JP2003249963A - 電子メールシステム、メールクライアント、メールサーバ及びプログラム - Google Patents

電子メールシステム、メールクライアント、メールサーバ及びプログラム

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JP2003249963A JP2002045608A JP2002045608A JP2003249963A JP 2003249963 A JP2003249963 A JP 2003249963A JP 2002045608 A JP2002045608 A JP 2002045608A JP 2002045608 A JP2002045608 A JP 2002045608A JP 2003249963 A JP2003249963 A JP 2003249963A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メールアドレスを変更した場合にその変更を
相手に伝える必要がなく迷惑メール対策に効果を発揮す
る電子メールシステムを提供する。 【解決手段】 メールクライアントは、メールヘッダ部
に、第一保持手段から読み出したメールアドレスと識別
情報とを送信元情報としてセットし、第二保持手段から
読み出したメールアドレスと識別情報とを送信先情報と
してセットする。メールサーバは、メールヘッダ部にセ
ットされている識別情報に対応するメールアドレスを前
記第三保持手段から取り出し、送信元アドレス不一致の
場合はメールヘッダ部にセットされているメールアドレ
スで前記第三保持手段のメールアドレスを置換し、送信
先アドレス不一致の場合は前記第三保持手段から取り出
したメールアドレスでメールヘッダ部のメールアドレス
を置換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
してある特定の相手とメッセージをやり取りするための
電子メールシステム、メールクライアント、メールサー
バ及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】電子メールシステム、とりわけ、インタ
ーネット上の電子メールシステムは、相手がインターネ
ットに接続可能な電子メールアカウントを持ってさえい
れば、どんな遠隔地であっても、あるいはどんな企業ま
たは組織に属していようとも、その相手と電子メールを
送受信することができる。このため、今日においては、
公私の別なく、また、老若男女を問わず、多数の人々に
利用されているところである。
【0003】一般に電子メールの利用者は、インターネ
ットサービスプロバイダ(ISP:インターネット接続
業者)や所属組織または所属企業などから電子メールア
カウントの提供を受ける。このアカウントには、送信サ
ーバのアドレス(いわゆるSMTPサーバアドレス)、
受信サーバのアドレス(いわゆるPOPサーバアドレ
ス)、及び、利用者個人のアドレス(いわゆるメールア
ドレス)、並びに、POPサーバ認証用のパスワードな
どが含まれる。なお、SMTPとはSimple MailTransfe
r Protocolの略、POPとはPost Office Protocolの略
である。
【0004】図3は、電子メールシステムの概念図であ
る。インターネット上の電子メールシステムを利用する
うえで、一般的にメールクライアントとメールサーバ
(SMTPサーバとPOPサーバ)の二つの要素が必要
である。メールクライアントは主にエディタ機能など
で編集した文面を電子メールとして送信する、電子メ
ールを受信して読みやすい形式で表示する、といった二
つの機能を備える。メールクライアントはパーソナルコ
ンピュータや携帯情報端末あるいは携帯電話機などの端
末上で動作するアプリケーションソフトの形で提供され
ることが多く、こうしたソフトウェアはMUA(Mail U
ser Agent)と呼ばれる。
【0005】一方、メールサーバは、自身が管轄して
いる宛先(自ドメインのメールアドレス)への電子メー
ルを受け取った場合は適切なメールボックスに保存す
る、自身が管轄していない宛先(他ドメインのメール
アドレス)への電子メールを受け取った場合はその宛先
を参照して他のメールサーバへ電子メールを転送する、
という二つの機能(SMTPサーバの機能である)を備
えるほか、さらに、自ドメインのメールボックスを管理
し、MUAからのメールボックス参照要求を受け付ける
と認証を行い、その利用者への受信メールがメールボッ
クスに届いていた場合に要求元のMUAに電子メールを
送信するという機能(の補助機能であり、POPサー
バの機能である)を備える。
【0006】メールサーバは、現実の郵便システムにお
ける郵便局に相当し、MTA(MailTransport Agent)
と呼ばれる。なお、電子メールシステムの規模によって
は、SMTPサーバとPOPサーバを別々のサーバとし
て運用することもあるが、図示の例では簡単化のため
に、1台のMTAでSMTPサーバとPOPサーバを兼
