JP2003253872A - 表示物付きプラスチックタイル及び表示物付きプラスチックタイルの取り扱い方法 - Google Patents

表示物付きプラスチックタイル及び表示物付きプラスチックタイルの取り扱い方法

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JP2003253872A JP2002061378A JP2002061378A JP2003253872A JP 2003253872 A JP2003253872 A JP 2003253872A JP 2002061378 A JP2002061378 A JP 2002061378A JP 2002061378 A JP2002061378 A JP 2002061378A JP 2003253872 A JP2003253872 A JP 2003253872A
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plastic tile
tile
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラスチックタイル敷き床に対する表示物の
表示作業及び撤去作業を効率的に行え、プラスチックタ
イル敷き床の現場でのこれらの作業性を向上できる表示
物付きプラスチックタイル及びその取り扱い方法を提供
すること。 【解決手段】 床は取り外し自在な多数のプラスチック
タイル1を床下地面におくことにより仕上げられ、これ
らのタイル1には、大きさ及び形状が同じになっている
表示物付きプラスチックタイル20Aと表示物なしプラ
スチックタイル20Fとがあり、これらのタイル20
A,20Fのうちの所定箇所に置かれていたものを取り
外し、この代わりに、大きさ及び形状が同じで別の表示
物が表示された表示物付きプラスチックタイルを取り外
し自在に床下地面に置く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字や絵等の表示
物が表示されたプラスチックタイル及びこのプラスチッ
クタイルの取り扱い方法に関する。
【0002】
【背景技術】プラスチックタイルをコンクリートの打設
等で形成された床下地面に多数敷くことにより仕上げら
れるプラスチックタイル敷き床は、清掃の容易性や清潔
感からコンビニエンスストアや飲食店、さらには事務
所、公共施設等の各種建物に採用されている。特開平8
−4264には床下地面に単に置くだけの置き敷き型の
プラスチックタイルが示されているが、従来の一般的な
プラスチックタイルは床下地面に接着剤で固定されてい
る。
【0003】このようなプラスチックタイル敷き床に、
このプラスチックタイル敷き床が設けられている場所に
応じた表示物、例えば、プラスチックタイル敷き床がコ
ンビニエンスストアの床である場合には、来店客に対す
る挨拶や来店客を増加させるための広告宣伝についての
表示物を表示する場合がある。従来、このような表示物
はフィルムやパネル等による表示物媒体に表示し、この
表示物媒体をプラスチックタイル敷き床の上に接着剤等
で固定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これによると、プラス
チックタイル敷き床は多数の人々が歩行するため、プラ
スチックタイル敷き床からの表示物媒体の分離をなくす
べく表示物媒体をプラスチックタイル敷き床に大きな強
度で固定することになる。このため、プラスチックタイ
ル敷き床に表示物を表示する作業やプラスチックタイル
敷き床から表示物を撤去する作業に多くの手間がかか
る。
【0005】本発明の目的は、プラスチックタイル敷き
床に対する表示物の表示作業及び撤去作業を効率的に行
え、プラスチックタイル敷き床の現場でのこれらの作業
性を向上させることができる表示物付きプラスチックタ
イル及び表示物付きプラスチックタイルの取り扱い方法
を提供するところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る表示物付き
プラスチックタイルは、床下地面に取り外し自在に置か
れているプラスチックタイルと大きさ及び形状が同じで
あって、表面に文字や絵等の表示物が表示され、前記プ
ラスチックタイルと交換自在になっているとともに、前
記床下地面に取り外し自在に置かれることを特徴とする
ものである。
【0007】この表示物付きプラスチックタイルは、床
下地面に取り外し自在に置かれているプラスチックタイ
ルと交換されてこの床下地面に置かれるため、この交換
を行うと、表面に表示されている文字や絵等による表示
物がプラスチックタイル敷き床に表示されることにな
