JP2003244307A - 携帯電話機およびメッセージ作成方法 - Google Patents

携帯電話機およびメッセージ作成方法

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JP2003244307A
JP2003244307A JP2002043796A JP2002043796A JP2003244307A JP 2003244307 A JP2003244307 A JP 2003244307A JP 2002043796 A JP2002043796 A JP 2002043796A JP 2002043796 A JP2002043796 A JP 2002043796A JP 2003244307 A JP2003244307 A JP 2003244307A
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messages
mobile phone
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Toshikatsu Nakajima
敏勝 中嶋
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Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記憶された文字メッセージを用いて新たな文
字メッセージを容易に作成することができる携帯電話機
およびメッセージ作成方法を提供する。 【解決手段】 携帯電話機1の入力装置5によって文字
メッセージの編集途中で置換される文字列が指定され
る。次に、文字メッセージメモリ3および定型文ROM
6に記憶されている複数の文字メッセージの中から、指
定された置換文字列をキーワードとして、当該置換文字
列を含む文字メッセージが処理装置7により検索され
る。検索された結果、該当する文字メッセージが、表示
装置9に表示される。さらに、表示された文字メッセー
ジの中から、入力装置5によって一の文字メッセージが
選択されると、指定された置換文字列の部分が選択され
た文字メッセージに置換される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子メール用の
文字メッセージを作成する機能を備える携帯電話機に関
する。
【0002】
【従来の技術】現在、多くの携帯電話機には文字メッセ
ージ作成機能および電子メール送受信機能が備わってお
り、携帯電話機を用いてあいさつ文などの短い文章から
比較的長い文章までのさまざまな長さの文字メッセージ
を電子メールによって送受信することができる。これら
の携帯電話機には、通常、他の携帯電話機等から送信さ
れてきた文字メッセージを記憶することができるメモリ
が備わっている。また、携帯電話機固有の操作ボタン等
の入力装置を用いて作成した文字メッセージを新たに記
憶させることもできる。そして、これらの文字メッセー
ジは、そのまま電子メールの送信用の文字メッセージに
したり、あるいは送信する際に当該文字列の一部に修正
が加えられたりした後に送信される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
携帯電話機において、新しく文字メッセージを作成した
り、すでに記憶されている文字メッセージの一部の文字
列を修正するためには、操作ボタン等を用いて一文字ず
つ消去・入力等の操作を行わなければならなかった。ま
た、一般的な携帯電話機では、文字入力のために用いる
ことができるボタン数には制限があるので、新たな文字
メッセージを作成するための操作が大変面倒であるとい
う問題がある。さらに、従来の携帯電話機においては、
作成あるいは受信した文字メッセージをメモリ等に登録
した場合、多数の文字メッセージの中から所望の文字メ
ッセージを迅速に検索することができないという問題が
ある。
【0004】この発明は、このような事情を考慮してな
されたものであり、記憶された文字メッセージを用いて
新たな文字メッセージを容易に作成することができる携
帯電話機およびメッセージ作成方法を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、文字メッセージの送受信機
能を備える携帯電話機であって、複数の文字メッセージ
を記憶するメッセージ記憶手段と、記憶されている複数
の文字メッセージの中から一の文字メッセージを選択す
るメッセージ選択手段と、選択された一の文字メッセー
ジの一部の文字列を指定する文字列指定手段と、指定さ
れた文字列を新たな文字メッセージとして登録するメッ
セージ登録手段とを備えることを特徴とする。
【0006】この発明によれば、文字メッセージの送受
信機能を備える携帯電話機のメッセージ記憶手段に記憶
されている複数の文字メッセージの中から、メッセージ
選択手段の作動により、一の文字メッセージが選択され
