JP2003244706A - 画像符号化データ変換装置及び変換方法並びに変換プログラム - Google Patents

画像符号化データ変換装置及び変換方法並びに変換プログラム

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JP2003244706A
JP2003244706A JP2002044365A JP2002044365A JP2003244706A JP 2003244706 A JP2003244706 A JP 2003244706A JP 2002044365 A JP2002044365 A JP 2002044365A JP 2002044365 A JP2002044365 A JP 2002044365A JP 2003244706 A JP2003244706 A JP 2003244706A
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Kiyoshi Ishiyama
清志 石山
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 量子化ステップ変更のために必要なコストと
発生する符号量を考慮して画質劣化が少ない画像符号化
方式変換及び符号化レート変換を行う。 【解決手段】 量子化ステップ変更手段52は出力バッ
ファ監視手段54からの出力バッファ蓄積量が許容範囲
内である場合に量子化ステップを変更することが可能で
あるが、量子化ステップ変更決定手段56がその変更を
決定しない場合、量子化ステップ変更手段52は量子化
ステップを変更しない。これにより、必要なコストと発
生する符号量が考慮される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像符号化データ変
換装置及び変換方法並びに変換プログラムに関し、特に
変換時の量子化ステップの再利用を行うことで量子化ス
テップ変換のコストを考慮した変換を実施する画像符号
化データ変換装置及び変換方法並びに変換プログラムに
関する。
【0002】
【従来の技術】通常は、デジタル画像通信システムやサ
ービスで画像情報を伝送・蓄積する場合、その画像情報
を符号化することにより情報量を低減して伝送・蓄積す
ることが行われる。
【0003】ITU−T(International
Telecommunication Union)
にて国際標準化されている動画像の符号化方式として、
テレビ電話およびテレビ会議の伝送画像を標準化した
H.261勧告、PHS(Personal Hand
y−phone System)などの低ビットレート
の回線にて伝送される画像を標準化したH.263勧告
などに規定された符号化方式が知られている。
【0004】また、ISO(Internationa
l Organization for Standa
rdization)にて国際標準化されている動画像
の符号化方式は、蓄積ビデオ画像用の符号化方式として
MPEG(Moving Picture Exper
ts Group)1、汎用符号化方式としてMPEG
2、低ビットレート符号化方式としてMPEG4などが
知られている。
【0005】それぞれの動画像圧縮に用いられる符号化
方式は、DCT(DiscreteCosine Tr
ansform)、動き補償予測、ハフマン符号などが
一部同じという程度の類似点しかなく、実際に符号化さ
れた時のビットストリームなどは各方式で異なってい
る。
【0006】これらの符号化方式を用いた動画像通信シ
ステムとして、H .320やH .324、H .323な
どがITU−T により標準化されており、それぞれのシ
ステムでは使用する符号化方式が異なっている。また、
それぞれのシステムが使用される伝送路が異なるため、
画像の符号化レートも異なることが一般的である。
【0007】このような違いを吸収し、それぞれのシス
テムを相互に接続するのがメディアゲートウェイであ
る。メディアゲートウェイは、相互接続を実現するため
にプロトコル変換と画像や音声のメディア変換などを行
う。この画像の変換を行う装置は、画像トランスコーダ
として知られおり、符号化方式変換や符号化レート変
換、またはその両者を同時に行う。
【0008】このように画像符号化方式変換と画像符号
化レート変換を行う装置を画像符号化データ変換装置と
する。このような画像符号化データ変換装置の実現方式
は、大きく分けて三種類の方法がある。
【0009】第一の方式は、ある符号化方式でエンコー
ドされたビットストリームの符号語を単純に別の符号化
方式の符号語に変換するものである。第二の方式は、あ
る符号化方式でエンコードされたビットストリームを周
波数領域のデータにまで復号を行い、DCT周波数領域
で再量子化を行い変換を行うものである。第三の方式
は、ある符号化方式でエンコードされたビットストリー
ムを画像データまで復号を行い、再エンコードを行うも
のである。
【0010】それぞれの方式には一長一短がある。第一
の方式は符号語の置き換えだけを行うため、演算時間は
短いが、変換前後の符号化方式が極めて類似している場
合にしか適用することができない。また、符号化レート
の変換はほとんど行うことができない。第二の方式は演
算量は第一の方式より大きいが、変換前後の符号化方式
はある程度類似している場合に適用可能であり、符号化
レート変換もある程度行うことができる。第三の方式は
演算量は一番大きいが、変換前後の符号化方式に関係な
く適用可能であり、符号化レート変換の自由度も大き
い。
【0011】ここで、実際の符号化方式に即して画像変
換を考える。例えば、H.261のビットストリームを
H.263やMPEG4に変換する場合、H.263や
MPEG4ではH.261が持っているループ内フィル
タの機能がないため、符号化されたビットストリームを
画像にまで復号し、再度符号化しなければならない。
【0012】逆に、H.263やMPEG4のビットス
トリームをH.261に変換する場合、H.263やM
PEG4の動きベクトルの最大値がH.261の動きベ
クトルの最大値より大きく、H.261の動きベクトル
は整数精度のベクトルしか持たないため、ビットストリ
ームを画像にまで復号し、再度符号化しなければならな
い。
【0013】また、H.263ビットストリームの符号
化レートを変更する場合、画像符号化データ変換装置に
ビットストリームを送出する端末のエンコーダオプショ
ンを画像符号化データ変換装置からのビットストリーム
を受信する端末のデコーダがサポートしている保証がな
い。
【0014】このような場合に第二の方式を適用すると
画像トランスコーダが破綻してしまうか変換後の画質劣
化が大きくなってしまう。このような問題があるため第
一の方式と第二の方式は考慮せず、画像符号化データ変
