JP2003243993A - データ記録媒体、データ記録方法および装置、データ再生方法および装置、データ送信方法およびデータ受信方法 - Google Patents

データ記録媒体、データ記録方法および装置、データ再生方法および装置、データ送信方法およびデータ受信方法

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JP2003243993A
JP2003243993A JP2002043105A JP2002043105A JP2003243993A JP 2003243993 A JP2003243993 A JP 2003243993A JP 2002043105 A JP2002043105 A JP 2002043105A JP 2002043105 A JP2002043105 A JP 2002043105A JP 2003243993 A JP2003243993 A JP 2003243993A
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Yoichiro Sako
曜一郎 佐古
Tatsuya Inoguchi
達也 猪口
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種類のエラー検出符号化および/または
エラー訂正符号化を切り換えることで、付加情報を記録
可能とする。 【解決手段】 記録信号で変調されたレーザ光をガラス
原盤54に照射することによって、データが記録された
マスタを作成する。入力端子61cからサブコードが供
給され、サブコードがサブコードエンコーダ64にてサ
ブコードのフレームフォーマットに変換される。サブコ
ードエンコーダ64に対しては、スイッチ回路65によ
って二つの生成多項式の一方が選択されて供給される。
スイッチコントローラ67は、付加情報にしたがってス
イッチ回路65を制御する。CIRCエンコーダ63か
らのメインデータとサブコードエンコーダ64の出力と
が加算器69でミックスされ、加算器69の出力がEF
M変調器70を介して同期付加回路71に供給され、記
録信号が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンテンツデー
タが記録されるデータ記録媒体、データ記録方法および
装置、データ再生方法および装置、データ送信方法およ
びデータ受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CD(Compact Disc )やCD−ROM(C
ompact Disc Read Only Memory) 等の光ディスクは、取
り扱いが容易で、製造コストも比較的安価なことから、
データを保存しておくための記録媒体として、広く普及
している。また、近年、データを追記録可能なCD−R
(Compact Disc Recordable)ディスクや、データの再記
録が可能なCD−RW(Compact Disc ReWritable)ディ
スクが登場してきており、このような光ディスクにデー
タを記録することも簡単に行えるようになってきてき
る。このことから、CD−DAディスクや、CD−RO
Mディスク、CD−Rディスク、CD−RWディスク
等、CD規格に準拠した光ディスクは、データ記録媒体
の中核となってきている。更に、近年、MP3(MPEG1 A
udio Layer-3 )やATRAC(Adaptive TRansform Aco
ustic Coding) 3でオーディオデータを圧縮して、CD
−ROMディスクやCD−Rディスク、CD−RWディ
スク等に記録することが行われている。
【0003】ところが、CD−RディスクやCD−RW
(Compact Disc ReWritable)ディスクの登場により、C
Dのディスクに記録されているデータは簡単にコピーで
きるようになってきている。このため、著作権の保護の
問題が生じてきており、CDのディスクにコンテンツデ
ータを記録する際に、コンテンツデータを保護するため
の対策を講じる必要性がある。
【0004】CDのディスクに記録されているコンテン
ツデータを保護するための一つの方法は、オリジナルの
CDであるか、オリジナルのCDからコピーされたディ
スクであるかを判別することである。例えばオリジナル
のCDの場合であれば、コピーが許可されるのに対し
て、コピーされたディスクの場合では、さらなるコピー
を禁止することが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】オリジナルかコピーか
の判別のために、所定のデータに対して意図的にエラー
を挿入し、再生時にそのエラーの有無によってオリジナ
ルかコピーかを判別する方法が提案されている。しかし
ながら、この方法は、故意に一部のデータをエラーとす
るために、フォーマットの規格として採用することが難
しく、また、暗号鍵のような所望のデータを埋め込むこ
とが困難であった。
【0006】したがって、この発明の目的は、フォーマ
ット規格として採用が可能で、また、所望の情報を埋め
込むことが可能なデータ記録媒体、データ記録方法およ
び装置、データ再生方法および装置、データ送信方法お
よびデータ受信方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を達成する
ために、請求項1の発明は、所定のデータがエラー検出
符号化されて記録されたデータ記録媒体において、複数
種類のエラー検出符号化の生成多項式によって符号化さ
れたデータが混在して記録されているデータ記録媒体で
ある。
【0008】請求項2の発明は、所定のデータがエラー
訂正符号化されて記録されたデータ記録媒体において、
複数種類のエラー訂正符号化の原始多項式および/また
は生成多項式によって符号化されたデータが混在して記
録されているデータ記録媒体である。
【0009】請求項11の発明は、所定のデータをエラ
ー検出符号化して記録してデータ記録媒体に記録するデ
ータ記録方法において、エラー検出符号化の生成多項式
を複数種類有し、複数種類の生成多項式によって符号化
されたデータを混在して記録するデータ記録方法であ
る。
【0010】請求項12の発明は、エラー訂正符号化の
原始多項式および/または生成多項式を複数種類有し、
複数種類の原始多項式および/または生成多項式によっ
て符号化されたデータを混在して記録するデータ記録方
法である。
【0011】請求項23の発明は、所定のデータをエラ
ー検出符号化して記録してデータ記録媒体に記録するデ
ータ記録装置において、エラー検出符号化の生成多項式
を複数種類有し、複数種類の生成多項式によって符号化
されたデータを混在して記録するデータ記録装置であ
る。
【0012】請求項24の発明は、エラー訂正符号化の
原始多項式および/または生成多項式を複数種類有し、
複数種類の原始多項式および/または生成多項式によっ
て符号化されたデータを混在して記録するデータ記録装
置である。
【0013】請求項25の発明は、所定のデータがエラ
ー検出符号化されて記録され、複数種類のエラー検出符
号化の生成多項式によって符号化されたデータが混在し
て記録されているデータ記録媒体を再生するデータ再生
方法において、再生された所定のデータを複数種類のエ
ラー検出符号化の内の一つによって復号化し、復号結果
に基づいて、付加情報を再生するデータ再生方法であ
る。請求項26の発明は、再生された所定のデータを複
数種類のエラー検出符号化によって復号化し、それぞれ
の復号結果に基づいて、付加情報を再生するデータ再生
方法である。
【0014】請求項31の発明は、所定のデータがエラ
ー訂正符号化されて記録され、複数種類のエラー訂正符
号化の原始多項式および/または生成多項式によって符
号化されたデータが混在して記録されているデータ記録
媒体を再生するデータ再生方法において、再生された所
定のデータをエラー訂正符号化の内の一つによって復号
化し、復号結果に基づいて付加情報を再生するデータ再
生方法である。請求項32の発明は、再生された所定の
データを複数種類のエラー訂正符号化によって復号化
し、それぞれの復号結果に基づいて、付加情報を再生す
るデータ再生方法である。
【0015】請求項37の発明は、所定のデータがエラ
ー検出符号化されて記録され、複数種類のエラー検出符
号化の生成多項式によって符号化されたデータが混在し
て記録されているデータ記録媒体を再生するデータ再生
装置において、再生された所定のデータを複数種類のエ
ラー検出符号化の内の一つによって復号化し、復号結果
に基づいて、付加情報を再生するデータ再生装置であ
る。請求項38の発明は、再生された所定のデータを複
数種類のエラー検出符号化によって復号化し、それぞれ
の復号結果に基づいて、付加情報を再生するデータ再生
装置である。
【0016】請求項39の発明は、所定のデータがエラ
ー訂正符号化されて記録され、複数種類のエラー訂正符
号化の原始多項式および/または生成多項式によって符
号化されたデータが混在して記録されているデータ記録
媒体を再生するデータ再生装置において、再生された所
定のデータをエラー訂正符号化の内の一つによって復号
化し、復号結果に基づいて付加情報を再生するデータ再
生装置である。請求項40の発明は、再生された所定の
データを複数種類のエラー訂正符号化によって復号化
