JP2003249550A - 半導体集積回路装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置及びその製造方法

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JP2003249550A
JP2003249550A JP2002047691A JP2002047691A JP2003249550A JP 2003249550 A JP2003249550 A JP 2003249550A JP 2002047691 A JP2002047691 A JP 2002047691A JP 2002047691 A JP2002047691 A JP 2002047691A JP 2003249550 A JP2003249550 A JP 2003249550A
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conductivity type
wiring layer
diffusion layer
integrated circuit
circuit device
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JP2002047691A
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Kenichi Ooto
建一 大音
Yoshinori Tanaka
義典 田中
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリセル領域、周辺N型トランジスタ領
域、周辺P型トランジスタ領域を同一半導体基板に備え
た半導体集積回路装置の製造法に関し、各領域の拡散層
にコンタクトする配線層の抵抗を低減した。 【解決手段】 N型の拡散層を有するメモリセル領域A
及び周辺トランジスタ領域Bと、P型の拡散層を有する
周辺トランジスタ領域Cを備え、N型の拡散層5,6上
にN型ポリシリコン配線層10を形成する工程と、全面
にN型の不純物27を注入する工程と、全面に層間絶縁
膜11を形成し、N型ポリシリコン配線層10及びP型
の拡散層7上にコンタクトホール12を形成する工程
と、全面にP型の不純物13,13a,13bを注入す
る工程と、N型ポリシリコン配線層10及びP型の拡散
層7上のコンタクトホール12に金属配線層17を形成
する工程とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、メモリセル領域
(特にDRAMのメモリセル)並びに周辺回路としての
論理回路領域(周辺N型トランジスタ領域、周辺P型ト
ランジスタ領域)を同一半導体基板に備えた半導体集積
回路装置に係り、特に各領域の拡散層にコンタクトする
配線層の構造及び製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のメモリセル領域、周辺回路として
のN型トランジスタ領域、P型トランジスタ領域を同一
半導体基板に備えた半導体集積回路装置の製造方法を図
に基づいて説明する。
【0003】まず、図12(a)において、p型シリコ
ン基板1上に素子分離2を形成する。そして、メモリセ
ルとなる領域A,周辺N型トランジスタとなる領域B,
周辺P型トランジスタとなる領域Cについて、それぞれ
フォトレジスト法および注入を行うことにより拡散層
5,6,7を形成する。つまり、領域A及び領域BはP
型となる不純物(B、BF2等)を、領域CにはN型と
なる不純物(P、As等)をドープする。そして、ゲー
ト酸化膜(図示せず)、ゲート電極材料3およびハード
マスク材料4を堆積し、フォトレジスト法によりトラン
スファーゲートを形成する。
【0004】次に、図12(b)において、全面に窒化
膜8を堆積し、層間絶縁膜であるBPSG膜9を堆積す
る。そして、フォトレジスト法及びドライエッチングに
より、領域Aの拡散層5にコンタクトホールを形成す
る。その後、P、As等N型となる不純物をドープした
ポリシリコンを堆積し、CMPもしくは全面エッチング
によりコンタクトプラグ10を形成する。
【0005】次に、図13(a)において、層間絶縁膜
11を堆積した後、フォトレジスト法およびドライエッ
チングによりビットライン用のコンタクトホール12を
領域B及び領域Cに形成する。
【0006】そして、図13(b)において、領域Aお
よび領域Bにフォトレジスト法によりレジストマスク1
40を形成し、領域Cの拡散層7に不純物をドープす
る。このドープした領域13は、半導体基板1へのリー
ク電流を抑制する効果がある。
【0007】次に、図14において、図13で形成した
レジストマスク140を除去した後、領域Aおよび領域
Cにフォトレジスト法によりレジストマスク141を形
成し、領域Bの拡散層6に不純物をドープする。このド
ープした領域14は、半導体基板1へのリーク電流を抑
制する効果がある。
【0008】そして、図15において、レジストマスク
141を除去し、スパツタ法によりCoを堆積し熱処理
を行うことにより、コンタクトプラグ10、拡散層7,
13拡散層6,14にCoシリサイド15a,bを形成
する。その後、層間絶縁膜11上およびビットラインコ
ンタクトホール12内のCoを除去し、バリアメタル
(例えばTiN/Ti)16、ビットラインの導電物質
(例えばW)17およびハードマスクである窒化膜18
を堆積する。そして、フォトレジスト法およびドライエ
ッチングによりビットラインを形成した後、全面に酸化
防止のため窒化膜19を堆積する。
【0009】その後、図16において、領域Aにキャパ
シタを形成する。層間絶縁膜20を堆積し、フォトレジ
スト法およびドライエッチングによりストレージノード
コンタクトを開口する。そして、不純物をドープしたポ
リシリコンを堆積し、CMPもしくはエッチバックによ
りストレージノードコンタクト21を形成する。
【0010】そして、図17において、窒化膜22およ
び層間絶縁膜23を堆積する。そして、フォトレジスト
