JP2003253534A - 糸ゴム - Google Patents

糸ゴム

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JP2003253534A
JP2003253534A JP2002108602A JP2002108602A JP2003253534A JP 2003253534 A JP2003253534 A JP 2003253534A JP 2002108602 A JP2002108602 A JP 2002108602A JP 2002108602 A JP2002108602 A JP 2002108602A JP 2003253534 A JP2003253534 A JP 2003253534A
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yarn
rubber
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covering
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Hisatake Hasegawa
久剛 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 靴下やサポーターやズボン等のずり落ちを防
止するために、編織物の滑り止め用原糸として使用しう
る糸ゴムを提供する。 【解決手段】 編織物の滑り止め用原糸であって、各種
芯糸の表面に摩擦抵抗の大きなゴムまたは合成樹脂を溶
着さした糸ゴムと、また編織物の滑り止め用原糸であっ
て、糸ゴムがカバードヤーンからなり、該カバードヤー
ンはゴム糸等の伸張を少なく又は伸張しないでカバリン
グ糸をルーズに捲回さした糸ゴムと、さらに編織物の滑
り止め用原糸であって、糸ゴム401aがカバードヤー
ンからなり、ゴム糸404a等の伸張を少なく又は伸張
しないでカバリング糸405を巻回・編織後に熱湯もし
くは薬液で溶融しうるようにした糸ゴム401bと、そ
して編織物の滑り止め用原糸であって、糸ゴムがカバー
ドヤーンからなり、該カバードヤーンは芯糸の表面にゴ
ム糸を捲回さした糸ゴムを構成するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、編織物の滑り止め用原
糸としての糸ゴムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】靴下・サポーター等の最大の欠点は、ず
り落ちやすいことである。これに対する解決策は難しい
ので、抜本的な対策は未だ提案されることなく現在に至
っている。
【0003】従来、靴下やサポーター等のずり落ち防止
に、滑り止め用の原糸を使用するという試みは、あって
も効果がなく、殆どみられない現状であった。
【0004】編物の場合、スパンデックスを含めたゴム
糸は、現在広く利用されている。然しそのゴム糸は、ゴ
ムの伸縮性を利用したものであって、滑り止めを目的と
したゴム糸の使用は到底考えられなかった。また織物の
場合にも、ズボン等の被服からシーツ等の用途でも、滑
り止めを必要とするものがある。
【0005】然し、ゴムの中には、シリコンやテフロン
(登録商標)のように滑りやすいものだけではなく、生
ゴムのように摩擦抵抗の大きなものもあるので、使い方
如何によっては、滑り止め用の原糸として考えられるも
のが存在する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】叙上の事情に鑑み、本
発明は、靴下やサポーターやズボン等のずり落ちを防止
するために、編織物の滑り止め用原糸として使用しうる
糸ゴムの提供を課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、編織物の滑り
止め用原糸であって、各種芯糸の表面に摩擦抵抗の大き
