールとして送信するた
めの定型文を複数選択可能であるため、さらに自由度が
向上し、多様な文章を送信文として作成することができ
る。
【0103】<2.第2の実施の形態>次に、本発明の
第2の実施の形態に係るデジタルカメラについて説明す
る。本実施の形態のデジタルカメラ1においては、人物
変数(%P)と位置変数(%L)とは別に、撮影者を示
す撮影者変数(%PP)および撮影場所を示す撮影場所
変数(%PL)が自動格納変数として用意されている。
【0104】図17は、本実施の形態のデジタルカメラ
1の背面図である。本実施の形態のデジタルカメラ1の
構成は、第1の実施の形態のデジタルカメラ1に、指紋
センサ241およびGPSセンサ331を設けたものに
相当する。すなわち、本実施の形態のデジタルカメラ1
の正面および底面はそれぞれ図1、図3に示すものと同
様であり、内部構成は図4に示すものとほぼ同様であ
る。また、本実施の形態のデジタルカメラ1の電子メー
ル送信に係る機能構成および動作の流れは、それぞれ図
6および図8に示したものと同様である。このため以下
では、第1の実施の形態のデジタルカメラ1と相違する
点を中心に説明する。
【0105】図17に示すように、指紋センサ241
は、カメラ本体部2の背面の十字キー23の下部に設け
られる。この指紋センサ241が設けられる位置は、ユ
ーザがグリップ部4(図1参照)を把持した際にユーザ
の親指が接触する位置に相当する。
【0106】指紋センサ241は、ユーザの親指の指紋
画像データを検出するものであり、指紋画像データの取
得のためのイメージセンサ、サンプルホールド回路、出
力アンプ、出力バッファおよびそれらの動作を決定する
タイミングジェネレータ等を1チップ化したICで構成
されている。
【0107】また、GPSセンサ331は、撮像部3の
内部に設けられている。GPSセンサ331は、所定時
間ごとに複数の人工衛星から発信される電波を受信し、
人工衛星からの距離と人工衛星の軌道とに基づいて三角
測量の原理で、デジタルカメラ1の位置を緯度経度デー
タとして取得することができるようにされている。
【0108】これら指紋センサ241およびGPSセン
サ331は、それぞれデジタルカメラ1内部の全体制御
部211に接続されており、指紋センサ241からは指
紋画像データが、GPSセンサ331からは緯度経度デ
ータが必要に応じてそれぞれ全体制御部211に入力さ
れる。
【0109】図18は、本実施の形態のデジタルカメラ
1の撮影した画像データの記録に係る機能構成を示すブ
ロック図である。図18において、データ照合部415
は、全体制御部211によって実現される機能(フラッ
シュROM43に記憶された制御プログラムに従ってC
PU41が演算処理することにより実現される機能)を
示している。
【0110】図18に示すように、フラッシュROM4
3には、指紋テーブル435および緯度経度テーブル4
36が記憶される。緯度経度テーブル436は、緯度経
度データと、その緯度経度にある地名とを対応付けて記
録したテーブルであり、予めフラッシュROM43内に
準備されている。一方、指紋テーブル435は、デジタ
ルカメラ1を扱うユーザの指紋画像データと、そのユー
ザ名とを関連付けて記録したテーブルである。この指紋
テーブル435の情報は、所定の操作により指紋センサ
241にユーザの親指の指紋画像データを検出させるこ
とによって登録される。
【0111】本実施の形態のデジタルカメラ1の撮影時
においては、シャッタボタン8による撮影指示に応答し
て、被写体の画像データが画像メモリ209に格納され
るとともに、指紋センサ241から撮影者の指紋画像デ
ータ、GPSセンサ331から撮影時におけるデジタル
カメラ1の位置を示す緯度経度データがそれぞれデータ
照合部415に入力される。
【0112】データ照合部415は、入力された指紋画
像データと指紋テーブル435とを照合し、指紋画像デ
ータに係るユーザ名を撮影者名として特定する。さら
に、入力された緯度経度データと緯度経度テーブル43
6とを照合して、デジタルカメラ1の撮影場所を地名で
特定する。
【0113】そして、特定された撮影者名および撮影場
所はデータ照合部415から記録制御部412に入力さ
れ、入力された撮影者名および撮影場所が、記録制御部
412によりタグ情報の一部として記載される。すなわ
ち、画像データはその撮影者名および撮影場所が特定さ
れた状態でメモリカード91に記録されることとなる。
【0114】このとき、指紋センサ241とデータ照合
部415とは画像データを撮影した撮影者を特定する撮
影者特定手段となり、GPSセンサ331とデータ照合
部415とは画像データを撮影した場所を特定する撮影
場所特定手段として機能することとなる。
【0115】このように本実施の形態のデジタルカメラ
1では、画像データがその撮影者名および撮影場所が特
定された状態で記録されるため、自動格納変数として撮
影者変数(%PP)および撮影場所を示す撮影場所変数
(%PL)を用いることができ、その結果、ユーザ操作
の軽減を大幅に図ることができる。
【0116】例えば、「%PPが撮影した%PLの%S
Vです。」という定型文(撮影者変数(%PP)、撮影
場所変数(%PL)およびシーン変数(%SV)が含ま
れている。)を使用して電子メールを送信する際におい
