JP2003252445A - 輸送計画立案装置と立案方法 - Google Patents

輸送計画立案装置と立案方法

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JP2003252445A
JP2003252445A JP2002054449A JP2002054449A JP2003252445A JP 2003252445 A JP2003252445 A JP 2003252445A JP 2002054449 A JP2002054449 A JP 2002054449A JP 2002054449 A JP2002054449 A JP 2002054449A JP 2003252445 A JP2003252445 A JP 2003252445A
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JP2002054449A
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Yoshimasa Sato
義正 佐藤
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Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各拠点の輸送回数を少なく、戻り製品の積み
降ろし作業を何回も行わず、輸送車両の乗務員の疲労が
少ない計画を立案できる輸送計画立案装置と立案方法を
提供する。 【解決手段】 拠点別の製品情報21と、輸送車両情報
22a、積合せテーブル22c、から製品情報21に含
まれる製品を最小の輸送車両数で輸送する製品を輸送車
両に割り当て、輸送車両の輸送能力を満たせない製品に
ついては、指定された距離に満たない距離にある所定個
数内の複数拠点の拠点別リストと、輸送車両毎の積み合
わせテーブル22cから、製品情報21に含まれる製品
を最小の輸送車両数で輸送するように輸送車両に割り当
てる。また、前記距離を輸送車両の輸送能力が満たされ
るまで拡大していくと、好適である。さらに、1台の輸
送車両に割り当てられた輸送先拠点の内の、最遠方拠点
から最も近接する拠点の輸送対象製品を探索して輸送車
両に割り当てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、複数の製品を複
数の輸送車両によって複数の拠点に輸送するにあたっ
て、製品をどう組合わせてどの輸送車両で輸送するかを
決定する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】 複数の製品を複数の輸送車両によって
複数の拠点に輸送する場合、各輸送車両に積載する製品
の組合せを上手に決定すると、少ない輸送車両で輸送で
きるのに対し、下手に組合せると、多くの輸送車両が必
要となることが知られている。特開2001−3159
18号公報に、複数の製品を複数の輸送車両によって複
数の拠点に輸送するに場合に、輸送車両の種類毎に同時
に積載できる製品の組合せパターンを記憶しておき、そ
のパターンを参照しながら探索していくことによって、
最小の輸送車両数で輸送できる「製品―輸送車両の割
当」を探索する方法が記載されている。
【0003】例えば、図1に示されるように、出庫拠点
から拠点1、拠点2、拠点3に製品を輸送する場合を例
にして説明する。拠点1には、製品a1、a2、a3、
b1、b2、c1、d1、d2、d3、e1を輸送する
ことが求められている。拠点2には、製品a4、b3、
b4、b5、c2、c3、c4、c5を輸送することが
求められている。拠点3には、製品a5、b6、c6、
c7、c8、c9、d4、e2、e3を輸送することが
求められている。ここでアルファベットは製品種類を示
している。
【0004】組合せテーブルには、輸送車両の種類毎に
同時に積載できる製品の組合せパターンが記憶されてい
る。輸送車両の種類Aには、製品a、b、cのみであれ
ば5台同時に積載可能である(aaaaa・・・ccc
ccと記す)。異なる車種の混載では、aade、ad
d、aeeといった組合せであれば同時に積載できる。
輸送車両の種類B、Cにも、同時に積載できる製品の組合
せパターンが記憶されている。また輸送計画の立案時
に、出庫拠点で利用可能な輸送車両がわかっている。図
1の場合、種類Aの輸送車両が3台、種類Bの輸送車両が
2台、種類Cの輸送車両が4台利用可能な例を示してい
る。
【0005】拠点1を行先とする種類Aの輸送車両のた
めの組合せ例を図2に示す。1台目の輸送車両A1に製
品a1、a2、d1、e1を組合せ、2台目の輸送車両
A2に製品a3、d2、d3を組合せ、3台目の輸送車
両A3に製品b1、b2、c1を組合せる。この場合、
輸送車両A3にはa〜cのうちの2台がさらに割付け可
能である。輸送車両の能力に対して製品を上手に組合せ
