JP2003243387A - シリコンウェハの窒化方法および窒化装置 - Google Patents

シリコンウェハの窒化方法および窒化装置

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JP2003243387A
JP2003243387A JP2002043772A JP2002043772A JP2003243387A JP 2003243387 A JP2003243387 A JP 2003243387A JP 2002043772 A JP2002043772 A JP 2002043772A JP 2002043772 A JP2002043772 A JP 2002043772A JP 2003243387 A JP2003243387 A JP 2003243387A
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silicon wafer
processing container
nitriding
gas
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JP2002043772A
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Masahiro Yoshimoto
昌広 吉本
Koji Taguchi
貢士 田口
Yusuke Tanada
裕介 棚田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便な方法および簡素な構成で、シリコンウ
ェハにダメージを与えることがなく、大きな面積のシリ
コンウェハにSiN膜を生成することができる。 【解決手段】 シリコンウェハの窒化装置21は、シリ
コンウェハ22を内部空間23に収容する処理容器24
と、内部空間23にNH3ガスを供給するガス供給手段
25と、シリコンウェハ22を加熱する加熱手段27
と、内部空間23に向けて紫外線を照射する紫外線照射
手段28とを含んで構成される。窒化装置21では、紫
外線の励起エネルギによってNH3ガスを解離してシリ
コンウェハ22と反応させ、シリコンウェハ22の表面
に絶縁膜として使用可能なSiN膜を生成することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路の基板な
どに用いられるシリコンウェハの窒化方法および窒化装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコンウェハは、LSI(Large Scal
e Integration)などの半導体集積デバイスの基板とし
て用いられている。前述のようなデバイスに用いられる
シリコンウェハ基板の一形態として、たとえばMOSF
ET(Metal-Oxide-Semiconductor Field Effect Trans
istor)があり、MOSFETのゲート部分および素子
分離部などには、絶縁膜の形成を必要とする。従来この
ような絶縁膜には、シリコン酸化膜(SiO2)が多用
されている。一般的にSiO2膜は、シリコンウェハを
熱酸化して形成される。シリコンウェハが熱酸化される
とき、熱酸化処理に伴いSiO2膜はシリコンウェハ内
部にも成長するので、シリコンウェハの初期表面が若干
汚染されているような場合であっても、SiO2膜のシ
リコンウェハ内部への成長によって形成されるSiO2
膜とシリコンとの界面の清浄性が保たれるという利点
が、SiO2膜多用の理由の一つである。
【0003】しかしながら、SiO2膜は、以下に説明
する絶縁膜に求められる電子的性質を必ずしも充分に満
足するものではない。
【0004】絶縁膜に求められる電子的性質とは、
(1)体積抵抗率が高いこと、(2)界面準位が小さい
こと、(3)固定電荷密度(トラップ密度)が小さいこ
と、(4)不純物の拡散を防止できることなどである。
すなわち、絶縁性能に優れ、正または負の電荷を捕捉し
にくくデバイスの増幅率に優れ、不純物の拡散を防止し
半導体性能の劣化を来さないという性質が求められる。
【0005】SiO2膜は、緻密性に劣るので、異種材
料を積層したとき、異種材料の構成元素が不純物として
膜中を拡散し易く、不純物が基板内に侵入して半導体性
能を阻害する。また、SiO2膜は誘電率が4.0程度
であるので、たとえば前述したMOSFETの絶縁膜と
してSiO2膜を使用した場合、MOSFETのゲート
容量が小さくなるという問題がある。
【0006】絶縁膜素材は、前述したような酸化物に限
