JP2003242236A - タイムシェア型サロン・システム - Google Patents
タイムシェア型サロン・システムInfo
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- JP2003242236A JP2003242236A JP2002075158A JP2002075158A JP2003242236A JP 2003242236 A JP2003242236 A JP 2003242236A JP 2002075158 A JP2002075158 A JP 2002075158A JP 2002075158 A JP2002075158 A JP 2002075158A JP 2003242236 A JP2003242236 A JP 2003242236A
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 32
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000003796 beauty Effects 0.000 description 3
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 1
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 個人スキルの提供自体をサービスとし所定の
スペースにおいての作業の実施を要する美容師等のサー
ビス提供者が独立して活動できるよう、スペースを供与
する常設店舗の経営・管理業務を実現するタイムシェア
型サロン・システムを提供する。 【解決手段】 店舗において提供するサービス全体を作
業工程に分類して作業工程別標準生産性テーブルを作成
し、サービス提供者の持つ作業工程毎のスキルを作業工
程別標準生産性と比較してその差異を求め、係数化す
る。作業スペースの予約の際、サービス提供者の作業工
程別の係数を総計して予定するサービス全体に必要な作
業時間を算出し、サービス実施当日のスペース予約状況
データをもとに最適な作業スペースと時間帯を検出して
予約時間帯を割り当て、所定の様式でシステム利用者に
提示する。コストの精算の際、サービス実施に要した生
産性の実績を測り、これをスキル係数にフィードバック
する。これらの構造を、統括管理本部や店舗に設置した
端末装置からインターネットを経由して、データベース
等を格納するサーバー装置にアクセスし、実施する。
スペースにおいての作業の実施を要する美容師等のサー
ビス提供者が独立して活動できるよう、スペースを供与
する常設店舗の経営・管理業務を実現するタイムシェア
型サロン・システムを提供する。 【解決手段】 店舗において提供するサービス全体を作
業工程に分類して作業工程別標準生産性テーブルを作成
し、サービス提供者の持つ作業工程毎のスキルを作業工
程別標準生産性と比較してその差異を求め、係数化す
る。作業スペースの予約の際、サービス提供者の作業工
程別の係数を総計して予定するサービス全体に必要な作
業時間を算出し、サービス実施当日のスペース予約状況
データをもとに最適な作業スペースと時間帯を検出して
予約時間帯を割り当て、所定の様式でシステム利用者に
提示する。コストの精算の際、サービス実施に要した生
産性の実績を測り、これをスキル係数にフィードバック
する。これらの構造を、統括管理本部や店舗に設置した
端末装置からインターネットを経由して、データベース
等を格納するサーバー装置にアクセスし、実施する。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、個人の技能（ス
キル）の提供自体をサービスとし所定のスペースにおい
ての作業の実施を要する美容師等のサービス提供者に、
美容室の店舗等作業に必要な設備を持つ限られたスペー
ス（サロン）と稼動可能時間をそのスキルのレベルに応
じて自動かつ最適に割り当ててそのコストを計算するこ
とにより、活動スペースをサービス提供者に供与する側
の管理業務を実現するコンピュータ・ネットワーク・シ
ステムに関するものである。 【０００２】 【従来の技術】従来、美容室等のサービス提供型店舗の
経営は、一定のスキルを持つ美容師等を従業員として雇
用し店として集客する方式が一般的であり、その業務形
態をサポートするための従業員管理システム（人事・給
与システム）や顧客管理システム、顧客からの予約を受
付けるための予約システムが散見される。また、昨今の
