JP2003255832A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2003255832A
JP2003255832A JP2002060655A JP2002060655A JP2003255832A JP 2003255832 A JP2003255832 A JP 2003255832A JP 2002060655 A JP2002060655 A JP 2002060655A JP 2002060655 A JP2002060655 A JP 2002060655A JP 2003255832 A JP2003255832 A JP 2003255832A
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JP
Japan
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image
image data
image processing
input
hard disk
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JP2002060655A
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English (en)
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Yoshiaki Nishikawa
喜章 西川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データの機密保持を図ることが可能な画
像処理装置を提供する。 【解決手段】 画像入力手段501、画像処理手段50
2、画像出力手段509を備える画像処理装置におい
て、画像データを暗号化する画像データ暗号化手段50
4、画像データを格納する画像データ記憶手段(ハード
ディスク506)、暗号キーが入力可能な操作手段51
0を備え、操作手段510より入力された暗号キーによ
って画像データを暗号化し、その暗号化データを画像デ
ータ記憶手段に記憶する機能を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置に関
し、特に画像データの機密保持技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワークを用いて複数の複写
機等のデジタル機器を連携させて処理を行なう複合シス
テムが実現されている。この複合システムは、コンピュ
ータの制御により、例えば原稿画像を読み取る指示が出
されると、画像読み取り部から原稿画像を読み取り、さ
らに指示された画像処理手段のハードディスク、或いは
プリントシステムのハードディスクに順次格納すること
ができる。また、複合システムは、前記格納された画像
データを画像処理手段で画像処理を施したり、プリント
システムから出力したり、或いは、必要な期間中ハード
ディスクに格納しておくこともできる。上記に関連する
従来技術として、例えば特開2001−238035公
報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシステムでは、多種多様な画像データがハードディ
スクに格納されており、中には重要機密書類の複写デー
タがハードディスクの中に意識的に削除しないと残って
しまう場合がある。また、反対に本システムにて、重要
機密書類を扱いたい場合に、ハードディスクに複写デー
タが残ってしまう可能性があるというだけで重要書類を
扱うことができないシステムとなってしまう問題があ
る。本発明は画像データの機密保持を図ることが可能な
画像処理装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、画像入力手段、画像処理手
段、画像出力手段を備える画像処理装置において、画像
データを暗号化する画像データ暗号化手段と、前記画像
データを格納する画像データ記憶手段と、暗号キーが入
力可能な操作手段と、を備え、該操作手段より入力され
た暗号キーによって画像データを暗号化し、その暗号化
データを前記画像データ記憶手段に記憶することを特徴
とする。請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像処
理装置において、さらに画像データ復号化手段を備え、
前記操作手段から入力された暗号キーによって、前記画
像データ記憶手段から読み出した画像データを復号化
し、前記画像出力手段により画像データを出力すること
を特徴とする。請求項3記載の発明は、請求項1または
2記載の画像処理装置において、複数の画像入力手段、
