JP2003253477A - 腐食防止剤および強アルカリ媒体中の金属材料を保護する方法 - Google Patents
腐食防止剤および強アルカリ媒体中の金属材料を保護する方法Info
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Abstract
有する媒体による金属材料の腐食を著しく低下させる方
法を提供する。 【解決手段】 腐食防止剤が窒素に結合した少なくとも
1個のCH基を有するアミンを含有するものであり、そ
れらのアミンは、窒素が1個のフェニル基と結合し、他
はC1〜C6−アルキル基、H、または置換基を有する
ベンジル基であるアミンでありまた、ジクロロエタンま
たはエチレンオキシドと、アンモニアおよび/または他
のアミンとの反応生成物からなる群から選択されるポリ
アミンである腐食防止剤。またそれを使用する強アルカ
リ媒体中の金属材料を保護する方法。
Description
び強アルカリ媒体中の金属材料を保護するためのその使
用に関する。
して酸性媒体およびアルカリ性媒体により腐食されるこ
とは知られている。従って化学装置またはその他で信頼
できる作業を保証するために、実験室の試験で腐食率が
決定され、後で作業中の装置での測定により確認され
る。試験にもとづく値は金属材料からなる装置の構造が
なお適当であると思われるかまたは保全の間隔にあるか
を評価するための制限を定める。
度および/または濃厚な酸性媒体または13より高いp
H値を有するアルカリ性媒体の場合は、適当な金属材料
の追求が困難である。酸性媒体の場合にしばしば内側を
被覆した材料(エナメル)が使用されるにもかかわら
ず、アルカリ性媒体の場合はエナメルがアルカリにより
腐食されるのでこれは不可能である。装置の有効期間中
に、これは費用のかかる保全または装置の運転中止を引
き起こす。
物中で種々の濃度を生じる多くの方法により製造するこ
とができる。例としては隔膜法、メンブラム法およびア
マルガム法である。類似する状況は水酸化カリウムまた
は他のアルカリ金属水酸化物またはアルカリ土類金属水
酸化物の強いアルカリ溶液に該当する。工程中に得られ
た水性水酸化ナトリウムの濃度が低すぎる場合は、蒸発
により高める。メンブラム法でのNaOHの濃度は約3
0%である。しかし標準的な市販されるNaOHの濃度
は約50%である。
じるNaOH溶液の蒸発が必要である。この高温法で許
容できる損失を有してこの蒸発に安全に耐えることがで
きる金属材料はわずかしかない。挙げることができる材
料には、例えばステンレス鋼または他の合金鋼が含まれ
る。しかし水酸化ナトリウム溶液が方法の結果として、
ppmの範囲で塩素酸塩または酸素またはFe3 +のよ
うな他の酸化剤を含有する場合は、腐食がかなり増加
し、蒸発装置の運転がより困難になり、より高価にな
る。これは膜アルカリまたは隔膜アルカリを使用して運
転すべき装置に該当する。前者は50ppmまでの塩素
酸塩を含有し、後者は5000ppmまでの塩素酸塩を
含有する。その場合は蒸発装置は増加する腐食のために
もはや経済的に運転できないかまたは方法が温度に依存
するので約50%までのみの濃度を生じる。更に腐食
は、それぞれの場合に装置に使用される金属材料に依存
して、金属イオン、多くはニッケル、マンガン、クロム
等での水酸化ナトリウムの汚染を生じる。これらの汚染
物は引き続く化学工程または他の工程に不利に作用する
かまたはこれらの工程を妨げることがある。ほとんどす
べての場合に、これらのイオンはすぐにまたは後で周囲
に排出され、これは好ましくない。
ルカリ媒体、特に水酸化ナトリウムを含有する媒体によ
る金属材料の腐食を著しく低下する方法を提供すること
である。
合した少なくとも1個のCH基を有するアミンまたはそ
の塩を含有することを特徴とする腐食防止剤が提供され
る。
プロピレンアミンおよび式(I):
Hまたはベンジル基を表し、R2はC1〜C6−アルキ
ル基、Hまたはベンジル基を表し、ベンジル基は他の置
換基、特にC1〜C6−アルキルまたは塩素のようなハ
ロゲンを有することができる]のベンジルアミン、ジベ
ンジルアミン、トリベンジルアミン、メチルベンジルア