コンピュータ・ネットワークや通信環境の発達により、
これらのネットワーク型システムも登場している。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】特定のスキルを持つ美
容師等のサービス提供者個々人が、事前に顧客ニーズの
確認や顧客に対するサービス内容の吟味を行った上で時
間とスペースの確保（予約）をサービス提供者側の責任
において実施し、指定した場所と日時に自らの顧客にサ
ービスを提供し利益を得るという個人事業型の業務形態
は、これまでにない新しい形のサービスの提供方式であ
り、仮にこの形態のサービスを行おうとした場合であっ
ても、実際に活動できるスペースの供与が無かった。そ
れは、活動スペースを供与する側の管理効率及び経営効
率の面で問題があり常設店舗としての確立が困難であっ
たためであって、前述の従来技術により提供されるシス
テムは、あくまで雇用者側の画一的な管理もしくはサー
ビスを受ける末端顧客の利便性にのみ立脚した発想によ
るもので、直接のサービス提供者が持つスキルの把握と
分析（係数化）を実行して活動スペースを供与するとい
う業務形態での管理及び経営を確立するまでに至ってい
ないのが現状である。本発明は、これらの問題を解決し
て、個人スキルに基づくサービス提供者に活動スペース
を供与する常設店舗経営を実現するために発明されたも
のであり、ひいてはサービス提供者の育成と自立を支援
することが目的である。 【０００４】 【課題を解決するための手段】本発明によるタイムシェ
ア型サロン・システムは次の事項（イ）〜（ヘ）により
特定されるものである。 （イ）当該サービス全体を作業工程に分類し、作業工程
別標準生産性テーブルを作成して、システムに登録す
る。 （ロ）サービス提供者の氏名・住所等個人属性を、サー
ビス提供者の識別ＩＤをキーに基本情報としてデータベ
ースに格納する。 （ハ）サービス提供者の持つ作業工程別スキルを評価
し、識別ＩＤをキーに個人スキルデータとしてデータベ
ースに格納する。その際、所定のアルゴリズムに従っ
て、各作業工程毎の個人スキルを作業工程別標準生産性
テーブルと比較してその差異を求め、係数化する。 （ニ）作業スペースの予約時、サービス提供者の識別Ｉ
Ｄ及び実施予定のサービスを構成する作業工程のＩＤ、
サービス開始時刻をシステムに入力し、データベースに
格納された個人スキルデータから当該サービスに必要な
作業工程別の係数を導き出す。 （ホ）実施予定の作業ＩＤによって導き出された作業工
程別の係数を総計して予定するサービス全体に必要な作
業時間を算出し、サービス実施当日のスペース予約状況
データをもとに最適な作業スペースと時間帯を検出して
予約時間帯を割り当て、所定の様式でシステム利用者に
提示する。 （ヘ）サービス実施時、サービス開始時刻と完了時刻及
び必要に応じて材料費等の別途精算項目をシステムに入
力して当該サービス実施に要したコストを算出し、所定
の書式でシステム利用者に提示する。この際、サービス
開始時刻と完了時刻をサービス提供者の個人スキルデー
タに生産性の実績として蓄積し、所定のアルゴリズムに
従って前記（ハ）で定めたスキルの係数にフィードバッ
クする。 【０００５】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 （イ）店舗において提供するサービス全体を作業工程に
分類し、作業工程と当該作業にかかる時間の組み合わせ
による作業工程別の標準生産性テーブル（１）を作成し
て、システムに登録する。 （ロ）サービス提供者の氏名・住所等の個人属性を、基
本情報（２）としてデータベース（３）に格納する。そ
の際、サービス提供者を識別するためのユニークなＩＤ
を自動的に割り当ててキーとする。 （ハ）サービス提供者の持つ作業工程別のスキルを評価
し、サービス提供者の識別ＩＤをキーに個人スキルデー
タ（４）としてデータベース（３）に格納する。その
際、所定のアルゴリズムに従って、各作業工程毎の個人
スキルを作業工程別の標準生産性テーブル（１）と比較
してその差異を求め、係数化する。 （ニ）サービス提供者からの作業スペースの予約の際、
実施予定のサービスを構成する作業工程（サービスの内
容）を確認して、サービス提供者の識別ＩＤ・サービス
開始時刻・サービス内容（作業ＩＤ）をシステムに入力
し、データベース（３）に格納された個人スキルデータ
（４）から当該サービスに必要な作業工程別の係数を導
き出す。 （ホ）実施予定の作業ＩＤによって導き出された作業工
程別の係数を総計して予定するサーピス全体に必要な作