画像処理手段、画像出力手段がネットワークにより接続
されていると共に、通信制御手段を備え、前記画像デー
タ記憶手段から読み出した暗号化された画像データを、
ネットワークを介して他の画像処理手段、或いは画像出
力手段に転送することを特徴とする。請求項4記載の発
明は、請求項1乃至3のいずれか記載の画像処理装置に
おいて、各画像入力手段、画像処理手段、画像出力手段
に搭載されている前記画像データ記憶手段が、取り外し
可能な構造になっていることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態を詳細に説明する。図1は画像処理装置としての複
写機がネットワーク接続されたシステムの構成図であ
る。図において、100は、画像入力部101とプリン
タ部102とを備えた複写機である。また、本複写機1
00は、画像データを格納できる記憶装置、ネットワー
ク105に接続するための通信制御装置を収めたコント
ローラ103、キー入力が可能な操作部104も搭載し
ている。コントローラ103は、ネットワーク105を
介して、他の複写機110、プリンタ120、130、
或いはコンピュータ140と接続している。複写機11
0は、複写機100と同等にコントローラ103を備
え、ネットワーク105へ画像データを送信したり、ネ
ットワーク105から受信したりできる。また、プリン
タ120、130もコントローラ103を備え、ネット
ワーク105からの画像データを出力することが可能で
ある。この時、プリンタ120、130は、ネットワー
ク105からの画像データをコントローラ103のハー
ドディスクに格納しておき、操作部104からの指定に
より画像データを用紙に出力することも可能である。ま
た、コンピュータ140は、例えば複写機100の画像
入力部101から読み込んだ画像データをハードディス
クにネットワーク105を介して取り込み、画像処理シ
ミュレーションを施したり、色味等の補正をかけたりし
て、再びハードディスクに格納することもできる。さら
に、直接、複写機100、110のプリンタ部102か
ら出力したり、プリンタ120、130から出力した
り、各機器のコントローラ103に送信し、ハードディ
スクに格納することが可能である。
【0006】図2は画像入力部の構成図である。本画像
処理装置の複写機の一部を構成する画像入力部101の
説明を図2を用いて行なう。原稿台ガラス203には、
原稿自動送り装置201から給送された原稿202が順
次、所定位置にセットされるようになっている。この原
稿台ガラス203にセットされた原稿202は、例えば
ハロゲンランプから構成される原稿照明ランプ205に
より露光される。206は複数の走査ミラーであり、光
学走査ユニット204に収容され、原稿202からの反
射光をCCDユニット207に導く。CCDユニッ20
7は、原稿202からの反射光をCCDに結像させる結
像レンズ208と、CCDから構成される撮像素子20
9から構成されている。撮像素子209からの画像信号
出力は、例えば8ビットのデジタル画像データに変換さ
れた後、スキャナ画像処理部210に入力され、各種の
画像処理が行われる。211は、スキャナ画像処理部2
10で処理された画像データをプリンタ部102に送信
したり、コントローラ103へ送信するための画像出力
I/Fである。図3はプリンタ部の構成図である。プリ
ンタ部102の構成について図3を用いて説明する。3
01は、複写機100、110のプリンタ部102、或
いはプリンタ部102と同一構成のプリンタ120、1
30をを総称するプリンタ本体である。313はビデオ
インターフェースであり、プリンタI/F、或いはネッ
トワークI/Fを持つコントローラ103とのインター
フェースである。このビデオインターフェース313か
ら入力された画像データは、プリンタ画像処理部314
で、階調処理等の画像処理が施される。302は感光体
ドラムであり、307は感光体ドラム302の表面をク
リーニングするクリーナである。312は除電ランプで
あり、画像形成に備えて感光体ドラム302を除電す
る。304は1次帯電器であり、感光ドラム302を一
様に帯電させる。303は露光手段としてのレーザユニ
ットである。このレーザユニット303は、半導体レー
ザ装置等で構成され、画像処理された画像データに基づ
いて感光体ドラム302をレーザビーム(LB)により
露光し、静電潜像を形成する。305は現像器であり、
トナー、現像剤が収容されており、感光体ドラム302
上に形成された静電潜像にトナーを順次、帯電量に応じ
て付着させていく。308は給紙ユニットであり、各給
紙ローラ310の駆動により、転写用紙が装置内へ給送
され、感光体ドラム302に形成された画像との書き出
