JP2003244747A - 情報処理システム、端末装置、サーバ装置、情報処理方法、プログラム - Google Patents

情報処理システム、端末装置、サーバ装置、情報処理方法、プログラム

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JP2003244747A
JP2003244747A JP2002043416A JP2002043416A JP2003244747A JP 2003244747 A JP2003244747 A JP 2003244747A JP 2002043416 A JP2002043416 A JP 2002043416A JP 2002043416 A JP2002043416 A JP 2002043416A JP 2003244747 A JP2003244747 A JP 2003244747A
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Takumi Ikeda
巧 池田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】第一の端末装置がある地域に侵入した場合、こ
の第一の端末装置の位置情報等を、通信回線網等を介し
て第二の端末装置に自動的に出力できるシステムを供給
する。 【課題を解決するための手段】通信回線網を介して接続
される第一の端末装置と第二の端末装置とサーバ装置と
を有する情報処理システムにおいて、第一の端末装置を
識別する第一端末識別子と、第一の端末装置が存在する
位置に関する情報である第一位置情報あるいはサーバ装
置が存在する位置に関する情報であるサーバ位置情報
と、第一の端末装置が一定の場所に存在するか否かを判
断するための情報とを利用して、第一の端末装置が一定
の場所に存在するか否かを判断し、そして、判断結果が
第一の端末装置が一定の場所に存在するとの判断の場合
に、第一の端末装置が一定の場所に存在する旨を示す情
報を含む第一端末情報を第二の端末装置において出力す
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話やPHS
等の携帯できる端末装置を利用して位置情報等のサービ
スを提供する情報処理システム、端末装置、サーバ装置
等に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話やPHS等の携帯端末装置で
は、電子メールを利用した文章の送受信や画像の送受信
などの各種付加サービスに加え、衛星などを利用した位
置情報サービスが開始されるなど、移動体としての特性
を活かしたサービスの提供により、ますますコミュニケ
ーションツールとしての機能の充実が行なわれている。
そして、ユーザは、ごく一般的で日常的なこととして、
この携帯端末装置を利用して会話をしたり電子メールの
送受信を行ったりして、人と出会うための約束の日時や
約束場所を決めたりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな出会うための約束を行った場合、この約束を行った
ものは、これを守る義務が発生することとなる。
【0004】もし、携帯端末装置を利用して、このよう
な約束を行わずにすなわち義務に束縛されずに、顔見知
りの人などと偶然に出会う機会が創出されれば、この携
帯端末装置はさらなるコミュニケーションツールとして
非常に好適に利用できることとなる。
【0005】そこで、本発明は、携帯できる端末装置を
少なくとも一以上利用して、顔見知りの人を偶然に会わ
せる機会と場所とを偶然に創出し提供することができる
システムを供給することを主たる課題としたものであ
る。
【0006】また、ストーカなどの近年の犯罪事情にも
利用できるシステムの提供も課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、通
信回線網を介して接続される第一の端末装置と第二の端
末装置とサーバ装置とを有する情報処理システムにおい
て、第一の端末装置を識別する第一端末識別子と、第一
の端末装置が存在する位置に関する情報である第一位置
情報あるいはサーバ装置が存在する位置に関する情報で
あるサーバ位置情報と、第一の端末装置が一定の場所に
存在するか否かを判断するための情報とを利用して、第
一の端末装置が一定の場所に存在するか否かを判断し、
そして、判断結果が第一の端末装置が一定の場所に存在
するとの判断の場合に、第一の端末装置が一定の場所に
存在する旨を示す情報を含む第一端末情報を第二の端末
装置において出力するようにしたものである。
【0008】ここで、「通信回線網」とは、無線LAN
やインターネット、携帯電話やPHSや一般加入電話等
の端末装置間の通信に利用する網のことを言う。また、
地上波放送やケーブルテレビや衛星放送等の放送網も含
む。
【0009】また、「第一の端末装置」は、携帯電話や
PHSなどの携帯可能なタイプの端末装置を言い、「第
二の端末装置」は、携帯電話やPHSなどの携帯可能な
タイプの端末装置あるいはテレビジョン受像機やデスク
トップ型コンピュータなどの据え置きタイプの端末装置
を言う。
【0010】また、「一定の場所」とは、第一の端末装
置が、第二の端末装置あるいはサーバ装置に対して相対
して示される位置に存在している場合を言うときと、第
一の端末装置が、絶対的な位置で示される場所に存在し
ている場合を言うときとがあるが、本実施形態において
特に説明なきものは、前者を言う。
【0011】このような構成によれば、第一の端末装置
がある地域に侵入した場合、この第一の端末装置の位置
情報が、サーバ装置や通信回線網を介して第二の端末装
置に自動的に出力されることとなる。
【0012】すなわち、第一の端末装置が、ある地域に
侵入したときに、その侵入や位置を第二の端末装置で自
動的に知ることができるため、携帯電話やテレビジョン
受像機などの端末装置を利用して顔見知りの人同士がお
互いに、約束をしていないときにでも偶然出会う機会と
場所が創出されることとなり、約束等に束縛されずに自
由な感覚でコミュニケーションを行えるシステムを供給
できる。
【0013】一方、よりコンパクトなシステムで実現す
るためには、通信回線網を介して接続される第一の端末
装置と第二の端末装置とを有する情報処理システムにお
いて、第一の端末装置を識別する第一端末識別子と、第
一の端末装置が存在する位置に関する情報である第一位
置情報と、第一の端末装置が一定の場所に存在するか否
かを判断するための情報とを利用して、第一の端末装置
が一定の場所に存在するか否かを判断し、そして、判断
結果が第一の端末装置が一定の場所に存在するとの判断
の場合に、第一の端末装置が一定の場所に存在する旨を
示す情報を含む第一端末情報を第二の端末装置に出力す
るようにすればよい。
【0014】このようにすれば、第一の端末装置が第二
の端末装置に対して一定の場所に存在した場合、この第
一の端末装置の位置情報が、通信回線網を介して第二の
端末装置に自動的に出力されるシステムを、端末装置間
という小規模なシステムで実現できる。
【0015】さらに、犯罪予防等に効果的なシステムを
提供するためには、第一の端末装置が予め決められた一
定の場所に存在することとなった場合などに、その旨を
判断し、その結果を第二の端末装置に知らせるようにす
ればよい。
【0016】このようにすれば、指定した人が一定の場
所に存在することなどを知ることができるため、ストー
カ対策等の犯罪予防にも利用できる。
【0017】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>以下、図1〜図
12を用いて本発明の実施形態について説明する。
【0018】図1は、本発明の実施形態における全体シ