業時間を算出し、サービス実施当日のスペース予約状況
データ（５）をもとに最適な作業スペースと時間帯を検
出して予約時間帯を割り当て、Ｗｅｂ操作用のブラウザ
を介して所定の様式でシステム利用者に提示する。 （ヘ）サービス実施当日、サービス開始時刻と完了時刻
及び必要に応じて材料費等の別途精算項目をシステムに
入力して当該サービス実施に要したコストを算出し、売
上データ（６）に格納した算出結果をもとにスペース提
供者はサービス提供者への請求を行う。この際、サービ
ス開始時刻と完了時刻をサービス提供者の個人スキルデ
ータ（４）に生産性の実績として蓄積し、所定のアルゴ
リズムに従って前記（ハ）で定めたスキルの係数にフィ
ードバックする。 本発明は以上のような構造でこれを使用するときは、 （ト）インターネット（公衆回線網）（７）に接続可能
なサーバー装置（ＷＷＷサーバー、ＤＢサーバー、メー
ルサーバー）（８）に本システムで用いるプログラム群
を設定し、本システムの運用に必要なデータの集配信が
可能な状態にする。 （チ）一方で、本システムの使用者となる美容室等の店
舗又は統括管理本部に、インターネット（７）に接続可
能な端末装置（パソコン等）（９）、及びプリンタ（１
０）を用意し、Ｗｅｂ操作用のブラウザを設定する。
尚、この端末装置（９）及び各種ソフトウェアはインタ
ーネット（７）への接続使用が可能であり本システム運
用時点での標準的な機能を装備したものであれば、その
設置場所や設置台数を問わず、複数の場所・複数の端末
装置（９）による本システムの運用が可能である。 （リ）本システムではシステムの使用者を限定するた
め、使用者の権限毎にＩＤ及びパスワードを発行する。
これを用い、これらの端末装置（９）からインターネッ
ト（７）経由でサーバー装置（８）にアクセスし、美容
師等のサービス提供者の基本情報（２）や個人スキルデ
ータ（４）、スペース予約状況データ（５）、及び売上
データ（６）等をブラウザを用いてリアルタイムに閲覧
・更新する。又、売上管理については、材料費その他の
経費と共にサービス提供開始時と完了時のワン・オペレ
ーションで売上データ（６）に即時計上し、連動して請
求書及び領収証を自動編集し端末装置（９）に接続した
プリンタ（１０）より発行する。 （ヌ）更新された各種データは、リアルタイムにサーバ
ー装置（８）内のデータベース（３）群に情報毎に格納
されて使用者権限別に即時閲覧・更新が可能となり、統
計・分析のサブシステムを経て業務管理者の経営指標と
なる。 【０００６】 【発明の効果】個人スキルの把握と係数化を行うことに
より的確な時間とスペースの配分が実施でき、管理業務
を確立することによってサービス提供者に活動スペース
を供与する常設店舗経営が可能となる。又、所定のアル
ゴリズムを使用して係数化することにより、一連の管理
業務及びシステムの操作が容易になり、特別な能力を要
することなく誰にでも実施が可能となる。更に、美容師
や調理師等個人の持つスキルをサービスとして提供する
事業分野では、極めて独立指向が強いにも拘わらず、独
立までに営業面や顧客管理面の経験が不十分なために、
独立後に経営が上手くいかなくなるケースも少なくな
い。本発明により、スペースを供与する常設店舗経営を
実現し、サービス提供者がその裁量において自由に活動
できるスペースを確保できることによってサービス提供
者の自立を促し、経営者としての育成を支援することに
も繋がる。
キル）の提供自体をサービスとし所定のスペースにおい
ての作業の実施を要する美容師等のサービス提供者に、
美容室の店舗等作業に必要な設備を持つ限られたスペー
ス（サロン）と稼動可能時間をそのスキルのレベルに応
じて自動かつ最適に割り当ててそのコストを計算するこ
とにより、活動スペースをサービス提供者に供与する側
の管理業務を実現するコンピュータ・ネットワーク・シ
ステムに関するものである。 【０００２】 【従来の技術】従来、美容室等のサービス提供型店舗の
経営は、一定のスキルを持つ美容師等を従業員として雇
用し店として集客する方式が一般的であり、その業務形
態をサポートするための従業員管理システム（人事・給
与システム）や顧客管理システム、顧客からの予約を受
付けるための予約システムが散見される。また、昨今の
コンピュータ・ネットワークや通信環境の発達により、
これらのネットワーク型システムも登場している。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】特定のスキルを持つ美
容師等のサービス提供者個々人が、事前に顧客ニーズの
