JP2003244604A - 情報処理装置及びデータ記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置及びデータ記憶媒体

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JP2003244604A
JP2003244604A JP2002036228A JP2002036228A JP2003244604A JP 2003244604 A JP2003244604 A JP 2003244604A JP 2002036228 A JP2002036228 A JP 2002036228A JP 2002036228 A JP2002036228 A JP 2002036228A JP 2003244604 A JP2003244604 A JP 2003244604A
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弘剛 野崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】書き換え回数が有限の記憶媒体から成るメモリ
カードがカメラに装着された場合に、そのカードの残り
書き換え可能回数がどれくらい有るか分からないために
使用者に不安感を抱かせていた。 【解決手段】メモリカード内にフォーマット回数とFA
Tエリアの書き換え回数を記憶するエリアをそれぞれ設
け、カメラはこれらのエリアから読み出した回数に従っ
て所定の表示を行うとともに、画像記録やフォーマット
に応じた新たな書き換え回数をそれぞれのエリアに書き
込む構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書き換え回数が有
限な記録媒体を利用したカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から半導体フラッシュメモリや光磁
気媒体を記録媒体とした大容量のメモリカードや光ディ
スク等が知られている。これらの記録媒体は磁気テープ
や磁気ディスク等とは異なり検出ヘッドと媒体とが非接
触で物理的破壊を生じないので何度繰り返し再生しても
再生データが劣化することがない。それ故、画像データ
や音声データの記録再生用として多くの用途に使用され
ている。中でもデジタルカメラの分野においては各社か
ら発表されている殆どの機種においてその記録媒体とし
てフラッシュメモリを使ったメモリカードが採用されて
いる。このフラッシュメモリカードは年々小型化大容量
化が進み価格の低下も著しく、1ビットあたりの単価も
磁気テープやハードディスク等の磁気媒体に接近してき
ている。
【0003】一方記録媒体として小型のMOディスクを
使用したデジタルカメラも発表されていて、ビット単価
は前述したフラッシュメモリよりも更に安くなる。更に
近年は半導体メモリセルを3次元構造に積層した小型の
メモリカードも発表されている。このカードにおいては
書き込み回数は1回に限られるが、記録密度を高められ
ることから将来的にはフィルムと同等の価格にまでなる
といわれている。この様に、ただ1回だけ記録可能とま
ではいかなくとも書き換え保証回数を或る程度の小さい
値に押さえると価格を下げることが可能となる。そのよ
うな媒体を使用すれば、ユーザが使い捨て感覚で使用で
きるメモリカードあるいはカメラを供給することが可能
である。
【0004】前述のフラッシュメモリは半導体技術の進
歩によって現状では書き換えの耐久数がかなり多くなっ
ていて殆ど無限回の耐久があるものとしてユーザは使用
することが出来るが基本的には有限回の耐久性である。
又前述したMOディスクはこれに比べると耐久回数が非
常に少なくて、前述したカメラに使用しているCD−R
Wではその耐久回数は300回程度といわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この様に、ある程度の
少ない書き換え耐久しかないというメモリカードをユー
ザがデジタルカメラの記録媒体として使用した場合には
次のような不具合が生じてしまう。
【0006】まず、ユーザは値段が安いため、カードを
気軽に同時に何枚もあるいは頻繁に新規に購入するとい
うことが容易に考えられる。その場合でも、これらのカ
ードを1度きりあるいは数回使用して次々に新しいカー
ドを使用していけば前述した少ない耐久回数であっても
あまり問題とはならないが、これら使用済みカードがど
んどん増加していってしまうとメモリカードの保管方法
や後から欲しい画像を探し出すことなどが非常に難しく
なってしまう。その上、もしもカードがまだ消去して再
使用できるのであれば、不要になった画像データを消去
して新規に画像を記録しないということは不経済であ
る。その場合、メモリカードが複数枚有ったとするとど
のカードが使用済みかそうでないのかを管理することは
非常に難しい。上述したMOディスクを使用したカメラ
においても、カタログ上には書き換え回数が表示してあ
るものの通常の使用状態では表示や警告は一切なされな
いため、何度か書き換えを繰り返していると何時書けな
くなってしまうのかという不安がつきまとってしまう。
【0007】この様な不具合を解消する方法として、特
開平6−223240号公報に、メモリカード自体に書
き換え回数を管理する機能を持たせるという発明が開示
されている。そこではメモリカードにカウンタと警告信
号発生手段を持たせ、カメラ装着時にメモリカード上に
設けられた発光素子にて書き換え可能な残り回数を大雑
把に表示している。しかしながらこの方法は前述したご
とく、カード内に警告表示手段やカウント手段等を設け
ているため構造が複雑になりその結果価格も安価ではな
くなってしまう。更に、カードは通常カメラ内にすっぽ
りと納められてしまうためカメラ装着時にこの警告信号
を確認することは難しい。
【0008】また、特開平5−73433号公報には各
ブロック毎に書き換え回数を記憶し、所定回数に達した
ブロックに対して書き換えを禁止し書き換えの平均化を
図るということが開示されている。即ち、複数のブロッ
クを平均的に使用することにより通常のデータファイル
を記録するにあたっての書き換え回数を増加させたいと
いう発想である。
【0009】また、特開平11−250675号公報に
は書き換えの耐久に近づくに従ってフラッシュメモリの
消去時間が増加するという現象に基づいて書き換え寿命
を判定し、書き換え寿命に達したと判定されたら警告を
するという開示がされている。しかしこの方法では一旦
記録してみないと寿命が判定できないこと、さらに、前
述の開示と同様、通常のデータファイルの記録の際の処
理についての開示であって、フォーマット動作に関連し
た表示や警告の開示ではない。
【0010】本発明の目的は、ユーザが不安なく書き換
え回数有限の記憶媒体を使用することができるように、
メモリカードがカメラに装着された時に、もし書き換え
回数有限の記憶媒体が装着されたならばカメラは直ちに
これを検出し、そのメモリカードに記憶されているメモ
リカードを構成する媒体種類情報とこれまで行われたそ
のメモリカードに対するフォーマットの回数を読み出し
てカメラに備わっているLCDモニタ上にフォーマット
可能残り回数等を表示するとともに、新たなフォーマッ
ト可能残り回数をそのメモリカードに書き込むことの出
来るカメラを提供することを目的とする。
【0011】
【問題点を解決する為の手段】上記問題点の解決のため
に、請求項1の発明は、有限回数データの書き換えが可
能な記憶媒体を外部から装着可能な装着部と、前記記憶
媒体に対して信号の読み出し書き込みを制御する制御手
段と、前記制御手段が読み出した前記記憶媒体のフォー
マット回数情報に基づいて所定の警告をする警告手段と
を備えた情報処理装置であることを特徴としている。す
なわち、有限書き換えの外部記憶媒体が情報処理装置に
装着された場合に前記外部記憶媒体に書き込まれている
これまでのフォーマット回数情報に基づいてユーザに所
定の警告をすることができる。