ステムの概念を示した全体機器構成図である。
【0019】本発明の情報処理システムは、図1に示す
ように、位置(a)や位置(b)など任意の場所に移動
できる送信元たる第一の端末装置MBと、家庭等に設置
される第二の端末装置MAと、サーバ装置Sとで構成さ
れるものであって、この第一の端末装置MBとサーバ装
置Sとは、第一の通信回線網たる携帯電話網(図示せ
ず)を介して通信可能に接続されており、さらに、サー
バ装置Sと第二の端末装置MAとは、第二の通信回線網
たるインターネットINETを介して通信可能に接続さ
れている。
【0020】より具体的には、第一の端末装置MBは、
携帯して通信に利用できるものであって本実施形態で
は、携帯電話とした。
【0021】そして、この第一の端末装置MBは、図2
に示すように、CPU101、内部メモリ102、マイ
ク104aや音声やアラーム音を再生するスピーカ10
4bやユーザの入力操作等を受け付けたりまた着信時等
に点灯したりする機能を有したタッチキー104c等で
構成される入出力インタフェイス104、前記内部メモ
リ102に記憶しているデータなどを表示する表示部1
05、アンテナAT及び前記携帯電話網を介してサーバ
装置Sと信号の送受信を行う送受信部106等を主な構
成要素とする。
【0022】さらに、この第一の端末装置MBは、その
内部メモリ102に記憶されたプログラムにしたがって
前記CPU101や周辺機器を作動し、図3に示すよう
に、第一端末識別子格納部11、第一位置情報格納部1
2、第一情報送信部13としての機能を発揮するように
している。
【0023】各部を詳述すると、第一端末識別子格納部
11は、図4に示すように、ユーザを識別するIPアド
レス、ユーザ名、電話番号、電子メールアドレス、そし
て当該ユーザがコミュニティに所属していればその所属
コミュニティやそのコミュニティを形成する仲間等から
識別できるニックネームなどを第一の端末装置MBを識
別する送信元IDたる第一端末識別子として格納するも
のである。
【0024】より具体的には、ユーザを識別するIPア
ドレスは、本実施形態においてユニークな値を示すもの
であって、この第一の端末装置MBの使用を開始したと
きに、外部から取得し第一端末識別子格納部11に格納
されるものとしている。
【0025】なお、本実施形態では、ユーザを識別する
IPアドレスを使用を開始したときに外部から取得し第
一端末識別子格納部11に格納されるものとしたが、こ
れに限らず、あらかじめ第一端末識別子格納部11に格
納していたり、使用の都度外部から取得して第一端末識
別子格納部11に格納するなど様々な方法で格納しても
構わない。
【0026】所属コミュニティやニックネームは、後述
する第二の端末装置MAに表示するときに利用するなど
の目的で設定されるものであって、これらは、コミュニ
ティに参加するときや脱退するときに追加・削除するこ
とができ、さらに、この追加・削除の作業は外部から行
うこともできる。無論、所属コミュニティやニックネー
ムは複数であってもよく、さらにニックネームはコミュ
ニティに所属する如何を問わず使用できることはいうま
でもない。
【0027】第一位置情報格納部12は、第一の端末装
置MBが存在する位置に関する情報である送信元位置情
報たる第一位置情報を格納するものである。なお、本実
施形態ではこの第一位置情報はGPSを利用して取得す
るものとしたが、無線LANの設置局や、携帯電話やP
HSの通信に利用される地上の基地局等から取得しても
構わない。
【0028】第一情報送信部13は、前記第一端末識別
子と前記第一位置情報とをサーバ装置Sに送信するもの
である。
【0029】サーバ装置Sは、例えばロケーションサー
バ機能や一般的なデータベース機能等を具備したもの
で、図5に示すように、CPU201、内部メモリ20
2、HDD等の外部記憶装置203、ユーザインタフェ
イス204,表示部205、アンテナATや携帯電話網
を介して第一の端末装置MBと信号の送受信を行う送受
信部206、モデム等の通信インタフェイス207等を
主な構成要素とする。
【0030】そして、このサーバ装置Sは、その外部記
憶装置203等に記憶されたプログラムにしたがって前
記CPU201や周辺機器を作動し、図3に示すよう
に、第二情報受信部14、判断情報格納部15、判断部
16、第二情報送信部17としての機能を発揮するよう
にしている。
【0031】各部を詳述すると、第二情報受信部14
は、前記第一情報送信部13が送信した第一端末識別子
と第一位置情報とを受信するものである。
【0032】判断情報格納部15は、第一の端末装置M
Bが第二の端末装置MAに対して、一定の場所に存在す
るか否かを判断するための情報を予め格納するものであ
って、より具体的には、図6に示すように、第一の端末
装置MBのユーザごとに、第二の端末装置MAのユーザ
名、その第二端末が設置されている位置を示す経緯度、
第一の端末装置MBと第二の端末装置MAとが近接した
か否かの判断に用いる判断距離、この判断距離の基準点
となる判断基準点、第二の端末装置MAの出力部などに
表示するときに用いる第一の端末装置MBの第一識別
子、送信先IDとして送信先を識別するIPアドレスを
判断情報として格納している。
【0033】そして、この判断距離と、現時点での第一
の端末装置MBと第二の端末装置MAとの距離たる現在
距離とを比較することによって、第一の端末装置MBが
一定の場所に存在するか否かすなわち第一の端末装置M
Bが近づいてきたか否かを知る判断ができる。
【0034】なお、この現在距離は、受信した前記第一
位置情報と判断情報格納部15に予め格納されている前
記判断基準点とから算出される。
【0035】また、前記判断距離や前記現在距離は、第
二の端末装置MAを判断基準点として第一の端末装置M
Bとの距離を算出していたが、これに限らず、実施態様
に応じて、例えば、サーバ装置Sを判断基準点としても
よい。すなわち、第一の端末装置MBとサーバ装置Sと
の判断距離や現在距離を算出し、これを判断情報として
用いることもできる。
【0036】そして、この判断情報格納部15は、図6
に示す以外にも、複数の第一の端末装置の接近にも対応
できるように、任意の第一の端末装置との判断距離等を
格納することができる。
【0037】そして、この判断情報を設定する方法は、
サーバ装置Sでユーザインタフェイス204等を使用し
て直接設定する方法や、また、第二の端末装置MAで入
力したものサーバ装置Sに送信して設定する方法や、第
一の端末装置MBで入力したものをサーバ装置Sに送信
して設定する方法など、様々な方法で行うことができ
る。
【0038】判断部16は、前記第二情報受信部14が
受信した第一端末識別子と、第一位置情報と、前記判断
情報とに基づいて、第一の端末装置MBが一定の場所に
存在するか否かを判断するものである。
【0039】より具体的には、第一端末識別子と第一位
置情報と前記判断情報から得られる前記現在距離と前記
判断距離とにおいて、前記現在距離が前記判断距離より
小さいときには第一の端末装置MBが近接した場所に存
在していると判断し、一方、前記現在距離が前記判断距
離より大きいときには第一の端末装置MBが近接した場
所には存在しないと判断する。
【0040】第二情報送信部17は、前記判断部16で
の判断結果が第一の端末装置MBが一定の場所に存在す
るとの判断の場合に、第一の端末装置MBが一定の場所
に存在する旨を示す情報を含む第一端末情報を第二の端
末装置MAに送信するものである。
【0041】第二の端末装置MAは、インターネットI
NETなどの通信回線網に接続され、さらに前記第一端
末情報を出力する機能を有するものであって、図7に示
すようにCPU301、内部メモリ302、HDD等の
外部記憶装置303、リモコンRCを介してユーザの入