し、それぞれの復号結果に基づいて、付加情報を再生す
るデータ再生装置である。
【0017】請求項41の発明は、所定のデータをエラ
ー検出符号化して送信するデータ送信方法において、エ
ラー検出符号化の生成多項式を複数種類有し、複数種類
の生成多項式によって符号化されたデータを混在して送
信するデータ送信方法である。
【0018】請求項42の発明は、エラー訂正符号化の
原始多項式および/または生成多項式を複数種類有し、
複数種類の原始多項式および/または生成多項式によっ
て符号化されたデータを混在して送信するデータ送信方
法である。
【0019】請求項43の発明は、所定のデータがエラ
ー検出符号化されて送信され、複数種類のエラー検出符
号化の生成多項式によって符号化されたデータが混在し
て送信されるデータを受信するデータ受信方法におい
て、受信された所定のデータを複数種類のエラー検出符
号化の内の一つによって復号化し、復号結果に基づい
て、付加情報を再生するデータ受信方法である。請求項
44の発明は、受信された所定のデータを複数種類のエ
ラー検出符号化によって復号化し、それぞれの復号結果
に基づいて、付加情報を再生するデータ受信方法であ
る。
【0020】請求項45の発明は、所定のデータがエラ
ー訂正符号化されて送信され、複数種類のエラー訂正符
号化の原始多項式および/または生成多項式によって符
号化されたデータが混在して送信されるデータを受信す
るデータ受信方法において、受信された所定のデータを
エラー訂正符号化の内の一つによって復号化し、復号結
果に基づいて付加情報を再生するデータ受信方法であ
る。請求項46の発明は、受信された所定のデータを複
数種類のエラー訂正符号化によって復号化し、それぞれ
の復号結果に基づいて、付加情報を再生するデータ受信
方法である。
【0021】aバイトのデータに対してエラー検出符号
化や、エラー訂正符号化を行い、その結果発生したbバ
イトのパリティを付加し、合計cバイト(c=a+b)
のデータとしてデータを伝送する方法が一般的に行われ
ている。bバイトのパリティは、所定のエラー検出符号
またはエラー訂正符号にように形成されるが、その形成
には、生成多項式が必要である。また、ビット単位では
なく、まとまった複数ビット例えばバイト単位で処理す
るリードソロモン符号などの場合にはガロア拡大体が必
要で、生成多項式のみならず、原始多項式が必要とな
る。この発明では、a,b,cのデータ長およびデータ
配置を大幅に変更せずに、生成多項式および/または原
始多項式を複数種類有し、複数種類のエラー検出符号化
またはエラー訂正符号化を行うことによって、メインの
データ以外に付加情報を記録または伝送することを可能
とするものである。
【0022】すなわち、データ記録媒体には、所定のデ
ータが複数種類のエラー検出符号化の生成多項式g1(x)
およびg2 (x)によって符号化されたデータが混在して
記録される。このようなデータ記録媒体を再生し、再生
データを一つの生成多項式によって復号化し、その復号
結果に基づいて、付加情報を再生する。復号結果におけ
るエラーの有無の情報によって付加情報を再生する。ま
た、エラーが無いとされたデータから付加情報を再生す
る。さらに、再生データをg1(x)およびg2 (x)によっ
て復号化し、それぞれの復号結果に基づいて、付加情報
を再生する。復号結果におけるエラーの有無の情報によ
って付加情報を再生する。また、それぞれの復号結果を
組合せたものに基づいて、付加情報を再生する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図面を参照して説明する。一実施形態では、記録媒
体として、マルチセッションのディスク(以下、CD2
ディスクまたは光ディスクと称する)が用いられる。C
D2ディスクは、CDとサイズ等の物理的規格が殆ど同
一のものであり、現行のCDプレーヤ、CD−ROMド
ライブで、ディスク上の情報を光学的に読み取ることが
可能なものである。
【0024】CD2ディスク上には、暗号化されていな
い既存のCD−DAと同一フォーマットのコンテンツデ
ータと、暗号化されたコンテンツデータが記録されてい
る。暗号化されたコンテンツデータは、一例として、C
D−ROMフォーマットまたはCD−DAフォーマット
のオーディオ、画像等のコンテンツデータを暗号化した
ものである。
【0025】図1に示すように、この発明が適用された
光ディスク(CD2ディスク)1は、その直径が120
mmとされており、その中央に孔2を有している。な
お、光ディスク1としては、直径80mmの、所謂CD
シングルと称されるものもある。光ディスク1には、再
生専用のものと、追記可能なものと、再記録可能なもの
とがある。
【0026】再生専用の光ディスク1では、記録層の部
材としてアルミニウムが用いられている。再生専用の光
ディスク1の場合には、情報が物理的なピットとして記
録されており、通常、スタンパを用いてディスクが生産
されている。
【0027】追記可能な光ディスク1は、記録層にフタ
ロシアニンやシアニン等の有機色素が用いられる。追記
可能な光ディスクでは、書き込み時には、レーザーでデ
ィスク上の有機色素が昇温される。これにより、有機色
相が熱変形される。
【0028】再記録可能な光ディスク1は記録層に相変
化材料が用いられる。相変化材料は、例えばAg−In
−Sb−Te(銀−インジウム−アンチモン−テルル)
の合金が用いられる。このような物質は、結晶相とアモ
ルファス相(非結晶)を持つ。光ビーム強度が強いとき
は、相変化記録膜が融点以上に昇温された後に急速に冷
却され、相変化記録膜はアモルファス状態となる。また
光ビーム強度が比較的弱いときは、相変化記録膜は結晶
化温度付近まで昇温された後、徐々に冷却され、結晶状
態となる。
【0029】図1および図2に示すように、光ディスク
1は、マルチセッションタイプのものである。光ディス
ク1の最内周には、第1のリードイン領域LI1が設け
られ、その外周に、第1のプログラム領域PA1が設け
られ、第1のプログラム領域PA1の外側に、第1のリ
ードアウト領域LO1が設けられる。第1のプログラム
領域PA1には、CD−DAディスクと同様の記録形態
で、オーディオデータが記録される。つまり、通常のC
D−DAディスクやCD−ROMディスクと同様のエラ
ー訂正符号化方式(以下、CIRC(Cross Interleave
Reed-SolomonCode)4方式と称する)で、データがエ
ラー訂正符号化されて記録されている。この第1のプロ
グラム領域PA1のデータは、CD−DAと同様の記録
形態であると共に、暗号化されていないので、通常の音
楽再生用のプレーヤで再生することが可能である。
【0030】CDでは、エラー訂正符号化方式として、
C1系列(垂直方向)とC2系列(斜め方向)とに2重
にエラー訂正符号化処理を行うCIRCが採用されてい
る。そして、エラー訂正符号化されたデータは、1フレ
ームを単位として、EFM(eight to fourteen modula
tion)変調されて記録される。
【0031】第1のリードアウト領域LO1の外側に、
第2のリードイン領域LI2が設けられ、その外周に、
第2のプログラム領域PA2が設けられ、第2のプログ
ラム領域PA2の外側に、第2のリードアウト領域LO
2が設けられる。第2のプログラム領域PA2には、コ
ンテンツデータとして、例えばATRAC3で圧縮され
たオーディオデータが暗号化されて記録される。第2の
プログラム領域PA2のデータには、CIRC4または
倍密度のCDディスクで採用が予定されているエラー訂
正符号化方式(以下、CIRC7方式と称する)でデー
タがエラー訂正符号化されて記録されている。
【0032】更に、第2のプログラム領域PA2には、
2つの領域AR1とAR2が含まれる。第1のプログラ
ム領域PAおよび領域AR1に記録されるサブコード
は、通常のCD−DAディスクと同様のエラー検出符号
化がなされている。一方、領域AR2に記録されるサブ
コードに対して、後述するように、互いに異なる生成多
項式によるエラー検出符号化がなされている。
【0033】CIRC4方式の場合とCIRC7方式の
場合とでは、インターリーブ回路の単位遅延量Dが異な
っている。すなわち、CIRC4方式の場合には、D=
4フレームとされ、隣接するシンボルが4フレームずつ
離されている。このように、D=4フレームとされたC
IRC4方式は、現行のCD−DAで採用されている。
CIRC4方式の場合には、最大遅延量が27D(=1
08フレーム)となり、総インターリーブ長が109フ
レームとなる。CIRC7方式の場合には、D=7フレ
ームとされ、隣接するシンボルが7フレームずつ離され
ている。このように、D=7フレームとされたCIRC
7方式は、倍密度方式のCD−DAでの採用が検討され
ている。CIRC7方式の場合には、最大遅延量が27
D(=189フレーム)となり、総インターリーブ長が
190フレームとなる。
【0034】総インターリーブ長は、ディスク上に付着
した指紋、ディスクの傷等によって多数のデータが連続
的に誤る、バーストエラーに対する訂正能力を規定する
ものとなり、それが長いほどバーストエラー訂正の能力
が高い。倍密度CDでは、バーストエラーに対する訂正
能力を上げることが要望されている。このため、倍密度
CDでは、CIRC7方式のエラー訂正符号を採用し
て、バーストエラーに対する訂正能力を向上させること