定されるものではなく、窒化物によっても実現可能と考
えられる。たとえばシリコンを窒化して得られるシリコ
ン窒化膜(SiN膜)は、緻密性に優れ不純物元素の拡
散防止性能が高いので、異種材料を積層しても異種材料
の構成元素が基板へ拡散侵入することを防止できる。ま
たSiN膜は、誘電率が7.5程度と高いので、たとえ
ば前述したMOSFETの絶縁膜としてSiN膜を使用
した場合、MOSFETのゲート容量が大きくなり、電
気駆動力を大きくできるという利点がある。このような
ことから、SiN膜が絶縁膜素材として注目されてい
る。
【0007】SiN膜をシリコンウェハの表面に成膜す
る技術として、たとえばアンモニアガス(NH3)とモ
ノシランガス(SiH4)とを用いて熱化学気相成長
(CVD:Chemical Vapor Deposition)させる方法、
またアンモニアガスとジクロルシラン(SiH2Cl2
とを用いて熱CVDさせる方法などが知られている。し
かしながら熱CVD法は、SiN膜を成膜させるための
処理に長時間を要するという問題がある。このような問
題に対応する他の先行技術としてプラズマ窒化による成
膜方法がある。
【0008】図8は従来技術であるプラズマ窒化法に用
いられるプラズマ窒化装置1の構成を簡略化して示す系
統図であり、図9は図8に示すプラズマ窒化装置による
プラズマ窒化法の概要を示す図である。
【0009】プラズマ窒化装置1は、気密性を備える容
器2と、容器2内に対向して設けられる1対の電極3
a,3bと、電極3a,3bに高周波電界を付与する高
周波電源4と、1対の電極の一方3aに載置されるシリ
コンウェハ5を加熱する加熱手段6と、前記容器2に接
続され容器2の内部空間7を低圧雰囲気にする真空ポン
プ8と、容器2の内部空間7に置換ガスである窒素ガス
(N2)を供給する置換ガス供給手段9と、シリコンウ
ェハ5と反応させるガスであるアンモニアガス(N
3)を供給する反応ガス供給手段10とを含んで構成
される。なおシリコンウェハ5と反応させるガスにはN
2ガスが用いられても良く、また置換ガスにはN2ガスに
代えてアルゴンガス(Ar)が用いられても良い。
【0010】図8および図9を参照して従来のプラズマ
窒化法の概要を以下に説明する。まず容器2内の一方の
電極3aにシリコンウェハ5が載置された状態で、真空
ポンプ8によって、容器2の内部空間7を排気し、おお
よそ10Torr程度の低圧雰囲気とする。
【0011】置換ガス供給手段9は、N2ガスを貯留す
るN2ガス供給源11と、N2ガス供給源11から供給さ
れるN2ガスの圧力を調整する圧力調整弁12と、N2
スの流量を調整する流量調整弁13とを含み、反応ガス
供給手段10は、NH3ガスを貯留する反応ガス供給源
14と、反応ガス供給源14から供給されるNH3ガス
の圧力を調整する圧力調整弁15と、NH3ガスの流量
を調整する流量調整弁16とを含んで構成される。また
加熱手段6は、一方の電極3aに接して設けられるヒー
タ17と、ヒータ17に電力供給するとともにON−O
FF制御を行う制御電源18とを含む。
【0012】真空ポンプ8によって低圧雰囲気とされた
内部空間7に置換ガス供給手段9から圧力および流量の
調整されたN2ガスが内部空間7に供給され、次いで真
空ポンプ8によるN2ガスの排気が行われる。このN2
スの供給と真空ポンプによる排気とを所定回数繰返し、
容器2内の大気成分がN2ガスに置換された後、反応ガ
ス供給手段10から圧力および流量の調整されたNH3
ガスが内部空間7に供給される。
【0013】NH3ガスが内部空間7に供給されている
状態で、ヒータ17に通電し一方の電極3aを介してシ
リコンウェハ5を加熱する。さらに高周波電源4によっ
て電極3a,3b間に電界を掛けてNH3ガスをイオン
と電子とに解離させ、いわゆるプラズマ19を発生させ
る。プラズマ状態にあるイオンNHx+(x:0〜
3),H+および中性活性種NHx(x:0〜2)とシ
リコンウェハ5とが反応してSiとNH2との結合した
膜が生成される。このうちHは、経時にともなって膜外
へ拡散放出されてSiN膜となる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のプラズ
マ窒化法には、以下のような問題がある。高周波電界の
付与によって発生するプラズマ19中で励起されるエネ
ルギの範囲が広く、高エネルギ粒子も発生するので、高
エネルギ粒子によるシリコンウェハ5表面へのダメージ
が生じる。またシリコン(Si)は、プラズマ中で目的
とする反応以外の多種の反応を生じるので、SiN膜の
構造の緻密さを劣化させ所望の絶縁性能を得ることがで