ミンのようなベンジルアミンである。
は他のアミンとの反応生成物からなる群またはエチレン
オキシドとアンモニアまたは他のアミンとの反応生成物
からなる群から選択されるポリアミンを使用することが
有利である。これらの生成物は一般に水溶性/水と混和
性の液体または固体の水和物である。
程中に処理流から再び除去されるかまたは蒸発から検出
されないかまたは凝縮液中できわめて低い濃度でのみ検
出される水蒸気中の低い揮発性を有するポリアミンを使
用することが特に有利である。本発明の目的のためにポ
リアミンは変動する数の第2級アミノ官能基および/ま
たは第3級アミノ官能基および/または第4級アミノ官
能基により中断された、末端のアミノ官能基との飽和炭
化水素鎖を有する化合物である。
q、sおよびtはそれぞれ1または2であり、rは0ま
たは1であり、それぞれの窒素上の置換基の合計が3で
あるかまたは窒素原子が4個の置換基に結合している場
合に電荷を均衡にするためにアニオンAnが付加的に存
在する]の1つを有するポリアミンがきわめて有利であ
る。有利なアニオンは特に塩化物、硫酸塩または硝酸塩
である。
級窒素(テトラ置換窒素)によりイオン性であってもよ
い。反対イオンは塩化物、硫酸塩、硝酸塩または他のア
ニオンである。ポリアミンは他の試薬により、例えばジ
クロロエタン、エチレンイミンまたはアクリロニトリル
との引き続く反応により、適当な場合は引き続き還元し
て、架橋されてまたは分枝状であってもよい。
の誘導体、特に式(IV):
特にアミノエチル基を表す)の複素環が有利である。
(VI): NH2−CH2−CH2−[NH−CH2−CH2]n−NH2 (V) NH2−CH2−CH2−CH2−[NH−CH2−CH2−CH2]n−NH 2 (VI) [式中、nは0または1〜300の整数である]の物質
である。
級アミン混合物、特にPEHAまたはHEHAまたはT
EPA。
に関して一般に沸点が異なる数百までの個々の成分の混
合物である。EDAおよびPEHAが有利であり、PE
HAがきわめて有利である。
ポリアミンを含有することを特徴とする、腐食防止剤を
使用して強アルカリ媒体中の金属材料を保護する方法を
提供する。この目的のために適したアミンおよびポリア
ミンはすでに記載した上記のものである。
かまたは著しく減少するために、0.001ppm〜2
00000ppmのアミンをアルカリ媒体に添加する。
添加は0〜500℃の温度および−1〜+1000バー
ルの圧力で行う。−1〜+15バールの圧力および50
〜300℃の温度での0.1〜1000ppmのアミン
の添加が有利である。必要によりアミンのアリコートと
アルカリ流を混合する。
工程をバッチ式でまたは連続的に運転する。アルカリ媒
体、特に13またはこれより高いpH値を有するアルカ
リ媒体へのアミンの添加が有利である。5〜95質量
%、特に30〜90質量%の濃度および13より高いp
H値を有する水酸化ナトリウム水溶液へのアミンの添加
が特に有利である。
酸化剤を含有しないかまたは前記媒体と反応しない限り
で、一般に腐食保護を改良するために腐食防止剤に添加
することができる。特に還元特性を有する物質が腐食防
止剤の有効性を改良することができる。
説明するが、本発明は実施例に限定されず、記載される
%は質量%である。
で検査を行った。金属物質はPTFEホルダーを使用し
て互いにおよび試験容器から絶縁した。きわめて濃縮し
たClO3 −不含のNaOH溶液、ClO3 −含有Na
OH溶液およびClO3 −およびアミンの両方を含有す
る溶液中で種々の金属および合金の腐食挙動を検査し
た。使用される材料の腐食挙動に対する添加剤の影響を
決定する試験において、溶液中のこれらの添加剤の含量
を分析により監視し、適当な添加剤による14日の試験
の全期間にわたり最初の水準に維持した。金属材料の表
面からの材料の除去率をmm/年(mm/a)で決定し
た。
素酸塩(塩素酸ナトリウムとして)およびアミンを添加
してまたは添加せずに以下の試験結果が得られた。これ
らの試験においてニッケル(材料No.2.4068)お
よびインコネル(Inconel)600(材料No.