【0012】請求項2の発明は、有限回数データ書き換
えが可能な記憶媒体と、前記記憶媒体に対して信号の読
み出し書き込みを制御する制御手段と、前記制御手段が
読み出した前記記憶媒体のフォーマット回数情報に基づ
いて所定の警告をする警告手段とを備えた情報処理装置
であることを特徴としている。すなわち、有限書き換え
の記憶媒体が情報処理装置に内蔵されている場合に前記
記憶媒体に書き込まれているこれまでのフォーマット回
数情報を検出してユーザに所定の警告をすることができ
る。そして請求項3、4によりこの所定の警告とは視覚
手段あるいは音声手段によって行われる。請求項5では
前記記憶媒体に対して行われたフォーマット回数を検出
しこれを基に所定の警告をし、請求項6、7で前記所定
の警告としては前記記憶媒体のフォーマットが不可能で
あるという視覚警告および音声警告を行うことを特長と
している。
【0013】請求項8の発明は、有限回数データ書き換
えが可能な記憶媒体を外部から装着可能な装着部と、前
記記憶媒体に対して信号の読み出し書き込みを制御する
制御手段と、前記制御手段が読み出した前記記憶媒体の
情報に基づいてフォーマット回数に関する所定の情報表
示をする情報表示手段とを備えた情報処理装置であるこ
とを特長としている。すなわち、有限書き換えの記憶媒
体が情報処理装置に装着された場合に前記記憶媒体に書
き込まれているこれまでのフォーマット回数情報に基づ
いてユーザに所定の情報表示をすることができる。
【0014】請求項9の発明は、有限回数データ書き換
えが可能な記憶媒体と、前記記憶媒体に対して信号の読
み出し書き込みを制御する制御手段と、前記制御手段が
読み出した前記記憶媒体の情報に基づいてフォーマット
回数に関する所定の情報表示をする情報表示手段とを備
えた情報処理装置であることを特徴としている。すなわ
ち、有限書き換えの記憶媒体が情報処理装置に内蔵され
ている場合に前記記憶媒体に書き込まれているこれまで
のフォーマット回数情報を検出してユーザに所定の情報
表示をすることができる。そして請求項10により、前
記記憶媒体に対して行われたフォーマット回数を検出し
所定の情報表示をし、請求項11、12で前記情報表示
としてはフォーマット回数に関連した回数表示または長
さが増減するバー表示であることを特徴としている。
【0015】請求項13の発明は、有限回数データ書き
換えが可能な記憶媒体を外部から装着可能な装着部と、
前記記憶媒体に対して信号の読み出し書き込みを制御す
る制御手段と、前記制御手段が読み出した前記記憶媒体
のフォーマット回数情報に基づいて前記記憶媒体へのフ
ォーマットを禁止するフォーマット禁止手段とを備えた
情報処理装置であることを特徴としている。すなわち、
有限書き換えの記憶媒体が情報処理装置に装着された場
合に前記記憶媒体に書き込まれているこれまでのフォー
マット回数情報を検出して記憶媒体のフォーマットを禁
止することができる。
【0016】請求項14の発明は、有限回数データ書き
換えが可能な記憶媒体と、前記記憶媒体に対して信号の
読み出し書き込みを制御する制御手段と、前記制御手段
が読み出した前記記憶媒体のフォーマット回数に関する
情報に基づいて前記記憶媒体へのフォーマットを禁止す
るフォーマット禁止手段とを備えた情報処理装置である
ことを特徴としている。すなわち、有限書き換えの記憶
媒体が情報処理装置に内蔵されている場合に前記記憶媒
体に書き込まれているこれまでのフォーマット回数情報
を検出して前記記憶媒体へのフォーマットを禁止してい
る。そして請求項15により、前記記憶媒体に対して行
われたフォーマット回数を検出しフォーマットを禁止し
ている。
【0017】請求項16の発明は、有限回数データ書き
換えが可能な記憶媒体を外部から装着可能な装着部と、
前記記憶媒体に対して信号の読み出し書き込みを制御す
る制御手段と、前記制御手段が読み出した前記記憶媒体
のフォーマット回数情報をに基づいて前記情報処理装置
へのフォーマット指示の受付を禁止するフォーマット指
示禁止手段を備えた情報処理装置であることを特徴とし
ている。すなわち、有限書き換えの記憶媒体に書き込ま
れているこれまでのフォーマット回数情報を検出して記
憶媒体のフォーマット指示の受付を禁止することができ
る。
【0018】請求項17の発明は、有限回数データ書き
換えが可能な記憶媒体と、前記記憶媒体に対して信号の
読み出し書き込みを制御する制御手段と、前記制御手段
が読み出した前記記憶媒体のフォーマット回数情報に基
づいて前記情報処理装置へのフォーマット指示の受付を
禁止するフォーマット指示禁止手段を備えた情報処理装
置であることを特徴としている。すなわち、有限書き換
えの記憶媒体が情報処理装置に内蔵されている場合に前
記記憶媒体に書き込まれているこれまでのフォーマット
回数情報を検出して前記記憶媒体へのフォーマット指示
の受付を禁止している。そして請求項18により、前記
記憶媒体に対して行われたフォーマット回数を検出しフ
ォーマット指示の受付を禁止している。
【0019】そして、請求項19の発明では、前記記憶
媒体は画像や音声データを記録するデータファイル記録
エリアと、このエリアをフォーマットした回数情報を記
録する第1のエリアを含む情報記録エリアとを備えたこ
とを特徴としている。ここでこの第1のエリアとは後述
する発明の実施の形態では第1情報記録エリアに相当す
る。以下、第2、第3、・・・等の他のエリアについて
も以降の文中で最初に出てきたときに( )内に発明の
実施の形態で使用している対応する情報記録エリアの名
称を記述する。請求項20の発明で、前記フォーマット
とは前記データファイル記録エリアと前記情報記録エリ
アのうちで少なくとも前記データファイル記録エリアの
全てのデータファイルを同時に消去することを特徴とし
ている。そして、請求項21、22の発明により、前記
フォーマットの回数情報とは前記記憶媒体に対してこれ
までに行われたフォーマットの回数またはフォーマット
可能な残り回数であり、請求項23の発明により、前記
制御手段は前記フォーマット終了後前記第1のエリアに
新たなフォーマットの回数情報を書き込むことを特徴と
している。
【0020】請求項24の発明は、前記制御手段は更
に、前記第1のエリアから読み出された前記フォーマッ
ト回数情報が所定の回数に達したかどうかを判別する判
別手段を有し、前記判別手段が前記フォーマット回数情
報が所定の回数に達していたと判別したならば前記制御
手段は前記データファイル記録エリアの消去を行わない
ことを特徴としている。
【0021】請求項25の発明は、前記情報記録エリア
は更に、前記データファイル記録エリアのデータファイ
ルの格納状態を示した情報を記録した第2のエリア(発
明の実施の形態では第4情報記録エリアに相当。他のエ
リアについても以下同様に記述する。)と前記第2のエ
リアの書き込み回数を記録した第3のエリア(第3情報
記録エリア)とを含む情報記録エリアとを備えることを
特徴としていて、この第2のエリアにはいわゆるFAT
(File Allocation Table:ファイルの格納情報を記録し
たテーブル)情報が書き込まれ、そして第3のエリアに
はFATエリアの書き換え回数が書き込まれる。そして
請求項26の発明で、前記データファイル記録エリアへ
の一つのデータファイルの書き込みが終了する毎に新た
なFAT情報を前記第2のエリアに書き込み、新たな書
き込み回数情報を前記第3のエリアに書き込んでいる。
【0022】請求項27の発明では、前記制御手段は前
記データファイル記録エリアに記録されている一つ又は
複数のデータファイルを削除する毎に前記データファイ
ル記録エリアのなかから前記一つ又は複数のデータファ
イルを除いた新たな格納状態を示した情報を前記第2の
エリアに書き込み、前記第3のエリアに新たな書き換え
回数情報を書き込むことを特徴としている。すなわち、
一部の必要ない画像や音声データを削除したい場合には
前記必要ない一部の画像や音声ファイルの格納状態を削
除した新たなFAT情報を作成し前記第2のエリアに書
き込み、この新たなFAT情報の書き換え回数情報を前