きない恐れがある。
【0015】また電極3a,3b間に高周波電界を付与
するので、電極3a,3bが消耗し、その電極成分によ
って容器2の内壁がスパッタリングされて汚染される。
また単に電極の面積を大きくするだけでは広範囲に均一
なプラズマを発生させることが困難であるので、大きな
面積のシリコンウェハ表面に成膜することができず、直
径50cm程度の大きさが限界である。さらに高周波電
源4およびその付帯設備は、大掛かりかつ高価な設備で
あり、装置の設置容積が広大化し製造コストも高くなる
という問題がある。
【0016】本発明の目的は、簡便な方法および簡素な
構成で、シリコンウェハにダメージを与えることがな
く、大きな面積のシリコンウェハにSiN膜を生成する
ことのできるシリコンウェハの窒化方法および窒化装置
を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
シリコンウェハを処理容器の内部空間に収容し、シリコ
ンウェハが収容されている状態で前記処理容器の内部空
間にアンモニアガス(NH3)を導入し、前記シリコン
ウェハを加熱し、前記処理容器の内部空間に向けて紫外
線を照射してシリコンウェハを窒化させることを特徴と
するシリコンウェハの窒化方法である。
【0018】本発明に従えば、処理容器内を反応ガスで
あるNH3ガス雰囲気とし、処理容器内に載置されるシ
リコンウェハを所望の温度に加熱した状態で、処理容器
の内部空間に向けて紫外線を照射し、紫外線のエネルギ
によってNH3ガスをNH2とHとに解離させ、解離によ
って生成される中性活性種NH2とシリコンウェハとを
反応させて窒化させるという簡便な方法でSiN膜を生
成することができる。このような紫外線照射によれば、
広範な領域に均質なNH3ガスの解離状態を発現させる
ことができるので、大きな面積のシリコンウェハ表面を
一度に窒化しSiN膜を生成することができる。
【0019】また請求項2記載の発明は、シリコンウェ
ハを処理容器の内部空間に収容し、シリコンウェハが収
容されている状態で前記処理容器の内部空間にヒドラジ
ン(N24)を導入し、前記シリコンウェハを加熱し、
前記処理容器の内部空間に向けて紫外線を照射してシリ
コンウェハを窒化させることを特徴とするシリコンウェ
ハの窒化方法である。
【0020】本発明に従えば、請求項1記載の発明によ
る効果に加え、N24の解離活性化する紫外線の波長範
囲が広く、照射するべき紫外線の波長選択上の制約が緩
和されるので、一層簡便にシリコンウェハを窒化してS
iN膜を生成することができる。
【0021】また請求項3記載の発明は、シリコンウェ
ハを処理容器の内部空間に収容し、シリコンウェハが収
容されている状態で前記処理容器の内部空間に有機ヒド
ラジンを導入し、前記シリコンウェハを加熱し、前記処
理容器の内部空間に向けて紫外線を照射してシリコンウ
ェハを窒化させることを特徴とするシリコンウェハの窒
化方法である。
【0022】また請求項4記載の発明は、前記有機ヒド
ラジンは、モノメチルヒドラジン(CH62)、1,1
−ジメチルヒドラジン(C28 2)および1,2−ジ
メチルヒドラジン(C282)からなる群より選択さ
れる1または複数であることを特徴とする。
【0023】本発明に従えば、請求項1記載の発明によ
る効果に加え、有機ヒドラジンの解離活性化する紫外線
の波長範囲が広く、照射するべき紫外線の波長選択上の
制約が緩和されるので、一層簡便にシリコンウェハを窒
化してSiN膜を生成することができる。
【0024】また請求項5記載の発明は、前記紫外線
は、波長が300nm以下であることを特徴とする。
【0025】本発明に従えば、窒化反応させるべきガス
を解離活性化させる紫外線の波長が、好適な範囲に選択
されるので、反応ガスの解離が一層活発に行われる。こ
のことによって、シリコンウェハ表面における窒化反応
が促進されるので、効率的なSiN膜の生成処理が実現
される。
【0026】また請求項6記載の発明は、シリコンウェ
ハを内部空間に収容する処理容器と、前記処理容器の内
部空間にアンモニアガス(NH3)を供給するガス供給
手段と、前記シリコンウェハを加熱する加熱手段と、前
記処理容器の内部空間に向けて紫外線を照射する紫外線
照射手段とを含むことを特徴とするシリコンウェハの窒
化装置である。
【0027】本発明に従えば、シリコンウェハを内部空
間に収容する処理容器と、処理容器の内部空間にNH3
ガスを供給するガス供給手段と、シリコンウェハを加熱
する加熱手段と、処理容器の内部空間に向けて紫外線を
照射する紫外線照射手段という簡易な構成によってシリ
コンウェハ表面にSiN膜を生成することができる。こ
