JP3892738B2 - スキーマ管理方法,構造化データ処理装置,そのプログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は,システム間で交換されるXML(extensible markup language)などのマークアップ言語で記述されたデータの,スキーマの変更作業にかかる時間を少なくし,またスキーマファイルの変更時の制約を減らすためのスキーマ管理方法,構造化データ処理装置,そのプログラムおよびそのプログラムの記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年,社内の業務の電子化,システム化が進んでいる。さらに,個別の業務用に開発されたシステムを業務の流れに合わせてネットワークを介して統合することにより,よりいっそう業務の効率化を図ろうという動きが活発化している。
【0003】
システムを統合する際の,システム間で送受信されるデータを記述する言語の1つとして,XMLがある。システム間でこのようなXMLで記述されたデータを交換する場合,送受信するデータのスキーマをあらかじめスキーマファイルに記述しておき,送受信の際にデータ構造がスキーマに合致しているかをスキーマファイルを用いてチェックすることにより,データの欠落や構造の間違いなどが起こらない確実なデータの送受信を行うことができる。スキーマファイルの場所は,XMLデータの中で指定する。
【0004】
Open Application Groupが提案しているOAGIS(Open Application Group Interface Specification Release 7.2.1,http://www.openapplications.org/,Oct.31 2001 )のような従来の手法では,システム間で送受信されるXMLのスキーマファイルを管理する際に,あるシステムと異なる複数のシステムとの間でデータの送受信を行う場合でも,データの構造が変わらなければ同一のスキーマファイルを参照している。この場合,スキーマファイルを変更する際には,システム内でスキーマファイルに従ってデータを作成する部分と,スキーマファイルとを同時に変更する必要がある。スキーマファイルの構成や保存場所を変更する場合には,XMLデータの中のスキーマファイルを参照している部分も同時に変更する必要がある。
【0005】
図8に,従来のスキーマファイルとXMLデータの例を示す。この例では,図8(B)のXMLデータ中の▲1▼の部分で,図8(A)に示すスキーマファイル(ファイル名=human.dtd)を参照している。XMLデータ中の▲1▼の部分では,ファイル名だけが記述されており,この場合,スキーマファイルはXMLデータと同じ場所(ディレクトリ)にあることを意味する。このとき,以下のような場合にXMLデータ中の▲1▼の部分を変更する必要がある。
(1)スキーマファイルの保存場所が変更されたとき
(2)スキーマファイルの構成の変更に伴い,スキーマファイルの参照先が変更されたとき
この場合,例えばスキーマファイルの場所をプログラムで制御しているシステムでは,プログラムの変更が必要となる。また,スキーマファイルの場所がXMLデータファイルにあらかじめ書かれていたとしても,XMLデータが複数存在する場合には,その全てを変更する必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
以上の従来技術によれば,複数のシステムで同一のスキーマファイルを参照している場合に,スキーマファイルの変更が発生すると,そのスキーマファイルを参照している全てのシステム内のデータ作成部分を,スキーマファイルと同時に変更しなければならない。言い換えれば,データ作成部分を変更していないシステムとXMLデータを送受信する際には,変更前のスキーマファイルを用いてスキーマのチェックを行い,データ作成部分を変更したシステムとXMLデータを送受信する際には,変更後のスキーマファイルを用いてスキーマのチェックを行うことが必要であるが,これらは従来技術では両立できない。
【0007】
また,スキーマのファイル構成や保存場所が変わるたびに,そのスキーマファイルの場所を指定する全ての部分を変更する必要がある。このため,スキーマファイルの変更に時間がかかる。
【0008】
本発明は以上の問題点の解決を図り,特にシステム間で送受信されるXMLで記述されたデータの,スキーマの変更にかかる時間を従来よりも少なくすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
以下では,マークアップ言語の代表的なものとしてXMLを例に説明するが,構造化データを記述することができるマークアップ言語であれば,XMLに限らず本発明を適用することができる。
【0010】
上記課題を解決するために,本発明のスキーマ管理方法は,スキーマファイルを,XMLデータから参照される参照用スキーマファイルと,XMLデータのスキーマを記述した実スキーマファイルとに分けて保存し,XMLデータは参照用スキーマファイルを参照し,参照用スキーマファイルから実スキーマファイルを参照することを特徴とする。本発明は,スキーマファイルを変更するときに,XMLデータの中のスキーマファイルの場所を指定する部分を変更する必要がない点が,従来の技術と異なる。