なゴムまたは合成樹脂を溶着さした糸ゴムにして上記の
課題を解決した。
【0008】そして本発明は、編織物の滑り止め用原糸
であって、糸ゴムがカバードヤーンからなり、該カバー
ドヤーンはゴム糸等の伸張を少なく又は伸張しないでカ
バリング糸をルーズに捲回さした糸ゴムにして上記の課
題を解決した。
【0009】又本発明は、編織物の滑り止め用原糸であ
って、糸ゴムがカバードヤーンからなり、ゴム糸等の伸
張を少なく又は伸張しないでカバリング糸を巻回・編織
後に熱湯もしくは薬液で溶融しうるようにした糸ゴムに
して上記の課題を解決した。
【0010】そして本発明は、編織物の滑り止め用原糸
であって、糸ゴムがカバードヤーンからなり、該カバー
ドヤーンは芯糸の表面にゴム糸を捲回さした糸ゴムにし
て上記の課題を解決した。
【0011】
【発明の実施の態様】本発明で糸ゴムと称したのは、新
たな滑り止め用原糸で従来のゴム糸と区別するためであ
る。又本発明の糸ゴムは、サポーターや靴下用の編物
や、ズボンのバンドや敷布等の織物に、広く利用しうる
ものである。各種芯糸とは、あらゆる繊維を含むもので
ある。なおカバードヤーンは、ダブルカバリングを含ん
でいる。
【0012】本発明の第一は、芯糸の表面に摩擦抵抗の
大きなゴムまたは合成樹脂を溶着さした、糸ゴムに関す
るものである。ここで云う芯糸とは、ナイロン、ポリエ
ステル、綿等であるが、芯糸は表面を溶着さしてしまう
ので、あらゆる種類の糸を使用することができる。
【0013】また本発明でいう摩擦抵抗が大きいとは、
接触面に生じる摩擦力と垂直抗力との比である摩擦係数
が大きいという意味である。このような摩擦抵抗が大き
い糸ゴムを原糸として使用した編織物について、果たし
て滑り止めの効果が出ているか否かを判断するのに、動
き始めの摩擦角を測定して比較することもできる。
【0014】次に、ゴムまたは合成樹脂とは、好ましく
は粘着性を有する生ゴムまたはポリウレタン等の合成樹
脂を差している。然し、天然のラテックスに酸を加えて
凝固後、燻煙室で乾燥させる生ゴムや、架橋させるため
に140℃前後の熱処理を必要とする加硫ゴムは、溶着
加工に難点がある。その点、熱可塑性エラストマーなら
溶着しやすく、特に滑り止め用の塩ビ系や、スリップ止
め用のウレタン系が望ましい。また靴や手袋の加工や、
カーペットの滑り止めに使用されている、ブタジエン系
の合成ゴムラテックスも加工が楽である。
【0015】本発明の糸ゴムは、編織物用の原糸として
使用されるものであるから、衣料としての耐洗濯性も堅
牢なものでなければならない。次の表1は、各種ゴムの
性能を比較した表である。表中、Aは優であることを、
Bは良であることを、Cは可であることを、Dは不可で
あることを示している。
【0016】
【表1】
【0017】表1では、比較のためにフツ素ゴムをあげ
たが、耐洗濯性に問題がある。これに対して、生ゴム
や、塩ビ系熱可塑性エラストマーや、ブタジエン系合成
ゴムララテックスは、B以上なので耐洗濯性に支障はな
い。なお耐候性は、衣料の場合それ程要求されることは
ない。
【0018】また、熱可塑性エラストマーや合成ゴムラ
テックスの場合には、特に摩擦抵抗を大きくして滑りに
くくする必要があるので、メッシュの大きい充填材を入
れるのが望ましい。充填材としては、通常天然ゴムに充
填される亜鉛華やチタンホワイトでもよいが、もっと安
価なものでも差し支えない。またその充填材は、表面に
だけ付着させればよいのであるから、溶着直後に充填材
粉末による流動層内を通して、表面に付着させるように
するのも効果的である。
【0019】そのようなことを含めて、本発明の芯糸表
面へ溶着するゴム等の層表面は、粗面構造にすることが
望ましい。表面に突状部を形成さして粗面構造にするこ
とは滑脱抵抗を与え、滑り止めの効果が付与されるから
である。
【0020】そして熱可塑性エラストマーの場合には、
押出機のノズルを異形にして、凹凸を付与させるのもよ
