JP2003238564A - アミン化合物 - Google Patents

アミン化合物

Info

Publication number
JP2003238564A
JP2003238564A JP2002037157A JP2002037157A JP2003238564A JP 2003238564 A JP2003238564 A JP 2003238564A JP 2002037157 A JP2002037157 A JP 2002037157A JP 2002037157 A JP2002037157 A JP 2002037157A JP 2003238564 A JP2003238564 A JP 2003238564A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
compound
unsubstituted
substituted
phenyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002037157A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4132859B2 (ja
Inventor
Masakatsu Nakatsuka
正勝 中塚
Takehiko Shimamura
武彦 島村
Tsutomu Ishida
努 石田
Yoshimitsu Tanabe
良満 田辺
Yoshiyuki Totani
由之 戸谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Chemicals Inc filed Critical Mitsui Chemicals Inc
Priority to JP2002037157A priority Critical patent/JP4132859B2/ja
Publication of JP2003238564A publication Critical patent/JP2003238564A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4132859B2 publication Critical patent/JP4132859B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 有機電界発光素子の正孔注入輸送材料などに
適した新規なアミン化合物を提供する。 【解決手段】 一般式(1)で表されるアミン化合物。 【化1】 (式中、Xは置換または未置換の−N−カルバゾリイル
基、置換または未置換の−N−フェノキサジニイル基、
あるいは置換または未置換の−N−フェノチアジニイル
基を表し、Ar1およびAr2はそれぞれ独立に、置換ま
たは未置換のビフェニル基、あるいは置換または未置換
のナフチル基を表す)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、新規なアミン化合
物に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、アミン化合物は、各種色素の製造
中間体、あるいは各種の機能材料として使用されてき
た。機能材料としては、例えば、電子写真感光体の電荷
輸送材料に使用されてきた。さらに、最近では、発光材
料に有機材料を用いた有機電界発光素子(有機エレクト
ロルミネッセンス素子:有機EL素子)の正孔注入輸送
材料に有用であることが提案されている〔例えば、App
l. Phys. Lett., 51 、913 (1987)〕。有機電界発光素
子の正孔注入輸送材料として、4,4’−ビス〔N−フ
ェニル−N−(3”−メチルフェニル)アミノ〕ビフェ
ニルを用いることが提案されている〔Jpn. J. Appl. Ph
ys., 27 、L269 (1988) 〕。 【0003】また、有機電界発光素子の正孔注入輸送材
料として、例えば、2−〔4’−(N−カルバゾリイ
ル)フェニル〕−5−〔4”−[ N’−フェニル−N’
−(4"'−フェニルフェニル)アミノ] フェニル〕−
3, 4−ジフェニルチオフェン、2−〔4’−(N−フ
ェノキサジニイル)フェニル〕−5−〔4”−[ N’−
