JP2003245566A - スクリーンクラッシャー - Google Patents
スクリーンクラッシャーInfo
- Publication number
- JP2003245566A JP2003245566A JP2002046755A JP2002046755A JP2003245566A JP 2003245566 A JP2003245566 A JP 2003245566A JP 2002046755 A JP2002046755 A JP 2002046755A JP 2002046755 A JP2002046755 A JP 2002046755A JP 2003245566 A JP2003245566 A JP 2003245566A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crushing
- plate
- moving
- screen
- crush
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
ン破砕板間の下端から容易に排出させることを可能とす
るスクリーンクラッシャーを提供する。 【解決手段】 対向して立設された固定破砕板8及び移
動破砕板9、該破砕板に設けられた破砕歯並びに該移動
破砕板を可動させる油圧機構とからなり、該破砕板を多
数のメッシュ開口を有するスクリーン破砕板として構成
し、該破砕板間に廃材を投入して油圧機構を作動させ、
当該廃材を破砕して下方へ落下させるようにしたクラッ
シャーにおいて、該破砕板は、横破砕歯と縦破砕歯とに
よりメッシュ開口となる格子状の間隙部を形成し、該横
破砕歯は、廃材の投入開口部側の上部側にあっては縦破
砕歯の前面側に配設し、下部側にあっては縦破砕歯の内
側に位置するように構成し、該破砕板には鉄筋押し出し
金具やシャーリング刃11,12を構成してなることを
特徴とする。
Description
コンクリート廃材、戻りコン、洗浄コン、生コン脱水ケ
ーキ、アスファルト含有廃材及び鉄筋コンクリート廃材
等の主として土木建築用廃材を含む産業廃材を破砕し、
所定の大きさの粉砕物を得るようにしたクラッシャーに
関し、特に鉄筋を含むコンクリート廃材の処理量を大幅
に増加したスクリーンクラッシャーに関する。
リート廃材等の産業廃材はその廃棄量が増加し、当該廃
材の不法投棄による公害問題の発生や廃材の処理或いは
分別処理等の効率化が求められている。また、それら廃
材の再利用は、上記投棄による公害を防止すると同時
に、資源の有効利用に寄与することになり、地球環境全
体の問題としても重要な事項となっている。
ャーとして、様々な形式のものが提案されており、その
内有効な手段の1として、立設された2枚の破砕板間に
廃材を入れ、該廃材を破砕板によって挟み込み、破砕す
るものがある。上記公知のクラッシャーは、モータを動
力源としてフライホイールを回転させ、該フライホイー
ルの回転をカムに伝達させて破砕板を作動させている。
しかし、上記モータ、フライホイール及びカムを使用す
る形式のクラッシャーは、振動や騒音を発生するため、
市街地や住宅の隣接する地域で使用した場合には、振動
・騒音公害を発生させていた。
る手段として油圧機構を使用し、振動や騒音を低減させ
たクラッシャーが提案されている上記公知の油圧駆動形
式のクラッシャーは、対向する2枚の平板上に破砕歯を
設けた破砕板の構造となっているため、破砕された廃材
は破砕板間の下方へ落下し、2枚の破砕板間からのみ当
該廃材を移送するベルトコンベア上へ溜められることに
なり、廃材の流出出口が制限され処理量を増加させるこ
とが困難であった。
の破砕歯が縦方向へ延びる構造となっているので、該2
枚の破砕板を閉じたとき、当該破砕板間に挿入された廃
材が上方へせり上がり、飛び出してしまうことがあっ
た。このため、破砕板間に多量の廃材を投入することが
困難で、この点からも廃材の処理量を増加させることが
できなかった。上記処理量を多くするためには、その破
砕の状況に応じて破砕板の間隔を調整するための間隔調
整機構等を別途設ける必要があり、その設備のためコス
ト高となっていた。
は破砕板を格子組のスクリーン状として形成したスクリ
ーンクラッシャーを提案した。該スクリーンクラッシャ
ーは、2枚のスクリーン破砕板の上方が開くように立設
し、該2枚のスクリーン破砕板の内の一方のスクリーン
破砕板は、下方において軸を中心として回転自在に軸支
され、他方のスクリーン破砕板は固定して形成してい
る。
の背面側に押し板を形成し、油圧シリンダーのピストン
ロッドの先端に固定している。そして該押し板は、該油
