JP2003243119A - クロックスプリング - Google Patents
クロックスプリングInfo
- Publication number
- JP2003243119A JP2003243119A JP2002040513A JP2002040513A JP2003243119A JP 2003243119 A JP2003243119 A JP 2003243119A JP 2002040513 A JP2002040513 A JP 2002040513A JP 2002040513 A JP2002040513 A JP 2002040513A JP 2003243119 A JP2003243119 A JP 2003243119A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed body
- pair
- bus bars
- clock spring
- connector housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
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- Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数及び組み付け工数を大幅に削減して
装置全体の低コスト化を図ることができるクロックスプ
リングを提供する。 【解決手段】 相対回転自在な固定体11と回転体20
との間の電気的接続を、これら固定体11と回転体20
との間に介挿された可撓性のフラットケーブル31及び
固定体11に設けられた円環状のスリップリング14,
15と回転体20に設けられた摺動接触子24,25と
の摺動接触により行うようにしたクロックスプリング1
0において、固定体11にコネクタハウジング部13を
一体形成し、この固定体11にスリップリングを構成す
るブスバー14,15を一対埋設すると共に、該一対の
ブスバー14,15にコネクタハウジング部13まで延
びるタブ端子部14b,15bをそれぞれ一体突出形成
し、回転体20に一対のブスバー14,15に摺動接触
する摺動接触子24,25をそれぞれ取り付けた。
装置全体の低コスト化を図ることができるクロックスプ
リングを提供する。 【解決手段】 相対回転自在な固定体11と回転体20
との間の電気的接続を、これら固定体11と回転体20
との間に介挿された可撓性のフラットケーブル31及び
固定体11に設けられた円環状のスリップリング14,
15と回転体20に設けられた摺動接触子24,25と
の摺動接触により行うようにしたクロックスプリング1
0において、固定体11にコネクタハウジング部13を
一体形成し、この固定体11にスリップリングを構成す
るブスバー14,15を一対埋設すると共に、該一対の
ブスバー14,15にコネクタハウジング部13まで延
びるタブ端子部14b,15bをそれぞれ一体突出形成
し、回転体20に一対のブスバー14,15に摺動接触
する摺動接触子24,25をそれぞれ取り付けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輌用のステアリ
ングホイールとステアリングコラム間を電気的に接続す
る通電装置としてのクロックスプリングに関し、詳しく
は、相対回転自在な固定体と回転体との間の電気的接続
を大電流対応の複数のスリップリングと摺動接触子を介
して行うようにしたクロックスプリングに係わる。
ングホイールとステアリングコラム間を電気的に接続す
る通電装置としてのクロックスプリングに関し、詳しく
は、相対回転自在な固定体と回転体との間の電気的接続
を大電流対応の複数のスリップリングと摺動接触子を介
して行うようにしたクロックスプリングに係わる。
【0002】
【従来の技術】この種のクロックスプリングとして、図
3及び図4に示されたものがある。このクロックスプリ
ング1は、図3に示すように、内側に円板環状のフラン
ジ部3を一体突出形成した合成樹脂製の固定体2と、こ
の固定体2の内側の円板環状のフランジ部3に対して相
対回転自在に支持された回転体としての合成樹脂製のロ
テータ7とを備えている。
3及び図4に示されたものがある。このクロックスプリ
ング1は、図3に示すように、内側に円板環状のフラン
ジ部3を一体突出形成した合成樹脂製の固定体2と、こ
の固定体2の内側の円板環状のフランジ部3に対して相
対回転自在に支持された回転体としての合成樹脂製のロ
テータ7とを備えている。
【0003】図3及び図4に示すように、固定体2の内
側の円板環状のフランジ部3の下面には、大小径の円板
環状のスリップリング4a,4bをそれぞれ埋設してあ
る。この大小一対のスリップリング4a,4bには、各
電線5,5の一端側を半田付けしてある(この半田付け
部分を符号Hで示す)。この各電線5,5の他端側には
図示しない他のユニットに接続するためのコネクタ6を
接続してある。
側の円板環状のフランジ部3の下面には、大小径の円板
環状のスリップリング4a,4bをそれぞれ埋設してあ
る。この大小一対のスリップリング4a,4bには、各
