JP4038774B2 - 符号化装置及び符号化方法 - Google Patents
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Description
フレーム内の4番目以降の各マクロブロックまでの和についても上述同様である。図7には、再符号化されるフレーム内のi番目のマクロブロック番号MBiと共に、そのi番目のマクロブロック番号MBiまでの和(ΣΣMBACi)を縦座標とするグラフ(プロフィルと表わされている)を示している。従って、図7において、上記したプロフィルは、AC離散コサイン変換係数ビットをi番目のマクロブロック番号MBiまで累積した状態を示したものである。
なお、式(1)中、(ΣΣMBAC last)は、AC離散コサイン変換係数のマクロブロックの最後(last)までの和であり、フレーム内のAC離散コサイン変換ビットの総データ量に対応する。また、式(1)中のΣ(TB)はフレームの全符号化ビットであり、式(1)中のBEXCESSは前のフレームの発生符号量と目標符号量の差を表わしている。さらに、式(1)中の%は、符号化ビットストリームのレートを縮小する割合であり、例えば8Mbpsの1次符号化ビットストリームPを4Mbpsの2次符号化ビットストリームSに再符号化するとき、量子化係数に依存しない符号量(量子化係数非依存の符号量)が2.0Mbpsとすると、再符号化されるべき1次符号化ビットフレームPの量子化係数依存の符号量は、6.0Mbpsとなる。したがって、再符号化した結果の2次符号化ビットストリームSは、4−2=2Mbpsとなり、量子化係数依存の符号量は6Mbpsから2Mbpsに減少させることとなる。したがって、式(1)中の%は、次式(2)のようになる。
次に、アナライザ110は、ステップS109の処理として、AC離散コサイン変換ビットのプロフィルを、式(3)に示す係数ratioによってスケーリングする。
当該スケーリングは、図7に示された線形にスケーリングされたプロフィルを得るため、各々の和(ΣMBACi)を各々の係数ratioで乗算することにより行われる。すなわち、スケーリングは、式(4)により行われる。
なお、式(4)中のTVACiはi番目のマクロブロックMBiまでの目標符号量である。
図5の再符号化装置において、上述したようにプロフィルがスケーリングされた後、各々の解析された可変長符号化されていない符号語は、一度にマクロブロック単位でメモリ112から出し入れされる。また、AC離散コサイン変換されていない符号語はマルチプレクサ106に送られ、マルチプレクサ106は本質的に出力を再度組み立てる。
なお、QMBinは入力された量子化係数である。この式(6)は、量子化係数と発生符号量が反比例の関係であると仮定した場合である。
次に、ステップS120の処理として、ビット誤差ΔEは、閾値ΔETHと比較される。このステップS120での比較において、ビット誤差ΔEが閾値ΔETHよりも大きい場合は、ステップS121の処理として新しい量子化係数QNiが計算される。当該新しい量子化係数QNiは、一例として以下式(8)の関係に従って計算される。
なお、式(8)中のQNiは、i番目のマクロブロックに対し使用された最後の量子化係数に対応し、最初のパスでQNiと等しく、また式中のsgn(ΔE)は、ビット誤差ΔEが正及び負である場合にそれぞれ±1と一致する。すなわち、式(8)に基づいてQNi=QMBin/(1−%)のように計算されたQNiに対して、式(9),(10)となる。
ΔE>0:QNi=QNi−1 (10)
ステップS121の処理後、i番目のマクロブロックMBiは、ステップS113の処理としてもう一度遅延器102からアクセスされ、新しい量子化係数QNiを使用して再量子化される。ステップS113からステップS121は、誤差ΔEが閾値ΔETHより小さくなるまで繰り返される。
少なくとも所定単位分の1次符号化ビットストリームを取り込むビットストリーム取り込み手段と、
前記所定単位内のブロック毎にAC離散コサイン変換係数の符号量と量子化係数の積のべき乗を用いて符号化難易度を求める符号化難易度演算手段と、
前記ブロック毎に求めた前記符号化難易度を所定番目のブロックまで累積した値を前記所定単位内の全ブロックまで累積した符号化難易度の値で除算した結果と、予め前記所定単位内のピクチャータイプ毎に設定された最低目標符号量とを乗算して、前記所定番目のブロックの目標符号量を求めるようにスケーリングして、前記所定単位内のピクチャータイプ毎の最低目標符号量に対して各ブロックの目標符号量を配分するスケーリング手段とを有する。
少なくとも所定単位分の1次符号化ビットストリームを取り込むビットストリーム取り込みステップと、