しタイミングがとられる。306は転写帯電器であり、
感光体ドラム302に現像されたトナー像を、給送され
た用紙に転写する。311は搬送ベルトであり、転写プ
ロセスの終了した用紙を定着器309に搬送し、熱と圧
力によって定着する。
【0007】図4はコントローラの構成図である。コン
トローラ103について図4に基いて説明する。本コン
トローラ103は、図4に示すようにハードディスク4
00(含、ハードディスク制御部)と、通信制御手段4
01から構成される。ハードディスク400は、複写機
100の画像入力部101から読み込まれた画像データ
を、プリンタ部102の出力タイミングに合わせるため
の一時的なバッファに使用したり、或いは画像入力部1
01から読み込んだ複数の読み取りデータを格納してお
いたり、また、ネットワークから送信されてきた画像デ
ータを格納しておくための記憶装置である。格納された
画像データファイルには、ファイル毎にID Noが割
り振られ、操作部104からの指定により、そのファイ
ルを出力したり、ネットワーク105を介して送信した
り、或いは削除したりすることができる。またこの時、
ネットワーク105を介して、画像データを送受信する
ための通信制御手段401がある。本通信制御手段40
1は、前記ハードディスク400から順次画像データを
読み出し、ネットワーク105を介して送信したり、外
部からネットワーク105を介して画像データを受信
し、ハードディスク400に格納したりするための、ネ
ットワーク105へのアクセスを制御する手段である。
【0008】次に本発明に係る画像処理装置について説
明する。本発明は、画像処理装置としてハードディスク
のような記憶装置を持つシステムにおいて、画像入力装
置により多種多様な画像データが読み込まれ、それらを
記憶装置に格納し、さらに画像出力装置により出力され
る中で、ハードディスク等の記憶装置に格納され残され
ている機密性の高い画像データの機密保持を目的として
いる。つまり、不特定の人間が記憶装置に残された機密
性の高い文書を画像データとして出力装置から簡単に出
力することができたり、或いは、ネットワーク上の他の
機器から、機密文書を読み出して内容が漏洩するような
ことを防止することができるように構成している。
【0009】図5は本発明の第1の実施形態に係る画像
処理装置の機能ブロック図である。本画像処理装置全体
の構成を図5を用いて説明する。501は、図2に示す
画像入力部101に対応する画像入力手段である。50
2は、画像入力手段501で入力された画像データに、
画質向上、或いは画質調整のための各種画像処理を施す
画像処理手段である。503は、画像処理手段502で
処理された画像データを一時的に格納するページメモリ
である。本ページメモリ503は、同じ画像データを何
枚も続けて用紙に出力したい場合に、何回も画像入力手
段501を動作させることなく、格納しているメモリ上
の画像データを後段へ複数回出力することでリピートコ
ピーを実現することができる。また、画像入力手段50
1と画像出力手段509の動作周波数が異なる場合に、
本ページメモリ503がそれらのバッファとすることも
できる。また、画像データの記憶装置であるハードディ
スク506への書き込み時のタイミング調整としてのバ
ッファにも使用可能である。504は暗号化手段であ
る。暗号化手段504は、操作手段510(図1の操作
部104に対応)から入力される暗号キーを用いて画像
データを暗号化する。つまり、ページメモリ503に格
納された画像データを順次ある単位で読み出し、順次暗
号化して後段へ送信していく。505は圧縮手段であ
る。圧縮手段505は、本発明が二次記憶装置として使
用するハードディスク506に画像データを記憶するた
め、より大量の画像データを格納するための手段であ
る。506はハードディスクである。上記のように2次
記憶装置としてハードディスク506を使用している。
本ハードディスク506は、画像処理装置として、前記
画像入力手段501から入力された画像データを順次画
像ファイルとして格納し、必要に応じて出力したい画像
を読み出したり、或いは電子ソートのような機能を実現
するために記憶装置として使用される。507は伸長手
段である。伸長手段507は、前記圧縮手段505によ
って圧縮してハードディスク506に格納された画像デ
ータに伸長処理を施す手段である。508は復号化手段
である。復号化手段508は、前記暗号化手段504で
暗号化された画像データを復号化する手段である。操作
手段510より入力された暗号キーにより、暗号化手段
504で暗号化された画像データを、同じ暗号キーを使
用することにより、暗号化手段504で暗号化される前
の画像データに復号することができる。復号した画像デ
ータは、ある単位毎に前記ページメモリ503に格納し