が考えられている。
【0035】上述したようなマルチセッションの光ディ
スクに限らず、この発明は、図3に示すような1セッシ
ョンの光ディスクに対しても適用することができ、
【0036】図3の例では、光ディスクの最内周には、
第1のリードイン領域LIが設けられ、その外周に、プ
ログラム領域PAが設けられ、プログラム領域PAの外
側に、リードアウト領域LOが設けられる。プログラム
領域PAは、領域AR1と領域AR2とに分けられてお
り、プログラム領域PAには、データが暗号化され、ま
た、CIRC4方式によりエラー訂正符号化されて記録
される。但し、記録データが暗号化されていなくても良
い。領域AR2に記録されるサブコードに対して、後述
するように、互いに異なる生成多項式によるエラー検出
符号化がなされている。
【0037】なお、領域AR2のディスク上の位置は、
図示した位置に限定されるものではなく、プログラム領
域以外にリードイン領域に領域AR2を設定し、そこに
記録されるサブコードのエラー検出符号の生成多項式を
切り換えるようにしても良い。
【0038】図4は、EFM変調される前のCDのデー
タ構造の1フレームを示すものである。1フレームは、
図3に示すように、オーディオデータを16ビットでサ
ンプリングした場合に、L(左)、R(右)各6サンプ
ル分に相当する24シンボル(1シンボルは16ビット
を2分割してなる8ビット)のデータビットと、4シン
ボルのQパリティと、4シンボルのPパリティと、1シ
ンボルのサブコードとからなる。ディスク上に記録され
る1フレームのデータは、EFM変調により、8ビット
が14ビットに変換されると共に直流分抑圧ビットが付
加され、フレームシンクが付加される。
【0039】したがって、ディスク上に記録される1フ
レームは、 フレームシンク 24チャンネルビット データビット 14・24=336チャンネルビット サブコード 14チャンネルビット パリティ 14・8=112チャンネルビット マージンビット 3・34=102チャンネルビット からなる。したがって、1フレームの総チャンネルビッ
ト数が588チャンネルビットである。
【0040】このようなフレームを98個集めたもの
は、サブコードフレームと称される。このサブコードフ
レームは、通常のCDの再生時間の1/75秒に相当す
る。図5は、98個のフレームを縦方向に連続するよう
に並べ換えて表したサブコードフレームを示す。各フレ
ームの1シンボルのサブコードは、P〜Wの8チャンネ
ルの各チャンネルの1ビットとを含む。図5に示すよう
に、サブコードの完結する周期(98フレーム)のデー
タによって1セクタが構成される。なお、98フレーム
の先頭の2フレームのサブコードは、サブコードフレー
ムシンクS0 、S1 である。CD−ROM等で光ディス
クのデータを記録する場合には、サブコードの完結する
単位である98フレーム(2,352バイト)が1セク
タとされる。
【0041】RチャンネルないしWチャンネルは、例え
ば静止画やいわゆるカラオケの文字表示等の特殊な用途
に用いられるものである。また、PチャンネルおよびQ
チャンネルは、ディスクに記録されているディジタルデ
ータの再生時におけるピックアップのトラック位置制御
動作に用いられるものである。
【0042】Pチャンネルは、ディスク内周部に位置す
るいわゆるリードインエリアでは、"0" の信号を、ディ
スクの外周部に位置するいわゆるリードアウトエリアで
は、所定の周期で"0" と"1" とを繰り返す信号を記録す
るのに用いられる。また、Pチャンネルは、ディスクの
リードイン領域とリードアウト領域との間に位置するプ
ログラム領域では、各曲の間を"1"、それ以外を"0"とい
う信号を記録するのに用いられる。このようなPチャン
ネルは、CDに記録されているディジタルオーディオデ
ータの再生時における各曲の頭出しのために設けられる
ものである。
【0043】Qチャンネルは、CDに記録されているデ
ィジタルオーディオデータの再生時におけるより精細な
制御を可能とするために設けられる。Qチャンネルの1
サブコードフレームの構造は、図6に示すように、同期
ビット部11と、コントロールビット部12と、アドレ
スビット部13と、データビット部14と、CRCビッ
ト部15とにより構成される。
【0044】同期ビット部11は、2ビットのデータか
らなり、上述した同期パターンの一部が記録されてい
る。コントロールビット部12は、4ビットのデータか
らなり、オーディオのチャンネル数、エンファシスやデ
ィジタルデータ等の識別を行うためのデータが記録され
ている。この4ビットのデータが"0000"の場合には、プ
リエンファシスなしの2チャンネルオーディオを指
し、"1000"の場合には、プリエンファシスなしの4チャ
ンネルオーディオを指し、"0001"の場合には、プリエン
ファシスつきの2チャンネルオーディオを指し、"1001"
の場合には、プリエンファシスつきの4チャンネルオー
ディオを指す。また、4ビットのデータが"0100"の場合
には、オーディオではないデータトラックを指す。アド
レスビット部13は、4ビットのデータからなり、後述
するデータビット部14内のデータのフォーマット(モ
ード)や種類を示す制御信号が記録されている。
【0045】CRC部15は、16ビットのデータから
なり、巡回符号(Cyclic Redundancy Check code;CR
C)のエラー検出を行うためのデータが記録されてい
る。エラー検出の対象は、コントロールビット部12、
アドレスビット部13およびデータビット部14の合計
80ビットである。
【0046】CRCの符号化は、80ビットの情報ビッ
ト系列を16ビットシフトしたものを表現した多項式
を、生成多項式g(x)で除算し、その剰余の多項式をビ
ット表現したものをCRC部15に付加するものであ
る。多項式とビットの関係は、例えばx5+x4+x2
1の多項式は、次数の高いものから順に(11010
1)の2進数(ビット表記)で表される。2進数は、多
項式の係数を表したものである。CRCの復号化は、C
RC部15を含む96ビットのデータを表した多項式を
生成多項式g(x)で除算し、割り切れるかどうかを調べ
ることである。すなわち、符号化において、剰余を足し
ているので、エラーが無ければ、割り切れるはずであ
る。剰余が0であれば、割り切れたことであり、エラー
無しとされ、剰余が0でなければ、エラー有りとされ
る。
【0047】CDの規格では、CRCの生成多項式とし
て、gv(x)=x16+x12+x5+1を使用している。こ
の一実施形態では、gv(x)と異なる生成多項式であるg
w(x)=x16+x15+x2+1を用意している。上述した
プログラム領域の領域AR1では、生成多項式gv(x)に
よってエラー検出符号化がなされている。一方、領域A
R2では、生成多項式gv(x)およびgw(x)を切り換えて
エラー検出符号化がなされ、それぞれの生成多項式で符
号化されたサブコードが混在して記録されている。生成
多項式として最高次数が等しく、係数のみが異なるもの
を切り換える方法では、CRCのビット数が互いに等し
くなり、データフォーマットが変更されない。但し、こ
の発明では、このような関係にある生成多項式に限定さ
れるものではなく、最高次数が異なる生成多項式を使用
しても良い。この場合には、生成されるCRCのビット
数が例えば16ビットより短くまたは長くなる。その場
合でも、上述したサブコードのシンク以外の長さの96
ビットを変更しないようになされる。
【0048】データビット部14は、72ビットのデー
タからなる。アドレスビット部13の4ビットのデータ
が"0001"(すなわち、モード1)である場合には、デー
タビット部14は、図7に示すような時間コード(位置
情報)が記録される構成とされる。すなわち、データビ
ット部14は、トラック番号部(TNO)21と、イン
デックス部(INDEX)22と、経過時間部(分成分
部(MIN)23、秒成分部(SEC)24、フレーム
番号部(FRAME)25からなる)と、ゼロ部(ZE
RO)26と、絶対時間部(分成分部(AMIN)27
と、秒成分部(ASEC)28と、フレーム番号部(A
FRAME)29とからなる)とにより構成される。こ
れらの各部は、それぞれ、8ビットのデータからなるも
のである。
【0049】トラック番号部(TNO)21は、2ディ
ジットの2進化10進法(Binary Coded Decimal;BC
D)で表現される。このトラック番号部(TNO)21
は、"00"でデータの読み出しを始めるトラックであるリ
ードイントラックの番号を表し、"01"ないし"99"で各曲
や楽章等の番号に該当するトラック番号を表す。また、
トラック番号部(TNO)21は、16進数表示の"A
A"でデータの読み出しを終了するトラックであるリー
ドアウトトラックの番号を表す。
【0050】インデックス部(INDEX)22は、2
ディジットのBCDで表現され、"00"で一時停止、いわ
ゆるポーズを表し、"01"ないし"99"で各曲や楽章等のト
ラックをさらに細分化したものを表す。
【0051】分成分部(MIN)23、秒成分部(SE
C)24、フレーム番号部(FRAME)25は、それ
ぞれ、2ディジットのBCDで表現され、合計6ディジ
ットで各曲や楽章内での経過時間(TIME)を表す。
ゼロ部(ZERO)26は、8ビット全てに"0" が付与
されてなる。