用しているものとして図解している。
【0007】さて、このような電子メールシステムにお
いて、一の利用者(便宜的に「利用者A」という)から
二の利用者(便宜的に「利用者B」という)への電子メ
ール送信の手順を説明する。
【0008】まず、利用者AはMUAを操作して利用者
B宛の電子メールを作成する。電子メールの構造は、エ
ンベロープ部、メールヘッダ部及びメッセージボディ部
の三つからなる。エンベロープ部は現実の郵便における
封筒にあたる部分であり、通常は利用者に意識されない
部分である。メールヘッダ部は各種の制御情報などが指
定される部分であり、この部分に差出人のメールアドレ
ス(以下「送信元アドレス」)や受取人のメールアドレ
ス(以下「送信先アドレス」)及びメールの標題などが
格納される。メッセージボディ部は電子メールの本文を
格納する部分である。
【0009】利用者B宛の電子メールを作成すると、こ
の電子メールの送信元アドレスには利用者Aのメールア
ドレスがセットされ、送信先アドレスには利用者Bのメ
ールアドレスがセットされる。さらに、標題と本文に
は、それぞれ利用者Aによって入力された任意の文字列
(添付ファイルがある場合はそのバイナリデータを含
む)がセットされる。
【0010】利用者Aは、MUAを操作して、作成され
た電子メールを選択し、送信ボタンを押すと、MUAは
あらかじめ設定されたSMTPサーバ(MTA)にその
電子メールを送信する。MTAは電子メールを受け取
り、そのメールヘッダ部の情報に基づいて、自身が管轄
するドメイン(自ドメイン)宛のメールであるか否かを
判定し、自ドメイン宛のメールであれば、適切なメール
ボックス(この場合は、利用者Bのメールボックス)に
受け取った電子メールを格納する。または、他ドメイン
宛の電子メールであれば、適切なSMTPサーバ(MT
A)に転送する。
【0011】一方、利用者Bは、適当な時点で、MUA
を操作して認証を行った後、自分のメールボックスにア
クセスし、電子メールが届いている場合はその電子メー
ルを読み込み、内容を確認する。
【0012】以上が、一般的な電子メールの送受信手順
の流れである。
【0013】ところで、かかる手順からも明らかなよう
に、ある特定の相手に電子メールを確実に届けるために
は、その相手のメールアドレスを事前に知っていなけれ
ばならない。このため、通常は、名刺に自分のメールア
ドレスを印刷したり口頭で伝えたりして、メールアドレ
スの告知を図るが、メールアドレスは終生不変のもので
はなく、たとえば、迷惑メールなどの被害を避けるため
に、度々変更されることがある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】メールアドレスを変更
した場合の不都合な点は、その変更を全ての相手に伝え
る確実な方法がないことである。すなわち、変更を知ら
なかった者は、変更前のメールアドレスを使って電子メ
ールを送信することとなり、この場合は、当然のことな
がら電子メールを届けることができない(不達メールに
なる)。
【0015】このような問題点は、とりわけ、携帯電話
を利用した電子メールシステム(特にiメール(R))
において顕在化する。iメール(R)は、パケット通信
従量制のシステムであり、電子メールの受信料を受信者
が負担しなければならないからである。このため、iメ
ール(R)を利用した迷惑メールは、送信者(広告メー
ル等の送り付け業者)にとってきわめて都合がよく、無
作為に大量に配布される結果、多くのユーザが被害を受
けており、社会問題ともなっている。しかしながら、こ
うした迷惑メールを受け取らないようにするための根本
的な解決策は、メールアドレスの変更しかないのが現状
であり、アドレス変更に伴う上記の不都合(不達メール
の発生)を甘んじて受けなければならないという問題点
がある。
【0016】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、メールアドレスを変更した場合に、その変更をい
ちいち相手に伝える必要がなく、もって、いつでも好き
なときにメールアドレスの変更を行うことができ、とり
わけ迷惑メール対策に効果を発揮する電子メールシステ
ムを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、メールクライ
アントとメールサーバとを含む電子メールシステムで
り、メールクライアント及びメールサーバは、それぞれ
以下の手段を備える。
【0018】すなわち、前記メールクライアントは、そ
のメールクライアントを利用する利用者のメールアドレ
スと前記電子メールシステム内で唯一無二の識別情報と
を保持する第一保持手段と、電子メールの送信相手のメ
ールアドレスとその送信相手の識別情報とを関連づけて
保持する第二保持手段と、電子メールの作成手段と、前
記作成手段によって作成された電子メールのメールヘッ
ダ部に、前記第一保持手段から読み出されたメールアド
レスと識別情報とを送信元情報としてセットする第一セ
ット手段と、前記作成手段によって作成された電子メー