て、送信画像として指定された画像ファイルに含まれる
タグ情報内の撮影者名の項目の情報が「田中」、撮影場
所の項目の情報が「奈良」、シーンセレクタ設定の項目
の情報が「夕景」であったとすると、「田中が撮影した
奈良の夕景です。」という送信文が、メール制御部41
4によりユーザ操作を伴うことなく作成されることとな
る。
【0117】<3.変形例>以上、本発明の実施の形態
について説明してきたが、この発明は上記実施の形態に
限定されるものではなく様々な変形が可能である。
【0118】例えば、上記実施の形態においては、メモ
リカード91に記憶された画像データを読み出して電子
メールとして送信していたが、撮影により得られた画像
データを撮影と同時に電子メールとしてそのまま送信す
るようになっていてもよい。この場合においては、画像
データの取得時に係る情報を、露出制御部411や時計
回路219あるいはデータ照合部415等から直接取得
して自動格納変数に格納される文字列を決定することが
できるため、画像データを記録する際にタグ情報を付加
する必要はない。
【0119】また、定型文に含めることのできる文字列
型変数(ユーザ選択変数あるいは自動格納変数)は、上
記に例示したものには限定されず、もちろん他の種類の
文字列型変数が用意されていてもよい。多数の文字列型
変数を用意しておくようにすれば、より多彩な文章を電
子メールの送信文として作成することができる。
【0120】また、上記実施の形態のデジタルカメラ1
は、通信カード92を装着することによりネットワーク
への接続機能が実現されていたが、カメラ本体部2に通
信モジュール等を設けることで同様の機能を実現しても
よい。
【0121】また、上記第2の実施の形態において、撮
影者を特定する手段として指紋センサ241を採用して
いたが、他の手法によって撮影者を特定するようにして
もよい。例えば、ユーザ名とID番号とを予め関連付け
て記憶しておき、ID番号の入力を受け付けることによ
って撮影者を特定してもよい。また、ユーザ名と網膜パ
ターンとを予め関連付けて記憶し、網膜パターンを検出
する網膜センサをファインダ部に設け、網膜センサから
得られる網膜パターンに基づいて撮影者を特定するよう
にしてもよい。
【0122】また、上記第2の実施の形態においては、
撮影者を特定していたが、例えば、撮影者を特定する際
と同様の手法によって電子メールの送信者を特定するよ
うにしてもよい。この場合は、送信文中において主語に
対応する文字列型変数を自動格納変数として用意してお
くことができる。
【0123】また、上記第2の実施の形態のデジタルカ
メラは、撮影者名および撮影場所の双方を特定するもの
であったがいずれか一方であってもよい。このような場
合であっても、ユーザ操作の軽減を大幅に図ることが可
能である。
【0124】◎なお、上述した具体的実施の形態には以
下の構成を有する発明が含まれている。
【0125】(1) 被写体の画像データを取得すると
ともに、電子メールを取り扱い可能なデジタルカメラで
あって、任意の文字列を格納可能な文字列型変数を含む
電子メールの定型文を記憶する定型文記憶手段と、撮影
者を特定する撮影者特定手段と、特定された撮影者に基
づいて、文字列を生成する文字列生成手段と、前記文字
列を前記定型文に含まれる文字列型変数に格納して、電
子メールの送信文を作成する送信文作成手段と、を備え
ることを特徴とするデジタルカメラ。
【0126】これにより、複数の撮影者がデジタルカメ
ラを使用して電子メールを送信する際に、撮影者名を設
定した上で電子メールを送信する必要がなくなり、操作
性が向上する。
【0127】(2) 被写体の画像データを取得すると
ともに、電子メールを取り扱い可能なデジタルカメラで
あって、任意の文字列を格納可能な文字列型変数を含む
電子メールの定型文を記憶する定型文記憶手段と、撮影
場所を特定する撮影場所特定手段と、特定された撮影場
所に基づいて、文字列を生成する文字列生成手段と、前
記文字列を前記定型文に含まれる文字列型変数に格納し
て、電子メールの送信文を作成する送信文作成手段と、
を備えることを特徴とするデジタルカメラ。
【0128】これにより、様々な場所でデジタルカメラ
を使用して電子メールを送信する際に、撮影場所を設定
した上で電子メールを送信する必要がなくなり、操作性
が向上する。
【0129】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1ないし
5の発明によれば、電子メールの送信文とするための定
型文に文字列型変数が含まれるため、文字列型変数に種
々の文字列を格納することによって、電子メールの送信
文に記載する内容の自由度が向上し、多様な文章を簡易
に作成することができる。
【0130】また特に、請求項2の発明によれば、文字
列型変数に格納するための文字列を、複数の候補文字列
からユーザが選択するため、煩雑な操作を伴うことなく
簡易な操作で、ユーザの所望の文章を電子メールの送信
文として作成することができる。
【0131】また特に、請求項3の発明によれば、画像
データの取得時に係る情報に基づいて、文字列型変数に
格納される文字列が決定されるため、画像データに応じ
た適切な送信文を作成することができる。これととも
に、自動的に文字列が決定されるため、ユーザ操作の軽
減を図ることができる。