のような紫外線照射手段によれば、広範な領域に均質な
NH3ガスの解離状態を発現させることができるので、
大きな面積のシリコンウェハ表面を一度に窒化しSiN
膜の生成が可能な装置を提供することができる。
【0028】また請求項7記載の発明は、シリコンウェ
ハを内部空間に収容する処理容器と、前記処理容器の内
部空間にヒドラジン(N24)を供給するガス供給手段
と、前記シリコンウェハを加熱する加熱手段と、前記処
理容器の内部空間に向けて紫外線を照射する紫外線照射
手段とを含むことを特徴とするシリコンウェハの窒化装
置である。
【0029】本発明に従えば、請求項6記載の発明によ
る効果に加え、N24の解離活性化する紫外線の波長範
囲が広いので、紫外線照射手段の装置構成上の制約が緩
和され、一層簡易な構成の装置でシリコンウェハを窒化
し、SiN膜を生成することができる。
【0030】また請求項8記載の発明は、シリコンウェ
ハを内部空間に収容する処理容器と、前記処理容器の内
部空間に有機ヒドラジンを供給するガス供給手段と、前
記シリコンウェハを加熱する加熱手段と、前記処理容器
の内部空間に向けて紫外線を照射する紫外線照射手段と
を含むことを特徴とするシリコンウェハの窒化装置であ
る。
【0031】本発明に従えば、請求項6記載の発明によ
る効果に加え、有機ヒドラジンの解離活性化する紫外線
の波長範囲が広いので、紫外線照射手段の装置構成上の
制約が緩和され、一層簡易な構成の装置でシリコンウェ
ハを窒化し、SiN膜を生成することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
あるシリコンウェハの窒化装置21の構成を簡略化して
示す図である。シリコンウェハの窒化装置21(以後、
窒化装置21と略称する)は、窒化される対象材である
シリコンウェハ22を内部空間23に収容する処理容器
24と、処理容器24の内部空間23にアンモニアガス
(NH 3)を供給するガス供給手段25と、処理容器2
4の内部空間23を減圧する真空ポンプ26と、シリコ
ンウェハ22を加熱する加熱手段27と、処理容器24
の内部空間23に向けて紫外線を照射する紫外線照射手
段28とを含む。
【0033】処理容器24は、たとえばステンレス鋼な
どからなる略直方体形状を有する中空の気密性を備える
チャンバーである。処理容器24の天板29部分には窓
30が形成され、窓30にはたとえばガラスなどの透光
性材料からなる窓封止部材31が装着される。
【0034】処理容器24の一方の側壁32には、排気
口33が形成される。排気口33には排気管路34が接
続され、排気管路34の排気口33と反対側には真空ポ
ンプ26が接続される。また一方の側壁32には、反応
ガスであるNH3ガスを少量ずつ排出する排出口51が
形成され、排出口51には流量調整弁52が接続され
る。処理容器24の一方の側壁32に対向する他方の側
壁35には、NH3ガスを処理容器24の内部空間23
に供給する供給口36が形成され、供給口36にはガス
供給手段25が接続される。
【0035】また処理容器24内には、シリコンウェハ
22を載置するためのステージ37が設けられる。ステ
ージ37は、加熱手段27からの熱をシリコンウェハ2
2に伝導することができる。なお、図1では省略されて
いるけれども、処理容器24には、シリコンウェハ22
を出入させることの可能な開閉自在な扉が設けられる。
【0036】紫外線照射手段28は、ブラックライトの
ように紫外線のみを選択照射するものである必要はな
く、一般的に紫外線波長領域とされる390nm以下の
波長の紫外線を含んで照射できるものであれば良く、た
とえば紫外線と可視光とを含んで照射するものであって
も良い。紫外線照射手段28は、処理容器24に形成さ
れる窓30部分の外方に設けられ、透光性材料からなる
窓封止部材31を介して、処理容器24の内部空間23
に向けて紫外線照射可能なように構成される。
【0037】ガス供給手段25は、シリコンウェハ22
との反応ガスであるNH3ガスを貯留するガス供給源3
8と、ガス供給源38から処理容器24に供給されるN
3ガスの流路でありガス流方向の下流側で前記供給口
36に接続される供給管路41と、ガス供給源38と処
理容器24との間の供給管路41に設けられ、NH3
スの圧力を調整する圧力調整弁39と、流量を調整する
流量調整弁40とを含んで構成される。
【0038】加熱手段27は、ステージ37の下面側に
接して設けられるヒータ42と、ヒータ42に電力を供
給するとともに電力供給のON−OFF制御を行う制御
電源43とを含む。この加熱手段27によって、ステー