る。選択された文字メッセージの文字列の中から、文字
列指定手段の作動により、その一部分の文字列が指定さ
れる。そして、メッセージ登録手段の作動により、指定
された文字列が新たな文字メッセージとして登録され
る。したがって、新たな文字メッセージを作成する場
合、携帯電話機に記憶されている文字メッセージの中か
ら抽出した文字列を新たな文字メッセージとして作成す
ることが可能となる。
【0007】請求項2記載の発明は、文字メッセージの
編集機能および画面表示機能を備える携帯電話機であっ
て、複数のメッセージを記憶するメッセージ記憶手段
と、編集中の文字メッセージを構成する文字列の中から
置換文字列を指定する文字列指定手段と、記憶されてい
る複数の文字メッセージの中から指定された置換文字列
を含む文字メッセージを検索するメッセージ検索手段
と、検索された文字メッセージを画面表示するメッセー
ジ表示手段と、画面表示された文字メッセージの中から
一の文字メッセージを選択するメッセージ選択手段と、
編集中の文字メッセージにおいて指定された置換文字列
を選択された文字メッセージで置換する文字列置換手段
とを備えることを特徴とする。
【0008】この発明によれば、文字メッセージの編集
機能および画面表示機能を備える携帯電話機において文
字メッセージが編集されているとき、文字列指定手段の
作動により置換される文字列が指定される。次に、メッ
セージ記憶手段に記憶されている複数の文字メッセージ
の中から、指定された置換文字列をキーワードとして、
当該置換文字列を含む文字メッセージがメッセージ検索
手段の作動により検索される。検索された結果、該当す
る文字メッセージが、メッセージ表示手段の作動によ
り、携帯電話機の画面に表示される。さらに、表示され
た文字メッセージの中から、メッセージ選択手段の作動
により、一の文字メッセージが選択される。そして、編
集中の文字メッセージにおいて指定された置換文字列
が、文字列置換手段の作動により、選択された文字メッ
セージに置換される。したがって、キーワードを入力す
るだけでその文字列を含む文字メッセージを容易に検索
することができ、文字メッセージの編集に要する手間を
大幅に省略することが可能となる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記文字列指定手段によってかな文字列が
置換文字列として指定されたとき、前記メッセージ検索
手段が、前記かな文字列および該かな文字列の漢字変換
後の漢字文字列を含む文字メッセージを併せて検索する
ことを特徴とする。
【0010】この発明によれば、請求項2記載の携帯電
話機において、編集中の文字メッセージにおいて、文字
列指定手段の作動により、指定された置換文字列がかな
文字列である場合、指定されたかな文字列だけでなく当
該かな文字列を漢字変換したときに変換される漢字文字
列を含む文字メッセージがメッセージ検索手段の作動に
より検索される。したがって、かな文字列をキーワード
として入力したときは、当該かな文字列および漢字変換
後の漢字文字列を含む文字メッセージを同時に検索する
ことが可能となる。
【0011】請求項4記載の発明は、文字メッセージを
記憶する機能および該文字メッセージを画面表示する機
能を備える携帯電話機におけるメッセージ作成方法であ
って、画面表示された文字メッセージにおける文字列の
中から置換文字列を指定する第1の過程と、記憶されて
いる複数の文字メッセージの中から指定された置換文字
列を含む文字メッセージを検索する第2の過程と、検索
された文字メッセージの中から一の文字メッセージを選
択する第3の過程と、画面表示された文字メッセージに
おける置換文字列を選択された文字メッセージで置換す
る第4の過程とを備えることを特徴とする。
【0012】この発明によれば、文字メッセージを記憶
する機能および文字メッセージを画面表示する機能を備
える携帯電話機において文字メッセージが編集されてい
るとき、まず置換文字列が指定される。次に、携帯電話
機に記憶されている複数の文字メッセージの中から、指
定された置換文字列をキーワードとして、当該置換文字
列を含む文字メッセージが検索される。検索された結
果、該当する文字メッセージが、携帯電話機の画面に表
示される。さらに、表示された文字メッセージの中か
ら、一の文字メッセージが選択される。そして、編集中
の文字メッセージにおいて指定された置換文字列が、選
択された文字メッセージに置換される。したがって、請
求項2と同様な効果が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施形態について説明する。図1は、この発明の一
実施形態による携帯電話機の構成を説明するためのブロ
ック図である。図1に示すように、携帯電話機1は、文
字メッセージを含んだ電子メールを受信するための受信
装置2と、受信した電子メールの文字メッセージを記憶
するRAM(Ramdom Access Memor
