JP2003245309A - 車椅子の段差昇降装置 - Google Patents

車椅子の段差昇降装置

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JP2003245309A
JP2003245309A JP2002167902A JP2002167902A JP2003245309A JP 2003245309 A JP2003245309 A JP 2003245309A JP 2002167902 A JP2002167902 A JP 2002167902A JP 2002167902 A JP2002167902 A JP 2002167902A JP 2003245309 A JP2003245309 A JP 2003245309A
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shaft
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motor
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 人の手を煩わすことなく段差または溝を乗り
切る事ができる車椅子を提供すること。 【解決手段】 車椅子1の前方の両側に軸5を設け、モ
ーター等にて作動するアクチュエーター8を取り付け、
軸5には持ち上げ捍6を軸支し、持ち上げ捍6の内部に
歯車27にてスライドする伸縮捍19を差し込み下端に
は車7を取り付け、上端はアクチュエーター8の支点9
に留める。前車輪3が段差にて止まると、バッテリー1
0のスイッチ11を押し、アクチュエーター8のモータ
ーを回して持ち上げ捍6の支点9を押すと、車7が接地
し前車輪3を持ち上げ、後車輪2を回して前進し、前車
輪3が段差上に上がった時点でアクチュエーター8のモ
ーターを逆回転させると持ち上げ捍6が戻り、前車輪3
が接地し、後車輪2を回して段差上に上り前進する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に属する技術分野】この発明は車椅子にて段差の
有る所を昇降する装置です。
【0002】
【従来の技術】従来の車椅子は、段差の有る所を登るた
め、前車輪を持ち上げるのに人の手を借りなければなり
ませんでした。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は車椅子に座
った人が自分で前車輪を持ち上げ、段差を乗り越えて移
動出来る器具を車椅子の前の両側に取り付けたものです
が、先頃公開になった特開2001−276143に
は、枢軸が前輪の上方位置付近に有り且つ接地点より長
いアームを前車輪の前方にのばし、アームの先端を図5
の10の段差下に当てがい、前進するとアームの先端が
前車輪を持ち上げながら前車輪の後ろへ移動し、前車輪
が段差上に登るようになっていますが、このアームの動
作では溝または前方が低い場合アームの先の接点が無く
越えることが出来ません。
【0004】実開平7−7624と特開2000−32
5400では、段差上に接地したキャスター4又は持ち
上げバー5を、レバー3又はレバー6を前方に押し出し
て前車輪を段差上に持ち上げるようにしたものですが、
前車輪を段差上まで上げるには、レバー3レバー6をか
なり前に押し出す事になり体のバランスが崩れてしまい
ます。 本発明の請求項2では車椅子1の前に軸13と
12を設け、各軸間の中心に摺動部16を介して軸17
で係支しているため、レバーを押し出すのではなくレバ
ー14を少し引くことで前車輪3を持ち上げることが出
来ますし、レバーを引くことで体のバランスが保たれま
す。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、持ち上げ捍
6.15の伸縮捍19の車7が段差上の位置に達したの
ち、アクチュエーター8又はレバー14又はモーター2
4の作用で車7が段差上に接地し、尚車7を手前に引く
ことで前車輪3が段差上に登り前進します。また車7は
常に前車輪3より前の位置にあり、前車輪より後ろにな
る事はありません。 又伸縮捍19を伸ばすことにより
前方に溝があり下がっていても前車輪を浮かせたまゝ進
ことが出来ます。
【0006】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面にて説明します。各図の1は車椅子で2は後車
輪、3は前車輪で4は転倒防止の車で、7は持ち上げ捍
6又は15及び伸縮捍19の先端に取り付けた車です。
図1では車椅子1の前下部両側に軸5を設け、持ち上げ
捍6を軸支し、持ち上げ捍6は内部に歯車27とモータ
ー28にてスライドする下端に車7を取り付けた伸縮捍