ジ37を介してシリコンウェハ22を所望の温度に加熱
する。制御電源43は、たとえば予め与えられるプログ
ラムに従い通電時間制御によってシリコンウェハ22の
温度制御を行う構成であっても良く、またたとえばステ
ージ37のシリコンウェハ22が載置される付近に温度
センサを設け、温度センサの検出出力を制御電源43に
入力してフィードバック制御する構成であっても良い。
【0039】前述したように構成される窒化装置21に
よるシリコンウェハ22の窒化方法について以下に説明
する。図2は、シリコンウェハ22の窒化の手順を説明
するフローチャートである。
【0040】ステップa1のスタートでは、窒化対象材
料であるシリコンウェハ22が、処理容器24に適した
大きさに準備されている状態であり、またNH3ガスは
まだ処理容器24に供給されていない状態である。ステ
ップa2では、処理容器24内のステージ37上にシリ
コンウェハ22を載置する。シリコンウェハ22の処理
容器24内への収容は、前述した処理容器24に設けら
れる扉を開閉して行われる。
【0041】ステップa3では、真空ポンプ26によっ
て、処理容器24の内部空間23の空気を排気し、内部
空間23の圧力を低圧にする。ステップa4では、ガス
供給手段25から処理容器24の内部空間23へNH3
ガスを供給する。このとき、供給するNH3ガスの圧力
が、装置周辺の大気圧よりも高くなるように調整する。
圧力調整弁39に備わる圧力計を注視し、内部空間23
の圧力がNH3ガスの調整圧力になった時点において、
排出口51に接続される流量調整弁52をわずかに開き
少量のNH3ガスを排出しながら、かつ常に内部空間2
3が装置周辺大気圧よりも高くなるようにNH3ガスの
圧力および流量を調整する。
【0042】ステップa5では、加熱手段27によって
シリコンウェハ22を所望の温度に加熱する。ステップ
a6では、紫外線照射手段28によって紫外線を内部空
間23に向けて照射する。
【0043】図3は、紫外線照射によるシリコンウェハ
22の窒化の概要を示す図である。図3を参照して紫外
線照射によるシリコンウェハ22の窒化の概要を説明す
る。紫外線照射手段28によって紫外線が内部空間23
に照射されると、内部空間23に存在するNH3ガスが
紫外線のエネルギによってNH2とHとに解離する。解
離によって生成された中性活性種NH2は、シリコンウ
ェハ22の表面においてSiと反応しNH2との結合し
た膜が生成される。このうちHは、経時にともなって膜
外へ拡散放出されてSiN膜となる。
【0044】このような紫外線照射によるシリコンウェ
ハ22の窒化においては、紫外線の単一励起エネルギを
利用するので、窒化条件の制御が容易になる。また処理
雰囲気中に高エネルギ粒子が存在しないので、シリコン
ウェハ22にダメージを与えることがなく、さらにスパ
ッタリングが発生しないので、処理容器24内が汚染さ
れることがない。
【0045】再び図2に戻って、予め試験等によって求
められた所望の膜厚を得るために必要な時間が経過した
とき、ステップa7へ進み、紫外線照射およびNH3
スの供給を停止して、シリコンウェハ22の窒化処理動
作を終了する。
【0046】窒化装置21は、紫外線照射手段に備わる
紫外線照射源を大きくすることによって、または複数の
紫外線照射源を並列して設けることによっても、広範な
領域に比較的均一な紫外線の照射強度を得ることができ
る。したがって、処理容器を大型化してもその内部空間
に反応ガスであるNH3ガスが、ほぼ均質な解離状態を
呈する領域を発現させることができる。すなわち紫外線
照射手段28を備える窒化装置21によれば、1度の機
会で大きな表面積を有するシリコンウェハ22にSiN
の成膜処理をすることができる。
【0047】図4は、本発明の実施の第2の形態である
窒化装置55の構成を簡略化して示す図である。本実施
の形態の窒化装置55は、実施の第1形態の窒化装置2
1と類似し、対応する部分については同一の参照符号を
付して説明を省略する。窒化装置55において注目すべ
きは、シリコンウェハ22との反応にヒドラジン(N 2
4)を用いることである。したがって、窒化装置55
のガス供給源57には、N24が貯留される。
【0048】さらに窒化装置55に備わるガス供給手段
56には、実施の第1形態のガス供給手段25の構成に
加えて、キャリアガスであるアルゴンガス(Ar)を貯
留するキャリアガス供給源58と、キャリアガス供給源
58からN24が貯留されるガス供給源57に供給され
るArガスの流路でありガス流方向下流側でガス供給源
57に接続されるキャリアガス供給管路59と、キャリ
アガス供給源58とガス供給源57との間のキャリアガ
