JP2003254552A - 空気調和装置の室内機 - Google Patents

空気調和装置の室内機

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JP2003254552A
JP2003254552A JP2002050278A JP2002050278A JP2003254552A JP 2003254552 A JP2003254552 A JP 2003254552A JP 2002050278 A JP2002050278 A JP 2002050278A JP 2002050278 A JP2002050278 A JP 2002050278A JP 2003254552 A JP2003254552 A JP 2003254552A
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fan
drain pan
motor
indoor unit
bearing
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Mikio Ito
幹夫 伊東
Yuichi Terada
祐一 寺田
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/60Mounting; Assembling; Disassembling
    • F04D29/62Mounting; Assembling; Disassembling of radial or helico-centrifugal pumps
    • F04D29/624Mounting; Assembling; Disassembling of radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/626Mounting or removal of fans

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱交換器のドレン水を受ける前後のドレンパ
ン結ぶ連通路の詰まりをファンロータやファンモータを
取り外すことなく容易に見つけたり処理したりすること
ができる空気調和装置の室内機を提供する。 【解決手段】 室内機は、熱交換器4と、ファンロータ
203と、前ドレンパン212hと、後ドレンパン21
2gと、ファンモータと、底フレームモジュール212
とを備える。熱交換器4は、正面側の前側熱交換部4a
と、背面側の後側熱交換部4bとを有する。前ドレンパ
ン212hは前側熱交換部4aの下端の下方に、後ドレ
ンパン212gは後側熱交換部4bの下端の下方に位置
する。底フレームモジュール212のモータ覆い部は、
ファンモータの上を覆っており、前ドレンパン212h
と後ドレンパン212gとを連通させる連通路212f
が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置の室
内機、特に、熱交換器の正面側および背面側の下端それ
ぞれに対してドレンパンが設けられている室内機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】空気調和装置の室内機は、例えば図1〜
図3に示すように、ケーシング2、ケーシング2の内部
に配置されたファンロータ3および熱交換器4、電装品
箱30などを備えている。ケーシング2は、主として、
前面グリル組立体10と、前面グリル組立体10の前方
正面に装着される前面パネル11と、後方に位置する底
フレーム12とから構成されており、室内の壁面に固定
される据付板15に装着されて室内壁等に固定される。
前面グリル組立体10の上面には多数のスリット状の開
口からなる上部吸込口10aが設けられ、前面パネル1
1には上方および側方に開口する前面吸込口11aが設
けられている。また、前面グリル組立体10の前面下部
には、ファンロータ3によって生成された空気流を吹き
出す吹出口10bが形成される。この前面グリル組立体
10は、底フレーム12に取り付けられる。底フレーム
12には、ファンロータ3を収納するファン収納部12
aが形成されている。
【0003】ファンロータ3は、底フレーム12のファ
ン収納部12aに配置され、ファン軸受13を介して底
フレーム12に取り付けられる。ファンロータ3のファ
ン軸受13と対向する側面は、ファンロータ駆動用のモ
ータ14の回転軸と連結される。このモータ14は、背
面側が底フレーム12に、正面側がモータ固定部材16
によって支持される。すなわち、モータ固定部材16
は、底フレーム12との間にモータ14を径方向に挟み
込む形で、底フレーム12にネジ止めされる。
【0004】また、前面グリル組立体10の上部吸込口
10aの内方および前面パネル11の前面吸込口11a
の内方には、空気清浄用のエアフィルタ17が設けられ
ている。熱交換器4は、ファンロータ3の前方、上方お
よび後部上方を取り囲むように設けられている。この熱
交換器4は、左右両端で複数回折り返された伝熱管に多
数の放熱フィンが取り付けられたものであり、ファンロ
ータ3の駆動により上部吸込口10aおよび前面吸込口
11aから吸い込まれた空気をファンロータ3側に通過
させ、伝熱管内部を通過する冷媒との間で熱交換を行わ
