JP2003239753A - 給排バイパス通路付き過給機 - Google Patents

給排バイパス通路付き過給機

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JP2003239753A
JP2003239753A JP2002037915A JP2002037915A JP2003239753A JP 2003239753 A JP2003239753 A JP 2003239753A JP 2002037915 A JP2002037915 A JP 2002037915A JP 2002037915 A JP2002037915 A JP 2002037915A JP 2003239753 A JP2003239753 A JP 2003239753A
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opening
bypass passage
passage
discharge bypass
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Toshihiko Nishiyama
利彦 西山
Hiroshi Sugito
博 杉戸
Ninkiyu Iino
任久 飯野
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造簡単で、圧力損失が少なく、排気ガスが
逆流する恐れのない、給排バイパス通路付きターボ過給
機を提供する。 【解決手段】 コンプレッサカバー(4)の給気出口(4a)
近傍に第1開口部(10)を設け、タービンハウジング(5)
の、第1開口部(10)にほぼ対向する位置に第2開口部(1
1)を設ける。第1開口部(10)に逆止弁(20)を取付け、そ
れを覆う第1継手(12)を着脱自在に取付ける。第2開口
部(11)には、給排バイパス通路(14)の基端部を着脱自在
に取付ける。給排バイパス通路(14)の先端部は、第1継
手(12)に取付けた第2継手(13)に摺動自在に挿入し、給
排バイパス通路(14)の先端部と、第2継手(13)との挿入
部の間には、Oリング(15)を設けて熱膨張吸収手段(16)
を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排気再循環装置を
有する内燃機関の、給排バイパス通路付き過給機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】環境保全の見地から、内燃機関の排出す
る有害物質に対する規制強化が各地で進んでいる昨今、
内燃機関の排気に含まれる有害物質を低減させる方法と
して排気再循環(通称EGR)が広く知られ、用いられ
ている。これは燃焼室から排出される排気の一部を排気
マニホールドから吸気マニホールドへ還流し、吸気に混
合させて再度燃焼室に送り込むことで、吸気中の酸素濃
度を低下させ、燃焼温度を下げる作用があり、排気に含
まれる有害物質、特に窒素酸化物(NOx)の発生を抑
える効果が大きい。
【0003】上記排気再循環装置を備えた内燃機関につ
いては、従来から種々の提案がなされているが、燃費を
維持・向上させながら、低速・低負荷領域から高速・高
負荷領域までの広範な運転状態において、排気の還流を
可能にして排気再循環装置を作動させ、また排気の還流
の有無切換に伴う回転数変動を極力抑えることのできる
排気再循環制御装置については、特開2001−165
000号公報に開示されたものがある。
【0004】図8は、特開2001−165000号公
報に開示された内燃機関の排気再循環制御装置の、一例
を示す給排気回路図である。図8において、エンジン3
4は、ターボチャージャ31と、吸気回路32と、アフ
タークーラ33と、排気再循環回路35と、排気回路3
6と、排気圧力制御弁38とを有する。31aはコンプ
レッサ、31bはタービン、32aは吸気マニホール
ド、32bはベンチュリ、32cは吸気バイパス回路、
32dは吸気バイパス弁、34aはエンジン本体、35
bはEGRクーラ、35cはEGR弁、36aは排気マ
ニホールド、37はタービンバイパス回路、37aはウ
エストゲートバルブである。吸気回路32のコンプレッ
サ31a出口近傍と排気回路36のタービン31b入口
近傍との間には、これらを連通する給排気バイパス回路
40が設けられ、給排気バイパス回路40には吸気回路