力を受け付けるユーザインタフェイス304,表示部3
05、アンテナATを介してサーバ装置Sから電波の受
信を行う受信部306、モデム等の通信インタフェイス
307等を主な構成要素とする。なお、本実施形態では
テレビジョン受像機とした。
【0042】そしてこの第二の端末装置MAは、その内
部メモリ302等に記憶されたプログラムにしたがって
前記CPU301や周辺機器を作動し、図3に示すよう
に、第三情報受信部18、第一端末情報出力部19とし
ての機能を発揮するようにしている。
【0043】各部を詳述すると、第三情報受信部18
は、第二の通信回線網たるインターネットINET等を
介して前記第二情報送信部17が送信した第一端末情報
を受信するものである。
【0044】第一端末情報出力部19は、前記第三情報
受信部18が受信した第一端末情報を前記表示部305
に出力するものである。
【0045】より具体的には、このとき表示部305に
出力される画面出力は、図8に示すように、前記第一識
別子で識別されるユーザ名を「現在の侵入者」として地
図上に重ね合わせて標記するとともに、第二の端末装置
MAが存在する現在位置(現在地)からの距離と電話番
号とを併せて出力するようにしている。なお、画面上に
表示する項目や表示方法は、例えば、新たな侵入者のみ
を表示したりするなど、図8に示す以外にも様々な実施
態様が考えられることは言うまでもない。
【0046】次に、本実施形態のシステムの動作につい
て、図9〜図11等に示すフロー図を用いて説明する。
【0047】図9は、第一の端末装置MBにおいて当該
第一の端末装置MBを識別する第一端末識別子やその存
在する位置に関する情報である第一位置情報がサーバ装
置Sに送信される過程をフロー図で示したものである。
【0048】図10は、第一の端末装置MBから送信さ
れてきた第一位置情報と第一端末識別子格納部11に格
納されている前記第一端末識別子に対して、サーバ装置
Sが一定の判断処理を行ない、この判断結果に基づき、
第一の端末装置MBが一定の場所に存在する旨を示す情
報を含む第一端末情報を第二の端末装置MAに送信する
過程をフロー図で示したものである。
【0049】図11は、前記サーバ装置Sから送信され
てきた第一端末情報に基づき、この第一端末情報を表示
部305に出力する過程をフロー図で示したものであ
る。
【0050】図9に示すように、まず、所定時間になっ
たとき(ステップS101)、GPSを利用して、第一
のMBが存在する位置を示す第一位置情報の取得が行な
われ、この第一位置情報が第一位置情報格納部12に格
納される(ステップS102)。そして、第一情報送信
部13が、第一位置情報格納部12に格納されている前
記第一位置情報と、第一端末識別子格納部11に格納さ
れている前記第一端末識別子とをサーバ装置Sに送信す
る(ステップS103)。そして、所定時間になるまで
待機する(ステップS101)。なお、このときの送信
は、サーバ装置Sからの応答を受けてから行うことも考
えられる。
【0051】また、本実施形態では、第一位置情報等を
所定時間に取得したときにサーバ装置Sに送信するよう
にしたが、これに限らず、例えば、第一の端末装置MB
の電源を入れた時に送信したり、サーバ装置Sを検出し
たときに送信したりするなど、任意のトリガで送信でき
るように設定してもかまわない。
【0052】また、本実施形態では、第一端末識別子
は、ユーザがタッチキー104c等を利用して設定し予
め格納しているものとしたが、これに限らず、例えば送
受信部106を利用してインターネットに接続して取得
したIPアドレスを第一端末識別子として利用するな
ど、外部から取得してもよい。また、第一端末識別子を
記憶したメモリカードを第一の端末装置MBのメモリス
ロット部(図示せず)に挿入して利用する態様なども考
えられる。このようにすれば、例えば、ユーザが複数の
コミュニティに参加していた場合に、コミュニティ単位
で第一端末識別子を設定したメモリカードを用意し、あ
るコミュニティとコミュニケーションをしたいときに
は、そのコミュニティが登録されたメモリカードを差し
替えるだけでコミュニケーション可能となるため、タッ
チパネル使っていちいち第一端末識別子を設定し直さな
くても良いなど、ユーザの利便性が向上するからであ
る。
【0053】このようにして、図10に示すように、前
記第一の端末装置MBから送信されてきた第一位置情報
と第一端末識別子とを、第二情報受信部14が受信した
とき(ステップS201)、判断部16が、受信した第
一端末識別子で識別される第一の端末装置MBに関して
判断情報格納部15に格納されている判断距離等を取得
し(ステップS202)、第一の端末装置MBの現在距
離を算出する(ステップS203)。そして、取得した
時点での第一の端末装置MBと第二の端末装置MAとの
距離たる現在距離とを比較判断し、この現在距離が判断
距離より小さかった場合、すなわち、第一の端末装置M
Bが設定した判断距離より近くに存在している場合は
(ステップS204)、第二情報送信部17が、第一の
端末装置MBが一定の場所に存在する旨を示す情報を含
む第一端末情報を第二の端末装置MAに送信する(ステ
ップS205)。
【0054】そして、第一の端末装置MBから送信され
る第一位置情報と第一端末識別子とを待ち受ける(ステ
ップS201)。
【0055】一方、この現在距離が判断距離より大きか
った場合、すなわち、第一の端末装置MBが設定した判
断距離より遠くに存在している場合は(ステップS20
3)、次の第一の端末装置MBから送信される第一位置
情報と第一端末識別子とを待ち受ける(ステップS20
1)。
【0056】そして、図11に示すように、サーバ装置
Sから第一端末情報の送信があれば(ステップS30
1)、第二の端末装置MAにおいてサーバ装置Sが送信
した第一端末情報を受信し(ステップS302)、第一
端末情報出力部19が第一端末情報を図8に示すように
表示部305に出力し(ステップS303)、次のサー
バ装置Sから送信される第一端末情報を待ち受けする
(ステップS301)。
【0057】また、この表示部305の画面が、一定時
間毎に更新されれば、第二の端末装置MAで、第一の端
末装置MBの位置に関する新しい情報を常に得ることが
できる。
【0058】このようにして、第一の端末装置MBが、
判断情報格納部15に設定した地域に侵入した場合、こ
の第一の端末装置MBの位置情報が、サーバ装置Sや通
信回線網を介して第二の端末装置MAに自動的に出力さ
れることとなる。
【0059】すなわち、第一の端末装置MBが、予め設
定した地域に侵入したときに、その侵入や位置を第二の
端末装置MAで知ることができる。
【0060】以上のように本実施形態によれば、携帯電
話などの端末装置を利用して顔見知りの人同士がお互い
に、約束をしていないときにでも偶然出会う機会と場所
が創出されることとなり、約束等に束縛されずに自由な
感覚でコミュニケーションを行えるシステムを供給でき
る。
【0061】なお、図10で説明したステップS203
とステップS204との間に、図12に示すような第一
の端末装置MBが一定の場所に一定時間以上存在してい
るか否かを判断するステップS200を判断部16に具
備すれば、第一の端末装置MBが一定の場所に一定時間
以上存在していることが第二の端末装置MAで知ること
ができるため、例えば、ストーカ対策等の犯罪予防にも
利用できる。 <第2実施形態>以下、図13〜図17等を用いて本発
明の他の実施形態について説明する。
【0062】本発明の実施形態における全体システムの
概念は、第1実施形態で説明した図1の全体機器構成図
と同様であり、第一の端末装置MBと、第二の端末装置
MAと、サーバ装置Sとで構成され、この第一の端末装
置MBとサーバ装置Sとは、第一の通信回線網たる携帯