【0052】分成分部(AMIN)27、秒成分部(A
SEC)28、フレーム番号部(AFRAME)29
は、それぞれ、2ディジットのBCDで表現され、合計
6ディジットで第1曲目からの絶対時間(ATIME)
を表す。
【0053】また、ディスクのリードイン領域における
TOC(Table of Contents )でのデータビット部24
の構造は、図8に示すように、トラック番号部(TN
O)31と、ポイント部(POINT)32と、経過時
間部(分成分部(MIN)33、秒成分部(SEC)3
4、フレーム番号部(FRAME)35からなる)と、
ゼロ部(ZERO)36と、絶対時間部(分成分部(P
MIN)37、秒成分部(PSEC)38、フレーム番
号部(PFRAME)39からなる)とにより構成さ
れ、これらの各部は、それぞれ、8ビットのデータから
なる。
【0054】トラック番号部(TNO)31、経過時間
の分成分部(MIN)33、秒成分部(SEC)34、
フレーム番号部(FRAME)35は、いずれも16進
数表示で"00"に固定され、ゼロ部(ZERO)36は、
上述したゼロ部(ZERO)26と同様に、8ビット全
てに"00"が付与されてなる。
【0055】また、絶対時間分成分部(PMIN)37
は、ポイント部(POINT)32が16進数表示で"
A0"の場合には、最初の曲番号あるいは楽章番号を示
し、ポイント部(POINT)32が16進数表示で”
A1”の場合には、最初の曲番号あるいは楽章番号を示
す。また、ポイント部(POINT)32が16進数表
示で"A2"の場合には、絶対時間分成分部(PMIN)
37、絶対時間秒成分部(PSEC)38、絶対時間フ
レーム番号部(PFRAME)39は、それぞれ、リー
ドアウト領域が始まる絶対時間(PTIME)を示す。
さらに、ポイント部(POINT)32が2ディジット
のBCDで表現される場合には、絶対時間の分成分部
(PMIN)37、秒成分部(PSEC)38、フレー
ム番号部(PFRAME)39は、それぞれ、その数値
で示される各曲あるいは楽章が始まるアドレスを絶対時
間(PTIME)で表したものとなる。
【0056】このように、Qチャンネルは、ディスクの
プログラム領域とリードイン領域とでフォーマットが若
干異なるものの、ともに24ビットで表される時間情報
が記録される。図7に示すモード1のQチャンネルのサ
ブコードは、ディスク上でどの連続する10サブコード
フレームをとっても9サブコードフレーム以上入ってい
ることがCDの規格上で決められている。上述したよう
に、サブコードフレームとは、先頭の2フレームが同期
パターンとされたサブコードの1区切りを構成する連続
する98フレームである。
【0057】一方、モード1以外のモード2〜モード5
の他のモードのサブコードの場合は、連続する100サ
ブコードフレーム中で1個以上存在していれば良いと規
定されている。なお、モード2、モード3は、UPC/
EAN(Universal Product Code/European Article Num
ber)コード、ISRC(International Standard Record
ing Code)コードを記録するのに使用される。モード4
は、CDVで使用されるものである。モード5は、マル
チセッションのCD−EXTRAのリードインで使用さ
れるものである。
【0058】図9Aは、図1および図2に示した光ディ
スクまたは図3に示した光ディスクにおいて、領域AR
2に記録された例えば数秒分のデータ、1トラック分の
データ等を示したものである。例えば1秒分のデータに
は、75個のサブコードのフレームが含まれている。
【0059】図9Aにおいて、斜線領域が生成多項式g
w(x)でエラー検出符号化されたサブコードの記録領域で
あり、斜線の無い領域が生成多項式gv(x)でエラー検出
符号化されたサブコードの記録領域である。この領域A
R2を再生し、生成多項式g v(x)によってサブコードフ
レーム毎に復号化(エラー検出)を行う。この場合、領
域AR2内で、矢印で表すような抽出(サンプリング)
位置のサブコードフレームを抽出してエラー検出を行
う。
【0060】なお、一般性をもたせるために、以下の説
明では、サブコードの抽出位置を一定としていないが、
実際では、全てのサブコードフレームを抽出するように
なされることが多く、その場合では、抽出位置がサブコ
ードフレーム(98フレーム:1/75秒)間隔で一定
のものとなる。
【0061】そして、領域AR2において、Qチャンネ
ルのサブコードのフレーム番号AFRAME(図7参
照)の(0〜74)の内で、予め定めたフレーム番号の
値例えば「5」のサブコードのみを生成多項式gw(x)で
エラー検出符号化がなされる。gw(x)によって符号化さ
れる位置を予め定めておくことによって、記録/再生の
過程で生じうるエラーの影響を少なくできる。既存のC
DプレーヤまたはCD/CD−ROMドライブでは、領
域AR1およびAR2の両方に関して、生成多項式g
v(x)によってエラー検出を行うので、フレーム番号が
「5」の箇所では、常にエラー有りの検出結果が発生す
る。若し、フレーム番号の下位の桁が「5」のサブコー
ドのみを生成多項式gw(x)でエラー検出符号化している
場合では、「05」,「15」,・・・・,「65」の
ように、10フレーム毎にエラー有りの検出結果が発生
する。この検出結果によって、付加情報を記録すること
ができる。
【0062】一方、生成多項式gv(x)とgw(x)を記録時
と同一の関係で切り換えるようになされた新規なドライ
ブでは、フレーム番号が「5」の箇所では、生成多項式
をg v(x)からgw(x)に切り換えるので、このサブコード
フレームの情報をエラー無しとして読むことができる。
新規なドライブでは、エラー無しとして扱われるサブコ
ードフレームに付加情報を記録しておくことができる。
【0063】記録再生時にエラーが発生しないと仮定す
ると、生成多項式gv(x)でエラー検出符号化の復号を行
う場合では、生成多項式gv(x)でCRCを生成している
箇所では、エラー無しと検出され、一方、生成多項式g
w(x)でCRCを生成している箇所(斜線領域)では、エ
ラー有りと検出される。したがって、エラーの有無に応
じた復号結果(エラー検出結果)が得られる。この復号
結果の情報が付加情報として利用される。エラー有りと
検出される部分に対応して、1ビット"0" を割り当て、
エラー無しと検出される部分に対応して、1ビット"1"
を割り当てると、図9Aの場合では、(01001・・
・011010)の付加情報が得られる。付加情報は、
例えばディスクがオリジナルかコピーかの識別情報とし
て利用できる。
【0064】一方、新規ドライブでは、領域AR2に対
して、記録時と同じ関係でもって生成多項式gv(x)およ
びgw(x)をそれぞれ適用してエラー検出を行うことによ
って付加情報が再生される。この場合、一方の生成多項
式によってエラーが無いと検出されるデータを付加情報
としても良い。付加情報は、ディスクがオリジナルかコ
ピーかの識別情報、暗号鍵またはその一部の情報または
個々のディスクにユニークなディスク識別情報として利
用できる。付加情報を上述したQチャンネルのサブコー
ドとして記録しているので、付加情報は、例えば時間コ
ードの所定の組合せとして表すことができる。
【0065】図9Bは、領域AR2に記録されている付
加情報の一例を示す。領域AR2において、時間コード
等のサブコードデータA、サブコードデータB、サブコ
ードC、サブコードのフォーマットのダミーデータ、サ
ブコードデータD、サブコードデータEが生成多項式g
w(x)によってエラー無しと検出されるデータである。一
方、生成多項式gv(x)によってエラー無しと検出される
データは、通常のサブコードであって、付加情報が記録
されない。ダミーデータを記録しているのは、暗号鍵を
付加情報として記録する場合に、データの秘匿性を高め
るためである。データの秘匿性を高める方法としては、
抽出位置を変える方法等を使用できる。また、生成多項
式gv(x)によってエラー無しと検出されるデータを付加
情報として使用することも可能である。
【0066】図9Bに示す領域AR2を再生する場合で
は、図9Cにおいて矢印で示すように、各部分を抽出す
ると共に、エラー検出用の生成多項式を切り換える切り
換え制御がなされる。図9Cでは、ローレベルが生成多
項式gw(x)を選択する期間を示し、ハイレベルが生成多
項式gv(x)を選択する期間を示している。この2種類の
エラー検出符号化の何れが選択されているかの情報を付
加情報として利用しても良い。
【0067】図9Dは、図9Aに示す領域AR2を生成
多項式gw(x)で復号した場合のエラー検出の結果を示
す。このエラー検出結果は、図9Aに示す生成多項式g
v(x)を使用したエラー検出結果と逆のものとなる。これ
らの二つの生成多項式のエラー検出結果の組合せを使用
して付加情報を再生するようにしても良い。二つのエラ
ー検出結果を組み合わせると、実際にエラーが生じた場
合を判別することが可能となる。すなわち、ある抽出箇
所で実際にエラーが発生したと仮定すると、その抽出箇
所では、二つのエラー検出結果が共にエラー有りを示す
ものとなり、実際にエラーが発生していることを確実に
検出できる。一方、二つのエラー検出結果が共にエラー
無しとなる確率は、非常に低いもので、エラー発生を見
逃す確率は、非常に小さいものである。