19を差し込み、上端はアクチュエーター8の支点9に
留める。アクチュエーター8はバッテリー10のスイッ
チ11を押すとアクチュエーター8内のモーターが回
り、持ち上げ捍6の上端の支点9が押され、車7が手前
に引かれるため、前車輪3が段差上の高さに上がる。図
2では車椅子1の前部の両側に軸12と軸13を設け、
軸12にはレバー14を軸支し、軸13には内部にスプ
リング20にてスライドする下端に車7を取り付けた伸
縮捍19を差し込んだ持ち上げ捍15を軸支する。レバ
ー14と持ち上げ捍15は摺動部16を介して軸17で
軸支され、レバー14を手前に引くと持ち上げ捍15の
車7が接地し、なお強く引くと前車輪3が段差上の高さ
に上がり、レバー14をストッパー18に留める。
【0007】図3は図1の伸縮捍の作動図で、平地走行
の時は伸縮捍19を歯車27で引き締め、アクチュエー
ター8で支点9を引き寄せ、段差を越える時はアクチュ
エーター8にて支点9を押すと持ち上げ捍6が下がり、
前車輪3が段差上に上がり前進するが、前が下がった地
形ではモーター28の歯車27で伸縮捍19が伸びるた
め、例えば電車からホームに下りる時は電車とホームの
間に隙間があるが、車7がホームに接地するため前車輪
3に関係なくホームに下りる事が出来ます。段差を登る
時は伸縮捍19を縮めたままでアクチュエーター8を作
動させます。
【0008】図4は図2の作動図でレバー14を引く事
で段差を昇降する事が出来ます。図5は請求項4の側面
図で、持ち上げ捍6の上部に扇形の歯形23を設け、モ
ーター24の歯車25にかみ合わせ、車椅子1の軸26
に軸支し、モーター24の作動で持ち上げ捍6を操作し
ます。図6は図5の作動図で、モーター24で扇形の歯
車23を回して持ち上げ捍6を操作します。図7は図1
の操作図でabcdは段差を乗り越える時の順番の図
で、efは電車からホームに下りる時の図です。図1で
はアクチュエーター8にて持ち上げ捍6を操作し、図2
では、レバー14を手前に引くことで持ち上げ捍15を
操作します。図5は扇形の歯形23をモーター24の歯
車25で操作する図です。
【0009】
【発明の効果】従来の車椅子では前の車が小さいため、
少しの段差でも乗り上げることが出来ず人の助けを借り
なければなりませんでした。この発明の装置を取り付け
ると、車椅子に座った人がアクチュエーター8又はモー
ター24のスイッチを入れるかレバー14を引くことで
車7が段差上に接地し、前車輪3が持ち上がり後車輪2
を回し段差上に進むため、人の手を煩わすことなく車椅
子が段差を乗り越えて進むことが出来ます。また電車と
ホームのように隙間があり先が下がっていても、伸縮捍
19を伸ばすと前車輪を浮かして電車からホームに下り
る事が出来ます。特に事故等で下半身が麻痺してしまっ
た若い人は、腕の力は人並み以上に有りますから介助の
人の助けを借りなくても車椅子を走行出来ますが、前車
輪が小さいため少しの段差も乗り越える事が出来ませ
ん。この発明の装置を車椅子に取り付ければ、階段以外
の段差100ミリ以下の段差なら乗り切る事が出来ま
す。
【図面の簡単な説明】
【図1】アクチュエーターで持ち上げ捍を操作する側面
【図2】レバーを引く事で持ち上げ捍を操作する側面図
【図3】アクチュエーターで操作する持ち上げ捍と伸縮
捍の側面図
【図4】レバーを引くことで操作する持ち上げ捍と伸縮
捍の側面図
【図5】扇形の歯形をモーターの歯車を回して持ち上げ
捍を操作する側面図
【図6】図5の扇形をモーター回して持ち上げ捍と伸縮
捍を操作する側面図
【図7】一連の操作を表した側面図
【符号の説明】
1 車椅子 2 後車輪 3 前車輪 4 転倒防止車 5 12 13 17 26 軸 6 15 持ち上げ捍 7 車 8 アクチュエーター 9 支点 10 バッテリー 11 スイッチ 14 レバー 16 摺動部 18 ストッパー 19 伸縮捍 20 スプリング 21 ワイヤー 22 ワイヤー引き締め
環 23 扇形の歯形 24 28 モーター 25 27 歯車
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年2月3日(2003.2.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 車椅子の段差昇降装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に属する技術分野】この発明は車椅子にて段差の
有る所を昇降する装置です。
【0002】
【従来の技術】従来の車椅子は、段差の有る所を登るた
め、前車輪を持ち上げるのに人の手を借りなければなり
ませんでした。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は車椅子に座
った人が自分で前車輪を持ち上げ、段差を乗り越えて移