電話網(図示せず)を介して通信可能に接続されてお
り、さらに、サーバ装置Sと第二の端末装置MAとは、
第二の通信回線網たるインターネットINETを介して
通信可能に接続されている。
【0063】より具体的には、携帯電話たる第一の端末
装置MBと第二の端末装置MAとサーバ装置Sとは、図
2、図5、図7を用いて説明した第1実施形態と同様の
構成要素を具備しているため説明を省略する。また、第
1実施形態と同一の名称と符号であり、特に説明無きも
のは、第1実施形態と同様の構成と作用及び効果を奏す
るため説明を省略する。
【0064】第一の端末装置MBは、その内部メモリ1
02に記憶されたプログラムにしたがって前記CPU1
01や周辺機器を作動し、図13に示すように、第一端
末識別子格納部11、第一情報送信部13としての機能
を発揮するようにしている。
【0065】各部を詳述すると、第一情報送信部13
は、所定のタイミングで第一端末識別子をサーバ装置S
に送信するものである。なお、ここで所定のタイミング
とは、送信したいときに電源ONまたは送信指示操作を
行ったり、常に発信したりするなど任意のタイミングで
よく、本実施形態では、常に発信するものとした。
【0066】サーバ装置Sは、その外部記憶装置203
等に記憶されたプログラムにしたがって前記CPU20
1や周辺機器を作動し、図13に示すように、第二情報
受信部14、サーバ位置情報格納部21、第一の端末装
置MBとサーバ装置Sと位置関係の判断処理を行う判断
情報を格納する判断情報格納部15、判断部16、第二
情報送信部17としての機能を発揮するようにしてい
る。
【0067】各部を詳述すると、第二情報受信部14
は、前記第一情報送信部13が送信した第一端末識別子
を受信するものである。
【0068】サーバ位置情報格納部21は、サーバ装置
Sが存在する位置に関する情報である中継機位置情報た
るサーバ位置情報を格納するものである。なお、本実施
形態ではこのサーバ位置情報は、ユーザがユーザインタ
フェイス204を利用して予め設定されるものとした。
【0069】判断情報格納部15は、図14に示すよう
に、第一の端末装置MBのユーザごとに、判断処理を順
番に行うための1から番号付けした格納番号、第二の端
末装置MAのユーザ名、その第二端末が設置されている
位置を示す経緯度、第一の端末装置MBと第二の端末装
置MAとが近接したか否かの判断に用いる判断距離、送
信条件、第二の端末装置MAの出力部などに表示すると
きに用いる第一の端末装置MBの第一識別子、送信先I
Dとして送信先を識別するIPアドレスを判断情報とし
て格納しているものであって、これらを、前記第一の端
末装置MBから第一の端末識別子が送信されてきたとき
に、サーバ装置Sの位置と第二の端末装置MAの位置と
から、第一の端末識別子とサーバ位置情報とを第二の端
末装置MAに送信するか否かを判断するための情報に用
いる。
【0070】より具体的には、この判断情報は、第一の
端末装置MBが近づいてきたことを知るために、予め、
第一の端末装置MBが近づいてきたことを知る判断基準
たるサーバ装置Sと第二の端末装置MAとの距離を「判
断距離」として格納しているものであって、この「判断
距離」等に基づき第二の端末装置MAに第一の端末装置
MBが近づいてきたことを知る判断ができる。
【0071】判断部16は、前記第二情報受信部14が
受信した第一端末識別子と、前記判断情報と、前記サー
バ位置情報に基づいて、第一の端末装置MBが一定の場
所に存在するか否かすなわち第一の端末装置MBが近づ
いてきたか否かを判断するものである。
【0072】より具体的には、第一端末識別子とサーバ
位置情報と前記判断情報から得られる前記判断距離とに
おいて、前記現在距離が前記判断距離より小さいときに
第一の端末装置MBがサーバ装置Sの位置に存在してい
ると判断し、一方、前記現在距離が前記判断距離より大
きいときに第一の端末装置MBがサーバ装置Sの位置に
は存在しないと判断する。
【0073】第二情報送信部17は、前記判断部16で
の判断結果が第一の端末装置MBがサーバ装置Sの位置
に存在するとの判断の場合に、第一の端末装置MBがサ
ーバ装置Sの位置に存在する旨を示す情報を含む第一端
末情報を第二の端末装置MAに送信するものである。
【0074】第二の端末装置MAは、その内部メモリ3
02等に記憶されたプログラムにしたがって前記CPU
301や周辺機器を作動し、図13に示すように、第三
情報受信部18、第一端末情報出力部19としての機能
を発揮するようにしている。
【0075】各部を詳述すると、第一端末情報出力部1
9は、前記第三情報受信部18が受信した第一端末情報
を前記表示部305に出力するものであって、より具体
的には図15に示すように、表示部305に出力される
画面出力は、前記第一識別子で識別されるユーザたる
「現在の侵入者」が在するサーバ装置Sの設置位置たる
「侵入者の場所」を地図上に重ね合わせて標記するとと
もに、この設置場所の名称とを併せて出力するようにし
ている。なお、画面上に表示する項目や表示方法は、例
えば、新たな侵入者のみを表示したりするなど、図15
に示す以外にも様々な実施態様が考えられることは言う
までもない。
【0076】次に、本実施形態のシステムの動作につい
て、図16、図17等に示すフロー図を用いて説明す
る。
【0077】図16は、第一の端末装置MBが所定のタ
イミングで、この第一の端末装置MBを識別する第一端
末識別子をサーバ装置Sに送信する過程をフロー図で示
したものである。
【0078】図17は、第一の端末装置MBから送信さ
れてきた第一端末識別子と、サーバ位置情報などに基づ
き、サーバ装置Sが一定の判断処理を行ない、この判断
結果に基づき、第一の端末装置MBがサーバ位置に存在
する旨を示す情報を含む第一端末情報を第二の端末装置
MAに送信する過程をフロー図で示したものである。
【0079】そして、このサーバ装置Sから送信されて
きた第一端末情報に基づき、前記第一端末情報を表示部
305に出力する過程を示すフロー図は図11で示した
ものと同様に現すことができる。
【0080】まず、第一の端末装置MBにおいて所定の
タイミングになったとき、(ステップS601)、第一
情報送信部13が第一端末識別子をサーバ装置Sに送信
し(ステップS602)、次の所定のタイミングまで待
機する(ステップS601)。なお、本実施形態では所
定のタイミングを30秒間隔とし、継続的に送信ように
設定が、この送信する間隔はこれに限るものでない。
【0081】このようにして、前記第一の端末装置MB
から送信されてきた第一端末識別子を、第二情報受信部
14が受信すると(ステップS701)、判断部16
が、受信した第一端末識別子で識別される第一の端末装
置MBに対して関連付けて予め登録されている第二の端
末装置MAとそれに関する情報(判断距離等)などを、
判断処理を順番に行うために、図14に示すように、第
二の端末装置MAのユーザ名、その設置位置、判断距
離、送信条件、第二の端末装置MAに表示する場合の第
一識別子の標記などをリストアップする(ステップS7
02)。
【0082】そして、現在距離を算出し(ステップS7
03)、先のリストに基づき、取得した時点でのサーバ
装置Sと第二の端末装置MAとの距離たる現在距離と判
断距離とを格納番号の1から(ステップS704)最後
の番号まで(ステップS705)、現在距離と判断距離
との比較を行う(ステップS706)。具体的には、現
在距離が判断距離より大きかった場合、すなわち、第一
の端末装置MBが設定した判断距離より遠くに存在して
いる場合は(ステップS706)、次のリストにある第
二の端末装置MAの判断を行ない(ステップS70
7)、一方、この現在距離が判断距離より小さかった場
合、すなわち、第一の端末装置MBが設定した判断距離
より近くに存在している場合は(ステップS706)、