前記所定単位内のブロック毎にAC離散コサイン変換係数の符号量と量子化係数の積のべき乗を用いて符号化難易度を求める符号化難易度演算ステップと、
前記ブロック毎に求めた前記符号化難易度を所定番目のブロックまで累積した値を前記所定単位内の全ブロックまで累積した符号化難易度の値で除算した結果と、予め前記所定単位内のピクチャータイプ毎に設定された最低目標符号量とを乗算して、前記所定番目のブロックの目標符号量を求めるようにスケーリングして、前記所定単位内のピクチャータイプ毎の最低目標符号量に対して各ブロックの目標符号量を配分するスケーリングステップとを有する。
なお、この式(11)におけるMIN(A,B)は、A,Bの小さい値を返す関数である。例えば、A>Bならば、MIN(A,B)はBの値を返すことを表す。
なお、式(12)のαは(0<α≦1)である。
なお、式(13)のA,Bは定数である。
は、次式(14)のようになる。
次に、図3のフローチャートを参考にして、本発明の第1の実施の形態の再符号化装置での処理をさらに詳細に説明する。
評価値を得るための第3の方法では、i番目のマクロブロックの一つ前(i−1)のマクロブロックMBi−1の量子化係数をQNi−1とした場合に、新しい量子化係数として、単にi番目のマクロブロックの量子化係数QNiとしてその一つ前のマクロブロックMBi−1の量子化係数QNi−1を使用する。すなわち、QNi=QNi−1を使用する。なお、その後は、後述するステップS29〜ステップS32の処理により、新しい量子化係数QNiを設定する。
このように求めたビット誤差ΔEは、次にステップS30の処理において、閾値ΔETHと比較される。このステップS30の比較において、ビット誤差ΔEが閾値ΔETHよりも大きい場合は、ステップS32に処理として、新しい量子化係数QNiを計算する。この新しい量子化係数QNiは、前述した式(8)に従って計算される。
次に、本発明の第3の実施の形態の再符号化装置での処理について説明する。
この結果、当該第3の実施の形態では、1ピクチャーの誤差の伝播を分散させることができ、画質の急激な変化を抑えることが可能となる。
15…可変長符号化器、16…マルチプレクサ、17…レートバッファ、
18…符号化ビデオ出力端子、19…レート制御器、20…アナライザ、
21…プロフィル作成部、22…メモリ。
Claims (4)
- 符号化されている1次符号化ビットストリームを復号し、再符号化して2次符号化ビットストリームを生成する符号化装置において、
少なくとも所定単位分の1次符号化ビットストリームを取り込むビットストリーム取り込み手段と、
前記所定単位内のブロック毎にAC離散コサイン変換係数の符号量と量子化係数の積のべき乗を用いて符号化難易度を求める符号化難易度演算手段と、
前記ブロック毎に求めた前記符号化難易度を所定番目のブロックまで累積した値を前記所定単位内の全ブロックまで累積した符号化難易度の値で除算した結果と、予め前記所定単位内のピクチャータイプ毎に設定された最低目標符号量とを乗算して、前記所定番目のブロックの目標符号量を求めるようにスケーリングして、前記所定単位内のピクチャータイプ毎の最低目標符号量に対して各ブロックの目標符号量を配分するスケーリング手段とを有することを特徴とする符号化装置。 - 少なくとも1所定単位分の再符号化を行った結果の符号量と前記目標符号量との誤差を未来に再符号化する所定単位の目標符号量に加算することを特徴とする請求項1記載の符号化装置。
- 少なくとも1所定単位分の前記目標符号量に対して、前の所定単位の発生符号量と前記目標符号量との差を各々の所定単位の目標符号量の合計で割った値を配分することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の符号化装置。
- 符号化されている1次符号化ビットストリームを復号し、再符号化して2次符号化ビットストリームを生成する符号化方法において、
少なくとも所定単位分の1次符号化ビットストリームを取り込むビットストリーム取り込みステップと、
前記所定単位内のブロック毎にAC離散コサイン変換係数の符号量と量子化係数の積のべき乗を用いて符号化難易度を求める符号化難易度演算ステップと、
前記ブロック毎に求めた前記符号化難易度を所定番目のブロックまで累積した値を前記所定単位内の全ブロックまで累積した符号化難易度の値で除算した結果と、予め前記所定単位内のピクチャータイプ毎に設定された最低目標符号量とを乗算して、前記所定番目のブロックの目標符号量を求めるようにスケーリングして、前記所定単位内のピクチャータイプ毎の最低目標符号量に対して各ブロックの目標符号量を配分するスケーリングステップとを有することを特徴とする符号化方法。
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