記第3のエリアに書き込む。すなわち一部のデータファ
イルを削除する場合にはFAT情報のみ更新し、データ
ファイルそのものは削除されない。請求項28、29に
より、前記書き換え回数情報とは書き換えた回数または
書き換え可能な残り回数である。
【0023】請求項30の発明は、前記制御手段は更
に、前記第3のエリアの書き換え回数情報が所定の回数
に達したかどうかを判別する判別手段を備え、前記制御
手段は前記判別手段が前記書き換え回数情報が所定の回
数に達していたと判別したならば前記書き換え回数情報
を前記第3のエリアに代わって前記情報記録エリア内の
新たな第4のエリア(第5情報記録エリア)に記録する
ことを特長としている。すなわちFATエリアの書き換
え回数が所定回数に達したならばこれまでのエリアに変
えて新たな第4のエリアに書き換え回数を書き込む。請
求項31により、この第4のエリアには最初に所定の値
にセットした値を記録することを特長としている。
【0024】請求項32の発明は、前記制御手段は更
に、前記第3のエリアの書き換え回数が所定の回数に達
したかどうかを判別する判別手段を有し、前記制御手段
は前記判別手段が前記書き換え回数情報が所定の回数に
達していたと判別したならば前記データファイル記録エ
リアのデータ格納状態を示した新たなFAT情報を前記
第2のエリアに代わって前記情報記録エリア内の新たな
第5のエリア(第6情報記録エリア)に書き込むことを
特長としている。請求項33の発明では、前記情報記録
エリアは更に、前記記憶媒体に関連した情報を記録する
ための第6のエリア(第2情報記録エリア)を備えるこ
とを特長としている。そして請求項34の発明により、
前記制御手段は前記第6のエリアに記録されている情報
に基づいて前記所定回数を決定することを特長としてい
て、請求項35の発明で前記記憶媒体に関連した情報と
は記憶媒体の種類すなわち、フラッシュメモリやCD−
RWディスク等を識別する情報である。そして請求項3
6の発明では前記媒体種類の代わりに記憶媒体の最大書
き込み可能回数が書き込まれている。請求項37の発明
で、前記記憶媒体は半導体記憶媒体即ちフラッシュメモ
リ等から構成され、請求項38の発明で、前記記憶媒体
は光記憶媒体即ち、CD−RW、DVD−RAM、MO
等から構成されることを特徴としている。さらに、請求
項39の発明により、前記情報処理装置はカメラである
ことを特徴としている。
【0025】請求項40の発明は、有限回数データの書
き換えが可能な記憶手段から構成されるデータファイル
記録エリアと、フォーマットの回数情報を記録する第1
のエリア(第1情報記録エリア)を含む情報記録エリア
とを備えたデータ記憶媒体であることを特徴としてい
る。請求項41の発明は、前記フォーマットとは前記デ
ータファイル記録エリアと前記情報記録エリアのうちで
少なくとも前記データファイル記録エリアの全てのデー
タファイルを同時に消去することを特徴としていて、請
求項42、43により前記フォーマット回数情報とは前
記データ記憶媒体に対してこれまでに行われたフォーマ
ットの回数であるかまたは、前記データ記憶媒体に対し
てフォーマット可能な残り回数であることを特徴として
いる。
【0026】請求項44の発明は、前記データ記憶媒体
は前記データファイル記録エリアと前記情報記録エリア
に対して信号の読み出しと書き込みを制御する制御手段
を備えたことを特徴としていて、請求項45の発明によ
り前記制御手段は前記フォーマット終了後前記第1のエ
リアに新たなフォーマットの回数情報を書き込むことを
特徴としており更に、請求項46の発明により、前記制
御手段は、前記第1のエリアから読み出された前記フォ
ーマット回数情報が所定の回数に達したかどうかを判別
する判別手段を有し、前記判別手段が前記フォーマット
回数情報が所定の回数に達していたと判別したならば前
記制御手段は前記データファイル記録エリアの消去を行
わないことを特徴としている。
【0027】請求項47の発明は、前記情報記録エリア
は更に、前記データファイル記録エリアのデータファイ
ルの格納状態を示した情報を記録した第2のエリア(第
4情報記録エリア)と前記第2のエリアの書き込み回数
を記録した第3のエリア(第3情報記録エリア)とを備
えることを特徴としていて、請求項48の発明により、
前記制御手段は前記データファイル記録エリアへの一つ
のデータファイルの書き込みが終了する毎に前記データ
ファイル記録エリアの新たなデータ格納状態を示した情
報(FAT)を前記第2のエリアに書き込み、新たな書
き換え回数情報を前記第3のエリアに書き込むことを特
徴としている。請求項49の発明では、前記制御手段は
前記データファイル記録エリアに記録されている一つ又
は複数のデータファイルを削除する毎に前記データファ
イル記録エリアのなかから前記一つ又は複数のデータフ
ァイルを除いた新たな格納状態を示した情報を前記第2
のエリアに書き込み、新たな書き換え回数情報を前記第
3のエリアに書き込むことを特徴としていて、不要な画
像や音声データを削除する際にはFAT情報のみ更新す
るようにしてデータファイルそのものは削除しない。請
求項50、51の発明により、前記書き換え回数情報と
はこれまでに前記第3のエリアに対して行われた書き換
え回数であるかまたは前記第3のエリアに対する書き換
え可能な残り回数である。
【0028】請求項52の発明は、前記制御手段は更
に、前記第3のエリアの書き換え回数情報が所定の回数
に達したかどうかを判別する判別手段を備え、前記制御
手段は前記判別手段が前記書き換え回数情報が所定の回
数に達していたと判別したならば前記書き換え回数情報
を前記第3のエリアに代わって前記情報記録エリア内の
新たな第4のエリア(第5情報記録エリア)に記録する
ことを特長とし、請求項53の発明で、前記制御手段は
前記第4のエリアに前記書き換え回数情報を所定の値に
セットした値を最初に記録することを特長としている。
すなわち新たな書き換え情報記録エリアに変わった際に
はこれまでの書き換え回数をリセットして所定の初期値
をセットする。
【0029】請求項54の発明では、前記制御手段は更
に、前記第3のエリアの書き換え回数が所定の回数に達
したかどうかを判別する判別手段を有し、前記制御手段
は前記判別手段が前記書き換え回数情報が所定の回数に
達していたと判別したならば前記データファイル記録エ
リアのデータ格納状態を示した情報を前記第2のエリア
に代わって前記情報記録エリア内の新たな第5のエリア
(第6情報記録エリア)に書き込むことを特長としてい
て、FAT情報記録エリアの書き換え回数が所定回数と
なったら新しいエリアにFAT情報を書き込んでいく。
請求項55の発明では、前記情報記録エリアは更に、前
記記憶媒体に関連した情報を記録した第6のエリア(第
2情報記録エリア)を備え、請求項56の発明により、
前記制御手段は前記第6のエリアに記録されている情報
に基づいて前記所定回数を決定する。そして、請求項5
7、58の発明により、前記記憶媒体に関連した情報と
は記憶媒体の種類を識別する情報であるかまたは、記憶
媒体の最大書き込み可能回数であることを特長としてい
る。請求項59、60の発明は、前記データ記憶媒体は
フラッシュメモリカード等の半導体記憶媒体またはCD
−RW当の光記憶媒体から構成されることを特徴として
いる。そして請求項61では、情報処理装置に請求項4
0から60のいずれかに記載のデータ記憶媒体を内蔵し
たことを特徴とする。
【0030】請求項62の発明は、情報処理装置に請求
項40から60のいずれかに記載のデータ記憶媒体を装
着可能な装着部を備えたことを特徴としている。そして
請求項66の発明では、前記情報処理装置はカメラであ
ることを特徴としていて、請求項67、68の発明で、
ここまで述べてきたデータは画像データであることを特
徴としている。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0032】図1は、本発明の一実施例の形態によるデ
ジタルカメラの斜視図、図2は主として図1に示された
操作や機能ブロックのカメラ内部での信号流れを示すブ
