JP2003248135A - 調芯用アクチュエータ内蔵式光デバイス - Google Patents

調芯用アクチュエータ内蔵式光デバイス

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JP2003248135A
JP2003248135A JP2002048786A JP2002048786A JP2003248135A JP 2003248135 A JP2003248135 A JP 2003248135A JP 2002048786 A JP2002048786 A JP 2002048786A JP 2002048786 A JP2002048786 A JP 2002048786A JP 2003248135 A JP2003248135 A JP 2003248135A
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optical fiber
actuator
optical
alignment
conductive thin
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JP2002048786A
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Makoto Nishimura
真 西村
Nobuyuki Asahi
信行 朝日
Yuichi Uchida
雄一 内田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光効率の高い光デバイスを低コストで提供す
る。 【解決手段】 光ファイバ5の端部側が配設される光フ
ァイバ接続部2と、前記光ファイバ5の端部に光学的に
結合される光導波路6を有した導波路チップ3とを備え
ると共に、光ファイバ5の精密な位置決めを行う調芯用
アクチュエータ8として、光ファイバ5の周囲に電歪ポ
リマ10を配すると共に、一対の導電性薄膜9,9を前
記電歪ポリマ10に電圧を印加する為の電極として備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光合分波器、光フ
ァイバリンク、光スイッチ、光フィルタ等の、光ファイ
バと接続して用いる光デバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバとの接続部を備えた光デバイ
スの従来例として、特開平6−3545号公報に記載の
デバイスがある。このデバイスは例えば図12に示す1
×8結合器であって、一端側に一本の案内溝4を備え、
他端側に八本の案内溝4を並設させて備えると共に、Y
字状に三段階に分岐して一本の案内溝4と八本並設され
る案内溝4とを光学的に結合させる光導波路6を備えて
成る成形部品20を用い、都合九本の案内溝4に夫々光
ファイバ5の端部側を挿入した状態でこの成形部品20
にプレート21を被せて形成されるものである。このと
き、図13に示すように成形部品20の案内溝4に光フ
ァイバ5を配設した後に樹脂19を注型し、プレート2
1を被せた状態で前記樹脂19が硬化することで成形部
品20とプレート21とが接合される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の光デバイスにあっては、案内溝4への配設によ
って光ファイバ5を位置決めさせているだけなので、案
内溝4の加工寸法ばらつきにより光軸ずれが生じるだけ
でなく、樹脂19を注型する際、若しくは、樹脂19を
硬化させる際に光ファイバ5が微妙に移動し、光ファイ
バ5の軸芯と光導波路6の軸芯とにずれが生じて光効率
が低下してしまうことがあった。また、光ファイバ5の
調芯を従来のアクティブアライメント法により行えば精
密な位置決めにより高い光効率を実現することができる
が、この場合には作業に手間がかかりコストが高くつい
てしまうという問題がある。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、光効率の高い光デバイスを低コストで提供するこ