【0068】上述したように、生成多項式gw(x)によっ
てエラー無しと検出されるデータA〜Eを暗号鍵または
暗号鍵の一部として、図1および図2に示したマルチセ
ッションタイプの光ディスクのプログラム領域PA2に
記録されるデータの暗号化を行うようにしても良い。さ
らに、エラー検出結果の情報(上述した(01001・
・・011010))をデータA〜Eと組合せて暗号鍵
または暗号鍵の一部を生成しても良い。例えばこれらの
データをある鍵生成関数で処理したものが暗号鍵とされ
る。なお、図9Bでは、各データを一回ずつ記録してい
るが、サブコードフォーマットでは、エラー訂正機能が
ないので、実際には、A〜Eの各データを繰り返して記
録する多重記録を行うことが好ましい。
【0069】この発明の一実施形態によって、オリジナ
ルのディスクかコピーされたディスクかを識別すること
ができることを図10を参照して説明する。すなわち、
図10は、オリジナルの光ディスク1Aから光ディスク
1Bにデータをディスクコピーする場合の処理の概要を
示すものである。
【0070】図10において、オリジナルの光ディスク
1Aは、この発明が適用された光ディスクであり、この
光ディスク1Aの領域AR2には、図9に示したよう
に、生成多項式gv(x)とgw(x)でそれぞれエラー検出符
号化されたデータが混在して記録されている。再生装置
31には、このようなオリジナルの光ディスク1Aが装
着され、光ディスク1Aのデータが読み出される。通常
のCD−DAやCD−ROM、CD−R、CD−RWの
再生を行う再生装置31では、生成多項式gv(x)による
エラー検出符号化方式が用いられており、gv(x)を使用
したサブコードデコーダ33が設けられている。
【0071】再生装置31に装着されたオリジナルの光
ディスク1Aのサブコードデータに対して、サブコード
デコーダ33において、エラー検出処理がなされる。オ
リジナルの光ディスク1Aには、図9Aに示したよう
に、エラー検出符号化されたサブコードデータが記録さ
れている領域AR2が設けられている。この領域AR2
の再生データに対して、サブコードデコーダ33でエラ
ー検出処理を行うと、他の生成多項式gw(x)によるエラ
ー検出符号化がなされている部分では、必ずエラー有り
が検出される。
【0072】エラー有りの場合の処理は、機器によって
異なるが、通常、エラー有りと検出されると、サブコー
ドが補間、すなわち、時間コードが内挿される。或い
は、異常があるとして、そこで再生動作が停止される。
異常が発生したとして再生動作が停止されれば、光ディ
スク1Aのコピーは防げるが、ここでは、補間されたと
する。
【0073】再生装置31で再生された光ディスク1A
の再生データは、記録装置32に送られる。再生装置3
1側で補間処理がなされたサブコードが記録装置32の
サブコードエンコーダ34に供給される。サブコードエ
ンコーダ34では、Qチャンネルのサブコードのフォー
マットがなされる。この場合に、生成多項式gv(x)を使
用してサブコードのエラー検出符号化がなされる。この
ように、Qチャンネルのサブコードが再符号化されたデ
ータが光ディスク1Bに記録される。このように、コピ
ーされた光ディスク1Bの領域AR2には、gv(x)でエ
ラー検出符号化されたサブコードデータが記録されるこ
とになる。
【0074】したがって、コピーされた光ディスク1B
では、領域AR2のサブコードを再生した場合に、実際
にエラーが発生してなければ、エラー検出結果がエラー
無しとなる。このことは、オリジナルの光ディスク1A
では、図9Aに示したようなエラーの有無の結果が得ら
れることと相違し、この光ディスク1Bは、コピーディ
スクと判断される。したがって、生成多項式gv(x)でエ
ラー検出した結果がどのようなものかを調べることによ
って、光ディスクがオリジナルかコピーかを判別するこ
とができる。
【0075】図11は、この発明が適用された記録装置
の一例である。簡単のため、一例では、図3に示すよう
な1セッションの光ディスクに対してこの発明を適用し
た例を示し、また、記録データに対する暗号化がされて
いないものとする。図11は、光ディスクが読み出し専
用ディスクの場合であり、マスタリングシステムに対し
てこの発明を適用した例を示している。但し、この発明
による記録方法および記録装置は、マスタリングに限ら
ず、記録可能なデータ記録媒体例えばCD−R/CD−
RWに対してデータを記録する場合に対しても適用する
ことが可能なものである。
【0076】マスタリング装置は、例えばArイオンレ
ーザ、He−CdレーザやKrイオンレーザ等のガスレ
ーザや半導体レーザであるレーザ51と、このレーザ5
1から出射されたレーザ光を変調する音響光学効果型ま
たは電気光学型の光変調器52と、この光変調器52を
通過したレーザ光を集光し、感光物質であるフォトレジ
ストが塗布されたディスク状のガラス原盤54のフォト
レジスト面に照射する対物レンズ等を有する記録手段で
ある光ピックアップ53を有する。
【0077】光変調器52は、記録信号にしたがって、
レーザ51からのレーザ光を変調する。そして、マスタ
リング装置は、この変調されたレーザ光をガラス原盤5
4に照射することによって、データが記録されたマスタ
を作成する。また、光ピックアップ53とガラス原盤5
4との距離が一定に保つように制御したり、トラッキン
グを制御したり、スピンドルモータ55の回転駆動動作
を制御するためのサーボ回路(図示せず)が設けられて
いる。ガラス原盤54がスピンドルモータ55によって
回転駆動される。
【0078】光変調器52には、同期(シンク)付加回
路71からの記録信号が供給される。入力端子61aお
よび61bから、記録するメインのディジタルデータが
供給される。入力端子61aからのデータがCD−RO
Mエンコーダ62によってCD−ROMのフォーマット
に変換されてから、CIRC(Cross Interleave Reed-
Solomon Code)エンコーダ63に供給される。入力端子
61bに入力されるデータは、CD−ROMフォーマッ
トとされているものであり、CD−ROMエンコーダ6
2を介さずにCIRCエンコーダ63に供給される。
【0079】CIRCエンコーダ63は、エラー訂正用
のパリティデータ等を付加するエラー訂正符号化処理や
スクランブル処理を行う。すなわち、1サンプルあるい
は1ワードの16ビットが上位8ビットと下位8ビット
とに分割されてそれぞれシンボルとされ、このシンボル
単位で、例えばCIRCによるエラー訂正用のパリティ
データ等を付加するエラー訂正符号化処理やスクランブ
ル処理が施される。
【0080】入力端子61cからは、現行のCD規格に
基づいたチャンネルP〜Wのサブコードが供給される。
再生時のエラー検出の結果(エラーの有無の情報)のみ
を利用することで付加情報を記録する(埋め込む)場合
では、現行のサブコードを入力すれば良い。一方、サブ
コードと同一のフォーマットを有し、新規な再生装置ま
たはドライブによって読み取ることが可能な新たなデー
タを付加情報として記録する場合では、通常のサブコー
ドの他に新たなデータが入力され、通常のサブコードと
新たなデータとが切り換えられてサブコードエンコーダ
64に入力される。さらに、新たなデータがサブコード
の時間コードの組合せ等で表現される場合では、サブコ
ードエンコーダ64が通常のサブコードを形成する機能
に加えて、付加情報に応じて時間コードを組み合わせる
機能を持つようになされる。
【0081】入力端子61cからのサブコードがサブコ
ードエンコーダ64にてサブコードのフレームフォーマ
ットに変換される。サブコードエンコーダ64に対して
は、スイッチ回路65によって生成多項式gv(x)および
w(x)の一方が選択されて供給される。すなわち、スイ
ッチ回路65の一方の入力端子aに対して生成多項式g
v(x)のデータを発生するデータ発生部66aが接続さ
れ、その他方の入力端子bに対して生成多項式gw(x)の
データを発生するデータ発生部66bが接続されてい
る。例えばデータ発生部66aおよび66bは、二つの
生成多項式の係数に対応する16ビットのデータを発生
するものであり、スイッチ回路65は、係数のみを切り
換えるものである。
【0082】スイッチ回路65は、スイッチコントロー
ラ67からのスイッチングコントロール信号によって制
御される。スイッチコントローラ67には、参照符号6
8で示す入力端子から付加情報が供給される。スイッチ
コントローラ67は、付加情報が入力されると、付加情
報にしたがってスイッチ回路65を制御するものであ
る。すなわち、図11に示す例は、生成多項式の切り換
えの情報が付加情報に対応するものである。付加情報
は、マスタリング装置の全体を制御するコントローラ
(図示しない)からスイッチコントローラ67に供給さ
れる。
【0083】CIRCエンコーダ63からのメインデー
タとサブコードエンコーダ64の出力とが加算器69で
ミックスされる。加算器69の出力がEFM変調器70
に供給され、変換テーブルにしたがって8ビットのシン
ボルが14チャンネルビットのデータへ変換される。E
FM変調器70の出力が同期付加回路71に供給され
る。同期付加回路71においてフレームシンクが付加さ
れ、同期付加回路71からは、上述したフレームフォー
マットの記録信号が発生する。
【0084】この記録信号が光変調器52に供給され、