y)を用いた文字メッセージメモリ3と、文字メッセー
ジを電子メールとして送信するための送信装置4を備え
ている。
【0014】また、携帯電話機1には操作ボタン等から
構成され文字列の入力・指定等の操作を行うための入力
装置5(文字列指定手段)と、定型文をあらかじめ記憶
するROM(Read Only Memory)を用
いた定型文ROM6も備わっている。この定型文ROM
6に記憶されている定型文とは、電子メールにおける文
字メッセージの作成時に比較的よく用いられる文字列か
らなる文字メッセージであり、代表的なものに「こんに
ちは」といった簡単なあいさつ文等が挙げられる。さら
に、本実施形態における文字メッセージメモリ3には、
受信した電子メールの文字メッセージだけでなく、ユー
ザが入力装置5を用いて作成した文字メッセージも記憶
されているものとする。
【0015】また、入力装置5は「0」から「9」まで
の10個の数字キーといくつかの機能を持たせたボタン
キーによって構成されている。さらに、これらのキーを
用いてアルファベット、ひらがな等を入力することがで
きる。このために、「0」と「1」を除いた「2」から
「9」までの数字に複数のアルファベットが割り当てら
れて、各キーからアルファベットを入力することによっ
てひらがな等の入力にも対応している。
【0016】例えば、「2」には「a」から「c」、
「3」には「d」から「f」が割り当てられている。他
の数字キーについても同様にして割り当てられている。
そして、各数字キーに割り当てられているアルファベッ
トは当該数字キーが押される回数によって区別されてい
る。また、一例として、「a」は「2」の数字キーを1
回押せば入力することができ、「b」は「2」の数字キ
ーを2回、「c」は3回押せば入力することができる。
【0017】さらに、ひらがなについても同様にして各
数字キーと数字キーを押す回数によって割り当てられて
いる。そして、アルファベットまたはひらがなを入力す
るモードは、入力モードキーによって変更することがで
きる。さらに、このように入力されたひらがなが、ユー
ザによる漢字変換に対応するキー等の押下操作の繰り返
しによって所望の漢字に変換される。
【0018】上述した受信装置2と文字メッセージメモ
リ3と送信装置4と入力装置5と定型文ROM6は、そ
れら相互間のデータの伝送等の制御を行うための処理装
置7に接続されている。さらに、処理装置7にはバッフ
ァ8を介して文字メッセージを液晶画面等で表示するた
めの表示装置9(メッセージ表示手段)が接続されてい
る。このバッファ8は、文字メッセージメモリ3や定型
文ROM6から検索された文字メッセージを一時的に記
憶することができるようにRAMにより構成されてい
る。
【0019】次に、図面を参照して上述した実施形態に
よる携帯電話機1の動作例について詳細に説明する。最
初に、携帯電話機1の内部に登録されている文字メッセ
ージの中からある文字列を抽出したものを新たな文字メ
ッセージとして作成するための動作手順について説明す
る。携帯電話機1には、上述したように受信した電子メ
ールの文字メッセージおよびユーザが作成した文字メッ
セージが記憶されている文字メッセージメモリ3と、あ
いさつ文等の定型文が記憶されている定型文ROM6の
2種類の記憶装置が備えられている。
【0020】そこでまず、携帯電話機1の文字メッセー
ジメモリ3あるいは定型文ROM6(メッセージ記憶手
段)に記憶されている文字メッセージの中から、ユーザ
が入力装置5を用いて所望の文字メッセージを選択する
ことによって、処理装置7がメッセージ選択手段として
機能し、当該文字メッセージが選択されて表示装置9に
表示される。
【0021】次に、表示装置9に表示された文字メッセ
ージから、ユーザは入力装置5を用いて所望の範囲の文
字列を指定する。例えば、所望の文字列の最初の文字と
最後の文字との2つの文字を指定することによって、そ
れらの文字で挟まれた範囲の文字列が指定される。尚、
指定する文字列は、もとの文字列の全部でも一部であっ
てもよい。このようにして指定された文字列は、処理装
置の動作によって新たな文字メッセージとして登録され
る(メッセージ登録手段)。そして、登録された文字メ
ッセージは、文字メッセージメモリ3に記憶される。
【0022】次に、携帯電話機1を所有するユーザが、
すでに携帯電話機1の文字メッセージメモリ3あるいは
定型文ROM6に記憶されている文字メッセージを用い
て新たな文字メッセージを作成する動作手順について説
明する。図2は、携帯電話機1に記憶されている文字メ
ッセージを用いて新たな文字メッセージを作成する動作
手順を説明するためのフローチャートである。例えば、
携帯電話機1のユーザが、「お仕事中失礼します。」と
いう文字メッセージを作成する場合についての文字列の
入力手順の一例について説明する。
【0023】携帯電話機1のユーザは、操作ボタン等の
入力装置5を用いて新しい文字メッセージを作成するた
めに文字を入力する(ステップS1)。例えば、ユーザ