法およびドライエッチングによりストレージノードコン
タクト上に開口し、ストレージノード電極材料24を堆
積し、さらに粗面25を形成する。CMPによりストレ
ージノード24を形成した後、絶縁膜およびセルプレー
ト電極材料を堆積する。そして、フォトレジスト法およ
びドライエッチングによりセルプレート26を形成す
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体集積回路
装置の製造方法は、下記の様な問題点を有していた。
【0012】(1)ビットラインコンタクトホール12
を開口した後、写真工程により全面にレジストマスクを
形成する。その際、現像プロセスによりコンタクトホー
ル内のレジストを除去することが必要であるが、ビット
ラインコンタクトホール径が小さくなる、すなわちアス
ペクト比が大きくなるにつれて、レジスト除去が困難と
なってくる。従って、不純物の注入されないコンタクト
ホールが存在して接合リークが増大する問題点がある。
【0013】(2)また、写真工程と注入後レジストを
除去するウエハプロセス工程が増える問題点がある。
【0014】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたものであり、コンタクトホール開口後
の写真工程及びコンタクトホール内のレジスト除去工程
を省き、不純物の注入されないコンタクトホールを無く
して接合リークが増大することを防止することを目的と
する。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は、同一の半導
体基板に、第1導電型の拡散層を有する第1素子領域
と、第2導電型の拡散層を有する第2素子領域を備えた
半導体集積回路装置及びその製造方法に係るものであ
る。ここで、第1導電型とはP導電型又はN導電型のい
ずれか一方を意味し、第2導電型とはP導電型又はN導
電型のいずれか他方を意味する。後述の実施の形態で
は、第1導電型をN導電型とし、第2導電型をP導電型
とし、第1素子領域としてN型拡散層を有するメモリセ
ル領域及び周辺N型トランジスタ領域を含み、第2素子
領域としてP型拡散層を有する周辺P型トランジスタ領
域を含んでいる例を示している。
【0016】請求項1の半導体集積回路装置の製造方法
の発明は、第1及び第2素子領域に第1の層間絶縁膜を
形成し、第1導電型の拡散層上に第1導電型の配線層を
形成する工程と、第1及び第2素子領域に第1導電型の
不純物を注入する工程と、第1及び第2素子領域に第2
の層間絶縁膜を形成し、第1導電型の配線層及び第2導
電型の拡散層上にコンタクトホールを形成する工程と、
第1及び第2素子領域に第2導電型の不純物を注入する
工程と、第1導電型の配線層及び第2導電型の拡散層上
のコンタクトホールに金属配線層を形成する工程とから
なる。
【0017】請求項2の半導体集積回路装置の製造方法
の発明は、請求項1の発明において、第1導電型の不純
物と第2導電型の不純物との注入量及び注入深さはほぼ
等しいことを特徴とする。
【0018】請求項3の半導体集積回路装置の製造方法
の発明は、第1及び第2素子領域に第1の層間絶縁膜を
形成し、第1導電型の拡散層上に第1導電型の配線層を
形成する工程と、第1及び第2素子領域に第2の層間絶
縁膜を形成し、第1導電型の配線層及び第2導電型の拡
散層上にコンタクトホールを形成する工程と、第1及び
第2素子領域に第2導電型の不純物を注入する工程と、
所定のエッチングにより第1導電型の配線層内の第2導
電型の拡散層を除去する工程と、第1導電型の配線層及
び第2導電型の拡散層上のコンタクトホールに金属配線
層を形成する工程とからなる。
【0019】請求項4の半導体集積回路装置の製造方法
の発明は、請求項3の発明において、所定のエッチング
として、第2導電型の拡散層のエッチングレートより第
1導電型の配線層のエッチングレートの方が速いエッチ
ングを使用する。
【0020】請求項5の半導体集積回路装置の製造方法
の発明は、第1及び第2素子領域に第1の層間絶縁膜を
形成し、第1導電型の拡散層上に第1導電型の配線層を
形成する工程と、第1及び第2素子領域に第2の層間絶
縁膜を形成し、第1導電型の配線層及び第2導電型の拡
散層上にコンタクトホールを形成する工程と、第1及び
第2素子領域に第2導電型の不純物を注入する工程と、
第1導電型の配線層内の第2導電型の拡散層のみを相殺
するように第1導電型の不純物を注入する工程と、第1
導電型の配線層及び第2導電型の拡散層上のコンタクト
ホールに金属配線層を形成する工程とからなる。
【0021】請求項6の半導体集積回路装置の製造方法
の発明は、請求項5の発明において、第1導電型の不純
物の注入は、垂直方向より所定角度aをもって行い、か
つ半導体集積回路装置又は不純物注入方向を回転するよ
うにしたことを特徴とする。
【0022】請求項7の半導体集積回路装置の製造方法
の発明は、第1及び第2素子領域に第1の層間絶縁膜を
形成し、第1導電型の拡散層上に第1導電型の配線層を
形成する工程と、第1素子領域に絶縁阻止膜を形成する
工程と、第1及び第2素子領域に第2の層間絶縁膜を形
成し、第1導電型の配線層上の絶縁阻止膜上及び第2導
電型の拡散層上にコンタクトホールを形成する工程と、
第1及び第2素子領域に第2導電型の不純物を注入する
工程と、所定のエッチングにより第1導電型の配線層上
の絶縁阻止膜を除去する工程と、第1導電型の配線層及
び第2導電型の拡散層上のコンタクトホールに金属配線
層を形成する工程とからなる。
【0023】請求項8の半導体集積回路装置の製造方法
の発明は、第1及び第2素子領域に第1の層間絶縁膜を
形成し、第1導電型の拡散層上に第1導電型の配線層を
形成する工程と、第1導電型の配線層をリセスし、リセ
スした箇所に絶縁阻止膜を形成する工程と、第1及び第
2素子領域に第2の層間絶縁膜を形成し、第1導電型の
配線層上の絶縁阻止膜上及び第2導電型の拡散層上にコ
ンタクトホールを形成する工程と、第1及び第2素子領
域に第2導電型の不純物を注入する工程と、所定のエッ