せるものである。熱交換器4は、冷媒配管を介して室外
機からの冷媒配管と接続される。
【0005】熱交換器4の正面側の下端の下方には、ド
レンパン組立体18が配置される。ドレンパン組立体1
8は、前ドレンパン18cの他に、前舌部18aや吹き
出し空気の方向を調整するための羽根などを含んでい
る。また、熱交換器4の背面側の下端の下方には、後ド
レンパン22が底フレーム12と一体に形成されてい
る。
【0006】ケーシング2の内部には、図2に示すよう
に、ファンロータ3からの空気流を吹出口10bに導く
ための案内部が形成される。この案内部は、底フレーム
12の一部であってファンロータ3の背面側を覆い下方
に延びる後壁21と、この後壁21に対向するように配
置されたドレンパン組立体18の前舌部18aと、前舌
部18aに連続し吹出口10bに続く前壁18bとから
構成されている。そして、この案内部の吸い込み側付近
に、ファンロータ3が配置されることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の空気調和装置の
室内機のように、最近では、複数に分割されてファンロ
ータの前方から上方を覆うように折り曲げられた状態で
使用される熱交換器が主流になってきている。そして、
このように正面側および背面側の両方に下端が存在する
熱交換器に対し、それぞれの下端の下方にドレンパンを
配することで、冷房時等に熱交換器の表面に凝着するド
レン水を回収してホース等により室外へと排出してい
る。
【0008】このように前後にドレンパンを設けなけれ
ばならない室内機の構造に対して、特開2001−14
1256号公報において、両ドレンパンを連通路(ドレ
ン樋)で連通させる技術が開示されている。ここでは、
部品点数や組み立て作業の困難性などを考慮して、両ド
レンパンと連通路とを一体成形している。しかしなが
ら、上記公報の室内機の構造では、両ドレンパンを連通
させる連通路の正面側には、ファンロータが組み付けら
れている。したがって、正面から見たときに、ファンロ
ータやファンロータを支えるファン軸受などによって、
連通路が隠れる状態となる。このように連通路が隠れる
と、連通路において詰まりが生じた場合に、その発見が
困難となる。また、詰まりを認識した後にそれの処置を
行う際にも、ファンロータやファンモータを一旦取り外
す必要が出てくる。
【0009】本発明の課題は、熱交換器のドレン水を受
ける前後のドレンパンを連通路で結んだ室内機であっ
て、その連通路の詰まりをファンロータやファンモータ
を取り外すことなく容易に見つけたり処理したりするこ
とができる空気調和装置の室内機を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る空気調和
装置の室内機は、熱交換器と、ファンロータと、前ドレ
ンパンと、後ドレンパンと、ファンモータと、底フレー
ムとを備えている。熱交換器は、正面側の前側熱交換部
と、背面側の後側熱交換部とを有している。ファンロー
タは、熱交換器により調和された空気を室内に吹き出
す。前ドレンパンは、前側熱交換部の下端の下方に位置
している。後ドレンパンは、後側熱交換部の下端の下方
に位置している。ファンモータは、ファンロータを駆動
する。底フレームは、ファンモータの上方を覆うモータ
覆い部を有している。底フレームのモータ覆い部には、
前ドレンパンと後ドレンパンとを連通させる第1連通路
が形成されている。
【0011】ここでは、前ドレンパンが前側熱交換部か
ら、後ドレンパンが後側熱交換部からドレン水を受ける
ことができる。そして、前ドレンパンと後ドレンパンと
は、底フレームのモータ覆い部に形成されている第1連
通路によって連通している。このため、ドレン水の処理
を容易にすることができる。また、ここでは、両ドレン
パンを連通させる第1連通路が、ファンモータの上方を
覆うモータ覆い部に形成されている。すなわち、第1連
通路は、ファンモータの下側ではなく、ファンモータの
上側に形成されており、ファンモータやファンモータに
より駆動されるファンロータを取り外すことなく正面側
から見ることができる場所に位置している。したがっ
て、空気調和装置の使用者やメンテナンスパーソンは、
第1連通路が詰まっているか否かを正面側から容易に確
認することができ、第1連通路の詰まりを処理する際に
もファンモータやファンロータを取り外す必要がない。
【0012】請求項2に係る空気調和装置の室内機は、
請求項1に記載の室内機であって、前ドレンパンおよび
後ドレンパンは、底フレームの一部である。そして、前
ドレンパン、後ドレンパン、およびモータ覆い部は、一
体的に成形されている。ここでは、前ドレンパン、後ド
レンパン、およびモータ覆い部が一体成形されているの
で、両ドレンパンと第1連通路との間に継ぎ目がなくな
り、これらから水漏れすることが殆どなくなる。
【0013】なお、モータの上方を覆うモータ覆い部が
両ドレンパンと一体成形されているため、室内機の組み
立て時において正面側からファンモータを定位置に挿入
することは困難となるが、ファンモータをモータ覆い部
の側方から差し込む方法を用いることで組立が可能であ
る。請求項3に係る空気調和装置の室内機は、請求項1
又は2に記載の室内機であって、底フレームのモータ覆
い部は、最大外形部を有している。モータ覆い部の最大
外径部とは、ファンモータの回転軸から最も距離が離れ