動出来る器具を車椅子の前の両側に取り付けたものです
が、先頃公開になった特開2001−276143に
は、枢軸が前輪の上方位置付近に有り且つ接地点より長
いアームを前車輪の前方にのばし、アームの先端を図5
の10の段差下に当て、前進するとアームの先端が前車
輪を持ち上げながら前車輪の後ろへ移動し、前車輪が段
差上に登るようになっていますが、このアームの動作で
は溝または前方が低い場合アームの先の接点が無く越え
ることが出来ません。
【0004】実開平7−7624と特開2000−32
5400では、段差上に接地したキャスター4又は持ち
上げバー5を、レバー3又はレバー6を前方に押し出し
て前車輪を段差上に持ち上げるようにしたものですが、
前車輪を段差上まで上げるには、レバー3レバー6をか
なり前に押し出す事になり体のバランスが崩れてしまい
ます。 本発明の請求項2では車椅子1の前に軸13と
12を設け、各軸間の中心に摺動部16を介して軸17
で係支しているため、レバーを押し出すのではなくレバ
ー14を少し引くことで前車輪3を持ち上げることが出
来ますし、レバーを引くことで体のバランスが保たれま
す。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、持ち上げ捍
6、15、32の伸縮捍19、30の車7が段差上の位
置に達したのち、アクチュエーター8、34又はレバー
14又はモーター24の作用で車7が段差上に接地し、
尚車7を下げることで前車輪3が段差上に登り前進しま
す。また車7は常に前車輪3より前の位置にあり、前車
輪より後ろになる事はありません。 伸縮捍19、30
を伸ばすことにより前方に溝があり下がっていても前車
輪を浮かせたまゝ進ことが出来ます。
【0006】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面にて説明します。各図の1は車椅子で2は後車
輪、3は前車輪で4は転倒防止の車で、7は伸縮捍1
9、31の先端に取り付けた車です。図1では車椅子1
の前下部両側に軸5を設け、持ち上げ捍6を軸支し、持
ち上げ捍6は内部に歯車27とモーター28にてスライ
ドする下端に車7を取り付けた伸縮捍19を差し込み、
上端はアクチュエーター8の支点9に留める。アクチュ
エーター8はバッテリー10のスイッチ11を押すとア
クチュエーター8内のモーターが回り、持ち上げ捍6の
上端の支点9が押され、車7が手前に引かれるため、前
車輪3が段差上の高さに上がる。図2では車椅子1の前
部の両側に軸12と軸13を設け、軸12にはレバー1
4を軸支し、軸13には内部にスプリング20にてスラ
イドする下端に車7を取り付けた伸縮捍19を差し込ん
だ持ち上げ捍15を軸支する。レバー14と持ち上げ捍
15は摺動部16を介して軸17で軸支され、レバー1
4を手前に引くと持ち上げ捍15の車7が接地し、なお
強く引くと前車輪3が段差上の高さに上がり、レバー1
4をストッパー18に留める。
【0007】図3は図1の伸縮捍の作動図で、平地走行
の時は伸縮捍19を歯車27で引き締め、アクチュエー
ター8で支点9を引き寄せ、段差を越える時はアクチュ
エーター8にて支点9を押すと持ち上げ捍6が下がり、
前車輪3が段差上に上がり前進するが、前が下がった地
形ではモーター28の歯車27で伸縮捍19が伸びるた
め、例えば電車からホームに下りる時は電車とホームの
間に隙間があるが、車7がホームに接地するため前車輪
3に関係なくホームに下りる事が出来ます。段差を登る
時は伸縮捍19を縮めたままでアクチュエーター8を作
動させます。
【0008】図4は図2の作動図でレバー14を引く事
で段差を昇降する事が出来ます。図5は請求項4の側面
図で、持ち上げ捍6の上部に扇形の歯形23を設け、モ
ーター24の歯車25にかみ合わせ、車椅子1の軸26
に軸支し、モーター24の作動で持ち上げ捍6を操作し
ます。図6は図5の作動図で、モーター24で扇形の歯
車23を回して持ち上げ捍6を操作します。図7は図1
の操作図でabcdは段差を乗り越える時の順番の図
で、efは電車からホームに下りる時の図です。図1で
はアクチュエーター8にて持ち上げ捍6を操作し、図2
では、レバー14を手前に引くことで持ち上げ捍15を
操作します。図5は扇形の歯形23をモーター24の歯
車25で操作する図です。
【0009】図8は車椅子1の前方の両側に軸35を設
け、モーター等にて作動するアクチュエーター34を取
り付け、車椅子の両側に取り付けた軸29には持ち上げ
捍32の上部を軸支し、持ち上げ捍32の内部にモータ
ー28にて作動する歯車27又はスプリング30にてス
ライドする伸縮捍31を差し込み、下端には車7を取り
付け、軸29の上部はアクチュエーター34の支点33
に留める。前車輪3が段差にて止まると、バッテリー1