フェニル−N’−(2"'−ナフチル)アミノ] フェニ
ル〕−3, 4−ジフェニルチオフェンを用いることが提
案されている(特開平11−167990号公報)。し
かしながら、これらのアミン化合物を正孔注入輸送材料
とする有機電界発光素子は、安定性、耐久性に乏しいな
どの難点がある。現在では、一層改良された有機電界発
光素子を得るためにも、新規なアミン化合物が望まれて
いる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、新規
なアミン化合物を提供することである。さらに詳しく
は、有機電界発光素子の正孔注入輸送材料などに適した
新規なアミン化合物を提供することである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明者等は、種々のア
ミン化合物に関して鋭意検討した結果、本発明を完成す
るに至った。すなわち、本発明は、一般式(1)で表
されるアミンである。 【0006】 【化2】 【0007】(式中、Xは置換または未置換の−N−カ
ルバゾリイル基、置換または未置換の−N−フェノキサ
ジニイル基、あるいは置換または未置換の−N−フェノ
チアジニイル基を表し、Ar1 およびAr2 はそれぞれ
独立に、置換または未置換のビフェニル基、あるいは置
換または未置換のナフチル基を表す) 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明に関して詳細に説明
する。本発明は、一般式(1)で表されるアミン化合物
である。 【0009】 【化3】 【0010】(式中、Xは置換または未置換の−N−カ
ルバゾリイル基、置換または未置換の−N−フェノキサ
ジニイル基、あるいは置換または未置換の−N−フェノ
チアジニイル基を表し、Ar1 およびAr2 はそれぞれ
独立に、置換または未置換のビフェニル基、あるいは置
換または未置換のナフチル基を表す) 【0011】一般式(1)において、Xは置換または未
置換の−N−カルバゾリイル基、置換または未置換の−
N−フェノキサジニイル基、あるいは置換または未置換
の−N−フェノチアジニイル基を表す。 【0012】Xは、好ましくは、未置換、もしくは、置
換基として、例えば、ハロゲン原子、炭素数1〜10の
アルキル基、炭素数1〜10のアルコキシ基、あるいは
炭素数6〜10のアリール基で単置換または多置換され
ていてもよい−N−カルバゾリイル基、−N−フェノキ
サジニイル基、あるいは−N−フェノチアジニイル基で
あり、より好ましくは、未置換、もしくは、ハロゲン原
子、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4のアルコ
キシ基、あるいは炭素数6〜10のアリール基で単置換
または多置換されていてもよい−N−カルバゾリイル
基、−N−フェノキサジニイル基、あるいは−N−フェ
ノチアジニイル基であり、さらに好ましくは、未置換の
−N−カルバゾリイル基、未置換の−N−フェノキサジ
ニイル基、あるいは未置換の−N−フェノチアジニイル
基である。 【0013】Xの具体例としては、例えば、−N−カル
バゾリイル基、1−メチル−N−カルバゾリイル基、2
−メチル−N−カルバゾリイル基、3−メチル−N−カ
ルバゾリイル基、4−メチル−N−カルバゾリイル基、
3−エチル−N−カルバゾリイル基、3−n−ブチル−
N−カルバゾリイル基、3−tert−ブチル−N−カルバ
ゾリイル基、3−n−ヘキシル−N−カルバゾリイル
基、3−n−オクチル−N−カルバゾリイル基、3−n
−デシル−N−カルバゾリイル基、3,6−ジメチル−
N−カルバゾリイル基、2−メトキシ−N−カルバゾリ
イル基、3−メトキシ−N−カルバゾリイル基、3−エ
トキシ−N−カルバゾリイル基、3−イソプロポキシ−
N−カルバゾリイル基、3−n−ブトキシ−N−カルバ
ゾリイル基、3−n−オクチルオキシ−N−カルバゾリ
イル基、3−n−デシルオキシ−N−カルバゾリイル
基、2−フェニル−N−カルバゾリイル基、3−フェニ
ル−N−カルバゾリイル基、3−(4’−メチルフェニ
ル)−N−カルバゾリイル基、3−(4’−tert−ブチ
ルフェニル)−N−カルバゾリイル基、2−フルオロ−
N−カルバゾリイル基、3−フルオロ−N−カルバゾリ
イル基、3−クロロ−N−カルバゾリイル基、−N−フ