ロック図、図3は書き換え回数が有限の記憶媒体から構
成されたメモリカードの内部構成ブロックを示してい
る。このカードが図1、図2で示したデジタルカメラに
装着された場合の操作手順を図4および図5のフローチ
ャートに示す。但し何れの図においても本発明に関連の
ない機能や操作部材については省略している。
【0033】まず、図1において、図3に示されるメモ
リカードをユーザがカードスロット101に挿入すると
LCDモニタ102にメモリカードの種類情報や撮影画
像情報が表示される。ユーザは選択釦103で画像を再
生し、削除したい画像を選択したら削除釦104を押し
てその画像を削除する。この操作は引き続いて何回でも
行うことが可能である。一方フォーマット釦105を押
すことによってメモリカードに記録されている全ての画
像を一度に消去することが可能である。これら消去の際
にはモニタ102上に所定の警告表示がされるが更に音
声での警告としてブザー106をも使用してユーザの誤
消去を防止する。
【0034】この様にして撮影の準備が完了すると実際
の被写体の撮影操作に移り、シャッタ釦107を押すこ
とにより被写体が撮影レンズ108を通してカメラ内の
不図示のCCD等に結像し、所定の信号処理を施された
撮影データがメモリカードに記録される。ここには記し
ていないがデジタルカメラでは静止画だけでなく動画や
音声データを記録することももちろん可能である。ま
た、前述したメモリカードに記録した画像や音声データ
の削除あるいはフォーマットは撮影の前後何れの時期に
行っても良い。図2には以上述べた表示やカメラ内の操
作部相互の信号の流れ示す。ここで、図2において図1
と同一機能部は同一番号を用いている。
【0035】まず不図示の電源スイッチをオンしカメラ
に電源が供給されると、CPU201はカードスロット
101に装着されているメモリカードからカード情報や
画像データを読み出す。ここでメモリカードのカメラへ
の装着は電源スイッチオンの前後何れでもかまわない。
読み出された画像データは所定の再生信号処理をされた
後LCDモニタ102上に表示される。ここでカード情
報とは例えばそのメモリカードの最大書き換え可能回数
情報であって、CPUはこの情報を基に所定の表示をL
CDモニタ102上に行ったり、ブザー106で有限書
き換え媒体が装着されたことをユーザに知らせる。さら
に、CPU201はこのカード情報をもとにメモリカー
ドへの画像の書き込みや消去の制御を行う。選択釦10
3からの信号に基づきCPU201は選択画面をメモリ
カードから読み出してモニタ102上に表示する。
【0036】削除釦104が押されるとその情報を受け
たCPU201はメモリカード内のFAT領域のなかか
ら現在選択して表示されている画像データの配列情報の
みを削除した新たなFAT情報を作成しメモリカードに
書き込む。この時画像データそのものは削除されない。
一方、フォーマット釦105が押されるとこれに基づい
てCPU201はメモリカードに記録されている画像デ
ータそのものや前述のFAT情報も含めたメモリカード
内の全てのデータを消去する。撮影のためにシャッタ釦
107が押されるとCPU201は撮影データに所定の
記録信号処理を施したのちメモリカードに記録する。
【0037】次に図3を基にメモリカードの内部構成に
ついて説明する。図3においてデジタルカメラのカード
スロットを通して送られてきた画像や音声のデジタルデ
ータは書き込み読み出し制御部301を通ってデータフ
ァイル記録エリア302に順に記録されていく。大きな
波線で囲った情報記録エリア303はこのデータファイ
ル記録エリア302に記録されている複数の画像や音声
デジタルデータの配置情報及びその配置情報の書き換え
回数等が記録されるエリアである。この情報記録エリア
303の内部は更に次に述べる複数の小ブロックに分け
られる。第1情報記録エリア304はこのメモリカード
をフォーマットした回数を記録しておくエリアであっ
て、フォーマットされるとデータファイル記録エリア3
02内の全てのデータが消去される。
【0038】メモリカードをデジタルカメラに装着する
とまずCPU201は第1情報記録エリア及び後述する
第2情報記録エリアの有無を調べ、これらのエリアの存
在が確認されたならばそこから読み出した内容を基にメ
モリカードが有限書き換え媒体であるとかフォーマット
可能残り回数といった表示をLCDモニタ102上に行
ったり音声で警告したりする。その後仮にフォーマット
釦105が押されたとするとCPU201はメモリカー
ド内の全てのデータを消去した後、前述の読み出された
これまでのフォーマット回数に1を加えた新たな回数デ
ータを作成しこの数値を読み出し書き込み制御部301
を経由して第1情報記録エリア304に書き込む。第2
情報記録エリア305にはデータファイル記録エリア3
05の記憶媒体の種類を表す情報あるいは記憶媒体の最
大書き換え可能回数等が記録されていて、前述した新た
なフォーマット回数とこの最大書き換え可能回数とをC
PU201は比較して、一致したならばCPU201は
これ以上フォーマットできない旨の表示や警告を行う。
【0039】なお、第1情報エリアに304に前述した
フォーマットした回数の変わりにフォーマット可能な残
り回数を記録するようにすればこの第2情報エリア30
5は省略することも可能である。ただその場合は全体の
フォーマット可能数が分からないのでLCDモニタ10
2上に回数をバー表示することは難しくなる。また、第
2情報記録エリアに最大書き換え回数の変わりに記憶媒
体種類を表す情報例えばCD−RWであるという情報が
入っていた場合にはCPU201はこれを基にカメラ側
で最大書き換え回数として例えば300という回数を設
定する。
【0040】第3情報記録エリア306には第4情報エ
リア307の書き換え回数を記録する。第4情報記録エ
リア307には前述した画像や音声データをデータファ
イル記録エリア302に記録した際の配置情報を示すF
AT情報を記録する。このFAT情報はメモリカードに
画像や音声ファイルデータが新規に追加される度に更新
され、頻繁に更新されるので書き換え回数も同様に頻繁
に更新されてることからこの第3情報記録エリア306
の書き換え回数は他のエリアに比べて早々に書き換え限
度回数に達してしまう。第4情報記録エリア307も同
時にFAT書き換え限度回数に達する。これを検出した
CPU201は書き込み回数を1に初期設定した値と、
新たなFAT情報を新規に作成された図3中で細かい波
線で示した第5情報記録エリア308、第6情報記録エ
リア309にそれぞれ記録し、今後はこのエリアに対し
てこれまで述べてきた第3情報記録エリア306、第4
情報記録エリア307の場合と同様の書き込み処理をす
る。この第5記録情報エリア308の回数もまた書き換
え限度回数に達してしまったら再びこれまでと同様に新
たな第7情報記録エリア、第8情報記録エリア(不図
示)を作成する。なお先程のフォーマット回数の場合と
同様に第5情報エリアには書き換え済み回数の変わりに
残りの書き換え回数を第5情報記録エリアに書き込む構
成にしても良い。
【0041】FAT情報は画像や音声データを書き込む
場合だけでなく、前述した選択釦103で選択した画像
や音声データを削除釦104で削除する場合にも更新さ
れる。即ち、この削除操作を行うと、これまであったF
AT情報から選択した画像データの記録場所に関するデ
ータが削除された新しいFAT情報が作成される。この
ため一旦削除した画像や音声情報は通常は再生すること
はできない。しかし画像や音声データそのものは前述し
たようにデータファイル記録エリア302に残っている
ので、このデータに新たなデータを重ねて書き込まない
限りこのデータを再現することも不可能ではない。一方
前述したフォーマットの場合にはデータ記録エリア30
2全体を消去してしまうのでこれまで記録されていた全
ての画像や音声データを再現することは不可能となる。
また、このフォーマットの際にはデータファイル記録エ
リア302と情報記録エリア303の全てのデータを消