ることによって、必要な輸送車両数を低減でき、空き荷
スペースを増やすことができる。
【0006】特開2001−315918号公報には、
複数の製品を複数の輸送車両によって複数の拠点に輸送
する場合に、輸送車両の種類毎に同時に積載できる製品
の組合せパターンを記憶しておき、そのパターンを参照
しながら処理することによって、最小の輸送車両数で輸
送できる合理的な「製品―輸送車両の割当」を探索する
方法が記載されている。
【0007】特開2001−315918号公報の技術
では、拠点別に「製品−輸送車両の割当」を探索してい
く。先の例でいえば、まず拠点1に対する効率的な「製
品−輸送車両の割当」を探索し、合理的に積載すると、
輸送車両A3にはa〜cのうちから2台が割付け可能で
あることを導き出す。次に拠点2と3向けの製品リスト
を探査してa〜cのうちの2台を探索する。この結果、
例えば拠点2向けの製品a4とb3を発見し、輸送車両
A3に割当てる。次には拠点2向けの製品リストから輸
送車両A3に割当てた製品a4とb3を除去し、除去さ
れた後の拠点2向けの製品リストに対して「製品−輸送
車両の割当」を探索していく。図2の(3)がそのよう
にして探索された拠点2向けの「製品−輸送車両の割
当」を例示している。この場合、輸送車両B2にはa〜
cのうちから2台が割付け可能であることから、拠点3
向けの製品リストを探査してa〜cのうちの2台を探索
する。この結果、拠点3向けの製品a5とb6を発見
し、拠点3向けの製品リストから輸送車両B2に割当て
た製品a5とb6を除去し、除去された後の拠点3向け
の製品リストに対して「製品−輸送車両の割当」を探索
していく。特開2001−315918号公報の技術に
よって、いうなれば積めるだけ積む「製品−輸送車両の
割当」が探索されていくために、積載効率が非常に高い
割当てが探索される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、特開
2001−315918号公報の技術では、積載スペー
スに余裕が生まれたときに、他の行先向けの製品を混載
する際の製品選択方法に課題を残している。例えば、図
2(1)の「製品−輸送車両の割当」が探索され、a〜
cのうちの2台が割付け可能であることが判明したとき
に、拠点2向けの製品でなく、拠点3に向けた製品a
5、b6が輸送車両A3に混載されるように選択されれ
ば、拠点2に向けた製品リストには変化がなく、図2
(2)に示す「製品−輸送車両の割当」が探索される筈
である。図2(2)と(3)と比較すると明らかに、積
載スペースに余裕がある輸送車両A3に割当てる製品を
上手に選択すると((2)の場合)、拠点2に向けた製
品輸送では拠点2向けの製品だけで過不足がない計画、
換言すれば、複数拠点向けの製品を混載しないですむ
「製品−輸送車両の割当」が探索されるのに対し、不用
意に選択すると((1)の場合)、拠点1と2に向けた
製品を混載する輸送車両(A3)と、拠点2と3に向け
た製品を混載する輸送車両(B2)が計画される。走行
距離を短く押えて作業時間を短縮するためには、できる
だけ混載しないですむ「製品−輸送車両の割当」を探索
することが好ましい。特開2001−315918号公
報の技術は、積載効率が非常に高い割当てを探索するも
のの、積載スペースに余裕がある輸送車両に混載する必
要が生じた場合の混載製品の選択方法に関する考察が完
全ではないために、うまくすれば混載しないでもすむ場
合に、混載する「製品−輸送車両の割当」を探索してし
まう。輸送担当者の負担は、同じ製品数を同じ距離だけ
輸送するとしても、行先拠点数が多いほど高く、混載し
ないでもすむのならば混載しないですむ「製品−輸送車
両の割当」が優先的に探索されることが好ましい。ま
た、製品を受入れる拠点にとっても到着便数が少ないほ
ど好ましい。図2の(1)と(3)の「製品−輸送車両
の割当」によると、拠点2に対して輸送車両A3、B
1,B2の3台に分かれて製品が輸送され、拠点2では
3回の受入れ作業が必要とされる。図2(2)の「製品
−輸送車両の割当」が探索されれば、拠点2に対する輸
送は2台の車両B1,B2で完了し、拠点2では2回の
受入れ作業ですむ。本発明の第1の課題は、うまく組合
わせれば混載しないでもすむ場合に、混載しないですむ
「製品−輸送車両の割当」が優先的に探索される技術を
実現することである。
【0009】特開2001−315918号公報の技術
では、積載スペースに余裕が生まれたときに、他の行先
拠点向けの製品を混載する組合せを探索する。このとき
に、混載する製品の行先に関して考慮を払っておらず、
混載できる製品を発見すればそれを混載対象製品として
しまう。このために、積めるだけ積む「製品−輸送車両
の割当」が探索される半面、距離的に離れた行先に向け
た製品群が混載されることがあり、走行距離が長くなっ
てしまうことがある。本発明の第2の課題は、混載する
