JP2003242140A - スキーマ管理方法,構造化データ送受信方法,構造化データ処理装置,そのプログラムおよびそのプログラムの記録媒体 - Google Patents

スキーマ管理方法,構造化データ送受信方法,構造化データ処理装置,そのプログラムおよびそのプログラムの記録媒体

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JP2003242140A
JP2003242140A JP2002037855A JP2002037855A JP2003242140A JP 2003242140 A JP2003242140 A JP 2003242140A JP 2002037855 A JP2002037855 A JP 2002037855A JP 2002037855 A JP2002037855 A JP 2002037855A JP 2003242140 A JP2003242140 A JP 2003242140A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム間で送受信されるXMLで記述され
たデータのスキーマの変更作業にかかる時間を少なく
し,かつスキーマファイルの変更時の制約を減らす。 【解決手段】 システム間で送受信されるXMLで記述
されたデータのスキーマを管理するにあたって,スキー
マファイルを,XMLデータ1から参照される参照用ス
キーマファイル2と,XMLデータ1のスキーマを記述
した実スキーマファイル3とに分けて保存し,XMLデ
ータ1は参照用スキーマファイル2を参照し,参照用ス
キーマファイル2から実スキーマファイル3を参照す
る。また,スキーマファイルを保存する場所を,スキー
マファイルのバージョンごとに分ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,システム間で交
換されるXML(extensible markup language)などの
マークアップ言語で記述されたデータの,スキーマの変
更作業にかかる時間を少なくし,またスキーマファイル
の変更時の制約を減らすためのスキーマ管理方法,構造
化データ送受信方法,構造化データ処理装置,そのプロ
グラムおよびそのプログラムの記録媒体に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年,社内の業務の電子化,システム化
が進んでいる。さらに,個別の業務用に開発されたシス
テムを業務の流れに合わせてネットワークを介して統合
することにより,よりいっそう業務の効率化を図ろうと
いう動きが活発化している。
【0003】システムを統合する際の,システム間で送
受信されるデータを記述する言語の1つとして,XML
がある。システム間でこのようなXMLで記述されたデ
ータを交換する場合,送受信するデータのスキーマをあ
らかじめスキーマファイルに記述しておき,送受信の際
にデータ構造がスキーマに合致しているかをスキーマフ
ァイルを用いてチェックすることにより,データの欠落
や構造の間違いなどが起こらない確実なデータの送受信
を行うことができる。スキーマファイルの場所は,XM
Lデータの中で指定する。
【0004】Open Application Groupが提案しているO
AGIS(Open Application GroupInterface Specific
ation Release 7.2.1,http://www.openapplications.o
rg/,Oct.31 2001 )のような従来の手法では,システ
ム間で送受信されるXMLのスキーマファイルを管理す
る際に,あるシステムと異なる複数のシステムとの間で
データの送受信を行う場合でも,データの構造が変わら
なければ同一のスキーマファイルを参照している。この
場合,スキーマファイルを変更する際には,システム内
でスキーマファイルに従ってデータを作成する部分と,
スキーマファイルとを同時に変更する必要がある。スキ
ーマファイルの構成や保存場所を変更する場合には,X
MLデータの中のスキーマファイルを参照している部分
も同時に変更する必要がある。
【0005】図8に,従来のスキーマファイルとXML
データの例を示す。この例では,図8(B)のXMLデ
ータ中のの部分で,図8(A)に示すスキーマファイ
ル(ファイル名=human.dtd)を参照してい
る。XMLデータ中のの部分では,ファイル名だけが
記述されており,この場合,スキーマファイルはXML
データと同じ場所(ディレクトリ)にあることを意味す
る。このとき,以下のような場合にXMLデータ中の
の部分を変更する必要がある。 (1)スキーマファイルの保存場所が変更されたとき (2)スキーマファイルの構成の変更に伴い,スキーマ
ファイルの参照先が変更されたとき この場合,例えばスキーマファイルの場所をプログラム
で制御しているシステムでは,プログラムの変更が必要
となる。また,スキーマファイルの場所がXMLデータ
ファイルにあらかじめ書かれていたとしても,XMLデ
ータが複数存在する場合には,その全てを変更する必要
がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来技術によれ
ば,複数のシステムで同一のスキーマファイルを参照し
ている場合に,スキーマファイルの変更が発生すると,
そのスキーマファイルを参照している全てのシステム内