去する方法と、データファイル記録エリアのみ消去して
情報記録エリアは消去しないという方法もあり、何れの
方法を採用しても良い。
【0042】これまで述べてきた情報記録エリア303
内のFAT情報の作成や書き換え回数の更新等はメモリ
カード内の読み出し書き込み制御部301で行っても良
いし、デジタルカメラのCPU201で行っても何れで
あっても良い。
【0043】又、ここまで述べた情報記録エリア303
には回数情報、画像や音声データ配列のアドレス等が記
録されているだけであるので、たとえ個別の情報記録エ
リア306、307、308、309、・・・等が次々
に更新されていったとしてもそのために必要とする容量
は画像や音声データを記憶するデータファイル記録エリ
ア302に比べたら非常に小容量で済むこととなり、メ
モリカード内には無限に近い個別の各情報記録の小エリ
アがあると考えて良い。
【0044】次に図4のフローチャートに基づいてカメ
ラの動作を詳細に説明する。ステップS401でカメラ
の電源がオンされるとカメラはステップS402でメモ
リカードがカメラに装着されたかどうか判別する。ここ
でメモリカードの装着が確認されたならば次のステップ
S403でカメラは今装着されたメモリカードに前述し
た第1情報記録エリア304、第2情報記録エリア30
5が存在するか否かを確認する。もしこれらの情報記録
エリアが確認されなかった場合にはステップS404
で、CPU201は書き換え回数に制限のない通常の媒
体から成るメモリカードが装着されたと判断して撮影・
記録・再生・消去等の処理を行う。ステップS405で
電源がオフされていなかった場合にはステップS406
でメモリカードが引き抜かれたかどうかを確認する。も
し引き抜かれていなかったならばステップS404に戻
って通常のメモリカード処理を継続し、もしメモリカー
ドが引き抜かれた場合にはステップS402に戻りメモ
リカードの装着を待ち、ステップS405での電源オフ
の確認までこの動作を継続する。
【0045】一方ステップS403で挿入されたメモリ
カードが有限書き換えカードであると確認されたならば
ステップS407で第1、第2、第3、第4情報記録エ
リアに書かれている情報を読み出す。ここで図4のステ
ップS409では第3情報記録エリアを第Kエリア、第
4情報記録エリアを第K+1エリアと表記しているが、
前述したように第3情報記録エリア306、第4情報記
録エリア307は頻繁に書き換えが成されてその結果こ
れらのエリアは次々に新しいエリアである第5情報記録
エリア308、第6情報記録エリア309、更には不図
示の第7、第8情報記録エリアという具合に更新されて
いくので最新のFAT情報書き換え回数が記録されてい
るエリアを第Kエリア、最新のFAT情報記録エリアを
第K+1エリアと表している。
【0046】ステップS408では第2情報エリアに書
かれているカード種類情報あるいは最大書き換え回数を
基にCPU201内に最大書き換え回数を設定する。こ
こでは余裕をみてカードから読み出した回数より少ない
値に設定しても良い。ステップS409では第1、第2
情報記録エリアに書かれていた情報を基に、LCDモニ
タ102上に今装着したメモリカードが有限書き換えカ
ードである旨の表示及び残り書き換え可能回数を表示す
る。この表示画面の一例を図8(a)〜(d)に示す。
図8(a)は有限書き換えカードであることの表示で、
図8(b)はフォーマット可能残り回数を数値で表示し
た例を、図8(c)はフォーマット可能残り概略回数を
バー表示した例を示している。図8(a)の表示は図8
(b)あるいは図8(c)表示が有れば省略しても良
い。更に、これらの表示に加えてブザー106を短期間
鳴らすようにすればユーザが本メモリカードを使用する
に際してより一層の注意を促すことが出来るので効果的
である。
【0047】次にステップS410において第1情報記
録エリア304に記録されているフォーマット済み回数
を確認し、CPU201に設定した前述の所定書き換え
回数にまだ達していなかった場合にはステップS411
に進む。ステップS409でもし所定の書き換え回数に
達していると判断されたならば図5のステップS413
に進む。ステップS411ではフォーマット指示がある
かどうかを確認する。もしフォーマット釦105が押さ
れたならばCPU201はステップS412で前述した
ような有限書き込み媒体カードに対応したフォーマット
処理を行う。このフォーマット処理の詳細を図6に示
す。図6において、ステップS4121でCPU201
はデータファイル記録エリア302に書かれている全デ
ータを消去し、次のステップS4122で第1情報記録
エリア304に書かれていたフォーマット回数に1を加
算した新たな数値を第1情報記録エリア304に書き込
みこのフォーマット処理が終了したならば図4のステッ
プS410に戻る。ステップS411でフォーマット指
示がなかった場合には図5のステップS414に進みそ
こで削除指示を待つ。
【0048】引き続いて図5を基に説明を行う。前述し
た図4のステップS410で書き換え回数が所定回数に
達していたならばステップS413でこれ以上このメモ
リカードにはフォーマットできない旨の表示を行う。図
8(d)にこの場合のLCD表示の一例を示す。又、こ
の場合にもステップS409の場合と同様にモニタ表示
に加えてブザー106を短期間鳴らすとユーザに本メモ
リカードの使用に際しての注意を促すことも出来るので
効果的である。更にはフォーマット釦105を押すこと
によりフォーマット指示を出そうとしてもできないよう
に、操作そのものを受け付けない構成にしても良い。あ
るいはLCDモニタ上にメニュー形式で各種操作を選択
できる構成のカメラであったとしたら、フォーマット指
示表示自体を無くしてしまう構成にしても良い。
【0049】その後ステップS414でユーザからの削
除指示の有無を検出する。このステップS414で削除
指示がなかったならばここでデータの消去に関連した操
作や表示は一通り終了と言うことになりステップS41
5からの被写体撮影のシーケンスに入る。ステップS4
15でレリーズ釦107が押されたならばステップS4
16で通常の撮影動作を行いステップS417で撮影し
た画像データを前述したデータファイル記録エリア30
2に書き込むとともにステップS418に示すFATに
関連した情報も書き換える。このステップS418の処
理は前述したステップS414で削除指示があった場合
にも同様の処理が施される。
【0050】ステップS418の処理について図7を基
に説明する。前述した図4のステップS407で読み出
しておいた第3情報記録エリア306の回数が所定書き
換え回数に達していたかどうかをステップS4181で
確認する。ここでも前述したように最新の情報記録エリ
アを第Kエリアと記述している。新たに画像データを記
録する場合と選択画像を消去する場合には新たに作成さ
れたFAT情報とFAT情報書き換え回数をこれまでと
同一の情報記録エリア、例えばFAT情報をエリア30
7にFAT情報書き換え回数をエリア306に書き込む
ことが可能かどうか確認する。もしこれらのエリアの書
き換え回数が所定回数に達していた場合にはステップS
4182に進み、書き換え回数を初期値例えば1に設定
してこの値を新たな第5情報記録エリア308に書き込
み、ステップS4183で新たなFAT情報を第6情報
記録エリア309に書き込む。その後ステップS418
4で第5情報記録エリアを最新情報エリアに設定する。
【0051】一方ステップS4181で書き換え回数が
所定回数に達していないことが確認されたならばステッ
プS4185に進み、これまでと同じ第3情報記録エリ
ア306に書き換え回数を1だけ増加した値を、ステッ
プS4186で第4情報記録エリア307に新たなFA
T情報を記録する。ここまでで新たな画像記録と画像削
除の際の処理であるステップS418が終了し、図5の
ステップS419で電源オフを確認する。ステップS4
15でレリーズされなかった場合にもこのステップS4
19に進む。このステップS419ではカメラの電源が