ルのメールヘッダ部に、前記第二保持手段から読み出さ
れたメールアドレスと識別情報とを送信先情報としてセ
ットする第二セット手段と、前記第一及び第二セット手
段によってメールヘッダ部に所要の情報がセットされた
電子メールをメールサーバに送信する送信手段とを備え
る。
【0019】さらに、前記メールサーバは、前記電子メ
ールシステムを利用する全ての利用者のメールアドレス
と識別情報とを関連づけて保持する第三保持手段と、前
記メールクライアントから電子メールを受け取ると、そ
のメールヘッダ部にセットされている識別情報に対応す
るメールアドレスを前記第三保持手段から取り出し、取
り出したメールアドレスとメールヘッダ部にセットされ
ているメールアドレスとの一致/不一致を判定する判定
手段と、前記判定手段により、一致が判定された場合に
は送信元及び送信先のメールアドレスをそのままにし、
または、送信元のメールアドレスの不一致が判定された
場合にはメールヘッダ部にセットされているメールアド
レスで前記第三保持手段のメールアドレスを置き換え、
若しくは、送信先のメールアドレスの不一致が判定され
た場合には前記第三保持手段から取り出したメールアド
レスでメールヘッダ部にセットされているメールアドレ
スを置き換える置換手段と、前記置換手段による処理を
受けた後の電子メールを送信先のメールアドレス宛に送
信する送信手段とを備える。
【0020】この発明の作用を説明する。まず、この発
明におけるメールアドレスの変更は、第一保持手段に保
持されているメールアドレスを書き換えることによって
行われる。すなわち、メールクライアントの利用者は必
要に応じ、所定の形式に従って、第一保持手段に保持さ
れているメールアドレスの書き換えを行う。所定の形式
とは、たとえば、インターネット電子メールのメールア
ドレス形式である。この形式ではドメイン以外(アット
マーク“@”よりも前の文字列)の変更が認められてい
る(ただし、同一ドメイン内で未使用の文字列)。ここ
では、変更前のメールアドレスを“yamada@xx
x.com”、変更後のメールアドレスを“taro@
xxx.com”と仮定する。
【0021】本発明の電子メールシステムは、各利用者
ごとに唯一無二の識別情報(以下「ID」という)を発
行する。このIDは利用者ごとに固有の値を持ち、その
値はシステム内で重複することはない。
【0022】この発明のメールクライアントは、電子メ
ールを作成する際、そのメールヘッダ部に送信元アドレ
スと送信先アドレスをセットする点で従来のメールクラ
イアントと共通し、そのメールヘッダ部に、さらに、メ
ール作成者のIDと相手先のIDをセットする点で相違
する。メール作成者のIDは第一保持手段から読み出さ
れたもの、相手先のIDは第二保持手段から読み出され
たものである。
【0023】ここで、第一保持手段に保持されているメ
ールアドレスを“taro@xxx.com”(変更後
のもの)、IDを“1234”とし、第二保持手段に保
持されているメールアドレスを“hana@xxx.c
om”、IDを“5678”と仮定する。
【0024】この場合、メールクライアントによって作
成された電子メールのメールヘッダ部には、 送信元アドレス:taro@xxx.com(変更後の
もの) 送信元ID:1234 送信先アドレス:hana@xxx.com 送信先ID:5678 がセットされる。
【0025】かかる電子メールがこの発明のメールサー
バで受け取られると、このメールサーバは、第三の保持
手段からID“1234”に対応するメールアドレス
と、ID“5678”に対応するメールアドレスを取り
出す。
【0026】今、取り出されたメールアドレスをそれぞ
れ“yamada@xxx.com”、“hana@x
xx.com”とする。“yamada@xxx.co
m”は変更前のメールアドレスである。
【0027】メールサーバは、電子メールのメールヘッ
ダ部にセットされているメールアドレスと、第三保持手
段から取り出したメールアドレスと一致/不一致を判定
する。
【0028】判定結果は、以下の三つのケースに分かれ
る。 <一致>送信元アドレスも送信先アドレスも一致してい
るケースである。この場合は、正しいメールアドレスで
あるため、そのまま、送信しても差し支えない。
【0029】<送信元アドレスの不一致>この場合、送
信者のメールクライアントでメールアドレスが変更
(“yamada@xxx.com”→“taro@x
xx.com”)されているため、第三保持手段に保持
されているメールアドレスを正しいメールアドレスに置
き換える(“yamada@xxx.com”→“ta
ro@xxx.com”)。メールヘッダ部は変更しな
い。
【0030】<送信先アドレスの不一致>この場合、メ
ールヘッダ部を変更する必要があるため、第三保持手段
に保持されている正しいメールアドレスで、メールヘッ
ダ部の送信先アドレスを置き換える。
【0031】<一致>のケースでは、従来と同様に、メ
ールサーバで電子メールを送信することができる。ま
た、<送信元アドレスの不一致>のケースでは、メール