【0132】また特に、請求項4の発明によれば、人物
または位置を示す文字列が自動的に決定されるため、ユ
ーザ操作の軽減を大幅に図ることができる。
【0133】また特に、請求項5の発明によれば、1つ
の電子メールとして送信するための定型文を複数選択可
能であるため、さらに自由度が向上し多様な文章を送信
文として作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るデジタルカメラの正
面図である。
【図2】第1の実施の形態に係るデジタルカメラの背面
図である。
【図3】デジタルカメラの底面図である。
【図4】デジタルカメラの内部構成を示すブロック図で
ある。
【図5】メモリカードへの画像ファイルの記録方法を示
す図である。
【図6】デジタルカメラのメールモードに係る機能構成
を示すブロック図である。
【図7】画像データを送信する際の電子メールの一例を
示す図である。
【図8】電子メール送信に係るデジタルカメラの動作の
流れを示す図である。
【図9】自動格納変数に文字列を格納する処理の流れを
示す図である。
【図10】ユーザ選択変数に文字列を格納する処理の流
れを示す図である。
【図11】送信画像を選択する際におけるLCDの画面
の表示例を示す図である。
【図12】送信先アドレスを選択する際におけるLCD
の画面の表示例を示す図である。
【図13】定型文を選択する際におけるLCDの画面の
表示例を示す図である。
【図14】ユーザ格納変数に格納する文字列を選択する
際におけるLCDの画面の表示例を示す図である。
【図15】ユーザ格納変数に格納する文字列を選択する
際におけるLCDの画面の表示例を示す図である。
【図16】メールの送信内容を確認させる確認画面の表
示例を示す図である。
【図17】第2実施の形態に係るデジタルカメラの背面
図である。
【図18】第2の実施の形態のデジタルカメラの画像デ
ータの記録に係る機能構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ 17 カード装填室 18 電池装填室 23 十字キー 91 メモリカード 92 通信カード 211 全体制御部 241 指紋センサ 331 GPSセンサ 414 メール制御部 415 データ照合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H102 AA71 BB08 5C022 AA13 AB02 AB12 AB15 AB17 AB20 AB22 AB40 AB66 AC02 AC03 AC11 AC22 AC32 AC42 AC73 AC74

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の画像データを取得するととも
    に、電子メールを取り扱い可能なデジタルカメラであっ
    て、 任意の文字列を格納可能な文字列型変数が含まれる複数
    の定型文を記憶する定型文記憶手段と、 前記複数の定型文から、電子メールの送信文とする送信
    用定型文を選択する定型文選択手段と、 前記送信用定型文に含まれる文字列型変数に格納する文
    字列を決定する文字列決定手段と、 決定された文字列を前記送信用定型文に含まれる文字列
    型変数に格納して、電子メールの送信文を作成する送信
    文作成手段と、を備えることを特徴とするデジタルカメ
    ラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデジタルカメラにおい
    て、 前記文字列型変数に格納するための候補となる複数の候
    補文字列を記憶する文字列記憶手段と、 前記複数の候補文字列から文字列を選択する選択指示を
    ユーザから受け付ける受付手段と、をさらに備え、 前記文字列決定手段は、ユーザから受け付けた前記選択
    指示に応じて、前記送信用定型文に含まれる文字列型変
    数に格納する文字列を決定可能であることを特徴とする
    デジタルカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のデジタルカメ
    ラにおいて、 前記送信文作成手段により作成される前記送信文と、前
    記デジタルカメラにより取得される画像データとを関連
    付けて1つの電子メールとする手段、をさらに備え、 前記文字列決定手段は、前記送信文と関連付けられる前
    記画像データの取得時に係る情報に基づいて、前記送信
    用定型文に含まれる文字列型変数に格納する文字列を決
    定可能であることを特徴とするデジタルカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のデジタルカメラにおい
    て、 前記文字列型変数に格納する文字列は、人物または位置
    を示す文字列を含むことを特徴とするデジタルカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載のデ
    ジタルカメラにおいて、 前記定型文選択手段は、1つの電子メールの送信文とす
    る前記送信用定型文を複数選択可能であることを特徴と
    するデジタルカメラ。
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