ことが必要とされる場合に、距離的に近い行先に向けた
混載計画が優先的に探索される技術を実現することであ
る。
【0010】製品の特性によっては、出庫拠点から行先
拠点に一方的に製品が輸送されるだけでなく、行先拠点
から出庫拠点に戻す輸送が必要とされることがある。あ
るいは、拠点間で製品を輸送する必要がある場合もあ
る。例えば、製品が自動車である場合には、中古自動車
を行先拠点から出庫拠点に戻したり、拠点間で輸送した
りする必要が生じる。従来の「製品−輸送車両の割当」
技術では、積載できる組合せか否かで探索するために、
積載できればその組合わせが探索されてしまう。そのた
めに、実際の現場では、配達する製品と戻す製品を混載
した状態で次の拠点に到着し、その拠点に配達する製品
を降ろすために、まず戻り製品を降ろし、配達製品をお
ろした後に、一旦おろした戻り製品を積み戻す作業が必
要とされる。これが、輸送作業時間を長引かせ、輸送作
業の負荷を高めている。さらには、戻り製品を一旦おろ
しておくスペースが必要とされる。本発明の第3の課題
は、戻り製品をおろすことなく戻すことができる「製品
−輸送車両の割当」が探索される技術を実現することで
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】 本発明では、混載しな
いですむ「製品−輸送車両の割当」が優先的に探索され
るように、最初に、行先拠点別に輸送対象製品のリスト
を集約し、このリストを処理して「製品−輸送車両の割
当」を探索する。この段階は、特開2001−3159
18号公報に記載の技術で実施される。この結果、行先
を同じくする製品のみで、即ち混載しないですむ「製品
−輸送車両の割当」が探索される。このときに、積載ス
ペースに余裕のある製品が残される。即ち、輸送車両の
輸送能力を満たせない製品が残される。従来の技術で
は、積載スペースに余裕のある場合には、その積載スペ
ースに積載できる製品を探索していた。このために上記
した問題が生じていた。本発明では、輸送車両の輸送能
力を満たせない製品が残れば残ったままとする。その方
式を全部の行先拠点に対して実行する。全部の行先拠点
に対する処理が終了した段階で、各行先拠点に向けて混
載しないですむ「製品−輸送車両の割当」が探索され、
その段階で残った製品は混載が避けられない製品のみと
なる。以上の処理をすることによって、うまく組合わせ
れば混載しないでもすむ「製品−輸送車両の割当」があ
れば、それが優先的に探索される。本発明では、次に、
行先拠点別の残された製品のリストを作成する。そして
次に行先拠点間の距離に注目し、距離が近い行先拠点群
を混載対象とする。このために、距離の近い行先拠点群
に残された製品のリストを集約する。こうして得られた
複数の行先拠点についてまとめた残された製品のリスト
を処理して「製品−輸送車両の割当」を探索する。この
段階は、特開2001−315918号公報に記載の技
術で実施される。この結果、距離が近い行先拠点の間で
混載すればすむ「製品−輸送車両の割当」が探索され
る。混載が必要な製品に対しては、所定の距離以下にあ
る行先拠点群に向けた製品が混載される「製品−輸送車
両の割当」が探索される。以上の結果、うまく組合わせ
れば混載しないでもすむ「製品−輸送車両の割当」があ
ればそれが優先的に探索され、混載が必要な製品に対し
ては、所定の距離以下にある行先拠点群に向けた製品が
混載される「製品−輸送車両の割当」が探索される。う
まく組合わせれば混載しないでもすむのに混載する「製
品−輸送車両の割当」を探索したり、遠く離れた行先拠
点向けの製品を混載する「製品−輸送車両の割当」を探
索してしまうことがない。
【0012】本発明の第1の立案装置は、複数の輸送車
両を使って出庫拠点から地域に分散している拠点に製品
を輸送する計画を立案する装置である。この立案装置
は、行先拠点別に輸送対象製品リストを集約する手段
と、輸送車両の種類毎に同時積載可能な製品の組合せを
記憶している手段と、行先拠点別の輸送対象製品リスト
と輸送車両毎の製品組合せから、輸送対象製品リストに
含まれる製品群を最小の輸送車両数で輸送する「製品−
輸送車両の割当」を決定する手段を備えている。さら
に、「製品−輸送車両の割当」が決定された製品を輸送
対象製品リストから除いて輸送車両の輸送能力を満たせ
ない製品を行先拠点別の輸送対象製品リストに残す手段
と、距離を指定する手段と、指定された距離に満たない
距離にある複数の拠点の輸送対象製品リストを集約した
混載対象製品リストと、輸送車両毎の製品組合せから、
前記複数の拠点の混載対象製品リストに含まれる製品群
を最小の輸送車両数で混載する「製品−輸送車両の割
当」を決定する手段とを有する。上記の立案装置による
と、うまく組合わせれば混載しないでもすむ「製品−輸
送車両の割当」があればそれが優先的に探索され、混載
が必要な製品に対しては所定の距離以下にある行先拠点