光変調器52からの変調されたレーザビームによってガ
ラス原盤54上のフォトレジストが露光される。このよ
うに記録がなされたガラス原盤54を現像し、電鋳処理
することによってメタルマスタを作成し、次に、メタル
マスタからマザーディスクが作成され、さらに次に、マ
ザーディスクからスタンパが作成される。スタンパーを
使用して、圧縮成形、射出成形等の方法によって、光デ
ィスクが作成される。
【0085】図12は、上述したマスタリング装置によ
って作成されたスタンパを使用して作成された光ディス
クを再生するための再生装置の一例を示す。光ディスク
81は、ターンテーブルに載せられてスピンドルモータ
82によって回転される。スピンドルモータ82は、サ
ーボ部86の制御の基で、一定線速度(CLV)あるい
は一定角速度(CAV)で回転駆動をされる。
【0086】サーボ部86は、フォーカスエラー信号と
トラッキングエラー信号、およびコントローラ(図示し
ない)からの動作指令に基づき、フォーカス、トラッキ
ング、スレッド、スピンドルの各種サーボドライブ信号
を生成し、スピンドルモータ82および光ピックアップ
83に出力している。図示しないコントローラは、再生
装置の全体を制御するためのもので、ディスプレイ、操
作スイッチ等がコントローラに対して接続されている。
光ピックアップ83は、光ディスク81の信号面に半導
体レーザの光ビームを集光しつつ、光ディスク81上に
同心円状あるいはスパイラル状に形成されたトラックを
トレースする。光ピックアップ83全体がスレッド機構
により移動される。
【0087】光ピックアップ83の出力は、RF部84
を介して同期検出器85に供給され、同期検出器85の
出力がEFMの復調器87に供給される。復調器87
は、EFMの復調を行うものである。復調器87の出力
がサブコードデコーダ88に供給される。サブコードデ
コーダ88で、サブコードデータが抽出される。サブコ
ードデコーダ88の出力がCIRC方式のエラー訂正復
号化回路(以下、CIRCデコーダと称する)89に供
給される。CIRCデコーダ89でエラー訂正された再
生データが出力端子90に取り出される。
【0088】光ディスク81のデータを再生する場合に
は、光学ピックアップ83が所望の位置にアクセスさ
れ、光学ピックアップ83で、プログラム領域の部分が
再生される。この再生出力がRF部84、同期検出器8
5、復調器87、サブコードデコーダ88を介して、C
IRCデコーダ89に供給される。CIRCデコーダ8
9でCIRCのエラー訂正処理が行われ、出力端子90
に再生されたデータが出力される。好ましくは、光ディ
スク81をプレーヤまたはドライブに装着すると、リー
ドインエリアのTOC情報が読み取られ、その後に領域
AR2が再生され、領域AR2の付加情報を抽出してか
らプログラム領域のデータを再生するように制御され
る。
【0089】図12の構成は、既存のCDプレーヤまた
はCD−ROMドライブに対応しているので、サブコー
ドデコーダ88においては、生成多項式gv(x)のみを使
用したエラー検出処理がなされる。したがって、他の生
成多項式gw(x)で符号化されている部分は、必ずエラー
有りとして検出される。予め定められた領域AR2にお
けるサブコードのエラー検出の結果が付加情報抽出器9
2に供給される。
【0090】付加情報抽出器92は、生成多項式gv(x)
によるエラー検出結果を付加情報として抽出するもので
ある。このエラー検出結果は、言い換えると、二つの生
成多項式の切り換え情報にも対応している。付加情報抽
出器92からの付加情報が図示しないコントローラ等に
供給される。付加情報が再生した光ディスク81がオリ
ジナルか、コピーかを示すものである場合では、エラー
検出結果または生成多項式の切り換え情報が予め定めた
ものと一致しているかどうかが判別される。一致してい
れば、再生した光ディスクがオリジナルであると判定さ
れ、不一致であれば、再生した光ディスクがコピーであ
ると判定される。コピーと決定された場合では、光ディ
スクの再生を中止するように、プレーヤまたはドライブ
が制御される。
【0091】付加情報抽出器92からの付加情報が暗号
鍵またはその一部である場合には、抽出された付加情報
を使用して暗号鍵が生成され、暗号化されて光ディスク
に記録されているデータが復号される。さらに、付加情
報がディスクにユニークなディスクIDである場合に
は、抽出されたディスクIDを使用した種々のアプリケ
ーションが実行される。
【0092】図13は、この発明が適用された再生装置
の他の例を示す。サブコードデコーダ88に関連した構
成以外は、上述した一例と同一の構成であるので、その
部分は、図13では省略されている。図13では、スイ
ッチ回路93によって選択された生成多項式がサブコー
ドデコーダ88に供給される。データ発生部91aが生
成多項式gv(x)の係数データを発生し、データ発生部9
1bが生成多項式gw(x)の係数データを発生する。
【0093】スイッチ回路93は、スイッチコントロー
ラ94によって、領域AR2においては、記録時と同一
の関係で生成多項式gv(x)またはgw(x)を選択してサブ
コードデコーダ88に供給する。スイッチコントローラ
94には、端子96からのコントロール信号がコントロ
ーラから供給される。コントローラは、二つの生成多項
式をどのように切り換えるかの情報を持っており、記録
時と同一の関係で、二つの生成多項式を切り換えるため
の情報をスイッチコントローラ94に与えることができ
る。したがって、実際にエラー生じていないと仮定する
と、サブコードに対するエラー検出結果は、全てエラー
無しとなる。そして、図9Bを参照して説明したよう
に、生成多項式gw(x)によってエラー検出符号化されて
いる区間から付加情報としてのデータA〜Eが再生され
る。付加情報抽出器95は、このデータA〜Eを抽出
し、出力端子97に出力する。
【0094】出力端子97に取り出された付加情報がコ
ントローラに供給され、光ディスクに対するアクセスが
制御される。例えば付加情報が暗号鍵または暗号鍵の一
部として使用され、暗号化されて記録されているデータ
が復号される。このようにすると、暗号化されているデ
ータは、図13に示すような構成を有する新規な再生装
置またはドライブによってのみ再生することが可能とな
る。
【0095】この発明は、上述したこの発明の一実施形
態に限定されるものでは無く、この発明の要旨を逸脱し
ない範囲内で様々な変形や応用が可能である。上述した
例では、この発明をサブコードのエラー検出符号化に対
して適用した例について説明したが、この発明は、CD
−ROMの場合のデータに対するエラー検出符号化に対
しても適用可能である。すなわち、CD−ROMのモー
ド1およびモード2(フォーム1)のフォーマットにお
いては、エラー訂正後に1ブロック(1セクタ)のデー
タに対してエラー検出を行うための符号化がなされてい
る。
【0096】モード1の場合では、同期信号(12バイ
ト)とヘッダ(4バイト)とデータ2048バイトの合
計2064バイトに対してエラー検出符号化がなされ、
4バイトのCRCが付加されている。生成多項式G1(x)
=(x16+x15+x2+1)・(x16+x3+x+1)=
32+x31+x16+x4+x3+x+1である。この生成
多項式と同一の次数で係数が異なる他の生成多項式例え
ばG2(x)=(x16+x15+x2+1)・(x16+x2+x
+1)を用意し、一部のブロックを他の生成多項式で符
号化することによって、上述したサブコードの場合と同
様に、付加情報を記録することが可能である。
【0097】以上の説明では、エラー検出符号化の生成
多項式を切り換える例について説明したが、この発明
は、エラー訂正符号化方式を切り換える場合に対しても
適用できる。エラー訂正符号化方式の一つとして、隣接
符号(b-adjacent code)が知られている。この符号化
は、生成多項式のビット表現が最後の列に位置する行列
Tを使用するものである。
【0098】また、エラー訂正符号化の他の方式とし
て、リードソロモン符号が知られている。リードソロモ
ン符号は、ガロア体GF(2r)の元から構成されるB
CH符号である。BCH符号は、ビット単位で処理を行
うエラー訂正符号である。例えば8ビット(1バイト)
単位で処理を行うリードソロモン符号では、ガロア体G
F(28)において、ある既約多項式例えばx8+x4
3+x2+1を定義し、その根をαとおき、ガロア体G
F(28)上の元をαのべき乗または多項式で表現す
る。この既約多項式が原始多項式とも呼ばれる。すなわ
ち、多項式F(x)に対して、F(x)=0となる数αをF
(x)の根といい、GF(2r)の原始元αが根となるr次
元2元多項式を原始多項式という。
【0099】CDにおいて使用されるCIRCにおいて
は、二重誤りを訂正できるリードソロモン符号を使用し
ている。すなわち、生成多項式G(x)として、G(x)=
(x+1)(x+α)(x+α2)(x+α3)が使用さ
れる。隣接符号の生成多項式も原始多項式である。した
がって、隣接符号、BCH符号またはリードソロモン符
号に対してこの発明を適用する場合では、原始多項式が
切り換えられるようになされる。例えば他の原始多項式
として、x8+x6+x5+x2+1を使用する。他の方法
としては、原始多項式が同じであって、生成多項式の作
り方を切り換えるようにしても良い。例えば上述した例
において、(x+1)の項を取り除いた数式の生成多項