換装置として第三の方式について考えていく。
【0015】ここで、従来の画像符号化データ変換装置
の一例の構成図を図8に示す。図8において画像符号化
方式変換装置は、外部から出力されるビットストリーム
を蓄積するバッファ101と、バッファ101から出力
される画像符号を復号するデコーダ102と、デコーダ
102から出力される画像信号を符号化するエンコーダ
103と、エンコーダ103から出力される画像符号を
蓄積し、外部に出力するバッファ104からなる。エン
コーダ103はバッファ104のバッファ占有量を監視
しており、このバッファ占有量はエンコーダ103にお
いて実行される符号化処理中の生成符号量の制御に利用
される。
【0016】この画像符号化方式変換装置に関しての一
例が特開平7−107461号公報に記載されている。
この公報に記載された画像符号化方式変換装置は、復号
時の動きベクトルや量子化ステップサイズ等の符号化パ
ラメータの履歴情報を記憶しておき、その符号化パラメ
ータを参照して符号化パラメータを決定し再符号化を行
うことを特徴としている。
【0017】特開平7−288804号公報は、入力さ
れたビットストリームを復号する際に得られる符号化パ
ラメータである予測モード、動きベクトル、量子化ステ
ップサイズに加えて量子化ビット数を設定することによ
り任意のデータ量で再符号化を可能とすることを特徴と
している。
【0018】特開平8−111870号公報は、入力さ
れたビットストリームを復号する際に得られる符号化パ
ラメータである予測モード、動きベクトル、量子化ステ
ップサイズ、ピクチャタイプの周期や位相を用いて再符
号化することを特徴としている。
【0019】特開平10−32830号公報は、画像符
号化方式変換装置において、入力ビットストリーム復号
時に得られる量子化ステップサイズを用いてエンコーダ
の量子化ステップサイズを決定し再符号化することを特
徴としている。
【0020】特開平10−336672号公報は、画像
符号化方式変換装置において、符号化された画像データ
を復号する場合に得られる動きベクトルを蓄積してお
き、画像サイズの変換スケールに応じて動きベクトルを
スケーリングしたものやフレーム数に応じて動きベクト
ル量を変換したものを候補として用意し、その中の一つ
の動きベクトルを用いて再符号化することを特徴として
いる。
【0021】特開平11−285002号公報は、再エ
ンコードにより得られるビットストリームのビットレー
トがある所定範囲内におさまるように量子化制御を行う
ことを特徴としている。
【0022】画像符号化レート変換装置に関しての一例
が特開平8−251587号公報に記載されている。こ
の公報に記載された符号化レート変換装置は、逆量子化
された符号化データに対して再量子化を行うことにより
量子化レベルのレート制御を行うことを特徴としてい
る。
【0023】従来の画像符号化方式変換装置は、受け取
ったビットストリームに対してデコードを行い、得られ
る符号化パラメータを用いて再エンコード時の画質を向
上させている。しかし符号化パラメータの中で、特に画
質に影響がある量子化ステップの再利用に関して、量子
化ステップ変更に伴い生じるコストが考慮されていな
い。
【0024】エンコーダが量子化ステップを変更した場
合、量子化ステップを変更したという情報をビットスト
リーム内に挿入することにより受信端末は正確にデコー
ドを行うことが可能となるが、この情報に必要なコスト
(情報ビット数)はそれぞれの符号化方式によって異な
る。この情報ビット数を考慮せずに量子化ステップを再
利用すると、情報ビット数が無駄に増えてしまい、画質
の低下につながってしまう。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】特開平7−10746
1号公報、特開平7−288804号公報、特開平8−
111870号公報、特開平10−336672号公
報、特開平10−32830号公報、特開平11−28
5002号公報などに記載されている従来の画像符号化
データ変換装置は、入力されたビットストリームをデコ
ードし、得られる符号化パラメータを用いてエンコード
を行うことにより符号化方式の変換を行っているが、符
号化パラメータの中で、特に画質に影響がある量子化ス
テップの再利用に関して、量子化ステップ変更で生じる
コストが考慮されていないため画質の劣化を招く可能性
があるという課題がある。
【0026】また、量子化ステップの再利用で画質を向
上させることができるが、それにともない発生する符号
量を制御することを考慮していないという課題もある。
【0027】よって、量子化ステップ変更で生じるコス
トと発生する符号量を考慮して量子化ステップの再利用
を行う必要がある。
【0028】そこで本発明の目的は、従来方法の欠点を
解消して、量子化ステップ変更のために必要なコストと
発生する符号量を考慮して画質劣化が少ない画像符号化
方式変換及び符号化レート変換を行うことが可能な画像
符号化データ変換装置及び変換方法並びに変換プログラ
ムを提供することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、情報量圧縮された画像符号を受信伝送路か
ら入力バッファにて受信し、これを伸長して画像信号を
出力する復号部と、前記復号部で復号した画像信号に対
し情報量を圧縮して画像符号を生成し、出力バッファか
ら送信伝送路へ出力する符号化部と、前記符号化部を制
御する量子化ステップ制御部とを含む画像符号化データ
変換装置であって、前記量子化ステップ制御部は前記出
力バッファの蓄積量に基づき前記符号化部の圧縮処理に
おける量子化ステップを変更する量子化ステップ変更手
段を含むことを特徴とする。
【0030】又、本発明による他の発明は、情報量圧縮
された画像符号を受信伝送路から入力バッファにて受信
し、これを伸長して画像信号を出力する復号部と、前記
復号部で復号した画像信号に対し情報量を圧縮して画像
符号を生成し、出力バッファから送信伝送路へ出力する
符号化部と、前記符号化部を制御する量子化ステップ制
御部とを含む画像符号化データ変換装置における画像符
号化データ変換方法であって、前記量子化ステップ制御
部は前記出力バッファの蓄積量に基づき前記符号化部の
圧縮処理における量子化ステップを変更する量子化ステ
ップ変更処理を含むことを特徴とする。
【0031】さらに、本発明による他の発明は、情報量
圧縮された画像符号を受信伝送路から入力バッファにて
受信し、これを伸長して画像信号を出力する復号部と、
前記復号部で復号した画像信号に対し情報量を圧縮して
画像符号を生成し、出力バッファから送信伝送路へ出力
する符号化部と、前記符号化部を制御する量子化ステッ
プ制御部とを含む画像符号化データ変換装置における画
像符号化データ変換方法をコンピュータに実行させるた
めの変換プログラムであって、そのプログラムは前記出