圧シリンダーによりスクリーン破砕板を押し出すことが
できるように構成している。更に、該スクリーン破砕板
は、多数のメッシュ開口を有するスクリーンとなる格子
状に組み付けた構造としているので、破砕された廃材の
多くは該スクリーンを形成しているメッシュ開口部より
外方へ排出するように構成している。また、該破砕歯
は、丸棒、断面半円形棒、角棒等の適宜形状の鋼材が採
用され、該鋼材は焼き入れ鋼やスウェーデン鋼等のもの
が使用される。特に破砕力を高め耐久性を増加させるた
めにはスウェーデン鋼が使用される。
シャーは、該スクリーンクラッシャーのホッパー内に適
宜形状の廃材が投入され、更に該スクリーン破砕板間に
投入され、該破砕板により破砕された破砕廃材は、2枚
のスクリーン破砕板の下方の間隙からベルトコンベア上
に落下すると同時に、メッシュ開口部からも排出される
ことになるので、廃材の処理量が増大することとなっ
た。
鋼材からなる破砕歯を設けているので、投入された廃材
が上方へせり上がるのを防止することが可能となった。
ンクラッシャーにおいても、以下のような問題点が生じ
ていた。即ち、2枚のスクリーン破砕板に設けられた鋼
棒からなる横破砕歯を縦破砕歯より前方へ突出させた状
態で横方向に延出した構造としているので、該破砕板間
に投入した廃材が上方へせり上がりにくい反面、破砕さ
れた廃材が横破砕歯によりひっかかり、当該箇所に留ま
り、破砕板の間隙下端から落下しにくくなり、該破砕板
の下端に破砕された廃材が溜まってしまう欠点があっ
た。
のものが圧砕された場合、鉄筋がスクリーン破砕板間に
おいて露出することになるが、露出状態となった該鉄筋
は湾曲であったり、折れ曲がったり或いはそれらの鉄筋
が絡まって塊状となったり様々な形状となり、当該鉄筋
が破砕板間に留まることが多く、順次投入されるコンク
リート塊状物の圧砕に邪魔となることが多かった。
問題点を解決したもので、破砕廃材や鉄筋等がスクリー
ン及びスクリーン破砕板間の下端から容易に排出させる
ことを可能とするため、破砕された廃材や鉄筋を含むコ
ンクリート塊状物より露出した鉄筋を破砕板の下方へ誘
導すること、更に当該露出した鉄筋を積極的に切断する
スクリーンクラッシャーを提供するものである。
決したもので、その構成は下記の通りである。対向して
立設された固定破砕板及び移動破砕板、該破砕板に設け
られた破砕歯並びに該移動破砕板を可動させる油圧機構
とからなり、該破砕板を多数のメッシュ開口を有するス
クリーン破砕板として構成し、該破砕板間に廃材を投入
して油圧機構を作動させ、当該廃材を破砕して下方へ落
下させるようにしたクラッシャーにおいて、該破砕板
は、横破砕歯と縦破砕歯とによりメッシュ開口となる格
子状の間隙部を形成し、該横破砕歯は、廃材の投入開口
部側の上部側にあってはその前面側に配設し、下部側に
あっては縦破砕歯の内側に位置するように構成してなる
スクリーンクラッシャーを特徴とする。
移動破砕板、該破砕板に設けられた破砕歯並びに該移動
破砕板を可動させる油圧機構とからなり、該破砕板を多
数のメッシュ開口を有するスクリーン破砕板として構成
し、該破砕板間に廃材を投入して油圧機構を作動させ、
当該廃材を破砕して下方へ落下させるようにしたクラッ
シャーにおいて、該移動破砕板は、その前面の下部側に
おいて鉄筋押し出し金具を適宜間隔を有して突出構成し
てなるスクリーンクラッシャーを特徴とする。
移動破砕板、該破砕板に設けられた破砕歯並びに該移動
破砕板を可動させる油圧機構とからなり、該破砕板を多
数のメッシュ開口を有するスクリーン破砕板として構成
し、該破砕板間に廃材を投入して油圧機構を作動させ、
当該廃材を破砕して下方へ落下させるようにしたクラッ
シャーにおいて、該破砕板には、適宜間隔を有して縦破
砕歯の位置或いはそれに平行する縦方向位置に、各々交
差する状態で対向させてシャーリング刃を構成してなる
スクリーンクラッシャーを特徴とする。
押し出し金具を突出構成してなるスクリーンクラッシャ
ーを特徴とする。
縦破砕歯の位置或いはそれに平行する縦方向位置に、各
々シャーリング刃を構成してなるスクリーンクラッシャ
ーを特徴とする。
跡半径を大とし、下端部側の移動軌跡半径を小とする位
置に、該移動破砕板の回動軸を構成してなるスクリーン
クラッシャーを特徴とする。
上端部側を、前方へ突出するように傾斜形成し、固定破
砕板及び移動破砕板の閉鎖時に、対向するシャーリング
刃が交差するように構成してなるスクリーンクラッシャ
ーを特徴とする。
長手方向において分割し、固定破砕板及び移動破砕板の
閉鎖時に、下部側のシャーリング刃は、鉄筋を固定歯側
のシャーリング刃に押し付け、下方へ引きながら切断