とを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明を、光ファイバ5の端部側が配設される光ファ
イバ接続部2と、前記光ファイバ5の端部に光学的に結
合される光回路部とを備え、前記光ファイバ接続部2が
光ファイバ5の精密な位置決めを行う調芯用アクチュエ
ータ8を兼ねることを特徴とする調芯用アクチュエータ
内蔵式光デバイスとする。このようにすることで、例え
ば前記光回路部が光導波路6を有した導波路チップ3で
ある場合、光ファイバ5を光ファイバ接続部2に配設す
る際等に光ファイバ5が微妙に移動した場合であって
も、調芯用アクチュエータ8により光ファイバ5の軸芯
と光導波路6の軸芯とのずれを調節して、高い光効率を
実現させることができる。そして、光ファイバ接続部2
自体が調芯用アクチュエータ8を兼ねていることから調
芯作業に手間がかからず、コストを削減させることがで
きる。
【0006】また、光ファイバ接続部2に光ファイバ5
よりも小径である光ファイバ挿通用の貫通孔15を備え
ると共に、前記調芯用アクチュエータ8を貫通孔15の
径を拡大させる手段とすることも好ましく、このように
することで、調芯用アクチュエータ8により拡大状態と
した貫通孔15に光ファイバ5を挿通させた後に貫通孔
15を元の状態に戻すだけで、多本数の光ファイバ5で
あっても一括して自動的にクランプして位置決めを行う
ことができる。
【0007】また、前記調芯用アクチュエータ8を、入
力エネルギ量に応じて光ファイバ5を径方向に移動させ
る手段とすることも好ましく、このようにすることで、
光ファイバ5の端部と光導波路6との軸芯の位置ずれの
量に対応した分だけエネルギを入力して精密な調芯を行
うことができる。
【0008】また、入力エネルギ量に応じて光ファイバ
5を径方向に移動させる手段である前記調芯用アクチュ
エータ8として、光ファイバ5の周囲に電歪ポリマ10
を配すると共に、前記電歪ポリマ10に電圧を印加する
電極部7を備えることも好ましく、このようにすること
で、電極部7により印加される電圧の強さに応じて電歪
ポリマ10は所定方向に歪みを生じ、これを利用して光
ファイバ5を移動させて精密な調芯を行うことができ
る。
【0009】また、前記調芯用アクチュエータ8とし
て、貫通孔15の両端側に該貫通孔15の軸方向と略垂
直な導電性薄膜9,9を電極として対向させて備えると
共に、対向する導電性薄膜9,9の間に電歪ポリマ10
を配することも好ましく、このようにすることで、導電
性薄膜9,9により印加される電圧の強さに応じて電歪
ポリマ10は所定方向に歪みを生じるので、これを利用
して拡大状態とした貫通孔15に光ファイバ5を挿通さ
せ、その後に貫通孔15を元の状態に戻せば、多本数の
光ファイバ5であっても一括して自動的にクランプして
位置決めを行うことができる。
【0010】また、貫通孔15の径を拡大させる手段で
ある前記調芯用アクチュエータ8として、並設される複
数の光ファイバ5を挟む位置に該光ファイバ5の軸方向
と略平行な導電性薄膜9,9を電極として対向させて備
えると共に対向する導電性薄膜9,9の間に電歪ポリマ
10を配して成る調芯部11を備えることも好ましく、
このようにすることで、導電性薄膜9,9により電歪ポ
リマ10に印加される電圧の強さに応じて複数の光ファ
イバ5のピッチが同時に変更されるので、これを利用し
て各光ファイバ5の調芯を一括して行うことができる。
【0011】また、前記調芯用アクチュエータ8とし
て、前記調芯部11に加えて、調芯部11の導電性薄膜
9と垂直な第二導電性薄膜9′,9′を電極として対向
させて備えると共に対向する第二導電性薄膜9′,9′
の間に電歪ポリマ10を配して成る第二調芯部12を備
えることも好ましく、このようにすることで、調芯部1
1と第二調芯部12とで互いに直交する二方向について
調芯を行うことができ、更に精密な調芯作業が可能にな
る。
【0012】また、前記調芯用アクチュエータ8とし