チングにより第1導電型の配線層上の絶縁阻止膜を除去
する工程と、第1導電型の配線層及び第2導電型の拡散
層上のコンタクトホールに金属配線層を形成する工程と
からなる。
【0024】請求項9の半導体集積回路装置の発明は、
第1導電型の拡散層上に第1導電型の配線層が形成さ
れ、第1導電型の配線層上のコンタクトホールに金属配
線層が形成されていると共に、第2導電型の拡散層上の
コンタクトホールに金属配線層が形成されていることを
特徴とする。
【0025】請求項10の半導体集積回路装置の発明
は、第1導電型の拡散層上の第1導電型の配線層に、類
似プロファイルの第1導電型の不純物及び第2導電型の
不純物が存在し、その上のコンタクトホールに金属配線
層が形成されていると共に、第2導電型の拡散層に第2
導電型の不純物が注入され、その上のコンタクトホール
に金属配線層が形成されていることを特徴とする。
【0026】請求項11の半導体集積回路装置の発明
は、第1導電型の拡散層上の第1導電型の配線層に、第
2導電型の不純物が存在し、その第2導電型の不純物の
注入された領域が削られており、その上のコンタクトホ
ールに金属配線層が形成されていると共に、第2導電型
の拡散層に第2導電型の不純物が注入され、その上のコ
ンタクトホールに金属配線層が形成されていることを特
徴とする。
【0027】請求項12の半導体集積回路装置の発明
は、第1導電型の拡散層上の第1導電型の配線層に、第
2導電型の不純物が存在し、その第2導電型の不純物の
領域より広い領域に第1導電型の不純物が存在し、その
上のコンタクトホールに金属配線層が形成されていると
共に、第2導電型の拡散層に第2導電型の不純物が注入
され、その上のコンタクトホールに金属配線層が形成さ
れていることを特徴とする。
【0028】請求項13の半導体集積回路装置の発明
は、第1導電型の拡散層上の第1導電型の配線層に、コ
ンタクトホールを介して金属配線層が形成され、第2導
電型の拡散層に第2導電型の不純物が注入され、その上
のコンタクトホールに金属配線層が形成されていると共
に、第1素子領域に、第1導電型の配線層の際上面と同
じ高さに下面がある絶縁阻止膜が残存していることを特
徴とする。
【0029】請求項14の半導体集積回路装置の発明
は、第1導電型の拡散層上の第1導電型の配線層に、コ
ンタクトホールを介して金属配線層が形成され、第2導
電型の拡散層に第2導電型の不純物が注入され、その上
のコンタクトホールに金属配線層が形成されていると共
に、第1導電型の配線層上面に絶縁阻止膜が残存してい
ることを特徴とする。
【0030】請求項15の半導体集積回路装置の発明
は、請求項9〜請求項14の発明において、第1導電型
の配線層とその上の金属配線層の間、及び第2導電型の
拡散層とその上の金属配線層の間に金属シリサイド層が
形成されていることを特徴とする。
【0031】請求項16の半導体集積回路装置の発明
は、請求項9〜請求項15の発明において、第1素子領
域にメモリセル領域及び第1導電型のトランジスタ領域
が形成され、第2素子領域に第2導電型のトランジスタ
領域が形成されると共に、第1素子領域にメモリセルの
ストレージノードが形成されていることを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1によるメモリセル領域、周辺回路としての
N型トランジスタ領域、P型トランジスタ領域を同一半
導体基板に備えた半導体集積回路装置の製造方法を図に
基づいて説明する。
【0033】図1(a)において、p型シリコン基板1
上に素子分離用の絶縁膜2を形成する。そして、メモリ
セルとなる領域A,周辺N型トランジスタとなる領域
B、周辺P型トランジスタとなる領域Cにそれぞれ所定
の不純物をドープするため、フォトレジスト法および注
入を行うことにより拡散層5,6,7を形成する。すな
わち、領域A及び領域BはP型となる不純物(B、BF
2等)を、領域CにはN型となる不純物(P、As等)
をドープする。そして、ゲート酸化膜(図示せず)、ゲ
ート電極材料3およびハードマスク材料4を堆積し、フ
ォトレジスト法によりトランスファーゲートを形成す
る。その後、拡散層5,6,7をフォトレジスト法およ
び不純物注入を繰り返すことにより、領域A,B,Cに
必要なトランジスタを形成する。つまり、領域Aと領域
BにはN型トランジスタ、そして領域CにはP型トラン
ジスタを形成する。
【0034】次に、図1(b)において、前記のトラン
ジスタを形成後、全面に窒化膜8を堆積し、層間絶縁膜
であるBPSG(boro-phospho silicate glass)膜9
を堆積する。そして、フォトレジスト法及びドライエッ
チングにより、領域Aの拡散層5および領域Bの拡散層
6にコンタクトホールを形成する。その後、コンタクト
プラグの導電材料であるP、As等N型となる不純物を
ドープしたポリシリコンを堆積する。そして、CMP
(Chemical Mechanical Polishing)もしくは全面エッ
チングによりコンタクトプラグ10を形成する。
【0035】次に、図2(a)において、全面に注入を
行い、ポリシリコンのコンタクトプラグ10上にN型と
なるP、As等の不純物27をドープする。その注入の
量と深さは、ビットラインコンタクトの開口後に領域C
に注入する際のコンタクトプラグ上の不純物(P型不純
物)と同じプロファイル(注入量と深さ)となるように
する。
【0036】そして、図2(b)において、層間絶縁膜
11を堆積した後、ビットラインコンタクトホール12
をフォトレジスト法およびドライエッチングにより形成
する。そして、全面にB、BF2等のP型となる不純物
を注入する。この時、領域Cのコンタクトホール底には
P型の拡散層13が形成され、この拡散層13は半導体
基板1へのリーク電流を抑制する効果がある。また、領
域A及び領域Bのコンタクトプラグ10には前工程でN
型の不純物を注入しているので、これと同じプロファイ
ルを有するP型不純物をドープしてもコンタクトプラグ
10上にはPN接合ができず、高抵抗にならない。
【0037】上記注入するN型不純物とP型不純物のプ