オフされない限り図4のステップS411に戻ってそれ
以降のステップS411のフォーマット指示とステップ
S414の削除指示及びステップS415のレリーズ指
示を待つループを繰り返す。
【0052】次にこれまで述べてきたCPU201で設
定する所定の書き換え回数について説明をする。例えば
記念にずっと保存しておきたい画像については殆ど書き
換える必要がないので記憶媒体としては数回程度の書き
換え回数が有れば充分であるが、逆に一時的に画像を記
録するバッファメモリ的用途に記憶媒体を使用したい場
合などでは数万回程度の書き換え回数は必要である。そ
れ故ユーザは使用目的に合わせて異なる記憶媒体を選択
する可能性がある。そのような場合であってもこれまで
述べたように記録媒体の種類を識別する情報あるいは記
録媒体の書き換え最大回数や書き換え可能残り回数を検
出し、それに応じて最適の所定の書き込み回数をデジタ
ルカメラ側で設定しているのでたとえ異なるメモリカー
ドがカメラに装着されても何ら問題は生じない。この様
に本発明は書き換え可能回数の大小によらず書き換え回
数をカウントする装置の全てに適用可能である。
【0053】これまではメモリカード内に書き込み読み
出し制御部301が内蔵されている場合について説明し
てきたが前述したように本制御部の機能をカメラ本体の
CPU201に受け持たせるような構成にすればメモリ
カードを更に安価に供給することが出来る。また、図
4、図5のフローチャートにおいては書き換え可能回数
表示やフォーマット不可等の表示や警告を一度だけ表示
するように説明したが、これらの情報は情報記録エリア
に書かれているのでユーザが確認を希望した際にはいつ
でも確認することが出来る。
【0054】更に、ここまでは画像や音声データの記録
部をカメラに着脱自在のメモリカードとして説明してき
たが、有限書き換え媒体をカメラ本体内に固定とする構
成ももちろん可能である。その際には撮影機能も最低限
に絞ることによりユーザに非常に安価なデジタルカメラ
を供給することが可能となる。
【0055】更に、記憶媒体としては半導体記憶媒体だ
けでなく、CD−RW、DVD−RAM、MO等の光デ
ィスク、光磁気ディスクその他の書き換え回数が有限の
記録媒体を使用したカメラに本発明を適用することは容
易である。もちろんカメラ以外の一般の情報処理装置で
あっても本発明の適用は容易である。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、書き
換え回数が有限の媒体を使用したメモリカードをユーザ
がデジタルカメラに装着した際に、フォーマット可能残
り回数を表示したりフォーマット不可警告をするように
したので、例え多くのカードを所持していたとしてもそ
れらの使用状況を確実に把握することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデジタルカメラの斜視図である。
【図2】図1に示すデジタルカメラ内部の信号の流れを
示すブロック図である。
【図3】本発明によるメモリカードの機能ブロック図で
ある。
【図4】本発明によるデジタルカメラの動作を説明する
フローチャートである。
【図5】図4に引き続いて本発明によるデジタルカメラ
の動作を説明するフローチャートである。
【図6】図4内の一部の処理を説明するフローチャート
である。
【図7】図4内の一部の処理を説明するフローチャート
である。
【図8】LCDモニタの表示例である。
【符号の説明】
101 カードスロット 102 LCDモニタ 103 選択釦 104 削除釦 105 フォーマット釦 106 ブザー 107 シャッタ釦 108 撮影レンズ 301 書き込み読み出し制御部 302 データファイル記録エリア 303 情報記録エリア 304 第1情報記録エリア 305 第2情報記録エリア 306 第3情報記録エリア 307 第4情報記録エリア 308 第5情報記録エリア 309 第6情報記録エリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/781 H04N 5/781 510J 5/85 (72)発明者 野崎 弘剛 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内 (72)発明者 太田 雅 東京都品川区二葉1丁目3番25号 株式会 社ニコン技術工房内 Fターム(参考) 5B058 CA23 CA28 KA02 KA04 KA40 YA20 5B082 CA05 DB04 EA07 JA11 5C052 AA03 AA17 DD02 EE08 GA01 GA04 GA06 5D090 AA03 BB04 CC01 CC05 CC14 CC16 EE05 HH07 LL09

Claims (65)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有限回数データの書き換えが可能な記憶媒
    体を外部から装着可能な装着部と、前記記憶媒体に対し
    て信号の読み出し書き込みを制御する制御手段と、前記
    制御手段が読み出した前記記憶媒体のフォーマット回数
    情報に基づいて所定の警告をする警告手段とを備えたこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】有限回数データ書き換えが可能な記憶媒体
    と、前記記憶媒体に対して信号の読み出し書き込みを制
    御する制御手段と、前記制御手段が読み出した前記記憶
    媒体のフォーマット回数情報に基づいて所定の警告をす
    る警告手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】前記所定の警告は視覚手段によって行われ
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理
    装置。
  4. 【請求項4】前記所定の警告は音声手段によって行われ
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理
    装置。
  5. 【請求項5】前記制御手段は前記記憶媒体に対して行わ
    れたフォーマット回数を検出し、この検出結果に基づい
    て前記警告手段は所定の警告をすることを特徴とする請
    求項1または2に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】前記所定の警告とは前記記憶媒体のフォー
    マットが不可能であるという視覚警告であることを特徴
    とする請求項1、2および5のいずれかに記載の情報処
    理装置。
  7. 【請求項7】前記所定の警告とは前記記憶媒体のフォー
    マットが不可能であるという音声警告であることを特徴
    とする請求項1、2および5のいずれかに記載の情報処
    理装置。
  8. 【請求項8】有限回数データ書き換えが可能な記憶媒体
    を外部から装着可能な装着部と、前記記憶媒体に対して
    信号の読み出し書き込みを制御する制御手段と、前記制
    御手段が読み出した前記記憶媒体の情報に基づいてフォ
    ーマット回数に関する所定の情報表示をする情報表示手
    段とを備えたことを特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】有限回数データ書き換えが可能な記憶媒体
    と、前記記憶媒体に対して信号の読み出し書き込みを制
    御する制御手段と、前記制御手段が読み出した前記記憶
    媒体の情報に基づいてフォーマット回数に関する所定の
    情報表示をする情報表示手段とを備えたことを特徴とす
    る情報処理装置。
  10. 【請求項10】前記制御手段は前記記憶媒体に対して行
    われたフォーマット回数を検出し、これに基づいて前記
    情報表示手段は所定の情報表示をすることを特徴とする
    請求項8または9に記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】前記情報表示とは前記フォーマット回数