0のスイッチ11を押し、アクチュエーター34にて持
ち上げ捍32の支点33を押すと、車7が接地し前車輪
3を持ち上げ後車輪2を回して前進し、前車輪3が段差
上に上がった時点でアクチュエーター34を引き寄せ、
持ち上げ捍32を戻すと前車輪3が段差上に接地し、後
車輪2を回して段差上に登り前進する。図8では持ち上
げ捍の上部を軸29で支えているため、車7の先を車椅
子1の先端より短くなり家屋の中の狭い所でも使用で
き、また家の敷居等の段差も越えられるため家の中をバ
リアフリーにする必要がない。
【0010】
【発明の効果】従来の車椅子では前の車が小さいため、
少しの段差でも乗り上げることが出来ず人の助けを借り
なければなりませんでした。この発明の装置を取り付け
ると、車椅子に座った人がアクチュエーター8、34又
はモーター24のスイッチを入れるかレバー14を引く
ことで車7が段差上に接地し、前車輪3が持ち上がり後
車輪2を回し段差上に進むため、人の手を煩わすことな
く車椅子が段差を乗り越えて進むことが出来ます。また
電車とホームのように隙間があり先が下がっていても、
伸縮捍19、31を伸ばすと前車輪を浮かして電車から
ホームに下りる事が出来ます。特に事故等で下半身が麻
痺してしまった若い人は、腕の力は人並み以上に有りま
すから介助の人の助けを借りなくても車椅子を走行出来
ますが、前車輪が小さいため少しの段差も乗り越える事
が出来ません。この発明の装置を車椅子に取り付けれ
ば、階段以外の段差100ミリ以下の段差なら乗り切る
事が出来ます。
【図面の簡単な説明】
【図1】アクチュエーターで持ち上げ捍を操作する側面
【図2】レバーを引く事で持ち上げ捍を操作する側面図
【図3】アクチュエーターで操作する持ち上げ捍と伸縮
捍の側面図
【図4】レバーを引くことで操作する持ち上げ捍と伸縮
捍の側面図
【図5】扇形の歯形をモーターの歯車を回して持ち上げ
捍を操作する側面図
【図6】図5の扇形をモーター回して持ち上げ捍と伸縮
捍を操作する側面図
【図7】一連の操作を表した側面図
【図8】持ち上げ捍の上部に軸を設けアクチュエーター
にて操作する側面図
【符号の説明】 1 車椅子 2 後車輪 3 前車輪 4 転倒防止車 5 12 13 17 26 29 35 軸 6 15 32 持ち上げ捍 7 車 8 34 アクチュエ
ーター 9 33 支点 10 バッテリー 11 スイッチ 14 レバー 16 摺動部 18 ストッパー 19 31 伸縮捍 20 30 スプリング 21 ワイヤー 22 ワイヤー引
き締め環 23 扇形の歯形 24 28 モーター 25 27 歯車 36 逆回転止め
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】追加
【補正内容】
【図8】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年3月6日(2003.3.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】図8は車椅子1の前方の両側に軸35を設
け、モーター等にて作動するアクチュエーター34を取
り付け、車椅子の両側に取り付けた軸29には持ち上げ
捍32の上部を軸支し、持ち上げ捍32の内部にモータ
ー28にて作動する歯車27又はスプリング30にてス
ライドする伸縮捍40を差し込み下端には弾設するよう
スプリング又はゴム37を介して橇38を取り付け、軸
29の上部はアクチュエーター34の支点33に留め
る。前車輪3が段差にて止まると、バッテリー10のス
イッチ11を押し、アクチュエーター34にて持ち上げ
捍32の支点33を押すと、橇38が接地し前車輪3を
持ち上げ後車輪2を回して前進し、前車輪3が段差上に
上がった時点でアクチュエーター34で支点33を引き
寄せ、持ち上げ捍32を戻すと前車輪3が段差上に接地
し、後車輪2を回して段差上に登り前進する。伸縮捍4
0はワイヤー21をハンドル41にて引きしめて留め
る。伸縮捍40の先端が車7に変えて橇38になってい
るため、踏切のレール39の溝上を滑りながら進み、踏
切を素早く渡る事が出来る。図9ではハンドル41を下
げ、スプリング30にて伸縮捍40を伸ばしアクチュエ
ータ34にて支点33を押すと、橇38がホーム43に
接地し後車輪2を回して前進すると、前車輪3を浮かし
たままホームに降りる事が出来る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【発明の効果】従来の車椅子では前の車が小さいため、
少しの段差でも乗り上げることが出来ず人の助けを借り
なければなりませんでした。この発明の装置を取り付け
ると、車椅子に座った人がアクチュエーター8、34又
はモーター24のスイッチを入れるかレバー14を引く