い。また合成ゴムラテックスの場合には、含浸後に異形
ノズルで絞るようにしてもよい。
【0021】添付の図1は、本発明の一実施例を示す糸
ゴムの縦断面図である。図2は、別の例を示す糸ゴムの
平面図である。図3は、さらに別の例を示す糸ゴムの縦
断面図である。
【0022】図1の糸ゴム1は、芯糸2の全表面を、摩
擦抵抗の大きなゴムまたは合成樹脂3で溶着した二層か
らなり、全面被覆の状態になっている。然し、本発明の
芯糸表面への溶着は、この全面被覆に限定されるもので
はない。
【0023】図2の糸ゴム101は、芯糸102の表面
に断続して、摩擦抵抗の大きなゴムまたは合成樹脂10
3が溶着されており、断続被覆の状態にすることもでき
る。また図3の糸ゴム201は、芯糸202の片面に、
摩擦抵抗の大きなゴムまたは合成樹脂203が溶着され
ており、片面被覆の状態にすることもできる。
【0024】本発明の第二は、糸ゴムがカバードヤーン
からなり、そのカバードヤーンはゴム糸等の伸張を少な
く又は伸張しないでカバリング糸をルーズに捲回さした
糸ゴムに関するものである。
【0025】ここでカバードヤーンとは、一般には通称
カバリング糸と云われている、ゴムあるいはスパンデッ
クスフィラメントに、他の紡績糸あるいはフィラメント
を巻き付けた糸のことである。本発明では、芯糸に対し
て、巻き付ける糸のことだけをカバリング糸と称するこ
とにした。
【0026】けれども通常のカバードヤーンは、ゴム糸
等の伸張を制限することを目的としているので、芯とな
るゴム糸等を300〜450%程度伸張した状態で、カ
バリング糸を巻き付けるのが常である。然し本実施例の
糸ゴムは、ゴム糸等の伸張性能を目的とはせず、先ず編
織物の編成に支障のない原糸、即ち伸びない性能を付与
させるのが目的である。そのため編物の場合で云えば、
伸張性能を必要とするゴム糸は、別に挿入している。
【0027】従って、本実施例のカバードヤーンは、ゴ
ム糸等の伸張を少なく又は伸張しないで、カバリング糸
をルーズに捲回さしている。図4は、従来のカバードヤ
ーンが収縮した状態を示す拡大平面図である。カバード
ヤーンYは、収縮状態ではカバリング糸Cのみが表面に
出ており、芯となるゴム糸等Gは中に埋没している。
【0028】これに対し図5は、さらにまた別の例を示
す本発明のカバードヤーンからなる糸ゴムの平面図であ
る。糸ゴム301は、ゴム糸等304を伸張しないで、
カバリング糸305をルーズに捲回さしているので、ゴ
ム糸等304も表面に表れるので、これを原紙とした編
織物は、ゴム糸等304が肌に接触して作用することに
なる。
【0029】本発明の第三は、糸ゴムがカバードヤーン
からなり、そのカバードヤーンのゴム糸等にカバリング
されるカバリング糸が、熱湯で溶融しうるようにした糸
ゴムに関するものである。熱湯で溶融しうるカバリング
糸としては、水溶性ポリビニールアルコール繊維等が望
ましい。水溶性ポリビニールアルコール繊維とは、防糸
後に軽度の熱処理を施し、アセタール化を省略すること
により、温水に可溶性のPVA繊維を製造することがで
きる。
【0030】なお溶融するカバリング糸としては、薬液
で溶融しうるものも使用することもできる。例えば、苛
性ソーダで分解する共重合ポリエステル繊維を使用する
ことができるからである。
【0031】図6は、そして別の例を示す本発明の糸ゴ
ムで、(イ)は溶融前の平面図、(ロ)は溶融後の平面
図である。溶融前の糸ゴム401a原糸は、表面が熱湯
で溶融しうるカバリング糸405で被覆され、芯となる
ゴム糸等404aは内部に埋没している。そのため溶融
前の糸ゴム401aは、伸びない状態に保たれているの
で、編織物の編織成には支障がない。然し編織成後の糸
ゴム401bは、熱湯でカバリング糸405を溶融させ
てしまうので、芯となる糸ゴム糸等404bが表面に出
て、肌に接触することになる。
【0032】本発明の第四は、糸ゴムがカバードヤーン