32から排気回路36への1方向の流れのみを許容する
逆止弁41が設けられている。51は検出手段、52は
記憶手段、53は制御器である。
【0005】上記構成においては、給排気バイパス回路
40を通じて吸気の一部を排気回路36へ流出させるこ
とにより、給気圧力と排気圧力とを均等化でき、さら
に、ベンチュリ32bで給気回路に低圧部を作り、ここ
に排気ガスを吸い込ませて排気ガスを還流させることが
できる。これにより、これまで吸気回路32の圧力より
排気回路36の圧力が低いために排気ガスの還流が不可
能だった運転状態下でも、排気ガスの還流が可能とな
る。したがって、低速・低負荷領域から高速・高負荷領
域まで広範囲の運転状態下で排気再循環装置を作動させ
て排気中の有害成分を低減できる。
【0006】図9は上記給排気回路における、一例の給
排気バイパス回路40の構成を示す斜視図である。図9
において、ターボチャージャ31に、コンプレッサハウ
ジング31cとタービンハウジング31dとを連通する
給排気バイパス回路40を、コンプレッサ31aの回転
方向に添わせ、ターボチャージャ31の回転軸に斜めに
巻き付くように設けている。給排気バイパス回路40に
は逆止弁41が設けられている。
【0007】図10は上記逆止弁41の、第1例の逆止
弁41aであり、給排気バイパス通路40に回動するプ
レート50を設けたものである。図10において、プレ
ート50は、その上部を回動軸51により揺動自在に支
承されている。吸気回路32の圧力が排気回路36の圧
力より高い場合には、プレート50は上方に押し開かれ
て通路を開放し、吸気回路32の圧力が排気回路36の
圧力より低い場合には、プレート50は下方に押し戻さ
れて通路を閉塞する。
【0008】図11は第2例の逆止弁41bであり、ハ
ウジング60内をピストン61が摺動して通路を切換え
るものである。図11において、ハウジング60は、摺
動するピストン61を内包する摺動室62を有し、摺動
室62の一部には吸気回路32と排気回路36とを連通
する穴63が設けられている。吸気回路32の圧力が排
気回路36の圧力より高い場合には、ピストン61が図
の右方に摺動して穴63を開放する。吸気回路32の圧
力が排気回路36の圧力より低い場合には、ピストン6
1が図の左方に摺動して穴63を閉塞する。
【0009】図12は第3例の逆止弁41cであり、第
2例の構成に加えて、ピストンに圧力脈動を減衰する機
能を持たせたものである。図12において、摺動室62
に内包されたピストン64は、内部に摺動室65を有し
てこの中にピストン66を内包する。ピストン64は両
端が開放され、一端は吸気回路32に通じ、他端は排気
回路36に通じる。ピストン66が摺動すると、その摺
動ストローク分だけ吸気回路32及び排気回路36の容
積が変化するため、ピストン66には吸気回路32及び
排気回路36の圧力脈動を減衰する作用がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
給排気バイパス回路の構成においては、給排気バイパス
回路をコンプレッサハウジングとタービンハウジングと
の間に、ターボチャージャの回転軸に巻き付くように設
けたため給排気バイパス回路が長く、かつ曲がりがあ
り、圧力損失を発生する。また、逆止弁の第1例のもの
はプレートが自重で通路を閉塞する形式であるため、振
動、あるいは圧力脈動で排気ガスが吸気側に逆流する恐
れがあり、耐久性も低いという問題がある。第2、第3
例の逆止弁は構造複雑で場積が大きくなるという問題が
ある。
【0011】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たものであり、構造簡単で、圧力損失が少なく、排気ガ
スが逆流する恐れのない、給排バイパス通路付き過給機
を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、第1発明は、コンプレッサ側の空
気通路とタービン側のガス通路とを連通するバイパス通
路を備えたターボ過給機において、前記ターボ過給機の
コンプレッサカバー又はディフューザプレートの給気出
口近傍に、タービン側に向けて設けた第1開口部と、タ
ービンハウジングの、前記第1開口部にほぼ対向する位
置に設けた第2開口部と、前記第1開口部と第2開口部
とを連通する給排バイパス通路とを有する構成としてい
る。