に向けた製品が混載される「製品−輸送車両の割当」が
探索される。
【0013】上記の装置を具体化する場合、「製品−輸
送車両の割当」の探索手段は一つあればよい。距離をゼ
ロに指定することで、行先拠点別の輸送対象製品リスト
から、行先拠点別の輸送対象製品リストに含まれる製品
群を最小の輸送車両数で輸送する「製品−輸送車両の割
当」が探索され、距離をゼロ以外に指定することで、指
定された距離に満たない距離にある複数の拠点に向けた
混載対象製品リストから混載対象製品リストに含まれる
製品群を最小の輸送車両数で混載する「製品−輸送車両
の割当」が探索される。
【0014】混載が避けられない場合には距離が近い行
先拠点向けの混載が優先的に探索されるとしても、指定
距離内に多くの行先拠点がある場合には、極めて多数の
行先拠点に向けた製品が混載される「製品−輸送車両の
割当」が探索される可能性がある。この場合、いかに距
離が近いといっても、行先拠点数が多すぎると作業負荷
は増大し、作業時間が長期化する。そこで、混載する拠
点の距離のみならず、個数まで指定した方がよい。
【0015】本発明の第2の立案装置では、指定された
距離に満たない距離にある所定個数内の複数拠点の輸送
対象製品リストを集約して混載対象製品リストを作成す
る。こうすると所定個数以上の行先拠点に立ち寄る必要
がある「製品−輸送車両の割当」は探索されず、輸送作
業者の作業疲労が軽減される。
【0016】出庫拠点から行先拠点に一方的に製品が輸
送されるだけでなく、行先拠点から出庫拠点に戻す輸送
が必要とされることがある。あるいは、拠点間で製品を
輸送する必要がある場合もある。この場合、配達製品の
全部が輸送車両からおろされた後に、戻り製品が当該輸
送車両に割当てられる計画が立案されることが好まし
い。そのためには、本発明の第1・第2の立案装置に、
輸送車両に割り当てられた行先拠点の内の最遠方拠点を
探査する手段と、輸送対象製品(戻り製品)を持つ拠点
に最も近接する最遠方拠点を探索する手段を付加するこ
とが好ましい。
【0017】この場合、輸送車両が最遠方拠点に到達し
た段階で配達製品の全部が輸送車両からおろされる。そ
の後の輸送車両に戻り製品が割当てられるために、配達
製品を降ろすために、まず戻り製品を降ろし、配達製品
をおろした後に、おろしておいた戻り製品を積み戻す作
業が必要とされない「製品−輸送車両の割当」が探索さ
れる。しかも、戻り製品を持つ拠点に最も近接する最遠
方拠点を探索するために、戻り製品の輸送のための総走
行距離が最小となる「製品−輸送車両の割当」が探索さ
れる。
【0018】また本発明は、複数の輸送車両を使って出
庫拠点から地域に分散している拠点に製品を輸送する計
画を立案する方法を実現した。この方法では、行先拠点
別の輸送対象製品リストと輸送車両毎の製品組合せか
ら、輸送対象製品リストに含まれる製品群を最小の輸送
車両数で輸送する「製品―輸送車両の割当」を決定し、
指定された距離に満たない距離にある複数拠点に対して
輸送車両の輸送能力を満たせない製品を集約した混載対
象製品リストを作成し、作成された混載対象製品リスト
と輸送車両毎の製品組合せから、混載対象製品リストに
含まれる製品群を最小の輸送車両数で混載する「製品−
輸送車両の割当」を決定する。本方法では、混載しない
ですむ「製品−輸送車両の割当」が優先的に探索される
ように、最初に行先拠点別に集約された輸送対象製品の
リストを処理して「製品−輸送車両の割当」を探索す
る。この段階は、特開2001−315918号公報に
記載の技術で実施される。この結果、混載しないですむ
「製品−輸送車両の割当」が探索される。このときに、
積載スペースに余裕のある製品、換言すれば輸送車両の
輸送能力を満たせない製品が残される。本方法では行先
拠点別に残された製品のリストを作成し、指定された距
離に満たない距離にある複数拠点について集約すること
によって混載対象製品リストを作成する。こうして得ら
れた近接する複数の行先拠点についてまとめた混載対象
製品リストを処理して「製品−輸送車両の割当」を探索
する。この段階も、特開2001−315918号公報
に記載の技術で実施される。この結果、距離が近い行先
拠点の間で混載する「製品−輸送車両の割当」が探索さ
れる。混載が必要な製品に対しては、所定の距離以下に
ある行先拠点に向けた製品が混載される「製品−輸送車
両の割当」が探索される。
【0019】前記距離を拡大しながら、混載対象製品リ
ストの作成と「製品−輸送車両の割当」の決定工程を繰
返すことが好ましい。距離をゼロとすれば一つの行先拠
点に向けた製品に対して「製品−輸送車両の割当」が探
索される。その段階で輸送車両の輸送能力を満たせない
製品が残れば、最初には比較的小さな距離を指定する。
このために、小さな距離内にある行先拠点群が一括して
検討対象となり、小さな距離内で混載する「製品−輸送
車両の割当」が探索される。その段階で輸送車両の輸送