からなり、そのカバードヤーンは芯糸の表面にゴム糸を
捲回さした糸ゴムに関するものである。従来のカバード
ヤーンといえば、芯糸となるゴム糸が一定長さ以上には
伸びないように、カバリング糸を巻回させるものであっ
た。然し、本実施例の糸ゴムは、カバリング糸に伸びる
ゴム糸を使うという発想の転換である。
【0033】図7は、さらに別の例を示す本発明の糸ゴ
ムの平面図である。糸ゴム501の芯糸502は、あら
ゆる伸びない糸が使用される。その上のカバリング糸5
05は、逆に伸びるゴム糸を使用して、ゴム糸からなる
カバリング糸505が、直接肌に触れ合うようにするも
のである。なお、芯糸にゴム糸をカバリングする場合に
は、S撚り、Z撚り、S・Zの両撚りの3種がある。
【0034】実施例1 長繊維のままのウーリーナイロン糸を、芯糸とした。そ
の表面に、摩擦抵抗の大きな塩ビ系熱可塑性エラストマ
ーを、星形の異型ノズルを取り付けた押出機を使用して
全面に、被覆・溶着させ、直径0.3mmからなる本発
明の滑り止め用の糸ゴムを製造した。その糸ゴムを原糸
として、丸編機の表糸に添えてプレーティングした。そ
の際、締付組織を形成させるため、伸縮性を有するゴム
糸も挿通した。編成された編地は伸縮性を有し、サポー
ター用の編地となった。なお本ゴム糸は、表糸の添え糸
に限定されるものではなく、裏糸への使用も可能であ
る。
【0035】実施例2 丸断面からなる90番手の生ゴムを芯として使用し、伸
張することなく、その表面にカバリング糸を、200〜
300回/mのルーズな捲回をして、本発明の滑り止め
用の糸ゴムを製造した。この糸ゴムは、カバリング糸を
ルーズに捲回さしているので、芯のゴム糸も表面に表れ
ている。その糸ゴムを原糸として、丸編機の表糸に添え
てプレーティングした。その際、締付組織を形成させる
ため、伸縮性を有するゴム糸も挿通した。編成された編
地は伸縮性を有し、サポーター用の編地となった。
【0036】実施例3 同じく丸断面からなる80〜90番手の生ゴムを芯とし
て使用し、伸張することなくその表面にカバリング糸を
捲回した。カバリング糸には、熱湯で溶融しうる東レ
(株)のエルダー(商標)糸を使用した。従って溶融前
の糸ゴムは、カバリング糸で伸びない状態に保たれ、芯
となるゴム糸は内部に埋没している。その糸ゴムを原糸
として、丸編機の表糸に添えてプレーティングした。そ
の際、締付組織を形成させるため、伸縮性を有するゴム
糸も挿通した。編成された編地は伸縮性を有し、サポー
ター用の編地となった。
【0037】実施例4 長繊維のままのポリエステル糸を、芯糸とした。その表
面に、丸断面の80〜90番手からなる生ゴムのゴム糸
をカバリング糸として巻回して、糸ゴムを製造した。こ
の糸ゴムを横糸に使用し、横糸の浮く朱子組織にして、
バンドを製織した。このバンドを、ズボン裏側の腹部
に、滑り止めとして使用した。
【0038】以上の実施例1,2,3,4の糸ゴムと、
性能を比較するための生地として、丸編機の表糸に普通
のスパンデックス糸を添え、ゴム糸を挿通した編地を編
成して、比較品とした。
【0039】一方、実施例1,2,3の編地で膝用のサ
ポーターを作り、片方の足に比較品を、もう一方の足に
各実施例品を履いて、ずれ落ちるか否かの着用試験をし
た。また実施例4のバンドは、ズボン裏側の腹部に取り
付けた。次の表2は、それ等の結果を示している。
【0040】
【表2】
【0041】表2では、着用試験の結果、従来の比較品
がずり落ちる×のに対し、各実施例の糸ゴムを使用した
サポーターは、ずり落ちない○で、この欠点が解消され
ている。
【0042】
【発明の効果】従来のゴム編部分に、本発明の糸ゴムを
使用して編成した編物は、着用すると挿入したゴム糸に
よって肌に密着するので、滑り止めの効果があり、靴下
やサポーター等で従来欠点となっていた、ずり落ちを完
全に防止することができるようになった。
【0043】本発明の糸ゴムは、伸ばされた状態ではな