    に関連した回数表示であることを特徴とする請求項8、
    9および10のいずれかに記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】前記情報表示とは前記フォーマット回数
    に関連して長さが増減するバー表示であることを特徴と
    する請求項8、9および10のいずれかに記載の情報処
    理装置。
  13. 【請求項13】有限回数データ書き換えが可能な記憶媒
    体を外部から装着可能な装着部と、前記記憶媒体に対し
    て信号の読み出し書き込みを制御する制御手段と、前記
    制御手段が読み出した前記記憶媒体のフォーマット回数
    情報に基づいて前記記憶媒体へのフォーマットを禁止す
    るフォーマット禁止手段とを備えたことを特徴とする情
    報処理装置。
  14. 【請求項14】有限回数データ書き換えが可能な記憶媒
    体と、前記記憶媒体に対して信号の読み出し書き込みを
    制御する制御手段と、前記制御手段が読み出した前記記
    憶媒体のフォーマット回数に関する情報に基づいて前記
    記憶媒体へのフォーマットを禁止するフォーマット禁止
    手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置。
  15. 【請求項15】前記制御手段は前記記憶媒体に対して行
    われたフォーマット回数を検出し、これに基づいて前記
    フォーマット禁止手段は前記記憶媒体へのフォーマット
    を禁止することを特徴とする請求項13または14に記
    載の情報処理装置。
  16. 【請求項16】有限回数データ書き換えが可能な記憶媒
    体を外部から装着可能な装着部と、前記記憶媒体に対し
    て信号の読み出し書き込みを制御する制御手段と、前記
    制御手段が読み出した前記記憶媒体のフォーマット回数
    情報に基づいて前記情報処理装置へのフォーマット指示
    の受付を禁止するフォーマット指示禁止手段を備えたこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  17. 【請求項17】有限回数データ書き換えが可能な記憶媒
    体と、前記記憶媒体に対して信号の読み出し書き込みを
    制御する制御手段と、前記制御手段が読み出した前記記
    憶媒体のフォーマット回数情報に基づいて前記情報処理
    装置へのフォーマット指示の受付を禁止するフォーマッ
    ト指示禁止手段を備えたことを特徴とする情報処理装
    置。
  18. 【請求項18】前記制御手段は前記記憶媒体に対して行
    われたフォーマット回数を検出し、これに基づいて前記
    フォーマット指示禁止手段は前記記憶媒体へのフォーマ
    ット指示を禁止することを特徴とする請求項16または
    17に記載の情報処理装置。
  19. 【請求項19】前記記憶媒体はデータファイル記録エリ
    アと、前記フォーマットの回数情報を記録する第1のエ
    リアを含む情報記録エリアとを備えたことを特徴とする
    請求項1、2、8、9、13、14、16および17の
    いずれかに記載の情報処理装置。
  20. 【請求項20】前記フォーマットとは前記データファイ
    ル記録エリアと前記情報記録エリアのうちで少なくとも
    前記データファイル記録エリアの全てのデータファイル
    を同時に消去することを特徴とする請求項19に記載の
    情報処理装置。
  21. 【請求項21】前記フォーマットの回数情報とは前記記
    憶媒体に対してこれまでに行われたフォーマットの回数
    であることを特徴とする請求項19に記載の情報処理装
    置。
  22. 【請求項22】前記フォーマットの回数情報とは前記記
    憶媒体に対してフォーマット可能な残りの回数であるこ
    とを特徴とする請求項19に記載の情報処理装置。
  23. 【請求項23】前記制御手段は前記フォーマット終了後
    前記第1のエリアに新たなフォーマットの回数情報を書
    き込むことを特徴とする請求項19に記載の情報処理装
    置。
  24. 【請求項24】前記制御手段は更に、前記第1のエリア
    から読み出された前記フォーマットの回数情報が所定の
    回数に達したかどうかを判別する判別手段を備え、前記
    判別手段が前記フォーマット回数情報が所定の回数に達
    していたと判別したならば前記制御手段は前記データフ
    ァイル記録エリアの消去を行わないことを特徴とする請
    求項23に記載の情報処理装置。
  25. 【請求項25】前記情報記録エリアは更に、前記データ
    ファイル記録エリアのデータファイルの格納状態を示し
    た情報を記録した第2のエリアと前記第2のエリアの書
    き込み回数を記録した第3のエリアとを備えることを特
    徴とする請求項19に記載の情報処理装置。
  26. 【請求項26】前記制御手段は前記データファイル記録
    エリアへの一つのデータファイルの書き込みが終了する
    毎に前記データファイル記録エリアの新たなデータ格納
    状態を示した情報を前記第2のエリアに書き込み、新た
    な書き込み回数情報を前記第3のエリアに書き込むこと
    を特徴とする請求項25に記載の情報処理装置。
  27. 【請求項27】前記制御手段は前記データファイル記録
    エリアに記録されている一つ又は複数のデータファイル
    を削除する毎に前記データファイル記録エリアのなかか
    ら前記一つ又は複数のデータファイルを除いた新たな格
    納状態を示した情報を前記第2のエリアに書き込み、新
    たな書き換え回数情報を前記第3のエリアに書き込むこ
    とを特徴とする請求項25に記載の情報処理装置。
  28. 【請求項28】前記書き換え回数情報とはこれまでに前
    記第3のエリアに対して行われた書き換え回数であるこ
    とを特徴とする請求項26または27に記載の情報処理
    装置。
  29. 【請求項29】前記書き換え回数情報とは前記第3のエ
    リアに対する書き換え可能な残り回数であることを特徴
    とする請求項26または27に記載の情報処理装置。
  30. 【請求項30】前記制御手段は更に、前記第3のエリア
    の書き換え回数情報が所定の回数に達したかどうかを判
    別する判別手段を備え、前記制御手段は前記判別手段が
    前記書き換え回数情報が所定の回数に達していたと判別
    したならば前記書き換え回数情報を前記第3のエリアに
    代わって前記情報記録エリア内の新たな第4のエリアに
    記録することを特長とする請求項25に記載の情報処理
    装置。
  31. 【請求項31】前記制御手段は前記第4のエリアに前記
    書き換え回数情報を所定の値にセットした値を最初に記
    録することを特長とする請求項30に記載の情報処理装
    置。
  32. 【請求項32】前記制御手段は更に、前記第3のエリア
    の書き換え回数が所定の回数に達したかどうかを判別す
    る判別手段を備え、前記制御手段は前記判別手段が前記
    書き換え回数情報が所定の回数に達していたと判別した
    ならば前記データファイル記録エリアのデータ格納状態
    を示した情報を前記第2のエリアに代わって前記情報記
    録エリア内の新たな第5のエリアに書き込むことを特長
    とする請求項25に記載の情報処理装置。
  33. 【請求項33】前記情報記録エリアは更に、前記記憶媒
    体に関連した情報を記録するための第6のエリアを備え
    ることを特長とする請求項24、30および32のいず
    れかに記載の情報処理装置。
  34. 【請求項34】前記制御手段は前記第6のエリアに記録
    されている情報に基づいて前記所定回数を決定すること