能力を満たせない製品が残れば、今度は距離を長くす
る。このために、広げられた範囲にある行先拠点群が一
括して検討対象となり、その範囲内で混載する「製品−
輸送車両の割当」が探索される。上記を繰返すことによ
って、最初には混載しない「製品−輸送車両の割当」が
探索され、それでは対応できない場合には小さな距離内
で混載する「製品−輸送車両の割当」が探索され、それ
でも対応できない場合には混載範囲を拡大して「製品−
輸送車両の割当」が探索されていく。
【0020】上記の場合、混載対象製品リストに含まれ
る行先拠点数が所定数に達するまで前記工程、即ち、混
載対象製品リストの作成工程と「製品−輸送車両の割
当」の探索工程を繰返すことが好ましい。この場合、距
離と拠点数の制約の中で「製品−輸送車両の割当」が探
索されていく。
【0021】輸送対象製品を持つ拠点(例えば中古車の
返送を必要とする拠点)から、輸送車両に割当てられた
行先拠点の内の最遠方拠点(輸送車両の一台について一
つの最遠方拠点が存在し、複数輸送車両が存在するから
最遠方拠点も複数存在する)の内の最も近い最遠方拠点
を探索し、探索された最遠方拠点にいたる輸送車両に当
該輸送対象製品を割当てることが好ましい。この方法に
よると、配達製品の全部をおろした後に、戻り製品を積
む「製品−輸送車両の割当」が探索される。しかも、戻
り製品を持つ拠点に最も近接する最遠方拠点が探索され
るために、戻り製品の輸送のための総走行距離が最小と
なる「製品−輸送車両の割当」が探索される。
【0022】
【発明の実施の形態】 以下、下記に説明する実施例の
主要な特徴を列記する。 (形態1) 輸送計画管理コンピュータは、ネットワー
クによって製品生産管理コンピュータと製品生産実績管
理コンピュータに繋がっている。 (形態2) 輸送計画管理コンピュータは、ネットワー
クによって輸送実績管理コンピュータと各拠点のコンピ
ュータに繋がっている。 (形態3) 各拠点のコンピュータは、立案された輸送
計画の出力手段と、輸送実績の入力手段を有している。 (形態4) 輸送計画立案処理では、製品情報管理シス
テムから送られてくる製品情報、積載車情報、拠点情
報、積合せテーブル、道路情報、演算用パラメータを指
定することにより演算し、最適値となるまで演算する。
【0023】
【実施例】 以下、本発明の実施例を図面に従って説明
する。以下の説明では、製品が車両である場合について
説明する。車両は、形式は元より、グレード、色、オプ
ション装備などの相違により多種類の仕様が存在し、顧
客の注文に応じて生産がなされるという特徴がある。す
なわち、工場で生産ラインを流れているときから、その
製品がどの顧客または販売会社に納入されるかが決定さ
れている。
【0024】図3は本発明に係る輸送計画立案装置の基
本構成を示している。前述のように製品はどの顧客また
は販売会社に納入されるかが決定されており、製造され
て検査が完了した製品が配車センター(出庫拠点)から
顧客または販売会社(行先拠点)に輸送される。製品は
車両輸送車両(以下、キャリアカーという)に積んで輸
送される。本輸送計画立案装置では、1日を単位にして
輸送計画を立案する。輸送予定日が同じ製品が輸送対象
製品リストに集約される。行先拠点までの距離、走行時
間、各拠点に輸送できるキャリアカーの大きさ、キャリ
アカーに同時に積載できる製品の組合わせを考慮して、
できるだけ少ないキャリアカーで全製品を輸送できる計
画をたてる。
【0025】製品情報管理システム10は、図示しない
生産拠点の図示しない生産管理コンピュータ、生産実績
管理コンピュータ等とネットワークで繋がっている。製
品情報管理システム10で管理される製品情報12か
ら、計画対象日に輸送予定となっている製品を取り出し
て、輸送計画システム20の製品情報21に送る。製品
情報21には、輸送計画を立案する必要がある輸送対象
製品リストが集約される。輸送計画システム20では、
製品情報21と制約条件22を取り込み、最適な「製品
−輸送車両の割当」計画を立案する。制約条件22は、
キャリアカー情報22a、積み合わせテーブル22c、
拠点情報22b、道路情報22d、演算用パラメータ2
2eで構成されている。キャリアカー情報22aは計画
対象日に利用可能なキャリアカーの種類と台数と存在位
置を記憶している。積合わせテーブル22cはキャリア
カーの種類ごとに同時に積載可能な製品の組合わせを記
憶している。製品の種類数が多いことから、似たサイズ
の製品をグループ化し、グループ名称によって同時に積
載可能な製品の組合わせを記憶している。拠点情報22
bには行先拠点の位置や利用可能なキャリアカー種類や
行先拠点の稼働時間等の情報が記憶されている。道路情
報22dには道路情報と走行時間の情報が記憶されてい
る。輸送計画立案手段24は、製品情報21から輸送対
象製品リストを入力し、制約条件22を入力する(24
a)。次に、どの製品をどのキャリアカーで輸送するか