2.4816)からなる溶接した材料を使用した。
Aの添加が101より大きい腐食率の減少を生じ、測定
した腐食率がClO3 −不含の水酸化ナトリウム溶液よ
り2/3低くできることを示す。
O3として塩素酸塩25ppmを添加して、塩素酸塩を
更に導入して、分析により塩素酸塩含量を監視して、窒
素で被覆して以下の腐食試験を実施した。
(材料No.2.4068)の腐食率の依存性を決定する
ことであった。これらの試験においてニッケル(材料N
o.2.4068)からなる溶接した材料を使用した。
A300ppmの添加が101より大きい腐食率の減少
を生じ、 ClO3 −含有水酸化ナトリウム溶液へのP
EHA20ppmのみの添加がほぼ3/4の腐食率の減
少を生じることを示す。
覆して濃度80%NaOH溶融液(約220℃)中でN
aClO3として塩素酸塩25ppmおよびエチレンジ
アミン300ppmを添加して以下の腐食試験を実施し
た。
Claims (10)
- 【請求項1】 窒素に結合した少なくとも1個のCH基
を有するアミンを含有することを特徴とする腐食防止
剤。 - 【請求項2】 アミンが以下の式(I): 【化1】 [式中、R1はC1〜C6−アルキル基、Hまたはベン
ジル基を表し、R2はC1〜C6−アルキル基、Hまた
はベンジル基を表し、ベンジル基は更に置換基、特にC
1〜C6−アルキルまたはハロゲンを有することができ
る]を有する請求項1記載の腐食防止剤。 - 【請求項3】 アミンがジクロロエタンとアンモニアお
よび/または他のアミンとの反応生成物からなる群また
はエチレンオキシドとアンモニアまたは他のアミンとの
反応生成物からなる群から選択されるポリアミンである
請求項1記載の腐食防止剤。 - 【請求項4】 ポリアミンが以下の式(II)および
(III): Hp−N(CH2−CH2)q−[NHr−(CH2−CH2)s]n−NH t (II) NH2−CH2−CH2−CH2−[NHr−(CH2−CH2−CH2)s ]n−NH2 (III) [式中、nは0または1〜300の整数であり、p、
q、sおよびtはそれぞれ1または2であり、rは0ま
たは1であり、それぞれの窒素上の置換基の合計が3で
あるかまたは窒素原子が4個の置換基に結合している場
合に電荷を均衡にするためにアニオンAnが付加的に存
在する]の1つを有する請求項3記載の腐食防止剤。 - 【請求項5】 ポリアミンが以下の式(IV); 【化2】 [式中、yはHまたはアミノアルキル基、特にアミノエ
チルを表す]を有する請求項3記載の腐食防止剤。 - 【請求項6】 ポリアミンが以下の式(V)および(V
I): NH2−CH2−CH2−[NH−CH2−CH2]n−NH2 (V) NH2−CH2−CH2−CH2−[NH−CH2−CH2−CH2]n−N H2 (VI) [式中、nは0または1〜300の整数である]の1つ
を有する請求項3記載の腐食防止剤。 - 【請求項7】 腐食防止剤が窒素に結合した少なくとも
1個のCH基を有するアミンを含有することを特徴とす
る腐食防止剤を使用して強アルカリ媒体中の金属材料を
保護する方法。 - 【請求項8】 アミンが以下の式(I): 【化3】 [式中、R1はC1〜C6−アルキル基、Hまたはベン
ジル基を表し、R2はC1〜C6−アルキル基、Hまた
はベンジル基を表し、ベンジル基は更に置換基、特にC
1〜C6−アルキルまたはハロゲンを有することができ
る]を有する請求項7記載の方法。 - 【請求項9】 アミンがジクロロエタンとアンモニアお
よび/または他のアミンとの反応生成物からなる群また
はエチレンオキシドとアンモニアまたは他のアミンとの
反応生成物からなる群から選択されるポリアミンである
請求項7記載の方法。 - 【請求項10】 ポリアミンが以下の式(II)および
(III): Hp−N(CH2−CH2)q−[NHr−(CH2−CH2)s]n−NH t (II) NH2−CH2−CH2−CH2−[NHr−(CH2−CH2−CH2)s ]n−NH2 (III) [式中、nは0または1〜300の整数であり、p、
q、sおよびtはそれぞれ1または2であり、rは0ま
たは1であり、それぞれの窒素上の置換基の合計が3で
あるかまたは窒素原子が4個の置換基に結合している場
合に電荷を均衡にするためにアニオンAnが付加的に存
在する]の1つを有する請求項9記載の方法。
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