り、また、この表示物付きプラスチックタイルを床下地
面から取り外すと、表示物はプラスチックタイル敷き床
から撤去されることになる。このため、表示物の床への
表示作業及び床からの撤去作業を短時間のうちに容易に
行え、プラスチックタイル敷き床の現場での作業性を向
上させることができる。
【0008】表示物を表示物付きプラスチックタイルの
表面に表示することは、このプラスチックタイルの表面
に印刷や塗料で表示物を表示したり、表示物を印刷等で
表示したフィルムをこのプラスチックタイルの表面に固
着することにより行える。
【0009】このようしてプラスチックタイルの表面に
表示された表示物の上には何も設けなくてもよいが、表
示物の上に透明又は半透明の保護膜を設けることが好ま
しい。
【0010】これによると、表示物が保護膜で保護され
るため、歩行量の多い場所のプラスチック敷き床に表示
物が表示されていても、長期間に亘り表示物の表示機能
を維持できる。
【0011】本発明に係る表示物付きプラスチックタイ
ルの取り扱い方法は、床下地面に取り外し自在に多数置
かれて床を仕上げているプラスチックタイルのうちの少
なくとも1個を前記床下地面から取り外し、この取り外
されたプラスチックタイルと大きさ及び形状が同じであ
って、表面に文字や絵等による表示物が表示されている
表示物付きプラスチックタイルを、前記プラスチックタ
イルが取り外された床下地面の箇所に取り外し自在に置
くことを特徴とするものである。
【0012】この表示物付きプラスチックタイルの取り
扱い方法によると、床下地面に多数置かれていたプラス
チックタイルのうちの少なくとも1個を取り外し、この
代わりに、表面に表示物が表示されている表示物付きプ
ラスチックタイルを床下地面に置くことにより、プラス
チックタイル敷き床に表示物が表示されることになり、
また、表示物付きプラスチックタイルは床下地面に取り
外し自在に置かれるため、表示物付きプラスチックタイ
ルの取り外しを行うと、表示物はプラスチックタイル敷
き床から撤去されることになる。
【0013】このため、プラスチックタイル敷き床への
表示物の表示作業及びプラスチックタイル敷き床からの
表示物の撤去作業を簡単に行え、プラスチックタイル敷
き床の現場で行うこれらの作業を効率的に行える。
【0014】この表示物付きプラスチックタイルの取り
扱い方法において、床下地面に多数置かれていたプラス
チックタイルのうちの少なくとも1個と交換されてこの
床下地面に置かれる表示物付きプラスチックタイルは、
上記床下地面又は他の場所の床下地面で使用されていな
い新品のものでもよく、あるいは、上記床下地面又は他
の場所の床下地面で使用されていたもので、前記プラス
チックタイルが取り外された床下地面の箇所に置かれる
ことにより再使用されるものでもよい。
【0015】また、この表示物付きプラスチックタイル
の取り扱い方法でも、表示物を表示物付きプラスチック
タイルの表面に表示することは、このプラスチックタイ
ルの表面に印刷や塗料で表示物を表示したり、表示物を
印刷等で表示したフィルムをこのプラスチックタイルの
表面に固着することにより行える。そして、このようし
てプラスチックタイルの表面に表示された表示物の上に
は何も設けなくてもよいが、表示物の上に透明又は半透
明の保護膜を設けることが好ましい。
【0016】さらに、表示物付きプラスチックタイルを
再使用するとともに、表示物の上に透明又は半透明の保
護膜を設ける場合には、この保護膜を、前記プラスチッ
クタイルが取り外された床下地面の箇所に表示物付きプ
ラスチックタイルを取り外し自在に置く前に予め補修し
ておくことが好ましい。
【0017】これによると、再使用される表示物付きプ
ラスチックタイルの保護膜が前回の使用時において損耗
していても、この表示物付きプラスチックタイルを次回
の使用時まで保管しておくときを利用して保護膜の補修
作業を行えることになり、保護膜の補修作業を有効に行
える。
【0018】以上の本発明において、表示物付きプラス
チックタイルに表示する表示物は、文字によるものでも
よく、絵や図柄、模様によるものでもよく、これらの組
み合わせからなるものでもよい。また、一つ又は複数の
概念を生じさせる内容となっている表示物をプラスチッ
クタイル敷き床に表示する場合には、この表示物を1個
の表示物付きプラスチックタイルの表面に表示してもよ
く、あるいは、互いに隣接配置される又は1個や複数個
のプラスチックタイルを間に挟んで互いに近接配置され
る複数個の表示物付きプラスチックタイルの表面に分け
て表示してもよい。
【0019】また、表示物付きプラスチックタイルと交
換される前に床下地面に取り外し自在に置かれていた前
