JP2003242813A - 直下型バックライト及び光源ユニット - Google Patents

直下型バックライト及び光源ユニット

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JP2003242813A
JP2003242813A JP2002043553A JP2002043553A JP2003242813A JP 2003242813 A JP2003242813 A JP 2003242813A JP 2002043553 A JP2002043553 A JP 2002043553A JP 2002043553 A JP2002043553 A JP 2002043553A JP 2003242813 A JP2003242813 A JP 2003242813A
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reflector
light
inverter
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Atsushi Haniyu
篤史 羽生
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Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
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Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱又は紫外線によって光の反射機能が劣化す
るのを防止する。 【解決手段】 発光面部3aを備えたケース2と、当
該ケース2内の前記発光面部3aの背後に設けられた光
源4と、前記ケース2内の前記光源4の背後に設けられ
た反射体13と、を備えた直下型のバックライトにおい
て、前記反射体13は、少なくとも反射面が白色塗装さ
れた金属によって構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶用バックライ
ト、写真のネガなどを見るために使用するライトボック
ス、X線写真を見るために使用するシャウカステン、看
板等として用いられる直下型バックライト及び直下型バ
ックライトに用いられる光源ユニットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置用バックライトは、光源の
配置の仕方に基づいて大別するとサイド型と直下型に分
けられる。サイド型は導光板の側部に光源を配置したも
のであり、直下型は発光面となる拡散板の背後(直下)
に光源を配置したものである。図8に示すように、液晶
表示装置用バックライト100の場合、ケース101
と、発光面となる拡散板102と、ケース101内部の
光源103と、光源103が接続されるインバータ10
4と、拡散板102の表面に重ね置きされた光学シート
105等を備えている。
【0003】前記光源103としては、高い輝度を得る
ために、複数のランプを使用するのが一般的であり、液
晶用バックライトの場合、ディスプレイサイズが15イ
ンチであれば4本から8本の蛍光ランプが使用され、2
0インチであれば8本から14本程度の蛍光ランプが使
用される。また、蛍光ランプの背後に位置するケース底
部には、反射層101aが形成され、この反射層101
aは、光源103から出射した光のうち、発光面である
拡散板側とは反対に出射した光を拡散板側に反射して、
光の効率を高めている。
【0004】また、液晶用バックライトの場合、省電力
化・薄型化が求められているため、蛍光ランプとして
は、照明用として広く用いられている熱陰極管ではな
く、管径を小さくでき消費電力も少ない冷陰極管が採用
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、蛍光ランプ
は、電極から飛び出した電子によって励起された水銀等
が紫外線を放出し、この紫外線が管内側の蛍光体に当た
って可視光を生ずるものであるため、蛍光ランプからは
若干の紫外線が発生する。また、蛍光ランプは、電極付
近では電気エネルギーから光への変換効率が低いため、
電極において無駄なエネルギーが発熱として消費され、
電極付近が熱くなる。特に、冷陰極管の場合、電極付近
における光の変換効率が熱陰極管に比べて低いため、発
熱が大きく電極付近の温度が100℃程度になることが
ある。
【0006】このように、光源は、紫外線や熱を発生す
るため、光源付近の部材は、光源から離れたところにあ
る部材に比べて、紫外線や熱によって劣化し易い。特
に、直下型バックライトの場合、光源からの紫外線・熱
は、光源の背後に配置された反射層101aに対し悪影
響を与える。
【0007】すなわち、従来の反射層は、高い反射率を