【0011】
また,本発明のスキーマ管理方法は,システム間で送受信されるXMLで記述されたデータのスキーマファイルを管理する方法であって,スキーマファイルを保存する場所を,スキーマファイルのバージョンごとに分けることを特徴とする。従来の技術とは,データ作成部分を変更していないシステムから送られてきたデータは変更前のスキーマファイルを用いてチェックを行うことができ,データ作成部分を変更したシステムから送られてきたデータは変更後のスキーマファイルを用いてチェックを行うことができる点が異なる。
【0012】
また,本発明のスキーマ管理方法は,スキーマを格納するスキーマファイルを,構造化データから参照される参照用スキーマファイルと,構造化データのスキーマを記述した実スキーマファイルとに分けて保存し,かつ参照用スキーマファイルを保存する場所を,スキーマファイルのバージョンごとに分け,構造化データはスキーマファイルのバージョンに対応する参照用スキーマファイルを参照し,その参照用スキーマファイルから実スキーマファイルを参照することを特徴とする。従来技術とは,スキーマの変更作業にかかる時間を少なくすることができ,また複数バージョンのスキーマファイルが混在するシステムであっても,適切なバージョンを自動的に選択し,対応できる点が異なる。
【0013】
なお,以上のようなマークアップ言語データ送受信方法として,システム間でXMLを送受信する場合に,送受信するXMLデータのスキーマのバージョン番号を取得する過程と,スキーマファイルを保存してある場所をXMLデータの中に書き込む過程と,実際にXMLデータを送受信する過程とを有する方法を用いてもよい。この方法を用いれば,データ作成部分を変更していないシステムに送るXMLデータは,変更前のスキーマファイルを用いてスキーマのチェックを行い,データ作成部分を変更したシステムに送るデータは,変更後のスキーマファイルを用いてスキーマのチェックを行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は,本発明の実施形態の一例を示したものである。スキーマファイルは,1つの参照用スキーマファイル2と,複数の実スキーマファイル3に分かれている。XMLデータ1は,常に参照用スキーマファイル2を参照し,参照用スキーマファイル2は,1つもしくは複数の実スキーマファイル3を参照する。XMLデータ1から実スキーマファイル3が直接参照されることはない。
【0015】
図2は,本発明の他の実施形態の一例を示したものである。スキーマファイルが変更された場合,変更前のスキーマファイル6は変更前ディレクトリ5の下に保存され,変更後のスキーマファイル7は変更後ディレクトリ8の下に保存される。変更前ディレクトリ5と変更後ディレクトリ7は,同じスキーマディレクトリ4の下に保存される。スキーマディレクトリ4の下のディレクトリは,3つ以上あってもよい。また,変更前ディレクトリ5および変更後ディレクトリ7を作成せずに,変更前スキーマファイル6および変更後スキーマファイル8のファイル名に,変更前ディレクトリ5および変更後ディレクトリ7の名前を含めてもよい。
【0016】
図3は,本発明のさらに他の実施形態の一例を示したものであり,図1に示すスキーマ管理方法と図2に示すスキーマ管理方法とを組み合わせたものである。図3において,XMLデータ1Aは,変更前実スキーマファイル31(バージョン番号=1.0)で規定された構造を持つデータであり,XMLデータ1Bは,変更後実スキーマファイル32(バージョン番号=2.0)で規定された構造を持つデータである。
【0017】
変更前実スキーマファイル31と,変更後実スキーマファイル32とは,それぞれ変更前参照用スキーマファイル21と,変更後参照用スキーマファイル22とから参照される。
【0018】
変更前参照用スキーマファイル21と,変更後参照用スキーマファイル22とは,それぞれバージョン番号=1の管理用ディレクトリである変更前ディレクトリ5,バージョン番号=2の管理用である変更後ディレクトリ7の異なるディレクトリの下に保存され,ファイル名は同一である。変更前実スキーマファイル31と,変更後実スキーマファイル32とは,ファイル名が同一である必要はない。
【0019】
図4は,本発明の実施の形態によるXMLデータ送信方法を示したものである。システム内で前処理を行った後,XMLデータを送信する際には,まずどのシステムに送信するかを決定し(S1),次に送信するXMLデータを作成する(S2)。
【0020】
その後,送信側のシステムが複数のバージョンのスキーマファイルに対応している場合に,送信先のシステムが対応しているスキーマのバージョンを取得する(S3)。相手システムのバージョンの取得は,あらかじめ各システムごとのスキーマファイルのバージョン情報が登録されたテーブルを用意し,それを参照することによって取得してもよく,また相手システムに通信によって問い合わせて取得してもよい。なお,送信側のシステムが単一のバージョンしか対応していない場合には,このステップS3の処理は省略する。