力バッファの蓄積量に基づき前記符号化部の圧縮処理に
おける量子化ステップを変更する量子化ステップ変更処
理を含むことを特徴とする。
【0032】本発明によれば、上記構成により量子化ス
テップ変更のために必要なコストと発生する符号量を考
慮して画質劣化が少ない画像符号化方式変換及び符号化
レート変換を行うことが可能となる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係
る画像符号化データ変換装置の第1の実施の形態の構成
図である。図1を参照すると、画像符号化データ変換装
置は、復号部1と、符号化部2と、量子化ステップ制御
部3−1とを含む。
【0034】復号部1は、入力バッファ部21と、VL
D(可変長復号)部22と、IQ(逆量子化)部23
と、IDCT(逆離散コサイン変換)部24と、加算部
25と、フレームメモリ部26と、動き補償予測部27
とを含む。
【0035】符号化部2は、減算部31と、DCT(離
散コサイン変換)部32と、Q(量子化)部33と、I
Q部34と、IDCT部35と、加算部36と、フレー
ムメモリ部37と、動き補償予測部38と、VLC(可
変長符号化)部39と、出力バッファ40とを含む。
【0036】量子化ステップ制御部3−1は、入力バッ
ファ監視手段50と、入力ビット数監視手段51と、量
子化ステップ変更手段52と、出力符号化レート指定手
段53と、出力バッファ監視手段54と、出力ビット数
監視手段55と、記録媒体60とを含む。
【0037】ここで復号部1と符号化部2は既存の符号
化方式であるH.261やH.263あるいはMPEG
1、2、4などで置き換えることができる。また、量子
化ステップ制御部3−1は本発明による新規な部分であ
る。
【0038】図1を参照して本発明の第1の実施の形態
の動作について詳細に説明する。まず、復号部1の動作
について説明する。入力バッファ部21は、外部から入
力されたビットストリームを蓄積し、蓄積したビットス
トリームをVLD部22に出力する。また、入力バッフ
ァ蓄積値200を入力バッファ監視手段50に出力す
る。
【0039】VLD部22は、入力バッファ部21から
出力されたビットストリームに対して可変長復号、ラン
レングス復号などのエントロピ復号処理を行い、復号さ
れた量子化変換係数と量子化ステップをIQ部23に出
力する。また、ビットストリームのある処理単位を復号
した際に得られる単位当たりのビット数である入力ビッ
ト数情報203を入力ビット数監視手段51に送る。そ
れに加えて、同様に復号された動きベクトルや予測モー
ドなどの符号化パラメータ201を動き補償予測部27
に出力する。
【0040】IQ部23は、VLD部22から出力され
た量子化変換係数と量子化ステップを用いて逆量子化の
演算を行い、その逆量子化された変換係数をIDCT部
24に出力する。また、IQ部23は量子化ステップ変
更手段52に復号時に用いた復号量子化ステップ204
を出力する。
【0041】IDCT部24は、IQ部23から出力さ
れた変換係数に対して逆離散コサイン変換の行列演算を
行い、変換された画像信号を加算部25に出力する。
【0042】加算部25は、IDCT部24と後述する
動き補償予測部27から出力される画像信号を加算して
画像の復号を終え、フレームメモリ部26と符号化部2
の減算部31に出力する。
【0043】フレームメモリ部26は、加算部25から
出力される画像信号を保存する。
【0044】動き補償予測部27は、VLD部22から
出力される符号化パラメータ201とフレームメモリ部
26に保存されている画像信号を用いて動き補償予測を
行い、得られる画像信号を加算部 25に出力する。ま
た、符号化パラメータ202を符号化部2の動き補償予
測部38に出力する。
【0045】次に、符号化部2の動作について説明す
る。減算部31は、画像がPピクチャ(過去のフレーム
から1方向のフレーム間予測を行った差分を符号化した
もの)、Bピクチャ(時間的に過去と未来の2フレーム
からフレーム間予測したもの)の時には加算部25から
出力された画像信号から後述する動き補償予測部38か
ら出力される予測信号を減算した画像信号を出力し、I
ピクチャ(静止画モードで符号化され、フレーム間予測
を行わないもの)時には加算部25から出力された画像
信号そのままの信号をそれぞれ出力する。
【0046】DCT部32は、入力された画像信号に対
して離散コサイン変換の行列演算を行い、その変換係数
をQ部33に出力する。
【0047】Q部33は、DCT部32から出力される
変換係数に対して量子化演算を行い、得られる量子化変
換係数をVLC部39とIQ部34に出力する。
【0048】ここで、量子化の特性は、量子化ステップ
変更手段52からの出力である符号化量子化ステップ5
02により決定される。
【0049】IQ部34は、Q部33から出力される量
子化変換係数に対して逆量子化演算を行い、得られる変
換係数をIDCT部35に出力する。
【0050】IDCT部35は、IQ部34から出力さ
れる変換係数に対して逆離散コサイン変換の行列演算を
行い、P、Bピクチャの時には予測誤差信号、Iピクチ
ャの時には符号化画像信号に相当する画像信号を加算部
36に出力する。
【0051】加算部36は、IDCT部35から出力さ
れる画像信号に対してP、Bピクチャの時には予測誤差
信号を加算した信号、Iピクチャの時にはそのままの信
号をフレームメモリ部37に出力する。
【0052】フレームメモリ部37は、加算部36から
出力される画像信号を保存する。
【0053】動き補償予測部38は、動き補償予測部2
7から出力される符号化パラメータ202とフレームメ
モリ部37に保存されている画像信号を用いて動き検出
と動き補償予測を行い、動き補償予測画像信号を生成
し、その画像信号を減算部31と加算部36に出力す
る。また、符号化パラメータ301をVLC部39に出
力する。
【0054】VLC部39は、Q部33から出力される
量子化変換係数と動き補償予測部38から出力される符
号化パラメータ203に対して可変長符号化、ランレン
グス符号化などのエントロピ符号化処理を行い、得られ
る符号化信号を出力バッファ部40に出力する。また、
ビットストリームのある単位を符号化した際に得られる
単位当たりのビット数である出力ビット数情報302を
出力ビット数監視手段55に送る。
【0055】出力バッファ部40は、VLC部39から
出力される符号化信号を蓄積し、符号化信号を装置外に
送出する。また、出力バッファ蓄積値303を出力バッ
ファ監視手段54に出力する。
【0056】次に、量子化ステップ制御部3−1の動作
について説明する。入力バッファ監視手段50は、入力
バッファ部21から出力される入力バッファ蓄積値20
0より単位画像時間当たりに入力されるビットストリー
ムの符号化レートを算出し、入力符号化レート情報50