ロファイル(注入量と深さ)として、例えば、先に注入
するN型不純物の濃度ピークが深さ0.15um、その
濃度が1×1020とすると、後から注入するP型不純物
の濃度ピーク及びその濃度を上記N型不純物に合せるよ
うにする。
【0038】その後、図3において、スパツタ法により
Coを堆積し熱処理を行うことにより、コンタクトプラ
グ10および拡散層7,13にCoシリサイド15a,
bを形成する。その後、層間絶縁膜11上およびビット
ラインコンタクトホール12内のCoを除去し、バリア
メタル(例えばTiN/Ti)16、ビットラインの導
電物質(例えばW)17およびハードマスクである窒化
膜18を堆積する。そして、フォトレジスト法およびド
ライエッチングによりビットラインを形成した後、全面
に酸化防止のため窒化膜19を堆積する。
【0039】その後、従来技術の項で説明した図16と
同様にして、領域Aにキャパシタを形成する。すなわ
ち、層間絶縁膜20を堆積し、フォトレジスト法および
ドライエッチングによりストレージノードコンタクトを
開口する。そして、不純物をドープしたポリシリコンを
堆積し、CMPもしくはエッチバックによりストレージ
ノードコンタクト21を形成する。
【0040】そして、従来技術の項で説明した図17と
同様にして、窒化膜22および層間絶縁膜23を堆積す
る。そして、フォトレジスト法およびドライエッチング
によりストレージノードコンタクト上に開口し、ストレ
ージノード電極材料24を堆積し、さらに粗面25を形
成する。CMPによりストレージノード24を形成した
後、絶縁膜およびセルプレート電極材料を堆積する。そ
して、フォトレジスト法およびドライエッチングにより
セルプレート26を形成する。
【0041】実施の形態1の特徴としては、ビットライ
ンコンタクトホール12を開口した後、コンタクトプラ
グ10上にB、BF2等のP型となる不純物をドープす
ると、コンタクトプラグ10上ではPN接合ができ高抵
抗となる。それを防止するため、あらかじめコンタクト
プラグ10を形成した後にN型の不純物を注入すること
により抵抗を低減することができる。
【0042】また、コンタクトプラグ10上の不純物プ
ロファイルを考えると、P型となる不純物とN型となる
不純物プロファイルが類似していて、かつ、絶対量とし
てはN型となる不純物が多いことが特徴となる。
【0043】以上のように実施の形態1によれば、従来
の問題点(1)のビットラインコンタクトホール12を
開口した後、写真工程により全面にレジストマスクを形
成する必要がないので、ホール内のレジストを除去する
必要もなく、残留したレジストにより不純物の注入され
ないコンタクトホールが存在して接合リークが増大する
ことがなくなる効果がある。
【0044】また、写真工程を省略することができるの
で、ウエハプロセス工程数も削減できる。
【0045】さらに、メモリセル領域Aのトランジスタ
の拡散層5〜コンタクトプラグ10〜ストレージノード
コンタクトプラグ21〜ストレージノードの抵抗値が減
少する効果がある。
【0046】上記実施の形態1では、コンタクトプラグ
10および拡散層7,13にCoシリサイド15a,b
を形成したが、コバルトシリサイドでなく他の低抵抗の
金属シリサイド、例えばチタンシリサイドであっても良
い。
【0047】実施の形態2.次に、この発明の実施の形
態2による半導体集積回路装置の製造方法を図に基づい
て説明する。
【0048】実施の形態1で説明した図1(a)及び
(b)の工程を行った後、図4(a)に示すように、全
面に層間絶縁膜11を堆積する。その後、フォトレジス
ト法およびドライエッチングによりビットライン用のコ
ンタクトホール12を形成する。
【0049】次に、図4(b)において、B、BF2
のP型となる不純物を注入することにより、領域A及び
領域Bのコンタクトプラグ(ポリシリコン)10上にP
型ポリシリコン層13aを、領域CのP型トランジスタ
の拡散層7にP型拡散層13を形成する。
【0050】次に、図5(a)において、ポリシリコン
のエッチングレートがシリコン基板のエッチングレート
より速い所定のエッチング(例えば燐酸を用いたウエッ
トエッチあるいは選択比の高いドライエッチング)を行
うことにより、コンタクトプラグ10上に形成されたP
型ポリシリコン層13aを除去する。この際、シリコン
基板1の削れ量は少ない。
【0051】その後、図5(b)において、実施の形態
1と同様にして、コンタクトプラグ10および拡散層
7,13にCoシリサイド15a,bを形成する。その
後、層間絶縁膜11上およびビットラインコンタクトホ
ール12内のCoを除去し、バリアメタル16、ビット
ラインの導電物質17およびハードマスクである窒化膜
18を堆積する。そして、フォトレジスト法およびドラ
イエッチングによりビットラインを形成した後、全面に
酸化防止のため窒化膜19を堆積する。
【0052】実施の形態2の構造上の特徴として、コン
タクトプラグ10の上面にビットラインコンタクトホー
ル12と連続する削れた領域が存在する。また、その削
れた領域はコンタクトプラグ10中のN型領域まで達し
ている。従って、PN接合が存在せず、低抵抗となる。
【0053】以上のように実施の形態2によれば、従来
の問題点(1)のビットラインコンタクトホール12を
開口した後、写真工程により全面にレジストマスクを形
成する必要がないので、ホール内のレジストを除去する
必要もなく、残留したレジストにより不純物の注入され
ないコンタクトホールが存在して接合リークが増大する
ことがなくなる効果がある。
【0054】また、写真工程を省略することができるの
で、ウエハプロセス工程数も削減できる。
【0055】実施の形態3.次に、この発明の実施の形
態3による半導体集積回路装置の製造方法を図に基づい
て説明する。
【0056】図4(b)までは実施の形態2と同様に作
成する。その後、図6(a)に示すように、N型となる
不純物(P、As等)を全面に半導体ウエハの垂直方向
から所定角度a度傾けて注入を行う。この場合、半導体
ウエハ又は不純物注入を回転させながら行う。ここで、