当該第二の端末装置MAに第一端末情報を送信する(ス
テップS708)。このように、格納番号のすべてを順
次比較判断した(ステップS703〜S708)のち、
第一の端末装置MBからの第一端末識別子の送信を待ち
受ける(ステップS701)。
【0083】次に、前記サーバ装置Sが送信した第一端
末情報を受信して表示部305に出力する動作は、前述
の第1実施形態で説明した図11のフロー図で示す動作
と同様であるため説明を省略する。
【0084】このようにして、第一の端末装置MBが所
定のタイミングで第一端末識別子をを送信し、サーバ装
置Sがこれを受信してサーバ装置Sの位置情報が通信回
線網たるインターネットINETを介して第二の端末装
置MAに自動的に出力される。
【0085】すなわち、第一の端末装置MBが、サーバ
装置Sの位置にいることを第二の端末装置MAで知るこ
とができる。
【0086】なお、第1実施形態及び第2実施形態にお
いて、第一位置情報格納部12や判断情報格納部15や
判断部16などの各部が、第一の端末装置MBとサーバ
装置Sと第二の端末装置MAとに分散されて配置するも
のとして説明したが、例えば、判断情報格納部15や判
断部16を第二の端末装置MAが具備するなど、いわゆ
るPUSH型で第一の端末装置MBの位置を第二の端末
装置MAに知らせる態様であれば、これら各部の組み合
わせは、第1実施形態及び第2実施形態に限られるもの
ではない。さらに各部を重複して配置する態様も考えら
れる。
【0087】また、第1実施形態及び第2実施形態で
は、第二の端末装置MAにテレビジョン受像機を採用し
たが、これに限らず例えば24時間通電できるビデオデ
ッキやハードディスクなどの記録媒体を具備したセット
トップボックスや冷蔵庫等であってもよい。無論、携帯
電話やPHS等の携帯端末装置も利用できる。また、第
一の通信回線網に携帯電話網を利用したが、第一の端末
装置MBがPHSであればISDN網を利用するなど、
第一の端末装置MBに応じて利用する通信回線網を選択
することは言うまでもない。さらに、第二の通信回線網
にインターネットINETを利用したが、これに限ら
ず、第二の端末装置MAに応じて任意の通信回線網を利
用して構わない。 <第3実施形態>以下、図18〜図22等を用いて本発
明の他の実施形態について説明する。
【0088】図18は、本発明の実施形態における全体
システムの概念を示した全体機器構成図である。
【0089】本発明の情報処理システムは、図18に示
すように、位置(a)や位置(b)など任意の場所に移
動できる送信元たる第一の端末装置MBと、同様に任意
の場所に移動できる第二の端末装置MAとで構成される
ものであって、この第一の端末装置MBと第二の端末装
置MAとは、通信回線網たる携帯電話網(図示せず)を
介して通信可能に接続されている。
【0090】より具体的には、携帯電話たる第一の端末
装置MBと第二の端末装置MAとは、構成要素は同様で
あり、かつ、図2を用いて説明した第1実施形態と同様
の構成要素を具備しているため説明を省略する。また、
第1実施形態と同一の名称や符号であり、特に説明無き
ものは、第1実施形態と同様の構成と作用及び効果を奏
するため説明を省略する。
【0091】第一の端末装置MBは、その内部メモリ1
02に記憶されたプログラムにしたがって前記CPU1
01や周辺機器を作動し、図19に示すように、第一端
末識別子格納部11、第一位置情報格納部12、判断情
報格納部15、判断部16、第一情報送信部13として
の機能を発揮するようにしている。
【0092】各部を詳述すると、第一端末識別子格納部
11は、第1実施形態と同様図6に示すように、ユーザ
名、電話番号、電子メールアドレス、そして当該ユーザ
があるコミュニティに所属していればその所属コミュニ
ティやそのコミュニティを形成する仲間から識別できる
ニックネームなどを第一の端末装置MBを識別する送信
元IDたる第一端末識別子として格納するものである。
【0093】第一位置情報格納部12は、第一の端末装
置MBが存在する位置に関する情報である第一位置情報
を格納するものである。なお、本実施形態ではこの第一
位置情報はGPSから取得するものとしたが携帯電話や
PHSの通信に利用される地上の基地局を利用して取得
しても構わない。
【0094】判断情報格納部15は、第1実施形態と同
様、第一の端末装置MBが第二の端末装置MAに対し
て、一定の場所に存在するか否かを判断するための情報
である判断情報を格納しているものである。
【0095】判断部16は、第一端末識別子と、第一位
置情報と、前記判断情報とに基づいて、第一の端末装置
MBが一定の場所に存在するか否かを判断するものであ
る。
【0096】第一情報送信部13は、前記判断部16で
の判断結果が第一の端末装置MBが一定の場所に存在す
るとの判断の場合に、第一の端末装置MBが一定の場所
に存在する旨を示す情報を含む第一端末情報を第二の端
末装置MAに送信するものである。
【0097】第二の端末装置MAは、その内部メモリ1
02に記憶されたプログラムにしたがって前記CPU1
01や周辺機器を作動し、図19に示すように、第三情
報受信部18、第一端末情報出力部19としての機能を
発揮するようにしている。
【0098】第三情報受信部18は、携帯電話網を介し
て前記第二情報送信部17が送信した第一端末情報を受
信するものである。
【0099】第一端末情報出力部19は、前記第三情報
受信部18が受信した第一端末情報を前記表示部105
に出力するものである。
【0100】より具体的には、このとき表示部105に
出力される画面出力は、図20に示すように、前記第一
識別子で識別されるユーザ名を「侵入者」として地図上
に重ね合わせて出力するようにしている。
【0101】なお、画面上に表示する項目や表示方法
は、例えば、地図上に重ね合わせず文字情報のみを表示
したりするなど、図20に示す以外にも様々な実施態様
が考えられることは言うまでもない。
【0102】次に、本実施形態のシステムの動作につい
て、図21、図22に示すフロー図を用いて説明する。
【0103】図21は、第一の端末装置MBにおいて当
該第一の端末装置MBを識別する第一端末識別子や第一
端末情報が第一の端末装置MAに送信される過程をフロ
ー図で示したものである。
【0104】図22は、第一の端末装置MBから送信さ
れてきた第一端末情報等に基づき、この第一端末情報を
表示部105に出力する過程をフロー図で示したもので
ある。
【0105】所定時間になったとき(ステップS80
1)、第一位置情報格納部12が第一の端末装置MBが
存在する位置を示す第一位置情報の取得を行い(ステッ
プS802)、現在距離を算出し(ステップS80
3)。そして、現在距離と判断距離との比較を行い(ス
テップS804)、現在距離が判断距離より小さけれ
ば、第一情報送信部13が第一端末識別子を含む第一端
末情報を第二の端末装置MAに送信し(ステップS80
5)、次の所定時間になるまで待機する(ステップS8
01)。
【0106】このようにして、第二の端末装置MAにお
いて、第一の端末装置MBから送信されてきた第一端末
情報を第三情報受信部18が受信すると(ステップS9
01)、第一端末情報出力部19が図20に示すような
第一端末情報を表示部105に出力し(ステップS90
2)、次に第一の端末装置MBから第一端末情報が送信
されるまで待ち受けする(ステップS901)。
【0107】このようにして、第一の端末装置MBが、
当該第一の端末装置MBに具備する判断情報格納部15
に設定した地域に侵入した場合、この第一の端末装置M
Bの位置情報が、通信回線網たる携帯電話網を介して第
二の端末装置MAに自動的に出力されることとなる。
【0108】すなわち、第一の端末装置MBが、予め設
定した地域に侵入したときに、その侵入や位置を自動的