て、光ファイバ5の端部近傍の径方向両側において夫々
光ファイバ5の軸方向と略平行な導電性薄膜9,9を対
向させて備えると共に対向する導電性薄膜9,9の間に
電歪ポリマ10を配して成る角度調芯部14を備えるこ
とも好ましく、このようにすることで、光ファイバ5の
径方向両側に夫々ある導電性薄膜9,9にて印加される
電圧の強さに応じて光ファイバ5の端部を移動させて、
光ファイバ5の角度ずれを調節することができる。
【0013】また、光ファイバ接続部2に光ファイバ5
を三本以上並設すると共に、隣接する光ファイバ5の組
ごとに独立に電圧を印加する電極7として導電性薄膜
9,9を複数対備えることも好ましく、このようにする
ことで、光ファイバ5の組ごとに夫々独立してピッチを
変更することができ、更に精密な調芯作業が可能とな
る。
【0014】また、光ファイバ5の調芯完了状態にある
光ファイバ接続部2を、塗布若しくは注型させた樹脂1
9により導波路チップ3に固定させることも好ましく、
このようにすることで、調芯された状態で光ファイバ5
と光回路部とを光学的に結合させて光効率の高い調芯用
アクチュエータ内蔵式光デバイスを提供することができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施の形態に基づいて説明する。図1には、本発明の実施
の形態における第一例の調芯用アクチュエータ内蔵式の
光デバイス1を示している。図1(a)に示すように、
本例の光デバイス1は、光ファイバ5の端部側を保持す
る為の光ファイバ接続部2と、光ファイバ接続部2に保
持される光ファイバ5の端部と光学的に結合して該光フ
ァイバ5から出射される光をY字に分岐させて所望の出
射箇所にまで導く光導波路6を備えた導波路チップ3と
から成る。
【0016】本例の光デバイス1を光ファイバ5と接続
させて組み立てる工程としては、光ファイバ接続部2に
設けたV字型の案内溝4に嵌め込むことで光ファイバ5
を光導波路6と軸芯が概略一致する状態で仮保持させ、
この仮保持状態でUV接着剤により光ファイバ5を光フ
ァイバ接続部2に固定させる。そして、光ファイバ5に
光を入力し、出力信号強度をモニターしながら後述する
調芯用アクチュエータ8により光ファイバ5の接続位置
の微調整を行い、その後に、光ファイバ5の調芯完了状
態にある光ファイバ接続部2を、塗布若しくは注型させ
た例えばUV接着剤等の樹脂により導波路チップ3に固
定させれば良い。
【0017】光デバイス1に備えられる前記調芯用アク
チュエータ8の構成について以下に述べる。図1(b)
に示すように、光ファイバ5の保持される光ファイバ接
続部2にあっては、光ファイバ5の周囲に電歪ポリマ1
0を配すると共に、前記電歪ポリマ10に電圧を印加す
る為の電極部7を備え、この電歪ポリマ10及び電極部
7により調芯用アクチュエータ8を構成している。前記
電歪ポリマ10は、外部から印加される電圧によって電
圧印加方向に縮んで電圧印加方向と垂直方向に伸びると
いった歪みを発生させる性質を有しているので、案内溝
4に保持される光ファイバ5の位置を、電極部7への入
力エネルギ量つまり印加される電圧の強さに応じて図中
Y方向に移動させて微調整することができる。つまり、
光ファイバ接続部2自体が調芯用アクチュエータ8を兼
ねた構成となっており、このような調芯用アクチュエー
タ8を用いた精密な位置決めにより光導波路6と軸芯が
一致するように光ファイバ5の調芯を行うことができ
る。そして、調芯が為された状態で光ファイバ接続部2
と導波路チップ3を固定させ、その後に電極部7による
電圧の印加を解除すれば良い。
【0018】なお、光ファイバ5の保持構造としては案
内溝4に限定せず、貫通孔等の他の保持構造であっても
良い。
【0019】本例の光デバイス1にあっては、全方向の
調芯を行うのではなく所定のプロセスにおいてばらつき
の大きく生じる方向として例えば図中の上下方向である
Y方向について最終微調整を行うようにして調芯構造を
簡素化させているが、既述したY方向の調芯構造に加え
て、Y方向と垂直な方向への微調整を行う別の調芯用ア