ス供給管路59に設けられ、Arガスの圧力を調整する
圧力調整弁60と、流量を調整する流量調整弁61とを
含む。
【0049】ガス供給源57に接続されるキャリアガス
供給管路59の先端部は、貯留容器であるガス供給源5
7の容器底面付近まで延び、ガス供給源57にN24
貯留されるとき、液状のN24に没するように構成され
る。
【0050】このことによって、Arガスをガス供給源
57に貯留される液状のN24中に送給し、N24をA
rガスでバブリングして気化させることができる。この
ようにして気化されたN24は、キャリアガスであるA
rガスとともに供給管路41を流過して処理容器24の
内部空間23に供給される。このときキャリアガスの圧
力および流量を調整することによって、処理容器24内
の雰囲気圧力が減圧または常圧などのいずれであっても
シリコンウェハ22との反応系を構成することができ
る。
【0051】なお、N24の気化は、本実施の形態に示
すようなキャリアガスによるバブリングに限定されるも
のではなく、ガス供給手段および処理容器などをN24
の沸点以上の温度に保持することによっても実現でき
る。窒化装置55のその他の各部については、実施の第
1形態の窒化装置21と構成を同じくするので説明を省
略する。
【0052】N24を用いたシリコンウェハ22の窒化
の手順は、先の図2に示すフローチャートのステップa
4において、NH3ガスを処理容器内に供給することに
代えて気化されたN24を処理容器24内へ供給する点
が異なるのみであるので説明を省略する。
【0053】図5は、本発明の実施の第3の形態である
窒化装置65の構成を簡略化して示す図である。本実施
の形態の窒化装置65は、実施の第2形態の窒化装置5
5と類似し、対応する部分については同一の参照符号を
付して説明を省略する。窒化装置65において注目すべ
きは、シリコンウェハ22との反応に有機ヒドラジンを
用いることである。したがって、ガス供給源57には、
有機ヒドラジンであるモノメチルヒドラジン(CH
62)、1,1−ジメチルヒドラジン(C282)お
よび1,2−ジメチルヒドラジン(C282)からな
る群より選択される1または複数が貯留され、ガス供給
手段56によって有機ヒドラジンが、処理容器24の内
部空間23に供給される。窒化装置65のその他の各部
については、実施の第2形態の窒化装置55と構成を同
じくするので説明を省略する。
【0054】また有機ヒドラジンを用いたシリコンウェ
ハ22の窒化の手順は、先の図2に示すフローチャート
のステップa4において、NH3ガスを処理容器内に供
給することに代えて有機ヒドラジンを処理容器24内へ
供給する点が異なるのみであるので説明を省略する。
【0055】(実施例)以下に本発明の実施例を説明す
る。窒化装置21を準備し、直径:7.6cm、厚み:
0.3mmの寸法を有するシリコンウェハにSiN成膜
処理を行った。反応ガスその他の成膜処理に使用した条
件を表1に示す。
【0056】
【表1】
【0057】紫外線の照射時間を変化させてシリコンウ
ェハ表面にSiN成膜処理を行い、SiN膜生成の有無
およびその膜厚を、XPS(X-ray PhotoelectoronSpec
troscopy)によって測定した。なお、XPSにより測定
した膜厚は、絶縁膜の厚みの表示に広く用いられている
エリプソメトリによる膜厚に換算した。
【0058】図6はSiN成膜処理後のXPSによるシ
リコンウェハ表面の元素の結合状態の分析結果を示す図
であり、図7はXPSによるSiN膜の膜厚測定結果を
示す図である。図6では、横軸に結合エネルギ、縦軸に
光電子検出強度を採り分析結果を示す。図6中のライン
66がXPSによる分析結果であり、ライン66は、S
iNの結合エネルギである103eVに明瞭なピーク波
形を呈する。このことからシリコンウェハには、SiN
膜の生成されていることが確認できた。
【0059】図7では、横軸に処理時間、縦軸に膜厚を
採り膜厚測定結果を示す。図6中、黒丸印は、シリコン
ウェハを600℃に加熱して成膜処理した場合の膜厚測
定結果を示し、黒三角印は、シリコンウェハを400℃
に加熱して成膜処理した場合の膜厚測定結果を示す。
【0060】シリコンウェハを600℃に加熱して成膜
処理した場合、処理時間を30min以上にすることに
よって、エリプソメトリ換算膜厚で約50Åの厚みのS
iN膜が生成された。SiN膜厚は、処理時間が30m
in以上では飽和し、処理時間を増加しても得られる厚
みは、エリプソメトリ換算膜厚で約50Åとほぼ一定で
あった。またシリコンウェハを400℃に加熱して成膜
処理した場合、処理時間を200min以上にすること