ていく。509は、図3に示すプリンタ本体301に対
応する画像出力手段である。画像出力手段509は、ペ
ージメモリ503から順次画像データを読み出し、前記
説明したように、それをレーザ光に変換し、感光体ドラ
ム表面に静電潜像を形成する。その静電潜像に現像器に
よりトナーを付着させ、転写帯電器によって給送されて
きた用紙に転写する。用紙に転写された画像は、定着器
により用紙に定着され、出力される。
【0010】図6は暗号キーにより画像データを暗号化
しハードディスクに書き込むまでの画像入力手順を示し
ている。S1は、暗号キー入力をするかしないかを示す
条件分岐である。画像データを入力する場合には、暗号
キーを入力するを選択する。S2は暗号キーの入力であ
る。ここでは、本画像処理装置に搭載されている操作手
段510より、暗号キーを入力する。S3は、入力した
暗号キーが適正であるかを吟味する条件分岐である。こ
こでは、入力された暗号キーが予め決められている規定
に反していないかを判定する。例えば、入力キーの桁
数、値の範囲、予め規定されたキーワードがあるか等の
条件を満たしているか否かの判定を実施する。もし、こ
の判定が「適正でない」としたら、不正なアクセスと判
定され、再度、暗号入力S1からやり直さなければなら
ない。また、「適正である」と判定されたならば、次に
ページメモリ503から画像データの読み出しS4、そ
して、暗号化S5が実施される。この暗号化は、入力さ
れた暗号キーに基いて暗号化されるもので、入力する暗
号キーにより、暗号化結果が異なるものになる。暗号キ
ーは、ある予め規定された範囲の値を示すものである
が、キー自体は操作者の頭の中にしかないものであり、
一度暗号化されてしまうと暗号化した本人でないと元の
画像に戻せないという特徴がある。S6は圧縮処理であ
る。これは、格納するための記憶装置を有効に使用する
ための圧縮処理である。S7はハードディスク506へ
の書き込みである。本ハードディスク506に格納して
おくことにより、出力したい時に再び読み出したりする
ことが可能になる。本一連の手順により読み込んだ画像
データが暗号化され、記憶装置に格納できる。これによ
り、ハードディスク506に格納している重要機密デー
タが、何らかの方法で読み出されてしまうことを防止す
ることができる。
【0011】図7は画像データをハードディスクから読
出し、暗号キーにより復号化しページメモリに書き込む
までの画像出力手順を示している。S10は、暗号キー
入力をするかしないかを示す条件分岐である。画像デー
タを入力する場合には、暗号キーを入力するを選択す
る。S11は暗号キーの入力である。ここでは、本画像
処理装置に搭載されている操作手段510より、暗号キ
ーを入力する。S12は、入力した暗号キーが適正であ
るかを吟味する条件分岐である。ここでは、入力された
暗号キーが予め決められている規定に反していないかを
判定する。例えば、入力キーの桁数、値の範囲、予め規
定されたキーワードがあるか等の条件を満たしているか
否かの判定を実施する。もし、この判定が「適正でな
い」としたら、不正なアクセスと判定され、再度、暗号
入力S10からやり直さなければならない。また、「適
正である」と判定されたならば、次にハードディスク5
06から画像データの読み出しS13、そして、伸長処
理S14が実施される。次の復号化S15は、入力され
た暗号キーに基いて復号化されるもので、入力する暗号
キーにより、復号化結果が異なるものになる。S16は
ページメモリ503への書き込みである。本ページメモ
リ503に一時的に格納し、出力したい画像出力装置の
転送レートで送信することができる。本一連の手順によ
り暗号化されハードディスク506に格納されている画
像データを復号化し、最終的に画像出力装置に出力する
ことができる。これにより、ハードディスク506に格
納している重要機密データが、何らかの方法で読み出さ
れてしまうことを防止することができる。
【0012】図8は本発明の第2の実施形態に係る画像
処理装置の機能ブロック図である。501から510の
各手段については、図5で説明した内容と同じであるの
で省略する。図8の811はセレクタである。セレクタ
811は、ハードディスク506に格納されている画像
データを最終的に画像出力手段509に出力するか、送
信制御手段812の制御により、ネットワーク105を
介して別の画像処理機器に出力するかを選択する。画像
出力手段509に出力する場合は、第1の実施形態で説
明した通りである。画像データをネットワーク105を
介して出力する場合について説明する。前記したように
ネットワーク105から出力する場合には、セレクタ8
11は、ハードディスク506に格納されている暗号化
された画像データを読み出す方向に制御される。この