確認や顧客に対するサービス内容の吟味を行った上で時
間とスペースの確保（予約）をサービス提供者側の責任
において実施し、指定した場所と日時に自らの顧客にサ
ービスを提供し利益を得るという個人事業型の業務形態
は、これまでにない新しい形のサービスの提供方式であ
り、仮にこの形態のサービスを行おうとした場合であっ
ても、実際に活動できるスペースの供与が無かった。そ
れは、活動スペースを供与する側の管理効率及び経営効
率の面で問題があり常設店舗としての確立が困難であっ
たためであって、前述の従来技術により提供されるシス
テムは、あくまで雇用者側の画一的な管理もしくはサー
ビスを受ける末端顧客の利便性にのみ立脚した発想によ
るもので、直接のサービス提供者が持つスキルの把握と
分析（係数化）を実行して活動スペースを供与するとい
う業務形態での管理及び経営を確立するまでに至ってい
ないのが現状である。本発明は、これらの問題を解決し
て、個人スキルに基づくサービス提供者に活動スペース
を供与する常設店舗経営を実現するために発明されたも
のであり、ひいてはサービス提供者の育成と自立を支援
することが目的である。 【０００４】 【課題を解決するための手段】本発明によるタイムシェ
ア型サロン・システムは次の事項（イ）〜（ヘ）により
特定されるものである。 （イ）当該サービス全体を作業工程に分類し、作業工程
別標準生産性テーブルを作成して、システムに登録す
る。 （ロ）サービス提供者の氏名・住所等個人属性を、サー
ビス提供者の識別ＩＤをキーに基本情報としてデータベ
ースに格納する。 （ハ）サービス提供者の持つ作業工程別スキルを評価
し、識別ＩＤをキーに個人スキルデータとしてデータベ
ースに格納する。その際、所定のアルゴリズムに従っ
て、各作業工程毎の個人スキルを作業工程別標準生産性
テーブルと比較してその差異を求め、係数化する。 （ニ）作業スペースの予約時、サービス提供者の識別Ｉ
Ｄ及び実施予定のサービスを構成する作業工程のＩＤ、
サービス開始時刻をシステムに入力し、データベースに
格納された個人スキルデータから当該サービスに必要な
作業工程別の係数を導き出す。 （ホ）実施予定の作業ＩＤによって導き出された作業工
程別の係数を総計して予定するサービス全体に必要な作
業時間を算出し、サービス実施当日のスペース予約状況
データをもとに最適な作業スペースと時間帯を検出して
予約時間帯を割り当て、所定の様式でシステム利用者に
提示する。 （ヘ）サービス実施時、サービス開始時刻と完了時刻及
び必要に応じて材料費等の別途精算項目をシステムに入
力して当該サービス実施に要したコストを算出し、所定
の書式でシステム利用者に提示する。この際、サービス
開始時刻と完了時刻をサービス提供者の個人スキルデー
タに生産性の実績として蓄積し、所定のアルゴリズムに
従って前記（ハ）で定めたスキルの係数にフィードバッ
クする。 【０００５】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 （イ）店舗において提供するサービス全体を作業工程に
分類し、作業工程と当該作業にかかる時間の組み合わせ
による作業工程別の標準生産性テーブル（１）を作成し
て、システムに登録する。 （ロ）サービス提供者の氏名・住所等の個人属性を、基
本情報（２）としてデータベース（３）に格納する。そ
の際、サービス提供者を識別するためのユニークなＩＤ
を自動的に割り当ててキーとする。 （ハ）サービス提供者の持つ作業工程別のスキルを評価
し、サービス提供者の識別ＩＤをキーに個人スキルデー
タ（４）としてデータベース（３）に格納する。その
際、所定のアルゴリズムに従って、各作業工程毎の個人
スキルを作業工程別の標準生産性テーブル（１）と比較
してその差異を求め、係数化する。 （ニ）サービス提供者からの作業スペースの予約の際、
実施予定のサービスを構成する作業工程（サービスの内
容）を確認して、サービス提供者の識別ＩＤ・サービス
開始時刻・サービス内容（作業ＩＤ）をシステムに入力
し、データベース（３）に格納された個人スキルデータ
（４）から当該サービスに必要な作業工程別の係数を導
き出す。 （ホ）実施予定の作業ＩＤによって導き出された作業工
程別の係数を総計して予定するサーピス全体に必要な作
業時間を算出し、サービス実施当日のスペース予約状況
データ（５）をもとに最適な作業スペースと時間帯を検
出して予約時間帯を割り当て、Ｗｅｂ操作用のブラウザ
を介して所定の様式でシステム利用者に提示する。 （ヘ）サービス実施当日、サービス開始時刻と完了時刻
