JP2003252653A - 光ファイバ紡糸方法及び光ファイバ紡糸装置 - Google Patents

光ファイバ紡糸方法及び光ファイバ紡糸装置

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JP2003252653A
JP2003252653A JP2002056528A JP2002056528A JP2003252653A JP 2003252653 A JP2003252653 A JP 2003252653A JP 2002056528 A JP2002056528 A JP 2002056528A JP 2002056528 A JP2002056528 A JP 2002056528A JP 2003252653 A JP2003252653 A JP 2003252653A
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Takahiro Hamada
貴弘 濱田
Munehisa Fujimaki
宗久 藤巻
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な装置によって樹脂被覆の偏肉の発生を防
止して、低コストで光ファイバを被覆することが可能な
光ファイバ紡糸装置及び光ファイバ紡糸方法を提供す
る。 【解決手段】光ファイバの被覆層の異常を検出するため
の第1の被覆層異常検出装置7、第2の被覆層異常検出
装置11と、光ファイバが被覆装置を通過する方向に垂
直な面に対して傾斜させて被覆することができる第1の
被覆装置5、第2の被覆装置9とを備え、第1の被覆層
異常検出装置7、第2の被覆層異常検出装置11からの
異常出力に応じて、第1の被覆装置5、第2の被覆装置
9の傾斜角度を制御し、異常出力が最小となるように被
覆して光ファイバを紡糸する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバの紡糸
方法に関し、特に、光ファイバ裸線に熱硬化型樹脂やU
V硬化型樹脂などからなる被覆材をコーティングして被
覆層を形成する際に、樹脂を光ファイバ裸線の周方向に
均一に塗付して紡糸する光ファイバの紡糸方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】石英プリフォームを加熱溶融し、線引き
して得られる光ファイバ裸線は、ゴミの付着や傷などに
よってもろくなるため、このゴミの付着や傷の発生を防
止するため、巻き取り機に巻かれる前にUV樹脂などで
被覆して被覆層が形成される。この被覆は、ニップルと
ダイスからなる被覆装置にUV樹脂などをニップル−ダ
イス間から加圧供給して行われる。例えば、図8に示す
ように、光ファイバ母材1を加熱炉2中に挿入し、この
光ファイバ母材1の下方先端から線引きされた光ファイ
バ裸線3を冷却装置4によって冷却し、被覆材コーティ
ング工程に導き、ソフトな1次被覆層とハードな2次被
覆層を形成している。この被覆材コーティング工程で
は、先ず光ファイバ裸線3を1次被覆材の充填された第
1の被覆装置5に通して1次被覆材で被覆し、その後、
第1の被覆材硬化装置(UVランプ)8に導いて1次被
覆材を硬化させ、次いで、2次被覆材の充填された第2
の被覆装置9に通して2次被覆材で被覆し、その後、第
2の被覆材硬化装置(UVランプ)12に導いて2次被
覆材を硬化させて、光ファイバ素線13を得る。この光
ファイバ素線13は、さらに、ターンプーリ14により
引き取られた後、巻き取り機に巻き取られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような樹脂被覆工
程においては、被覆装置のダイスランド内での樹脂の不
均一な流れや、ダイスランド自体の非対称性、あるいは
わずかなパスラインの変動によって、光ファイバの周方
向に被覆層が不均一に形成されることがある。このよう
な被覆層の偏肉の発生を防止するために、特開昭62−
52143号公報や、特公平5−37938号公報に
は、被覆層の偏肉状態をオンラインで光学的に把握し、