クチュエータ(図示せず)を同様の構造で設けて、更に
細かな微調整を可能としても良い。
【0020】次に、本発明の実施の形態における第二例
の光デバイス1について説明するが、第一例と同様の構
成については省略して第二例の特徴的な構成についての
み以下に詳述する。図2には第二例の光デバイス1に備
えられる光ファイバ接続部2を模式的に示しているが、
このように、光ファイバ接続部2において案内溝等の保
持構造(図示せず)を複数並設することによって複数本
の光ファイバ5を図中の左右方向であるX方向に並列に
保持させると共に、これら複数本の光ファイバ5を挟む
位置に、電極部7を構成する一対の電極として光ファイ
バ5の軸方向と略平行な一対の導電性薄膜9,9を対向
させて配している。そして、対向する導電性薄膜9,9
の間には電歪ポリマ10を配しており、電極部7及び電
歪ポリマ10によって、電極部7で印加される電圧の強
さに応じて電歪ポリマ10全体が導電性薄膜9と平行な
方向であるX方向に伸縮を行う調芯部11が形成されて
いる。
【0021】調芯部11において、並設される光ファイ
バ5の保持構造のピッチは通常一定に設けており、電歪
ポリマ10のX方向の伸縮に応じて、全ての保持構造間
のピッチが他の一定間隔に変更される。つまり、調芯部
11にあっては導電性薄膜9,9に電圧をかけることで
光ファイバ5間のピッチが変更自在となっており、該調
芯部11が複数の光ファイバ5を同時に移動させて調芯
を行うことのできる調芯用アクチュエータ8となってい
る。
【0022】次に、本発明の実施の形態における第三例
の光デバイス1について説明するが、第二例と同様の構
成については省略して第三例の特徴的な構成についての
み以下に詳述する。図4に示すように、第三例の光デバ
イス1に備えられる光ファイバ接続部2にあっては、第
二例と同様にX方向に並設される複数の光ファイバ5の
列を、X方向と垂直なY方向に複数列並設させており、
更に、各列の光ファイバ5のピッチを調節する調芯部1
1を同様にY方向に複数並設させている。そして、隣接
する調芯部11の間には、第二調芯部12をX方向に複
数並設しており、このようにマトリクス状に配置される
複数の調芯部11及び第二調芯部12によって調芯用ア
クチュエータ8が形成されている。
【0023】ここで、第二調芯部12は、調芯部11の
導電性薄膜9と垂直であり且つ光ファイバ5の軸方向と
略平行な第二導電性薄膜9′を、第二電極部7′に備え
られる電極として一対対向させて備えると共に、対向す
る第二導電性薄膜9′,9′の間に電歪ポリマ10を配
して形成されており、第二導電性薄膜9′,9′間にて
X方向に印加される電圧の強さに応じて電歪ポリマ10
全体がY方向に伸縮されるようになっている。なお、隣
接する第二調芯部12,12の間及び第一調芯部11と
第二調芯部12の間には、絶縁層13を夫々設けてい
る。
【0024】つまり、本例の調芯用アクチュエータ8に
あっては、格子点状に配設された光ファイバ5のX方向
の微調整を各調芯部11で行い、Y方向の微調整を第二
調芯部12で行うことで、複数の光ファイバ5を二方向
に同時に移動させて精密な調芯を行うようになってい
る。
【0025】ここで、光ファイバ5を本例のように格子
点状に配設した光デバイス1に備える調芯用アクチュエ
ータ8として、図3に示すように、第二調芯部12を介
在させることなく調芯部11のみをY方向に複数並設さ
せて形成したものも考えられるが、この場合に例えばフ
ァイバ5のX方向のピッチのみを変更しようとして各調
芯部11の電歪ポリマ10に電圧を印加すると、該電歪
ポリマ10が同時にY方向に縮んでしまうことから、X
方向の調芯が行えたとしてもY方向については最初のピ
ッチを維持できずに軸芯がずれてしまう。これに対し
て、上記した第三例の調芯用アクチュエータ8によれ
ば、調芯部11と同時に第二調芯部12にも電圧を負荷
させることでY方向の関係を崩すことなくX方向の調芯
を行うことができるという利点がある。
【0026】なお、本例の第二調芯部12に調芯部11