し、退避するように構成してなるスクリーンクラッシャ
ーを特徴とする。
ンクラッシャーの側断面図を示し、該スクリーンクラッ
シャーは、図1の状態から図2の状態へと破砕板が変化
することを示している。本発明のスクリーンクラッシャ
ー1は、柱や梁等で構築された構造体或いは移動体上に
組み付けられた枠体2に載置固定されている。ショベル
カー等によりコンクリート等の産業廃材がスクリーンク
ラッシャー1のホッパー3に投入されるようになってい
る。該スクリーンクラッシャー1は、主としてホッパー
3、固定破砕板4、移動破砕板5及び油圧シリンダー6
とより構成されている。
された4枚の台形状の板により、全体が矩形状となる上
下が開口した箱状体として形成している。該ホッパー3
の上端にはコンクリート等の産業廃材の投入口31が形
成され、下端には破砕板4、5間への産業廃材の投入開
口部32が形成されている。該ホッパー3の下部には、
向かい合った2枚の破砕板4、5が当該産業廃材が投入
できるように上方が開口するように形成されている。該
破砕板の内、移動破砕板5は回動軸7を中心として回動
自在とされている。該移動破砕板5の背面側には油圧シ
リンダー6が形成され、該油圧シリンダー6の作用によ
り該移動破砕板5は固定破砕板4に接する位置まで回動
するように構成されている。
の内側偏心位置に設けられ、該回動軸7を中心として移
動破砕板5は、上方が大きな円弧、下方が小さな円弧の
円弧状の軌跡Rとして上方から下方へ向けて反時計方向
へ回動する。該移動破砕板5の可動軌跡は、破砕板4、
5間の下部に溜まる破砕された廃材を強制的に落下させ
るのに有効となる。それは図3に示すように、移動破砕
板5の上方側は固定破砕板4側へ押し付ける軌跡を描
き、下方側は破砕板4、5間の廃材を落下排出させる軌
跡を描くからである。上記円弧状の軌跡Rによって、破
砕廃材の溜まりを少なくすることができ、処理量の大幅
な増大が得られることになる。
ー3の下端の投入開口部32を閉鎖し、塊状の廃材が落
下することを防止するため、開閉シャッター52が設け
られている。開閉シャッター52は移動破砕板5の上端
に設けられた断面円弧状の板体からなり、移動破砕板5
の移動と共にホッパー3の投入開口部32を徐々に閉鎖
するように連動構成している。
し、該ホッパー3からスクリーンクラッシャー1の2枚
の破砕板4、5間に該廃材を投入する。該移動破砕板5
は、油圧シリンダー6により対向する固定破砕板4側に
向けて移動し、破砕板4、5間に挟まれている廃材を圧
砕する。破砕された廃材はスクリーンクラッシャー1の
下方部に位置するベルトコンベア上に落下し、該ベルト
コンベアによって所定の場所に移送される。以下、本発
明のスクリーンクラッシャーの実施の態様に基づいて詳
細な説明をする。
砕板4は、棒状体で形成した横破砕歯41と縦破砕歯4
2とよりなる格子状の前面スクリーン枠43と、該スク
リーン枠43を支持するための背面に形成した支持枠部
材44及び本体への取付手段45とより構成している。
上記横破砕歯41は、横方向に適宜間隔を有して配設
し、当該横破砕歯41には一体的に適数本の縦破砕歯4
2を所定間隔を有して構成している。従って、該横破砕
歯41と縦破砕歯42とによって矩形状の間隙部46を
形成していることになる。該間隙部46は破砕したコン
クリート或いは鉄筋等の一部が通過する通過路となる。
ンクリート廃材の投入開口部32側の上部側にあって
は、その前面側に突出配設し、コンクリートの圧砕の
他、固定破砕板4と移動破砕板5間に挿入されたコンク
リート塊状物がせり上がることを防止する役割もなして
いる。また、下部側の横破砕歯41にあっては、圧砕さ
れたコンクリートや露出した鉄筋類が下方に誘導し易い
ように、縦破砕歯42とほぼ同様の位置或いは背面側に
位置するように構成し、当該コンクリートや鉄筋類が横
破砕歯41の突起に引っかかり、当該箇所に留まるのを
防止している。
し、上記固定破砕板4と同様、棒状体で形成した横破砕
歯53と縦破砕歯54とよりなる格子状の前面スクリー
ン枠55と、該スクリーン枠55を支持するための背面
に形成した支持枠部材56及び本体への取付手段57と
より構成している。上記横破砕歯53は、横方向に適宜
間隔を有して配設し、当該横破砕歯53には一体的に適
数本の縦破砕歯54を所定間隔を有して構成している。
従って、該横破砕歯53と縦破砕歯54とによって矩形
状の間隙部58を形成していることになる。該間隙部5
8は破砕したコンクリート或いは鉄筋等の一部が通過す
る通過路となる。
ンクリート廃材の投入開口部32側の上部側にあって
は、その前面側に突出配設し、コンクリートの圧砕の
他、破砕板4、5間に挿入されたコンクリート塊状物が