記プラスチックタイルは、表面に何も表示物されていな
い表示物なしプラスチックタイルでもよく、前記表示物
付きプラスチックタイルと同じく、表面に表示物が表示
された表示物付きプラスチックタイルでもよい。
【0020】また、表示物付きプラスチックタイルの表
示物の上に前述した保護膜を設ける場合には、この保護
膜は塗布作業で設けられるものでもよく、スプレー等に
よる吹き付け作業で設けられるものでもよい。そして、
また、保護膜の材料は任意なものでよく、例えば、以下
のうちの一つから選択できる。ウレタンで強化されない
アクリル系樹脂材料、ウレタンで強化されたアクリル系
樹脂材料、フッ素系材料、シリコン系材料のうちの有機
材料(アルコキシシランとN−プロピルアルコールとア
ルミニウムキレート化合物との混合材料)、シリコン系
材料のうちの無機材料(シリコンガラス)、ウレタン系
樹脂、エポキシ系樹脂、セラミック系樹脂。
【0021】また、プラスチックタイル自体の材料も任
意であり、プラスチックタイルの全部がプラスチックで
形成されてもよく、一部にプラスチック以外の材料が用
いられていてもよい。
【0022】また、以上の本発明は、買い取りタイプの
プラスチックタイルにも適用でき、リース契約やレンタ
ル契約の対象物となっているプラスチックタイルにも適
用できる。本発明がリース契約やレンタル契約の対象物
となっているプラスチックタイルに適用された場合に
は、床下地面に置かれていたプラスチックタイルとの交
換作業等のプラスチックタイルについて行う作業や管理
を一元的かつ総合的に実施できるため、作業の一層の効
率化及び管理の容易化を図ることができる。
【0023】さらに、本発明は、コンビニエンスストア
等の店舗の床や、事務所の床、公共施設の床、さらには
展示場の床等の各種の床に適用でき、その床は建物の床
でもよく、地下街等の構築物の床でもよい。また、その
床は、電気配線等が内部に敷設される二重床でもよい。
【0024】さらに、本発明は、全部の床仕上げ材がプ
ラスチックタイルとなっている床はもちろんのこと、プ
ラスチックタイルと、他の種類の床仕上げ材、例えば、
木質タイルやカーペットとで仕上げられる床にも適用で
きる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、多数のプラスチックタイル
1が敷かれて仕上げられているコンビニエンスストアの
プラスチックタイル敷き床の平面図である。床仕上げ材
となっているこれらのプラスチックタイル1は、コンク
リートの打設で形成された床下地面に接着されずに取り
外し自在となって置かれており、すなわち、それぞれの
プラスチックタイル1は置き敷き式のプラスチックタイ
ルとなっている。
【0026】このコンビニエンスストアの床の外輪郭
は、出入り口2と、通りに面したガラス壁3と、コンク
リート壁4とで形成され、出入り口2は、2個の引き分
け式の引戸2Aで開閉される。
【0027】コンクリート壁4による床の外輪郭に接続
した場所には、コンクリート壁4に沿って商品棚5〜8
が設置され、商品棚5〜8から離れた床の内側部分の場
所にも商品棚9〜11が設置されている。また、出入り
口2に近い場所には、会計カウンタ12が設置されてい
る。
【0028】プラスチックタイル1には、四角形であっ
て、縦横の寸法が同じになっている正方形の標準形プラ
スチック20と、この標準形プラスチックタイル20の
切り出しで形成された異形プラスチックタイル30とが
ある。
【0029】図2はプラスチックタイル1の断面図であ
る。このプラスチックタイル1は、塩化ビニルを主要材
料とするものであり、下から順番に下地層40、ガラス
不織布層41、中間層42を積層して形成され、その上
に表層フィルム43が被せられている。そして、表層フ
ィルム43の上には、透明又は半透明となっている保護
膜44が設けられている。この保護膜44は、保護膜を
形成するワックス剤の塗布作業や、保護膜を形成する材
料のスプレー等による吹き付け作業で設けられている。
【0030】図1のプラスチックタイル敷き床を仕上げ
ている多数の標準形プラスチックタイル20のうち、出
入り口2に近い場所に置かれている合計7個のプラスチ
ックタイル20Aの表面には、一文字ずつの「W」
「E」「L」「C」「O」「M」「E」の表示物50が
表示され、そして、これらの表示物付きプラスチックタ
イル20Aはこの順番で互いに隣接配置されている。表
示物50は、図2で示した表層フィルム43に印刷で表
示され、この表層フィルム43の上に透明又は半透明の
保護膜44が被せられている。
【0031】図1において、表示物付きプラスチックタ
イル20A以外の標準形プラスチックタイル20は、表