得るために、白色の発泡PETなど樹脂製のものが使用
されているが、樹脂製であるため、紫外線と高温により
黄変して、発光品位が低下するという問題がある。ま
た、高温により樹脂製の反射層が変形すると、反射層
と、光源又は発光面との距離の変化が生じて発光品位に
影響を与え、特に大型液晶ディスプレイ用バックライト
やシャウカステンなどの大型バックライトの場合、反射
層も大きいために、高温によって反り等の変形が生じて
発光品位の低下を招き易い。
【0008】本発明は、かかる問題に鑑みてなされたも
のであって、熱又は紫外線によって光の反射機能が劣化
するのを防止することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、発光面部を備
えたケースと、当該ケース内の前記発光面部の背後に設
けられた光源と、前記ケース内の前記光源の背後に設け
られた反射体と、を備えた直下型のバックライトにおい
て、前記反射体は、少なくとも反射面が白色塗装された
金属によって構成されていることを特徴とする。本発明
によれば、反射体が金属によって構成されているので、
樹脂製に比べて光源から発生する熱又は紫外線による反
射体の劣化が防止される。ここで、効率よく光を反射さ
せるために、前記反射面の反射率が78〜88%である
のが好ましく、また、前記反射体は、前記ケースとは別
体の白色塗装された金属製シート材を前記ケースに取り
付けてなるのが好ましい。
【0010】本発明では、反射体の背面とケースとの間
に隙間が確保された状態で、前記反射体が前記ケースに
取り付けられているのが好ましい。この場合、ケースが
外力等で変形しても、隙間の存在により反射体まで変形
することを防止できる。
【0011】また、反射体は、ケースに対して分離可能
に取り付けられているのが好ましく、この場合、反射体
が劣化すれば、反射体を交換することができる。さら
に、光源は反射体に取り付けられており、反射体ととも
に当該光源を前記ケースから取外し可能に構成されてい
れば、光源と反射体の双方を容易に交換することができ
る。
【0012】さらにまた、本発明では、ケースには、光
源が接続されるインバータが設けられ、当該インバータ
と前記光源とは分離可能に接続され、前記インバータと
前記光源の接続を外すことにより、前記インバータを前
記ケース側に残したまま、反射体とともに前記光源を前
記ケースから分離可能に構成されているものとすること
ができる。この場合、インバータをケース側に残したま
ま光源と反射体を交換することができる。
【0013】また、本発明に係る光源ユニットとして
は、直下型バックライトのケースに取り付けられる光源
ユニットであって、ケースに対して取付け可能に構成さ
れた反射体に光源が設けられているものとすることがで
き、前記反射体は、少なくとも反射面が白色塗装された
金属によって構成されているのが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。本実施形態では、直下型バックライ
トの一例としてX線写真などを観察するためのシャウカ
ステンを挙げて説明する。図1〜図4に示すシャウカス
テン1は、厚みが60mm以下の薄い箱状に形成された
ケース2を有しており、このケース2には、発光面部と
なる拡散板3を備えている。このケース2内部には、拡
散板3の背後(直下)に位置するように光源4が設けら
れている。また、ケース2内部にはインバータ5も設け
られている。
【0015】ケース2は、下ケースとなる第1ケース体
7と、上ケースとなる第2ケース体8とを備えている。
第1ケース体7は、矩形状の底面7aと底面7aの周縁
から上方に立設された側面7bとを有し、上部開口状に
形成されている。第2ケース体8は、枠状の上面8a
と、上面8aの外周縁から垂下して設けられた側面8b
とを有し、第1ケース体7の上部から外嵌状に装着さ
れ、図示しないネジで固定される。第1ケース体7と第
2ケース体8とが、ネジ固定式であるので、容易に分離
でき、上ケースである第2ケース体を取り外すことでメ
ンテンナンス等を容易に行うことができる。なお、第1
ケース体7と第2ケース体8はともに金属製である。
【0016】第2ケース体8の内周部には、矩形状の拡
散板3の周縁が差し込まれる凹部10が形成されてお
り、拡散板3は凹部10に差し込まれ、ネジ10aで第
2ケース体8に固定される。拡散板3を第2ケース体8
の内周側に取り付けることで、図1に示すように拡散板
3の周囲において額縁状に第2ケース体8が位置する。
また、矩形枠状の第2ケース体8の一方の長辺部(図1
において上側の長辺部)には、X線写真を固定するため
のクリップ部11が設けられており、クリップ部11と
拡散板3との間にX線写真を差し込んで挟み込ませるこ
とによってX線写真をシャウカステン1に固定すること
ができる。
【0017】第2ケース体8とクリップ部11の存在の