電線5,5の一端側を半田付けしてある(この半田付け
部分を符号Hで示す)。この各電線5,5の他端側には
図示しない他のユニットに接続するためのコネクタ6を
接続してある。
【0004】また、ロテータ7の外側に一体突出形成さ
れた円板環状のフランジ部8上には大小一対のスリップ
リング4a,4bに摺動接触する一対の接点ピン(摺動
接触子)9,9をそれぞれ取り付けてあり、これら各ス
リップリング4a,4bと各接点ピン9,9との摺動接
触により固定体2とロテータ7とは電気的に接続されて
いる。
れた円板環状のフランジ部8上には大小一対のスリップ
リング4a,4bに摺動接触する一対の接点ピン(摺動
接触子)9,9をそれぞれ取り付けてあり、これら各ス
リップリング4a,4bと各接点ピン9,9との摺動接
触により固定体2とロテータ7とは電気的に接続されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のクロックスプリング1では、スリップリング4a,
4bに電線5を半田付けすると共に、他のユニットに接
続するためのコネクタ6を組み付けていたので、その
分、部品点数及び組み付け工数が増えて高コストになっ
た。
来のクロックスプリング1では、スリップリング4a,
4bに電線5を半田付けすると共に、他のユニットに接
続するためのコネクタ6を組み付けていたので、その
分、部品点数及び組み付け工数が増えて高コストになっ
た。
【0006】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、部品点数及び組み付け工数を
大幅に削減して装置全体の低コスト化を図ることができ
るクロックスプリングを提供することを目的とする。
べくなされたものであり、部品点数及び組み付け工数を
大幅に削減して装置全体の低コスト化を図ることができ
るクロックスプリングを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、相対
回転自在な固定体と回転体との間の電気的接続を、これ
ら固定体と回転体との間に介挿された可撓性のフラット
ケーブル及び前記固定体に設けられた円環状のスリップ
リングと前記回転体に設けられた摺動接触子との摺動接
触により行うようにしたクロックスプリングにおいて、
前記固定体にコネクタハウジング部を一体形成する一
方、この固定体に前記スリップリングを構成するブスバ
ーを少なくとも一対埋設すると共に、該少なくとも一対
のブスバーに前記コネクタハウジング部まで延びるタブ
端子部をそれぞれ一体突出形成し、前記回転体に前記少
なくとも一対のブスバーに摺動接触する前記摺動接触子
をそれぞれ取り付けたことを特徴とする。
回転自在な固定体と回転体との間の電気的接続を、これ
ら固定体と回転体との間に介挿された可撓性のフラット
ケーブル及び前記固定体に設けられた円環状のスリップ
リングと前記回転体に設けられた摺動接触子との摺動接
触により行うようにしたクロックスプリングにおいて、
前記固定体にコネクタハウジング部を一体形成する一
方、この固定体に前記スリップリングを構成するブスバ
ーを少なくとも一対埋設すると共に、該少なくとも一対
のブスバーに前記コネクタハウジング部まで延びるタブ
端子部をそれぞれ一体突出形成し、前記回転体に前記少
なくとも一対のブスバーに摺動接触する前記摺動接触子
をそれぞれ取り付けたことを特徴とする。
【0008】このクロックスプリングでは、従来のよう
な電線及び別体のコネクタが不要となり、その分、部品
点数及び組み付け工数が大幅に削減されて装置全体の低
コスト化が図られる。
な電線及び別体のコネクタが不要となり、その分、部品
点数及び組み付け工数が大幅に削減されて装置全体の低
コスト化が図られる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載のクロッ
クスプリングであって、前記固定体及び前記回転体を合
成樹脂で成形し、この固定体の内側に円環状のフランジ
部を一体突出形成し、このフランジ部に前記少なくとも
一対のブスバーをそれぞれインサート成形したことを特
徴とする。
クスプリングであって、前記固定体及び前記回転体を合
成樹脂で成形し、この固定体の内側に円環状のフランジ
部を一体突出形成し、このフランジ部に前記少なくとも
一対のブスバーをそれぞれインサート成形したことを特
徴とする。
【0010】このクロックスプリングでは、少なくとも
一対のブスバー間に絶縁材料が介在するため、各ブスバ
ーよりなる回路間の絶縁性がより一段と向上する。
一対のブスバー間に絶縁材料が介在するため、各ブスバ
ーよりなる回路間の絶縁性がより一段と向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0012】図1は本発明の一実施形態のクロックスプ
リングを示す断面図、図2は同クロックスプリングの固
定体側の底面図である。
リングを示す断面図、図2は同クロックスプリングの固
定体側の底面図である。
【0013】図1に示すように、クロックスプリング1
0は、図示しない車輌用のステアリングコラムとステア
リングホイール間を電気的に接続する通電装置であり、