が数字キーの押し下げによって「お仕事中しつれい」と
いう文字列を入力したとする。ここで、「しつれい」の
部分はまだ入力が確定されていない部分とする。そし
て、入力が確定していない部分が指定された状態におい
て、ユーザは入力装置5における検索用ボタンに相当す
る操作ボタンを押す(ステップS2)。この操作によっ
て、処理装置7の検索機能(メッセージ検索手段)が機
能する(ステップS3)。すなわち、携帯電話機1の文
字メッセージメモリ3あるいは定型文ROM6に記憶さ
れている「しつれい」という文字あるいは「しつれい」
の漢字変換後の漢字を含む文字メッセージの検索が行わ
れる。
【0024】その結果、当該検索対象の文字列が発見で
きなかったとき(NO)、検索動作を終了する(ステッ
プS4)。本実施形態において、検索対象の文字列が発
見できなかった場合、「しつれい」という文字列のまま
で入力文字列が確定する。また、ステップS4で検索対
象の文字列が発見された場合(YES)、文字メッセー
ジメモリ3および定型文メモリ6内に記憶されている文
字メッセージの中に当該文字列を含む文字メッセージを
表示画面に表示する。尚、検索結果の文字メッセージを
画面表示する場合、当該文字メッセージをすべて抽出す
るのではなく、句読点あるいはスペース等で区切られた
文節単位で当該文字列を含む文字メッセージを抽出する
ようにしてもよい。
【0025】例えば、文字メッセージメモリ3内に「先
日はお忙しいところ、失礼しました。」という文章が記
憶されている場合、処理装置7によって「失礼」という
文字列を含み、句点「、」で区切られた後の部分「失礼
しました。」が検索結果として抽出されて表示装置9に
表示される。尚、本実施形態においては、検索対象であ
る文字列を含む文字メッセージが検索されるごとに当該
文字メッセージがバッファ8に一時的に記憶され、すべ
ての検索が終了したときバッファ8に記憶された文字メ
ッセージがリストとして表示装置9に一覧表示される。
ここで、本実施形態においては「失礼した」、「失礼だ
ったでしょうか?」、「失礼しました。」という文字メ
ッセージが検索され、表示装置9に一覧表示されたもの
とする。
【0026】さらに、ユーザは入力装置5を用いて所望
する文字メッセージを指定する(ステップS6)。本実
施形態においては、ユーザは入力手段5を用いて「失礼
しました。」を選択したものとする。このとき、もとの
「しつれい」という文字列の部分に「失礼しました」と
いう文字列が処理装置7の動作(メッセージ置換手段)
により置換される。そして、表示装置9には、「お仕事
中失礼しました。」と表示されるが、「失礼しまし
た。」の部分はまだ入力が確定していないものとする。
【0027】そこで、ユーザは入力装置5を用いて表示
装置9におけるカーソルを「し」の文字に合わせる。そ
して、ユーザは入力装置5を用いて「す。」という文字
を入力することによって文字列を修正して確定する(ス
テップS7)。これによって、検索した結果得られた文
字列を所望の文字列に修正した後に入力を確定すること
ができる。このようにして作成された文字メッセージは
新たな文字メッセージとして登録され、文字メッセージ
メモリ6に記憶することができる。また、送信装置4の
作動によって、第三者に対して当該文字メッセージを電
子メールで送信することもできる。
【0028】また、上述したようにある文字列に基づい
て、当該文字列が含まれた文字メッセージを句点等で区
切られた以降の部分をすべて検索するのではなく、当該
文字列以降の文字メッセージを句読点あるいはスペース
等で区切られている部分までを検索するようにしてもよ
い。例えば、ユーザが入力装置5を用いて「電話帳でさ
がして」と入力した場合を考える。ここで、「さがし
て」の部分はまだ確定していない部分とする。次に、ユ
ーザが入力装置5における検索ボタンに相当する操作ボ
タンを押すことによって、携帯電話機1の文字メッセー
ジメモリ3および定型文ROM6に記憶されている「さ
がして」あるいは「探して」という文字列を含んでいる
文章があるか否かの検索が処理装置7によって行われ
る。このとき、「探して」だけではなく「探した」等の
「探し」というような比較的類似した文字列も併せて検
索対象としてもよい。
【0029】そして、処理装置7によって文字メッセー
ジメモリ3および定型文メモリ6内に記憶されている文
字メッセージの中に当該文字列が含まれている文字メッ
セージが発見された場合、当該文字列以降の部分であっ
て、句読点あるいはスペースで区切られた部分までの文
字メッセージが抽出される。例えば、文字メッセージメ
モリ3内に「○○という本を探してみたのですが見つか
りませんでした。」という文字メッセージが記憶されて
いた場合、処理装置7が当該文字メッセージを発見した
ときは、「探してみたのですが見つかりませんでし
た。」という文字列が抽出される。そして、同様にし
て、検索対象である文字列を含む文字メッセージが検索