0として量子化ステップ変更手段52に出力する。
【0057】入力ビット数監視手段51は、復号部1の
VLD部22を監視しており、入力ビット数情報203
より単位入力ビット数情報501を算出し、量子化ステ
ップ変更手段52に出力する。
【0058】単位入力ビット数情報501は、単位画像
当たりの入力ビット数であり、画像符号化において最小
単位であるマクロブロック(MB)毎の入力ビット数、
MBが複数個集まったパケット毎の入力ビット数、フレ
ーム毎の入力ビット数などが考えられる。
【0059】出力符号化レート指定手段53は、目標出
力符号化レート情報503を量子化ステップ変更手段5
2に出力する。
【0060】出力符号化レートの値は、変換後のビット
ストリームを送出する伝送路帯域や受信端末の処理能力
などにより決定される。
【0061】よって出力符号化レートは、初期値として
出力の伝送路帯域の値を設定しておき、相手端末から符
号化レート要求があった場合や伝送路帯域に変化が起き
た場合にその都度再設定を行えばよい。また、画像符号
化データ変換装置のオペレータが所望の値を設定するこ
とも可能である。
【0062】出力バッファ監視手段54は、出力バッフ
ァ40を監視しており、出力バッファ蓄積値303を出
力バッファ蓄積値504として量子化ステップ変更手段
52へ出力する。
【0063】出力ビット数監視手段55は、符号化部2
のVLC部39を監視しており、出力ビット数情報30
2より単位出力ビット数情報505を算出し、量子化ス
テップ変更手段52に出力する。
【0064】この単位出力ビット数情報505の前記単
位としては前記単位入力ビット数情報501のそれと同
じ、あるいは異なる単位を任意に設定できる。
【0065】量子化ステップ変更手段52は、復号量子
化ステップ204、入力符号化レート情報500、単位
入力ビット数情報501、目標出力符号化レート情報5
03、出力バッファ蓄積値504、単位出力ビット数情
報505を基に符号化量子化ステップ502を決定し、
符号化部2のQ部に出力する。
【0066】なお、記録媒体60には、コンピュータに
画像符号化データ変換処理を実行させるためのプログラ
ムが格納されており、量子化ステップ変更手段52はこ
の記録媒体60からそのプログラムを読み出し、そのプ
ログラムを実行する。そのプログラムは、後述する図6
及び図7にフローチャートで示される処理をプログラム
化したものである。また、記録媒体60は量子化ステッ
プ制御部3−1内に設けられる場合を示したが、これに
限定されるものではなく、外部に設けてもよい。これは
後述する第2の実施の形態以降においても同様である。
また、記録媒体60の一例としてROM(リードオンリ
メモリ)やIC(集積回路)メモリ等が挙げられる。
【0067】次に、量子化ステップ変更手段52の動作
の一例について述べる。量子化ステップ変更手段52
は、出力バッファ蓄積値504を監視しており、出力バ
ッファ40でオーバーフローが生じるような場合には、
符号化量子化ステップ502を変更し、符号化部2で発
生する符号量を低減させて出力バッファ40がオーバー
フローすることを防止する。
【0068】また、出力バッファ40でアンダーフロー
が生じるような場合には、符号化量子化ステップ502
を変更し、符号化部2で発生する符号量を増加させて出
力バッファ40がアンダーフローすることを防止する。
【0069】これにより出力バッファ40が破綻するの
を防止する。
【0070】一方、出力バッファ蓄積値504が許容範
囲である場合、符号化量子化ステップ502は復号量子
化ステップ204を再利用することにより画質劣化を抑
制して画像変換を行うことができる。
【0071】ここで画像変換を行う際の処理単位毎の変
換前と変換後の符号量について考えると、もし、変換前
の符号量のほうが変換後の符号量より多い場合には、ビ
ットストリームを送出する伝送路の帯域を無駄にしてし
まう。
【0072】逆に、変換前の符号量のほうが変換後の符
号量より少ない場合には、ビットストリームを送出する
伝送路の帯域では送りきれず出力バッファでの遅延が生
じてしまう。
【0073】つまり、変換前の符号量と変換後の符号量
が一致することが伝送路帯域の有効利用と遅延時間を低
減することになる。
【0074】ただし、これは入力ビットストリームが通
る伝送路と出力ビットストリームが通る伝送路の帯域が
同じ場合である。帯域が異なる場合は、変換後の符号量
が変換前の符号量に入力伝送路帯域と出力伝送路帯域の
比Rをかけたものと一致するのが望ましい。
【0075】よって、入力符号化レート情報500と目
標出力符号化レート情報503より比Rを算出し単位入
力ビット数情報501にかけたものから単位出力ビット
数情報505を引いたビット数を単位画像を変換する際
の目標出力ビット数とする。目標出力ビット数は単位画
像毎に算出してもよい。また、単位画像毎の和を時系列
に計算して目標出力ビット数としてもよい。ここでは、
単位画像毎の和を時系列に計算して目標出力ビット数と
した場合の動作について説明を行う。
【0076】量子化ステップ変更手段52は、復号量子
化ステップ204を再利用する際に目標出力ビット数を
参照して符号化量子化ステップ502を計算をしてもよ
い。
【0077】目標出力ビット数が負の場合は、入力ビッ
ト数に比べて出力ビット数が多いため復号量子化ステッ
プ204を再利用する際に元の値(復号量子化ステップ
204)より大きい値を符号化量子化ステップ502と
してQ 部33に出力する。これにより出力ビット数を減
少させることができる。
【0078】一方、目標出力ビット数が正の場合は、入
力ビット数に比べて出力ビット数が少ないため復号量子
化ステップ204を再利用する際に元の値(復号量子化
ステップ204)より小さい値を符号化量子化ステップ
502としてQ 部33に出力する。
【0079】これにより出力ビット数を増加させること
ができる。
【0080】なお、目標出力ビット数と量子化ステップ
の変更量の関係は、画像符号化データ変換装置の動作環
境や入出力符号化レートに依存するため一概に決定でき
ないが、例えば目標出力ビット数に対して数段階の閾値
を設定し、目標出力ビット数と閾値の関係から量子化ス
テップの変更量を決定してもよい。これにより画像変換
する際の処理単位毎の量子化ステップを決定することが
できる。
【0081】ここで、量子化ステップ変更手段52の動
作の一例を図6を用いて説明する。図6は第1の実施の
形態における量子化ステップ変更手段52の動作の一例
を示すフローチャートである。
【0082】ステップA1では、復号量子化ステップ情
報204より量子化ステップを仮決定を行う。ステップ
A2では、単位入力ビット数情報501より、符号化方
式変換の処理単位の変換前符号量より目標発生符号量を
設定する。ステップA3では、出力バッファ蓄積値50