によって、エリプソメトリ換算膜厚で約40Åの厚みの
SiN膜が生成された。シリコンウェハの加熱温度が4
00℃の場合、600℃の場合に比べて得られるSiN
膜厚は若干薄いけれども、約40Åの厚みは絶縁膜とし
て使用するには充分な厚みである。
【0061】このように窒化装置21を用いたシリコン
ウェハの窒化方法によって、シリコンウェハの表面に絶
縁膜として使用できる充分な厚みを有するSiN膜を生
成することができた。
【0062】以上に述べたように、本実施の形態では、
紫外線照射手段28は、処理容器24の外方に設けら
れ、窓封止部材31を介して処理容器24の内部空間2
3に紫外線を照射するように構成されるけれども、これ
に限定されることなく、紫外線照射手段が処理容器の内
方に設けられ、処理容器には窓が形成されず内部空間に
紫外線を直接照射する構成であっても良い。
【0063】また窒化装置21,55,65は、反応ガ
スを処理容器24から少量ずつ排出しながらシリコンウ
ェハ22の窒化処理を行うように構成されるけれども、
これに限定されることなく、反応ガスを処理容器の内部
空間に封じ切りで窒化処理を行うように構成されても良
く、また循環手段が設けられて反応ガスを循環使用する
ように構成されても良い。このように反応ガスを封じ切
りまたは循環使用するときは、反応ガスの使用圧力を装
置周辺大気圧よりも高くする必要はなく、反応ガスによ
る低圧雰囲気下で窒化処理されても良い。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、処理容器内を反応ガス
であるNH3ガス雰囲気とし、処理容器内に載置される
シリコンウェハを所望の温度に加熱した状態で、処理容
器の内部空間に向けて紫外線を照射し、紫外線のエネル
ギによってNH3ガスをNH2とHとに解離させ、解離に
よって生成される中性活性種NH2とシリコンウェハと
を反応させて窒化させるという簡便な方法でSiN膜を
生成することができる。このような紫外線照射によれ
ば、広範な領域に均質なNH3ガスの解離状態を発現さ
せることができるので、大きな面積のシリコンウェハ表
面を一度に窒化しSiN膜を生成することができる。
【0065】またシリコンウェハとの反応にN24を用
いる本発明によれば、前述した効果に加え、N24が解
離活性化する紫外線の波長範囲が広く、照射するべき紫
外線の波長選択上の制約が緩和されるので、一層簡便に
シリコンウェハを窒化してSiN膜を生成することがで
きる。
【0066】またシリコンウェハとの反応に有機ヒドラ
ジンを用いる本発明によれば、前述した効果に加え、有
機ヒドラジンが解離活性化する紫外線の波長範囲が広
く、照射するべき紫外線の波長選択上の制約が緩和され
るので、一層簡便にシリコンウェハを窒化してSiN膜
を生成することができる。
【0067】また本発明によれば、窒化反応させるべき
ガスを解離活性化させる紫外線の波長が、好適な範囲に
選択されるので、反応ガスの解離が一層活発に行われ
る。このことによって、シリコンウェハ表面における窒
化反応が促進されるので、効率的なSiN膜の生成処理
が実現される。
【0068】また本発明によれば、シリコンウェハを内
部空間に収容する処理容器と、処理容器の内部空間にN
3ガスを供給するガス供給手段と、シリコンウェハを
加熱する加熱手段と、処理容器の内部空間に向けて紫外
線を照射する紫外線照射手段という簡易な構成によって
シリコンウェハ表面にSiN膜を生成することができ
る。このような紫外線照射手段によれば、広範な領域に
均質なNH3ガスの解離状態を発現させることができる
ので、大きな面積のシリコンウェハ表面を一度に窒化し
SiN膜の生成が可能な装置を提供することができる。
【0069】またガス供給手段によりN24が供給され
る本発明によれば、前述した効果に加え、N24の解離
活性化する紫外線の波長範囲が広いので、紫外線照射手
段の装置構成上の制約が緩和され、一層簡易な構成の装
置でシリコンウェハを窒化し、SiN膜を生成すること
ができる。
【0070】またガス供給手段により有機ヒドラジンが
供給される本発明によれば、前述した効果に加え、有機
ヒドラジンの解離活性化する紫外線の波長範囲が広いの
で、紫外線照射手段の装置構成上の制約が緩和され、一
層簡易な構成の装置でシリコンウェハを窒化し、SiN
膜を生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態であるシリコンウェハの
窒化装置21の構成を簡略化して示す図である。
【図2】シリコンウェハ22の窒化の手順を説明するフ
ローチャートである。