上記傾き角度aは、領域Aおよび領域Bのコンタクトプ
ラグ10内にN型の不純物が入り、かつ領域Cのコンタ
クトホール底にN型の不純物が入らない様に設定する。
また、領域Aおよび領域Bのコンタクトプラグ10内に
注入されたN型の不純物は、前工程で注入されたP型の
不純物の領域13a,bよりひと周り広い領域28に達
するようにする。
【0057】そして、図6(b)において、実施の形態
1と同様にして、コンタクトプラグ10および拡散層
7,13にCoシリサイド15a,bを形成する。その
後、層間絶縁膜11上およびビットラインコンタクトホ
ール12内のCoを除去し、バリアメタル16、ビット
ラインの導電物質17およびハードマスクである窒化膜
18を堆積する。そして、フォトレジスト法およびドラ
イエッチングによりビットラインを形成した後、全面に
酸化防止のため窒化膜19を堆積する。
【0058】実施の形態3により製造された構造上の特
徴は、コンタクトプラグ10上にB、BF2といったP
型となる不純物が存在し、かつビットラインコンタクト
ホール底のその領域が削れていることを特徴とする。
【0059】以上のように実施の形態3によれば、従来
の問題点(1)のビットラインコンタクトホール12を
開口した後、写真工程により全面にレジストマスクを形
成する必要がないので、ホール内のレジストを除去する
必要もなく、残留したレジストにより不純物の注入され
ないコンタクトホールが存在して接合リークが増大する
ことがなくなる効果がある。
【0060】また、写真工程を省略することができるの
で、ウエハプロセス工程数も削減できる。
【0061】実施の形態4.次に、この発明の実施の形
態4による半導体集積回路装置の製造方法を図に基づい
て説明する。
【0062】図1(b)までは、実施の形態1と同様に
形成する。その後、図7(a)に示すように、半導体ウ
エハ全面に窒化膜を堆積し、フォトレジスト法およびド
ライエッチにより、領域Aおよび領域Bに窒化膜29を
残す。
【0063】そして、図7(b)に示すように、層間絶
縁膜11を堆積し、フォトレジスト法およびドライエッ
チングによりビットライン用のコンタクトホール12を
形成する。但し、ここで、領域Aおよび領域Bのビット
ラインコンタクトホール12は窒化膜29で止めるよう
にする。その後、全面にB、BF2等のP型となる不純
物をドープする。その際、領域Aおよび領域Bのコンタ
クトプラグ10上には窒化膜29が残っており、P型不
純物はコンタクトプラグ10にドープされない。
【0064】そして、図8(a)に示すように、シリコ
ン基板1のエッチングレートが低い窒化膜エッチングに
よりコンタクトプラグ10上の窒化膜29を除去する。
【0065】その後、図8(b)に示すように、実施の
形態1と同様にして、コンタクトプラグ10および拡散
層7,13にCoシリサイド15a,bを形成する。そ
の後、層間絶縁膜11上およびビットラインコンタクト
ホール12内のCoを除去し、バリアメタル16、ビッ
トラインの導電物質17およびハードマスクである窒化
膜18を堆積する。そして、フォトレジスト法およびド
ライエッチングによりビットラインを形成した後、全面
に酸化防止のため窒化膜19を堆積する。
【0066】実施の形態4により製造された構造上の特
徴は、領域Aおよび領域Bのコンタクトプラグ10の際
上面と領域Aおよび領域Bに存在する窒化膜の下面が同
じ高さにある。
【0067】以上のように実施の形態4によれば、従来
の問題点(1)のビットラインコンタクトホール12を
開口した後、写真工程により全面にレジストマスクを形
成する必要がないので、ホール内のレジストを除去する
必要もなく、残留したレジストにより不純物の注入され
ないコンタクトホールが存在して接合リークが増大する
ことがなくなる効果がある。
【0068】また、写真工程を省略することができるの
で、ウエハプロセス工程数も削減できる。
【0069】また、P型となる不純物を注入する際にコ
ンタクトプラグ10上の窒化膜29がストッパーとなり
コンタクトプラグ10上にP型ポリシリコンは形成でき
ない。従って、PN接合ができることなく抵抗は低くな
る。
【0070】実施の形態5.次に、この発明の実施の形
態5による半導体集積回路装置の製造方法を図に基づい
て説明する。
【0071】図1(b)の導電膜の形成までは実施の形
態1と同様に行う。次に、図9(a)に示すように、ポ
リシリコンのコンタクトプラグ10を形成する際にエッ
チバックを行う。その際、オーバーエッチング量を多く
しコンタクトプラグ10のリセス量を100nm程度と
する。
【0072】そして、図9(b)に示すように、全面に
窒化膜を堆積し、CMPによりコンタクトプラグ10上
にのみ窒化膜30を残す。
【0073】その後、図10(a)に示すように、層間
絶縁膜11を堆積し、フォトレジスト法およびドライエ
ッチングによりビットライン用のコンタクトホール12
を形成する。その際、領域Aおよび領域Bのコンタクト
プラグ10上のビットラインコンタクトホールは窒化膜
30で止まっている。その後、全面にB又はBF2等の
P型の不純物をドープする。
【0074】そして、図10(b)に示すように、コン
タクトプラグ10上に残留した窒化膜30をシリコン基
板のエッチングレートが低い窒化膜エッチングにより除
去する。
【0075】そして、図11に示すように、実施の形態
1と同様にして、コンタクトプラグ10および拡散層
7,13にCoシリサイド15a,bを形成する。その
後、層間絶縁膜11上およびビットラインコンタクトホ
ール12内のCoを除去し、バリアメタル16、ビット
ラインの導電物質17およびハードマスクである窒化膜
18を堆積する。そして、フォトレジスト法およびドラ
イエッチングによりビットラインを形成した後、全面に
酸化防止のため窒化膜19を堆積する。
【0076】実施の形態5の製造方法による構造上の特
徴は、コンタクトプラグ上に連続して窒化膜が存在す
る。
【0077】以上のように実施の形態5によれば、従来
の問題点(1)のビットラインコンタクトホール12を