の計画、即ち、「製品−輸送車両の割当」を立案する
(24b)。さらに、立案された計画を評価する指標を
算出する(24b)。そして、算出された評価指標が最
大値になる計画を出力する(24c)。この段階で、最
適な輸送計画が得られるので、最適な輸送計画が輸送計
画結果26に記憶され、リスト30として出力される。
輸送計画結果26は製品情報管理システムにフィードバ
ックされる。
【0026】次に、前述の最適輸送計画演算処理24b
について、図4に示すフローチャートに基づき詳細に説
明する。この最適輸送計画演算処理24bでは、うまく
組合わせれば混載しないでもすむ「製品−輸送車両の割
当」があればそれが優先的に探索され、混載が必要な製
品に対しては、距離が短い行先拠点に向けた製品が混載
される「製品−輸送車両の割当」が探索され、戻りの製
品については、配達製品をおろしてから戻り製品を積み
込む計画が立案される。最初に、製品情報21から入力
した輸送対象製品リストを行先拠点別にソートして、行
先拠点別に集約された輸送対象製品リストを完成する
(S2)。戻り製品については、出発拠点と行先拠点を
同じくする製品を集約してリストを整理する。次にキャ
リアカーを行先拠点ごとに割り付ける(S4)。そし
て、キャリアカーに行きの製品を割り付ける(S6)。
このとき、制約条件を満たしながらキャリアカーに製品
を積めるかを確認して計画する。この後にすべてのキャ
リアカーの輸送距離、輸送時間等を計算して評価指標を
計算する(S8)。ここまでまず配達する製品の割り付
けが終了したので、各拠点からの帰りに積載する製品
(戻り製品)を最適な便に割り付ける(S10)。戻り
製品を割り付けた便は輸送距離、輸送時間が増加するの
で、これらを再度計算して評価指標を計算しなおす。こ
の評価指標の値が最大値である計画を最良の計画として
保存しておく(S12、S14)。設定回数だけ最適化
計算をしていなければ、キャリアカーの輸送先方向を変
更して再度計算し、更に良い計画を求める(S16、S
18)。設定回数計算すると、最良の計画を取り出す
(S20)。
【0027】図4に示した輸送計画立案のフローチャー
トにおいて、キャリアカーに行きの製品を割り付ける
(S6)際に、各拠点の輸送回数を最少化する処理につ
いて、図5のフローチャートに基づき、詳細に説明す
る。まず、混載できる拠点間の距離制限を0kmに設定
する(S22)。これで制約条件を満たす便をつくる
(S24)。制限距離が0kmということは一つの拠点
向けの製品のみで便をつくるということ、即ち混載しな
い輸送便を計画することになる。この制約でできるだけ
多くの輸送便をつくることにより(S26)、混載しな
い輸送便数を増やし、その結果一つの拠点に配送する便
数を減らすことになる。次に、混載できる拠点間の距離
制限を0kmから一定距離増やす(S28)。この状態
で制約条件を満たす便をつくる(S30)。この段階で
処理する対象製品は、拠点毎に検討すると一台のキャリ
アカーの積載能力を満たせない製品(俗にいう中途半端
な製品)を設定した距離制限内にある拠点群について集
約した製品である。拠点毎に検討すると一台のキャリア
カーの積載能力を満たせない製品でも、拠点群について
集約すれば一台のキャリアカーの積載能力を満たせるよ
うになる。なお、集約する拠点群は距離制限内にあり、
近接している。この段階では制約条件を満たす中で立案
する。即ち、稼働時間の中で作業が終了できるという制
約条件のなかで「製品−輸送車両の割当」を探索する。
設定した距離制限以内の拠点群に向けた製品を混載する
便をつくれるだけつくる(S32)。残りの製品台数が
設定値より多い間は、混載する拠点間の距離を増やしな
がら、混載することによって積載能力を満たせる「製品
の組合わせ−輸送車両の割当」を探索する。ここでも稼
働時間の中で作業が終了できるという制約条件のなかで
「製品の組合わせ−輸送車両の割当」を探索するので、
稼働時間を超える計画は立案されない。以上を繰返すう
ちに、計画対象製品数が減少していく。設定値よりも少
なくなると、いかに組合わせても一台のキャリアカーの
積載能力を満たせない製品のみが残ることから、最低積
載台数等の制約条件を満たしていなくても輸送便を許容
する(S36)。このときにでもキャリアカーに積載で
きる範囲内で輸送計画を立案する。以上の処理により、
うまく組合わせれば混載しないでもすむ「製品−輸送車
両の割当」があればそれが優先的に探索され(S2
4)、混載が必要な製品に対しては、短い距離にある行
先拠点に向けた製品が混載される「製品−輸送車両の割
当」が優先的に探索される(S28、S30)。輸送作
業に必要な輸送車両の数は押えられ、拠点ごとの受入れ
回数は最小化され、輸送作業者の作業負荷は最小化され
る。
【0028】図5に示した処理において、混載する拠点
間の距離制限が0kmより大きい場合の積み込みの処理
S30で、図6に示すように便ごとの拠点数を数えて、