ため、拡散板3のうち、実際に発光する発光面部3a
は、拡散板3が凹部10に差し込まれている部分及びク
リップ部11によって隠れている部分を除く領域(図1
において拡散板3が見える範囲)となり、発光面部3a
は光源4からの光によって発光する。一方、第2ケース
体8とクリップ体11によって発光面部3aの周囲を額
縁状に囲む部分は、発光しない非有効発光領域となって
いる。
【0018】なお、拡散板3は白色透明のアクリル板に
よって形成されており、光源4からの光を拡散させて均
一な発光面を形成する。また、発光面部3aは、大陸サ
イズのX線写真を縦長向きの状態で横方向に4枚(複数
枚)置けるように大陸サイズX線写真4枚(複数枚)分
に略相当する大きさに形成されている。具体的には、発
光面部3aは、横長手方向長さが1141.2mmであ
り、縦幅方向長さが431.3mmである。なお、大陸
(大四切)サイズのX線写真の大きさは279×356
mmである。また、大角サイズのX線写真の大きさは3
56×356mmであり、半切サイズのX線写真の大き
さは、356×432mmであり、四切サイズのX線写
真の大きさは252×303mmである。半切サイズの
X線写真であれば、発光面部3aには3枚並べることが
できる。なお、X線写真の上記寸法は厳密なものではな
い。
【0019】第1ケース体7の底面7aには、光源4か
らの光を反射するための反射体13が配置されている。
反射体13は、4枚(複数枚)の分割反射体14の組合
せによって構成されている。1枚の分割反射体14の大
きさは、大陸サイズのX線写真の一枚の大きさと略対応
しており、各分割反射体14を縦長向きで横方向に並設
して、反射体13全体で4枚(複数枚)の大陸サイズX
線写真に対応した横長の反射面を形成している。すなわ
ち、反射体13全体の大きさは発光面部3aの大きさに
略対応している。
【0020】各分割反射体14は、鉄などの金属製シー
ト(金属板)からなる。分割反射体14が金属製である
ため、光源4から発生する紫外線、熱による分割反射体
14の黄変等の劣化が防止される。金属製シートは光源
4からの光を効率よくかつ均一に反射させるために耐U
V性のある樹脂等によって白色塗装され、シート片面に
耐UV性の白色反射面が形成されている。なお、白色反
射面は、金属製シートの面のうち光源4と対向する面1
4aに形成されていれば足りるが全面が白色塗装されて
いてもよい。分割反射体14の反射面14aの反射率は
78〜88%が好ましく、具体的には、新日鐵社製のビ
ューコート(反射率83%)が用いられている。なお、
金属製シートの材質は問わず鉄の他、アルミニウム、真
鍮、亜鉛等でもよい。また、白色反射面の形成は、焼き
付け塗装、蒸着等によって行える。
【0021】4枚の分割反射体14は、第1ケース体7
の底面7aにおいて並べて設けられている。ただし、分
割反射体14は、第1ケース体7の底面7aに密着して
いるのではなく、分割反射体14と第1ケース体底面7
aとの間にスペーサ16が介在しており、分割反射体1
4の背面14bと第1ケース体底面7aとの間に隙間1
7が確保されている。隙間17は約3mmである。反射
面14aは平坦面でないと発光品位が低下するが、この
隙間17の存在により、第1ケース体7の底面7aが外
力によって多少変形しても、分割反射体14が平坦のま
ま保たれ、発光品位が維持される。また、分割反射体1
4は第1ケース体7の側面7bとも離間して配置されて
おり、かかる点からも分割反射体14の変形が防止され
る。
【0022】各分割反射体14は、ケース2への取付部
15aを備えている。この取付部15aは、分割反射体
14の四隅に形成された取付孔として構成されている。
分割反射体14は、取付孔15aを利用してネジ15で
第1ケース体7の底面7aに取り付けられる。したがっ
て、ネジ15を外すことで、各分割反射体14を個別に
第1ケース体7から分離させることができる。分割反射
体14には、それぞれ光源4が6本(複数本)設けら
れ、シャウカステン1全体で計24本(6本×4)の光
源4を備えている。光源4は発光面部3aの長手方向に
所定の間隔をおいて並行に配置されている。ここで、一
枚の分割反射体14と、当該分割反射体14に設けられ
た6本(複数本)の光源4とで、一つの光源ユニット1
9を構成しており、4つ(複数)の光源ユニット19が
シャウカステン1に備わっていることになる。
【0023】各分割反射体14が第1ケース体7から個
別に分離可能であることから、この光源ユニット19も
ケース2から個別に分離可能であり、光源ユニット19
単位での交換が可能となっている。すなわち、分割反射
体14とともに光源4をケース2から取り外すことがで
きる。光源4単位で交換すると新旧の光源4の明暗差が
生じ、X線写真の読影に悪影響を与えるが、1枚のX線
写真の大きさに対応した大きさの光源ユニット19毎に
交換することで、X線写真を透過する光に明暗差が生じ