及び必要に応じて材料費等の別途精算項目をシステムに
入力して当該サービス実施に要したコストを算出し、売
上データ（６）に格納した算出結果をもとにスペース提
供者はサービス提供者への請求を行う。この際、サービ
ス開始時刻と完了時刻をサービス提供者の個人スキルデ
ータ（４）に生産性の実績として蓄積し、所定のアルゴ
リズムに従って前記（ハ）で定めたスキルの係数にフィ
ードバックする。 本発明は以上のような構造でこれを使用するときは、 （ト）インターネット（公衆回線網）（７）に接続可能
なサーバー装置（ＷＷＷサーバー、ＤＢサーバー、メー
ルサーバー）（８）に本システムで用いるプログラム群
を設定し、本システムの運用に必要なデータの集配信が
可能な状態にする。 （チ）一方で、本システムの使用者となる美容室等の店
舗又は統括管理本部に、インターネット（７）に接続可
能な端末装置（パソコン等）（９）、及びプリンタ（１
０）を用意し、Ｗｅｂ操作用のブラウザを設定する。
尚、この端末装置（９）及び各種ソフトウェアはインタ
ーネット（７）への接続使用が可能であり本システム運
用時点での標準的な機能を装備したものであれば、その
設置場所や設置台数を問わず、複数の場所・複数の端末
装置（９）による本システムの運用が可能である。 （リ）本システムではシステムの使用者を限定するた
め、使用者の権限毎にＩＤ及びパスワードを発行する。
これを用い、これらの端末装置（９）からインターネッ
ト（７）経由でサーバー装置（８）にアクセスし、美容
師等のサービス提供者の基本情報（２）や個人スキルデ
ータ（４）、スペース予約状況データ（５）、及び売上
データ（６）等をブラウザを用いてリアルタイムに閲覧
・更新する。又、売上管理については、材料費その他の
経費と共にサービス提供開始時と完了時のワン・オペレ
ーションで売上データ（６）に即時計上し、連動して請
求書及び領収証を自動編集し端末装置（９）に接続した
プリンタ（１０）より発行する。 （ヌ）更新された各種データは、リアルタイムにサーバ
ー装置（８）内のデータベース（３）群に情報毎に格納
されて使用者権限別に即時閲覧・更新が可能となり、統
計・分析のサブシステムを経て業務管理者の経営指標と
なる。 【０００６】 【発明の効果】個人スキルの把握と係数化を行うことに
より的確な時間とスペースの配分が実施でき、管理業務
を確立することによってサービス提供者に活動スペース
を供与する常設店舗経営が可能となる。又、所定のアル
ゴリズムを使用して係数化することにより、一連の管理
業務及びシステムの操作が容易になり、特別な能力を要
することなく誰にでも実施が可能となる。更に、美容師
や調理師等個人の持つスキルをサービスとして提供する
事業分野では、極めて独立指向が強いにも拘わらず、独
立までに営業面や顧客管理面の経験が不十分なために、
独立後に経営が上手くいかなくなるケースも少なくな
い。本発明により、スペースを供与する常設店舗経営を
実現し、サービス提供者がその裁量において自由に活動
できるスペースを確保できることによってサービス提供
者の自立を促し、経営者としての育成を支援することに
も繋がる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のシステム構成の概略を示す概念図であ
る。 【図２】本発明の美容師用実施例における作業工程別標
準生産性決定テーブルの論理構成を示す概念図である。 【図３】本発明の美容師用実施例における個人スキルデ
ータの論理構成を示す概念図である。 【図４】本発明のシステムの使用形態を示す概略図であ
る。 【符号の説明】 １ 作業工程別標準生産性テーブル ２ サービス提供者・基本情報 ３ サービス提供者データベース ４ サービス提供者・個人スキルデータ ５ スペース予約状況データ ６ 売上データ ７ インターネット（公衆回線網） ８ サーバー装置 ９ 端末装置 １０ プリンタ
る。 【図２】本発明の美容師用実施例における作業工程別標
準生産性決定テーブルの論理構成を示す概念図である。 【図３】本発明の美容師用実施例における個人スキルデ
ータの論理構成を示す概念図である。 【図４】本発明のシステムの使用形態を示す概略図であ
る。 【符号の説明】 １ 作業工程別標準生産性テーブル ２ サービス提供者・基本情報 ３ サービス提供者データベース ４ サービス提供者・個人スキルデータ ５ スペース予約状況データ ６ 売上データ ７ インターネット（公衆回線網） ８ サーバー装置 ９ 端末装置 １０ プリンタ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】次の事項（イ）〜（ヘ）により特定される