ことで車7又は橇38が段差上に接地し、前車輪3が持
ち上がり後車輪2を回し段差上に進むため、人の手を煩
わすことなく車椅子が段差を乗り越えて進むことが出来
る。電車とホームのように隙間があり先が下がっていて
も、伸縮捍19、31、40を伸ばしホーム43に接地
し前車輪を浮かして車内42からホーム43に降りる事
が出来る。特に事故等で下半身が麻痺してしまった若い
人は、腕の力は人並み以上に有りますから介助の人の助
けを借りなくても車椅子を走行出来ますが、前車輪が小
さいため少しの段差も乗り越える事が出来ない。この発
明の装置を車椅子に取り付ければ、階段以外で15セン
チ位の段差なら降りる事が出来るが、単独で段差を登る
のは8センチが限度である。軽量車椅子では前車輪が特
に小さいため踏切のレールとレールの間の溝に前車輪が
嵌まるためそのつど前車輪を持ち上げて進んでいたが、
図8の橇の付いた伸縮捍40では橇38を接地し前車輪
を少し浮かせる事で、踏切のレールとレール間の溝に前
車輪が嵌まる事なく滑るように素早く踏切を通過する事
が出来る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】アクチュエーターで持ち上げ捍を操作する側面
【図2】レバーを引く事で持ち上げ捍を操作する側面図
【図3】アクチュエーターで操作する持ち上げ捍と伸縮
捍の側面図
【図4】レバーを引くことで操作する持ち上げ捍と伸縮
捍の側面図
【図5】扇形の歯形をモーターの歯車を回して持ち上げ
捍を操作する側面図
【図6】図5の扇形をモーター回して持ち上げ捍と伸縮
捍を操作する側面図
【図7】一連の操作を表した側面図
【図8】持ち上げ捍又は伸縮捍の先に橇を取り付け踏切
を渡る側面図
【図9】伸縮捍の先に橇を取り付け車内からホームに降
りる側面図
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 車椅子 2 後車輪 3 前車輪 4 転倒防止車 5 12 13 17 26 29 35 軸 6 15 32 持ち上げ捍 7 車 8 34 アクチュエ
ーター 9 33 支点 10 バッテリー 11 スイッチ 14 レバー 16 摺動部 18 ストッパー 19 31 40 伸縮捍 20 30 スプリング 21 ワイヤー 22 ワイヤー引
き締め環 23 扇形の歯形 24 28 モーター 25 27 歯車 36 逆回転止め 37 ゴムまたは
スプリングのクッション 38 橇 39 レール 41 ハンドル 42 車内 43 ホーム
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】追加
【補正内容】
【図9】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車椅子1に軸5を設け、持ち上げ捍6を軸
    5に軸支し、持ち上げ捍6の上部をアクチュエーター8
    の支点9に軸支させ、アクチュエーター8で支点9を押
    すと持ち上げ捍6の車7が下がり接地し、前車輪3が段
    差上に上り後車輪2を回すことで段差を上り前進するこ
    とを特長とした、車椅子の段差昇降装置。
  2. 【請求項2】車椅子1に軸12と軸13を設け、軸12
    にはレバー14を軸支し、軸13には持ち上げ捍15を
    軸支させ、レバー14と持ち上げ捍15は摺動部16を
    介して軸17で軸支し、レバー14を手前に引くことで
    持ち上げ捍15の車7が下がり接地し、前車輪3が段差
    上に上り後車輪2を回すことで段差を上り前進する、請
    求項1記載の車椅子の段差昇降装置。
  3. 【請求項3】持ち上げ捍6又は15の内部に、車7を設
    けたスライドする伸縮捍19を、スプリング20又は歯
    車27にてスライドするように差し込み、伸縮捍19の
    先端をワイヤー21の下端で留め、通常使用時は伸縮捍
    19をワイヤー21又はモーター28で引き締め、ワイ
    ヤー21の上端を車椅子1又はレバー14に留め、前方
    が一段低い所ではワイヤー21又はモーター28の歯車
    27で伸縮捍19を伸ばし接地し、後車輪2を回し段差
    下に下りた後持ち上げ捍6又は15を上げ、伸縮捍19
    を縮めて前進する請求項1及び2記載の、車椅子の段差
    昇降装置。
  4. 【請求項4】持ち上げ捍6の上部に扇形の歯形23を設
    け、車椅子1の軸26に軸支し、車椅子1に取り付けた
    モーター24の歯車25に扇形の歯形23をかみ合わ
    せ、モーター24により持ち上げ捍6を作動させ段差を
    昇降させる請求項1及び3記載の、車椅子の段差昇降装
    置。
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