【0021】
続いて,ステップS3で取得したバージョンをもとに,図3で示される参照用スキーマファイルの位置を書き込む(S4)。なお,送信側のシステムが単一のバージョンしか対応していない場合には,ステップS4ではそのバージョンを書き込む。
【0022】
次に,スキーマファイルによるXMLデータの構造のチェックを行い(S5),XMLデータを送信先システムへ送信する(S6)。
【0023】
図5は,本発明の実施の形態によるXMLデータ受信方法を示したものである。XMLデータが受信されると(S7),XMLデータに書かれているスキーマファイル参照部分をもとに,そのXMLデータがどのバージョンのスキーマファイルに基づいて作成されたものであるかを判定する(S8)。なお,受信側のシステムが対応していないバージョンであった場合には,エラーとなる。
【0024】
次に,ステップS8で判定したスキーマファイルのバージョンに従い,対応するディレクトリにあるスキーマファイルを用いてXMLデータの構造のチェックを行い,次の処理へ進む(S9)。
【0025】
例えば,スキーマファイルのバージョンが“001”であった場合には,“./schema/001/スキーマファイル名”にあるスキーマを参照し,バージョンが“002”であった場合には,“./schema/002/スキーマファイル名”にあるスキーマを参照する。
【0026】
以上の処理は,コンピュータとソフトウェアプログラムとによって実現することができ,そのプログラムは,コンピュータが読み取り可能な可搬媒体メモリ,半導体メモリ,ハードディスク等の適当な記録媒体に格納して,そこから読み出すことによりコンピュータに実行させることができる。また,そのプログラムは通信回線を経由して他のコンピュータからダウンロードすることができ,それをインストールして実行させることもできる。
【0027】
図6は,本発明のシステム構成例を示す。変更前・変更後対応システム10と変更前システム14と変更後システム15とは,通信サービス提供業務を支援するコンピュータシステムであり,ネットワーク16を介して接続されている。
【0028】
変更前・変更後対応システム10には,変更前スキーマファイル6と変更後スキーマファイル8の両方が,図2に従ってそれぞれ変更前ディレクトリ5と変更後ディレクトリ7に保存されている。変更前システム14には,変更前スキーマファイル6が保存されており,変更後システム15には,変更後スキーマファイル8が保存されている。
【0029】
なお,図3のスキーマファイル構成を採用するシステムでは,図6の変更前スキーマファイル6は,変更前参照用スキーマファイル21と変更前実スキーマファイル31に対応し,変更後スキーマファイル8は,変更後参照用スキーマファイル22と変更前実スキーマファイル32に対応する。図3の例の場合,変更前システム14は,変更後ディレクトリ7とその配下のファイルを持たず,変更後システム15は,変更前ディレクトリ5とその配下のファイルを持たない。
【0030】
変更前・変更後対応システム10におけるスキーマファイル特定部11は,XMLデータ送受信部13によってXMLデータを他のシステムとの間で送受信する際に,スキーマのバージョンを取得または判定して,変更前スキーマファイル6を用いるか,変更後スキーマファイル8を用いるかを決定し,スキーマによる構造チェック部12は,決定された変更前スキーマファイル6または変更後スキーマファイル8を用いて,送受信するXMLデータの構造をチェックする。
【0031】
変更前・変更後対応システム10が複数あってもよいし,変更後システム15からさらに変更が加えられたシステムがあってもよい。
【0032】
スキーマファイルを変更する際には,変更前・変更後対応システム10は,図2または図3に示すスキーマディレクトリ4の下に,新たなディレクトリ(再変更後ディレクトリ)を作成し,その下に新たなスキーマファイル(例えばバージョン番号=3)を保存する。その後,変更前システム14,変更後システム15等では,対応できるときにスキーマファイル(参照用スキーマファイルおよび実スキーマファイル)を順次バージョンアップしていく。
【0033】
変更前スキーマファイル6は,どのシステムでもバージョンアップが完了し,使われなくなったときに必要に応じて削除する。
【0034】
スキーマファイルのバージョン管理方法について,本発明の実施の形態と従来技術との違いについて,さらに詳しく説明する。
【0035】
従来技術では,図8(B)に示すXMLデータ中の▲1▼のように,スキーマファイルを直接参照し,バージョン管理は行なわれていなかった。そのため,1つのシステムで利用するスキーマファイルは1種類であった。したがって,スキーマファイルのバージョンが上がると,そのスキーマファイルを使用している全てのシステムのプログラムを同時にバージョンアップさせる必要があった。しかし,例えばシステムが全国で利用されており,利用時間も異なる場合などには,プログラムを一斉にバージョンアップさせることは困難である。