この情報をもとにダイスの位置をずらしたり、傾斜させ
たりする方法が開示されている。しかし、この方法によ
ると、偏肉状態を把握するための光学装置や画像処理装
置を含めた大がかりなシステムが必要となり、製造コス
トが嵩むことが問題であった。本発明は、このような事
情を考慮してなされたもので、簡単な装置によって樹脂
被覆の偏肉の発生を防止して、低コストで光ファイバを
被覆することが可能な光ファイバ紡糸装置及び光ファイ
バ紡糸方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明は、光ファイバの被覆層の異
常を検出するための被覆層異常検出装置と、光ファイバ
が被覆装置を通過する方向に垂直な面に対して傾斜させ
て被覆することができる被覆装置とを備え、前記被覆層
異常検出装置からの異常出力に応じて、前記被覆装置の
傾斜角度を制御し、異常出力が最小となるように光ファ
イバを被覆して紡糸することを特徴とする光ファイバ紡
糸装置である。これにより、被覆の偏肉状態を定量的に
判断して紡糸中に自動的に偏肉を調整して被覆すること
ができるため、低コストで高品質な光ファイバを得るこ
とが可能な光ファイバ紡糸装置を実現することができ
る。
【0005】請求項2記載の発明は、請求項1記載の光
ファイバ紡糸装置において、前記被覆装置は、1次被覆
層を被覆するための第1の被覆装置、2次被覆層を被覆
するための第2の被覆装置のいずれかもしくは2層同時
被覆装置であることを特徴とする。請求項3記載の発明
は、請求項1又は2記載の光ファイバ紡糸装置におい
て、前記被覆装置の傾斜角度を20分以内としたことを
特徴とする。
【0006】請求項4記載の発明は、光ファイバの被覆
層の異常を検出し、この異常発生量が最小となるよう
に、光ファイバが被覆装置を通過する方向に垂直な面に
対して前記被覆装置を最適な角度で傾斜させて被覆する
ことを特徴とする光ファイバ紡糸方法である。これによ
り、低コストで高品質な光ファイバを製造することが可
能な光ファイバ紡糸方法を実現することができる。
【0007】請求項5記載の発明は、請求項4記載の光
ファイバ紡糸方法において、前記被覆装置は、1次被覆
層を被覆するための第1の被覆装置、2次被覆層を被覆
するための第2の被覆装置のいずれかもしくは2層同時
被覆装置であり、この被覆装置を最適な角度で傾斜させ
て被覆することを特徴とする。請求項6記載の発明は、
請求項4又は5記載の光ファイバ紡糸方法において、前
記被覆装置の傾斜角度を20分以内として被覆すること
を特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
図1に、本発明の光ファイバ紡糸装置の例を示し、この
光ファイバ紡糸装置を用いて光ファイバを紡糸する方法
について以下に説明する。図1において、符号1は光フ
ァイバ母材であり、この光ファイバ母材1を加熱炉2中
に挿入し、光ファイバ母材1の下方先端から線引きされ
て得られる光ファイバ裸線3を冷却装置4によって冷却
する。この冷却された光ファイバ裸線3を1次被覆材の
充填された第1の被覆装置5に通して1次被覆材で被覆
する。第1の被覆装置5は、第1の傾斜装置6に連結さ
れており、この第1の傾斜装置6は、光ファイバ裸線3
の周囲に塗付される樹脂被覆が所望の同心円性を持つよ
うに、光ファイバ裸線3が第1の被覆装置5を通過する
方向に垂直な面内の直交する2軸に対して第1の被覆装
置5を任意の角度に傾斜させることができる。なお、第
1の被覆装置5の傾斜角度は、光ファイバ裸線3が第1
の被覆装置5を通過する方向に垂直な面内に第1の被覆
装置5があるときを、傾斜角度0と定義する。
【0009】この第1の傾斜装置6は、制御装置15を
介して第1の被覆層異常検出装置7に接続されており、
この第1の被覆層異常検出装置7により、1次被覆層内
での泡の発生が最小となるように第1の傾斜装置6を制
御して第1の被覆装置5を最適な方向に傾斜させる。そ
の後、光ファイバ裸線3に対して1次被覆したものを第
1の被覆材硬化装置(UVランプ)8に導いて1次被覆
材を硬化させ、次いで、2次被覆材の充填された第2の
被覆装置9に通して2次被覆材で被覆する。第2の被覆
