JP2003245541A - 反応・分離精製・分析検出用セル集積化マイクロチツプ - Google Patents

反応・分離精製・分析検出用セル集積化マイクロチツプ

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JP2003245541A
JP2003245541A JP2002046402A JP2002046402A JP2003245541A JP 2003245541 A JP2003245541 A JP 2003245541A JP 2002046402 A JP2002046402 A JP 2002046402A JP 2002046402 A JP2002046402 A JP 2002046402A JP 2003245541 A JP2003245541 A JP 2003245541A
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microchip
reaction
cell
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Makoto Mihara
誠 三原
Kazuo Inoue
和夫 井上
Yuuichi Eriyama
祐一 江利山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 反応・分離精製・分析検出用に有用なマイク
ロチツプおよびそれを利用したシステムに関するもので
ある。 【解決手段】 マイクロチップを構成するセルの少な
くとも1部が金属およびカーボンのいずれかからなるこ
とを特徴とする反応・分離精製・分析検出用セル集積化
マイクロチツプならびにマイクロチップを構成する基材
の少なくとも1部が金属アルコキシドを原料とするセラ
ミツクスからなることを特徴とする反応・分離精製・分
析検出用セル集積化マイクロチツプ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は反応・分離精製・分析検
出用に有用なマイクロチツプおよびそれを利用したシス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、バイオ材料に関して、核酸からの
分離、PCR(Primer Chain Reaction)、電気泳動
法、マイクロアレーなどの反応、分離精製、分析検出機
能を一体化させた集積化チツプが検討されている。また
これらの集積化チツプを複数並列にならべたチツプも検
討されている。またバイオ材料に限らず有機・無機材料
の各種の反応や分離精製を微少な個別あるいは連続した
セルの中で並列的に行わせるコンビナトリアルケミスト
リー用にも複数の並列マイクロセルを有するマイクロチ
ツプが用いられる。これらのマイクロチツプは、通常シ
リコンウェハーやガラスをフォトリソグラフィー工程に
よりエッチング加工する方法、何らかの型をフォトリソ
グラフィー工程、RIGAプロセス、イオンブレーティ
ングなどの方法で作成し、その型を基にシリコン樹脂な
どを転写成形する方法が用いられている。しかしこれら
の方法では、作成出来る形状は限度があり、ストレート
形状か順テーパー形状ものしか作成出来ず、例えば材料
基板に複数の穴からなるマイクロセルを設け、これらの
マイクロセル同士を結合する中空パイプを材料基板中に
設けたような形状は作成不可能である。これらの解決策
としてUV硬化樹脂を利用した光造型により任意の型を
作る方法も検討されている。しかしこの方法は使用材料
は有機物か、有機物にフィラーを入れた材料に限定され
る。さらにこれらのマイクロチツプにはPCRを代表例
として温度変化により反応を制御するケースがあり、温
度制御の手段として反応セル内に電極と引出し配線を必
要とするものがある。しかし一般に反応セル内に電極と
配線を設けるには多数の工程を必要とし、特にバイオ検
体などで電極へのバイオ検体への非特異吸着を避けるた