【0013】第1発明によると、コンプレッサカバー又
はディフューザプレートに設けた第1開口部と、タービ
ンハウジングに設けた第2開口部とをほぼ対向する位置
にして給排バイパス通路で連通したため、通路の配管を
短くできる。したがって、形状がコンパクトになるとと
もに、圧力損失を低減でき、効率が向上する。また、吸
気をタービン側に供給することによりコンプレッサの回
転が上昇し、低速トルクを向上させることができる。
【0014】第2発明は、コンプレッサ側の空気通路と
タービン側のガス通路とを連通するバイパス通路を備え
たターボ過給機において、タービンハウジングは2口型
であり、前記ターボ過給機は、コンプレッサカバー又は
ディフューザプレートの給気出口近傍に、タービン側に
向けて設けた第1開口部と、前記タービンハウジングの
それぞれの排気ガス通路に、前記第1開口部にほぼ対向
する位置となるように設けた2個の第3開口部と、前記
第1開口部と第3開口部とを連通する給排バイパス通路
とを設けた構成としている。
【0015】第2発明によると、コンプレッサカバー又
はディフューザプレートに設けた第1開口部と、タービ
ンハウジングに設けた2個の第3開口部とをほぼ対向す
る位置にして給排バイパス通路で連通したため、通路の
配管を短くできる。したがって、形状がコンパクトにな
るとともに、圧力損失を低減でき、効率が向上する。ま
た、吸気をタービン側に供給することによりコンプレッ
サの回転が上昇し、低速トルクを向上させることができ
る。さらに、2口のタービンハウジングの、それぞれの
排気ガス通路に第3開口部を設け、第1開口部と接続し
たため、タービンハウジングの両通路の排気圧力を均等
にすることができ、安定した性能が得られる。
【0016】第3発明は、第1又は第2発明において、
前記通路に排気ガス側から給気側へのガスの流れを防止
する逆止弁を設けた構成としている。
【0017】第3発明によると、通路に排気ガスが給気
側に流れるのを防止する逆止弁を設けたため、タービン
側の脈動圧力のピーク圧時に排気ガスがコンプレッサ側
に流入することを防止できる。
【0018】第4発明は、第3発明において、前記逆止
弁がリード弁である構成としている。
【0019】第4発明によると、逆止弁をリード弁にし
たため応答性が良く、したがって排気ガスが給気側に流
入することはなく、かつ、コンパクトである。
【0020】第5発明は、第3又は第4発明において、
前記逆止弁を前記コンプレッサカバー又は前記ディフュ
ーザプレートに取り付けた構成としている。
【0021】第5発明によると、逆止弁を温度の低いコ
ンプレッサカバー又はディフューザプレートに取り付け
たため、逆止弁に対する熱影響が少なく、機能劣化の恐
れがない。
【0022】第6発明は、第1〜第5発明において、前
記給排バイパス通路に熱膨張吸収手段を設けた構成とし
ている。
【0023】第6発明によると、温度変化の大きいとこ
ろに使用される給排バイパス通路に熱膨張吸収手段を設
けたため、熱膨張を吸収することができ、破損不具合を
防止できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る給排バイパ
ス通路付き過給機の実施形態について、図面を参照して
詳述する。
【0025】図1は第1実施形態の給排バイパス通路を
備えたターボ過給機1の側面図であり、図2は図1のA
−A矢視の正面断面図である。図2において、センタハ
ウジング2の一側にはディフュ-ザプレート3を介して
コンプレッサカバー4が取り付けられている。センタハ
ウジング2の他側にはタービンハウジング5が取り付け
られている。6は回転軸、7はコンプレッサ翼、8はタ
ービン翼である。図1、図2において、コンプレッサカ
バー4の給気出口4a近傍には第1開口部10が設けら
れ、タービンハウジング5の、第1開口部10にほぼ対
向する位置には第2開口部11が設けられている。つま
り、第1開口部10と第2開口部11はターボ過給機1
の回転軸6の回転中心から見てほぼ同じ方向の位置にあ
る。第1開口部10には逆止弁20が取り付けられ、そ
れを覆う第1継手12が着脱自在に取り付けられてい
る。タービンハウジング5の第2開口部11には、給排
バイパス通路14の基端部が着脱自在に取り付けられて
いる。給排バイパス通路14の先端部は第1継手12に
取り付けられた第2継手13に摺動自在に挿入され、給
排バイパス通路14の先端部と、第2継手13との間に