装置9は、第2の傾斜装置10に連結されており、この
第2の傾斜装置10は、光ファイバ裸線3に1次被覆を
施したものに塗付される2次被覆樹脂が所望の同心円性
を持つように、光ファイバ裸線3に1次被覆を施したも
のが第2の被覆装置9を通過する方向に垂直な面内の直
交する2軸に対して第2の被覆装置9を任意の角度に傾
斜させることができる。
【0010】この第2の傾斜装置10は、制御装置15
を介して第2の被覆層異常検出装置11に接続されてお
り、この第2の被覆層異常検出装置11により、2次被
覆層内での泡の発生が最小となるように第2の傾斜装置
10を制御して第2の被覆装置9を最適な方向に傾斜さ
せる。その後、1次被覆及び2次被覆がなされた光ファ
イバを第2の被覆材硬化装置(UVランプ)12に導い
て2次被覆材を硬化させて、光ファイバ素線13を得
る。この光ファイバ素線13は、さらに、ターンプーリ
14により引き取られた後、巻き取り機に巻き取られ
る。
【0011】図2に、上述した光ファイバ紡糸装置に用
いられる被覆層異常検出装置の一例を示す。この被覆層
異常検出装置は、遮光用カバー21と、紫外線照射装置
(第一の投光用素子)22と、カラーセンサ23とから
概略構成されている。遮光用カバー21は、被覆層異常
検出装置が設置される周囲の環境下に存在する光を遮る
ために設けられた中空円柱状のものであり、その上面2
4には光ファイバ素線13を導入するための導入口24
aが設けられ、その下面25には導入された光ファイバ
素線13を導出するための導出口25aが形成されてい
る。紫外線照射装置22は、遮光用カバー21内を走行
する光ファイバ素線13に対し、その長手方向に沿って
第一の測定光を照射するためのものであり、具体的には
UVランプが好適に用いられ、このときUV光が第一の
測定光となる。
【0012】カラーセンサ23は、アンプユニット部2
7とこれに接続された光ファイバユニット部29とから
概略構成されている。このアンプユニット部27は、ピ
ーク波長が第一の測定光とは異る第二の測定光を出射す
る光源と、後述する受光用光ファイバから導かれた反射
光を赤成分、緑成分、青成分に分解し、これら成分の強
度比から反射光の色を判定し、反射光の色に基づいて被
覆層内の異常の有無を判定し、被覆層内に異常があると
き信号を発する処理部とを少なくとも具備してなるもの
である。また、光ファイバユニット部29は、投光・受
光一体型光ファイバ30と、これの先端部に設けられた
ヘッド部31から構成されている。
【0013】次に、被覆層異常検出装置の動作原理を図
3を用いて説明する。図3中、符号3は光ファイバ裸
線、符号3aはこの光ファイバ裸線3の周囲に形成され
た光透過性の被覆層であり、符号35は第一の測定光、
符号36は第二の測定光、符号37は被覆層からの反射
光、符号38は被覆層中に発生した気泡である。例え
ば、紫外線照射装置22から可視光域のピーク波長が5
30nm(緑)の第一の測定光35を、光透過性の被覆
層3aにその長手方向に沿って照射し、さらに投光・受
光一体型光ファイバ30から可視光域のピーク波長が7
00nm(赤)の第二の測定光36を光透過性の被覆層
3aの側面に照射すると、測定光照射部分に気泡38の
混入がない場合には、図3(a)に示すように第一の測
定光35は散乱されずに被覆層3a内を伝搬するので、
被覆層からの反射光37の大部分は第二の測定光36か
ら構成され、この反射光37の色も第二の測定光36の
ピーク波長の赤色となる。
【0014】一方、測定光照射部分に気泡38の混入が
ある場合、図3(b)に示すように第一の測定光35は
気泡38の表面で散乱されるので、被覆層からの反射光
37は第一の測定光35と第二の測定光36から構成さ
れ、この反射光37の色も第一の測定光35のピーク波
長の緑色と第二の測定光36のピーク波長の赤色とが混
合した色となる。この反射光37は、投光・受光一体型
光ファイバ30を構成する受光用光ファイバを通ってア
ンプユニット部27内の処理部に導かれ、ここで赤成
分、緑成分、青成分に分解され、これら成分の強度比か
ら反射光37の色が判定されるので、被覆層3a内に気