サーバの第三保持手段内の情報を更新することができ、
あるいは、<送信元アドレスの不一致>のケースでは、
電子メールのメールヘッダ部の情報を、第三保持手段の
情報で置換することができる。
【0032】したがって、各利用者の最新のメールアド
レスをメールサーバの第三保持手段で保持することがで
き、仮に、変更前の古いメールアドレス(“yamad
a@xxx.com”)を送信先アドレスに間違ってセ
ットした場合であっても、メールサーバで新しいメール
アドレス(“taro@xxx.com”)に置き換え
て送信できるから、電子メールの不達を回避できるとい
う格別のメリットが得られる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、以下の説明における
様々な細部の特定ないし実例および数値や文字列その他
の記号の例示は、本発明の思想を明瞭にするための、あ
くまでも参考であって、それらのすべてまたは一部によ
って本発明の思想が限定されないことは明らかである。
また、周知の手法、周知の手順、周知のアーキテクチャ
および周知の回路構成等(以下「周知事項」)について
はその細部にわたる説明を避けるが、これも説明を簡潔
にするためであって、これら周知事項のすべてまたは一
部を意図的に排除するものではない。かかる周知事項は
本発明の出願時点で当業者の知り得るところであるの
で、以下の説明に当然含まれている。
【0034】図1は、本実施の形態における電子メール
システムの概念図である。この図において、電子メール
システム10は、メールクライアント11(作成手段、
第一セット手段、第二セット手段、送信手段)とメール
サーバ12(判定手段)とを含む。メールクライアント
11は、従来技術におけるMUAに相当し、メールサー
バ12は従来技術におけるMTAに相当し、メールクラ
イアント11とメールサーバ12の間は、インターネッ
ト等のネットワーク(以下、単に「ネットワーク」とい
う)を介して相互に通信可能に接続されている。
【0035】メールクライアント11の実体は、ネット
ワークに接続可能なパーソナルコンピュータや携帯情報
端末または携帯電話機等の各種ハードウェア上で動作す
るメールクライアントソフトである。また、メールサー
バ12の実体は、ネットワークに接続可能なサーバ専用
コンピュータやパーソナルコンピュータ等の各種ハード
ウェア上で動作するメールサーバソフトである。いずれ
も、コンピュータ等のハードウェアリソースとソフトウ
ェアリソースとの有機的結合によって、メールクライア
ントやメールサーバとして必要な機能を実現する点で共
通する。
【0036】これらのメールクライアント11及びメー
ルサーバ12は、以下の機能を有する。 <メールクライアント11>メールクライアント11
は、そのメールクライアント11を利用する者(利用
者)のメールアカウント(電子メールシステム10のア
カウント)を保持する第一保持手段13を有する。この
第一保持手段13は、電子メールシステム10から割り
当てられた識別情報(システム内で唯一無二の情報;以
下「ID」)を格納するための自IDフィールド13a
と、当該利用者のメールアドレスを格納するための自ア
ドレスフィールド13bとを少なくとも備える。
【0037】また、メールクライアント11は、電子メ
ール送信相手のアドレス情報を保持する第二保持手段1
4を有する。この第二保持手段14は、いわゆる「アド
レス帳」として利用されるものであり、複数のデータレ
コードで構成される。各レコードは、送信相手のIDを
格納するためのIDフィールド14aと、送信相手のメ
ールアドレスを格納するためのアドレスフィールド14
bとを少なくとも備える。
【0038】メールクライアント11は、通常のメール
クライアントソフトと同様に、電子メールの「編集」
(または作成)、「送信」、「受信」及び「表示」の各
機能を有する。すなわち、RFC(Request For Commen
t)822形式の電子メールを編集し、それをメールサ
ーバ12に送信し、また、自分宛の電子メールをメール
ボックスから受信し、それを表示する機能を有する。
【0039】ここで、RFC822形式の電子メール
は、先に説明したとおり、エンベロープ部、メールヘッ
ダ部及びメッセージボディ部の三つからなるが、本実施
の形態における電子メールは、そのうちのメールヘッダ
部に、以下の二つの特定用途フィールド(「拡張フィー
ルド」または「利用者定義フィールド」ともいう)を追
加した点に特徴がある。
【0040】図において、メールクライアント11によ
って編集された電子メールのメールヘッダ部15には、
少なくとも、送信元アドレス、送信先アドレス、送信元
ID及び送信先IDの各フィールドが設けられている。
RFC822の規定に従えば、送信元アドレスは「Fr
om」フィールドであり、送信先アドレスは「To」フ
ィールドである。また、送信元IDと送信先IDは、特
定用途フィールド(いわゆるX−ヘッダ)であり、本実
施の形態における電子メールシステム10に特有のもの