めにセル内の電極を局所的に設ける事は従来の方法では
困難である。特にセル数が数百以上でセル密度が高い場
合には、セル内電極から外部に配線引き出しをためには
通常多層配線板を使用するがこれはコストアップとなり
またセル形状が異なる度に配線設計が必要である。近年
ゲノム解析あるいはプロテオームに於いて、解析手段と
してDNAマイクロアレー、DNAチツプ、あるいはプ
ロティンチツプが使用され、その解析手段として放射性
同位元素、蛍光、電気化学、表面プラズモン、質量分
析、ラマン分光検出、などの方法が用いられ始めてい
る。これらのチツプでは、検出効率を上げるために、種
類の異なるバイオプローブを結合させた、複数のバイオ
プローブ結合セルが設けられている。チップの検出定量
性を上げるためには、如何にそれぞれの複数からなるプ
ローブ結合点に均一に同一量のプローブを結合させるか
が最大の課題である。また検出感度を上げるためには微
少なプローブ結合点に如何に高密度にプローブを結合さ
せるかが大きな課題である。高密度にDNAを結合点に
結合させる方法として、基板表面に111配向金結晶を
作成し、チオール末端DNAを結合させる方法が知られ
ている(BioconjugateChem, 1997,8,31-37)。金表面に
バイオプローブを結合したものは表面プラズンモン検出
あるいはラマン検出に有効であり、平面以外に回折格子
や、微細な凹凸面が使用可能である。しかし金を111
配向させるためには400℃以上の高温処理が必要であ
り、基板はガラス、マイカ、シリコンウェハーなどの無
機物に限定される。しかしこれらの無機物は一般に加工
性が有機物に比較して劣るために高コストマイクロチツ
プになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はバイオプロー
ブを高密度に結合させる事が可能な金属やカーボンを結
合点として含む集積化セルにより高感度検出あるいは各
種検体を高効率にアフィニィテイー分離精製可能なマイ
クロチツプを提供する事を目的とする。本発明は、高密
度にバイオプローブをセルに結合させる事が可能な任意
の形状をセルを低コストで作成することが可能なマイク
ロチツプを提供することを目的とする。さらに北発明は
その基材が従来の方法では作成困難あるいは高コストと
なる構造のセラミツクス系マイクロチツプを安価に作成
することを目的とする。さらに本発明は、マイクロチツ
プを使用するシステムに於いて、多数の外部電極との接
点を有するマイクロチツプに於いても、安定的に外部端
子との接続が可能で且つ低コストで接続可能なシステム
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるマイクロ
チツプは、マイクロチツプを構成するセルの一部が金
属、カーボンのいずれかで形成されることを特徴とす
る。これらのマイクロチツプは複数のセルからなる。そ
れらのセルは、バイオプローブの結合部分あるいは各種
反応・分離精製・解析検出用機能を有するものを指し、
バイオプローブとの結合を計るために基材と異なる表面
処理部分あるいは、反応・分離精製・解析検出のための
マイクロ反応槽、三次元構造体など基材部分とは異なる
形状体を有するものを言う。また本発明に係わるマイク
ロチツプはその基材が金属アルコキシドを原料とするセ
ラミツクス材料からなることを特徴とする。さら本変発
明に係わるマイクロチツプは金属、カーボンおよびセラ
ミツクス材料が転写法あるいはアディティブ法で作るこ
とを特徴とする。さらに本発明に係わるマイクロチツプ
の製造方法は金属、カーボンおよびセラミツクス材料が
転写法あるいはアディティブ法で作ることを特徴とす
る。さらに本発明に係わるマイクロアレーおよびマイク
ロアレーを用いたシステムはその外部端子との接続に於
いて異方性導電ゴムを使用することを特徴とする。
【0005】本発明に係わるマイクロチツプはそれを構
成するセルの一部が金属あるいはカーボンで形成される