面に何も表示されていない表示物なしプラスチックタイ
ル20Fとなっている。
【0032】以上のプラスチックタイル1の全部、すな
わち、全部の標準形プラスチックタイル20と全部の異
形プラスチックタイル30は、リース契約やレンタル契
約の対象物となっている。
【0033】図3は、プラスチックタイル1の所有者が
プラスチックタイル1を保管している保管倉庫60を示
す概念図である。この保管倉庫60は、プラスチックタ
イル1の製造工場と同じ建物でもよく、この製造工場と
同じ敷地に建てられていて製造工場とは別棟となってい
る建物でもよく、製造工場とは別の敷地に建てられてい
る建物でもよく、プラスチックタイルに製造会社とは無
関係の建物でもよい。
【0034】保管倉庫60には、図1のプラスチックタ
イル敷き床に出荷される前の「W」「E」「L」「C」
「O」「M」[E]の表示物50が表示され標準形の表
示物付きプラスチックタイル20Aと、「い」「らっ」
「しゃ」「い」「ま」「せ」の表示物50が表示された
標準形の表示物付きプラスチックタイル20Bと、
「足」「元」「注」「意」の表示物50が表示された標
準形の表示物付きプラスチックタイル20Cと、「本」
「日」「の」「お」「買」「い」「得」「品」の表示物
50が表示された標準形の表示物付きプラスチックタイ
ル20Dと、「H」「A」「P」「P」「Y」「N」
「E」「W」「Y」「E」「A」「R」の表示物50が
表示された標準形の表示物付きプラスチックタイル20
Eとが保管されている。これらの表示物付きプラスチッ
クタイルは一例であり、プラスチックタイル敷き床に表
示されることが予想される表示物やリース契約又はレン
タル契約の契約者が希望した表示物を表示した標準形の
各種の表示物付きプラスチックタイルが予め製造され、
これらの表示物付きプラスチックタイルが保管倉庫60
に保管されている。
【0035】また、保管倉庫60には、標準形の表示物
なしプラスチックタイル20Fと異形プラスチックタイ
ル30も保管されている。
【0036】以上のように保管倉庫60で保管されてい
るそれぞれのプラスチックタイル1の表面には、図3で
示した保護膜44が設けられている。このため、図1の
コンビニエンスストアが開店するときには、このコンビ
ニエンスストアのプラスチックタイル敷き床を仕上げる
ために必要とされる種類と個数のプラスチックタイル1
が保管倉庫60から出荷され、そのコンビニエンススト
アの現場に運ばれて床下地面に置かれることにより、コ
ンビニエンスストアの床が仕上げられ、この仕上げられ
た状態が図1で示されている。
【0037】図4は、図1で示したコンビニエンススト
アと同じコンビニエンスストアのプラスチックタイル敷
き床であって、新年になったときのプラスチックタイル
敷き床を示す。この図4で示されているように、新年に
なったときには、出入り口2に近い箇所に、「H」
「A」「P」「P」「Y」「N」「E」「W」「Y」
「E」「A」「R」の表示物50が表示された合計12
個の標準形の表示物付きプラスチックタイル20Eが置
かれ、「N」「E」「W」の表示物50が表示された3
個のプラスチックタイル20Eと、「Y」「E」「A」
「R」の表示物50が表示された4個のプラスチックタ
イル20Fとの間には、1個の標準形の表示物なしプラ
スチックタイル20Fが置かれている。
【0038】このように出入り口2に近い場所に合計1
2個の表示物付きプラスチックタイル20Eと1個の表
示物なしプラスチックタイル20Fを置くためには、こ
れらのプラスチックタイル20E,20Fを置く箇所と
同じ箇所に前から置かれていた図1の表示物付きプラス
チックタイル20A,20Fを床下地面から取り外し、
これらのプラスチックタイル20A,20Fの代わり
に、図3の保管倉庫60から運んだ合計12個の表示物
付きプラスチックタイル20Eと1個の表示物なしプラ
スチックタイル20Fを床下地面に取り外し自在に置
く。これらのプラスチックタイル20E,20Fとプラ
スチック20A、20Fの交換作業は、これらのプラス
チックタイル20E,20Fとプラスチック20A、2
0Fの大きさ及び形状さらには厚さが同じになっている
ため、所定どおり行える。
【0039】コンビニエンスストアの床下地面から取り
外されたプラスチックタイル20A,20Fは図3の保
管倉庫60へ運ばれ、図1の床又は他の床で再使用され
るまでこの保管倉庫60で保管される。
【0040】このようにして保管倉庫60へ運ばれたプ
ラスチック20A,20Fの前記保護膜44が損傷して
いたときや消耗してときには、前記製造工場等において
この保護膜44の補修作業を行い、そして、これらのプ