と同様の光ファイバ5の保持構造を設けて、第二調芯部
12にも光ファイバ5を保持させるようにしても構わな
い。
【0027】次に、本発明の実施の形態における第四例
の光デバイス1について説明するが、第一例と同様の構
成については省略して第四例の特徴的な構成についての
み以下に詳述する。図5、図6に示すように、第四例の
光デバイス1に備えられる光ファイバ接続部2には案内
溝等の保持構造(図示せず)を設け、この保持構造に光
ファイバ5を保持させている。そして、光ファイバ5の
周囲には電歪ポリマ10を配すると共に、前記電歪ポリ
マ10に電圧を印加する為の電極部7を備えている。
【0028】前記電極部7の構造を以下に詳述する。光
ファイバ接続部2における光ファイバ5の端部近傍の図
中左右方向両側には夫々、光ファイバ5の軸方向と略平
行であって電歪ポリマ10を挟んで対向する導電性薄膜
9,9を複数対だけ軸方向に配設すると共に、前記導電
性薄膜9,9の対ごとに夫々独立して電圧を印加できる
ように電極部7を構成している。対向する導電性薄膜
9,9に挟まれる位置の電歪ポリマ10は印加される電
圧の強さに応じた量だけ電性薄膜9と平行な方向に伸縮
を行うことから、例えば光ファイバ5に対して図中の左
側にある導電性薄膜9,9の対にだけ電圧を印加させれ
ば、左右方向に伸びる左側の電歪ポリマ10によって光
ファイバ5の先端部近傍は右側に移動し、端部の軸芯が
右側に図中の角度θだけずれることとなる。同様に右側
の導電性薄膜9,9にだけ電圧を印加させれば光ファイ
バ5の先端部における軸芯の角度は左側にずれることと
なる。上記電極部7及び電歪ポリマ10により、電極部
7に電圧を印加することで光ファイバ5の端部の角度が
変更自在となる角度調芯部14が形成されており、この
角度調芯部14が本例の調芯用アクチュエータ8となっ
ている。
【0029】本例にあっては図6に示すように左右両側
において軸方向に夫々四対ずつ導電性薄膜9,9を配し
て、光ファイバ5の端面に近い側ほど強く電圧を印加す
ることで、端部に向けて徐々に軸芯の角度がずれるよう
にしているが、他の複数対だけ導電性薄膜9,9を配し
たものであっても、一対だけを備えたものであっても構
わない。
【0030】一般的に、光ファイバ5と光導波路6との
カップリング損失は、双方の端面間の距離に起因するも
のと、軸芯の角度ずれに起因するものと、軸芯の位置ず
れに起因するものとがある。端面間の距離に関してはで
きるだけ近づけて配設することが望ましく、軸芯の角度
ずれに関しては本例の角度調芯部14により調節可能で
ある。そして、軸芯の位置ずれに関しては第二例に示し
た調芯部11若しくは第三例に示した前記調芯部11と
第二調芯部12との組み合わせにより調節可能であるこ
とから、調芯用アクチュエータ8として角度調芯部14
と調芯部11とを組み合わせたり、角度調芯部14と調
芯部11と第二調芯部12とを組み合わせたりすること
で、軸芯の角度ずれと位置ずれの両方について調節可能
となる。
【0031】次に、本発明の実施の形態における第五例
の光デバイス1について説明するが、第二例と同様の構
成については省略して第五例の特徴的な構成についての
み以下に詳述する。第五例の光デバイス1に備えられる
光ファイバ接続部2にあっては、第二例のように3本以
上の複数本並設される光ファイバ5のピッチを一様に変
更させるのでなく、隣接する光ファイバ5の組ごとに独
立にピッチを変更させる電極として導電性薄膜9,9の
対を複数備えている。
【0032】具体的には、例えば光ファイバ接続部2に
光ファイバ5を図中左右方向に三本並設し、中央の光フ
ァイバ5から左側の光ファイバ5の間に配した電歪ポリ
マ10を挟む位置にある一対の左側導電性薄膜9a,9
aと、中央の光ファイバ5から右側の光ファイバ5の間
に配した電歪ポリマ10を挟む位置にある一対の右側導
電性薄膜9b,9bとを別々に設置すると共に、一対の
左側導電性薄膜9a,9a間に電圧を印加させる左側電
極部7aと一対の右側導電性薄膜9b,9b間に電圧を
印加させる右側電極部7bとを独立に備えて成る調芯用