せり上がるのを防止する役割もなしている。また、下部
側の横破砕歯53にあっては、圧砕されたコンクリート
や露出した鉄筋類が下方に誘導され易いように、縦破砕
歯54とほぼ同様の位置或いは背面側に位置するように
構成し、当該コンクリートや鉄筋類が横破砕歯53の突
起に引っかかり、当該箇所に留まるのを防止している。
能率良く下方へ誘導するための実施例である。図5
(a)、(c)、図6、図7に示すように、移動破砕板
5は、その前面に鉄筋押し出し金具59を突出形成して
いる。該鉄筋押し出し金具59は、下部側に位置する横
破砕歯53及び/又は縦破砕歯54に固定形成してい
る。また、その横方向の配設位置は、縦破砕歯54の所
定間隔毎に配設され、当該形状は異形台形形状をした板
状体とし、その底面側は、突出先端部が下方へ向けやや
傾斜するように構成している。
押し出し金具59を配設しているが、適宜列を選定する
ことが出きるし、その上下隣接部は千鳥状に配設すると
効率のよい配置となる。また、下方側に位置する鉄筋押
し出し金具59は、横破砕歯53が突出形成されていな
い位置に配設されるため、上方側の鉄筋押し出し金具5
9と異なり、当該横破砕歯53の下端側にも固定するこ
とによる強度上の補強が得られないので、該縦破砕歯5
4との溶接長を長くすること、及び鉄筋の押し出し量が
下方側ほど増加すること等を考慮し、上下方向に幅広の
金具を採用している。
ャー1は、図7に示すように、移動破砕板5が、上方か
ら下方へ向けて円弧状の軌跡Rをもって移動するので、
鉄筋押し出し金具59も同様にT1、T2、T3の軌跡
を描くことになる。破砕板4、5によって破砕されたコ
ンクリートの塊状物及びコンクリートの圧砕により露出
した鉄筋等は、上記鉄筋押し出し金具59により、引っ
かけられ、下方へと誘導されることになる。
リート廃材におけるコンクリートの圧砕後に露出した鉄
筋を所定長に切断することを目的としたものである。本
実施例に示すスクリーンクラッシャー1は、上記実施例
1、2と同様、固定破砕板8及び移動破砕板9の両者
に、適宜間隔を有して縦破砕歯10の位置或いはそれに
平行する縦方向位置に、各々シャーリング刃11、12
を形成している。該シャーリング刃11、12は、固定
破砕板8及び移動破砕板9の各々が対向する位置に、当
該両破砕板8、9が閉鎖されるとき、該対向するシャー
リング刃11、12がその側面で相互に交差する位置に
各々配設される。
図12〜14に示すように、略T字型をしたシャーリン
グ刃11、12の取り付け兼破砕歯としての役割をなす
刃取着部13にボルト・ナット等の取着手段により着脱
自在に取り付けられる。
面より刃取着部13に取り付けることが可能である。従
って、鉄筋の切断部となる対向先端角部14、15が摩
耗したときには、他の角の切断部へと容易に位置替えを
することが可能である。従って、4角が切断部として利
用できることになる。また、コンクリート中に埋設され
ている鉄筋を切断することを目的としているため、当該
鉄筋の露出、或いはそれに近い状態の鉄筋を切断する必
要があるので、該刃取着部13の前面側となる先端部1
6は、シャーリング刃11、12の取着時における先端
部より前方に位置するように構成している。従って、両
破砕板8、9間に挿入された鉄筋コンクリート廃材は、
当該コンクリート部が該先端部16によってまず圧砕さ
れ、鉄筋が露出した状態で、当該鉄筋をシャーリング刃
11、12によって切断することが可能となる。
の上端部側を、前方へ突出するように傾斜形成し、固定
破砕板8及び移動破砕板9の閉鎖時に、対向するシャー
リング刃11、12がその全面において交差するように
構成することにより、間隙に存在する鉄筋を所定長に切
断することが可能となる。
を長手方向において分割し、固定破砕板8及び移動破砕
板9の閉鎖時に、下部側のシャーリング刃12'は、鉄
筋を固定歯側のシャーリング刃に押し付け、移動破砕板
9の移動により該シャーリング刃12'を下方へ引きな
がら切断することになる。従って鉄筋は引き切り切断さ
れる。また該下部側のシャーリング刃12'は交差する
位置からはずれることになるので、下部の開口部が確保
され、鉄筋を含む廃材の排出を容易としている。
11、12により30cm〜60cm程度の所定長に切
断されることになるので、当該露出した鉄筋相互が絡ま
って塊状となり、破砕板8、9間に留まることを防止す
ることができ、コンクリート圧砕片の他、鉄筋について
も縦・横破砕歯によって形成された間隙部及び破砕板
8、9間の下方部より落下誘導することが可能となっ
た。
下部側とでは異なる態様のものを示したが、その態様と