ず、正確な読影を行うことができる。
【0024】光源4は、冷陰極管の蛍光灯によって構成
されている。冷陰極管4は、エネルギー効率が良いた
め、消費電力が低く、明るく、長寿命である。冷陰極管
4は管径φが2〜6mmの細管タイプが用いられ、シャ
ウカステンの厚みを薄くしている。冷陰極管4の長手方
向両端には電極が備わっており、冷陰極管の電極は発熱
により高温になることがあるので、高温時の保護のため
冷陰極管4の長手方向両端は保持ゴム20によって覆わ
れている。保持ゴム20は、シリコンゴムからなり難燃
性であるため高温時の保護になる。また、保持ゴム20
は絶縁材でもあるから、電流の流れる光源4と金属製の
分割反射体14との間に位置して絶縁する絶縁体として
も機能する。
【0025】さらに、保持ゴム20は、分割反射体14
に設けられた光源取付部21に装着されて、光源4を分
割反射体14に位置決め固定するためのものでもある。
図6(a)に示すように、分割反射体14の光源取付部
21は、一対の立ち上がり爪22,22を有している。
一方の立ち上がり爪22は、その上部に幅狭の首部22
aが形成され、首部22aより上部が抜止め片22bと
されている。図6(b)に示すように、前記立ち上がり
爪22,22を保持ゴム20に形成された溝部23,2
3に差し込み、一方の立ち上がり爪22の首部22aを
曲げて、抜止め片22bにより保持ゴム20を抜止めす
ることで、光源4が分割反射体14に位置決め固定され
る。なお、首部22aの曲げを戻すことで光源4を分割
反射体14から取り外すこともできる。
【0026】保持ゴム20は、光源3よりも径が大きい
ため、保持ゴム20を介して光源4を分割反射体14に
装着すると、光源4は、分割反射体14から浮いた状態
で保持される。これにより、光源4から金属製の分割反
射体14への電流のリークの防止と、発光品位の確保が
図られている。なお、光源4と分割反射体14との間の
距離は、約1.9mmである。
【0027】光源4の長手方向両端からは、それぞれコ
ード24が延設され、図5に示すように、2本の光源4
が1組となって、コネクタ25を介してインバータ5に
接続されている。光源4を高周波(70kHz程度)で
点灯させるためのインバータ5は、第1ケース体7に図
示しないネジによって取付け固定されている。光源4を
インバータによって高周波点灯することで、光のちらつ
きが少なく、高い発光品位が得られる。インバータ5
は、第1ケース体7内に4個(複数個)設けられてい
る。インバータ5の数は、分割反射体14の数に対応し
ている。一つのインバータ5には、一つの光源ユニット
19の光源4がまとめて接続されており、他のインバー
タ5には他の一の光源ユニット19の光源4がまとめて
接続されている(図7参照)。具体的には、一つのイン
バータ5に3組6本の光源4が接続されている。インバ
ータ5と光源4とはコネクタ25の脱着により容易に分
離できる。
【0028】したがって、光源4が寿命等により点灯し
なくなった、あるいは暗くなった場合、又は分割反射体
14が黄変した等、発光品位の低下により光源ユニット
19の交換の必要が生じた場合、コネクタ25を外し、
光源ユニット19をケース2に固定しているネジ15を
外すことで、インバータ5をケース2から取り外すこと
なくケース2に残したまま、容易に交換用光源ユニット
19と交換することができる。しかも、光源ユニット1
9単位で交換できるので経済的である。
【0029】ここで、インバータ5は、第2ケース体上
面8aの背後に配置されている。インバータ5は細長
く、分割反射体14の横幅より長いため、4個のインバ
ータ5は、光源4の長手方向の一方側と他方側とに2個
ずつ振り分けて配置されている。
【0030】また、光源ユニット19それぞれを個別に
点灯・消灯を行えるように、それぞれの光源ユニット1
9の点灯・消灯を行うためのスイッチ27を備えてい
る。このスイッチ27は、図3に示すように、ケース2
(第1ケース体7)の側面に設けられている。したがっ
て、発光面部3aにおいては、光源ユニット19(反射
板14)の大きさに対応して4分割(複数分割)で部分
的に点灯させることができる。したがって、X線写真4
枚分の大きさの表示面部3aのうちX線写真が取り付け
られた範囲を選択して発光させることができる。X線写
真等の読影の際に、X線写真フィルムが取り付けられて
いる範囲以外の範囲からも光が出てくると、その光はX
線写真フィルムを透過する光より明るいため、人の目が
より明るい光の方に瞳孔をあわせて狭くなる。これは正
しい読影を妨げるので好ましくないが、発光面部3aを
X線写真に合わせて部分的に点灯させることで、かかる
問題を低減することができる。
【0031】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、特許請求の範囲に記載された事項の範