上記ステアリングコラムに取り付けられる絶縁性の固定
体11と、上記ステアリングホイールに取り付けられて
上記固定体11に対して回転自在に支持された絶縁性の
回転体20とを備えている。
0は、図示しない車輌用のステアリングコラムとステア
リングホイール間を電気的に接続する通電装置であり、
上記ステアリングコラムに取り付けられる絶縁性の固定
体11と、上記ステアリングホイールに取り付けられて
上記固定体11に対して回転自在に支持された絶縁性の
回転体20とを備えている。
【0014】そして、このクロックスプリング10は、
固定体11に設けられた一対のスリップリング14,1
5の各摺動面14a,15aに回転体20に設けられた
一対の接点ピン(摺動接触子)24,25をそれぞれ摺
動接触させることにより、これら相対回転自在な固定体
11と回転体20との間を電気的に接続するものであ
る。詳述すると、このクロックスプリング10は、上記
ステアリングホイールと共に回転する回転体20を介し
て該ステアリングホイールに内蔵された図示しないヒー
タに固定体11側(ステアリングコラム側)から大電流
を供給するものである。
固定体11に設けられた一対のスリップリング14,1
5の各摺動面14a,15aに回転体20に設けられた
一対の接点ピン(摺動接触子)24,25をそれぞれ摺
動接触させることにより、これら相対回転自在な固定体
11と回転体20との間を電気的に接続するものであ
る。詳述すると、このクロックスプリング10は、上記
ステアリングホイールと共に回転する回転体20を介し
て該ステアリングホイールに内蔵された図示しないヒー
タに固定体11側(ステアリングコラム側)から大電流
を供給するものである。
【0015】図1及び図2に示すように、固定体11は
合成樹脂により略円筒状に形成してある。この固定体1
1の中央より下側には円板環状のフランジ部12を内側
に水平に一体突出形成してあると共に、該固定体11の
外周面11aのフランジ部12に対向する位置から下方
には四角筒状のコネクタハウジング部13を一体突出形
成してある。
合成樹脂により略円筒状に形成してある。この固定体1
1の中央より下側には円板環状のフランジ部12を内側
に水平に一体突出形成してあると共に、該固定体11の
外周面11aのフランジ部12に対向する位置から下方
には四角筒状のコネクタハウジング部13を一体突出形
成してある。
【0016】そして、固定体11の内側のフランジ部1
2の下面12aには、大小径の円板環状のブスバー(ス
リップリング)14,15をインサート成形によりそれ
ぞれ埋設してある。この大小径の一対のブスバー14,
15には、コネクタハウジング部13内まで延びるタブ
端子部14b,15bをそれぞれ一体突出形成してあ
る。
2の下面12aには、大小径の円板環状のブスバー(ス
リップリング)14,15をインサート成形によりそれ
ぞれ埋設してある。この大小径の一対のブスバー14,
15には、コネクタハウジング部13内まで延びるタブ
端子部14b,15bをそれぞれ一体突出形成してあ
る。
【0017】図1に示すように、回転体20は、中央の
内側に円筒部21aを有した合成樹脂製で略円環状の上
蓋21と、この上蓋21の内側の円筒部21aの下端に
所定手段を介して固定されると共に、固定体11のフラ
ンジ部12の中央丸孔12b内に回転自在に支持された
合成樹脂製で略円筒状のロテータ22等で構成されてい
る。このロテータ22の外周面22aの下側には円板環
状のフランジ部23を外側に水平に一体突出形成してあ
る。この外側のフランジ部23上には一対のブスバー1
4,15の各摺動面14a,15aに摺動接触する一対
の接点ピン(摺動接触子)24,25をそれぞれ取り付
けてある。
内側に円筒部21aを有した合成樹脂製で略円環状の上
蓋21と、この上蓋21の内側の円筒部21aの下端に
所定手段を介して固定されると共に、固定体11のフラ
ンジ部12の中央丸孔12b内に回転自在に支持された
合成樹脂製で略円筒状のロテータ22等で構成されてい
る。このロテータ22の外周面22aの下側には円板環
状のフランジ部23を外側に水平に一体突出形成してあ
る。この外側のフランジ部23上には一対のブスバー1
4,15の各摺動面14a,15aに摺動接触する一対
の接点ピン(摺動接触子)24,25をそれぞれ取り付
けてある。
【0018】また、図1に示すように、固定体11の内
側のフランジ部12と上蓋21及びロテータ22とで囲
まれた内部空間内のロテータ22の上フランジ部26上
にはキャリア30等を介して可撓性のフラットケーブル
31を収容・配設してある。
側のフランジ部12と上蓋21及びロテータ22とで囲
まれた内部空間内のロテータ22の上フランジ部26上
にはキャリア30等を介して可撓性のフラットケーブル
31を収容・配設してある。
【0019】以上実施形態のクロックスプリング10に
よれば、固定体11にコネクタハウジング部13を一体
突出形成し、この固定体11のフランジ部12の下面1
2a側にスリップリングを構成する一対のブスバー1
4,15を埋設すると共に、該一対のブスバー14,1
5にコネクタハウジング部13まで延びるタブ端子部1
4b,15bをそれぞれ一体突出形成し、回転体20の