である。X−ヘッダの命名は他の電子メールシステムで
使用されていない名前であれば自由である。以下、送信
元IDフィールドのX−ヘッダ名を“X−himits
u−sender−id”とし、送信先IDフィールド
のX−ヘッダ名を“X−himitsu−recipi
ent−id”とする。
【0041】ここで、“X−”は特定用途フィールドで
あることを示す接頭記号、“himitsu−”は特定
の電子メールシステム(電子メールシステム10)を示
す文字列、“sender−id”と“recipie
nt−id”はそれぞれ送信元ID及び送信先IDを示
す文字列である。なお、“フィールド”を“タグ”とい
うこともある。
【0042】メールクライアント11は、電子メールを
編集する際、その電子メールのメールヘッダ部15の各
フィールドに第一保持手段13及び第二保持手段14の
保持情報をセットする。
【0043】すなわち、送信元アドレス(From)に
第一保持手段13の自アドレスフィールド13bの情報
(“yamada@xxx.com”)をセットし、送
信元ID(X−himitsu−sender−id)
に第一保持手段13の自アドレスフィールド13bの情
報(“1234”)をセットすると共に、送信先アドレ
ス(To)に第二保持手段14の選択アドレスフィール
ド14bの情報(後述)をセットし、送信先ID(X−
himitsu−recipient−id)に第二保
持手段14の選択IDフィールド14aの情報(後述)
をセットする。
【0044】ここに、選択IDフィールド14a及び選
択アドレスフィールド14bとは、電子メールを編集す
る際に、利用者によって選択された第二保持手段14の
送信先選択レコードのことである。たとえば、図示の例
において、波線で囲まれた第二レコードを選択レコード
とすると、このレコードのIDフィールド14aの保持
情報(“5678”)がメールヘッダ部15の送信先I
D(X−himitsu−recipient−id)
にセットされ、同レコードのアドレスフィールド14b
の保持情報(“hana@xxx.com”)がメール
ヘッダ部15の送信先アドレス(To)にセットされ
る。
【0045】<メールサーバ12>一方、メールサーバ
12は、電子メールシステム10の全ての利用者のメー
ルアカウントを保持する第三保持手段(以下「テーブ
ル」ということもある)16を有する。この第三保持手
段16は、各利用者のIDを格納するためのIDフィー
ルド16aと、各利用者のメールアドレスを格納するた
めのアドレスフィールド16bとを少なくとも備え、そ
れぞれの利用者のIDとメールアドレスとを関連づけて
保持する。たとえば、図示の例では、ID“1234”
の利用者について、そのメールアドレスとして“yam
ada@xxx.com”が保持されており、また、I
D“5678”の利用者について、そのメールアドレス
として“hana@xxx.com”が保持されてい
る。
【0046】メールサーバ12は、従来のメールサーバ
(図3のMTA)と同様に、メールクライアント11か
ら送信された電子メールを受け取り、その電子メールの
メールヘッダ部15の送信先アドレス(To)にセット
された情報に従って電子メールを転送(メールボックス
への配信または他のMTAへの中継)するが、本実施の
形態のメールサーバ12は、その転送処理において、以
下の特徴的なプロセスを実行する。
【0047】すなわち、まず、メールヘッダ部15の送
信元ID(X−himitsu−recipient−
id)フィールドと送信先ID(X−himitsu−
recipient−id)フィールドの情報(図示の
例では“1234”と“5678”)を取り出し、それ
らの情報を用いて第三保持手段16のレコードを検索す
る(ステップS1)。次いで、ID一致のレコードを検
索すると、そのレコードのアドレスフィールド16bか
らアドレスを取り出し、メールヘッダ部15の送信元ア
ドレス(From)フィールドと送信先アドレス(T
o)フィールドの情報と照合する(ステップS2)。
【0048】次に、照合結果に応じた処理を実行する
が、照合結果は、次の三つのケースに分かれる。 <一致>・・・・(イ)送信元アドレスと送信先アドレスが
共に一致するケースである。このケースでは、メールク
ライアント11から受け取った電子メールをそのまま送
信する(ステップS3:送信手段)。
【0049】今、第三保持手段16から取り出されたア
ドレスを“yamada@xxx.com”と“han
a@xxx.com”とすると、この場合、メールヘッ
ダ部15の送信元アドレス(From)フィールドの情
報が“yamada@xxx.com”であり、且つ、
送信先アドレス(To)フィールドの情報が“hana
@xxx.com”であるから、このケース(イ)に該
当し、メールサーバ12は、メールクライアント11か
ら受け取った電子メールをそのまま送信する(ステップ
S3:送信手段)。
【0050】<送信元アドレス不一致>・・・・(ロ)送信
元アドレスが一致しない(第一保持手段13の情報と第