のデータ作成部分を,スキーマファイルと同時に変更し
なければならない。言い換えれば,データ作成部分を変
更していないシステムとXMLデータを送受信する際に
は,変更前のスキーマファイルを用いてスキーマのチェ
ックを行い,データ作成部分を変更したシステムとXM
Lデータを送受信する際には,変更後のスキーマファイ
ルを用いてスキーマのチェックを行うことが必要である
が,これらは従来技術では両立できない。
【0007】また,スキーマのファイル構成や保存場所
が変わるたびに,そのスキーマファイルの場所を指定す
る全ての部分を変更する必要がある。このため,スキー
マファイルの変更に時間がかかる。
【0008】本発明は以上の問題点の解決を図り,シス
テム間で送受信されるXMLで記述されたデータの,ス
キーマの変更にかかる時間を従来よりも少なくするこ
と,および複数のシステム内のデータ作成部分と,スキ
ーマの変更とを同時に行わなければならないという制約
をなくすことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】以下では,マークアップ
言語の代表的なものとしてXMLを例に説明するが,構
造化データを記述することができるマークアップ言語で
あれば,XMLに限らず本発明を適用することができ
る。
【0010】上記課題を解決するために,本発明のスキ
ーマ管理方法は,スキーマファイルを,XMLデータか
ら参照される参照用スキーマファイルと,XMLデータ
のスキーマを記述した実スキーマファイルとに分けて保
存し,XMLデータは参照用スキーマファイルを参照
し,参照用スキーマファイルから実スキーマファイルを
参照することを特徴とする。本発明は,スキーマファイ
ルを変更するときに,XMLデータの中のスキーマファ
イルの場所を指定する部分を変更する必要がない点が,
従来の技術と異なる。
【0011】また,本発明のスキーマ管理方法は,シス
テム間で送受信されるXMLで記述されたデータのスキ
ーマファイルを管理する方法であって,スキーマファイ
ルを保存する場所を,スキーマファイルのバージョンご
とに分けることを特徴とする。従来の技術とは,データ
作成部分を変更していないシステムから送られてきたデ
ータは変更前のスキーマファイルを用いてチェックを行
うことができ,データ作成部分を変更したシステムから
送られてきたデータは変更後のスキーマファイルを用い
てチェックを行うことができる点が異なる。
【0012】また,本発明のスキーマ管理方法は,スキ
ーマを格納するスキーマファイルを,構造化データから
参照される参照用スキーマファイルと,構造化データの
スキーマを記述した実スキーマファイルとに分けて保存
し,かつ参照用スキーマファイルを保存する場所を,ス
キーマファイルのバージョンごとに分け,構造化データ
はスキーマファイルのバージョンに対応する参照用スキ
ーマファイルを参照し,その参照用スキーマファイルか
ら実スキーマファイルを参照することを特徴とする。従
来技術とは,スキーマの変更作業にかかる時間を少なく
することができ,また複数バージョンのスキーマファイ
ルが混在するシステムであっても,適切なバージョンを
自動的に選択し,対応できる点が異なる。
【0013】また,本発明のマークアップ言語データ送
受信方法は,システム間でXMLを送受信する方法であ
って,送受信するXMLデータのスキーマのバージョン
番号を取得する過程と,スキーマファイルを保存してあ
る場所をXMLデータの中に書き込む過程と,実際にX
MLデータを送受信する過程とを有することを特徴とす
る。従来の技術とは,データ作成部分を変更していない
システムに送るXMLデータは,変更前のスキーマファ
イルを用いてスキーマのチェックを行い,データ作成部
分を変更したシステムに送るデータは,変更後のスキー
マファイルを用いてスキーマのチェックを行うことがで
きる点が異なる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は,本発明の実施形態の一例
を示したものである。スキーマファイルは,1つの参照
用スキーマファイル2と,複数の実スキーマファイル3
に分かれている。XMLデータ1は,常に参照用スキー
マファイル2を参照し,参照用スキーマファイル2は,
1つもしくは複数の実スキーマファイル3を参照する。
XMLデータ1から実スキーマファイル3が直接参照さ
れることはない。
【0015】図2は,本発明の他の実施形態の一例を示
したものである。スキーマファイルが変更された場合,
変更前のスキーマファイル6は変更前ディレクトリ5の
下に保存され,変更後のスキーマファイル7は変更後デ
ィレクトリ8の下に保存される。変更前ディレクトリ5
と変更後ディレクトリ7は,同じスキーマディレクトリ
4の下に保存される。スキーマディレクトリ4の下のデ
ィレクトリは,3つ以上あってもよい。また,変更前デ
ィレクトリ5および変更後ディレクトリ7を作成せず
に,変更前スキーマファイル6および変更後スキーマフ
ァイル8のファイル名に,変更前ディレクトリ5および
変更後ディレクトリ7の名前を含めてもよい。
【0016】図3は,本発明のさらに他の実施形態の一
例を示したものであり,図1に示すスキーマ管理方法と
図2に示すスキーマ管理方法とを組み合わせたものであ
る。図3において,XMLデータ1Aは,変更前実スキ
ーマファイル31(バージョン番号=1.0)で規定さ
れた構造を持つデータであり,XMLデータ1Bは,変
更後実スキーマファイル32(バージョン番号=2.