アクチュエータ8を構成する。これによれば前記左側電
極部7a及び右側電極部7bごとに印加する電圧の強さ
を調節し、左側の光ファイバ5と中央の光ファイバ5の
間と、中央の光ファイバ5と右側の光ファイバ5の間と
で夫々独立してピッチを調節して、更に詳細な調芯を行
うことが可能となる。
【0033】なお、光ファイバ5を四本以上の複数本並
設している場合には、隣接する二本同士を順に組として
各組ごとに対応する電極部を設けても良いし、隣接する
三本以上の光ファイバ5を一組としてそれに対応する電
極部を独立に設けても構わない。
【0034】次に、本発明の実施の形態における第六の
例について説明するが、第一例と同様の構成については
省略して第六例の特徴的な構成についてのみ以下に詳述
する。図8(a)、(b)には第六例の光デバイス1の
光ファイバ接続部2を模式的に示しているが、このよう
に本例の光ファイバ接続部2には、光ファイバ挿通用の
貫通孔15を格子点状に3×3箇所形成している。前記
貫通孔15は、光導波路6と軸芯の一致する位置に光フ
ァイバ5よりも小径に夫々形成したものである。
【0035】貫通孔15の両端側には該貫通孔15の軸
方向と略垂直な導電性薄膜9,9を対向させて備え、対
向する導電性薄膜9,9の間に電歪ポリマ10を配して
いる。前記導電性薄膜9,9は、電極部7を構成する一
対の電極であり、電極部7によって電歪ポリマ10に電
圧が印加されるようになっている。そして電圧を印加し
た際には、図9に示すように、電歪ポリマ10は電圧印
加方向と垂直な面方向、即ち、貫通孔15の軸方向と略
垂直な面方向に向けて拡大され、これにより隣接する貫
通孔15,15間のピッチが一様に拡大されると共に、
各貫通孔15が光ファイバ5より大径となるまで一様に
拡大される。図10に示すように、この拡大された貫通
孔15に光ファイバ5を挿通し、その後に電圧の印加を
解除させると、貫通孔15の径が元に戻ることから光フ
ァイバ5は自動的にクランプされる。
【0036】ここで、光ファイバ5の半径をd、貫通孔
15の電圧非印加状態の半径をD、電圧印加状態の半径
をD′とすれば、D<d<D′であって、図11(a)
に示すように電圧を印加したときには光ファイバ5が
(D′−d)の挿入クリアランスで仮保持され、図11
(b)に示すように電圧を解除したときには光ファイバ
5が(d−D)の締め代で位置決め保持される。
【0037】また、電圧の印加が解除されると各貫通孔
15の軸芯の位置も元に戻り、これにより光導波路6と
軸芯が一致するように全ての光ファイバ5の調芯が自動
的に行われる。つまり、電極部7及び電歪ポリマ10で
構成される本例の調芯用アクチュエータ8によれば、複
数の光ファイバ5のクランプと調芯が一括して自動的に
行われるものである。
【0038】なお、本発明の構成は光導波路6を有した
導波路チップ3に限定されるものではなく、光検出器、
発光素子、光回路素子、光導波路の少なくとも一つを有
した光回路部を備えたものであっても構わない。
【0039】
【発明の効果】上記のように請求項1記載の発明にあっ
ては、例えば前記光回路部が光導波路を有した導波路チ
ップである場合、光ファイバを光ファイバ接続部に配設
する際等に光ファイバが微妙に移動した場合であって
も、調芯用アクチュエータにより光ファイバの軸芯と光
導波路の軸芯とのずれを調節して高い光効率を実現させ
ることができ、更に、光ファイバ接続部自体が調芯用ア
クチュエータを兼ねていることから調芯作業に手間がか
からず、コストを削減させることができるという効果が
ある。
【0040】また、請求項2記載の発明にあっては、請
求項1記載の発明の効果に加えて、調芯用アクチュエー
タにより拡大状態とした貫通孔に光ファイバを挿通させ
た後に貫通孔を元の状態に戻すだけで多本数の光ファイ
バであっても一括して自動的にクランプして位置決めを
行うことができることから接続作業が効率化され、更
に、接着剤を用いずに光ファイバを固定することも可能
なことから接続作業が一層効率化されるという効果があ
る。
【0041】また、請求項3記載の発明にあっては、請