ェノキサジニイル基、2−メチル−N−フェノキサジニ
イル基、3−メチル−N−フェノキサジニイル基、4−
メチル−N−フェノキサジニイル基、2−エチル−N−
フェノキサジニイル基、3−エチル−N−フェノキサジ
ニイル基、3,7−ジメチル−N−フェノキサジニイル
基、2−メトキシ−N−フェノキサジニイル基、3−メ
トキシ−N−フェノキサジニイル基、3−エトキシ−N
−フェノキサジニイル基、2−フェニル−N−フェノキ
サジニイル基、3−フェニル−N−フェノキサジニイル
基、2−フルオロ−N−フェノキサジニイル基、3−フ
ルオロ−N−フェノキサジニイル基、3−クロロ−N−
フェノキサジニイル基、 【0014】−N−フェノチアジニイル基、2−メチル
−N−フェノチアジニイル基、3−メチル−N−フェノ
チアジニイル基、4−メチル−N−フェノチアジニイル
基、2−エチル−N−フェノチアジニイル基、2,7−
ジメチル−N−フェノチアジニイル基、2,8−ジメチ
ル−N−フェノチアジニイル基、2,8−ジ−tert−ブ
チル−N−フェノチアジニイル基、2−メトキシ−N−
フェノチアジニイル基、3−メトキシ−N−フェノチア
ジニイル基、2−エトキシ−N−フェノチアジニイル
基、3−n−ブトキシ−N−フェノチアジニイル基、
2,8−ジメトキシ−N−フェノチアジニイル基、3,
7−ジメトキシ−N−フェノチアジニイル基、2,8−
ジエトキシ−N−フェノチアジニイル基、2−メチル−
8−メトキシ−N−フェノチアジニイル基、3−メチル
−8−エトキシ−N−フェノチアジニイル基、2−フェ
ニル−N−フェノチアジニイル基、3−フェニル−N−
フェノチアジニイル基、2,8−ジフェニル−N−フェ
ノチアジニイル基、3,7−ジフェニル−N−フェノチ
アジニイル基、2−フルオロ−N−フェノチアジニイル
基、3−クロロ−N−フェノチアジニイル基などを挙げ
ることができるが、これらに限定されるものではない。 【0015】一般式(1)において、Ar1 およびAr
2 は置換または未置換のビフェニル基、あるいは、置換
または未置換のナフチル基を表す。 【0016】Ar1 およびAr2 は、好ましくは、未置
換、もしくは、置換基として、例えば、ハロゲン原子、
アルキル基、アルコキシ基、あるいはアリール基で単置
換または多置換されていてもよい総炭素数12〜26の
ビフェニル基、あるいは、未置換、もしくは、置換基と
して、例えば、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ
基あるいはアリール基で単置換または多置換されていて
もよい総炭素数10〜24のナフチル基であり、より好
ましくは、未置換、もしくは、ハロゲン原子、炭素数1
〜14のアルキル基、炭素数1〜14のアルコキシ基、
あるいは炭素数6〜10のアリール基で単置換または多
置換されていてもよい総炭素数12〜26のビフェニル
基、あるいは、未置換、もしくは、ハロゲン原子、炭素
数1〜14のアルキル基、炭素数1〜14のアルコキシ
基あるいは炭素数6〜10のアリール基で単置換または
多置換されていてもよい総炭素数10〜24のナフチル
基であり、さらに好ましくは、未置換、もしくは、ハロ
ゲン原子、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4の
アルコキシ基、あるいは炭素数6〜10のアリール基で
単置換または多置換されていてもよい総炭素数12〜2
2のビフェニル基、あるいは、未置換、もしくは、ハロ
ゲン原子、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4の
アルコキシ基あるいは炭素数6〜10のアリール基で単
置換あるいは多置換されていてもよい総炭素数10〜2
0のナフチル基である。 【0017】Ar1 およびAr2 において、置換または
未置換のビフェニル基の具体例としては、例えば、4−
フェニルフェニル基、3−フェニルフェニル基、2−フ
ェニルフェニル基、4−(4’−メチルフェニル)フェ
ニル基、4−(3’−メチルフェニル)フェニル基、4
−(4’−エチルフェニル)フェニル基、4−(4’−
イソプロピルフェニル)フェニル基、4−(4’−tert
−ブチルフェニル)フェニル基、4−(4’−n−ヘキ
シルフェニル)フェニル基、4−(4’−n−オクチル