    を特長とする請求項33に記載の情報処理装置。
  35. 【請求項35】前記記憶媒体に関連した情報とは前記記
    憶媒体の種類を識別する情報であることを特長とする請
    求項33に記載の情報処理装置。
  36. 【請求項36】前記記憶媒体に関連した情報とは前記記
    憶媒体の最大書き込み可能回数であることを特長とする
    請求項33に記載の情報処理装置。
  37. 【請求項37】前記記憶媒体は半導体記憶媒体から構成
    されることを特徴とする請求項1、2、8、9、13、
    14、16および17のいずれかに記載の情報処理装
    置。
  38. 【請求項38】前記記憶媒体は光記憶媒体から構成され
    ることを特徴とする請求項1、8、13および16のい
    ずれかに記載の情報処理装置。
  39. 【請求項39】前記情報処理装置はカメラであることを
    特徴とする請求項1から38のいずれかに記載の情報処
    理装置。
  40. 【請求項40】有限回数データの書き換えが可能な記憶
    手段から構成されるデータファイル記録エリアと、フォ
    ーマットの回数情報を記録する第1のエリアを含む情報
    記録エリアとを備えたことを特徴とするデータ記憶媒
    体。
  41. 【請求項41】前記フォーマットとは前記データファイ
    ル記録エリアと前記情報記録エリアのうちで少なくとも
    前記データファイル記録エリアの全てのデータファイル
    を同時に消去することを特徴とする請求項40に記載の
    情報処理装置。
  42. 【請求項42】前記フォーマット回数情報とは前記デー
    タ記憶媒体に対してこれまでに行われたフォーマットの
    回数であることを特徴とする請求項40に記載のデータ
    記憶媒体。
  43. 【請求項43】前記フォーマット回数情報とは前記デー
    タ記憶媒体に対してフォーマット可能な残り回数である
    ことを特徴とする請求項40に記載のデータ記憶媒体。
  44. 【請求項44】前記データファイル記録エリアと前記情
    報記録エリアに対して信号の読み出しと書き込みを制御
    する制御手段を備えたことを特徴とする請求項40に記
    載のデータ記憶媒体。
  45. 【請求項45】前記制御手段は前記フォーマット終了後
    前記第1のエリアに新たなフォーマットの回数情報を書
    き込むことを特徴とする請求項44に記載のデータ記憶
    媒体。
  46. 【請求項46】前記制御手段は更に、前記第1のエリア
    から読み出された前記フォーマット回数情報が所定の回
    数に達したかどうかを判別する判別手段を有し、前記判
    別手段が前記フォーマット回数情報が所定の回数に達し
    ていたと判別したならば前記制御手段は前記データファ
    イル記録エリアの消去を行わないことを特徴とする請求
    項44に記載のデータ記憶媒体。
  47. 【請求項47】前記情報記録エリアは更に、前記データ
    ファイル記録エリアのデータファイルの格納状態を示し
    た情報を記録した第2のエリアと前記第2のエリアの書
    き込み回数を記録した第3のエリアとを備えることを特
    徴とする請求項40に記載のデータ記憶媒体。
  48. 【請求項48】前記制御手段は前記データファイル記録
    エリアへの一つのデータファイルの書き込みが終了する
    毎に前記データファイル記録エリアの新たなデータ格納
    状態を示した情報を前記第2のエリアに書き込み、新た
    な書き換え回数情報を前記第3のエリアに書き込むこと
    を特徴とする請求項47に記載のデータ記憶媒体。
  49. 【請求項49】前記制御手段は前記データファイル記録
    エリアに記録されている一つ又は複数のデータファイル
    を削除する毎に前記データファイル記録エリアのなかか
    ら前記一つ又は複数のデータファイルを除いた新たな格
    納状態を示した情報を前記第2のエリアに書き込み、新
    たな書き換え回数情報を前記第3のエリアに書き込むこ
    とを特徴とする請求項47に記載のデータ記憶媒体。
  50. 【請求項50】前記書き換え回数情報とはこれまでに前
    記第3のエリアに対して行われた書き換え回数であるこ
    とを特徴とする請求項48または49に記載のデータ記
    憶媒体。
  51. 【請求項51】前記書き換え回数情報とは前記第3のエ
    リアに対する書き換え可能な残り回数であることを特徴
    とする請求項48または49に記載のデータ記憶媒体。
  52. 【請求項52】前記制御手段は更に、前記第3のエリア
    の書き換え回数情報が所定の回数に達したかどうかを判
    別する判別手段を備え、前記制御手段は前記判別手段が
    前記書き換え回数情報が所定の回数に達していたと判別
    したならば前記書き換え回数情報を前記第3のエリアに
    代わって前記情報記録エリア内の新たな第4のエリアに
    記録することを特長とする請求項47に記載のデータ記
    憶媒体。
  53. 【請求項53】前記制御手段は前記第4のエリアに前記
    書き換え回数情報を所定の値にセットした値を最初に記
    録することを特長とする請求項52に記載のデータ記憶
    媒体。
  54. 【請求項54】前記制御手段は更に、前記第3のエリア
    の書き換え回数が所定の回数に達したかどうかを判別す
    る判別手段を有し、前記制御手段は前記判別手段が前記
    書き換え回数情報が所定の回数に達していたと判別した
    ならば前記データファイル記録エリアのデータ格納状態
    を示した情報を前記第2のエリアに代わって前記情報記
    録エリア内の新たな第5のエリアに書き込むことを特長
    とする請求項47に記載のデータ記憶媒体。
  55. 【請求項55】前記情報記録エリアは更に、前記記憶媒
    体に関連した情報を記録した第6のエリアを備えること
    を特長とする請求項46、52および54のいずれかに
    記載のデータ記憶媒体。
  56. 【請求項56】前記制御手段は前記第6のエリアに記録
    されている情報に基づいて前記所定回数を決定すること
    を特長とする請求項55に記載のデータ記憶媒体。
  57. 【請求項57】前記記憶媒体に関連した情報とは前記記
    憶媒体の種類を識別する情報であることを特長とする請
    求項55に記載のデータ記憶媒体。
  58. 【請求項58】前記記憶媒体に関連した情報とは前記記
    憶媒体の最大書き込み可能回数であることを特長とする
    請求項55に記載のデータ記憶媒体。
  59. 【請求項59】前記データ記憶媒体は半導体記憶媒体か
    ら構成されることを特徴とする請求40に記載のデータ
    記憶媒体。
  60. 【請求項60】前記データ記憶媒体は光記憶媒体から構
    成されることを特徴とする請求項40に記載のデータ記
    憶媒体。
  61. 【請求項61】請求項40から60のいずれかに記載の
    データ記憶媒体を内蔵したことを特徴とする情報処理装
    置。
  62. 【請求項62】請求項40から60のいずれかに記載の
    データ記憶媒体を装着可能な装着部を備えたことを特徴
    とする情報処理装置。
  63. 【請求項63】前記情報処理装置はカメラであることを
    特徴とする請求項61から62のいずれかに記載の情報
    処理装置。
  64. 【請求項64】前記データは画像データであることを特
    徴とする請求項1、2、8、9、13、14、16およ
    び17のいずれかに記載の情報処理装置。
  65. 【請求項65】前記データファイル記録エリアの記録デ
    ータは画像データであることを特徴とする請求項40に
    記載のデータ記録媒体。
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