は、Oリング15が設けられていて熱膨張吸収手段16
を構成している。
【0026】図3は逆止弁20の一例であるリード弁2
1の外観斜視図である。下方に開口部を有する断面三角
形の本体22の両斜面には、例えば弾性金属板よりなる
バルブプレート23,23が設けられ、図示しない本体
22の両斜面に設けられた開口部を閉塞している。2
4,24はバルブプレート23の過大な変形を抑える抑
止板である。矢印B方向から流入する流体はバルブプレ
ート23を押し開いて矢印C方向に流れる。逆方向の流
れはバルブプレート23により止められる。
【0027】本発明の給排バイパス通路付き過給機は上
記のような構成としたため、以下のような効果が得られ
る。コンプレッサカバーとタービンハウジングとを接続
する給排バイパス通路が短くて圧力損失が少なく、効率
向上を図れると共に、形状もコンパクトである。また、
吸気をタービン側に供給することによりコンプレッサの
回転が上昇し、低速トルクを向上させることができる。
給排バイパス通路に排気ガス側から給気側へのガスの流
入を防止するリード弁型の逆止弁を設けたため、タービ
ン側の脈動圧力のピーク圧時に排気ガスがコンプレッサ
側に流入することを防止できる。また、逆止弁の応答性
が良く、コンパクトにできる。リード弁をコンプレッサ
側に取り付けたため、熱影響が少なく、機能劣化の恐れ
が少ない。給排バイパス通路に熱膨張吸収手段を設けた
ため、熱膨張による破損不具合の発生を防止できる。
【0028】図4は第2実施形態の給排バイパス通路1
4aの構成を示す断面図である。第1実施形態のものと
同一部材には同一符号を付して説明は省略し、異なる部
分についてのみ説明する。給排バイパス通路14aの基
端部はコンプレッサカバー4に取り付けられた第1継手
12に着脱自在に取り付けられている。給排バイパス通
路14aの先端部はタービンハウジング5の第2開口部
11に摺動自在に挿入され、給排バイパス通路14aと
第2開口部11との間にはシールリング25が設けられ
ていて、熱膨張吸収手段16aを構成している。
【0029】図5は第3実施形態の給排バイパス通路1
4bの構成を示す断面図である。第2実施形態のものと
同一部材には同一符号を付して説明は省略し、異なる部
分についてのみ説明する。給排バイパス通路14bの両
端部は第1継手12及び第2開口部11に着脱自在に取
り付けられている。給排バイパス通路14bにはジャバ
ラ部17が設けられ、熱膨張吸収手段16bを構成して
いる。
【0030】図6は第4実施形態の給排バイパス通路1
4cの構成を示す断面図である。第1実施形態のものと
同一部材には同一符号を付して説明は省略し、異なる部
分についてのみ説明する。タービンハウジング5aは2
口型であり、それぞれの排気ガス通路5b,5bに第3
開口部18,18が設けられ、第1開口部10と第3開
口部18,18とは給排バイパス通路14cにより接続
されている。これによりタービンハウジング5aの両排
気ガス通路5b,5bの排気圧力を均等にすることがで
き、安定した性能が得られる。
【0031】図7は第5実施形態の、給排バイパス通路
を備えた過給機の断面図である。第1実施形態のものと
同一部材には同一符号を付して説明は省略し、異なる部
分についてのみ説明する。第1〜第4実施形態のものは
第1開口部10をコンプレッサカバー4に設けている
が、ターボ過給機の構成によっては、図7に示す第5実
施形態のターボ過給機1aのように、ディフュ-ザプレ
ート3aに設けても良い。また、図7に示すように、給
排バイパス通路14dを直線状にすれば、通路の配管を
さらに短くすることができる。
【0032】また、第1実施形態及び第2実施形態の、
第1継手12と第2継手13とは一体成形されたもので
あっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の、給排バイパス通路を
備えた過給機の側面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】リード弁の外観斜視図である。
【図4】本発明の第2実施形態の、給排バイパス通路の
断面図である。
【図5】本発明の第3実施形態の、給排バイパス通路の
断面図である。
【図6】本発明の第4実施形態の、給排バイパス通路の
断面図である。
【図7】本発明の第5実施形態の、給排バイパス通路を
備えた過給機の断面図である。