0)で規定された構造を持つデータである。
【0017】変更前実スキーマファイル31と,変更後
実スキーマファイル32とは,それぞれ変更前参照用ス
キーマファイル21と,変更後参照用スキーマファイル
22とから参照される。
【0018】変更前参照用スキーマファイル21と,変
更後参照用スキーマファイル22とは,それぞれバージ
ョン番号=1の管理用ディレクトリである変更前ディレ
クトリ5,バージョン番号=2の管理用である変更後デ
ィレクトリ7の異なるディレクトリの下に保存され,フ
ァイル名は同一である。変更前実スキーマファイル31
と,変更後実スキーマファイル32とは,ファイル名が
同一である必要はない。
【0019】図4は,本発明の実施の形態によるXML
データ送信方法を示したものである。システム内で前処
理を行った後,XMLデータを送信する際には,まずど
のシステムに送信するかを決定し(S1),次に送信す
るXMLデータを作成する(S2)。
【0020】その後,送信側のシステムが複数のバージ
ョンのスキーマファイルに対応している場合に,送信先
のシステムが対応しているスキーマのバージョンを取得
する(S3)。相手システムのバージョンの取得は,あ
らかじめ各システムごとのスキーマファイルのバージョ
ン情報が登録されたテーブルを用意し,それを参照する
ことによって取得してもよく,また相手システムに通信
によって問い合わせて取得してもよい。なお,送信側の
システムが単一のバージョンしか対応していない場合に
は,このステップS3の処理は省略する。
【0021】続いて,ステップS3で取得したバージョ
ンをもとに,図3で示される参照用スキーマファイルの
位置を書き込む(S4)。なお,送信側のシステムが単
一のバージョンしか対応していない場合には,ステップ
S4ではそのバージョンを書き込む。
【0022】次に,スキーマファイルによるXMLデー
タの構造のチェックを行い(S5),XMLデータを送
信先システムへ送信する(S6)。
【0023】図5は,本発明の実施の形態によるXML
データ受信方法を示したものである。XMLデータが受
信されると(S7),XMLデータに書かれているスキ
ーマファイル参照部分をもとに,そのXMLデータがど
のバージョンのスキーマファイルに基づいて作成された
ものであるかを判定する(S8)。なお,受信側のシス
テムが対応していないバージョンであった場合には,エ
ラーとなる。
【0024】次に,ステップS8で判定したスキーマフ
ァイルのバージョンに従い,対応するディレクトリにあ
るスキーマファイルを用いてXMLデータの構造のチェ
ックを行い,次の処理へ進む(S9)。
【0025】例えば,スキーマファイルのバージョンが
“001”であった場合には,“./schema/0
01/スキーマファイル名”にあるスキーマを参照し,
バージョンが“002”であった場合には,“./sc
hema/002/スキーマファイル名”にあるスキー
マを参照する。
【0026】以上の処理は,コンピュータとソフトウェ
アプログラムとによって実現することができ,そのプロ
グラムは,コンピュータが読み取り可能な可搬媒体メモ
リ,半導体メモリ,ハードディスク等の適当な記録媒体
に格納して,そこから読み出すことによりコンピュータ
に実行させることができる。また,そのプログラムは通
信回線を経由して他のコンピュータからダウンロードす
ることができ,それをインストールして実行させること
もできる。
【0027】図6は,本発明のシステム構成例を示す。
変更前・変更後対応システム10と変更前システム14
と変更後システム15とは,通信サービス提供業務を支
援するコンピュータシステムであり,ネットワーク16
を介して接続されている。
【0028】変更前・変更後対応システム10には,変
更前スキーマファイル6と変更後スキーマファイル8の
両方が,図2に従ってそれぞれ変更前ディレクトリ5と
変更後ディレクトリ7に保存されている。変更前システ
ム14には,変更前スキーマファイル6が保存されてお
り,変更後システム15には,変更後スキーマファイル
8が保存されている。
【0029】なお,図3のスキーマファイル構成を採用
するシステムでは,図6の変更前スキーマファイル6
は,変更前参照用スキーマファイル21と変更前実スキ
ーマファイル31に対応し,変更後スキーマファイル8
は,変更後参照用スキーマファイル22と変更前実スキ
ーマファイル32に対応する。図3の例の場合,変更前
システム14は,変更後ディレクトリ7とその配下のフ
ァイルを持たず,変更後システム15は,変更前ディレ
クトリ5とその配下のファイルを持たない。