式を使用する。さらに、原始多項式および生成多項式の
作り方の両方を変えるようにしても良い。
【0100】以上の説明では、この発明をデータ記録媒
体に対して適用した例について説明したが、この発明
は、データ記録媒体に限らず、コンテンツデータを送信
し、また、データを受信する場合にも適用することがで
きる。データの送受信にこの発明を適用する場合では、
図11に示す記録系の構成が送信系の構成と対応し、記
録データが送信部に供給され、有線または無線の通信路
に対して送出される。また、図12または図13に示し
た再生系の構成が受信系の構成と対応し、RF部に対し
て受信データが供給される。そして、復号されたデータ
が得られる。
【0101】さらに、以上の記録装置(送信装置)また
は再生装置(受信装置)は、ハードウエアによって構成
されるものとして説明したが、コンピュータのアプリケ
ーションソフトウェアとドライブとによって、記録処理
または再生処理を行うようにしても良い。その場合に
は、新規なアプリケーションによって、既存のアプリケ
ーションによっては再生できない付加情報を読み取るこ
とができる。
【0102】
【発明の効果】この発明では、同一のデータ構造で、複
数種類のエラー検出符号化またはエラー訂正符号化を行
い、その復号結果によって付加情報を再生できる。この
発明は、故意にデータ自身をエラーとするものと異な
り、正規のデータフォーマットの規格として採用できる
ので、信頼度が大幅に向上し、記録/再生過程で生じる
自然発生的なエラーが外乱となるおそれを少なくでき
る。この発明が適用されたデータ記録媒体を既存の再生
装置またはドライブが再生した場合では、エラーの有無
の情報として付加情報を再生できるので、既存の装置に
も適用可能な利点がある。一方、新規な再生装置または
ドライブでは、既存のドライブではエラーとなるデータ
も読むことができ、読み取ったデータを付加情報として
利用でき、また、付加情報を既存の装置は、コピーする
ことができない。したがって、付加情報の秘匿性を高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用された光ディスクの説明に用い
る平面図である。
【図2】この発明が適用された光ディスクの説明に用い
る略線図である。
【図3】この発明が適用された光ディスクの他の例の説
明に用いる略線図である。る。
【図4】この発明が適用された光ディスクの記録フォー
マットの説明に用いる略線図である。
【図5】この発明が適用された光ディスクの記録フォー
マットの説明に用いる略線図である。
【図6】Qチャンネルのサブコードのサブコードフレー
ムを説明するための略線図である。
【図7】時間情報をQチャンネルのサブコードとして記
録するためのモード1のフォーマットを示す略線図であ
る。
【図8】TOC領域におけるサブコードのフォーマット
を説明するための略線図である。
【図9】この発明が適用された光ディスクにおいてサブ
コードのエラー検出符号化の生成多項式が切り換えられ
る領域の説明に用いる略線図である。
【図10】オリジナルのディスクか、コピーされたディ
スクかの判別処理の説明に用いる略線図である。
【図11】この発明が適用された記録装置の一例のブロ
ック図である。
【図12】この発明が適用された再生装置の一例のブロ
ック図である。
【図13】この発明が適用された再生装置の他の例のブ
ロック図である。
【符号の説明】
1・・・光ディスク、64・・・サブコードエンコー
ダ、65・・・スイッチ回路、66a,66b,91
a,91b・・・生成多項式の係数に対応するデータを
発生するデータ発生部、88・・・サブコードデコー
ダ、92,95・・・付加情報抽出器、93・・・スイ
ッチ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 532 G11B 20/18 532E 570 570G 572 572C 572F 574 574H H04N 5/85 H04N 5/85 Z 5/91 5/91 P Fターム(参考) 5C052 AA02 AA04 AB08 AB09 CC01 CC12 DD10 5C053 FA13 FA23 GB14 GB15 5D044 AB05 BC04 CC06 DE50 DE55 DE70 EF05 FG18 GK12 GK17 HL08 5J065 AA01 AB01 AC03 AD08 AD11 AE06 AF02 AG01 AH17 AH20

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のデータがエラー検出符号化されて
    記録されたデータ記録媒体において、 複数種類の上記エラー検出符号化の生成多項式によって
    符号化されたデータが混在して記録されているデータ記
    録媒体。
  2. 【請求項2】 所定のデータがエラー訂正符号化されて
    記録されたデータ記録媒体において、 複数種類の上記エラー訂正符号化の原始多項式および/
    または生成多項式によって符号化されたデータが混在し
    て記録されているデータ記録媒体。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記エラー検出符号化がCRCであるデータ記録媒体。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 複種類数の上記生成多項式g(x)は、生成されるパリテ
    ィが16ビットの場合では、g1(x)=x16+x12+x5
    +1、g2(x)=x16+x15+x2+1およびg3(x)=x
    16+x2+x+1の何れかであり、 上記パリティが32ビットの場合には、上記g1(x)、g
    2 (x)およびg3 (x)の内の2つの組み合わせの何れかで
    あるデータ記録媒体。
  5. 【請求項5】 請求項2において、 上記エラー訂正符号化がリードソロモン符号であるデー
    タ記録媒体。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 複数種類の上記原始多項式f(x)は、生成されるパリテ
    ィが8ビットの場合では、f1(x)=x8+x4+x3+x2
    +1とf2 (x)=x8+x6+x5+x4+1であるデータ
    記録媒体。
  7. 【請求項7】 請求項2において、 上記エラー訂正符号化がBCH符号であるデータ記録媒
    体。
  8. 【請求項8】 請求項1または2において、 複数種類の上記生成多項式または上記原始多項式は、付
    加情報にしたがって選択されるデータ記録媒体。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 上記付加情報がオリジナルかコピーかの判別情報、暗号
    鍵または暗号鍵の一部の情報、またはデータ記録媒体の
    識別情報であるデータ記録媒体。
  10. 【請求項10】 請求項1または2において、 上記所定のデータは、アドレス情報または時間情報であ
    るデータ記録媒体。
  11. 【請求項11】 所定のデータをエラー検出符号化して
    記録してデータ記録媒体に記録するデータ記録方法にお
    いて、 上記エラー検出符号化の生成多項式を複数種類有し、複
    数種類の上記生成多項式によって符号化されたデータを
    混在して記録するデータ記録方法。
  12. 【請求項12】 所定のデータをエラー訂正符号化して
    記録してデータ記録媒体に記録するデータ記録方法にお
    いて、 上記エラー訂正符号化の原始多項式および/または生成
    多項式を複数種類有し、複数種類の上記原始多項式およ
    び/または生成多項式によって符号化されたデータを混
    在して記録するデータ記録方法。
  13. 【請求項13】 請求項11において、 上記複数種類のエラー検出符号化の生成多項式の係数の
    みを有し、上記係数を切り換えるデータ記録方法。
  14. 【請求項14】 請求項11において、 上記エラー検出符号化がCRCであるデータ記録方法。
  15. 【請求項15】 請求項14において、 複種類数の上記生成多項式g(x)は、生成されるパリテ
    ィが16ビットの場合では、g1(x)=x16+x12+x5
    +1、g2(x)=x16+x15+x2+1およびg3(x)=x
    16+x2+x+1の何れかであり、 上記パリティが32ビットの場合には、上記g1(x)、g
    2 (x)およびg3 (x)の内の2つの組み合わせの何れかで
    あるデータ記録媒体。
  16. 【請求項16】 請求項12において、 上記複数種類のエラー訂正符号化の原始多項式および/
    または生成多項式の係数のみを有し、上記係数を切り換
    えるデータ記録方法。
  17. 【請求項17】 請求項12において、 上記エラー訂正符号化がリードソロモン符号であるデー
    タ記録方法。
  18. 【請求項18】 請求項17において、 複数種類の上記原始多項式f(x)は、生成されるパリテ
    ィが8ビットの場合では、f1(x)=x8+x4+x3+x2
    +1とf2 (x)=x8+x6+x5+x4+1であるデータ
    記録方法。
  19. 【請求項19】 請求項12において、 上記エラー訂正符号化がBCH符号であるデータ記録方