実施例2の鉄筋押し出し金具とを併用した実施例のスク
リーンクラッシャーを構成することができる。
を上部側と下部側とでは異なる態様とし、実施例2は、
鉄筋押し出し金具を構成しているが、上記実施例1、2
の他に、実施例3の鉄筋を切断するためのシャーリング
刃11、12を設けてスクリーンクラッシャーを構成す
ることができる。
たスクリーンクラッシャー、実施例2に対して実施例3
の技術を併用したスクリーンクラッシャーを構成するこ
とができる。
り付け位置、鉄筋押し出し金具の取り付け位置を上部側
及び下部側として表現したが、上記上部側とは、全体の
約3/4程度をも含み、下部側とは半分を越えた位置ま
でも含む概念である。
ーは、破砕された破砕廃材が固定破砕板及び移動破砕板
の下方の間隙から落下するだけでなく、固定破砕板及び
移動破砕板のメッシュ間隙部からも排出されるので、廃
材の処理量が大幅に増大した。
前面側に突出し、コンクリート塊がせり上がるのを防止
し、下方にあっては、横破砕歯が縦破砕歯の内側に配設
しているので、圧砕されたコンクリート塊や露出した鉄
筋がメッシュ間隙部及び固定破砕板及び移動破砕板の下
方の間隙から滑落し易くなった。
具を突出形成し、当該鉄筋押し出し金具が円弧状に下方
へ向けて移動するので、破砕板によって破砕されたコン
クリートの塊状物及びコンクリートの圧砕により露出し
た鉄筋等は、上記鉄筋押し出し金具により、引っかけら
れ、下方へと誘導されることになる。
縦方向に対向する位置にシャーリング刃を相互に交差す
るように形成しているので、露出した鉄筋を切断するこ
とが可能となり、鉄筋の排出が容易となる。
側断面図。
側断面図。
側断面図。
例の側断面図。
例の側断面図。
例の側断面図。
例の側断面図。
施例の側断面図。
施例の側断面図。
関係を示す平面図。
との位置関係を示す平面図。
との位置関係を示す平面図。
Claims (8)
- 【請求項1】対向して立設された固定破砕板及び移動破
砕板、該破砕板に設けられた破砕歯並びに該移動破砕板
を可動させる油圧機構とからなり、該破砕板を多数のメ
ッシュ開口を有するスクリーン破砕板として構成し、該
破砕板間に廃材を投入して油圧機構を作動させ、当該廃
材を破砕して下方へ落下させるようにしたクラッシャー
において、 該破砕板は、横破砕歯と縦破砕歯とによりメッシュ開口
となる格子状の間隙部を形成し、該横破砕歯は、廃材の
投入開口部側の上部側にあっては縦破砕歯の前面側に配
設し、下部側にあっては縦破砕歯の内側に位置するよう
に構成してなることを特徴とするスクリーンクラッシャ
ー。 - 【請求項2】対向して立設された固定破砕板及び移動破
砕板、該破砕板に設けられた破砕歯並びに該移動破砕板
を可動させる油圧機構とからなり、該破砕板を多数のメ
ッシュ開口を有するスクリーン破砕板として構成し、該
破砕板間に廃材を投入して油圧機構を作動させ、当該廃
材を破砕して下方へ落下させるようにしたクラッシャー
において、 該移動破砕板は、その前面の下部側において鉄筋押し出
し金具を適宜間隔を有して突出構成してなることを特徴
とするスクリーンクラッシャー。 - 【請求項3】対向して立設された固定破砕板及び移動破
砕板、該破砕板に設けられた破砕歯並びに該移動破砕板
を可動させる油圧機構とからなり、該破砕板を多数のメ
ッシュ開口を有するスクリーン破砕板として構成し、該
破砕板間に廃材を投入して油圧機構を作動させ、当該廃
材を破砕して下方へ落下させるようにしたクラッシャー
において、 該破砕板には、適宜間隔を有して縦破砕歯の位置或いは
それに平行する縦方向位置に、各々交差する状態で対向
させてシャーリング刃を構成してなることを特徴とする
スクリーンクラッシャー。 - 【請求項4】移動破砕板は、その前面に鉄筋押し出し金
具を突出構成してなることを特徴とする請求項1又は3
に記載のスクリーンクラッシャー。 - 【請求項5】破砕板には、適宜間隔を有して縦破砕歯の
位置或いはそれに平行する縦方向位置に、各々交差する
状態で対向させてシャーリング刃を構成してなることを
特徴とする請求項1又は2に記載のスクリーンクラッシ
ャー。 - 【請求項6】移動破砕板の上端部側の移動軌跡半径を大
とし、下端部側の移動軌跡半径を小とする位置に、該移
動破砕板の回動軸を構成してなることを特徴とする請求
項1ないし5のいずれか1に記載のスクリーンクラッシ
ャー。 - 【請求項7】移動破砕板のシャーリング刃の上端部側
を、前方へ突出するように傾斜形成し、固定破砕板及び
移動破砕板の閉鎖時に、対向するシャーリング刃が交差
するように構成してなることを特徴とする請求項3に記
載のスクリーンクラッシャー。 - 【請求項8】移動破砕板のシャーリング刃を長手方向に