ラスチックタイル20A,20Fを保管倉庫60へ搬送
し、上述のように再使用のための出荷まで保管倉庫60
で保管しておく。再使用することになったときには、プ
ラスチックタイル20A,20Fをその再使用の場所の
床に運び、その床下地面の所定箇所に取り外し自在に置
く。
【0041】図5は、これまでの表示物付きプラスチッ
クタイル20A,20Eと異なる表示物付きプラスチッ
クタイル20B,20Dを用いた図1のコンビニエンス
ストアの床を示す。この図5では、出入り口2に近い箇
所に、「い」「らっ」「しゃ」「い」「ま」「せ」の表
示物50が表示された合計6個の標準形の表示物付きプ
ラスチックタイル20Bが取り外し自在に置かれ、商品
棚6の前の箇所に、「本」「日」「の」「お」「買」
「い」「得」「品」の表示物50が表示された合計8個
の標準形の表示物付きプラスチックタイル20Dが取り
外し自在に置かれている。これらの表示物付きプラスチ
ックタイル20B,20Dは、これらのプラスチックタ
イル20B、20Dを置くべき箇所に前から置かれてい
た標準形プラスチックタイルを取り外した後、これらの
標準形プラスチックタイルに代えて置かれる。
【0042】商品棚6の前の箇所に、「本」「日」
「の」「お」「買」「い」「得」「品」の表示物50が
表示された表示物付きプラスチックタイル20Dを置く
ことにより、商品棚6に陳列されている商品が、価格が
安くなっている本日のお買い得品であることが来店客に
よって一目で認識できるようになっている。
【0043】このようして、前から置かれているプラス
チックタイルと交換して床下地面に置かれる表示物付き
プラスチックタイルは、そのときのカレンダ上の行事や
歳時記に関する表示物50、コンビニエンスストアの広
告宣伝に関する表示物50、さらには来店客に対する挨
拶等の表示物50が表示されたものとされ、これによ
り、プラスチックタイル1で仕上げられているプラスチ
ックタイル敷き床を、任意なときに任意な内容の表示物
が表示されたものに模様替えできることになる。
【0044】以上説明した本実施形態は、プラスチック
タイル敷き床を仕上げているそれぞれのプラスチックタ
イル1が床下地面に接着されずに単に置かれたものとな
っていて、床下地面から取り外し自在となっており、こ
れらのプラスチックタイル1のうち、大きさ及び形状さ
らには厚さが同じになっている標準形のプラスチックタ
イル20同士は交換自在であるという特性を有効に利用
したものであり、表示物50が表面に表示された表示物
付きプラスチックタイル20A〜20Eは、床下地面に
取り外し自在に前から置かれているプラスチックタイル
と交換されてこの床下地面に置かれるため、この交換を
行うと、表示物50がプラスチックタイル敷き床に表示
されることになり、また、この表示物付きプラスチック
タイル20A〜20Eを床下地面から取り外すと、表示
物50はプラスチックタイル敷き床から撤去されること
になる。このため、表示物50の床への表示作業及び床
からの撤去作業を短時間のうちに容易に行えることにな
り、プラスチックタイル敷き床の現場で行う表示物50
の表示作業及び撤去作業を効率的に行える。
【0045】また、表示物付きプラスチックタイル20
A〜20Eに表示された表示物50の上に保護膜44が
設けられ、この保護膜44は透明又は半透明であるた
め、床下地面に表示物付きプラスチックタイル20A〜
20Eが置かれたときに、表示物50を保護膜44を通
して視認でき、また、この保護膜44で表示物50が保
護されるため、表示物付きプラスチックタイル20A〜
20Eが歩行量の多い場所に置かれても、表示物50の
表示機能を長期間に亘り維持できる。
【0046】また、表示物付きプラスチックタイル20
A〜20Eが床下地面から取り外されて再使用のために
図3の保管倉庫60に運ばれたときに、表示物付きプラ
スチックタイル20A〜20Eの保護膜44が損耗して
いた場合には、この保護膜44の補修が行われるため、
表示物付きプラスチックタイル20A〜20Eが再使用
のために保管倉庫60から出荷されるときには、保護膜
44は新品のプラスチックタイルの保護膜を同じになっ
ている。このため、再使用される表示物付きプラスチッ
クタイル20A〜20Eの保護膜44が前回の使用時に
おいて損耗していても、この表示物付きプラスチックタ
イル20A〜20Eを次回の使用時まで保管しておくと
きを利用して保護膜44の補修作業を行うことができ、
保管倉庫60から出荷する表示物付きプラスチックタイ
ル20A〜20Eの保護膜44を充分に商品価値のある
状態に戻しておくことができる。
【0047】このため、プラスチックタイル敷き床で
は、保護膜44の補修作業を行う必要がなく、この補修