【0030】変更前・変更後対応システム10における
スキーマファイル特定部11は,XMLデータ送受信部
13によってXMLデータを他のシステムとの間で送受
信する際に,スキーマのバージョンを取得または判定し
て,変更前スキーマファイル6を用いるか,変更後スキ
ーマファイル8を用いるかを決定し,スキーマによる構
造チェック部12は,決定された変更前スキーマファイ
ル6または変更後スキーマファイル8を用いて,送受信
するXMLデータの構造をチェックする。
【0031】変更前・変更後対応システム10が複数あ
ってもよいし,変更後システム15からさらに変更が加
えられたシステムがあってもよい。
【0032】スキーマファイルを変更する際には,変更
前・変更後対応システム10は,図2または図3に示す
スキーマディレクトリ4の下に,新たなディレクトリ
(再変更後ディレクトリ)を作成し,その下に新たなス
キーマファイル(例えばバージョン番号=3)を保存す
る。その後,変更前システム14,変更後システム15
等では,対応できるときにスキーマファイル(参照用ス
キーマファイルおよび実スキーマファイル)を順次バー
ジョンアップしていく。
【0033】変更前スキーマファイル6は,どのシステ
ムでもバージョンアップが完了し,使われなくなったと
きに必要に応じて削除する。
【0034】スキーマファイルのバージョン管理方法に
ついて,本発明の実施の形態と従来技術との違いについ
て,さらに詳しく説明する。
【0035】従来技術では,図8(B)に示すXMLデ
ータ中ののように,スキーマファイルを直接参照し,
バージョン管理は行なわれていなかった。そのため,1
つのシステムで利用するスキーマファイルは1種類であ
った。したがって,スキーマファイルのバージョンが上
がると,そのスキーマファイルを使用している全てのシ
ステムのプログラムを同時にバージョンアップさせる必
要があった。しかし,例えばシステムが全国で利用され
ており,利用時間も異なる場合などには,プログラムを
一斉にバージョンアップさせることは困難である。
【0036】これに対し,図6に示す本発明の実施の形
態に係るシステムでは,スキーマファイルを,以下のよ
うな場所に置く。
【0037】「./スキーマディレクトリ/バージョン
番号/スキーマファイル名」 そして,通信相手が複数存在するシステムについては,
その時点で使われている全てのバージョンのスキーマフ
ァイルを保持し,通信相手が1つだけしか存在しないシ
ステムについては,プログラムが対応しているバージョ
ンのスキーマを保持する。図6のシステムでは,変更前
・変更後対応システム10が,変更前システム14,変
更後システム15と通信を行い,変更前システム14と
変更後システム15とは,それぞれ変更前・変更後対応
システム10とだけ通信を行うことを前提としている。
この条件のもとで,図4および図5で説明した処理を行
うことにより,複数バージョンのスキーマファイルが混
在するシステムであっても,適切なバージョンを自動的
に選択し,処理を行うことができる。
【0038】図7に,本実施の形態の実スキーマファイ
ルと参照用スキーマファイルとXMLデータの例を示
す。
【0039】この例では,図7(B)の参照用スキーマ
ファイル2のファイル名は,humanProxy.d
tdであり,「./schema/001/」のディレ
クトリのパスに接続されている。図7(C)のXMLデ
ータ1からで示す部分で図7(B)の参照用スキーマ
ファイル2を参照している。実スキーマファイル3のフ
ァイル名はhuman.dtdであり,図7(B)の参
照用スキーマファイル2のに示す部分で,図7(A)
の実スキーマファイル3を参照している。
【0040】XMLデータ1のスキーマファイルの保存
場所や構成が変更されたとしても,図7(B)のの部
分(場合によっては図7(A)の実スキーマファイル
3)を変更するだけでよく,XMLデータ1やプログラ
ムは変更する必要はない。例えば,実スキーマファイル
3のファイル名が変更された場合には,参照用スキーマ
ファイル2のファイル指定部分(図7(B)のの部
分)を変更する必要があるが,参照用スキーマファイル
2は,1つのスキーマ構造に対して1つだけしか存在し
ないため,変更する場合でも従来の方法に比べて変更の
作業量は軽減される。また,図7(B)のの部分を変
更しても,プログラムで指定するのは,XMLデータ1
内の参照用スキーマファイル指定部分(図7(C)の
の部分)だけであるため,プログラムの変更は発生しな
い。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