    法。
  20. 【請求項20】 請求項11または12において、 複数種類の上記生成多項式または上記原始多項式は、付
    加情報にしたがって選択されるデータ記録方法。
  21. 【請求項21】 請求項20において、 上記付加情報がオリジナルかコピーかの判別情報、暗号
    鍵または暗号鍵の一部の情報、またはデータ記録媒体の
    識別情報であるデータ記録方法。
  22. 【請求項22】 請求項11または12において、 上記所定のデータは、アドレス情報または時間情報であ
    るデータ記録方法。
  23. 【請求項23】 所定のデータをエラー検出符号化して
    記録してデータ記録媒体に記録するデータ記録装置にお
    いて、 上記エラー検出符号化の生成多項式を複数種類有し、複
    数種類の上記生成多項式によって符号化されたデータを
    混在して記録するデータ記録装置。
  24. 【請求項24】 所定のデータをエラー訂正符号化して
    記録してデータ記録媒体に記録するデータ記録装置にお
    いて、 上記エラー訂正符号化の原始多項式および/または生成
    多項式を複数種類有し、複数種類の上記原始多項式およ
    び/または生成多項式によって符号化されたデータを混
    在して記録するデータ記録装置。
  25. 【請求項25】 所定のデータがエラー検出符号化され
    て記録され、複数種類の上記エラー検出符号化の生成多
    項式によって符号化されたデータが混在して記録されて
    いるデータ記録媒体を再生するデータ再生方法におい
    て、 再生された上記所定のデータを上記複数種類の上記エラ
    ー検出符号化の内の一つによって復号化し、復号結果に
    基づいて、付加情報を再生するデータ再生方法。
  26. 【請求項26】 所定のデータがエラー検出符号化され
    て記録され、複数種類の上記エラー検出符号化の生成多
    項式によって符号化されたデータが混在して記録されて
    いるデータ記録媒体を再生するデータ再生方法におい
    て、 再生された上記所定のデータを上記複数種類の上記エラ
    ー検出符号化によって復号化し、それぞれの復号結果に
    基づいて、付加情報を再生するデータ再生方法。
  27. 【請求項27】 請求項25において、 上記復号結果おけるエラーの有無の情報によって付加情
    報を再生するデータ再生方法。
  28. 【請求項28】 請求項25または26において、 上記復号結果に基づいてエラーが無いものを選択するこ
    とによって付加情報を再生するデータ再生方法。
  29. 【請求項29】 請求項26において、 上記複数種類の上記エラー検出符号化の何れが選択され
    ているかによって付加情報を再生するデータ再生方法。
  30. 【請求項30】 請求項26において、 上記複数種類の上記エラー検出符号化のそれぞれの復号
    結果の組合せに基づいて付加情報を再生するデータ再生
    方法。
  31. 【請求項31】 所定のデータがエラー訂正符号化され
    て記録され、複数種類の上記エラー訂正符号化の原始多
    項式および/または生成多項式によって符号化されたデ
    ータが混在して記録されているデータ記録媒体を再生す
    るデータ再生方法において、 再生された上記所定のデータを上記エラー訂正符号化の
    内の一つによって復号化し、復号結果に基づいて付加情
    報を再生するデータ再生方法。
  32. 【請求項32】 所定のデータがエラー訂正符号化され
    て記録され、複数種類の上記エラー訂正符号化の原始多
    項式および/または生成多項式によって符号化されたデ
    ータが混在して記録されているデータ記録媒体を再生す
    るデータ再生方法において、 再生された上記所定のデータを上記複数種類の上記エラ
    ー訂正符号化によって復号化し、それぞれの復号結果に
    基づいて、付加情報を再生するデータ再生方法。
  33. 【請求項33】 請求項31において、 上記復号結果おけるエラーの有無の情報によって付加情
    報を再生するデータ再生方法。
  34. 【請求項34】 請求項31または32において、 上記復号結果に基づいてエラーが無いものを選択するこ
    とによって付加情報を再生するデータ再生方法。
  35. 【請求項35】 請求項32において、 上記複数種類の上記エラー検出符号化の何れが選択され
    ているかによって付加情報を再生するデータ再生方法。
  36. 【請求項36】 請求項32において、 上記複数種類の上記エラー検出符号化のそれぞれの復号
    結果の組合せに基づいて付加情報を再生するデータ再生
    方法。
  37. 【請求項37】 所定のデータがエラー検出符号化され
    て記録され、複数種類の上記エラー検出符号化の生成多
    項式によって符号化されたデータが混在して記録されて
    いるデータ記録媒体を再生するデータ再生装置におい
    て、 再生された上記所定のデータを上記複数種類の上記エラ
    ー検出符号化の内の一つによって復号化し、復号結果に
    基づいて、付加情報を再生するデータ再生装置。
  38. 【請求項38】 所定のデータがエラー検出符号化され
    て記録され、複数種類の上記エラー検出符号化の生成多
    項式によって符号化されたデータが混在して記録されて
    いるデータ記録媒体を再生するデータ再生装置におい
    て、 再生された上記所定のデータを上記複数種類の上記エラ
    ー検出符号化によって復号化し、それぞれの復号結果に
    基づいて、付加情報を再生するデータ再生装置。
  39. 【請求項39】 所定のデータがエラー訂正符号化され
    て記録され、複数種類の上記エラー訂正符号化の原始多
    項式および/または生成多項式によって符号化されたデ
    ータが混在して記録されているデータ記録媒体を再生す
    るデータ再生装置において、 再生された上記所定のデータを上記エラー訂正符号化の
    内の一つによって復号化し、復号結果に基づいて付加情
    報を再生するデータ再生装置。
  40. 【請求項40】 所定のデータがエラー訂正符号化され
    て記録され、複数種類の上記エラー訂正符号化の原始多
    項式および/または生成多項式によって符号化されたデ
    ータが混在して記録されているデータ記録媒体を再生す
    るデータ再生装置において、 再生された上記所定のデータを上記複数種類の上記エラ
    ー訂正符号化によって復号化し、それぞれの復号結果に
    基づいて、付加情報を再生するデータ再生装置。
  41. 【請求項41】 所定のデータをエラー検出符号化して
    送信するデータ送信方法において、 上記エラー検出符号化の生成多項式を複数種類有し、複
    数種類の上記生成多項式によって符号化されたデータを
    混在して送信するデータ送信方法。
  42. 【請求項42】 所定のデータをエラー訂正符号化して
    送信するデータ送信方法において、 上記エラー訂正符号化の原始多項式および/または生成
    多項式を複数種類有し、複数種類の上記原始多項式およ
    び/または生成多項式によって符号化されたデータを混
    在して送信するデータ送信方法。
  43. 【請求項43】 所定のデータがエラー検出符号化され
    て送信され、複数種類の上記エラー検出符号化の生成多
    項式によって符号化されたデータが混在して送信される
    データを受信するデータ受信方法において、 受信された上記所定のデータを上記複数種類の上記エラ
    ー検出符号化の内の一つによって復号化し、復号結果に
    基づいて、付加情報を再生するデータ受信方法。
  44. 【請求項44】 所定のデータがエラー検出符号化され
    て送信され、複数種類の上記エラー検出符号化の生成多
    項式によって符号化されたデータが混在して送信される
    データを受信するデータ受信方法において、 受信された上記所定のデータを上記複数種類の上記エラ
    ー検出符号化によって復号化し、それぞれの復号結果に
    基づいて、付加情報を再生するデータ受信方法。
  45. 【請求項45】 所定のデータがエラー訂正符号化され
    て送信され、複数種類の上記エラー訂正符号化の原始多
    項式および/または生成多項式によって符号化されたデ
    ータが混在して送信されるデータを受信するデータ受信
    方法において、 受信された上記所定のデータを上記エラー訂正符号化の
    内の一つによって復号化し、復号結果に基づいて付加情
    報を再生するデータ受信方法。
  46. 【請求項46】 所定のデータがエラー訂正符号化され
    て送信され、複数種類の上記エラー訂正符号化の原始多
    項式および/または生成多項式によって符号化されたデ
    ータが混在して送信されるデータを受信するデータ受信
    方法において、 受信された上記所定のデータを上記複数種類の上記エラ
    ー訂正符号化によって復号化し、それぞれの復号結果に
    基づいて、付加情報を再生するデータ受信方法。
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