4より、出力バッファの蓄積量が目標範囲内であればス
テップA4−1に進む。目標範囲外であれば、蓄積量に
応じてステップB1に進む。
【0083】ステップA4−1では、目標出力ビット数
に応じて量子化ステップを変更し、ステップA5へ進
む。ステップA5では、符号化部2で先ほどの符号化量
子化ステップ502を用いて実際に符号化を行う。ステ
ップA6では、実際に発生した符号量を出力ビット数監
視手段55より求め、目標発生符号量を更新する。ステ
ップA7では、終了条件を満たしていなければステップ
A1に戻る。
【0084】ステップA3で、出力バッファの蓄積量が
目標範囲外の場合は、B1に進む。B1では、出力バッ
ファ蓄積量が目標値の上限より多い場合はC1に進み量
子化ステップQを増加させる。それ以外の場合はC2に
進み量子化ステップQを減少させる。
【0085】次に、本発明の第2の実施の形態について
図2を参照して詳細に説明する。図2は第2の実施の形
態の構成図である。図2を参照すると、画像符号化デー
タ変換装置は、復号部1と、符号化部2と、量子化ステ
ップ制御部3−2とを含む。
【0086】復号部1は、入力バッファ部21と、VL
D(可変長復号)部22と、IQ(逆量子化)部23
と、IDCT(逆離散コサイン変換)部24と、加算部
25と、フレームメモリ部26と、動き補償予測部27
とを含む。
【0087】符号化部2は、減算部31と、DCT(離
散コサイン変換)部32と、Q(量子化)部33と、I
Q部34と、IDCT部35と、加算部36と、フレー
ムメモリ部37と、動き補償予測部38と、VLC(可
変長符号化)部39と、出力バッファ40とを含む。
【0088】量子化ステップ制御部3−2は、入力バッ
ファ監視手段50と、入力ビット数監視手段51と、量
子化ステップ変更手段52と、出力符号化レート指定手
段53と、出力バッファ監視手段54と、出力ビット数
監視手段55と、記録媒体60と、量子化ステップ変更
決定手段56とを含む。
【0089】図2を参照して本発明の第2の実施の形態
の動作について詳細に説明する。復号部1の動作は、第
1の実施の形態の動作と同様である。符号化部2の動作
も、第1の実施の形態の動作と同様である。
【0090】次に、量子化ステップ制御部3−2の動作
について説明する。入力バッファ監視手段50と、入力
ビット数監視手段51と、出力符号化レート指定手段5
3と、出力バッファ監視手段54と、出力ビット数監視
手段55の動作は、第1の実施の形態の動作と同様であ
る。
【0091】量子化ステップ変更決定手段56は、符号
化量子化ステップ502を変更するかどうかを決定し、
量子化ステップ変更情報506を量子化ステップ変更手
段52に出力する。
【0092】量子化ステップを変更する場合に、量子化
ステップを変更したという情報を出力ビットストリーム
に追加しなければいけないため変更情報分だけ余分に符
号量を必要とする。そのような変更情報のコストは符号
化方式や符号化時のオプションによって決まる。
【0093】よって、変更情報のコストが大きい場合に
は毎回符号化量子化ステップ502を変更するのではな
くある条件に基づいて変更することにより画質向上を実
現することができる。
【0094】変更条件は、数マクロブロック毎に1回で
も数フレームに1回でもよく、符号化方式や符号化時の
オプションに応じて決定することができる。
【0095】量子化ステップ変更手段52は、復号量子
化ステップ204、入力符号化レート情報500、単位
入力ビット数情報501、目標出力符号化レート情報5
03、出力バッファ蓄積値504、単位出力ビット数情
報505、量子化ステップ変更情報506を基に符号化
量子化ステップ502を決定し、符号化部2のQ部に符
号化量子化ステップ502を出力する。
【0096】量子化ステップ変更手段52の動作の一例
について述べる。量子化ステップ変更手段52は、出力
バッファ蓄積値504を監視しており、出力バッファ4
0でオーバーフローが生じるような場合には、符号化量
子化ステップ502を変更し、符号化部2で発生する符
号量を低減させて出力バッファ40がオーバーフローす
ることを防止する。
【0097】また、出力バッファ40でアンダーフロー
が生じるような場合には、量子化ステップ情報103を
変更し、符号化部2で発生する符号量を増加させて出力
バッファ40がアンダーフローすることを防止する。
【0098】これにより出力バッファ40が破綻するの
を防止する。
【0099】出力バッファ蓄積値504が許容範囲であ
る場合、符号化量子化ステップ502は復号量子化ステ
ップ204と再利用することにより画質劣化を抑制して
画像変換を行うことができる。
【0100】ただし、量子化ステップ変更情報506が
量子化ステップ変更を許可していない場合、符号化量子
化ステップ502は復号量子化ステップ204を再利用
せずに直前の符号化量子化ステップ502と同じ値で出
力する。
【0101】これにより、量子化ステップが頻繁に生じ
て量子化ステップを変更するコストが大きくなりすぎな
いように制限を加え、その分の符号量を画質向上のため
に使用することができる。
【0102】次に、前記第1の実施の形態と同様に目標
出力ビット数を算出する。
【0103】量子化ステップ変更手段52は、復号量子
化ステップ204を再利用する際に目標出力ビット数を
参照して符号化量子化ステップ502を計算をしてもよ
い。
【0104】目標出力ビット数が負の場合は、入力ビッ
ト数に比べて出力ビット数が多いため復号量子化ステッ
プ204を再利用する際に元の値より大きい値を符号化
量子化ステップ502としてQ 部33に出力する。これ
により出力ビット数を減少させることができる。
【0105】目標出力ビット数が正の場合は、入力ビッ
ト数に比べて出力ビット数が少ないため復号量子化ステ
ップ204を再利用する際に元の値より小さい値を符号
化量子化ステップ502としてQ 部33に出力する。こ
れにより出力ビット数を増加させることができる。
【0106】ただし、量子化ステップ変更情報506が
量子化ステップ変更を許可していない場合、符号化量子
化ステップ502は復号量子化ステップ204を再利用
せずにひとつ前の符号化量子化ステップ502と同じ値
で出力する。
【0107】目標ビット数が正常動作時よりも極めて大
きい場合や小さい場合は、量子化ステップ変更情報50
6が量子化ステップ変更を許可していない場合でも符号
化量子化ステップ502を変更することにより、画像符
号化データ変換装置が正常動作へ戻るように制御を行う
こともできる。これにより画像変換する際の処理単位毎
の量子化ステップを決定することができる。
【0108】ここで、量子化ステップ変更手段52の動
作の一例を図7を用いて説明する。図7は第2の実施の
形態における量子化ステップ変更手段52の動作の一例
を示すフローチャートである。