に第二の端末装置MAに知らせることができる。
【0109】以上のように本実施形態によれば、携帯電
話などの端末装置を利用して顔見知りの人同士がお互い
に、約束をしていないときにでも偶然出会う機会と場所
が創出されることとなり、約束等に束縛されずに自由な
感覚でコミュニケーションを行えるシステムを供給でき
る。
【0110】なお、本実施形態では、第一端末情報出力
部19は、第一端末情報情報を表示部105に表示する
方法で出力するものとしたが、これに限らず、例えば、
スピーカ104bから音声やアラーム音を鳴らしたり、
タッチキー104cを点滅表示させるなどの方法で出力
するという実施態様も考えられる。 <第4実施形態>以下、図23〜図25等を用いて本発
明の他の実施形態について説明する。
【0111】本発明の情報処理システムは、図18に示
した第3実施形態と同様の構成であり、かつ、携帯電話
たる第一の端末装置MBと第二の端末装置MAとは、構
成要素は同様であり、さらに、図2を用いて説明した第
1実施形態と同様の構成要素を具備しているため説明を
省略する。また、第1実施形態または第3実施形態と同
一の名称や符号であり、特に説明無きものは、第1実施
形態とまたは第3実施形態と同様の構成と作用及び効果
を奏するため説明を省略する。
【0112】第一の端末装置MBは、その内部メモリ1
02に記憶されたプログラムにしたがって前記CPU1
01や周辺機器を作動し、図19に示すように、第一端
末識別子格納部11、第一位置情報格納部12、第一情
報送信部13としての機能を発揮するようにしている。
【0113】各部を詳述すると、第一情報送信部13
は、第一端末識別子格納部11に格納されている第一端
末識別子と、第一位置情報格納部12に格納されている
第一位置情報とを、第二の端末装置MAに送信するもの
である。
【0114】第二の端末装置MAは、その内部メモリ1
02に記憶されたプログラムにしたがって前記CPU1
01や周辺機器を作動し、図23に示すように、第三情
報受信部18、判断情報格納部15、判断部16、第一
端末情報出力部19としての機能を発揮するようにして
いる。
【0115】第三情報受信部18は、通信回線網たる携
帯電話網を介して前記第二情報送信部17が送信した第
一端末情報と第一位置情報とを受信するものである。
【0116】判断情報格納部15は、第3実施形態と同
様、第一の端末装置MBが第二の端末装置MAに対し
て、一定の場所に存在するか否かを判断するための情報
である判断情報を格納しているものである。
【0117】判断部16は、第一端末識別子と、第一位
置情報と、前記判断情報とに基づいて、第一の端末装置
MBが一定の場所に存在するか否かを判断するものであ
る。
【0118】第一端末情報出力部19は、前記判断部1
6の判断結果に基づき、第一端末情報を表示部105に
出力するものである。
【0119】次に、本実施形態のシステムの動作につい
て、図24、図25に示すフロー図を用いて説明する。
【0120】図24は、第一の端末装置MBにおいて当
該第一の端末装置MBを識別する第一端末識別子や第一
位置情報が第一の端末装置MAに送信される過程をフロ
ー図で示したものである。
【0121】図25は、第一の端末装置MBから送信さ
れてきた第一端末識別子や第一位置情報等に基づき、第
一端末情報を表示部105に出力する過程をフロー図で
示したものである。
【0122】所定時間になったとき(ステップS100
1)、第一位置情報格納部12が第一の端末装置MBが
存在する位置を示す第一位置情報の取得を行い(ステッ
プS1002)、さらに、第一情報送信部13が第一端
末識別子と第一位置情報とを第二の端末装置MAに送信
し(ステップS1003)、次の所定時間まで待機する
(ステップS1001)。
【0123】このようにして、第二の端末装置MAにお
いて、第一の端末装置MBから送信されてきた第一端末
識別子と第一位置情報とを第三情報受信部18が受信す
ると(ステップS1011)、現在距離を算出し(ステ
ップS1012)、判断部16が判断情報格納部15に
格納されている判断情報と、前記第一端末識別子と前記
第一位置情報とに基づき判断を行ない、判断結果が一定
の条件を満たしていれば(ステップS1013)、第一
端末情報出力部19が図20に示すような第一端末情報
を表示部105に出力し(ステップS1014)、次に
第一の端末装置MBから第一端末情報が送信されるまで
待ち受けする(ステップS1011)。
【0124】このようにして、第一の端末装置MBが、
第二の端末装置MAに具備する判断情報格納部15に設
定した地域に侵入した場合、この第一の端末装置MBの
位置情報が、通信回線網たる携帯電話網を介して第二の
端末装置MAに自動的に出力されることとなる。
【0125】すなわち、第二の端末装置MAに予め設定
した地域に、第一の端末装置MBが侵入したときに、そ
の侵入や位置を自動的に第二の端末装置MAが知ること
ができる。
【0126】以上のように本実施形態によれば、携帯電
話などの携帯端末装置を利用して顔見知りの人同士がお
互いに、約束をしていないときにでも偶然出会う機会と
場所が創出されることとなり、約束等に束縛されずに自
由な感覚でコミュニケーションを行えるシステムを供給
できる。
【0127】なお、第3実施形態及び第4実施形態にお
いて、判断情報格納部15と判断部16とは、第一の端
末装置MBか第二の端末装置MAのいずれか一方に具備
されるものとしたが、これに限らず、第一の端末装置M
B及び第二の端末装置MAの両方に具備されるものであ
っても構わない。このようにすれば、第一の端末装置M
Bと第二の端末装置MAの双方に位置判断結果を通知す
ることができるからであり、例えば、元被害者と元加害
者との距離を一定以上に保つ必要があるような具体的態
様に応用できるからである。さらに、第3実施形態及び
第4実施形態において、第一の端末装置MBと第二の端
末装置MAとが機能していた第一情報送信部13や第三
情報受信部18等の各部も、その実施態様に応じて組み
合わせて第一の端末装置MBと第二の端末装置MAとの
両方に具備させて機能させるなど、本実施形態以外にも
様々な実施態様が考えられる。
【0128】以上のように本発明の第1実施形態、第2
実施形態、第3実施形態、及び第4実施形態によれば、
第一の端末装置MBがある地域に侵入した場合、この第
一の端末装置MBの位置情報等を、通信回線網等を介し
て第二の端末装置MAに自動的に出力できるシステムを
供給できる。
【0129】すなわち、第一の端末装置MBが、ある地
域に侵入したときに、その侵入や位置を第二の端末装置
MAで自動的に知ることができるため、携帯電話などの
端末装置を利用して顔見知りの人同士がお互いに、約束
をしていないときにでも偶然出会う機会と場所が創出さ
れることとなり、約束等に束縛されずに自由な感覚でコ
ミュニケーションを行えるシステムを供給できる。
【0130】また、第一の端末装置MBが予め決められ
た一定の場所に存在することとなった場合などに、その
旨を判断し、その旨を第二の端末装置MAで知ることも
できる。すなわち、指定した人が一定の場所に存在する
ことなどを知ることができるため、ストーカ対策等の犯
罪予防にも利用できる。
【0131】なお、本実施形態では、顔見知りの人同士
がお互いに約束をしていないときにでも偶然で合う機会
と場所とが創出されるものとしたが、顔見知りの人同士
に限定して利用されるものではなく、どちらか一方のみ
が相手を知っていたり、また、お互いに知らないような
状況下でも利用できる。
【0132】また、判断情報格納部15の判断距離も自
由に設定できることは言うまでもない。
【0133】また、第1実施形態及び第2実施形態にお
いてサーバ装置Sが第二端末装置MAに送信する第一の
端末情報は、送信元IDたる第一の端末装置MBを識別