囲内で様々な変形が可能である。例えば、例えば、バッ
クライトとしての応用例は、シャウカステンに限られる
ものではなく、同様の構成を液晶表示装置用のバックラ
イト等に採用することもできる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、反射体が金属によって
構成されているので、樹脂製に比べて光源から発生する
熱又は紫外線による反射体の劣化が防止される。また、
反射体の背面とケースとの間に隙間が確保された状態
で、前記反射体が前記ケースに取り付けられている場合
には、ケースが外力等で変形しても、隙間の存在により
反射体まで変形することを防止できる。
【0033】さらに、反射体が、ケースに対して分離可
能に取り付けられている場合には、反射体が劣化すれ
ば、反射体を交換することができる。そして、反射体と
ともに光源をケースから取外し可能に構成されている場
合には、光源と反射体の双方を容易に交換することがで
きる。さらにまた、インバータと光源の接続を外すこと
により、前記インバータをケース側に残したまま、反射
体とともに前記光源を前記ケースから分離可能に構成さ
れている場合には、インバータをケース側に残したまま
光源と反射体を交換することができる。
【0034】また、本発明に係る光源ユニットによれ
ば、光源又は反射体の劣化に応じて光源ユニットを交換
することができ、劣化に容易に対処することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】直下型バックライト(シャウカステン)の平面
図である。
【図2】図1のII矢視図である。
【図3】図1のIII矢視図である。
【図4】直下型バックライトのインバータ近傍の断面図
である。
【図5】光源ユニットの斜視図である。
【図6】光源の反射体への取付けの仕方を示す説明図で
ある。
【図7】インバータと光源ユニットの配線ブロック図で
ある。
【図8】従来の直下型バックライトの概略構成図であ
る。
【符号の説明】
1 直下型バックライト(シャウカステン) 2 ケース 3a 発光面部 4 光源 5 インバータ 13 反射体 14 分割反射体 17 隙間 19 光源ユニット

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光面部を備えたケースと、当該ケース内
    の前記発光面部の背後に設けられた光源と、前記ケース
    内の前記光源の背後に設けられた反射体と、を備えた直
    下型のバックライトにおいて、 前記反射体は、少なくとも反射面が白色塗装された金属
    によって構成されていることを特徴とする直下型バック
    ライト。
  2. 【請求項2】前記反射面の反射率が78〜88%である
    ことを特徴とする請求項1記載の直下型バックライト。
  3. 【請求項3】前記反射体は、前記ケースとは別体の白色
    塗装された金属製シート材を前記ケース体に取り付けて
    なることを特徴とする請求項1又は2記載の直下型バッ
    クライト。
  4. 【請求項4】前記反射体の背面と前記ケースとの間に隙
    間が確保された状態で、前記反射体が前記ケースに取り
    付けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の直下型バックライト。
  5. 【請求項5】前記反射体は、前記ケースに対して分離可
    能に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜4
    のいずれかに記載の直下型バックライト。
  6. 【請求項6】前記光源は、前記反射体に取り付けられて
    おり、前記反射体とともに当該光源を前記ケースから取
    外し可能に構成されていることを特徴とする請求項5記
    載の直下型バックライト。
  7. 【請求項7】前記ケースには、前記光源が接続されるイ
    ンバータが設けられ、当該インバータと前記光源とは分
    離可能に接続され、 前記インバータと前記光源の接続を外すことにより、前
    記インバータを前記ケース側に残したまま、反射体とと
    もに前記光源を前記ケースから分離可能に構成されてい
    ることを特徴とする請求項5記載の直下型バックライ
    ト。
  8. 【請求項8】直下型バックライトのケースに取り付けら
    れる光源ユニットであって、 ケースに対して取付け可能に構成された反射体に光源が
    設けられていることを特徴とする直下型バックライト用
    の光源ユニット。
  9. 【請求項9】前記反射体は、少なくとも反射面が白色塗
    装された金属によって構成されていることを特徴とする
    請求項8記載の直下型バックライト用の光源ユニット。
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