されるごとに検索された文字列およびバッファ8に一時
的に記憶され、検索が終了したときバッファ8に記憶さ
れた文字列が表示装置9に一覧表示される。例えば、本
実施形態においては「探したよ。」、「探したのに結局
どこにいったのか…」、「探してみたのですが見つかり
ませんでした。」等の文字列が検索され、表示装置9に
一覧表示されたものとする。
【0030】さらに、これらの中からユーザが入力装置
5を用いて「探してみたのですが見つかりませんでし
た。」を選択したものとする。このとき、「さがして」
の文字列の部分が「探してみたのですが見つかりません
でした。」という文字列に置換される。そして、表示装
置9には、「電話帳で探してみたのですが見つかりませ
んでした。」と表示されているが、「探してみたのです
が見つかりませんでした。」はまだ確定していないもの
とする。そこで、ユーザは入力装置5を用いて表示装置
9上のカーソルを「見」の文字に合わせる。そして、ユ
ーザは入力装置5を用いて「分からず困ってしまいまし
た。」という文字列を入力して確定する。これによっ
て、表示装置9に表示される文章を「電話帳で探してみ
たのですが分からず困ってしまいました。」という文章
にすることができる。
【0031】また、本実施形態においては、携帯電話機
における文字メッセージ作成動作手順について述べた
が、同様の処理を携帯情報端末等の通信端末装置に対し
て同様の構成で適用することも可能である。
【0032】なお、図1における処理装置7の機能を実
現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な
記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログ
ラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行するこ
とにより文字メッセージの作成等を行ってもよい。な
お、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや
周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、
「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用し
ている場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは
表示環境)も含むものとする。また、「コンピュータ読
み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、
光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、
コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の
記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り
可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワー
クや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信さ
れた場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシ
ステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時
間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0033】また、上記プログラムは、このプログラム
を記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝
送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により
他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここ
で、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネ
ット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回
線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体
のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能
の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、
前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録され
ているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、い
わゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良
い。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、新たな文字メッセージを作成する場合、携帯電話機
に記憶されている文字メッセージの中から抽出した文字
列を新たな文字メッセージとして作成することができ
る。また、キーワードを入力するだけでその文字列を含
む文字メッセージを容易に検索することができ、文字メ
ッセージの編集に要する手間を大幅に省略することがで
きる。さらに、この発明によれば、かな文字列を入力す
るだけで当該かな文字列および漢字変換後の漢字文字列
を含む文字メッセージを検索することができる。したが
って、記憶された文字メッセージを用いて新たな文字メ
ッセージを容易に作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態による携帯電話機の構
成を説明するためのブロック図である。
【図2】 携帯電話機1に記憶されている文字メッセー
ジを用いて新たな文字メッセージを作成する動作手順を
説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1;携帯電話機、3;文字メッセージメモリ、5;入力
装置、6;定型文ROM、7;処理装置、9;表示装
置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字メッセージの送受信機能を備える携
    帯電話機であって、 複数の文字メッセージを記憶するメッセージ記憶手段
    と、 記憶されている複数の文字メッセージの中から一の文字
    メッセージを選択するメッセージ選択手段と、 選択された一の文字メッセージの一部の文字列を指定す
    る文字列指定手段と、 指定された文字列を新たな文字メッセージとして登録す
    るメッセージ登録手段とを備えることを特徴とする携帯
    電話機。
  2. 【請求項2】 文字メッセージの編集機能および画面表
    示機能を備える携帯電話機であって、 複数のメッセージを記憶するメッセージ記憶手段と、 編集中の文字メッセージを構成する文字列の中から置換
    文字列を指定する文字列指定手段と、 記憶されている複数の文字メッセージの中から指定され
    た置換文字列を含む文字メッセージを検索するメッセー
    ジ検索手段と、 検索された文字メッセージを画面表示するメッセージ表
    示手段と、 画面表示された文字メッセージの中から一の文字メッセ
    ージを選択するメッセージ選択手段と、 編集中の文字メッセージにおいて指定された置換文字列
    を選択された文字メッセージで置換する文字列置換手段
    とを備えることを特徴とする携帯電話機。
  3. 【請求項3】 前記文字列指定手段によってかな文字列
    が置換文字列として指定されたとき、 前記メッセージ検索手段が、前記かな文字列および該か
    な文字列の漢字変換後の漢字文字列を含む文字メッセー
    ジを併せて検索することを特徴とする請求項2記載の携
    帯電話機。
  4. 【請求項4】 文字メッセージを記憶する機能および該
    文字メッセージを画面表示する機能を備える携帯電話機
    におけるメッセージ作成方法であって、 画面表示された文字メッセージにおける文字列の中から
    置換文字列を指定する第1の過程と、 記憶されている複数の文字メッセージの中から指定され
    た置換文字列を含む文字メッセージを検索する第2の過
    程と、 検索された文字メッセージの中から一の文字メッセージ
    を選択する第3の過程と、 画面表示された文字メッセージにおける置換文字列を選
    択された文字メッセージで置換する第4の過程とを備え
    ることを特徴とする携帯電話機のメッセージ作成方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009093530A (ja) * 2007-10-11 2009-04-30 Kenwood Corp 道路通信システム,通信端末,データ再生処理方法およびデータ再生用プログラム
JP2009093532A (ja) * 2007-10-11 2009-04-30 Kenwood Corp 道路通信システム,通信端末,データ再生処理方法およびデータ再生用プログラム

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JP2009093530A (ja) * 2007-10-11 2009-04-30 Kenwood Corp 道路通信システム,通信端末,データ再生処理方法およびデータ再生用プログラム
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