求項1記載の発明の効果に加えて、光ファイバの端部と
光導波路との軸芯の位置ずれの量に対応した分だけエネ
ルギを入力して精密な調芯を行うことができ、また電歪
ポリマは低応力での変位が可能であるため、低残留応力
での固定が可能になるという効果がある。
【0042】また、請求項4記載の発明にあっては、請
求項2又は3記載の発明の効果に加えて、電極部により
印加される電圧の強さに応じて電歪ポリマが所定方向に
歪みを生じることを利用して光ファイバを移動させ、精
密な調芯を行うことができるという効果がある。
【0043】また、請求項5記載の発明にあっては、請
求項2記載の発明の効果に加えて、導電性薄膜により印
加される電圧の強さに応じて電歪ポリマが所定方向に歪
みを生じることを利用して拡大状態とした貫通孔に光フ
ァイバを挿通させ、その後に貫通孔を元の状態に戻すこ
とで、多本数の光ファイバであっても一括して自動的に
クランプして位置決めを行うことができるという効果が
ある。
【0044】また、請求項6記載の発明にあっては、請
求項3記載の発明の効果に加えて、導電性薄膜により電
歪ポリマに印加される電圧の強さに応じて複数の光ファ
イバのピッチが同時に変更されることを利用して、各光
ファイバの調芯を一括して行うことができるという効果
がある。
【0045】また、請求項7記載の発明にあっては、請
求項6記載の発明の効果に加えて、調芯部と第二調芯部
とで互いに直交する二方向について調芯を行うことがで
きるので、更に精密な調芯作業が可能になるという効果
がある。
【0046】また、請求項8記載の発明にあっては、請
求項3,6,7のいずれか記載の発明の効果に加えて、
光ファイバの径方向両側に夫々ある導電性薄膜にて印加
される電圧の強さに応じて光ファイバの端部を移動させ
ることで、光ファイバの角度ずれを調節することができ
るという効果がある。
【0047】また、請求項9記載の発明にあっては、請
求項6記載の発明の効果に加えて、光ファイバの組ごと
に夫々独立してピッチを変更することができることか
ら、更に精密な調芯作業が可能になるという効果があ
る。
【0048】また、請求項10記載の発明にあっては、
請求項1〜9のいずれか記載の発明の効果に加えて、調
芯された状態で光ファイバと光導波路とを光学的に結合
させて光効率の高い調芯用アクチュエータ内蔵式光デバ
イスを提供することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における第一例の光デバイ
スを示しており、(a)は光デバイス全体の概略説明図
であり、(b)光ファイバ接続部の概略説明図である。
【図2】本発明の実施の形態における第二例の光デバイ
スに備えられる光ファイバ接続部の概略説明図である。
【図3】同上の光ファイバ接続部において調芯部を積層
させて備えた場合の概略説明図である。
【図4】本発明の実施の形態における第三例の光デバイ
スに備えられる光ファイバ接続部の概略説明図である。
【図5】本発明の実施の形態における第四例の光デバイ
スに備えられる光ファイバ接続部の概略説明図である。
【図6】同上の光ファイバ接続部における光ファイバの
角度ずれの調整方法を示す概略説明図である。
【図7】本発明の実施の形態における第五例の光デバイ
スに備えられる光ファイバ接続部の概略説明図である。
【図8】本発明の実施の形態における第六例の光デバイ
スに備えられる光ファイバ接続部を示しており、(a)
は概略説明図であり、(b)は概略正面図である。
【図9】同上の電圧の印加状態に応じた貫通孔の変化を
示す概略説明図である。
【図10】同上の光ファイバ接続部における光ファイバ
の接続方法を示す概略説明図である。
【図11】同上の光ファイバ接続部における光ファイバ
と貫通孔との関係を示す概略説明図であり、(a)は電
圧印加状態であり、(b)は電圧非印加状態である。
【図12】従来の光デバイスを示す分解斜視図である。
【図13】同上の光デバイスの製造工程を示す概略説明
図である。
【符号の説明】