三保持手段の情報が一致しない)ケースである。このケ
ースは、メールクライアント11の利用者によって自己
のメールアドレス(第一保持手段13の自アドレスフィ
ールド13bの情報)が変更され、その変更後、初めて
メールサーバ12で当該メールクライアント11からの
電子メールが受け取られたときに発生する。この受け取
り時点において、メールサーバ12の第三保持手段16
に保持されている当該利用者のメールアドレスは変更前
の旧アドレスである。
【0051】図2は、このケース(ロ)における特異プ
ロセスの抽出図である。今、第三保持手段16から取り
出されたアドレスを“yamada@xxx.com”
とすると、この場合、メールヘッダ部15の送信元アド
レス(From)フィールドの情報が不一致になる。こ
のケースでは、送信元アドレスが“yamada@xx
x.com”から“taro@xxx.com”に変更
されており、メールクライアント11から受け取った電
子メールをそのまま送信する(ステップS3:送信手
段)と、不達メールにはならないものの、次の不都合を
招く。
【0052】すなわち、その電子メールを受け取った利
用者がメールヘッダ部15の送信元アドレス(Fro
m)フィールドに注目すれば、メールアドレスの変更を
知ることができ、自分のアドレス帳(第二保持手段1
4)のアドレスを修正できるが、多くの利用者はメール
ヘッダ部15を子細に眺めないため、メールアドレスの
変更を見落としてしまう。その結果、変更前のメールア
ドレス(“yamada@xxx.com”)を使用し
て返信メール等を送信することとなり、結局、変更後の
メールアドレス(“taro@xxx.com”)にメ
ールを届けることができなくなるから、その段階で不達
メールが発生するという不都合を招く。
【0053】そこで、本実施の形態におけるメールサー
バ12は、かかるケース(ロ:送信元アドレス不一致)
の場合、第三保持手段(テーブル)16の該当アドレス
(“yamada@xxx.com”)を送信元アドレ
ス(To)フィールドの情報、すなわち、変更後のメー
ルアドレス(“taro@xxx.com”)で置き換
えるという処理を実行する(ステップS4:置換手
段)。
【0054】こうすることにより、次のケース(ハ)の
処理と相まって、上記の不都合を解消できる。 <送信先アドレス不一致>・・・・(ハ)メールクライアン
ト11から受け取った電子メールの送信先アドレス(T
o)に、変更前のアドレス(“yamada@xxx.
com”)が使用されていたケースである。このケース
では、メールサーバ12は、第三保持手段(テーブル)
16の該当アドレスで送信元アドレス(To)フィール
ドの情報を置き換えるという処理を実行する(ステップ
S5:置換手段)。
【0055】ここで、前記のケース(ロ:送信元アドレ
ス不一致)において、第三保持手段16の該当アドレス
が“yamada@xxx.com”から“taro@
xxx.com”に置換されているとすると、この送信
先アドレス不一致のケース(ハ)では、第三保持手段
(テーブル)16の該当アドレス(“taro@xx
x.com”)で送信元アドレス(To)フィールドの
情報(“yamada@xxx.com”)が置き換え
られるため、結局、メール送信処理(ステップS3:送
信手段)は、変更後のメールアドレス(“taro@x
xx.com”)に対して行われることになる。
【0056】したがって、利用者ID“1234”のメ
ールアドレスが“yamada@xxx.com”から
“taro@xxx.com”に変更された場合、その
変更を知らない他の利用者(たとえば、ID“567
8”を持つ利用者)から変更前のメールアドレス(“y
amada@xxx.com”)で出された電子メール
であっても、送信先アドレス(To)を正しいメールア
ドレス(“taro@xxx.com”)に置き換えて
送信することができ、電子メールの不達問題を回避する
ことができるという格別の効果が得られる。
【0057】なお、上記の送信先アドレス不一致のケー
ス(ハ)において、ステップS5を実行する際に、電子
メール送信元のメールクライアント11に対して、送信
先アドレスの置換を行った旨と、その置換後のメールア
ドレスの情報(及びそのID)を通知する(ステップS
6)ようにすると、電子メール送信元のメールクライア
ント11の第二保持手段14の該当アドレスを、手動ま
たは自動で変更することが可能になるから好ましい。
【0058】本実施の形態の主要な機能は、マイクロコ
ンピュータを含むハードウェア資産と、オペレーティン
グシステムや各種プログラムなどのソフトウェア資産と
の有機的結合によって機能的に実現されるものである
が、ハードウェア資産およびオペレーティングシステム
は汎用のものを利用できるから、本発明にとって欠くこ
とのできない必須の事項は、実質的に、前記のメールク
ライアント11及びメールサーバ12を実現するための
プログラムに集約されているということがいえる。した
がって、本発明は、かかるプログラムそれ自体、または
そのプログラムのすべて若しくはその要部を格納した、