設定数以上の拠点の製品を混載しないことにより、便ご
との拠点数を設定値以下にできる。図6はそのフローチ
ャートである。それによれば、まずキャリアカーに積み
合わせテーブルを満たす製品を割り当てる(S38)。
次に便ごとの拠点数を数える(S40)。そこで最低積
台数の制約や他の制約を満たしていれば、便の作成が完
了する(S42、S46、S48)。また、最低積台数
の制約を満たしていない場合でも、便の混載拠点数が上
限値よりも小さければ、再びキャリアカーに積み合わせ
テーブルを満たす製品を割当てて、同じ試行を繰返す
(S42,S44、S38)。便の混載拠点数が上限値
よりも大きい場合には、便の作成は失敗となる(S4
4、S50)。このように便ごとの拠点数を数えて、設
定値以上の拠点に向けた製品を混載しない条件で立案す
ることにより、便ごとの拠点数を設定値以下にできる。
拠点数が設定値以下で便が作成できない製品は、混載距
離制限を大きくしたときの計画対象製品とする。
【0029】図4に示したフローチャートにおいて、戻
り製品を最適な便に割り付ける(S10)場合、図7の
フローチャートに示される処理を行うことで、すべての
行きの製品を降ろした後に、戻り製品を積むことができ
る。まず、行きの製品の便ごとの計画より、配車センタ
ーから一番遠い拠点を取り出す(S52)。次にこの拠
点から戻り製品を取り出す(S54)。そして現在の便
にこの製品が積めるかを積め合わせテーブルで確認する
(S58)。積める場合にはこの製品を積み(S6
0)、他にもまだ計画していない製品があれば(S5
6)、同様の処理で製品を積む。この便に戻り製品を1
台以上割り当てたときは(S62)、戻り製品の積込み
時間、戻り製品の輸送先までの移動時間、輸送先での降
ろし時間、輸送先から配車センターへの移動時間を付加
して、この便の輸送計画を修正する(S64)。この処
理で、各拠点からの戻り製品は、行きの製品をすべて降
ろした後に積むことになる。この処理を行うと、便ごと
の行先拠点の中で、配車センターから一番遠い拠点以外
の拠点からの戻り製品は積めない。そこでこのような戻
り製品がある場合には便ごとの配車センターから一番遠
い行先拠点のうちで、最遠方拠点が最も近い便を使って
戻り製品を輸送することで、すべての戻り製品を計画で
きる。
【0030】以上、本発明の具体例を詳細に説明した
が、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定する
ものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上
に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれ
る。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、
単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性
を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせ
に限定されるものではない。また、本明細書または図面
に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであ
り、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的
有用性を持つものである。
【0031】以上説明したように、本発明によると、混
載できる拠点の距離を0から徐々に大きくして、その制
限内の拠点の製品を割り付ける。その際、設定値以上の
拠点数の製品は計画しない、また、戻り製品を積む際
は、行きの製品をすべて降ろした後に輸送する計画が立
案される。
【0032】これによって、すべての拠点の輸送回数を
少なく、また、戻り製品の積み降ろし作業を何回も行わ
ず、キャリアカーの乗務員の疲労が少ない計画が立案さ
れる。本発明により、物流界全体で配車すべきキャリア
カーの総台数を削減することができ、キャリアカー1台
あたりの稼働率を高め、生産部門、生産管理部門関係
者、輸送業者、および物流拠点関係者のいずれにもメリ
ットをもたらす。さらにはCOやNO等の排ガスを
削減するという環境問題等の解決にも寄与することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】輸送拠点および輸送対象情報、積合わせテーブ
ルの構成例を示す図である。
【図2】立案された輸送計画の従来例を模式的に示す図
である。
【図3】本発明に係る輸送計画立案装置の基本構成を示
す図である。
【図4】輸送計画を立案して出力する過程を示すフロー
チャートである。
【図5】各拠点の輸送回数を最少化処理の過程を示すフ
ローチャートである。
【図6】便ごとの輸送拠点数を設定値以下にする過程を