泡38の混入がない良好な場合の反射光37の各成分の
強度比を処理部に記憶させておくことで反射光37の色
を記憶させる。この例では赤色と記憶させておくと、赤
色と異なるときに信号が出力され、異常発生出力として
警報を発することができる。
【0015】この被覆層異常検出装置を用いると、上述
したように、被覆層中の泡の発生を検出することがで
き、この被覆層異常検出装置と、任意の角度で傾斜させ
て被覆することが可能な被覆装置とを組み合わせて用い
ることで、被覆層異常検出装置の検出出力に応じて被覆
層中の泡の発生が最小となるように被覆装置を傾斜させ
て被覆し、被覆層の偏肉を最小限に抑えることが可能で
ある。
【0016】この例の光ファイバ紡糸装置によると、光
ファイバの被覆層の異常を検出するための被覆層異常検
出装置と、光ファイバが被覆装置を通過する方向に垂直
な面に対して傾斜させて被覆することができる被覆装置
とを備え、被覆層異常検出装置からの異常出力に応じ
て、被覆装置の傾斜角度を制御し、異常出力が最小とな
るように光ファイバを被覆して紡糸することにより、被
覆の偏肉状態を定量的に判断して紡糸中に自動的に偏肉
を調整して被覆することができるため、低コストで高品
質な光ファイバを得ることが可能な光ファイバ紡糸装置
を実現することができる。また、光ファイバの被覆層の
異常を検出し、この異常発生量が最小となるように、光
ファイバが被覆装置を通過する方向に垂直な面に対して
被覆装置を最適な角度で傾斜させて被覆することによ
り、低コストで高品質な光ファイバを製造することが可
能な光ファイバ紡糸方法を実現することができる。
【0017】以下、具体例を示す。(実施例)図1に示
す光ファイバ紡糸装置により、第1の樹脂被覆装置5、
第2の樹脂被覆装置9の傾斜角度を−60分から+60
分まで変化させて紡糸した。このときの1層目の樹脂被
覆の偏肉率を図4に示し、2層目の樹脂被覆の偏肉率を
図5に示す。ここで、偏肉率は、(被覆層の偏心量/被
覆層の肉厚)×100として定義されるものである。ま
た、被覆層の偏心量と肉厚は、Photon kinetics社のフ
ァイバ寸法測定器pk2400により測定した。図4、図5の
結果から、樹脂被覆装置の傾斜角度を−20分から+2
0分の範囲とすることが好ましい。
【0018】また、図4、図5には、それぞれの傾斜角
度での被覆層異常検出装置の異常出力結果を併せて示し
ている。これらの結果から、1層目の樹脂被覆の偏肉率
と、被覆層異常検出装置の異常出力結果との間に相関が
あることが明らかとなり、この相関を図6に示す。以上
の結果から、被覆層異常検出装置からの異常出力を最小
とすることにより、偏肉率を最小とすることができ、樹
脂被覆の周方向の肉厚が均一となる被覆が可能であるこ
とが確認できた。
【0019】また、図1の光ファイバ紡糸装置を用いて
製造される光ファイバの被覆樹脂の偏心量が最小となる
ように数10回紡糸を行い、偏肉率が最小となる傾斜角
の頻度を調べた。その結果を図7に示す。この結果から
も、樹脂被覆装置の傾斜角度を−20分から+20分の
範囲とすることが好ましい。さらに、図1に示す光ファ
イバ紡糸装置により、第1の樹脂被覆装置と第2の樹脂
被覆装置を用いて、1層目の被覆と2層目の被覆を同時
に行った場合についても、被覆層の偏肉率と被覆層異常
検出装置の出力との相関について、図6と同様の結果が
得られた。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
光ファイバの被覆層の異常を検出するための被覆層異常
検出装置と、光ファイバが被覆装置を通過する方向に垂
直な面に対して傾斜させて被覆することができる被覆装
置とを備え、被覆層異常検出装置からの異常出力に応じ
て、被覆装置の傾斜角度を制御し、異常出力が最小とな
るように光ファイバを被覆して紡糸することにより、被
覆の偏肉状態を定量的に判断して紡糸中に自動的に偏肉
を調整して被覆することができるため、低コストで高品
質な光ファイバを得ることが可能な光ファイバ紡糸装置
を実現することができる。また、光ファイバの被覆層の
異常を検出し、この異常発生量が最小となるように、光