ている部分である。また、第1連通路の底面は、最大外
形部から外れた部分に設けられており、最大外形部の表
面よりもファンモータの回転軸に近い。
【0014】ここでは、モータ覆い部の最大外径部に第
1連通路を設けるのではなく、モータ覆い部の最大外径
部から外れた部分(以下、小径部という。)に第1連通
路を設けているため、第1連通路を形成しても底フレー
ムは殆どサイズアップしない。すなわち、第1連通路を
形成した場合でも、第1連通路も含めたモータ覆い部の
外径は殆ど大きくならず、底フレームの占有スペースも
概ね維持される。
【0015】具体的には、モータ覆い部のうち、ファン
モータ本体を覆う部分が最大外径部になり、例えばファ
ンモータ本体から突出するモータ回転軸を覆う部分が小
径部になる。このときには、モータ回転軸を覆うモータ
覆い部の小径部に第1連通路を形成することができる。
このように小径部に第1連通路を形成すれば、第1連通
路の底面が最大外形部の表面よりもファンモータの回転
軸に近い所に位置することになる。
【0016】請求項4に係る空気調和装置の室内機は、
請求項1から3のいずれかに記載の室内機であって、モ
ータ覆い部のファンモータ側の面には、断熱部材が装着
されている。ここでは、第1連通路が形成されているモ
ータ覆い部のファンモータ側の面、すなわち、第1連通
路が形成されている上面と反対側のモータ覆い部の下面
に断熱部材が装着されているため、ドレン水による冷熱
が原因でモータ覆い部が結露する現象が抑えられる。
【0017】請求項5に係る空気調和装置の室内機は、
請求項1から3のいずれかに記載の室内機であって、モ
ータ覆い部のファンモータ側の面には、熱伝導部材が装
着されている。この熱伝導部材は、ファンモータの発熱
をモータ覆い部に伝える。ここでは、第1連通路が形成
されているモータ覆い部のファンモータ側の面、すなわ
ち、第1連通路が形成されている上面と反対側のモータ
覆い部の下面に熱伝導部材が装着されているため、ファ
ンモータの発熱がモータ覆い部に伝わり、モータ覆い部
の上下両面の温度差が小さくなる。このため、モータ覆
い部が結露することが少なくなる。
【0018】請求項6に係る空気調和装置の室内機は、
請求項2に記載の室内機であって、ファン軸受をさらに
備えている。ファン軸受は、ファンロータのファンモー
タ側と反対側の端部を軸支する。そして、底フレームに
は、ファン軸受の上方を覆う軸受覆い部が、前ドレンパ
ンおよび後ドレンパンと一体的に成形されている。ま
た、軸受覆い部には、前ドレンパンと後ドレンパンとを
連通させる第2連通路が形成されている。
【0019】ここでは、ファン軸受の上方を覆う軸受覆
い部を底フレームに設けるとともに、その軸受覆い部に
第2連通路を形成し、第1連通路および第2連通路によ
って両ドレンパンを連通させている。このため、それぞ
れの連通路の流路面積を小さくすることができる。請求
項7に係る空気調和装置の室内機は、請求項6に記載の
室内機であって、後ドレンパンの高さ位置は、前ドレン
パンの高さ位置よりも高い。また、後ドレンパンは、中
央部分に較べてファンモータ側の端部およびファン軸受
側の端部の高さが低くなっている。
【0020】第1連通路はファンモータ側に、第2連通
路はファン軸受側に形成されているが、ここでは、前ド
レンパンよりも高い位置にある後ドレンパンのファンモ
ータ側の端部およびファン軸受側の端部の高さを中央部
分よりも低く設定しているため、中央部分を境にして後
ドレンパンに落ちたドレン水がファンモータ側およびフ
ァン軸受側に分かれて流れていくことになる。このた
め、一方の連通路にドレン水が集中することが抑えられ
る。
【0021】請求項8に係る空気調和装置の室内機は、
熱交換器と、ファンロータと、前ドレンパンと、後ドレ
ンパンと、ファン軸受と、底フレームとを備えている。
熱交換器は、正面側の前側熱交換部と背面側の後側熱交
換部とを有している。ファンロータは、熱交換器により
調和された空気を室内に吹き出す。前ドレンパンは、前
側熱交換部の下端の下方に位置している。後ドレンパン
は、後側熱交換部の下端の下方に位置している。ファン
軸受は、ファンロータを軸支する。底フレームは、ファ
ン軸受の上方を覆う軸受覆い部を有している。この軸受
覆い部には、前ドレンパンと後ドレンパンとを連通させ
る連通路が形成されている。
【0022】ここでは、前ドレンパンが前側熱交換部か
ら、後ドレンパンが後側熱交換部からドレン水を受ける
ことができる。そして、前ドレンパンと後ドレンパンと
は、底フレームの軸受覆い部に形成されている連通路に
よって連通している。このため、ドレン水の処理を容易
にすることができる。また、ここでは、両ドレンパンを
連通させる連通路が、ファン軸受の上方を覆う軸受覆い
部に形成されている。すなわち、連通路は、ファンロー
タを軸支するファン軸受の下側ではなく、ファン軸受の
上側に形成されており、ファンロータやファン軸受を取
り外すことなく正面側から見ることができる場所に位置
している。したがって、空気調和装置の使用者やメンテ
ナンスパーソンは、連通路が詰まっているか否かを正面
側から容易に確認することができ、連通路の詰まりを処
理する際にもファンモータやファンロータを取り外す必
要がない。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態に係る空気調