作業のためにコンビニエンスストアは、一定時間又は一
定期間休業したり、表示物付きプラスチックタイルが置
かれている場所を一定時間又は一定期間立ち入り禁止に
する必要がない。
【0048】また、本実施形態に係る表示物付きプラス
チックタイル20A〜20Eはリース契約又はレンタル
契約の対象物となっているため、床下地面に置かれてい
たプラスチックタイルとの交換作業や保護膜44の補修
作業を、一元的かつ総合的に管理された状態で行うこと
ができ、したがって、これらの作業についての管理が容
易で、これらの作業を行うシステムを容易に構築でき
る。
【0049】また、表示物付きプラスチックタイル20
A〜20Eがリース契約又はレンタル契約の対象物とな
っているため、これらの表示物付きプラスチックタイル
20A〜20Eの全体が繰り返しの再使用によって劣化
し、再使用できない状態になったときには、これらのプ
ラスチックタイル20A〜20Eを粉砕処理等して新プ
ラスチックタイルの材料として再利用することや焼却処
分とするためのシステムを容易に構築できる。
【0050】
【発明の効果】本発明によると、プラスチックタイル敷
き床に対する表示物の表示作業及び撤去作業を効率的に
行え、プラスチックタイル敷き床の現場でのこれらの作
業性を向上させることができるという効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る標準形の表示物付き
プラスチックタイルと表示物なしプラスチックタイルを
用いて仕上げられたコンビニエンスストアの床を示す平
面図である。
【図2】プラスチックタイルの内部構造を示す縦断面図
である。
【図3】表示物付きプラスチックタイル等が保管倉庫に
保管されている状態を示す概念図である。
【図4】図1の表示物付きプラスチックタイルを別の表
示物付きプラスチックタイルに交換したときを示す図1
と同様の図である。
【図5】図1と図4の表示物付きプラスチックタイルと
は別の表示物付きプラスチックタイルを使用して床を仕
上げたときを示す図1と同様の図である。
【符号の説明】
1 プラスチックタイル 5〜11 商品棚 12 会計カウンタ 20 標準形プラスチックタイル 20A〜20E 表示物付きプラスチックタイル 20F 表示物なしプラスチックタイル 30 異形プラスチックタイル 50 表示物 43 表示物が印刷された表層フィルム 44 保護膜 60 プラスチックタイルの保管倉庫

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床下地面に取り外し自在に置かれている
    プラスチックタイルと大きさ及び形状が同じであって、
    表面に文字や絵等の表示物が表示され、前記プラスチッ
    クタイルと交換自在になっているとともに、前記床下地
    面に取り外し自在に置かれることを特徴とする表示物付
    きプラスチックタイル。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の表示物付きプラスチッ
    クタイルにおいて、前記表示物の上に透明又は半透明の
    保護膜が設けられていることを特徴とする表示物付きプ
    ラスチックタイル。
  3. 【請求項3】 床下地面に取り外し自在に多数置かれて
    床を仕上げているプラスチックタイルのうちの少なくと
    も1個を前記床下地面から取り外し、この取り外された
    プラスチックタイルと大きさ及び形状が同じであって、
    表面に文字や絵等による表示物が表示されている表示物
    付きプラスチックタイルを、前記プラスチックタイルが
    取り外された床下地面の箇所に取り外し自在に置くこと
    を特徴とする表示物付きプラスチックタイルの取り扱い
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の表示物付きプラスチッ
    クタイルの取り扱い方法において、前記表示物プラスチ
    ックタイルは、前記プラスチックタイルが取り外された
    床下地面の箇所に取り外し自在に置かれることにより再
    使用されたものとなっており、この表示物付きプラスチ
    ックタイルの前記表示物の上には透明又は半透明の保護
    膜が設けられ、この保護膜を、前記プラスチックタイル
    が取り外された床下地面の箇所に前記表示物付きプラス
    チックタイルを取り外し自在に置く前に予め補修してい
    ることを特徴する表示物付きプラスチックタイルの取り
    扱い方法。
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