ファイバが被覆装置を通過する方向に垂直な面に対して
被覆装置を最適な角度で傾斜させて被覆することによ
り、低コストで高品質な光ファイバを製造することが可
能な光ファイバ紡糸方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバ紡糸装置の一例を示す図で
ある。
【図2】本発明の光ファイバ紡糸装置で用いる被覆層異
常検出装置の一例を示す図である。
【図3】本発明の光ファイバ紡糸装置で用いる被覆層異
常検出装置の動作を示す図である。
【図4】被覆装置の傾斜角と1層目被覆の偏肉率との関
係を示す図である。
【図5】被覆装置の傾斜角と2層目被覆の偏肉率との関
係を示す図である。
【図6】1層目被覆の偏肉率と被覆層異常検出装置の異
常出力との相関を示す図である。
【図7】被覆装置の傾斜角に対して、被覆層の偏肉率が
最小となる頻度を示す図である。
【図8】従来の光ファイバ紡糸装置の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…光ファイバ母材、2…加熱炉、3…光ファイバ裸
線、4…冷却装置、5…第1の被覆装置、6…第1の傾
斜装置、7…第1の被覆層異常検出装置、8…第1の被
覆材硬化装置、9…第2の被覆装置、10…第2の傾斜
装置、11…第2の被覆層異常検出装置、12…第2の
被覆材硬化装置、13…光ファイバ素線、14…ターン
プーリ、15…制御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H050 BA03 BA12 BA18 BA22 BB33Q BB33S 4G060 AA01 AA02 AD22 AD43 AD51 AD58

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバの被覆層の異常を検出するた
    めの被覆層異常検出装置と、 光ファイバが被覆装置を通過する方向に垂直な面に対し
    て傾斜させて被覆することができる被覆装置とを備え、 前記被覆層異常検出装置からの異常出力に応じて、前記
    被覆装置の傾斜角度を制御し、異常出力が最小となるよ
    うに光ファイバを被覆して紡糸することを特徴とする光
    ファイバ紡糸装置。
  2. 【請求項2】 前記被覆装置は、1次被覆層を被覆する
    ための第1の被覆装置、2次被覆層を被覆するための第
    2の被覆装置のいずれかもしくは2層同時被覆装置であ
    ることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ紡糸装
    置。
  3. 【請求項3】 前記被覆装置の傾斜角度を20分以内と
    したことを特徴とする請求項1又は2記載の光ファイバ
    紡糸装置。
  4. 【請求項4】 光ファイバの被覆層の異常を検出し、こ
    の異常発生量が最小となるように、光ファイバが被覆装
    置を通過する方向に垂直な面に対して前記被覆装置を最
    適な角度で傾斜させて被覆することを特徴とする光ファ
    イバ紡糸方法。
  5. 【請求項5】 前記被覆装置は、1次被覆層を被覆する
    ための第1の被覆装置、2次被覆層を被覆するための第
    2の被覆装置のいずれかもしくは2層同時被覆装置であ
    り、この被覆装置を最適な角度で傾斜させて被覆するこ
    とを特徴とする請求項4記載の光ファイバ紡糸方法。
  6. 【請求項6】 前記被覆装置の傾斜角度を20分以内と
    して被覆することを特徴とする請求項4又は5記載の光
    ファイバ紡糸方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101784493B (zh) * 2008-10-31 2012-12-26 株式会社藤仓 光纤制造装置以及光纤制造方法
CN114226111A (zh) * 2021-12-16 2022-03-25 江东科技有限公司 一种光纤色环着色机

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