和装置の室内機は、上記「従来の技術」欄で説明を行っ
た図1〜図3に示す室内機において、底フレーム12に
代えて、前後のドレンパン212h,212gがファン
モータ214の上方で連通する底フレーム212を採用
するものである。
【0024】<底フレームの構成>底フレーム212
は、図4および図6に示すように、底212i、後壁2
12a、前ドレンパン212h、後ドレンパン212
g、モータ覆い部212b、軸受支持部212c、第1
カバー部212d、第2カバー部212eなどが樹脂素
材から一体成形された構造体である。
【0025】底212iは、室内機の底面を形成する部
分である。後壁212aは、ファンロータ203の背面
側を覆いつつファンロータ203の背面側から底212
iへと延びており、ファンロータ203からの空気流を
吹出口に導く役割を果たす。前ドレンパン212hは、
図9に示すように、熱交換器4のうち正面側に配されて
いる前側熱交換部4aの下端の下方に位置する。熱交換
器4は、下端がファンロータ203の回転中心よりも正
面側に配されている前側熱交換部4aと、下端がファン
ロータ203の回転中心よりも背面側に配されている後
側熱交換部4bとから構成されている。一方、後ドレン
パン212gは、後側熱交換部4bの下端の下方に位置
する。
【0026】モータ覆い部212bは、モータ外周面支
持部212b1と、モータ前面支持部212b2と、連
通路212fとから構成されている。モータ外周面支持
部212b1は、周方向に分割されていない円筒形状を
有しており、その内径がファンモータ214の本体21
4aの外径と概ね等しくなるように形成されている。こ
のモータ外周面支持部212b1は、ファンモータ21
4の本体214aの外面を径方向に支持する。
【0027】モータ前面支持部212b2は、本体21
4aの前部をスラスト方向(モータシャフト214bに
沿った方向)に支持する部分であって、モータ外周面支
持部212b1の内側に形成されている。また、モータ
前面支持部212b2は、ファンモータ214のモータ
シャフト214bの周囲を覆っている。連通路212f
は、図4等に示すように、モータ前面支持部212b2
のモータシャフト214bの周囲を覆っている部分の外
面を底面とする溝である。この連通路212fは、図9
に示すように、モータシャフト214bの上方および前
方において両ドレンパン212g,212hを連通させ
る。これにより、後ドレンパン212gに溜まったドレ
ン水は、図9において1点鎖線で示す白抜きの矢印F1
のように連通路212fを流れ、前ドレンパン212h
へと流入する。
【0028】軸受支持部212cは、後壁212aのモ
ータ外周面支持部212b1側と反対側の端部から正面
側(図4の上側)に突き出ており、ファンロータ203
のシャフト203aを軸支するファン軸受213を支持
する。軸受支持部212cの端面には、ファン軸受21
3を挿入するための開口が形成されている。第1カバー
部212dは、軸受支持部212cから寸法L3だけ内
側に延び、ファンロータ203を組み付けた後において
ファンロータ203の一端の近傍を覆う。第1カバー部
212dの左右幅L3は、第2カバー部212eの左右
幅L2よりも大きく設計されている。すなわち、第1カ
バー部212dの内周側には、従来の底フレームには存
在しない空間Sが存在するようになっている。
【0029】第2カバー部212eは、モータ前面支持
部212b2の内側において組み込み後のファンロータ
203の他端の近傍を覆うように形成されている。この
第2カバー部212eの左右幅L2は、従来と同程度で
ある。 <ファンロータの構成>ファンロータ203は、左右に
長いクロスフローファンであり、その外径がファンモー
タ214の外径よりも小さい。このファンロータ203
は、その長さ(幅)が、正面側からみた底フレーム21
2の第1カバー部212dと第2カバー部212eとの
間の開口の幅Wよりも長くなっている。すなわち、第1
および第2カバー部212d,212eは、ファンロー
タ203に対してオーバーラップ代L1だけ左右にオー
バーラップしている。
【0030】ファンロータ203の正面視左側にはシャ
フト203aが、ファンロータ203の正面視右側には
ボス203bが、それぞれファンロータ203から延び
ている。シャフト203aは、最終的にファン軸受21
3によって軸支されるものであって、後述する組み立て
時におけるオーバースライド量に見合う寸法だけ従来の
ものよりも長く形成されている。すなわち、シャフト2
03aは、従来のファンロータのシャフトよりも長く設
計されている。ボス203bは、ファンモータ214の
モータシャフト214bとの接続のために設けられてい
る。
【0031】<ファン軸受の構成>ファン軸受213
は、底フレーム212の軸受支持部212cに固定さ
れ、ファンロータ203のシャフト203aを軸支す
る。このファン軸受213は、後述する組み立て時にお
いて、斜めに傾斜した状態で底フレーム212内に挿入
されるファンロータ203の挿入方向に対応して傾くよ
うになっている。具体的には、ファン軸受213として
自動調心機能を有する軸受を採用している。
【0032】<底フレームに対するファンロータの組み
込み方法>図5(A)〜(D)を参照しながら、底フレ
ーム212内にファンロータ203を組み込む方法につ