開口した後、写真工程により全面にレジストマスクを形
成する必要がないので、ホール内のレジストを除去する
必要もなく、残留したレジストにより不純物の注入され
ないコンタクトホールが存在して接合リークが増大する
ことがなくなる効果がある。
【0078】また、写真工程を省略することができるの
で、ウエハプロセス工程数も削減できる。
【0079】また、P型となる不純物を注入する際にコ
ンタクトプラグ10上の窒化膜がストツパーとなりコン
タクトプラグ上にP型ポリシリコンは形成できない。従
って、PN接合ができることなく抵抗は低くなる。
【0080】
【発明の効果】請求項1〜請求項8の半導体集積回路装
置の製造方法の発明によれば、従来の問題点である、コ
ンタクトホールを開口した後に写真工程により全面にレ
ジストマスクを形成する必要がないので、コンタクトホ
ール内のレジストを除去する必要がない。その結果、残
留したレジストにより不純物の注入されないコンタクト
ホールが存在して接合リークが増大することがなくなる
効果がある。また、写真工程を省略することができるの
で、ウエハプロセス工程数も削減できる。
【0081】特に、請求項1の発明によれば、第1導電
型の配線層を形成した後に第1導電型の不純物を注入す
ることにより、コンタクトホール形成後に注入する第2
導電型の不純物を相殺し、第1導電型の配線層内のPN
接合による高抵抗を防止する効果がある。
【0082】請求項2の発明によれば、第1導電型の不
純物と第2導電型の不純物の注入量及び注入深さをほぼ
等しくすることにより、第1導電型の不純物と第2導電
型の不純物が相殺され、第1導電型の配線層が残る効果
がある。
【0083】請求項3の発明によれば、所定のエッチン
グにより第1導電型の配線層内に注入された第2導電型
の拡散層を除去することにより、第1導電型の配線層内
のPN接合による高抵抗を防止する効果がある。
【0084】請求項4の発明によれば、所定のエッチン
グとして、第2導電型の拡散層のエッチングレートより
第1導電型の配線層のエッチングレートの方が速いエッ
チングを採用することにより、第2導電型の拡散層の削
れを最小限にして、第2導電型の拡散層を除去すること
ができる。
【0085】請求項5の発明によれば、第1導電型の配
線層内の第2導電型の拡散層のみを相殺するように第1
導電型の不純物を注入するようにしたので、第1導電型
の配線層内のPN接合による高抵抗を防止する効果があ
る。
【0086】請求項6の発明によれば、第1導電型の不
純物の注入を垂直方向より所定角度aをもって行い、か
つ半導体集積回路装置又は不純物注入方向を回転するよ
うにしたので、第1導電型の配線層に第1導電型の不純
物が注入され第2導電型の不純物と相殺され、第2導電
型の拡散層に第1導電型の不純物が入らない効果があ
る。
【0087】請求項7の発明によれば、第2導電型の不
純物を注入する際に第1導電型の配線層上の絶縁阻止膜
がストッパーとなり、第1導電型の配線層にPN接合が
できることがなく高抵抗を防止することができる。
【0088】請求項8の発明によれば、第2導電型の不
純物を注入する際に第1導電型の配線層上の絶縁阻止膜
がストッパーとなり、第1導電型の配線層にPN接合が
できることがなく高抵抗を防止することができる。
【0089】請求項9〜請求項16の半導体集積回路装
置の発明によれば、コンタクトホールを開口した後に写
真工程により全面にレジストマスクを形成することなく
製造できるので、コンタクトホール内にレジストが残留
する心配がなく接合リークが少なくなり、信頼性の高く
なる効果がある。また、第1導電型の配線層内のPN接
合による高抵抗が防止できる。
【0090】また、請求項15の発明によれば、第1導
電型の配線層とその上の金属配線層の間、及び第2導電
型の拡散層とその上の金属配線層の間に金属シリサイド
層が形成されているので、抵抗が低減する効果がある。
【0091】更に、請求項16の発明によれば、メモリ
セル領域の拡散層〜第1導電型の配線層〜ストレージノ
ードコンタクト〜ストレージノードの抵抗値が減少する
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による半導体集積回
路装置の製造方法を示す断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による半導体集積回
路装置の製造方法を示す断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による半導体集積回
路装置の構造を示す断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による半導体集積回
路装置の製造方法を示す断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による半導体集積回
路装置の製造方法を示す断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態3による半導体集積回
路装置の製造方法を示す断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態4による半導体集積回
路装置の製造方法を示す断面図である。
【図8】 この発明の実施の形態4による半導体集積回
路装置の製造方法を示す断面図である。
【図9】 この発明の実施の形態5による半導体集積回
路装置の製造方法を示す断面図である。
【図10】 この発明の実施の形態5による半導体集積
回路装置の製造方法を示す断面図である。
【図11】 この発明の実施の形態5による半導体集積
回路装置の構造を示す断面図である。
【図12】 従来の半導体集積回路装置の製造方法を示
す断面図である。
【図13】 従来の半導体集積回路装置の製造方法を示
す断面図である。
【図14】 従来の半導体集積回路装置の構造を示す断
面図である。
【図15】 従来の半導体集積回路装置の製造方法を示
す断面図である。
【図16】 従来の半導体集積回路装置の製造方法を示
す断面図である。