【0036】
これに対し,図6に示す本発明の実施の形態に係るシステムでは,スキーマファイルを,以下のような場所に置く。
【0037】
「./スキーマディレクトリ/バージョン番号/スキーマファイル名」
そして,通信相手が複数存在するシステムについては,その時点で使われている全てのバージョンのスキーマファイルを保持し,通信相手が1つだけしか存在しないシステムについては,プログラムが対応しているバージョンのスキーマを保持する。図6のシステムでは,変更前・変更後対応システム10が,変更前システム14,変更後システム15と通信を行い,変更前システム14と変更後システム15とは,それぞれ変更前・変更後対応システム10とだけ通信を行うことを前提としている。この条件のもとで,図4および図5で説明した処理を行うことにより,複数バージョンのスキーマファイルが混在するシステムであっても,適切なバージョンを自動的に選択し,処理を行うことができる。
【0038】
図7に,本実施の形態の実スキーマファイルと参照用スキーマファイルとXMLデータの例を示す。
【0039】
この例では,図7(B)の参照用スキーマファイル2のファイル名は,humanProxy.dtdであり,「./schema/001/」のディレクトリのパスに接続されている。図7(C)のXMLデータ1から▲2▼で示す部分で図7(B)の参照用スキーマファイル2を参照している。実スキーマファイル3のファイル名はhuman.dtdであり,図7(B)の参照用スキーマファイル2の▲1▼に示す部分で,図7(A)の実スキーマファイル3を参照している。
【0040】
XMLデータ1のスキーマファイルの保存場所や構成が変更されたとしても,図7(B)の▲1▼の部分(場合によっては図7(A)の実スキーマファイル3)を変更するだけでよく,XMLデータ1やプログラムは変更する必要はない。例えば,実スキーマファイル3のファイル名が変更された場合には,参照用スキーマファイル2のファイル指定部分(図7(B)の▲1▼の部分)を変更する必要があるが,参照用スキーマファイル2は,1つのスキーマ構造に対して1つだけしか存在しないため,変更する場合でも従来の方法に比べて変更の作業量は軽減される。また,図7(B)の▲1▼の部分を変更しても,プログラムで指定するのは,XMLデータ1内の参照用スキーマファイル指定部分(図7(C)の▲2▼の部分)だけであるため,プログラムの変更は発生しない。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明によれば,スキーマファイルを,構造化データから参照される参照用スキーマファイルと,構造化データのスキーマを記述した実スキーマファイルとに分けて保存し,構造化データは参照用スキーマファイルを参照し,参照用スキーマファイルから実スキーマファイルを参照しており,スキーマファイルを変更する際には実スキーマファイルおよび参照用スキーマファイルの参照先のみを変更するので,構造化データの中のスキーマファイルを参照する部分を変更する必要がない。したがって,スキーマファイルの変更にかかる時間を少なくできる。
【0042】
なお,本発明を適用するシステムにおいて,スキーマファイルを保存する場所を,スキーマファイルのバージョンごとに分けてお,構造化データを送信したシステムのバージョンを判定して構造のチェックを行うようにし,データ作成部分を変更していないシステムとの間で構造化データを送受信する際には,変更前のスキーマファイルを用いてスキーマのチェックを行い,データ作成部分を変更したシステムとの間で構造化データを送受信する際には,変更後のスキーマファイルを用いてスキーマのチェックを行うことができるようにすることにより,従来あった変更時の制約を解消することできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示した図である。
【図2】本発明の他の実施形態の一例を示した図である。
【図3】本発明のさらに他の実施形態の一例を示した図である。
【図4】本発明の実施の形態によるXMLデータ送信方法を示した図である。
【図5】本発明の実施の形態によるXMLデータ受信方法を示した図である。
【図6】本発明のシステム構成例を示した図である。
【図7】本発明の実施の形態の実スキーマファイルと参照用スキーマファイルとXMLデータの例を示した図である。
【図8】従来のスキーマファイルとXMLデータの例を示した図である。
【符号の説明】
1 XMLデータ
2 参照用スキーマファイル
3 実スキーマファイル
4 スキーマディレクトリ
5 変更前ディレクトリ
6 変更前スキーマファイル
7 変更後ディレクトリ
8 変更後スキーマファイル
10 変更前・変更後対応システム
11 スキーマファイル特定部
12 スキーマによる構造チェック部
13 XMLデータ送受信部
14 変更前システム
15 変更後システム
16 ネットワーク
21 変更前参照用スキーマファイル
22 変更後参照用スキーマファイル