おいて分割し、固定破砕板及び移動破砕板の閉鎖時に、
下部側のシャーリング刃は、固定破砕板側のシャーリン
グ刃と交差しながら下部外方へ退避するように構成して
なることを特徴とする請求項3に記載のスクリーンクラ
ッシャー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002046755A JP3613561B2 (ja) | 2002-02-22 | 2002-02-22 | スクリーンクラッシャー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002046755A JP3613561B2 (ja) | 2002-02-22 | 2002-02-22 | スクリーンクラッシャー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003245566A true JP2003245566A (ja) | 2003-09-02 |
JP3613561B2 JP3613561B2 (ja) | 2005-01-26 |
Family
ID=28660043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002046755A Expired - Lifetime JP3613561B2 (ja) | 2002-02-22 | 2002-02-22 | スクリーンクラッシャー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3613561B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100665040B1 (ko) * | 2006-03-24 | 2007-01-04 | 한국생산기술연구원 | 주물 용해로 장입용 회수철 파쇄장치 |
JP2007289804A (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Nakayama Iron Works Ltd | ロール破砕機 |
JP2011110475A (ja) * | 2009-11-25 | 2011-06-09 | Toyota Motor Corp | 破砕装置 |
JP2013526403A (ja) * | 2010-05-11 | 2013-06-24 | ジャコバス シェンク、クース | 分離デバイス |
CN111408432A (zh) * | 2020-04-21 | 2020-07-14 | 象山泛海环保科技有限责任公司 | 一种建筑垃圾粉碎筛分处理装置 |
CN115715999A (zh) * | 2022-09-09 | 2023-02-28 | 连云港福京石英制品有限公司 | 一种电弧真空提纯石英砂的设备和方法 |
-
2002
- 2002-02-22 JP JP2002046755A patent/JP3613561B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100665040B1 (ko) * | 2006-03-24 | 2007-01-04 | 한국생산기술연구원 | 주물 용해로 장입용 회수철 파쇄장치 |
JP2007289804A (ja) * | 2006-04-21 | 2007-11-08 | Nakayama Iron Works Ltd | ロール破砕機 |
JP2011110475A (ja) * | 2009-11-25 | 2011-06-09 | Toyota Motor Corp | 破砕装置 |
JP2013526403A (ja) * | 2010-05-11 | 2013-06-24 | ジャコバス シェンク、クース | 分離デバイス |
CN111408432A (zh) * | 2020-04-21 | 2020-07-14 | 象山泛海环保科技有限责任公司 | 一种建筑垃圾粉碎筛分处理装置 |
CN115715999A (zh) * | 2022-09-09 | 2023-02-28 | 连云港福京石英制品有限公司 | 一种电弧真空提纯石英砂的设备和方法 |
CN115715999B (zh) * | 2022-09-09 | 2023-11-24 | 连云港福京石英制品有限公司 | 一种电弧真空提纯石英砂的设备和方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3613561B2 (ja) | 2005-01-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0657970A (ja) | コンクリート破砕機 | |