【図3】紫外線照射によるシリコンウェハ22の窒化の
概要を示す図である。
【図4】本発明の実施の第2の形態である窒化装置55
の構成を簡略化して示す図である。
【図5】本発明の実施の第3の形態である窒化装置65
の構成を簡略化して示す図である。
【図6】SiN成膜処理後のXPSによるシリコンウェ
ハ表面の元素の結合状態の分析結果を示す図である。
【図7】XPSによるSiN膜の膜厚測定結果を示す図
である。
【図8】従来技術であるプラズマ窒化法に用いられるプ
ラズマ窒化装置1の構成を簡略化して示す系統図であ
る。
【図9】図8に示すプラズマ窒化装置1によるプラズマ
窒化法の概要を示す図である。
【符号の説明】
21,55,65 窒化装置 22 シリコンウェハ 23 内部空間 24 処理容器 25,56 ガス供給手段 26 真空ポンプ 27 加熱手段 28 紫外線照射手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 棚田 裕介 京都府京都市左京区松ヶ崎御所海道町 京 都工芸繊維大学内 Fターム(参考) 5F058 BC08 BF64 BF78 BG01 BG02 BG03 BG10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコンウェハを処理容器の内部空間に
    収容し、 前記シリコンウェハが収容される前記処理容器の内部空
    間にアンモニアガス(NH3)を導入し、 前記シリコンウェハを加熱し、 前記処理容器の内部空間に向けて紫外線を照射してシリ
    コンウェハを窒化させることを特徴とするシリコンウェ
    ハの窒化方法。
  2. 【請求項2】 シリコンウェハを処理容器の内部空間に
    収容し、 シリコンウェハが収容されている状態で前記処理容器の
    内部空間にヒドラジン(N24)を導入し、 前記シリコンウェハを加熱し、 前記処理容器の内部空間に向けて紫外線を照射してシリ
    コンウェハを窒化させることを特徴とするシリコンウェ
    ハの窒化方法。
  3. 【請求項3】 シリコンウェハを処理容器の内部空間に
    収容し、 シリコンウェハが収容されている状態で前記処理容器の
    内部空間に有機ヒドラジンを導入し、 前記シリコンウェハを加熱し、 前記処理容器の内部空間に向けて紫外線を照射してシリ
    コンウェハを窒化させることを特徴とするシリコンウェ
    ハの窒化方法。
  4. 【請求項4】 前記有機ヒドラジンは、 モノメチルヒドラジン(CH62)、1,1−ジメチル
    ヒドラジン(C28 2)および1,2−ジメチルヒド
    ラジン(C282)からなる群より選択される1また
    は複数であることを特徴とする請求項3記載のシリコン
    ウェハの窒化方法。
  5. 【請求項5】 前記紫外線は、 波長が300nm以下であることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれかに記載のシリコンウェハの窒化方法。
  6. 【請求項6】 シリコンウェハを内部空間に収容する処
    理容器と、 前記処理容器の内部空間にアンモニアガス(NH3)を
    供給するガス供給手段と、 前記シリコンウェハを加熱する加熱手段と、 前記処理容器の内部空間に向けて紫外線を照射する紫外
    線照射手段とを含むことを特徴とするシリコンウェハの
    窒化装置。
  7. 【請求項7】 シリコンウェハを内部空間に収容する処
    理容器と、 前記処理容器の内部空間にヒドラジン(N24)を供給
    するガス供給手段と、 前記シリコンウェハを加熱する加熱手段と、 前記処理容器の内部空間に向けて紫外線を照射する紫外
    線照射手段とを含むことを特徴とするシリコンウェハの
    窒化装置。
  8. 【請求項8】 シリコンウェハを内部空間に収容する処
    理容器と、 前記処理容器の内部空間に有機ヒドラジンを供給するガ
    ス供給手段と、 前記シリコンウェハを加熱する加熱手段と、 前記処理容器の内部空間に向けて紫外線を照射する紫外
    線照射手段とを含むことを特徴とするシリコンウェハの
    窒化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007067302A (ja) * 2005-09-01 2007-03-15 Angstrom Technologies:Kk 薄膜作製装置及び薄膜作製方法

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