いて説明する。なお、ファンモータ214の底フレーム
212への組み込みについては、後に詳述する。まず、
図5(A)に示すように、ファンロータ203を前後に
傾斜させた状態で、斜め上方から底フレーム212の第
1カバー部212dと第2カバー部212eとの間の開
口を通してファンロータ203を底フレーム212の内
部へと挿入する。この図5(A)の矢印A1の向きに沿
ったファンロータ203の挿入により、第1カバー部2
12dと第2カバー部212eとの間の開口Wよりも幅
が大きいファンロータ203が、底フレーム212の内
部へと入っていく。このときには、ファンロータ203
のシャフト203aがファン軸受213の中をスライド
していく。そして、ファン軸受213は、ファンロータ
203の傾斜に対応して傾斜する。
【0033】次に、図5(B)に示す状態までファンロ
ータ203がファン軸受213側に入り込むと、ファン
ロータ203のボス203b側の端部を奥側に押し込み
(矢印A2参照)、傾斜状態のファンロータ203をフ
ァンモータ214のモータシャフト214bに沿った方
向へと姿勢変化させる。これにより図5(C)に示す状
態となったファンロータ203は、次に、正規の位置よ
りもファン軸受213側にオーバースライドしている分
だけ、ファンモータ214側へと戻される。そして、フ
ァンロータ203のボス203bにファンモータ214
のモータシャフト214bをはめ込ませて、両者203
b,214bを連結固定する。
【0034】なお、ファンロータ203の長手方向(左
右方向)の位置は、ファンモータ214が後述するよう
に固定されるときに、最終的に確定する。 <底フレームに対するファンモータの組み込み方法>図
6〜図8を参照しながら、ファンモータ214を底フレ
ーム212に固定する方法を説明する。
【0035】まず、図6の矢印A0で示すように、底フ
レーム212の円筒状のモータ外周面支持部212b1
に対して、側方からファンモータ214を挿入する。す
ると、ファンモータ214は、その外周面がモータ外周
面支持部212b1によって径方向に支持された状態と
なる。そして、上述のようにファンロータ203が底フ
レーム212に組み込まれると、図7に示す状態とな
る。このようにファンモータ214およびファンロータ
203が底フレーム212に組み込まれた後に、電装品
箱230が底フレーム212に対して側方から装着され
る。このときには、電装品箱230の側面に設けられた
モータ後面支持部230aが、ファンモータ214の後
面に接触して、モータ前面支持部212b2とともにフ
ァンモータ214をモータ厚み方向に挟み込む。すなわ
ち、電装品箱230が底フレーム212に固定される
と、ファンモータ214は、モータシャフト214bに
沿った方向の前後端を、底フレーム212のモータ前面
支持部212b2と電装品箱230のモータ後面支持部
230aとによって支持されるようになる。これによ
り、ファンモータ214は、厚み方向にも径方向にも拘
束された状態となる(図8参照)。
【0036】なお、電装品箱230の底フレーム212
への装着は、モータ前面支持部212b2とモータ後面
支持部230aとがビス等により固定されることにより
為されてもよいし、両支持部212b2,230aとは
異なる部分において為されてもよい。モータ前面支持部
212b2とモータ後面支持部230aとを締結する場
合にビス止めを用いるときには、モータシャフト214
bに沿った方向にビスを打ってもよいし、モータシャフ
ト214bに対して放射状にビスを打ってもよい。
【0037】また、ファンモータ214を厚み方向に挟
むことになる2つの支持部212b2,230aの間の
距離は、ファンモータ214とモータ前面支持部212
b2との間に介挿される防振ゴム(図示せず)の変形を
考慮して、若干小さく設定されている。 <本実施形態に係る室内機の特徴> (1)ここでは、前ドレンパン212hが前側熱交換部
4aから、後ドレンパン212gが後側熱交換部4bか
らドレン水を受けることができる。そして、前ドレンパ
ン212hと後ドレンパン212gとがモータ覆い部2
12bに形成されている連通路212fによって連通し
ているため、ドレン水の処理が容易となっている。
【0038】(2)また、ここでは、両ドレンパン21
2g、212hを連通させる連通路212fが、モータ
覆い部212bに形成されている。すなわち、連通路2
12fは、ファンモータ214の下側ではなく、ファン
モータ214の上側に形成されており、ファンモータ2
14やファンロータ203を取り外すことなく正面側か
ら見ることができる場所に位置している。したがって、
空気調和装置の使用者やメンテナンスパーソンは、連通
路212fが詰まっているか否かを正面側から容易に確
認することができ、連通路212fの詰まりを処理する
際にもファンモータ214やファンロータ203を取り
外す必要がない。
【0039】すなわち、両ドレンパン212g、212
hの間でドレン水を通す連通路212fの前面および上
面が開放されているので、連通路212fにおける詰ま
りの発見が容易であり、詰まりの処置も容易に実施が可
能である。 (3)ここでは、前ドレンパン212h、後ドレンパン
212g、およびモータ覆い部212bが底フレーム2
12に一体に成形されているので、両ドレンパン212