スキーマファイルを,構造化データから参照される参照
用スキーマファイルと,構造化データのスキーマを記述
した実スキーマファイルとに分けて保存し,構造化デー
タは参照用スキーマファイルを参照し,参照用スキーマ
ファイルから実スキーマファイルを参照しており,スキ
ーマファイルを変更する際には実スキーマファイルおよ
び参照用スキーマファイルの参照先のみを変更するの
で,構造化データの中のスキーマファイルを参照する部
分を変更する必要がない。したがって,スキーマファイ
ルの変更にかかる時間を少なくできる。
【0042】また,本発明によれば,スキーマファイル
を保存する場所を,スキーマファイルのバージョンごと
に分けており,構造化データを送信したシステムのバー
ジョンを判定して構造のチェックを行っているため,デ
ータ作成部分を変更していないシステムとの間で構造化
データを送受信する際には,変更前のスキーマファイル
を用いてスキーマのチェックを行い,データ作成部分を
変更したシステムとの間で構造化データを送受信する際
には,変更後のスキーマファイルを用いてスキーマのチ
ェックを行うことができる。したがって,従来あった変
更時の制約を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示した図である。
【図2】本発明の他の実施形態の一例を示した図であ
る。
【図3】本発明のさらに他の実施形態の一例を示した図
である。
【図4】本発明の実施の形態によるXMLデータ送信方
法を示した図である。
【図5】本発明の実施の形態によるXMLデータ受信方
法を示した図である。
【図6】本発明のシステム構成例を示した図である。
【図7】本発明の実施の形態の実スキーマファイルと参
照用スキーマファイルとXMLデータの例を示した図で
ある。
【図8】従来のスキーマファイルとXMLデータの例を
示した図である。
【符号の説明】
1 XMLデータ 2 参照用スキーマファイル 3 実スキーマファイル 4 スキーマディレクトリ 5 変更前ディレクトリ 6 変更前スキーマファイル 7 変更後ディレクトリ 8 変更後スキーマファイル 10 変更前・変更後対応システム 11 スキーマファイル特定部 12 スキーマによる構造チェック部 13 XMLデータ送受信部 14 変更前システム 15 変更後システム 16 ネットワーク 21 変更前参照用スキーマファイル 22 変更後参照用スキーマファイル 31 変更前実スキーマファイル 32 変更後実スキーマファイル
フロントページの続き (72)発明者 増田 健 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 小谷 忠司 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B009 QA06 SA14 5B082 GA20

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システム間で送受信される所定のマーク
    アップ言語で記述された構造化データのスキーマを管理
    する方法であって,前記スキーマを格納するスキーマフ
    ァイルを,構造化データから参照される参照用スキーマ
    ファイルと,構造化データのスキーマを記述した実スキ
    ーマファイルとに分けて保存し,前記構造化データは参
    照用スキーマファイルを参照し,その参照用スキーマフ
    ァイルから実スキーマファイルを参照することを特徴と
    するスキーマ管理方法。
  2. 【請求項2】 システム間で送受信される所定のマーク
    アップ言語で記述された構造化データのスキーマを管理
    する方法であって,前記スキーマを格納するスキーマフ
    ァイルを保存する場所をスキーマファイルのバージョン
    ごとに分け,複数のバージョンのスキーマファイルを持
    つシステムでは,送信先のシステムが対応可能なバージ
    ョンに応じて,前記複数のバージョンのスキーマファイ
    ルを使い分けることを特徴とするスキーマ管理方法。
  3. 【請求項3】 システム間で送受信される所定のマーク
    アップ言語で記述された構造化データのスキーマを管理
    する方法であって,前記スキーマを格納するスキーマフ
    ァイルを,構造化データから参照される参照用スキーマ
    ファイルと,構造化データのスキーマを記述した実スキ
    ーマファイルとに分けて保存し,かつ前記参照用スキー
    マファイルを保存する場所を,スキーマファイルのバー