する第一端末識別子のみあるいは第一端末識別子を含む
情報であっても構わない。
【0134】
【発明の効果】以上に詳述した本発明によれば、第一の
端末装置が、ある地域に侵入した場合、この第一の端末
装置の位置情報等を、通信回線網等を介して第二の端末
装置で知ることができるシステムを供給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における全体機器構成図
【図2】同実施形態における第一の端末装置MBの内部
機器構成図
【図3】同実施形態における第一の端末装置MB及びサ
ーバ装置S及び第二の端末装置MAの動作を示すフロー
【図4】同実施形態における第一の端末装置MBの第一
の端末識別子の格納態様
【図5】同実施形態におけるサーバ装置Sの内部機器構
成図
【図6】同実施形態におけるサーバ装置Sの判断情報格
納部15の格納態様
【図7】同実施形態における第二の端末装置MAの内部
機器構成図
【図8】同実施形態における第二の端末装置MAに第一
の端末装置MBの第一端末情報を表示した画面
【図9】同実施形態における第一の端末装置MBの動作
を示すフロー図
【図10】同実施形態におけるサーバ装置Sの動作を示
すフロー図
【図11】同実施形態における第二の端末装置MAの動
作を示すフロー図
【図12】同実施形態におけるサーバ装置Sの動作を示
すフロー図
【図13】本発明の他の実施形態における第一の端末装
置MB及びサーバ装置S及び第二の端末装置MAの動作
を示すフロー図
【図14】同実施形態におけるサーバ装置Sの判断情報
格納部15の格納態様
【図15】同実施形態における第二の端末装置MAに第
一の端末装置MBの第一端末情報を表示した画面
【図16】同実施形態における第一の端末装置MBの動
作を示すフロー図
【図17】同実施形態におけるサーバ装置Sの動作を示
すフロー図
【図18】本発明の他の実施形態における全体機器構成
【図19】同実施形態における第一の端末装置MB及び
第二の端末装置MAの動作を示すフロー図
【図20】同実施形態における第二の端末装置MAに第
一の端末装置MBの第一端末情報を表示した画面。
【図21】同実施形態における第一の端末装置MBの動
作を示すフロー図
【図22】同実施形態における第二の端末装置MAの動
作を示すフロー図
【図23】本発明の他の実施形態における第一の端末装
置MB及び第二の端末装置MAの動作を示すフロー図
【図24】同実施形態における第一の端末装置MBの動
作を示すフロー図
【図25】同実施形態における第二の端末装置MAの動
作を示すフロー図
【符号の説明】
MB・・・第一の端末装置たる携帯電話 MA・・・第二の端末装置たるテレビジョン受像機ある
いは携帯電話 S・・・サーバ装置 INET・・・通信回線網たるインターネット 11・・・第一端末識別子格納部 12・・・第一位置情報格納部 13・・・第一情報送信部 14・・・第二情報受信部 15・・・判断情報格納部 16・・・判断部 17・・・第二情報送信部 18・・・第三情報受信部 19・・・第一端末情報出力部 20・・・サーバ装置検出部 21・・・サーバ位置情報格納部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/38 H04Q 7/04 C H04B 7/26 109T

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一の端末装置を識別する第一端末識別子
    を格納している第一端末識別子格納部と、第一の端末装
    置が存在する位置に関する情報である第一位置情報を格
    納している第一位置情報格納部あるいはサーバ装置が存
    在する位置に関する情報であるサーバ位置情報を格納し
    ているサーバ位置情報格納部と、第一の端末装置が一定
    の場所に存在するか否かを判断するための情報である判
    断情報を格納している判断情報格納部と、前記第一端末
    識別子と、前記第一位置情報あるいはサーバ位置情報
    と、前記判断情報とに基づいて、第一の端末装置が一定
    の場所に存在するか否かを判断する判断部と、前記判断
    部での判断結果が第一の端末装置が一定の場所に存在す
    るとの判断の場合に、第一の端末装置が一定の場所に存
    在する旨を示す情報を含む第一端末情報を第二の端末装
    置において出力する第一端末情報出力部とを具備するこ
    とを特徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】第一の端末装置と第二の端末装置とサーバ
    装置を有する情報処理システムであって、第一の端末装
    置は、前記第一端末識別子格納部と、前記第一位置情報
    格納部と、前記第一端末識別子と前記第一位置情報をサ
    ーバ装置に送信する第一情報送信部とを具備し、サーバ
    装置は、前記第一情報送信部が送信した第一端末識別子
    と第一位置情報を受信する第二情報受信部と、前記判断
    情報格納部と、前記第二情報受信部が受信した第一端末
    識別子と、第一位置情報と、前記判断情報とに基づい
    て、第一の端末装置が一定の場所に存在するか否かを判
    断する前記判断部と、前記判断部での判断結果が第一の
    端末装置が一定の場所に存在するとの判断の場合に、第
    一の端末装置が一定の場所に存在する旨を示す情報を含
    む第一端末情報を第二の端末装置に送信する第二情報送
    信部とを具備し、前記第二の端末装置は、前記第二情報
    送信部が送信した第一端末情報を受信する第三情報受信
    部と、前記第三情報受信部が受信した第一端末情報を出
    力する前記第一端末情報出力部とを具備することを特徴
    とする請求項1記載の情報処理システム。
  3. 【請求項3】前記第一端末情報は、第一端末識別子と第
    一位置情報との組であるかもしくは、少なくとも第一端
    末識別子と第一位置情報との組を含むことを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載の情報処理システム。
  4. 【請求項4】前記第一端末情報は、第一位置情報である
    かもしくは第一位置情報を含むことを特徴とする請求項
    1から請求項3記載の情報処理システム。
  5. 【請求項5】前記第一端末情報は、第一端末識別子であ
    るかもしくは、少なくとも第一端末識別子を含むことを
    特徴とする請求項1から請求項4記載の情報処理システ
    ム。
  6. 【請求項6】前記第一位置情報格納部に格納されている
    第一位置情報は、外部から受信した情報であることを特
    徴とする請求項1から請求項5いずれか記載の情報処理
    システム。
  7. 【請求項7】前記第一端末識別子格納部が格納している
    第一端末識別子は、外部から受信した情報であることを
    特徴とする請求項1から請求項6いずれか記載の情報処
    理システム。
  8. 【請求項8】請求項1から請求項7いずれか記載の情報
    処理システムを構成する第一の端末装置。
  9. 【請求項9】請求項1から請求項7いずれか記載の情報
    処理システムを構成するサーバ装置。
  10. 【請求項10】請求項1から請求項7いずれか記載の情
    報処理システムを構成する第二の端末装置。
  11. 【請求項11】第一の端末装置と第二の端末装置とサー
    バ装置を有する情報処理システムであって、第一の端末
    装置は、前記第一端末識別子格納部と、サーバ装置を検
    出するサーバ装置検出部と、前記サーバ装置検出部がサ
    ーバ装置を検出したときに前記第一端末識別子をサーバ