ロテータ22に一対のブスバー14,15に摺動接触す
る各接点ピン24,25をそれぞれ取り付けたことによ
り、従来のような電線の半田付け及びコネクタの組み付
け作業が不要となり、その分、部品点数及び組み付け工
数を大幅に削減してクロックスプリング10全体の低コ
スト化を図ることができる。
よれば、固定体11にコネクタハウジング部13を一体
突出形成し、この固定体11のフランジ部12の下面1
2a側にスリップリングを構成する一対のブスバー1
4,15を埋設すると共に、該一対のブスバー14,1
5にコネクタハウジング部13まで延びるタブ端子部1
4b,15bをそれぞれ一体突出形成し、回転体20の
ロテータ22に一対のブスバー14,15に摺動接触す
る各接点ピン24,25をそれぞれ取り付けたことによ
り、従来のような電線の半田付け及びコネクタの組み付
け作業が不要となり、その分、部品点数及び組み付け工
数を大幅に削減してクロックスプリング10全体の低コ
スト化を図ることができる。
【0020】また、固定体11及び回転体20を合成樹
脂で成形し、この固定体11の内側に円環状のフランジ
部12を一体突出形成し、このフランジ部12に一対の
ブスバー14,15をそれぞれインサート成形したこと
により、一対のブスバー14,15間に絶縁材料が介在
するため、簡単な構造により各ブスバー14,15から
なる回路間の絶縁性をより一段と向上させることができ
る。
脂で成形し、この固定体11の内側に円環状のフランジ
部12を一体突出形成し、このフランジ部12に一対の
ブスバー14,15をそれぞれインサート成形したこと
により、一対のブスバー14,15間に絶縁材料が介在
するため、簡単な構造により各ブスバー14,15から
なる回路間の絶縁性をより一段と向上させることができ
る。
【0021】そして、前記構成のクロックスプリング1
0によれば、ステアリングホイール側に取り付けられた
ロテータ22の一対のブスバー14,15とステアリン
グコラム側に取り付けられた固定体11の一対の接点ピ
ン24,25とにより、ステアリングホイールに内蔵さ
れたヒータにステアリングコラム側から大電流が供給さ
れる。これにより、ステアリングホイールが温められて
寒冷地に適した車輌が提供される。
0によれば、ステアリングホイール側に取り付けられた
ロテータ22の一対のブスバー14,15とステアリン
グコラム側に取り付けられた固定体11の一対の接点ピ
ン24,25とにより、ステアリングホイールに内蔵さ
れたヒータにステアリングコラム側から大電流が供給さ
れる。これにより、ステアリングホイールが温められて
寒冷地に適した車輌が提供される。
【0022】尚、前記実施形態によれば、固定体のフラ
ンジ部にスリップリングとしてのブスバーを一対埋設し
たが、それ以上埋設しても良い。
ンジ部にスリップリングとしてのブスバーを一対埋設し
たが、それ以上埋設しても良い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、固定体にコネクタハウジング部を一体形成し、
この固定体にスリップリングを構成するブスバーを少な
くとも一対埋設すると共に、該少なくとも一対のブスバ
ーにコネクタハウジング部まで延びるタブ端子部をそれ
ぞれ一体突出形成し、回転体に少なくとも一対のブスバ
ーに摺動接触する摺動接触子をそれぞれ取り付けたこと
により、従来のような電線及び別体のコネクタを無くす
ことができ、その分、部品点数及び組み付け工数を大幅
に削減して装置全体の低コスト化を図ることができる。
よれば、固定体にコネクタハウジング部を一体形成し、
この固定体にスリップリングを構成するブスバーを少な
くとも一対埋設すると共に、該少なくとも一対のブスバ
ーにコネクタハウジング部まで延びるタブ端子部をそれ
ぞれ一体突出形成し、回転体に少なくとも一対のブスバ
ーに摺動接触する摺動接触子をそれぞれ取り付けたこと
により、従来のような電線及び別体のコネクタを無くす
ことができ、その分、部品点数及び組み付け工数を大幅
に削減して装置全体の低コスト化を図ることができる。
【0024】請求項2の発明によれば、固定体及び回転
体を合成樹脂で成形し、この固定体の内側に円環状のフ
ランジ部を一体突出形成し、このフランジ部に少なくと
も一対のブスバーをそれぞれインサート成形したことに
より、少なくとも一対のブスバー間に絶縁材料が介在す
るため、各ブスバーよりなる回路間の絶縁性を向上させ
ることができる。
体を合成樹脂で成形し、この固定体の内側に円環状のフ
ランジ部を一体突出形成し、このフランジ部に少なくと
も一対のブスバーをそれぞれインサート成形したことに
より、少なくとも一対のブスバー間に絶縁材料が介在す
るため、各ブスバーよりなる回路間の絶縁性を向上させ
ることができる。
【図1】本発明の一実施形態のクロックスプリングを示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】上記クロックスプリングの固定体の底面図であ
る。
る。
【図3】従来のクロックスプリングを示す断面図であ
る。
る。
【図4】上記従来のクロックスプリングの固定体の底面
図である。
図である。
10 クロックスプリング