ことを特徴とする。金属あるいはカーボンとしては、
金、プラチナ、銀、銅、ニツケル、タングステン、ダイ
ヤモンド、グラッシーカーボンのいずれかあるいはそれ
らの組合せにより作成されることを特徴とする。これら
の内で、マイクロチップのプローブ結合表面として好ま
しいのは、ダイヤモンド、グラッシーカーボン、金、プ
ラチナ、銀、ニッケルであり、特にダイヤモンドに関し
てはアミノ基変性あるいはカルボキシル基変性したもの
が、金については111結晶配向したものが好ましい。
これらの金属またはカーボンは高密度にバイオプローブ
を結合することが可能であり、また金、銀については表
面プラズモン検出あるいはラマン検出法においてシャー
プな検出ピークが得られ検出感度を上げる事が可能であ
る。アミノ基変性あるいはカルボキシル基変性したダイ
ヤモンドは、通常使用されている各種バイオ結合が使用
可能であり、また金についてはチオールが、ニッケルに
ついてはヒスチジンを介してバイオプローブと結合可能
である。これらの金属およびカーボンは、CVD、蒸
着、スパッタリング、プラズマ、メッキ、溶射、有機金
属錯体の加水分解反応、縮合重合反応、還元反応などに
よりマイクロチップ上に形成することが可能である。特
に111配向金結晶は上記方法により得られた金膜を5
00℃以上加熱することにより得る事が可能である。
【0006】マイクロチツプの基材材料として使用可能
な有機材料としては、エポキシ樹脂、ウレタンアクリレ
ート、ポリオキセタン、ポリヒドロキシスチレン、エポ
キシ化ポリジエン、ポリ(メタ)アクリレート、ポリスチ
レン、ポリカーボネート、脂環式オレフィン樹脂などが
使用可能である。これらの内で特に好ましいのは、エポ
キシ、ウレタンアクリレート、オキセタン、フェノール
ノボラツク、ポリイミド、ポリベンゾオキサゾール系の
感光性樹脂であり、ネガ型ポジ型いずれも使用可能であ
る。これらは溶剤に溶解した塗布液、液状オリゴマー
系、ドライフィルム系などいずれも使用可能である。こ
れらのうちで好ましいのは、耐熱性、透明性、金属との
接着性などに優れるエポキシモノマーあるいはオリゴマ
ーとカチオン重合開始剤からなるUVエポキシ系樹脂で
ある。さらにこれらの有機材料は無機材料と複合したも
のとして使用することも可能であり、たとえば耐熱性と
寸法安定性を上げるために有機材料中にフィラーを混入
することが可能である。また電極あるいは配線材料とし
て、銅や銀とエポキシとの混合物である銅ペーストや銀
ペーストを使用することが可能である。これらの感光性
樹脂と金属あるいはカーボンとの組み合わせにより、特
に転写法とアディティブ法の採用により、複雑な形状の
マイクロチツプを低コストで作成することが可能とな
る。
【0007】高温反応や溶剤を使用する反応・処理用マ
イクロセル材料としては一般に無機系が好ましい。これ
らは市販の各種シリコンウェハー、ガラスなどをベース
としてセル部分に上記金属、あるいはカーボン膜を形成
することも可能である。しかし基材あるいはセル部分に
複雑な形状が必要な場合には、金属アルコキシド類の加
水分解、縮合により得られる無機ポリマーを原料とする
ことにより多様な形状物を形成することができる。特に
これらの無機ポリマーを光反応型とした光反応型無機ポ
リマーと転写法およびアティティブ法を組み合わせる事
が多様な形状マイクロチツプで耐熱、耐溶剤性に優れた
マイクロチツプを低コストで作成することが可能であり
特に好ましい。
【0008】無機ポリマーの原料としては親水性の高い
硬化膜を形成可能なSi、Al、Zr、Ti、B、Pなどの金属ア
ルコキシド、及びこれらのキレート化物を用いることが
できるが撥水性の高い硬化膜を形成する場合は、フッ素
置換アルキル基を有するケイ素アルコキシドを用いるこ
とが好ましい。これら無機ポリマーは加熱硬化により3
次元架橋体を形成するが、光酸発生剤あるいは光塩基発
生剤を入れることで光硬化可能となる。例えば、実施例
4の有機シリカ前駆体膜は、熱硬化以外に選択的に光硬
化する事が可能である。これらの無機ポリマーの塗布方
法は硬化膜が均一となる方法であれば特に制限を受けな
く、スピンコート法、スプレー法、ロールコート法、イ
ンクジェット法などの方法を用いることができる。基材
としては平坦なあるいは凹凸表面を有する基板、例え
ば、シリコン基板やガラス基板等を用いることが好まし
い。塗布膜の厚さは、例えば、塗布液の粘度により制御
可能であり,通常0.1〜1000ミクロンが可能であり、
好ましくは500ミクロン以下が好ましい。更に膜厚が必要
な場合はクラックを防止するためにコロイダルシリカ等
のフィラーを入れることができる。そして塗布の後、乾
燥により溶剤を除いたのち光照射及び加熱により安定な
硬化膜に変換される。
【0009】光硬化性の無機ポリマーの硬化膜形成条件
を以下に説明する。塗布膜の乾燥のための加熱温度は特
に制限されないが通常50℃〜300℃の範囲1分〜6時間で
実施される。また、光は、光源として特に制限されるも
のでは無いが、通常200〜450nmの紫外〜可視領域の光、
好ましくは波長365nmの紫外線を含む光が用いられる。2
00〜450nm での照度は1〜1000mW/cm2、照射量が0.01〜5
000mJ/cm2、好ましくは0.1〜1000mJ/cm2なるように照射
して、露光される。また、露光後に、露光部が十分硬化
するように、さらに加熱処理(以下、「ポストベーク」
という。)を行うことが好ましい。この加熱条件は、通
常、30〜300℃、好ましくは50〜200℃で、例
えば5分間〜72時間の加熱条件とすれば良い。
【0010】またパターンを形成するための光の照射
は、所定のパターンを有するフォトマスクなどの方法で
行われた後、現像液により未露光部分を溶解除去するこ
とにより、未硬化の不要部分が除去される。なお、露光
後、露光部分の硬化を促進させるために、加熱処理(以
下、「PEB」という。)を行うことが好ましい。その
加熱条件は通常、30〜200℃、好ましくは50〜1
50℃である。
【0011】このようにして所定のパターンに従ってパ
ターン露光し、選択的に硬化させた薄膜に対しては、硬
化部分と未硬化部分との溶解性の差異を利用して、現像
処理することができる。したがって、パターン露光後、
未硬化部分を除去するとともに、硬化部分を残存させる
ことにより、結果として、特定パターンを形成すること
ができる。ここで、現像液としては、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウ
ム、メタケイ酸ナトリウム、アンモニア、エチルアミ
ン、n−プロピルアミン、ジエチルアミン、ジ−n−プ
ロピルアミン、トリエチルアミン、メチルジエチルアミ
ン、エタノールアミン、N―メチルエタノールアミン、
N、N―ジメチルエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、テトラエ
チルアンモニウムヒドロキシド、テトラブチルアンモニ
ウムヒドロキシド、コリン、ピロール、ピペリジン、
1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセ
ン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]−5−ノナ
ンなどの塩基性物質と水、メタノール、エタノール、プ
ロピルアルコール、ブタノール、オクタノール、プロピ
レングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコ
ールモノエチルエーテル、N−メチルピロリドン、ホル
ムアミド、N、N―ジメチルホルムアミド、 N、N―ジメ
チルアセトアミド、などの溶媒で希釈された溶液を用い
ることができる。また、現像液中の塩基性物質の濃度
を、通常0.05〜25重量%、好ましくは0.1〜
3.0重量%の範囲内の値とすることが好ましい。
【0012】また、現像時間は、通常30〜600秒間
であり、また現像方法は液盛り法、ディッピング法、シ
ャワー現像法などの公知の方法を採用することができ
る。現像液として有機溶媒を用いた場合はそのまま風乾
することにより、また、アルカリ水溶液を用いた場合に
は流水洗浄を、例えば30〜90秒間行い、圧縮空気や
圧縮窒素などで風乾させることによって表面上の水分を
除去することにより、パターン状被膜が形成される。次
いで、パターニング部をさらに硬化させるために、ホッ
トプレートやオーブンなどの加熱装置により、例えば3
0〜400℃の温度で5〜600分間ポストベーク処理
し、硬化されたコア部分が形成されることになる。
【0013】本発明に係わるアディティブ法は、ベース
基板の上に材料を積層パターニングする方法を言う。ま
た本発明に係わる転写法は、ベース基板の上に所定の層
数からなる層を形成し最終的にベース基板から形成層を
引き剥がす方法を言う。この際にベース基板に何らかの
パターンを設けておく事でパターンが層に転写すること
も可能である。またパターンとは別に表面に微細な凹凸
を付けるこれを転写する事も可能である。本発明は、こ
れらのアディティブ法あるいは転写法と各種の金属ある
いはカーボン形成材料形成方法との組み合わせにより、
セル部分の一部が金属あるいはカーボン系材料から構成
されるマイクロチツプを特徴とする。また本発明は、こ
れらのアティティブ法あるいは転写法と無機ポリマーと
の組み合わせにより、基材部分がセラミツクス系材料か
らなるマイクロチツプを特徴とする。以下転写法および
デイィティブ法を用いた代表的なマイクロチツプおよび
その製造方法を説明するが、これらの事例に限定される
ものでものではない。
【0014】あらかじめ耐熱性を有する平面、パターニ
ングされた凹凸、および微細な凹凸をもつベース基板上
に、金属あるいはカーボン系材料膜を形成する。その際
必要により高熱処理することにより特定の結晶構造など
を持つ無機膜を形成することが可能となる。また必要に
よりこれらの膜にパターニングすることも可能である。
その後有機あるいは無機材料をアディティプ法にて積層
し、必要によりパターニングし、最終的にベース基板か
ら積層体を引き剥がす転写法が可能である。これによ
り、有機あるい無機積層体に高温処理することなく、高
温処理金属あるいはカーボン材料膜形成が可能となる。
また使用される光硬化性材料として有機感光性樹脂組成
物、光反応性無機ポリマー組成物を用いることによりそ
れぞれ有機系マイクロチツプ、無機系マイクロチツプ、
さらにそれを300℃以上で焼成することにより、全無
機マイクロチツプを作成することが可能となる。
【0015】セル結合表面としては、111金配向結晶
以外に各種金属、カーボン系材料が本方法により使用可
能である。従来111金配向結晶にはチオール基を介し
て非常に高密度にバイオプローブを結合することが知ら
れていた。しかし111金配向結晶作成には高温が必要
で、基材はシリカガラスやシリコンウェハーに限定さ
れ、また金のパターニングは困難あつた。転写法および
アディティブと光硬化性樹脂を用いる事により、微細な
111金配向結晶セルを有し有機あるいは無機系基材か
らなるマイクロチツプが作成可能となる。
【0016】111金配向結晶表面をバイオプローブ結
合セルとして持ち、その下に外部接続スルーホール配線
を持つ、マイクロチツプが作成可能となる。これらの電
極は個別に外部電源と接続することにより、電気化学検
出、電気化学反応、加熱用の電源などとして利用するこ
とが可能となる。例えば電気化学検出としてははDNA
同士、抗原抗体、蛋白などの何らかの相互作用に伴う電
気化学的な変化を検出するのに使用可能である。また電
気化学反応としてはPCR増幅や、DNAのハイブリダ
イゼーションの促進、DNAやペプチドの固相合成を
熱、熱を介しての酸や塩基発生剤によるPH変化などに
より合成反応制御することが可能となり、個別のセル毎
に異なる反応物を得ることが可能となる。外部電源と接
続する方法はその電極密度により色々な方法が選択可能
だが、高密度、多数の電極の場合には異方性導伝ゴムと
配線拡張プリント基板による接続が接続安定性の観点か
ら好ましい。また当該電極および導電スルーホールは除
熱、冷却のためのヒートシンク材料としても使用可能で
ある。
【0017】111金配向結晶表面電極を有しかつ反応
セル同士が空間で連結された複数のマイクロセルを持つ
マイクロチツプが作成可能である。これらのマイクロチ
ツプは、各種の化学反応用セルのみならず、電気泳動用
セル、あるいはPCR反応セルと電気泳動セルとを集積
化したマイクロチツプとして使用可能である。
【0018】本発明のマイクロセルの検体の検出あるい
は捕捉効率向上手段の1つとして、基材中の空間セル中
に111金配向結晶を持つ多孔質体を形成することが可
能である。これらの方法としては、基材中の空間セル中
に有機あるいは無機の多孔質体を形成しその後に無電解
メツキと電解メッキを行うことで金表面を持つ三次元構
造体セルを形成することが可能である。空間セル中に多
孔質体を形成する方法としては、1)液状のマトリック
ス樹脂の中で気化成分の発泡により多孔質体を作る方
法、2)2種以上の非相溶性の樹脂の混合物をセルに注
入後、一方を除去する方法、3)溶媒溶解樹脂の溶媒を
水置換しその後乾燥する方法、4)粒子を充填後、粒子
同志を固着する方法がある。1)の方法における具体例
は発泡性のウレタン組成物であり、2)の方法の具体例
は、水溶性樹脂と架橋性有機樹脂の混合物を熱架橋後水
洗する方法や、水溶性樹脂と金属アルコキシドの加水分
解物の混合物を熱硬化後水洗する方法を挙げることがで
きる。一方、3)ウレタンのDMF溶媒を水置換の後乾
燥させる方法、4)の方法としてはポリスチレン、アク
リル、ポリカーボナート、などの有機粒子、金、銀、
銅、ニッケルなどの金属粒子、シリカ、アルミナ、硼珪
酸ガラスなどのセラミックス粒子又はグラファイト化炭
素粒子を必要に応じて架橋剤とともにセルに注入後、加
熱硬化させる方法を挙げることができる。また基材が無
機物である場合には500℃以上の加熱により、金表面
は111金配向結晶することが可能である。
【0019】スルーホール配線を有する無機膜結合面を
有する基板について無機膜面の反対のスルーホール配線
電極部に異方性導電ゴムを介して、外部電源制御装置と
接続することが可能である。その場合、無機膜の配列密
度が高い場合は、異方導電性ゴムと外部電源制御側に引
き出し拡張配線ボードを設け、外部電源制御部との接続
を容易にすることが可能である。
【0020】
【実施例】実施例1 3インチのシリコンウェハーの上にフォトレジストを用
いたフォトリソクラフィー法にてパターンを形成後、フ
ッ酸エッチングし、その後レジスト膜を剥離すること
で、図1(2)の様な凹凸のある表面パターンを形成し
た。凹凸パターン寸法は0.5mm×0.5mm×5ミ
クロンである。このシリコンウェハーを580℃に加熱
し、凹凸面上に金を10―6トールにて厚さ1500Å
真空蒸着し、さらに580℃の60分加熱した。さらに
この上にクロム10nm蒸着し図1(2)を作成した。
ソニー株式会社製光造形装置SCS1000HDにて図
1(3)のシリコンウェハーを光造形ベース基板として
用い、株式会社ディーメツク製エポキシ系UV硬化樹脂
SCR751 を図1(4)のようなSCR751樹脂
層の厚さ10mmの層をアディティブ形成し、これを取
り出しUV照射しポストキュアーした。さらにシリコン
ウェハーを引き剥がし、金層を表面とする凹凸基板 図
1(5)を取り出した。この凸面を研磨除去しSCR7
51樹脂面を露出させ、0.5×0.5mmの111金
配向結晶面を島として持ち、SCR樹脂面が海として存
在する有機基板マイクロチツプ図1(6)を作成した。
【0021】実施例2 実施例1と同様にして作成した111金配向金結晶シリ
コンウェハー(図2(1))を光造形装置にいれ、マト
リックスを空洞としそれ以外をSCR751樹脂層とし
た厚さ5mm基板層図2(2)を積層した。これを取り
出し、表面に日立化成製のドライフィルムHK350の
膜厚20ミクロンを貼り、フォトリソ法にてSCR樹脂上に
ドライフィルムを積層し、空洞部分のドライフィルムを
溶解除去して図2(5)形成した。さらに空洞部分に電
気銅メツキを行った(図2(6))。さらにシリコンウ
ェハーを剥がし、b面を研磨除去し、さらにドライフィ
ルムも除去し、111配向金結晶表面電極と外部接続の
ためのスルーホール配線からなるセルを有する有機マイ
クロチツプ図2(8)を作成した。
【0022】実施例3 実施例2にて得られたマイクロチツプを光造形装置にい
れ、111配向金面を上面にして、aの111配向金面
上面は中空空間とし、b面上にa面中空空間を連結する
50×100ミクロン角の中空空間を形成した。これに
より111配向金結晶表面電極セル、反応・処理セルお
よびこれらのセル間を連結する図3(3)の有機マイク
ロチツプを作成した。
【0023】実施例4 (1)[ポリシロキサン溶液1(PS1)の製造]撹拌
機付の容器内に、、メチルトリメトキシシラン(100
g、0.74モル)と、イオン交換水(20g、1.1
モル)と、メチルエチルケトンを分散媒とするコロイダ
ルシリカ(日産化学工業(株)製 MEK-ST、固形分30
%)160gとを収容した後、60℃、6時間の条件で
加熱撹拌することにより、メチルトリメトキシシランの
加水分解を行った。次いで、容器内にプロピレングリコ
ールモノメチルエーテルを加えた後、エバポレーターを
用いて加水分解により副生したメタノールを除去した。
そして、最終的に固形分を55重量%に調整したポリシ
ロキサンを含有するプロピレングリコールモノメチルエ
ーテル溶液を得た。これを「ポリシロキサン溶液1(P
S1)」とする。
【0024】[光硬化性組成物Aの調製]上述したポリシ
ロキサン溶液1(PS1)の固形分換算100重量部に対
し、光酸発生剤(みどり化学(株)社製 TPS−10
5)1重量部、酸拡散制御剤としてトリオクチルアミン
0.005重量部、表面張力低下剤(東レ・ダウコーニ
ング(株)製SH28PA)0.01重量部を添加し、均
一に混合し、0.5μmフィルターで濾過することによ
り、光硬化性組成物Aを得た。 (2)実施例1の図1(3)と同一基板に、実施例4に
て作成された光硬化性樹脂組成Aものスプレー塗布し膜
厚300ミクロン層を形成、乾燥した。そして,さらに5m
mのガラス板にSCR751を50ミクロン塗布し、ガラス
板をSCR751面を下にして張り合わせ、光照射し光
硬化性組成物と接着させた。その後、シリコンウェハー
を剥がし、bの凸面を研磨除去し、ガラス板/無機系硬
化層を基材とした111金配向セルを有する無機系マイ
クロチツプ図4(7)を作成した。
【0025】実施例5 図1(3)の111金結晶配向面を上にしたシリコンウ
ェハー上に、スブレー法にて、実施例4(1)にて作成
した光硬化性組成物Aの500ミクロン層形成した。マ
スクパターンを用いフォトリソグラフィー法にて、11
1金配向結晶上面b面上層を光硬化させ、それ以外のa
面上層を溶解除去し、更に200℃にてブレベークする
事で図5(3)を作成した。さらに実施例2と同様な方
法にて11配向金結晶表面電極セルを有する図5(8)
の有機マイクロチツプを形成した。
【0026】実施例6 図5(8)にて作成されたマイクロチツプの111金結
晶配向面を上にして、厚さ20ミクロンのドライフィル
ムを張り合わせ、a列同士を接続するようにb面の上に
50×100ミクロン巾のパターンを光硬化し、残りの
部分を溶解除去した。この上にスブレー法にて実施例4
(1)の光硬化性組成物Aを500ミクロン層を形成
し、b面列を光硬化させ、残りの光硬化組成物とドライ
フィルムを溶解除去し、111金結晶配向面を持つ電極
付き空間セルとこのセル同士を結合した中空貫通空間を
持つ無機系マイクロセル図6(4)を作成した。
【0027】実施例7 銅平面基板板上に、実施例4にて作成された光硬化性組
成物Aをスプレーにて300ミクロン層を形成した。こ
れにフォトマスクにて、500ミクロン角の空間セルと
それを取り巻く光硬化層のパターンを形成し200℃に
てポストベーク図7(3)を作成したニツケル粒子上に
金メッキし、570℃にて60分間加熱した111結晶
配向金粒子の35ミクロンフィルター濾過したもの75
重量部とアルキルベンゼンスルホンサンアンモニウム5
重量部、水25重量部を混ぜてスラリー化し、これをス
クリーン印刷にて、上記500ミクロン角空間セルに充
填乾燥させ、充填乾燥を3回繰り返した。さらにこのチ
ツプのセル内部に電解金メツキ液を充填し、電解金メツ
キを行った。さらにこの上面にSCR751付きガラス
基板を張り合わせ光硬化し図7(5)を作成した。銅平
面基板を引き剥がし、111金結晶配向三次元構造セル
を持つマイクロチツプを図7(6)を作成した。
【0028】実施例8 異方性導伝ゴムを用いた接続システムの接続安定性の検
証 実施例7にて作成されたマイクロチツプにJSR PC
Rを介して、配線拡張ブリント基板とを図8の様に接続
させ、配線プリント基板に取り付けたコネクターによ
り、切り替えスイッチ付き電源装置に接続させた。マイ
クロロチツプの各セルに酸発生剤 とロイコ染料とのト
ルエン溶解物を入れ溶媒を揮発させ、100ボルト1ア
ンペアの電流を通電しそれぞれのセルを加熱させ、その
発色時間を10秒単位に測定した。2500個のセル全
てが50秒以内に染色し、平均の発色時間は43秒でC
V値は4秒であった。
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のマイクロチップ製造工程を示す図。
【図2】実施例2のマイクロチップ製造工程を示す図。
【図3】実施例3のマイクロチップ製造工程を示す図。
【図4】実施例4のマイクロチップ製造工程を示す図。
【図5】実施例5のマイクロチップ製造工程を示す図。
【図6】実施例6のマイクロチップ製造工程を示す図。
【図7】実施例7のマイクロチップ製造工程を示す図。
【図8】実施例8のシステムを示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 35/08 G01N 37/00 102 // G01N 37/00 101 27/26 331E 102 315K 27/46 G Fターム(参考) 2G058 CC01 GA12 4G075 AA39 BA10 BB05 BB07 BB10 DA02 EC21 EE12 FA05 FB02 FB03 FB04 FB13 FC11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロチップを構成するセルの少なく
    とも1部が金属およびカーボンのいずれかからなること
    を特徴とする反応・分離精製・分析検出用セル集積化マ
    イクロチツプ。
  2. 【請求項2】 前記金属およびカーボンがアディティブ
    法または転写法のいずれかにより形成されてなることを
    特徴とする特許請求1記載の反応・分離精製・分析検出
    用セル集積化マイクロチツプ。
  3. 【請求項3】 マイクロチップを構成する基材の少なく
    とも1部が金属アルコキシドを原料とするセラミツクス
    からなることを特徴とする反応・分離精製・分析検出用
    セル集積化マイクロチツプ。
  4. 【請求項4】 前記セラミクッスがアディティブ法また
    は転写法のいずれかにより形成されてなることを特徴と
    する特許請求3記載の反応・分離精製・分析検出用セル
    集積化マイクロチツプ。
  5. 【請求項5】 請求項1または3記載のマイクロチップ
    および異方性導電ゴムからなる外部電極を有することを
    特徴とする生理活性物質の検出・反応システム。
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