【図17】 従来の半導体集積回路装置の製造方法を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板、2 素子分離用絶縁膜、3 ゲート電
極、5,6 N型拡散層 7 P型拡散層、9 層間絶縁膜、10 コンタクトプ
ラグ、11 層間絶縁膜12 コンタクトホール、1
3,13a,13b P型不純物、15a,15b C
oシリサイド、17 ビットライン、21 ストレージ
ノードコンタクト、24 ストレージノード、26 セ
ルプレート、27,28 N型不純物、29,30 窒
化膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M104 AA01 BB01 BB20 BB25 BB40 CC01 DD08 DD17 DD19 DD26 DD37 DD65 DD67 DD71 DD75 DD84 EE05 EE17 FF17 FF18 FF22 GG09 GG16 HH15 HH20 5F033 HH18 HH19 HH33 JJ01 JJ04 JJ18 JJ19 JJ33 KK25 KK27 LL04 MM05 MM13 MM15 NN06 NN07 PP15 QQ08 QQ09 QQ10 QQ11 QQ28 QQ31 QQ35 QQ37 QQ48 QQ58 QQ59 QQ65 QQ70 RR06 RR15 VV10 VV16 XX09 XX33 5F083 AD24 AD48 AD49 AD61 GA27 JA35 JA39 JA40 JA53 MA06 MA17 MA20 PR42 PR43 PR45 PR52 PR53 PR55 ZA12

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の拡散層を有する第1素子領
    域と、第2導電型の拡散層を有する第2素子領域を備え
    た半導体集積回路装置の製造方法において、 第1及び第2素子領域に第1の層間絶縁膜を形成し、第
    1導電型の拡散層上に第1導電型の配線層を形成する工
    程と、 第1及び第2素子領域に第1導電型の不純物を注入する
    工程と、 第1及び第2素子領域に第2の層間絶縁膜を形成し、第
    1導電型の配線層及び第2導電型の拡散層上にコンタク
    トホールを形成する工程と、 第1及び第2素子領域に第2導電型の不純物を注入する
    工程と、 第1導電型の配線層及び第2導電型の拡散層上のコンタ
    クトホールに金属配線層を形成する工程とからなる半導
    体集積回路装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記第1導電型の不純物と上記第2導電
    型の不純物の注入量及び注入深さはほぼ等しいことを特
    徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 第1導電型の拡散層を有する第1素子領
    域と、第2導電型の拡散層を有する第2素子領域を備え
    た半導体集積回路装置の製造方法において、 第1及び第2素子領域に第1の層間絶縁膜を形成し、第
    1導電型の拡散層上に第1導電型の配線層を形成する工
    程と、 第1及び第2素子領域に第2の層間絶縁膜を形成し、第
    1導電型の配線層及び第2導電型の拡散層上にコンタク
    トホールを形成する工程と、 第1及び第2素子領域に第2導電型の不純物を注入する
    工程と、 所定のエッチングにより第1導電型の配線層内の第2導
    電型の拡散層を除去する工程と、 第1導電型の配線層及び第2導電型の拡散層上のコンタ
    クトホールに金属配線層を形成する工程とからなる半導
    体集積回路装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記所定のエッチングは、第2導電型の
    拡散層のエッチングレートより第1導電型の配線層のエ
    ッチングレートの方が速いことを特徴とする請求項3に
    記載の半導体集積回路装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 第1導電型の拡散層を有する第1素子領
    域と、第2導電型の拡散層を有する第2素子領域を備え
    た半導体集積回路装置の製造方法において、第1及び第
    2素子領域に第1の層間絶縁膜を形成し、第1導電型の
    拡散層上に第1導電型の配線層を形成する工程と、 第1及び第2素子領域に第2の層間絶縁膜を形成し、第
    1導電型の配線層及び第2導電型の拡散層上にコンタク
    トホールを形成する工程と、 第1及び第2素子領域に第2導電型の不純物を注入する
    工程と、 第1導電型の配線層内の第2導電型の拡散層のみを相殺
    するように第1導電型の不純物を注入する工程と、 第1導電型の配線層及び第2導電型の拡散層上のコンタ
    クトホールに金属配線層を形成する工程とからなる半導
    体集積回路装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 上記第1導電型の不純物の注入は、垂直
    方向より所定角度aをもって行い、かつ半導体集積回路
    装置又は不純物注入方向を回転するようにしたことを特
    徴とする請求項5に記載の半導体集積回路装置の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 第1導電型の拡散層を有する第1素子領
    域と、第2導電型の拡散層を有する第2素子領域を備え
    た半導体集積回路装置の製造方法において、 第1及び第2素子領域に第1の層間絶縁膜を形成し、第
    1導電型の拡散層上に第1導電型の配線層を形成する工
    程と、 第1素子領域に絶縁阻止膜を形成する工程と、 第1及び第2素子領域に第2の層間絶縁膜を形成し、第
    1導電型の配線層上の絶縁阻止膜上及び第2導電型の拡
    散層上にコンタクトホールを形成する工程と、 第1及び第2素子領域に第2導電型の不純物を注入する