1 光デバイス 2 光ファイバ接続部 3 導波路チップ 5 光ファイバ 6 光導波路 7 電極部 8 調芯用アクチュエータ 9 導電性薄膜 10 電歪ポリマ 11 調芯部 12 第二調芯部 14 角度調芯部 15 貫通孔 19 樹脂
フロントページの続き (72)発明者 内田 雄一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 2H037 BA24 DA04 DA18 2H041 AA14 AB19 AC01 AC08 AZ05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバの端部側が配設される光ファ
    イバ接続部と、前記光ファイバの端部に光学的に結合さ
    れる光回路部とを備え、前記光ファイバ接続部が光ファ
    イバの精密な位置決めを行う調芯用アクチュエータを兼
    ねることを特徴とする調芯用アクチュエータ内蔵式光デ
    バイス。
  2. 【請求項2】 光ファイバ接続部に、光ファイバよりも
    小径である光ファイバ挿通用の貫通孔を備えると共に、
    前記調芯用アクチュエータを、貫通孔の径を拡大させる
    手段としたことを特徴とする請求項1記載の調芯用アク
    チュエータ内蔵式光デバイス。
  3. 【請求項3】 前記調芯用アクチュエータを、入力エネ
    ルギ量に応じて光ファイバを径方向に移動させる手段と
    したことを特徴とする請求項1記載の調芯用アクチュエ
    ータ内蔵式光デバイス。
  4. 【請求項4】 前記調芯用アクチュエータとして、光フ
    ァイバの周囲に電歪ポリマを配すると共に、前記電歪ポ
    リマに電圧を印加する電極部を備えたことを特徴とする
    請求項2又は3記載の調芯用アクチュエータ内蔵式光デ
    バイス。
  5. 【請求項5】 前記調芯用アクチュエータとして、貫通
    孔の両端側に該貫通孔の軸方向と略垂直な導電性薄膜を
    電極として対向させて備えると共に、対向する導電性薄
    膜の間に電歪ポリマを配したことを特徴とする請求項2
    記載の調芯用アクチュエータ内蔵式光デバイス。
  6. 【請求項6】 前記調芯用アクチュエータとして、並設
    される複数の光ファイバを挟む位置に該光ファイバの軸
    方向と略平行な導電性薄膜を電極として対向させて備え
    ると共に対向する導電性薄膜の間に電歪ポリマを配して
    成る調芯部を備えたことを特徴とする請求項3記載の調
    芯用アクチュエータ内蔵式光デバイス。
  7. 【請求項7】 前記調芯用アクチュエータとして、前記
    調芯部に加えて、調芯部の導電性薄膜と垂直な第二導電
    性薄膜を電極として対向させて備えると共に対向する第
    二導電性薄膜の間に電歪ポリマを配して成る第二調芯部
    を備えたことを特徴とする請求項6記載の調芯用アクチ
    ュエータ内蔵式光デバイス。
  8. 【請求項8】 前記調芯用アクチュエータとして、光フ
    ァイバの端部近傍の径方向両側において夫々光ファイバ
    の軸方向と略平行な導電性薄膜を対向させて備えると共
    に対向する導電性薄膜の間に電歪ポリマを配して成る角
    度調芯部を備えたことを特徴とする請求項3,6,7の
    いずれか記載の調芯用アクチュエータ内蔵式光デバイ
    ス。
  9. 【請求項9】 光ファイバ接続部に光ファイバを三本以
    上並設すると共に、隣接する光ファイバの組ごとに独立
    に電圧を印加する電極として導電性薄膜を複数対備えた
    ことを特徴とする請求項6記載の調芯用アクチュエータ
    内蔵式光デバイス。
  10. 【請求項10】 光ファイバの調芯完了状態にある光フ
    ァイバ接続部を、塗布若しくは注型させた樹脂により光
    回路部に固定させたことを特徴とする請求項1〜9のい
    ずれか記載の調芯用アクチュエータ内蔵式光デバイス。
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