【0109】ステップA1では、復号量子化ステップ情
報204より量子化ステップを仮決定を行う。ステップ
A2では、単位入力ビット数情報501より、符号化方
式変換の処理単位の変換前符号量より目標発生符号量を
設定する。ステップA3では、出力バッファ蓄積値50
4より、出力バッファの蓄積量が目標範囲内であればス
テップA4−2に進む。目標範囲外であれば、蓄積量に
応じてステップB1に進む。
【0110】ステップA4−2では、量子化ステップ変
更情報506より量子化ステップを変更するかどうかの
判定を行い、変更を行う場合はステップD1へ進む。変
更を行わない場合はステップA5へ進む。ステップD1
では、目標符号量に応じて量子化ステップQを決定す
る。ここで、符号化量子化ステップ502を符号化部2
のQ部33に出力する。
【0111】ステップA5では、符号化部2で先ほどの
符号化量子化ステップ502を用いて実際に符号化を行
う。ステップA6では、実際に発生した符号量を出力ビ
ット数監視手段55より求め、目標発生符号量を更新す
る。ステップA7では、終了条件を満たしていなければ
ステップA1に戻る。
【0112】ステップA3で、出力バッファの蓄積量が
目標範囲外の場合は、B1に進む。B1では、出力バッ
ファ蓄積量が目標値の上限より多い場合はC1に進み量
子化ステップQを増加させる。それ以外の場合はC2に
進み量子化ステップQを減少させる。
【0113】次に、本発明の第3の実施の形態について
図3を参照して詳細に説明する。図3は第3の実施の形
態の構成図である。図3を参照すると、画像符号化デー
タ変換装置は、復号部1と、符号化部2と、量子化ステ
ップ制御部3−3とを含む。
【0114】復号部1は、入力バッファ部21と、VL
D(可変長復号)部22と、IQ(逆量子化)部23
と、IDCT(逆離散コサイン変換)部24と、加算部
25と、フレームメモリ部26と、動き補償予測部27
とを含む。
【0115】符号化部2は、減算部31と、DCT(離
散コサイン変換)部32と、Q(量子化)部33と、I
Q部34と、IDCT部35と、加算部36と、フレー
ムメモリ部37と、動き補償予測部38と、VLC(可
変長符号化)部39と、出力バッファ40とを含む。
【0116】量子化ステップ制御部3−3は、入力バッ
ファ監視手段50と、入力ビット数監視手段51と、量
子化ステップ変更手段52と、出力符号化レート指定手
段53と、出力バッファ監視手段54と、出力ビット数
監視手段55と、記録媒体60と、量子化ステップ変更
決定手段56と、量子化ステップ監視手段58とを含
む。
【0117】図3を参照して本発明の第3の実施の形態
の動作について詳細に説明する。復号部1の動作は、前
記第2の実施の形態の動作に加えてVLD部22は復号
量子化ステップ情報205を量子化ステップ制御部3の
量子化ステップ監視手段58に出力する。
【0118】符号化部2の動作は、前記第2の実施の形
態の動作と同様である。
【0119】次に、量子化ステップ制御部3の動作につ
いて説明する。入力バッファ監視手段50と入力ビット
数監視手段51と出力符号化レート指定手段53と出力
バッファ監視手段54と出力ビット数監視手段55の動
作は、前記第1の実施の形態の動作と同様である。
【0120】量子化ステップ監視手段58は復号量子化
ステップ情報205を監視しており、復号量子化ステッ
プが直前の復号量子化ステップから変更されているかど
うかを判断し、量子化ステップ変更情報508を量子化
ステップ変更決定手段56に出力する。
【0121】量子化ステップ変更決定手段56は、量子
化ステップ変更情報508に基づいて符号化量子化ステ
ップを変更するかどうかを決定し、量子化ステップ変更
情報506を量子化ステップ変更手段52に出力する。
量子化ステップ変更手段52の動作は、前記第2の実施
の形態の動作と同様である。
【0122】これにより復号部1の量子化ステップの変
化と符号化部2の変化が同期することになる。つまり、
復号部1で復号されるフレームの量子化ステップの分布
と符号化部2で符号化されるフレームの量子化ステップ
の分布をほぼ等しくすることができる。言いかえると入
力フレームで細かい量子化ステップで符号化されている
個所は出力フレームでも細かい量子化ステップで符号化
される。逆に入力フレームで荒い量子化ステップで符号
化されている個所は出力フレームでも荒い量子化ステッ
プで符号化される。
【0123】これにより、画質劣化を抑制しながら、符
号化部2の量子化ステップの変更回数を制限することが
できる。つまり、無駄に符号化部2の量子化ステップを
変更することが減らし画質向上を実現することができ
る。
【0124】次に、本発明の第4の実施の形態について
図4を参照して詳細に説明する。図4は本発明の第4の
実施の形態の構成図である。図4を参照すると、画像符
号化データ変換装置は、復号部1と、符号化部2と、量
子化ステップ制御部3−3とを含む。
【0125】復号部1は、入力バッファ部21と、VL
D(可変長復号)部22と、IQ(逆量子化)部23
と、IDCT(逆離散コサイン変換)部24と、加算部
25と、フレームメモリ部26と、動き補償予測部27
とを含む。
【0126】符号化部2は、減算部31と、DCT(離
散コサイン変換)部32と、Q(量子化)部33と、I
Q部34と、IDCT部35と、加算部36と、フレー
ムメモリ部37と、動き補償予測部38と、VLC(可
変長符号化)部39と、出力バッファ40とを含む。
【0127】量子化ステップ制御部3−4は、入力バッ
ファ監視手段50と、入力ビット数監視手段51と、量
子化ステップ変更手段52と、出力符号化レート指定手
段53と、出力バッファ監視手段54と、出力ビット数
監視手段55と、記録媒体60と、量子化ステップ変更
決定手段56と、パケット監視手段57とを含む。
【0128】次に、図4を参照して本発明の第4の実施
の形態の動作について詳細に説明する。復号部1の動作
は、第2の実施の形態の動作に加えてVLD部22はパ
ケット情報206を量子化ステップ制御部3のパケット
監視手段57に出力する。符号化部2の動作は、第2の
実施の形態の動作と同様である。
【0129】次に、量子化ステップ制御部3−4の動作
について説明する。入力バッファ監視手段50と入力ビ
ット数監視手段51と出力符号化レート指定手段53と
出力バッファ監視手段54と出力ビット数監視手段55
の動作は、第1の実施の形態の動作と同様である。
【0130】パケット監視手段57はパケット情報20
6を監視しており、パケット情報206によりパケット
の区切りを判断し、パケット情報508を量子化ステッ
プ変更決定手段56に出力する。パケットの単位は符号
化方式や使用する符号化オプションによって異なる。例
えばH.261、H.263の場合、GOB(Grou
p Of Block)が1つのパケットとなる。H.