示すフローチャートである。
【図7】戻り製品を最適な便に割り付ける過程を示すフ
ローチャートである。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の輸送車両を使って出庫拠点から地
    域に分散している拠点に製品を輸送する計画を立案する
    装置であり、 行先拠点別に輸送対象製品リストを集約する手段と、 輸送車両の種類毎に同時積載可能な製品の組合せを記憶
    している手段と、 行先拠点別の輸送対象製品リストと、輸送車両毎の製品
    組合せから、輸送対象製品リストに含まれる製品群を最
    小の輸送車両数で輸送する「製品−輸送車両の割当」を
    決定する手段と、 「製品−輸送車両の割当」が決定された製品を輸送対象
    製品リストから除いて輸送車両の輸送能力を満たせない
    製品を行先拠点別の輸送対象製品リストに残す手段と、 距離を指定する手段と、 指定された距離に満たない距離にある複数の拠点の輸送
    対象製品リストを集約した混載対象製品リストと、輸送
    車両毎の製品組合せから、前記複数の拠点の混載対象製
    品リストに含まれる製品群を最小の輸送車両数で混載す
    る「製品−輸送車両の割当」を決定する手段とを有する
    輸送計画立案装置。
  2. 【請求項2】 複数の輸送車両を使って出庫拠点から地
    域に分散している拠点に製品を輸送する計画を立案する
    装置であり、 行先拠点別に輸送対象製品リストを集約する手段と、 輸送車両の種類毎に同時積載可能な製品の組合せを記憶
    している手段と、 行先拠点別の輸送対象製品リストと、輸送車両毎の製品
    組合せから、輸送対象製品リストに含まれる製品群を最
    小の輸送車両数で輸送する「製品−輸送車両の割当」を
    決定する手段と、 「製品−輸送車両の割当」が決定された製品を輸送対象
    製品リストから除いて輸送車両の輸送能力を満たせない
    製品を行先拠点別の輸送対象製品リストに残す手段と、 距離を指定する手段と、 指定された距離に満たない距離にある所定個数内の複数
    拠点の輸送対象製品リストを集約した混載対象製品リス
    トと、輸送車両毎の製品組合せから、前記複数の拠点の
    混載対象製品リストに含まれる製品群を最小の輸送車両
    数で混載する「製品−輸送車両の割当」を決定する手段
    とを有する輸送計画立案装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の輸送計画立案装置
    に、 輸送車両に割り当てられた行先拠点の内の最遠方拠点を
    探査する手段と、 輸送対象製品を持つ拠点に最も近接する最遠方拠点を探
    索する手段と、 が付加されている輸送計画立案装置。
  4. 【請求項4】 複数の輸送車両を使って出庫拠点から地
    域に分散している拠点に製品を輸送する計画を立案する
    方法であり、 行先拠点別の輸送対象製品リストと、輸送車両毎の製品
    組合せから、輸送対象製品リストに含まれる製品群を最
    小の輸送車両数で輸送する「製品―輸送車両の割当」を
    決定し、 指定された距離に満たない距離にある複数拠点に対して
    輸送車両の輸送能力を満たせない製品を集約した混載対
    象製品リストを作成し、 作成された混載対象製品リストと、輸送車両毎の製品組
    合せから、混載対象製品リストに含まれる製品群を最小
    の輸送車両数で混載する「製品−輸送車両の割当」を決
    定する輸送計画立案方法。
  5. 【請求項5】 前記距離を拡大しながら、混載対象製品
    リストの作成と、「製品−輸送車両の割当」の決定工程
    を繰返すことを特徴とする請求項4の輸送計画立案方
    法。
  6. 【請求項6】 混載対象製品リストに含まれる行先拠点
    数が所定数に達するまで前記工程を繰返すことを特徴と
    する請求項5の輸送計画立案方法。
  7. 【請求項7】 輸送対象製品を持つ拠点から、輸送車両
    に割当てられた行先拠点の内の最遠方拠点のうちの最も
    近い最遠方拠点を探索し、探索された最遠方拠点にいた
    る輸送車両に当該輸送対象製品を割当てることを特徴と
    する請求項4から6のいずれかに記載の輸送計画立案方
    法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012197141A (ja) * 2011-03-22 2012-10-18 Hiroshi Yamada 宅配システム及び宅配方法
WO2019083078A1 (ko) * 2017-10-23 2019-05-02 주식회사 와이엘피 온라인 화물운송 차량중계장치

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