    ジョンごとに分け,前記構造化データは前記スキーマフ
    ァイルのバージョンに対応する参照用スキーマファイル
    を参照し,その参照用スキーマファイルから実スキーマ
    ファイルを参照することを特徴とするスキーマ管理方
    法。
  4. 【請求項4】 所定のマークアップ言語で記述された構
    造化データをシステム間で送受信する方法であって,送
    信する先のシステムが持つスキーマのバージョン番号を
    取得する過程と,前記バージョン番号に応じて分けて保
    存されているスキーマファイルの保存場所を,送信する
    構造化データの中に書き込む過程と,前記スキーマファ
    イルの保存場所が書き込まれた構造化データを送受信す
    る過程とを有することを特徴とする構造化データ送受信
    方法。
  5. 【請求項5】 システム間で送受信される所定のマーク
    アップ言語で記述された構造化データのスキーマを管理
    する装置であって,前記スキーマを格納するスキーマフ
    ァイルを,構造化データから参照される参照用スキーマ
    ファイルと,構造化データのスキーマを記述した実スキ
    ーマファイルとに分けて保存する手段と,前記構造化デ
    ータについて参照用スキーマファイルを参照し,その参
    照用スキーマファイルから実スキーマファイルを参照し
    て構造化データのデータ構造をチェックする手段とを備
    えることを特徴とする構造化データ処理装置。
  6. 【請求項6】 システム間で送受信される所定のマーク
    アップ言語で記述された構造化データのスキーマを管理
    する装置であって,前記スキーマを格納するスキーマフ
    ァイルを保存する場所をスキーマファイルのバージョン
    ごとに分けて保存する手段と,送受信先のシステムに応
    じて,前記スキーマファイルのバージョンを使い分ける
    手段とを備えることを特徴とする構造化データ処理装
    置。
  7. 【請求項7】 システム間で送受信される所定のマーク
    アップ言語で記述された構造化データのスキーマを管理
    する装置であって,前記スキーマを格納するスキーマフ
    ァイルを,構造化データから参照される参照用スキーマ
    ファイルと,構造化データのスキーマを記述した実スキ
    ーマファイルとに分けて保存する手段と,かつ前記参照
    用スキーマファイルを保存する場所を,スキーマファイ
    ルのバージョンごとに分けて保存する手段と,前記構造
    化データについて前記スキーマファイルのバージョンに
    対応する参照用スキーマファイルを参照し,その参照用
    スキーマファイルから実スキーマファイルを参照して構
    造化データのデータ構造をチェックする手段とを備える
    ことを特徴とする構造化データ処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項4までのいずれかに
    記載された方法を,コンピュータに実行させるための構
    造化データ処理プログラム。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項4までのいずれかに
    記載された方法を,コンピュータに実行させるためのプ
    ログラムを記録したことを特徴とする構造化データ処理
    プログラムの記録媒体。
JP2002037855A 2002-02-15 2002-02-15 スキーマ管理方法,構造化データ処理装置,そのプログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Expired - Lifetime JP3892738B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006350829A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Nec Corp ファイルバージョン管理装置及び方法とプログラム
JP2009104600A (ja) * 2007-10-05 2009-05-14 Canon Inc 情報処理装置およびその制御方法、文書検証装置およびその制御方法
JP2012128817A (ja) * 2010-12-17 2012-07-05 Fujitsu Ltd データ変換プログラム、データ変換装置およびデータ変換方法

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