g,212hと連通路212fとの間に継ぎ目がなく、
これらから水漏れすることが殆どない。すなわち、熱交
換器4の配管から落下する水と後側熱交換部4bでの凝
縮水とを一体成形されている連通路212fで集合させ
るため、水処理部分が減り、漏れなどに対する信頼性が
向上している。
【0040】また、連通路212fの上部に嵌合部品が
ないため、連通路212fの水位を決める側壁の高さ
は、室内機のサイズの規制内で自由に決めることができ
る。したがって、側壁を比較的高くすることができてお
り、水あふれや跳ね飛びだしなどの心配が少なくなって
いる。なお、ファンモータ214の上方を覆うモータ覆
い部212bが両ドレンパン212g,21と一体成形
されているため、室内機の組み立て時において正面側か
らファンモータ214を定位置に挿入することは困難と
なるが、ここでは、ファンモータ214をモータ覆い部
212bの側方から差し込む方法を用いることで対処が
できている。
【0041】(4)ここでは、モータ覆い部212bの
最大外径部であるモータ外周面支持部212b1に連通
路212fを設けるのではなく、モータ外周面支持部2
12b1から外れたモータ前面支持部212b2の外面
付近に連通路212fを設けている。このため、連通路
212fを形成しても、底フレーム212は殆どサイズ
アップしていない。すなわち、連通路212fを形成し
ても、連通路212fを含めたモータ覆い部212bの
外径は大きくならず、底フレーム212の占有スペース
も従来のサイズに概ね維持されている。
【0042】(5)ここでは、底フレーム212にモー
タ覆い部212bおよび軸受支持部212cを一体成形
しているため、別個のモータ固定板や軸受固定板といっ
た部材が不要となっている。 <本実施形態の変形例> [変形例A]必要に応じ、図10に示すように、モータ
覆い部212bのファンモータ214側の面(内面)に
断熱部材250を装着することが考えられる。こうした
場合には、ドレン水の冷熱が原因でモータ覆い部212
bの連通路212fが結露することが少なくなる。
【0043】[変形例B]上記変形例Aの断熱部材25
0の代わりに、熱伝導部材をモータ覆い部212bのフ
ァンモータ214側の面に装着することも考えられる。
この熱伝導部材がファンモータ214の発熱をモータ覆
い部212bに伝えれば、モータ覆い部212bの上下
両面の温度差が小さくなり、モータ覆い部212bが結
露することが少なくなる。
【0044】また、モータ覆い部212bの表面や背面
に熱伝導形状を形成し、結露防止に役立てることも考え
られる。この熱伝導形状により、ファンモータ214の
発熱を有効利用したり、低温水の熱を分散させて局所的
な結露を防いだりすることが可能となる。 [変形例C]図11に示すように、連通路212fに加
えて、底フレーム212に連通路212jを一体成形す
ることも考えられる。
【0045】図11に示す底フレーム212では、軸受
支持部212cの上面および正面側の面に、両ドレンパ
ン212g,212hを連通させる連通路212jが形
成されている。そして、前ドレンパン212hよりも高
い位置にある後ドレンパン212gは、その中央部分2
12g1に較べてファンモータ側の端部212g2およ
びファン軸受側の端部212g3の高さが低くなってい
る。
【0046】このように、連通路212f、212jお
よび後ドレンパン212gが形成されているため、後ド
レンパンに落ちたドレン水は、中央部分212g1を境
にして左右両側に分かれて流れていき、連通路212
f、212jを通って前ドレンパン212hへと流入す
る。ここでは、一方の連通路にドレン水が集中すること
が抑えられるとともに、連通路212fに加え連通路2
12jを設けているため、それぞれの連通路212f,
212jの流路面積を小さくすることができる。
【0047】また、図11に示す底フレーム212で
は、左右の連通路212f,212jの内側に、熱交換
器4を通らずにファンロータ203に通風されてしまう
不具合を防ぐための通風防止壁261,262が一体に
成形されている。これらの通風防止壁261,262に
は、熱交換器4を固定するための爪構造あるいはビス・
ボスなどが一体成形されている(図示せず)。
【0048】なお、寸法上の制約などからファンモータ
側の連通路212fを形成することが難しい場合には、
ファン軸受側の連通路212jだけによって前後のドレ
ンパン212h,212gを連通させる構成を採ること
も可能である。 [変形例D]上記の実施形態では、ファンモータ214
の外周面が概ねモータ外周面支持部212b1で覆われ
るため、モータ外周面支持部212b1などを放熱が可
能な形状に設計することが望ましい。例えば、モータ外
周面支持部212b1に放熱フィンを形成することが考
えられる。
【0049】また、連通路212fの表面に、ファンモ
ータ214の発熱を放散させるためのリブや突起を形成
することも考えられる。 [変形例E]寸法上の制約によっては、図9に示すよう
に、連通路212fの最大傾斜部分の傾斜が大きくなっ
てしまうことも想定される。したがって、必要に応じ、
水流を落とすためのリブや溝、突起などを連通路212
fの表面に設けることが望ましい。
【0050】また、図9において1点鎖線で示す白抜き
の矢印F1のように、ドレン水が連通路212fを通っ