31 変更前実スキーマファイル
32 変更後実スキーマファイル

Claims (6)

  1. ファイル記憶装置を備える構造化データ処理装置が,システム間で送受信される所定のマークアップ言語で記述された構造化データのスキーマを管理する方法であって,
    前記構造化データ処理装置が,
    前記スキーマを格納するスキーマファイルとして,構造化データのスキーマを記述した実スキーマファイルと,少なくとも前記実スキーマファイルのファイル名をデータとして記憶する,構造化データから参照される参照用スキーマファイルとを,別のファイルで前記ファイル記憶装置に保存する処理と,
    前記構造化データについて前記ファイル記憶装置に保存された参照用スキーマファイルを参照し,その参照用スキーマファイル内に記憶された前記ファイル名のデータをもとに前記ファイル記憶装置に保存された実スキーマファイルを参照する処理とを実行する
    ことを特徴とするスキーマ管理方法。
  2. ファイル記憶装置を備える構造化データ処理装置が,システム間で送受信される所定のマークアップ言語で記述された構造化データのスキーマを管理する方法であって,
    前記構造化データ処理装置が,
    前記スキーマを格納するスキーマファイルとして,構造化データのスキーマを記述した実スキーマファイルと,少なくとも前記実スキーマファイルのファイル名をデータとして記憶する,構造化データから参照される参照用スキーマファイルとを,別のファイルで前記ファイル記憶装置に保存する処理と,
    前記スキーマを格納するスキーマファイルを,スキーマファイルのバージョンごとに前記ファイル記憶装置における異なるディレクトリの配下に保存する処理と,
    前記構造化データについて前記ファイル記憶装置に保存された前記スキーマファイルのバージョンに対応する参照用スキーマファイルを参照し,その参照用スキーマファイル内に記憶された前記ファイル名のデータをもとに前記ファイル記憶装置に保存された実スキーマファイルを参照する処理とを実行する
    ことを特徴とするスキーマ管理方法。
  3. ファイル記憶装置を備え,システム間で送受信される所定のマークアップ言語で記述された構造化データのスキーマを管理する構造化データ処理装置であって,
    前記スキーマを格納するスキーマファイルとして,構造化データのスキーマを記述した実スキーマファイルと,少なくとも前記実スキーマファイルのファイル名をデータとして記憶する,構造化データから参照される参照用スキーマファイルとを,別のファイルで前記ファイル記憶装置に保存する処理手段と,
    前記構造化データについて前記ファイル記憶装置に保存された参照用スキーマファイルを参照し,その参照用スキーマファイル内に記憶された前記ファイル名のデータをもとに前記ファイル記憶装置に保存された実スキーマファイルを参照して構造化データのデータ構造をチェックする処理手段とを備える
    ことを特徴とする構造化データ処理装置。
  4. ファイル記憶装置を備え,システム間で送受信される所定のマークアップ言語で記述された構造化データのスキーマを管理する構造化データ処理装置であって,
    前記スキーマを格納するスキーマファイルとして,構造化データのスキーマを記述した実スキーマファイルと,少なくとも前記実スキーマファイルのファイル名をデータとして記憶する,構造化データから参照される参照用スキーマファイルとを,別のファイルで前記ファイル記憶装置に保存する処理手段と,
    前記スキーマを格納するスキーマファイルを,スキーマファイルのバージョンごとに前記ファイル記憶装置における異なるディレクトリの配下に保存する処理手段と,
    前記構造化データについて前記ファイル記憶装置に保存された前記スキーマファイルのバージョンに対応する参照用スキーマファイルを参照し,その参照用スキーマファイル内に記憶された前記ファイル名のデータをもとに前記ファイル記憶装置に保存された実スキーマファイルを参照して構造化データのデータ構造をチェックする処理手段とを備える
    ことを特徴とする構造化データ処理装置。
  5. 請求項3または請求項4記載の構造化データ処理装置をコンピュータによって実現するための構造化データ処理プログラムであって,
    前記コンピュータを,
    前記構造化データ処理装置が備える各処理手段として機能させるための構造化データ処理プログラム。
  6. 請求項3または請求項4記載の構造化データ処理装置をコンピュータによって実現するための構造化データ処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって,
    前記コンピュータを,
    前記構造化データ処理装置が備える前記各処理手段として機能させるための構造化データ処理プログラムを記録した
    ことを特徴とする構造化データ処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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