263のAnnexK Slice Structur
e Modeを用いている場合やMPEG−4の場合
は、任意個数のMBが集まって1つのパケットとなる。
【0131】それぞれのパケットには、パケットの始ま
りを示すユニークワードが先頭についているのでユニー
クワードを検索することによりパケットの区切りを認識
することができる。
【0132】このようなユニークワードの後には必ず量
子化ステップ情報が付随している。つまり、あるパケッ
トの一番最後のMBと次のパケットの一番最初のMBで
は量子化特性が大きく異なる可能性がある。よってパケ
ットの区切りにおいて符号化部2の量子化ステップを変
更することにより無駄な符号化ステップの変更を回避す
ることが可能となる。
【0133】量子化ステップ変更決定手段56は、パケ
ット情報507に基づいて量子化ステップを変更するか
どうかを決定し、量子化ステップ変更情報506を量子
化ステップ変更手段52に出力する。量子化ステップ変
更手段52の動作は、第2の実施の形態の動作と同様で
ある。
【0134】次に、本発明の第5の実施の形態について
図5を参照して詳細に説明する。図5は本発明の第5の
実施の形態の構成図である。図5を参照すると、画像符
号化データ変換装置は、復号部1と、符号化部2と、量
子化ステップ制御部3−5とを含む。
【0135】復号部1は、入力バッファ部21と、VL
D(可変長復号)部22と、IQ(逆量子化)部23
と、IDCT(逆離散コサイン変換)部24と、加算部
25と、フレームメモリ部26と、動き補償予測部27
とを含む。
【0136】符号化部2は、減算部31と、DCT(離
散コサイン変換)部32と、Q(量子化)部33と、I
Q部34と、IDCT部35と、加算部36と、フレー
ムメモリ部37と、動き補償予測部38と、VLC(可
変長符号化)部39と、出力バッファ40とを含む。
【0137】量子化ステップ制御部3−5は、入力バッ
ファ監視手段50と、入力ビット数監視手段51と、量
子化ステップ変更手段52と、出力符号化レート指定手
段53と、出力バッファ監視手段54と、出力ビット数
監視手段55と、記録媒体60と、量子化ステップ変更
決定手段56と、パケット監視手段57と、量子化ステ
ップ監視手段58とを含む。
【0138】第5の実施の形態は第3の実施の形態と発
明第4の実施の形態を組み合わせたものである。つま
り、量子化ステップ変更決定手段56は、パケット監視
手段57から出力されるパケット情報507と量子化ス
テップ監視手段58から出力される量子化ステップ変更
情報508に基づいて量子化ステップを変更するかどう
かを決定し、量子化ステップ変更情報506を量子化ス
テップ変更手段52に出力することにより実現すること
ができる。
【0139】
【発明の効果】本発明によれば、量子化ステップ制御部
は出力バッファの蓄積量に基づき符号化部の圧縮処理に
おける量子化ステップを変更する量子化ステップ変更手
段を含むため、量子化ステップ変更のために必要なコス
トと発生する符号量を考慮して画質劣化が少ない画像符
号化方式変換及び符号化レート変換を行うことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像符号化データ変換装置の第1
の実施の形態の構成図である。
【図2】第2の実施の形態の構成図である。
【図3】第3の実施の形態の構成図である。
【図4】第4の実施の形態の構成図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態の構成図である。
【図6】第1の実施の形態における量子化ステップ変更
手段52の動作の一例を示すフローチャートである。
【図7】第2の実施の形態における量子化ステップ変更
手段52の動作の一例を示すフローチャートである。
【図8】従来の画像符号化データ変換装置の一例の構成
図である。
【符号の説明】
1 復号部 2 符号化部 3 量子化ステップ制御部 21 入力バッファ部 22 VLD部 23 IQ部 24 IDCT部 25 加算部 26 フレームメモリ部 27 動き補償予測部 31 減算部 32 DCT部 33 Q部 34 IQ部 35 IDCT部 36 加算部 37 フレームメモリ部 38 動き補償予測部 39 VLC部 40 出力バッファ部 50 入力バッファ監視手段 51 入力ビット数監視手段 52 量子化ステップ変更手段 53 出力符号化レート指定手段 54 出力バッファ監視手段 55 出力ビット数監視手段 56 量子化ステップ変更決定手段 57 パケット監視手段 58 量子化ステップ監視手段 59 画像特性監視手段 60 記録媒体 200 入力バッファ蓄積値 201 符号化パラメータ 202 符号化パラメータ 203 符号化パラメータ 204 復号量子化ステップ 205 復号量子化ステップ情報 206 パケット情報 301 符号化パラメータ 302 出力ビット数情報 303 出力バッファ蓄積値 500 入力符号化レート情報 501 単位入力ビット数情報 502 符号化量子化ステップ 503 目標出力符号化レート情報 504 出力バッファ蓄積値 505 単位出力ビット数情報 506 量子化ステップ変更情報 507 パケット情報 508 量子化ステップ変更情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 KK34 KK35 KK41 MA00 MA04 MA05 MA14 MA23 MC11 MC38 ME01 ME05 PP05 PP06 PP07 RC24 SS07 TA46 TB07 TC15 TC38 TD05 UA02 UA05 UA32 5J064 AA02 BA09 BA16 BC01 BC25 BD02

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報量圧縮された画像符号を受信伝送路
    から入力バッファにて受信し、これを伸長して画像信号
    を出力する復号部と、前記復号部で復号した画像信号に
    対し情報量を圧縮して画像符号を生成し、出力バッファ
    から送信伝送路へ出力する符号化部と、前記符号化部を
    制御する量子化ステップ制御部とを含む画像符号化デー
    タ変換装置であって、 前記量子化ステップ制御部は前記出力バッファの蓄積量
    に基づき前記符号化部の圧縮処理における量子化ステッ
    プを変更する量子化ステップ変更手段を含むことを特徴
    とする画像符号化データ変換装置。
  2. 【請求項2】 前記量子化ステップ制御部は、前記出力
    バッファの蓄積量に基づき前記量子化ステップ変更手段
    にて前記量子化ステップの変更が可能である場合に、前
    記量子化ステップ変更手段に前記量子化ステップの変更
    を行わせるか否かを決定する量子化ステップ変更決定手
    段を含むことを特徴とする請求項1記載の画像符号化デ
    ータ変換装置。
  3. 【請求項3】 前記量子化ステップ制御部は、前記復号
    部の可変長復号部から出力される量子化ステップを監視
    する量子化ステップ監視手段を含み、前記量子化ステッ
    プ変更決定手段は前記量子化ステップ監視手段から出力
    される情報に基づき量子化ステップの変更を行うか否か
    を決定することを特徴とする請求項2記載の画像符号化
    データ変換装置。
  4. 【請求項4】 前記量子化ステップ制御部は、前記復号
    部の可変長復号部から出力されるビデオパケットの区切
    りを監視するパケット監視手段を含み、前記量子化ステ
    ップ変更決定手段は前記パケット監視手段から出力され
    る情報に基づき量子化ステップの変更を行うか否かを決
    定することを特徴とする請求項2又は3記載の画像符号
    化データ変換装置。
  5. 【請求項5】 前記量子化ステップ変更手段は、前記出
    力バッファの蓄積量が許容範囲内である場合に前記符号
    化部の圧縮処理における量子化ステップを変更すること
    を特徴とする請求項1から4いずれか記載の画像符号化
    データ変換装置。
  6. 【請求項6】 情報量圧縮された画像符号を受信伝送路