    装置に送信する第一情報送信部とを具備し、サーバ装置
    は、前記第一情報送信部が送信した第一端末識別子を受
    信する第二情報受信部と、前記サーバ位置情報格納部
    と、前記判断情報格納部と、前記第二情報受信部が受信
    した前記第一端末識別子と、前記サーバ位置情報と、前
    記判断情報とに基づいて、第一の端末装置が一定の場所
    に存在するか否かを判断する判断部と、前記判断部での
    判断結果が第一の端末装置が一定の場所に存在するとの
    判断の場合に、第一の端末装置が一定の場所に存在する
    旨を示す情報を含む第一端末情報を第二の端末装置に送
    信する第二情報送信部とを具備し、前記第二の端末装置
    は、前記第二情報送信部が送信した第一端末情報を受信
    する第三情報受信部と、前記第三情報受信部が受信した
    第一端末情報を出力する第一端末情報出力部とを具備す
    ることを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  12. 【請求項12】前記第一端末情報は、第一端末識別子と
    サーバ位置情報との組であるかもしくは、少なくとも第
    一端末識別子とサーバ位置情報との組を含むことを特徴
    とする請求項1または請求項11記載の情報処理システ
    ム。
  13. 【請求項13】前記第一端末情報は、サーバ位置情報で
    あるかもしくは少なくともサーバ位置情報を含むことを
    特徴とする請求項1または請求項11または請求項12
    記載の情報処理システム。
  14. 【請求項14】前記第一端末情報は、第一端末識別子で
    あるかもしくは、少なくとも第一端末識別子を含むこと
    を特徴とする請求項1または請求項11記載の情報処理
    システム。
  15. 【請求項15】前記サーバ位置情報格納部に格納されて
    いるサーバ位置情報は、外部から受信した情報であるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項11から請求項1
    4いずれか記載の情報処理システム。
  16. 【請求項16】前記第一端末識別子格納部が格納してい
    る第一端末識別子は、外部から受信した情報であること
    を特徴とする請求項1または請求項11から請求項15
    いずれか記載の情報処理システム。
  17. 【請求項17】請求項1または請求項11から請求項1
    6いずれか記載の情報処理システムを構成する第一の端
    末装置。
  18. 【請求項18】請求項1または請求項11から請求項1
    7いずれか記載の情報処理システムを構成するサーバ装
    置。
  19. 【請求項19】請求項1または請求項11から請求項1
    8いずれか記載の情報処理システムを構成する第二の端
    末装置。
  20. 【請求項20】第一の端末装置を識別する第一端末識別
    子を格納している第一端末識別子格納部と、第一の端末
    装置が存在する位置に関する情報である第一位置情報を
    格納している第一位置情報格納部と、第一の端末装置が
    一定の場所に存在するか否かを判断するための情報であ
    る判断情報を格納している判断情報格納部と、前記第一
    位置報受信部が格納している第一位置情報と、前記判断
    情報格納部が有する判断情報とに基づいて、第一の端末
    装置が一定の場所に存在するか否かを判断する判断部
    と、前記判断部での判断結果が第一の端末装置が一定の
    場所に存在するとの判断の場合に、第一の端末装置が一
    定の場所に存在する旨を示す情報を含む第一端末情報を
    第二の端末装置に出力する第一端末情報出力部とを具備
    することを特徴とする情報処理システム。
  21. 【請求項21】第一の端末装置と第二の端末装置を有す
    る情報処理システムであって、第一の端末装置は、前記
    第一端末識別子格納部と、前記第一位置情報格納部と、
    第一の端末装置が一定の場所に存在するか否かを判断す
    るための情報である判断情報と第二の端末装置を識別す
    る第二端末装置識別子を対に格納している前記判断情報
    格納部と、前記判断部と、前記判断部での判断結果が第
    一の端末装置が一定の場所に存在するとの判断の場合
    に、第一の端末装置が一定の場所に存在する旨を示す情
    報を含む第一端末情報を前記判断情報格納部に格納され
    ている第二端末装置識別子で識別される第二の端末装置
    に送信する第一情報送信部とを具備し、前記第二の端末
    装置は、前記第一情報送信部が送信した第一端末情報を
    受信する第三情報受信部と、前記第三情報受信部が受信
    した第一端末情報を出力する前記第一端末情報出力部と
    を具備することを特徴とする請求項20記載の情報処理
    システム。
  22. 【請求項22】第一の端末装置と第二の端末装置を有す
    る情報処理システムであって、第一の端末装置は、前記
    第一端末識別子格納部と、前記第一位置情報格納部と、
    前記第一端末識別子と前記第一位置情報とを、第二の端
    末装置に送信する第一情報送信部とを具備し、第二の端
    末装置は、前記第一情報送信部が送信した第一端末情報
    と前記第一位置情報とを受信する第三情報受信部と、第
    一の端末装置が一定の場所に存在するか否かを判断する
    ための情報である判断情報と第一の端末装置を識別する
    第一端末装置識別子を対に格納している前記判断情報格
    納部と、前記第一位置情報と、前記判断情報とに基づい
    て、前記第一の端末装置が一定の場所に存在するか否か
    を判断する前記判断部と、前記判断部での判断結果が第
    一の端末装置が一定の場所に存在するとの判断の場合
    に、第一の端末装置が一定の場所に存在する旨を示す情
    報を含む第一端末情報を出力する前記第一端末情報出力
    部とを具備することを特徴とする請求項20記載の情報
    処理システム。
  23. 【請求項23】前記第一位置情報格納部に格納されてい
    る第一位置情報は、外部から受信した情報であることを
    特徴とする請求項20から請求項22いずれか記載の情
    報処理システム。
  24. 【請求項24】前記第一端末識別子格納部が格納してい
    る第一端末識別子は、外部から受信した情報であること
    を特徴とする請求項20から請求項23いずれか記載の
    情報処理システム。
  25. 【請求項25】請求項20から請求項24いずれか記載
    の情報処理システムを構成する第一の端末装置。
  26. 【請求項26】請求項20から請求項24いずれか記載
    の情報処理システムを構成する第二の端末装置。
  27. 【請求項27】第一の端末装置と第二の端末装置を有す
    る情報処理システムにおける情報処理方法であって、第
    一の端末装置が移動して、予め決められた一定の場所に
    存在することとなった場合に、その旨を判断し、その旨
    を第二の端末装置に知らせる情報処理方法。
  28. 【請求項28】第一の端末装置の移動状態をチェック
    し、一定時間以上、移動しない場合に、その旨を第二の
    端末装置に知らせる請求項27記載の情報処理方法。
  29. 【請求項29】コンピュータを請求項8または請求項1
    0または請求項17または請求項19または請求項25
    または請求項26記載の端末装置として機能させるため
    のプログラム。
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