JP3613561B2 (ja) | スクリーンクラッシャー | |
JP3396725B2 (ja) | スクリーンクラッシャー | |
JP2012206015A (ja) | 破砕機 | |
KR101034664B1 (ko) | 건설폐기물용 다단 파쇄기 및 이를 이용한 건설 및 생활폐기물의 중간처리 과정 중에서 발생되는 순환골재 생산시설 | |
CN103264043A (zh) | 建筑垃圾分拣机及其分类系统 | |
CN213854844U (zh) | —种建筑垃圾压块砖生产用原料破碎筛选装置 | |
KR20020004795A (ko) | 토목기계의 파쇄기에 있어서의 콘크리트 덩어리의 미립화파쇄장치 | |
EP1189701B1 (en) | Rotary crusher | |
JP2012239961A (ja) | 回収コンクリート材料の解砕処理装置 | |
US20070228200A1 (en) | Mobile construction debris shredder method | |
JP2001293385A (ja) | 解体破砕機 | |
CN210434599U (zh) | 一种建筑废料粉碎处理装置 | |
KR101161423B1 (ko) | 골재파쇄를 위한 죠크라샤의 만곡판 | |
JP2005144265A (ja) | 破砕機 | |
CN202283476U (zh) | 一种破碎铲斗 | |
KR20110025421A (ko) | 파쇄기 | |
JP3316185B2 (ja) | スクリーンクラッシャー | |
JP2005220513A (ja) | 開閉式破砕バケットとその破砕処理方法 | |
CN213078605U (zh) | 一种建筑垃圾破碎分选系统 | |
KR102481178B1 (ko) | 폐철근콘크리트 자동파쇄 방법 및 폐철근콘크리트 자동 파쇄분리 설비 | |
JP2526117Y2 (ja) | 剪断型破砕装置及びそれを用いた多段式破砕装置 | |
KR20050035378A (ko) | 건축폐기물 재생 시스템의 선별용 드럼 | |
JPH1133421A (ja) | 回転作業装置及びその使用方法 | |
JP4161173B2 (ja) | バケット型破砕装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040714 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040810 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040909 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041012 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041025 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 3613561 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071105 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081105 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091105 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101105 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101105 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111105 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121105 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121105 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131105 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |