JP2003245362A - 側注装置 - Google Patents

側注装置

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JP2003245362A
JP2003245362A JP2002048640A JP2002048640A JP2003245362A JP 2003245362 A JP2003245362 A JP 2003245362A JP 2002048640 A JP2002048640 A JP 2002048640A JP 2002048640 A JP2002048640 A JP 2002048640A JP 2003245362 A JP2003245362 A JP 2003245362A
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hole
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Susumu Minezaki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 注射針を用いずに薬液の側注ができ、医療従
事者や患者への注射針の誤穿刺事故及び院内感染事故を
皆無にした側注装置を提供する。 【解決手段】 本発明は、両端に導液チューブ2の接続
部3を有する管本体1の中間部の一面に、注射器Sの先
管S′が結合できる受口6を有する可動体5を可動可能
に摺接保持し、該可動体5と管本体1との摺接面に、前
記受口6に連通する穴8と前記管本体内に連通する穴9
とを対設したことを特徴とし、可動体5の可動位置によ
って前記2つの穴8と9とを導通又は非導通にできるよ
うに構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、腎不全等の治療に
用いられる体外血液回路や輸血または輸液セットの途中
に設置され、患者に対して適時、必要な薬液の注入がで
きるようにした側注装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、腎不全患者の治療に用いられる
体外血液回路や輸血または輸液セットの途中には側注装
置が設備されている。この従来型の側注装置は、図9の
如く、両端に導液チューブ51の接続部52を有する管
本体53の中間部上面に立管54を設け、該立管54の
上端に、注射針S″が突き刺せるゴム栓55を一部露出
して抱持したキャップ56を形成していた。
【0003】上記従来型側注装置は、キャップ56より
露出したゴム栓55に、注射器Sの先管S′に針基を介
して結合した注射針S″を突き刺し、プランジャを矢印
の如く押操作して薬液を注入することができるようにな
っていた。前記ゴム栓55は薬液注入後に注射針S″を
抜き取ったときに、その針穴が素材の弾性により即座に
閉塞され、従って、薬液の側注作業により体外血液回路
や輸血または輸液セットと患者とを結ぶ本来的な治療作
業に一切の障害をも与えることがないようになってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如く、薬液注入後にゴム栓55より抜き取った注射針に
は、直ちに保護キャップ(図示せず)が施され、該保護
キャップと一緒に注射針を注射器から取り外して分別廃
棄されるが、注射針に保護キャップを施すときに注射針
の針先を手指に突き刺してしまう事故を起こす可能性が
あり、該注射針の針先に感染性保菌者の血液が付着して
いた場合には感染という事態になるおそれがあった。
【0005】本発明は、上記問題を解消するためのもの
で、その目的とするところは、注射針を用いずに薬液の
側注ができ、医療従事者や患者への注射針の誤穿刺事故
及び院内感染事故を皆無にした側注装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る側注装置は、両端に導液チューブの接
続部を有する管本体の中間部の一面に、注射器の先管が
結合できる受口を有する可動体を可動可能に摺接保持
し、該可動体と管本体との摺接面に、前記受口に連通す
る穴と前記管本体内に連通する穴とを対設し、該両穴が
ズレる方向に可動体を可動付勢する付勢手段を設けたこ
とを特徴とし、針を装着しない注射器の先管を受口に結
合して可動体を可動させることにより両穴を連結して側
注し、側注後、可動体が自動的に変位して両穴を分断で
きるように構成した。
【0007】また、請求項2に記載の発明に係る側注装
置は、両端に導液チューブの接続部を有する管本体の中
間部の一面に、注射器の先管が結合できる受口を設け、
該受口から前記管本体内に連通するように設けた縦穴を
分断する摺動部材を設け、該摺動部材に前記分断された
上下縦穴を連結する少なくとも1つの連結穴を設け、該
連結穴が前記上下縦穴からズレる方向に摺動部材を摺動
付勢する付勢手段を設けたことを特徴とし、針を外した
注射器の先管を受口に結合して摺動部材を摺動させるこ
とにより上下縦穴を連結して側注し、側注後、摺動部材
が自動的に変位して上下縦穴を分断できるように構成し
た。
【0008】さらに、請求項3に記載の発明に係る側注
装置は、前記付勢手段が、前記可動体の可動、または摺
動部材の摺動により前記受口と管本体内を導通させた状
態で復帰力を蓄積して弾性変形するように管本体に固定
されていることを特徴とし、付勢手段は受口と管本体内
とを導通状態にすると復帰力を蓄え、側注の終了後、導
通位置の力を開放することにより復帰力により受口と管
本体内とを非導通状態にできるように構成した。
【0009】さらにまた、請求項4に記載の発明は、前
記受口に、該受口と管本体内を導通させた状態を維持す
るストッパー手段を設けたことを特徴とし、可動体を可
動させるか摺動部材を摺動させて受口と管本体内とを導
通状態にして受口に注射器の先管を結合させると、スト
ッパー手段が作動し、ストッパー機能を開放するまで前
記導通状態を維持できるように構成した。
【0010】
【発明の実施の態様】次に、本発明の実施の態様を、図
1〜図8に基づいて説明する。図1は本願側注装置の第
1例の斜視図、図2は付勢手段が復帰力を蓄積して弾性
変形した状態を示す第1例の断面正面図、図3は付勢手
段の復帰力により受口と管本体内とを非導通状態にした
状態を示す第1例の断面正面図、図4は本願側注装置の
第2例の斜視図、図5は付勢手段が復帰力を蓄積して弾
性変形した状態を示す第2例の断面正面図、図6は付勢
手段の復帰力により受口と管本体内とを非導通状態にし
た状態を示す第2例の断面正面図、図7はストッパー手
段を備えた第1例の拡大断面図、図8はストッパー手段
を備えた第2例の拡大断面図である。
【0011】図1において、100は本願側注装置の第
1例(以下単に「第1例」という)を示す。第1例10
0は両端に導液チューブ2の接続部3を有する管本体1
と、該管本体1の中間部の一面に一体に重ねた筒状体4
を備えてなる。該筒状体4は図1では管本体1に対して
直交状になっているが、管本体1に対して斜交でも、平
行でも良い。前記導液チューブ2は、体外血液回路(図
示せず)と患者、輸血または輸液セットのバイアル瓶と
患者とを結んでいる。
【0012】前記筒状体4内には管本体1の一面に摺接
するように可動体5が可動可能に保持されている。該可
動体5には注射器Sの先管S′が結合できる受口6が設
けられている。該受口6は、図2の如く、前記筒状体4
の上面部に設けたガイド溝7を通して露出し、該ガイド
溝7によって可動方向および可動範囲が規制されてい
る。
【0013】前記可動体5の下面(管本体1との摺接
面)には前記受口6に連通する穴8が設けられる一方、
前記筒状体4の下面(可動体5との摺接面)にも前記管
本体1内に連通する穴9が設けられている。これら対設
した2つの穴8と9は、前記可動体5を前記ガイド溝7
に沿って可動させた1つの位置で、図2の如く、互いに
重なり合い(導通状態)、他の可動位置で、図3の如
く、互いにズレる(非導通状態)ようなっている。
【0014】なお、前記2つの穴8と9の導通状態また
は非導通状態での高い液密が図れるようにするため、可
動体5の下面には、図示の如く、前記穴8に合致する穴
を有する弾性材(軟質プラスチック材またはゴム材)D
を嵌入させるとよい。勿論、前記筒状体4の下面側に弾
性材(図示せず)を嵌入させてもよい。
【0015】前記2つの穴8と9は、本実施例では、可
動体5の受口6が、前記ガイド溝7の溝端7aに当てて
直立させた状態で導通状態となり、可動体5の受口6が
前記ガイド溝7の他の溝端7bに当たるように傾斜させ
たときに非導通状態になるようになっているが、受口6
の傾斜時に前記2つの穴8と9が導通状態となり、直立
させた状態で非導通状態になるように構成してもよい。
【0016】前記可動体5の可動方向及び範囲は、図示
の例では、前記筒状体4の円周方向になっているが、前
記筒状体4内を軸方向にスライドさせても、円周方向と
軸方向とを組み合わせてもよい。
【0017】前記受口6は、可動体5側の穴8と管本体
1側の穴9とがズレる方向に付勢手段10により可動付
勢されている。該付勢手段10は、前記管本体1に前記
筒状体4を挟んで係止した断面コ字形の固定部材11の
端部より延出され、その延出端10′を、前記受口6の
一面に当接させている。この付勢手段10は、前記受口
6を、図2の矢印イの如き押圧力を加えて前記両穴8と
9とを導通させたときに復帰力を蓄積して弾性変形する
一方、その押圧力を解除すると、図3の如く、復帰力
(矢印ロ)により可動体5を傾動させて前記両穴8と9
とを非導通状態にするようになっている。
【0018】次に、本願側注装置の第2例(以下単に
「第2例」という)200を図4〜図6に基づいて説明
する。該第2例200は両端に導液チューブ2の接続部
23を有する管本体21と、該管本体21の中間部の一
面に一体に筐体24を備えている。該筐体24は図4で
は管本体21に沿って設けられている。
【0019】前記筐体24の上面には、注射器Sの先管
S′が結合できる受口26が設けられている。該受口2
6と前記管本体21内とは縦穴25により連通してい
る。この縦穴25は前記筐体24に両端間を貫通した横
穴24′に沿って摺動自在に挿入した摺動部材27によ
り上下に分断されている。この摺動部材27には前記分
断された上下縦穴25を連結する連結穴28が設けられ
ている。該連結穴28は図示の如く1つとは限らない。
また、通常では真円で形成されるが、必ずしも真円であ
る必要はない。
【0020】前記摺動部材27に設けた連結穴28は、
該摺動部材27を図5の矢印ハの如く摺動させると、前
記受口26と管本体21内を連通した縦穴25に一致
(導通状態)し、図6の如く、矢印ニに摺動させると、
縦穴25よりズレる(非導通状態)ようなっている。
【0021】なお、前記摺動部材27の連結穴28の近
傍または全体を弾性材(軟質プラスチック材またはゴム
材)としておいて前記導通状態または非導通状態での高
い液密が図れるようにすることもある。勿論、前記縦穴
25の口端を弾性材(図示せず)にて構成してもよい。
【0022】前記摺動部材27は一端側にハンドル2
7′を設け、他端側は前記横穴24′よりやや突出2
7″させている。そして、この突出端27″には摺動部
材27の連結穴28が前記縦穴25からズレるように摺
動付勢する付勢手段29が当接している。該付勢手段2
9は、前記管本体1に前記筐体24を挟んで係止した断
面コ字形の固定部材30の端部より延出されている。該
付勢手段29は、前記摺動部材27を一端側にハンドル
27′を、図5の矢印ハの如く押圧し、前記穴28と縦
穴25とを導通させたときに復帰力を蓄積して弾性変形
する一方、その押圧力を解除すると、図6の如く、復帰
力(矢印ニ)により摺動部材27を摺動させて前記両穴
28と25とを非導通状態にするようになっている。
【0023】前記受口6または26には、該受口6また
は26と、管本体1または21内を導通させた状態を維
持するストッパー手段31が設けられている(図7、図
8参照)。該ストッパー手段31は、前記第1例100
の受口6に連通する穴8と管本体1内に連通する穴9と
の導通状態、あるいは摺動部材27の連結穴28と縦穴
25との導通状態を、側注終了前に解除されてしまわな
いようにしたものである。
【0024】前記ストッパー手段31は、本実施例によ
れば、前記第1例100の受口6、あるいは前記第2例
200の受口26が、注射器Sの先管S′を結合させつ
つ下向きにバネ32のバネ力に抗して押すことができる
ように構成されている。これにより受口6または26と
一体のスライダー33が前記筒状体(第1例100)4
の下面の穴9に挿入するか、摺動部材27の穴28に挿
入することとなる。この挿入状態は、前記付勢手段10
または29の押圧力により受口6または26から注射器
Sの先管S′を抜き取る側注終了まで維持されることと
なる。
【0025】次に、作用を説明する。まず、体外血液回
路(図示せず)の導液チューブ2の途中に本願側注装置
(第1例または第2例)100、200を設置する。こ
の第1例100の場合、当初は可動体5の受口6を、図
3の如く、傾斜させておいて受口6に連通する穴8と管
本体1内に連通する穴9とを非導通状態にしておくこと
となる。また、第2例200の場合、摺動部材27を初
期位置に設定し、その穴28を受口26と管本体21内
を連通した縦穴25を非導通状態にしておくこととな
る。この状態において透析治療等が行われる。
【0026】かかる状況下で前記患者に必要な薬液の注
入治療が必要になった場合、該薬液を収容した注射器S
の先管S′を前記受口6または26に結合する。次い
で、注射器Sとともに受口6をガイド溝7に沿って移動
させるか、摺動部材27を摺動させると、付勢手段10
または29に抗して、前記2つの穴8と9、28と25
とが導通状態となる。この導通状態は側注作業中、前記
付勢手段10または29により復帰させられないように
オペレータの手で維持することとなるが、前記ストッパ
ー手段31を、受口6または26内に設置しておくこと
によりオペレータの手で煩わせることなく維持させ得
る。
【0027】次いで、注射器Sのプランジャを押操作す
ることにより薬液が導液チューブ内を通過している血液
(輸液)中に注入させることができる。この注入作業が
終了したら、前記受口6から注射器Sの先管S′を抜く
と、前記付勢手段10または29の復帰力により前記2
つの穴8と9、28と29とを非導通状態にする。
【0028】これにより体外血液回路(輸血または輸液
セット)と患者とを結んだ本来的な治療作業に何らの影
響も与えることなく、一連の薬液の側注作業が完結す
る。なお、本願側注装置は、薬液の注入ばかりでなく、
採血(注射器に吸入)用としても利用できることは勿論
である。
【0029】なお、上記実施態様の説明では、ストッパ
ー手段31は受口6または26内に設置したが、他の位
置、例えば、復帰力を蓄積して弾性変形する付勢手段1
0または29の復帰力を規制するレバーを管本体1また
は21に設置するようにすることも考えられる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る側注
装置は、両端に導液チューブの接続部を有する管本体の
中間部の一面に、注射器の先管が結合できる受口を有す
る可動体を可動可能に摺接保持し、該可動体と管本体と
の摺接面に、前記受口に連通する穴と前記管本体内に連
通する穴とを対設し、該両穴がズレる方向に可動体を可
動付勢する付勢手段を設けたことを特徴としているか
ら、針を外した注射器の先管を受口に結合して可動体を
可動させることにより両穴を連結して側注し、側注後、
可動体が自動的に変位して両穴を分断できる。従って、
薬液注入作業を手早く完了させることができるという優
れた効果を奏する。
【0031】また、請求項2に記載の発明に係る側注装
置は、両端に導液チューブの接続部を有する管本体の中
間部の一面に、注射器の先管が結合できる受口を設け、
該受口から前記管本体内に連通するように設けた縦穴を
分断する摺動部材を設け、該摺動部材に前記分断された
上下縦穴を連結する少なくとも1つの連結穴を設け、該
連結穴が前記上下縦穴からズレる方向に摺動部材を摺動
付勢する付勢手段を設けたことを特徴としているから、
針を外した注射器の先管を受口に結合して摺動部材を摺
動させることにより上下縦穴を連結して側注し、側注
後、摺動部材が自動的に変位して上下縦穴を分断でき
る。従って、薬液注入作業を手早く完了させることがで
きるという優れた効果を奏する。
【0032】さらに、請求項3に記載の発明に係る側注
装置は、前記付勢手段が、前記可動体の可動、または摺
動部材の摺動により前記受口と管本体内を導通させた状
態で復帰力を蓄積して弾性変形するように管本体に固定
されていることを特徴としているから、付勢手段は受口
と管本体内とを導通状態にするだけで復帰力を蓄え、側
注の終了後、オペレータの手を煩わせることなく、付勢
手段の復帰力により即時に受口と管本体内とを非導通状
態にできるという優れた効果を奏する。
【0033】さらにまた、請求項4に記載の発明は、前
記受口に、該受口と管本体内を導通させた状態を維持す
るストッパー手段を設けたことを特徴としているから、
受口に注射器の先管を結合させてから、可動体を可動さ
せるか、摺動部材を摺動させて受口と管本体内とを導通
状態にすると、ストッパー手段が作動して側注終了まで
オペレータの手を煩わせることなく前記導通状態を維持
できる。また、他の輸液セット等と接続し、持続注入も
可能となるなどの優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願側注装置の第1例の斜視図である。
【図2】付勢手段が復帰力を蓄積して弾性変形した状態
を示す第1例の断面正面図である。
【図3】付勢手段の復帰力により受口と管本体内とを非
導通状態にした状態を示す第1例の断面正面図である。
【図4】本願側注装置の第2例の斜視図である。
【図5】付勢手段が復帰力を蓄積して弾性変形した状態
を示す第2例の断面正面図である。
【図6】付勢手段の復帰力により受口と管本体内とを非
導通状態にした状態を示す第2例の断面正面図である。
【図7】ストッパー手段を備えた第1例の拡大断面図で
ある。
【図8】ストッパー手段を備えた第2例の拡大断面図で
ある。
【図9】従来の側注装置と注射針を示す斜視図である。
【符号の説明】
100 本願側注装置(第1例) 1 管本体 2 導液チューブ 3 接続部 4 筒状体 5 可動体 6 受口 7 ガイド溝 7a、7b ガイド溝の溝端 8 受口に連通する穴 9 管本体内に連通する穴 10 付勢手段 11 固定部材 200 本願側注装置(第2例) 21 管本体 24 筐体 25 縦穴 26 受口 27 摺動部材 28 連結穴 29 付勢手段 30 固定部材 31 ストッパー手段 32 バネ 33 スライダー D 弾性材 S 注射器 S′注射器の先管 S″注射針 (従来例) 51 導液チューブ 52 接続部 53 管本体 54 立管 55 ゴム栓 56 キャップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端に導液チューブの接続部を有する管
    本体の中間部の一面に、注射器の先管が結合できる受口
    を有する可動体を可動可能に摺接保持し、該可動体と管
    本体との摺接面に、前記受口に連通する穴と前記管本体
    内に連通する穴とを対設し、該両穴がズレる方向に可動
    体を可動付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする側
    注装置。
  2. 【請求項2】 両端に導液チューブの接続部を有する管
    本体の中間部の一面に、注射器の先管が結合できる受口
    を設け、該受口から前記管本体内に連通するように設け
    た縦穴を分断する摺動部材を設け、該摺動部材に前記分
    断された上下縦穴を連結する少なくとも1つの連結穴を
    設け、該連結穴が前記上下縦穴からズレる方向に摺動部
    材を摺動付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする側
    注装置。
  3. 【請求項3】 前記付勢手段が、前記可動体の可動、ま
    たは摺動部材の摺動により前記受口と管本体内を導通さ
    せた状態で復帰力を蓄積して弾性変形するように管本体
    に固定されていることを特徴とする請求項1または2に
    記載の側注装置。
  4. 【請求項4】 前記受口に、該受口と管本体内を導通さ
    せた状態を維持するストッパー手段を設けたことを特徴
    とする請求項1〜3のうちの1に記載の側注装置。
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Cited By (2)

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