て前ドレンパン212hへと流入すると、ドレン水が前
ドレンパン212hに衝突して衝突音が発生する恐れが
ある。この衝突音を小さく抑えるため、前ドレンパン2
12hのドレン水流入箇所に、突起状の消音形状を形成
しておくことも有効である。
【0051】[変形例F]ファンモータ214の仕様を
確認できるようにしなければならない場合には、モータ
外周面支持部212b1や連通路212fの側壁部分な
どに、水漏れが起こらない方向およびサイズで覗き窓を
形成することが考えられる。 [変形例G]上記の実施形態では、モータ外周面支持部
212b1によってファンモータ214の本体214a
の外面を径方向に支持させているが、図12に示すよう
に、モータ外周面支持部212b1によってファンモー
タ214の前部の防振ゴム部214cの外面を径方向に
支持させる構造を採ることもできる。防振ゴム部214
cは、振動の低減および取り付けの便宜のためにファン
モータ214の前後に装着されており、外面が円状ある
いは多角形状になっている。
【0052】このように、ファンモータ214の防振ゴ
ム部214cの外面を、周方向に分割されていないモー
タ外周面支持部212b1によって支持することによっ
ても、上記の実施形態と同様に、ファンモータ214の
固定状態の安定、ファンモータ214の軸心の位置出し
の正確性の向上、締結部の緩みによる回転時の軸心の振
れの低減といった効果を得ることができる。
【0053】また、ファンモータ214の防振ゴム部2
14cの外面を多角形状に形成し、さらにモータ外周面
支持部212b1の内面もそれに合った多角形状に形成
すれば、モータ外周面支持部212b1に対するファン
モータ214の回転防止がより確実に為されることにな
る。
【0054】
【発明の効果】請求項1に係る発明では、前ドレンパン
と後ドレンパンとが、底フレームのモータ覆い部に形成
されている第1連通路によって連通しているため、ドレ
ン水の処理を容易にすることができる。また、両ドレン
パンを連通させる第1連通路が、ファンモータの上方を
覆うモータ覆い部に形成されているため、空気調和装置
の使用者やメンテナンスパーソンは、第1連通路が詰ま
っているか否かを正面側から容易に確認することがで
き、第1連通路の詰まりを処理する際にもファンモータ
やファンロータを取り外す必要がない。
【0055】請求項2に係る発明では、前ドレンパン、
後ドレンパン、およびモータ覆い部が一体成形されてい
るので、両ドレンパンと第1連通路との間に継ぎ目がな
くなり、これらから水漏れすることが殆どなくなる。請
求項3に係る発明では、モータ覆い部の最大外径部に第
1連通路を設けるのではなく、モータ覆い部の最大外径
部から外れた部分に第1連通路を設けているため、第1
連通路を形成しても底フレームは殆どサイズアップしな
い。
【0056】請求項4に係る発明では、第1連通路が形
成されているモータ覆い部のファンモータ側の面、すな
わち、第1連通路が形成されている上面と反対側のモー
タ覆い部の下面に断熱部材が装着されているため、ドレ
ン水による冷熱が原因でモータ覆い部が結露する現象が
抑えられる。請求項5に係る発明では、第1連通路が形
成されているモータ覆い部のファンモータ側の面、すな
わち、第1連通路が形成されている上面と反対側のモー
タ覆い部の下面に熱伝導部材が装着されているため、フ
ァンモータの発熱がモータ覆い部に伝わり、モータ覆い
部の上下両面の温度差が小さくなる。このため、モータ
覆い部が結露することが少なくなる。
【0057】請求項6に係る発明では、ファン軸受の上
方を覆う軸受覆い部を底フレームに設けるとともに、そ
の軸受覆い部に第2連通路を形成し、第1連通路および
第2連通路によって両ドレンパンを連通させている。こ
のため、それぞれの連通路の流路面積を小さくすること
ができる。請求項7に係る発明では、前ドレンパンより
も高い位置にある後ドレンパンのファンモータ側の端部
およびファン軸受側の端部の高さを中央部分よりも低く
設定しているため、中央部分を境にして後ドレンパンに
落ちたドレン水がファンモータ側およびファン軸受側に
分かれて流れていくことになる。このため、一方の連通
路にドレン水が集中することが抑えられる。
【0058】請求項8に係る発明では、前ドレンパンと
後ドレンパンとが、底フレームの軸受覆い部に形成され
ている連通路によって連通しているため、ドレン水の処
理を容易にすることができる。また、両ドレンパンを連
通させる連通路が、ファン軸受の上方を覆う軸受覆い部
に形成されているため、空気調和装置の使用者やメンテ
ナンスパーソンは、連通路が詰まっているか否かを正面
側から容易に確認することができ、連通路の詰まりを処
理する際にもファンモータやファンロータを取り外す必
要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気調和装置の室内機の外観斜視図。
【図2】空気調和装置の室内機の断面図。
【図3】空気調和装置の室内機の組立分解図。
【図4】本発明の一実施形態に係る室内機のファンロー
タおよびファンモータの支持状態を示す図。
【図5】ファンロータを底フレームに組み込む手順を示
す図。
【図6】ファンモータの底フレームへの組み込みを示す
斜視図。
【図7】ファンモータおよびファンロータが組み込まれ
た底フレームの斜視図。
【図8】底フレームに電装品箱を装着した斜視図。