いので編成には支障はなく、縫糸やミシン糸にも使用で
き、また編織物はその表面に出ているので、より肌に密
着しやすいものとなっている。
【0044】本発明の糸ゴムは、ゴム糸の伸縮性を利用
したものではなく、ゴム糸の摩擦抵抗の大きさを利用し
たものであり、この摩擦抵抗によって、ずり落ち防止の
効果は何倍にも増大するもので、この点従来にない斬新
な発想に起因する発明品で、これを原糸として各種の編
織物品へと広く利用しうるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す糸ゴムの縦断面図であ
る。
【図2】別の例を示す糸ゴムの平面図である。
【図3】さらに別の例を示す糸ゴムの縦断面図である。
【図4】従来のカバードヤーンが収縮した状態を示す拡
大平面図である。
【図5】さらにまた別の例を示す本発明のカバードヤー
ンからなる糸ゴムの平面図である。
【図6】そして別の例を示す本発明の糸ゴムで、(イ)
は溶融前の平面図、(ロ)は溶融後の平面図である。
【図7】そしてまた別の例を示す本発明のカバードヤー
ンからなる糸ゴムの平面図である。
【符号の説明】
1,101,201,301,501 本発明の糸ゴム 401a 本発明の溶融前
の糸ゴム 401b 本発明の溶融後
の糸ゴム 2,102,202,502 芯糸 3,103,203 摩擦抵抗の大き
なゴムまたは合成樹脂 304,404a,404b ゴム糸等 305,405,505 カバリング糸

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 編織物の滑り止め用原糸であって、各種
    芯糸の表面に摩擦抵抗の大きなゴムまたは合成樹脂を溶
    着さしたことを特徴とする糸ゴム。
  2. 【請求項2】 編織物の滑り止め用原糸であって、糸ゴ
    ムがカバードヤーンからなり、該カバードヤーンはゴム
    糸等の伸張を少なく又は伸張しないでカバリング糸をル
    ーズに捲回さしたことを特徴とする糸ゴム。
  3. 【請求項3】 編織物の滑り止め用原糸であって、糸ゴ
    ムがカバードヤーンからなり、ゴム糸等の伸張を少なく
    又は伸張しないでカバリング糸を巻回・編織後に熱湯も
    しくは薬液で溶融しうるようにしたことを特徴とする糸
    ゴム。
  4. 【請求項4】 編織物の滑り止め用原糸であって、糸ゴ
    ムがカバードヤーンからなり、該カバードヤーンは芯糸
    の表面にゴム糸を捲回さしたことを特徴とする糸ゴム。
  5. 【請求項5】 芯糸の表面への溶着が、全面被覆または
    断続被覆または片面被覆とした請求項1記載の糸ゴム。
  6. 【請求項6】 芯糸の表面へ溶着したゴムまたは合成樹
    脂層が、表面を粗面構造にした請求項1記載の糸ゴム。
  7. 【請求項7】 熱湯で溶融しうるカバリング糸が、水溶
    性ポリビニルアルコール繊維である請求項3記載の糸ゴ
    ム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012127035A (ja) * 2010-12-17 2012-07-05 Shindo:Kk 伸縮性テープおよびその製造方法
WO2016045986A1 (de) * 2014-09-23 2016-03-31 Bauerfeind Ag Haftgarn
KR101785240B1 (ko) 2017-02-13 2017-10-12 이상협 실리콘의 코팅 기능을 향상시키는 복합 커버링사

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012127035A (ja) * 2010-12-17 2012-07-05 Shindo:Kk 伸縮性テープおよびその製造方法
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