タイムシェア型サロン・システム。 （イ）当該サービス全体を作業工程に分類し、作業工程
別標準生産性テーブルを作成して、システムに登録す
る。 （ロ）サービス提供者の氏名・住所等個人属性を、サー
ビス提供者の識別ＩＤをキーに基本情報としてデータベ
ースに格納する。 （ハ）サービス提供者の持つ作業工程別スキルを評価
し、識別ＩＤをキーに個人スキルデータとしてデータベ
ースに格納する。その際、所定のアルゴリズムに従っ
て、各作業工程毎の個人スキルを作業工程別標準生産性
テーブルと比較してその差異を求め、係数化する。 （ニ）作業スペースの予約時、サービス提供者の識別Ｉ
Ｄ及び実施予定のサービスを構成する作業工程のＩＤ、
サービス開始時刻をシステムに入力し、データベースに
格納された個人スキルデータから当該サービスに必要な
作業工程別の係数を導き出す。 （ホ）実施予定の作業工程によって導き出された作業工
程別の係数を総計して予定するサービス全体に必要な作
業時間を算出し、サービス実施当日のスペース予約状況
データをもとに最適な作業スペースと時間帯を検出して
予約時間帯を割り当て、所定の様式でシステム利用者に
提示する。 （ヘ）サービス実施時、サービス開始時刻と完了時刻及
び必要に応じて材料費等の別途精算項目をシステムに入
力して当該サービス実施に要したコストを算出し、所定
の書式でシステム利用者に提示する。この際、サービス
開始時刻と完了時刻をサービス提供者の個人スキルデー
タに生産性の実績として蓄積し、所定のアルゴリズムに
従って前記（ハ）で定めたスキルの係数にフィードバッ
クする。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002075158A JP2003242236A (ja) | 2002-02-13 | 2002-02-13 | タイムシェア型サロン・システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002075158A JP2003242236A (ja) | 2002-02-13 | 2002-02-13 | タイムシェア型サロン・システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003242236A true JP2003242236A (ja) | 2003-08-29 |
Family
ID=27785177
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002075158A Pending JP2003242236A (ja) | 2002-02-13 | 2002-02-13 | タイムシェア型サロン・システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003242236A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015035183A (ja) * | 2013-08-09 | 2015-02-19 | 和之 山田 | サーバ装置、プログラムおよび予約システム |
| KR20220013773A (ko) * | 2020-07-27 | 2022-02-04 | (주)퓨처뷰티 | 미용실 비대면 예약 무인단말기 시스템 및 이를 이용한 예약 방법 |
-
2002
- 2002-02-13 JP JP2002075158A patent/JP2003242236A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015035183A (ja) * | 2013-08-09 | 2015-02-19 | 和之 山田 | サーバ装置、プログラムおよび予約システム |
| KR20220013773A (ko) * | 2020-07-27 | 2022-02-04 | (주)퓨처뷰티 | 미용실 비대면 예약 무인단말기 시스템 및 이를 이용한 예약 방법 |
| KR102395821B1 (ko) | 2020-07-27 | 2022-05-09 | 주식회사 퓨처뷰티 | 미용실 비대면 예약 무인단말기 시스템 및 이를 이용한 예약 방법 |
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