【図9】底フレームの連通路における横断面図。
【図10】モータ覆い部とファンモータとの間に断熱部
材を装着した図。
【図11】左右両側に連通路を形成した底フレームの斜
視図。
【図12】変形例におけるファンモータの支持状態を示
す図。
【符号の説明】
4 熱交換器 4a 前側熱交換部 4b 後側熱交換部 203 ファンロータ 212 底フレーム 212b モータ覆い部 212b1 モータ外周面支持部 212b2 モータ前面支持部 212c 軸受覆い部 212f 連通路 212g 後ドレンパン 212g1 後ドレンパンの中央部分 212g2 後ドレンパンのファンモータ側の端部 212g3 後ドレンパンのファン軸受側の端部 212h 前ドレンパン 212j 連通路 213 ファン軸受 214 ファンモータ 214b モータシャフト 250 断熱部材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正面側の前側熱交換部(4a)と背面側の
    後側熱交換部(4b)とを有する熱交換器(4)と、 前記熱交換器(4)により調和された空気を室内に吹き
    出すファンロータ(203)と、 前記前側熱交換部(4a)の下端の下方に位置する前ド
    レンパン(212h)と、 前記後側熱交換部の下端の下方に位置する後ドレンパン
    (212g)と、 前記ファンロータを駆動するファンモータ(214)
    と、 前記ファンモータ(214)の上方を覆うモータ覆い部
    (212b)を有し、前記モータ覆い部(212b)に
    前記前ドレンパン(212h)と前記後ドレンパン(2
    12g)とを連通させる第1連通路(212f)が形成
    されている底フレーム(212)と、を備えた空気調和
    装置の室内機。
  2. 【請求項2】前記前ドレンパン(212h)および前記
    後ドレンパン(212g)は、前記底フレーム(21
    2)の一部であり、 前記前ドレンパン(212h)、前記後ドレンパン(2
    12g)、および前記モータ覆い部(212b)は、一
    体的に成形されている、請求項1に記載の空気調和装置
    の室内機。
  3. 【請求項3】前記モータ覆い部(212b)は、前記フ
    ァンモータ(214)の回転軸(214b)から最も距
    離が離れている最大外形部(212b1)を有してお
    り、 前記第1連通路(212f)の底面は、前記最大外形部
    (212b1)から外れた部分に設けられ、前記最大外
    形部(212b1)の表面よりも前記ファンモータ(2
    14)の回転軸(214b)に近い、請求項1又は2に
    記載の空気調和装置の室内機。
  4. 【請求項4】前記モータ覆い部(212b)の前記ファ
    ンモータ側の面には、断熱部材(250)が装着されて
    いる、請求項1から3のいずれかに記載の空気調和装置
    の室内機。
  5. 【請求項5】前記モータ覆い部(212b)の前記ファ
    ンモータ側の面には、前記ファンモータ(214)の発
    熱を前記モータ覆い部(212b)に伝えるための熱伝
    導部材が装着されている、請求項1から3のいずれかに
    記載の空気調和装置の室内機。
  6. 【請求項6】前記ファンロータ(203)の前記ファン
    モータ側と反対側の端部を軸支するファン軸受(21
    3)をさらに備え、 前記底フレーム(212)には、前記ファン軸受(21
    3)の上方を覆う軸受覆い部(212c)が、前記前ド
    レンパン(212h)および前記後ドレンパン(212
    g)と一体的に成形されており、 前記軸受覆い部(212c)には、前記前ドレンパン
    (212h)と前記後ドレンパン(212g)とを連通
    させる第2連通路(212j)が形成されている、請求
    項2に記載の空気調和装置の室内機。
  7. 【請求項7】前記後ドレンパン(212g)の高さ位置
    は、前記前ドレンパン(212h)の高さ位置よりも高
    く、 前記後ドレンパン(212g)は、中央部分(212g
    1)に較べて前記ファンモータ側の端部(212g2)
    および前記ファン軸受側の端部(212g3)の高さが
    低くなっている、請求項6に記載の空気調和装置の室内
    機。
  8. 【請求項8】正面側の前側熱交換部(4a)と背面側の
    後側熱交換部(4b)とを有する熱交換器(4)と、 前記熱交換器(4)により調和された空気を室内に吹き
    出すファンロータ(203)と、 前記前側熱交換部(4a)の下端の下方に位置する前ド
    レンパン(212h)と、 前記後側熱交換部(4b)の下端の下方に位置する後ド
    レンパン(212g)と、 前記ファンロータ(203)を軸支するファン軸受(2
    13)と、 前記ファン軸受(213)の上方を覆う軸受覆い部(2
    12c)を有し、前記軸受覆い部(212c)に前記前
    ドレンパン(212h)と前記後ドレンパン(212
    g)とを連通させる連通路(212j)が形成されてい
    る底フレーム(212)と、を備えた空気調和装置の室
    内機。
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