11 固定体
12 フランジ部
13 コネクタハウジング部
14,15 一対のブスバー(スリップリング)
14b,15b タブ端子部
20 回転体
24,25 接点ピン(摺動接触子)
31 可撓性のフラットケーブル
Claims (2)
- 【請求項1】 相対回転自在な固定体と回転体との間の
電気的接続を、これら固定体と回転体との間に介挿され
た可撓性のフラットケーブル及び前記固定体に設けられ
た円環状のスリップリングと前記回転体に設けられた摺
動接触子との摺動接触により行うようにしたクロックス
プリングにおいて、 前記固定体にコネクタハウジング部を一体形成する一
方、この固定体に前記スリップリングを構成するブスバ
ーを少なくとも一対埋設すると共に、該少なくとも一対
のブスバーに前記コネクタハウジング部まで延びるタブ
端子部をそれぞれ一体突出形成し、前記回転体に前記少
なくとも一対のブスバーに摺動接触する前記摺動接触子
をそれぞれ取り付けたことを特徴とするクロックスプリ
ング。 - 【請求項2】 請求項1記載のクロックスプリングであ
って、 前記固定体及び前記回転体を合成樹脂で成形し、この固
定体の内側に円環状のフランジ部を一体突出形成し、こ
のフランジ部に前記少なくとも一対のブスバーをそれぞ
れインサート成形したことを特徴とするクロックスプリ
ング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002040513A JP2003243119A (ja) | 2002-02-18 | 2002-02-18 | クロックスプリング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002040513A JP2003243119A (ja) | 2002-02-18 | 2002-02-18 | クロックスプリング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003243119A true JP2003243119A (ja) | 2003-08-29 |
Family
ID=27781239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002040513A Abandoned JP2003243119A (ja) | 2002-02-18 | 2002-02-18 | クロックスプリング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003243119A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007012521A (ja) * | 2005-07-01 | 2007-01-18 | Yazaki Corp | 回転コネクタ装置 |
CN106571571A (zh) * | 2016-11-02 | 2017-04-19 | 沈阳化工大学 | 一种时钟弹簧定位装置 |
DE102021133493A1 (de) | 2020-12-24 | 2022-06-30 | Kelk Ltd. | Elektrodenverbindungsstruktur und Erfassungsvorrichtung |
-
2002
- 2002-02-18 JP JP2002040513A patent/JP2003243119A/ja not_active Abandoned
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007012521A (ja) * | 2005-07-01 | 2007-01-18 | Yazaki Corp | 回転コネクタ装置 |
US7223104B2 (en) | 2005-07-01 | 2007-05-29 | Yazaki Corporation | Rotary connector device |
DE102006019834B4 (de) * | 2005-07-01 | 2009-09-03 | Yazaki Corp. | Drehverbindungseinrichtung |
JP4602176B2 (ja) * | 2005-07-01 | 2010-12-22 | 矢崎総業株式会社 | 回転コネクタ装置 |
CN106571571A (zh) * | 2016-11-02 | 2017-04-19 | 沈阳化工大学 | 一种时钟弹簧定位装置 |
DE102021133493A1 (de) | 2020-12-24 | 2022-06-30 | Kelk Ltd. | Elektrodenverbindungsstruktur und Erfassungsvorrichtung |
US11811179B2 (en) | 2020-12-24 | 2023-11-07 | Kelk Ltd. | Electrode connection structure and detection device |
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