    から入力バッファにて受信し、これを伸長して画像信号
    を出力する復号部と、前記復号部で復号した画像信号に
    対し情報量を圧縮して画像符号を生成し、出力バッファ
    から送信伝送路へ出力する符号化部と、前記符号化部を
    制御する量子化ステップ制御部とを含む画像符号化デー
    タ変換装置における画像符号化データ変換方法であっ
    て、 前記量子化ステップ制御部は前記出力バッファの蓄積量
    に基づき前記符号化部の圧縮処理における量子化ステッ
    プを変更する量子化ステップ変更処理を含むことを特徴
    とする画像符号化データ変換方法。
  7. 【請求項7】 前記量子化ステップ制御部は、前記出力
    バッファの蓄積量に基づき前記量子化ステップ変更処理
    にて前記量子化ステップの変更が可能である場合に、前
    記量子化ステップ変更処理に前記量子化ステップの変更
    を行わせるか否かを決定する量子化ステップ変更決定処
    理を含むことを特徴とする請求項6記載の画像符号化デ
    ータ変換方法。
  8. 【請求項8】 前記量子化ステップ制御部は、前記復号
    部の可変長復号部から出力される量子化ステップを監視
    する量子化ステップ監視処理を含み、前記量子化ステッ
    プ変更決定処理は前記量子化ステップ監視処理から出力
    される情報に基づき量子化ステップの変更を行うか否か
    を決定することを特徴とする請求項7記載の画像符号化
    データ変換方法。
  9. 【請求項9】 前記量子化ステップ制御部は、前記復号
    部の可変長復号部から出力されるビデオパケットの区切
    りを監視するパケット監視処理を含み、前記量子化ステ
    ップ変更決定処理は前記パケット監視処理から出力され
    る情報に基づき量子化ステップの変更を行うか否かを決
    定することを特徴とする請求項7又は8記載の画像符号
    化データ変換方法。
  10. 【請求項10】 前記量子化ステップ変更処理は、前記
    出力バッファの蓄積量が許容範囲内である場合に前記符
    号化部の圧縮処理における量子化ステップを変更するこ
    とを特徴とする請求項6から9いずれか記載の画像符号
    化データ変換方法。
  11. 【請求項11】 情報量圧縮された画像符号を受信伝送
    路から入力バッファにて受信し、これを伸長して画像信
    号を出力する復号部と、前記復号部で復号した画像信号
    に対し情報量を圧縮して画像符号を生成し、出力バッフ
    ァから送信伝送路へ出力する符号化部と、前記符号化部
    を制御する量子化ステップ制御部とを含む画像符号化デ
    ータ変換装置における画像符号化データ変換方法をコン
    ピュータに実行させるための変換プログラムであって、 前記出力バッファの蓄積量に基づき前記符号化部の圧縮
    処理における量子化ステップを変更する量子化ステップ
    変更処理を含むことを特徴とする変換プログラム。
  12. 【請求項12】 前記出力バッファの蓄積量に基づき前
    記量子化ステップ変更処理にて前記量子化ステップの変
    更が可能である場合に、前記量子化ステップ変更処理に
    前記量子化ステップの変更を行わせるか否かを決定する
    量子化ステップ変更決定処理を含むことを特徴とする請
    求項11記載の変換プログラム。
  13. 【請求項13】 前記復号部の可変長復号部から出力さ
    れる量子化ステップを監視する量子化ステップ監視処理
    を含み、前記量子化ステップ変更決定処理は前記量子化
    ステップ監視処理から出力される情報に基づき量子化ス
    テップの変更を行うか否かを決定することを特徴とする
    請求項12記載の変換プログラム。
  14. 【請求項14】 前記復号部の可変長復号部から出力さ
    れるビデオパケットの区切りを監視するパケット監視処
    理を含み、前記量子化ステップ変更決定処理は前記パケ
    ット監視処理から出力される情報に基づき量子化ステッ
    プの変更を行うか否かを決定することを特徴とする請求
    項12又は13記載の変換プログラム。
  15. 【請求項15】 前記出力バッファの蓄積量が許容範囲
    内である場合に前記符号化部の圧縮処理における量子化
    ステップを変更することを特徴とする請求項11から1
    4いずれか記載の変換プログラム。
  16. 【請求項16】情報量圧縮された画像符号を受信伝送路
    から入力バッファにて受信し、これを伸長して画像信号
    を出力する復号部と、 前記復号部で復号した画像信号に対し情報量を圧縮して
    画像符号を生成し、出力バッファから送信伝送路へ出力
    する符号化部と、 前記符号化部を制御する量子化ステップ制御部から構成
    される画像符号化データ変換装置であって、 前記量子化ステップ制御部は、前記復号部の可変長復号
    部に入力されたビット数を監視する入力ビット数監視手
    段と、 前記復号部の入力バッファを監視する入力バッファ監視
    手段と、 前記符号化部の可変長符号化部から出力されたビット数
    を監視する出力ビット数監視手段と、 前記符号化部の出力バッファを監視する出力バッファ監
    視手段と、 前記符号化部の出力符号化レートを指定する出力符号化
    レート指定手段と、 前記入力ビット数監視手段と前記入力バッファ監視手段
    と前記出力ビット数監視手段と前記出力バッファ監視手
    段と前記出力符号化レート指定手段と、 前記復号部の逆量子化部とから出力される情報に基づ
    き、前記符号化部の圧縮処理における量子化ステップを
    変更する量子化ステップ変更手段とを含むことを特徴と
    する画像符号化データ変換装置。
  17. 【請求項17】さらに前記量子化ステップ制御部は前記
    量子化ステップを変更するかどうかを判定する量子化ス
    テップ変更決定手段を備え、 前記量子化ステップ変更手段は、前記入力ビット数監視
    手段と前記入力バッファ監視手段と前記出力ビット数監
    視手段と前記出力バッファ監視手段と前記出力符号化レ
    ート指定手段と前記逆量子化部と前記量子化ステップ変
    更決定手段とから出力される情報に基づき、前記量子化
    ステップを変更することを特徴とする請求項16記載の
    画像符号化データ変換装置。
  18. 【請求項18】さらに前記量子化ステップ制御部は前記
    可変長復号部から出力される量子化ステップを監視する
    量子化ステップ監視手段を備え、 前記量子化ステップ変更決定手段は、前記量子化ステッ
    プ監視手段から出力される情報に基づき量子化ステップ
    の変更を行うか否かを決定し、 前記量子化ステップ変更手段は、前記入力ビット数監視
    手段と前記入力バッファ監視手段と前記出力ビット数監
    視手段と前記出力バッファ監視手段と前記出力符号化レ
    ート指定手段と前記逆量子化部と前記量子化ステップ変
    更決定手段とから出力される情報に基づき、前記量子化
    ステップを変更することを特徴とする請求項17記載の
    画像符号化データ変換装置。
  19. 【請求項19】さらに前記量子化ステップ制御部は前記
    可変長復号部から出力されるビデオパケットの区切りを
    監視するパケット監視手段を備え、 前記量子化ステップ変更決定手段は、前記パケット監視
    手段から出力される情報に基づき量子化ステップの変更
    を行うか否かを決定し、 前記量子化ステップ変更手段は、前記入力ビット数監視
    手段と前記入力バッファ監視手段と前記出力ビット数監
    視手段と前記出力バッファ監視手段と前記出力符号化レ
    ート指定手段と前記逆量子化部と前記量子化ステップ変
    更決定手段とから出力される情報に基づき、前記量子化
    ステップを変更することを特徴とする請求項17又は1
    8記載の画像符号化データ変換装置。
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