フレキシブルディスク、光ディスク、磁気ディスク、ハ
ードディスク、半導体メモリなどの記録媒体(それ自体
が流通経路に乗るものはもちろん、ネットワーク上にあ
って記録内容だけを提供するものも含む)を包含するも
のである。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、各利用者の最新のメー
ルアドレスをメールサーバの第三保持手段で保持するこ
とができ、仮に、変更前の古いメールアドレス(“ya
mada@xxx.com”)を送信先アドレスに間違
ってセットした場合であっても、メールサーバで新しい
メールアドレス(“taro@xxx.com”)に置
き換えて送信できるから、電子メールの不達を回避でき
るという格別のメリットが得られる。
【0060】したがって、メールアドレスを変更した場
合に、その変更をいちいち相手に伝える必要がなく、も
って、いつでも好きなときにメールアドレスの変更を行
うことができ、とりわけ迷惑メール対策に効果を発揮す
る電子メールシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における電子メールシステムの概
念図である。
【図2】送信元アドレス不一致のケース(ロ)における
特異プロセスの抽出図である。
【図3】電子メールシステムの概念図である。
【符号の説明】
10 電子メールシステム 11 メールクライアント(作成手段、第一セット手
段、第二セット手段、送信手段) 12 メールサーバ(判定手段) 13 第一保持手段 14 第二保持手段 15 メールヘッダ部 16 第三保持手段 S3 ステップ(送信手段) S4 ステップ(置換手段) S5 ステップ(置換手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メールクライアントとメールサーバとを
    含む電子メールシステムにおいて、 前記メールクライアントは、 そのメールクライアントを利用する利用者のメールアド
    レスと前記電子メールシステム内で唯一無二の識別情報
    とを保持する第一保持手段と、 電子メールの送信相手のメールアドレスとその送信相手
    の識別情報とを関連づけて保持する第二保持手段と、 電子メールの作成手段と、 前記作成手段によって作成された電子メールのメールヘ
    ッダ部に、前記第一保持手段から読み出されたメールア
    ドレスと識別情報とを送信元情報としてセットする第一
    セット手段と、 前記作成手段によって作成された電子メールのメールヘ
    ッダ部に、前記第二保持手段から読み出されたメールア
    ドレスと識別情報とを送信先情報としてセットする第二
    セット手段と、 前記第一及び第二セット手段によってメールヘッダ部に
    所要の情報がセットされた電子メールをメールサーバに
    送信する送信手段とを備え、 前記メールサーバは、 前記電子メールシステムを利用する全ての利用者のメー
    ルアドレスと識別情報とを関連づけて保持する第三保持
    手段と、 前記メールクライアントから電子メールを受け取ると、
    そのメールヘッダ部にセットされている識別情報に対応
    するメールアドレスを前記第三保持手段から取り出し、
    取り出したメールアドレスとメールヘッダ部にセットさ
    れているメールアドレスとの一致/不一致を判定する判
    定手段と、 前記判定手段により、一致が判定された場合には送信元
    及び送信先のメールアドレスをそのままにし、または、
    送信元のメールアドレスの不一致が判定された場合には
    メールヘッダ部にセットされているメールアドレスで前
    記第三保持手段のメールアドレスを置き換え、若しく
    は、送信先のメールアドレスの不一致が判定された場合
    には前記第三保持手段から取り出したメールアドレスで
    メールヘッダ部にセットされているメールアドレスを置
    き換える置換手段と、 前記置換手段による処理を受けた後の電子メールを送信
    先のメールアドレス宛に送信する送信手段とを備えるこ
    とを特徴とする電子メールシステム。
  2. 【請求項2】 メールクライアントとメールサーバとを
    含む電子メールシステムに用いられるメールクライアン
    トであって、 前記メールクライアントは、 そのメールクライアントを利用する利用者のメールアド
    レスと前記電子メールシステム内で唯一無二の識別情報
    とを保持する第一保持手段と、 電子メールの送信相手のメールアドレスとその送信相手
    の識別情報とを関連づけて保持する第二保持手段と、 電子メールの作成手段と、 前記作成手段によって作成された電子メールのメールヘ
    ッダ部に、前記第一保持手段から読み出されたメールア
    ドレスと識別情報とを送信元情報としてセットする第一
    セット手段と、 前記作成手段によって作成された電子メールのメールヘ
    ッダ部に、前記第二保持手段から読み出されたメールア