時、ハードディスク506の効率を考慮し、本画像デー
タには圧縮処理も施されている。このハードディスク5
06より読み出された画像データは、一時記憶装置であ
るページメモリ503に一時的に格納される。送信制御
手段812は、ページメモリ503に格納されている画
像データを順次ネットワーク105に出力するタイミン
グに合わせて読み出し、ネットワーク105のプロトコ
ルに準じて送信する制御を行なう。この時、ネットワー
ク105を介して送出される画像データには、操作者が
操作手段510から入力した暗号キーで暗号化処理が施
されている。また、ネットワーク105の送信効率を考
えて圧縮処理も施されている。このように、送出された
画像データが暗号化処理されているため、ハードディス
ク506に格納されている重要機密文書がネットワーク
105を介して外部に不正に流出したとしても、暗号キ
ーを知らない限りその文書の内容が理解されることはな
い。つまり、ネットワーク105を介しての重要機密文
書の漏洩を防止することができるのである。
【0013】図9は本発明の第3の実施形態に係る画像
処理装置の機能ブロック図である。501から510の
各手段については、図5で説明した内容と同じであるの
で省略する。図9の912はセレクタである。セレクタ
912は、画像入力手段501から読み込んだ画像デー
タをハードディスク506に格納するか、受信制御手段
911の制御により、ネットワーク105を介して画像
データをハードディスク506に格納するかを選択する
手段である。画像入力手段501から入力した画像デー
タをハードディスク506に格納する場合は、第1の実
施形態で説明した通りである。画像データをネットワー
ク105を介して入力する場合について説明する。受信
制御手段911は、前記したようにネットワーク105
から画像データを入力する場合に、ネットワーク105
上のプロトコルに準じて、データ受信処理を順次行な
う。この時、ネットワーク105上の画像データは、図
8に示したような構成による画像処理装置にて暗号キー
により暗号化されて送信されてくる。この暗号化された
画像データを復号化することなくハードディスク506
に格納する。よって、格納された画像データは、ネット
ワーク105上はもちろん、ハードディスク506の格
納された状態でも、暗号化キーによる暗号化処理が施さ
れている。また、ネットワーク105の送信効率を考え
て圧縮処理も施されている。ネットワーク105からハ
ードディスク506に読み込まれた画像データは、伸長
手段507により画像伸長され、復号化手段508での
復号化画像に変換され、ページメモリ503を介して画
像出力手段509から出力することができる。この時、
復号化手段508は、操作手段510からの暗号キーに
より復号化し、もし、不正な暗号キーで出力しようとし
ても正しく復号化できない。このように、ネットワーク
105上のデータ、及び受信した画像データが暗号化処
理されているため、重要機密文書がネットワーク10
5、或いはハードディスク506からの漏洩を防止する
ことができるのである。図10は取り外し可能なハード
デイスクを有する複写機の構成図である。図10に示す
ような取り外し可能なハードディスク506に重要機密
文書が格納されている場合においても、前記のようにハ
ードディスク内506には、暗号化された画像データが
保持されており、暗号キーを知らない限りハードディス
ク506内の画像データを読み出すことができない。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、画像入力手段、画像処理手段、画像出力手
段を備える画像処理装置において、画像データを暗号化
する画像データ暗号化手段、画像データを格納する画像
データ記憶手段、暗号キーが入力可能な操作手段を備
え、操作手段より入力された暗号キーによって画像デー
タを暗号化し、その暗号化データを画像データ記憶手段
に記憶する機能を有することにより、画像データ記憶手
段に不正なアクセスがあったとしても、本画像処理装置
からの機密の漏洩を防止することができる。請求項2記
載の発明によれば、請求項1記載の画像処理装置におい
て、さらに画像データ復号化手段を備え、前記操作手段
から入力された暗号キーによって、前記画像データ記憶
手段から読み出した画像データを復号化し、前記画像出
力手段により画像データを出力する機能を有することに
より、暗号キーを知る操作者のみが画像データを出力す
ることができ、本画像処理装置からの機密の漏洩を防止
することができる。請求項3記載の発明によれば、請求
項1または2記載の画像処理装置において、複数の画像
入力手段、画像処理手段、画像出力手段がネットワーク
により接続されていると共に、通信制御手段を備え、前