    工程と、 所定のエッチングにより第1導電型の配線層上の絶縁阻
    止膜を除去する工程と、 第1導電型の配線層及び第2導電型の拡散層上のコンタ
    クトホールに金属配線層を形成する工程とからなる半導
    体集積回路装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 第1導電型の拡散層を有する第1素子領
    域と、第2導電型の拡散層を有する第2素子領域を備え
    た半導体集積回路装置の製造方法において、 第1及び第2素子領域に第1の層間絶縁膜を形成し、第
    1導電型の拡散層上に第1導電型の配線層を形成する工
    程と、 第1導電型の配線層をリセスし、リセスした箇所に絶縁
    阻止膜を形成する工程と、 第1及び第2素子領域に第2の層間絶縁膜を形成し、第
    1導電型の配線層上の絶縁阻止膜上及び第2導電型の拡
    散層上にコンタクトホールを形成する工程と、 第1及び第2素子領域に第2導電型の不純物を注入する
    工程と、 所定のエッチングにより第1導電型の配線層上の絶縁阻
    止膜を除去する工程と、 第1導電型の配線層及び第2導電型の拡散層上のコンタ
    クトホールに金属配線層を形成する工程とからなる半導
    体集積回路装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 第1導電型の拡散層を有する第1素子領
    域と、第2導電型の拡散層を有する第2素子領域を備え
    た半導体集積回路装置において、 第1導電型の拡散層上に第1導電型の配線層が形成さ
    れ、第1導電型の配線層上のコンタクトホールに金属配
    線層が形成されていると共に、 第2導電型の拡散層上のコンタクトホールに金属配線層
    が形成されていることを特徴とする半導体集積回路装
    置。
  10. 【請求項10】 第1導電型の拡散層を有する第1素子
    領域と、第2導電型の拡散層を有する第2素子領域を備
    えた半導体集積回路装置において、 第1導電型の拡散層上の第1導電型の配線層に、類似プ
    ロファイルの第1導電型の不純物及び第2導電型の不純
    物が存在し、その上のコンタクトホールに金属配線層が
    形成されていると共に、 第2導電型の拡散層に第2導電型の不純物が注入され、
    その上のコンタクトホールに金属配線層が形成されてい
    ることを特徴とする半導体集積回路装置。
  11. 【請求項11】 第1導電型の拡散層を有する第1素子
    領域と、第2導電型の拡散層を有する第2素子領域を備
    えた半導体集積回路装置において、 第1導電型の拡散層上の第1導電型の配線層に、第2導
    電型の不純物が存在し、その第2導電型の不純物の注入
    された領域が削られており、その上のコンタクトホール
    に金属配線層が形成されていると共に、 第2導電型の拡散層に第2導電型の不純物が注入され、
    その上のコンタクトホールに金属配線層が形成されてい
    ることを特徴とする半導体集積回路装置。
  12. 【請求項12】 第1導電型の拡散層を有する第1素子
    領域と、第2導電型の拡散層を有する第2素子領域を備
    えた半導体集積回路装置において、 第1導電型の拡散層上の第1導電型の配線層に、第2導
    電型の不純物が存在し、その第2導電型の不純物の領域
    より広い領域に第1導電型の不純物が存在し、その上の
    コンタクトホールに金属配線層が形成されていると共
    に、 第2導電型の拡散層に第2導電型の不純物が注入され、
    その上のコンタクトホールに金属配線層が形成されてい
    ることを特徴とする半導体集積回路装置。
  13. 【請求項13】 第1導電型の拡散層を有する第1素子
    領域と、第2導電型の拡散層を有する第2素子領域を備
    えた半導体集積回路装置において、 第1導電型の拡散層上の第1導電型の配線層に、コンタ
    クトホールを介して金属配線層が形成され、 第2導電型の拡散層に第2導電型の不純物が注入され、
    その上のコンタクトホールに金属配線層が形成されてい
    ると共に、 第1素子領域に、第1導電型の配線層の際上面と同じ高
    さに下面がある絶縁阻止膜が残存していることを特徴と
    する半導体集積回路装置。
  14. 【請求項14】 第1導電型の拡散層を有する第1素子
    領域と、第2導電型の拡散層を有する第2素子領域を備
    えた半導体集積回路装置において、 第1導電型の拡散層上の第1導電型の配線層に、コンタ
    クトホールを介して金属配線層が形成され、 第2導電型の拡散層に第2導電型の不純物が注入され、
    その上のコンタクトホールに金属配線層が形成されてい
    ると共に、 第1導電型の配線層上面に絶縁阻止膜が残存しているこ
    とを特徴とする半導体集積回路装置。
  15. 【請求項15】 第1導電型の配線層とその上の金属配
    線層の間、及び第2導電型の拡散層とその上の金属配線
    層の間に金属シリサイド層が形成されていることを特徴
    とする請求項9から請求項14のいずれか1項に記載の
    半導体集積回路装置。
  16. 【請求項16】 第1素子領域にメモリセル領域及び第
    1導電型のトランジスタ領域が形成され、第2素子領域
    に第2導電型のトランジスタ領域が形成されると共に、
    第1素子領域にメモリセルのストレージノードが形成さ
    れていることを特徴とする請求項9から請求項15のい
    ずれか1項に記載の半導体集積回路装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100808587B1 (ko) * 2005-12-28 2008-02-29 주식회사 하이닉스반도체 반도체 소자의 제조방법
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