【図8】従来の給排バイパス通路付き過給機を用いたエ
ンジンの給排気回路図である。
【図9】コンプレッサハウジングとタービンハウジング
との間に給排気バイパス配管を設けたターボチャージャ
の概略図である。
【図10】従来の第1例の逆止弁の概略断面図である。
【図11】従来の第2例の逆止弁の概略断面図である。
【図12】従来の第3例の逆止弁の概略断面図である。
【符号の説明】
1…ターボ過給機、3…ディフュ-ザプレート、4…コ
ンプレッサカバー、4a…給気出口、5,5a…タービ
ンハウジング、5b…排気ガス通路、10…第1開口
部、11…第2開口部、12…第1継手、13…第2継
手、14,14a,14b,14c,14d…給排バイ
パス通路、15…Oリング、16,16a,16b…熱
膨張吸収手段、17…ジャバラ部、18…第3開口部、
20…逆止弁、21…リード弁、25…シールリング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G005 EA16 FA13 FA35 FA37 FA42 GA02 GB17 GB24 HA12 JA24 JA28 JA45 3G062 AA05 EA04 EB13 ED01 ED03 ED10 GA14 GA22

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンプレッサ側の空気通路とタービン側
    のガス通路とを連通するバイパス通路を備えたターボ過
    給機において、前記ターボ過給機(1)は、コンプレッサ
    カバー(4)又はディフューザプレート(3)の給気出口(4a)
    近傍に、タービン側に向けて設けた第1開口部(10)と、
    タービンハウジング(5)の、前記第1開口部(10)にほぼ
    対向する位置に設けた第2開口部(11)と、前記第1開口
    部(10)と第2開口部(11)とを連通する給排バイパス通路
    (14,14a,14b,14d)とを有することを特徴とする給排バイ
    パス通路付き過給機。
  2. 【請求項2】 コンプレッサ側の空気通路とタービン側
    のガス通路とを連通するバイパス通路を備えたターボ過
    給機において、タービンハウジング(5a)は2口型であ
    り、前記ターボ過給機(1)は、コンプレッサカバー(4)又
    はディフューザプレート(3)の給気出口(4a)近傍に、タ
    ービン側に向けて設けた第1開口部(10)と、前記タービ
    ンハウジング(5a)のそれぞれの排気ガス通路(5b,5b)
    に、前記第1開口部(10)にほぼ対向する位置となるよう
    に設けた2個の第3開口部(18,18)と、前記第1開口部
    (10)と第3開口部(18,18)とを連通する給排バイパス通
    路(14c)とを設けたことを特徴とする給排バイパス通路
    付き過給機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の給排バイパス通路
    付き過給機において、前記給排バイパス通路(14,14a,14
    b,14c,14d)に、排気ガス側から給気側へのガスの流れを
    防止する逆止弁(20)を設けたことを特徴とする給排バイ
    パス通路付き過給機。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の給排バイパス通路付き過
    給機において、前記逆止弁(20)がリード弁(21)であるこ
    とを特徴とする給排バイパス通路付き過給機。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載の給排バイパス通路
    付き過給機において、前記逆止弁(20)を前記コンプレッ
    サカバー(4)又は前記ディフューザプレート(3)に取り付
    けたことを特徴とする給排バイパス通路付き過給機。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5記載の給排バイパス通路付
    き過給機において、前記給排バイパス通路(14,14a,14b,
    14c,14d)に、熱膨張吸収手段(16,16a,16b)を設けたこと
    を特徴とする給排バイパス通路付き過給機。
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