記画像データ記憶手段から読み出した暗号化された画像
データをネットワークを介して、他の画像処理手段、或
いは画像出力手段に転送する機能を有することにより、
ネットワーク上の画像データに不正なアクセスがあった
としても、本画像処理装置からの機密の漏洩を防止する
ことができる。請求項4記載の発明によれば、請求項1
ないし3のいずれか記載の画像処理装置において、各画
像入力手段、画像処理手段、画像出力手段に搭載されて
いる前記画像データ記憶手段が、取り外し可能な構造に
なっていることにより、画像データ記憶手段が不正に持
ち出されたとしても、内部のデータを復号して見ること
ができないため、本画像処理装置からの機密の漏洩を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像処理装置としての複写機がネットワーク接
続されたシステムの構成図である。
【図2】画像入力部の構成図である。
【図3】プリンタ部の構成図である。
【図4】コントローラの構成図である。
【図5】本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置の
機能ブロック図である。
【図6】暗号キーにより画像データを暗号化しハードデ
ィスクに書き込むまでの画像入力手順を示す図である。
【図7】画像データをハードディスクから読出し、暗号
キーにより復号化しページメモリに書き込むまでの画像
出力手順を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置の
機能ブロック図である。
【図9】本発明の第3の実施形態に係る画像処理装置の
機能ブロック図である。
【図10】取り外し可能なハードデイスクを有する複写
機の構成図である。
【符号の説明】
501 画像入力手段、502 画像処理手段、503
ページメモリ、504 暗号化手段、505 圧縮手
段、506 ハードデイスク、507 伸長手段、50
8 復号化手段、509 画像出力手段、510 操作
手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/44 B41J 29/00 Z Fターム(参考) 2C061 AP01 AP04 AQ06 AR01 AS02 CL08 HJ06 HQ12 HQ13 2C187 AC07 AD04 AE07 AF03 AG01 BF26 CC08 FA01 GD02 GD10 5C062 AA05 AA06 AA14 AA35 AB11 AB13 AB16 AB21 AB38 AB40 AB42 AC21 AC22 AC35 AE01 AF00 BC03 5C075 AA90 AB90 EE02 EE03 FF90 5J104 AA12 AA13 PA14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像入力手段、画像処理手段、画像出力
    手段を備える画像処理装置において、画像データを暗号
    化する画像データ暗号化手段と、前記画像データを格納
    する画像データ記憶手段と、暗号キーが入力可能な操作
    手段と、を備え、該操作手段より入力された暗号キーに
    よって画像データを暗号化し、その暗号化データを前記
    画像データ記憶手段に記憶することを特徴とする画像処
    理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像処理装置において、
    さらに画像データ復号化手段を備え、前記操作手段から
    入力された暗号キーによって、前記画像データ記憶手段
    から読み出した画像データを復号化し、前記画像出力手
    段により画像データを出力することを特徴とする画像処
    理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の画像処理装置に
    おいて、複数の画像入力手段、画像処理手段、画像出力
    手段がネットワークにより接続されていると共に、通信
    制御手段を備え、前記画像データ記憶手段から読み出し
    た暗号化された画像データを、ネットワークを介して他
    の画像処理手段、或いは画像出力手段に転送することを
    特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか記載の画像処
    理装置において、各画像入力手段、画像処理手段、画像
    出力手段に搭載されている前記画像データ記憶手段が、
    取り外し可能な構造になっていることを特徴とする画像
    処理装置。
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