    ドレスと識別情報とを送信先情報としてセットする第二
    セット手段と、 前記第一及び第二セット手段によってメールヘッダ部に
    所要の情報がセットされた電子メールをメールサーバに
    送信する送信手段とを備えることを特徴とするメールク
    ライアント。
  3. 【請求項3】 メールクライアントとメールサーバとを
    含む電子メールシステムに用いられるメールサーバであ
    って、 前記メールサーバは、 前記電子メールシステムを利用する全ての利用者のメー
    ルアドレスと識別情報とを関連づけて保持する第三保持
    手段と、 前記メールクライアントから電子メールを受け取ると、
    そのメールヘッダ部にセットされている識別情報に対応
    するメールアドレスを前記第三保持手段から取り出し、
    取り出したメールアドレスとメールヘッダ部にセットさ
    れているメールアドレスとの一致/不一致を判定する判
    定手段と、 前記判定手段により、一致が判定された場合には送信元
    及び送信先のメールアドレスをそのままにし、または、
    送信元のメールアドレスの不一致が判定された場合には
    メールヘッダ部にセットされているメールアドレスで前
    記第三保持手段のメールアドレスを置き換え、若しく
    は、送信先のメールアドレスの不一致が判定された場合
    には前記第三保持手段から取り出したメールアドレスで
    メールヘッダ部にセットされているメールアドレスを置
    き換える置換手段と、 前記置換手段による処理を受けた後の電子メールを送信
    先のメールアドレス宛に送信する送信手段とを備えるこ
    とを特徴とするメールサーバ。
  4. 【請求項4】 コンピュータにメールクライアントとし
    ての処理機能を実行させるためのプログラムであって、 前記処理機能は、 前記メールクライアントを利用する利用者のメールアド
    レスと前記電子メールシステム内で唯一無二の識別情報
    とを保持する第一保持手段と、 電子メールの送信相手のメールアドレスとその送信相手
    の識別情報とを関連づけて保持する第二保持手段と、 電子メールの作成手段と、 前記作成手段によって作成された電子メールのメールヘ
    ッダ部に、前記第一保持手段から読み出されたメールア
    ドレスと識別情報とを送信元情報としてセットする第一
    セット手段と、 前記作成手段によって作成された電子メールのメールヘ
    ッダ部に、前記第二保持手段から読み出されたメールア
    ドレスと識別情報とを送信先情報としてセットする第二
    セット手段と、 前記第一及び第二セット手段によってメールヘッダ部に
    所要の情報がセットされた電子メールをメールサーバに
    送信する送信手段とを含むことを特徴とするプログラ
    ム。
  5. 【請求項5】 コンピュータにメールサーバとしての処
    理機能を実行させるためのプログラムであって、 前記処理機能は、 前記電子メールシステムを利用する全ての利用者のメー
    ルアドレスと識別情報とを関連づけて保持する第三保持
    手段と、 前記メールクライアントから電子メールを受け取ると、
    そのメールヘッダ部にセットされている識別情報に対応
    するメールアドレスを前記第三保持手段から取り出し、
    取り出したメールアドレスとメールヘッダ部にセットさ
    れているメールアドレスとの一致/不一致を判定する判
    定手段と、 前記判定手段により、一致が判定された場合には送信元
    及び送信先のメールアドレスをそのままにし、または、
    送信元のメールアドレスの不一致が判定された場合には
    メールヘッダ部にセットされているメールアドレスで前
    記第三保持手段のメールアドレスを置き換え、若しく
    は、送信先のメールアドレスの不一致が判定された場合
    には前記第三保持手段から取り出したメールアドレスで
    メールヘッダ部にセットされているメールアドレスを置
    き換える置換手段と、 前記置換手段による処理を受けた後の電子メールを送信
    先のメールアドレス宛に送信する送信手段とを含むこと
    を特徴とするプログラム。
  6. 【請求項6】 前記メールサーバは、前記置換手段によ
    って、メールアドレスが置き換えられた際に、少なくと
    も置換後のメールアドレスとそのメールアドレスの識別
    情報とを当該電子メールの送信元に通知することを特徴
    とする請求項3記載のメールサーバ。
  7. 【請求項7】 前記メールクライアントは、前記メール
    サーバから、少なくとも置換後のメールアドレスとその
    メールアドレスの識別情報とが通知された際に、その通
    知情報に基づいて、第二保持手段の保持情報を更新する
    ことを特徴とする請求項2記載のメールクライアント。
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