フェニル)フェニル基、4−(4’−n−ドデシルフェ
ニル)フェニル基、3−(4’−メチルフェニル)フェ
ニル基、2−(4’−メチルフェニル)フェニル基、2
−(4’−エチルフェニル)フェニル基、4−(4’−
メトキシフェニル)フェニル基、4−(3’−メトキシ
フェニル)フェニル基、4−(4’−エトキシフェニ
ル)フェニル基、4−(4’−n−ブトキシフェニル)
フェニル基、4−(4’−n−ヘキシルオキシフェニ
ル)フェニル基、4−(4’−n−オクチルオキシフェ
ニル)フェニル基、4−(4’−n−デシルオキシフェ
ニル)フェニル基、3−(4’−メトキシフェニル)フ
ェニル基、2−(4’−メトキシフェニル)フェニル
基、2−(2’−メトキシフェニル)フェニル基、4−
(4’−フルオロフェニル)フェニル基、4−(4’−
クロロフェニル)フェニル基、4−(3’−フルオロフ
ェニル)フェニル基、4−(2’−フルオロフェニル)
フェニル基、2−(4’−フルオロフェニル)フェニル
基、3−メチル−4−フェニルフェニル基、4−メチル
−3−フェニルフェニル基、4−メチル−2−フェニル
フェニル基、5−メチル−2−フェニルフェニル基、6
−メチル−3−フェニルフェニル基、2−エチル−4−
フェニルフェニル基、4−エチル−2−フェニルフェニ
ル基、2−メトキシ−4−フェニルフェニル基、3−メ
トキシ−4−フェニルフェニル基、4−メトキシ−2−
フェニルフェニル基、4−フルオロ−2−フェニルフェ
ニル基、3−フルオロ−4−フェニルフェニル基、3−
フルオロ−2−フェニルフェニル基、5−フルオロ−2
−フェニルフェニル基、2,4−ジフェニルフェニル
基、2−フェニル−4−(4’−メチルフェニル)フェ
ニル基、3,4−ジフェニルフェニル基、3,5−ジフ
ェニルフェニル基などを挙げることができるが、これら
に限定されるものではない。 【0018】Ar1 およびAr2 において、置換または
未置換のナフチル基の具体例としては、例えば、1−ナ
フチル基、2−ナフチル基、2−メチル−1−ナフチル
基、4−メチル−1−ナフチル基、4−エチル−1−ナ
フチル基、4−n−ブチル−1−ナフチル基、4−n−
ヘキシル−1−ナフチル基、4−n−デシル−1−ナフ
チル基、5−メチル−1−ナフチル基、1−メチル−2
−ナフチル基、6−メチル−2−ナフチル基、6−エチ
ル−2−ナフチル基、6−n−ブチル−2−ナフチル
基、6−n−オクチル−2−ナフチル基、2−メトキシ
−1−ナフチル基、4−メトキシ−1−ナフチル基、4
−n−ブトキシ−1−ナフチル基、5−エトキシ−1−
ナフチル基、6−メトキシ−2−ナフチル基、6−エト
キシ−2−ナフチル基、6−n−ブトキシ−2−ナフチ
ル基、6−n−ヘキシルオキシ−2−ナフチル基、7−
メトキシ−2−ナフチル基、7−n−ブトキシ−2−ナ
フチル基、4−フェニル−1−ナフチル基、6−フェニ
ル−2−ナフチル基、4−フルオロ−1−ナフチル基、
2−フルオロ−1−ナフチル基、4−クロロ−1−ナフ
チル基、4−クロロ−2−ナフチル基、6−クロロ−2
−ナフチル基、6−ブロモ−2−ナフチル基、2,4−
ジクロロ−1−ナフチル基、1,6−ジクロロ−2−ナ
フチル基などを挙げることができるが、これらに限定さ
れるものではない。 【0019】一般式(1)で表されるアミン化合物の具
体例としては、例えば、以下の化合物を挙げることがで
きるが、本発明はこれらに限定されるものではない。 【0020】 【化4】【0021】 【化5】【0022】 【化6】【0023】 【化7】【0024】 【化8】【0025】 【化9】【0026】 【化10】【0027】 【化11】【0028】 【化12】【0029】 【化13】【0030】 【化14】【0031】 【化15】【0032】 【化16】【0033】 【化17】【0034】 【化18】【0035】 【化19】【0036】 【化20】【0037】 【化21】【0038】 【化22】【0039】 【化23】【0040】 【化24】【0041】 【化25】【0042】 【化26】【0043】 【化27】【0044】 【化28】【0045】 【化29】【0046】 【化30】【0047】 【化31】【0048】 【化32】【0049】 【化33】【0050】 【化34】【0051】一般式(1)で表されるアミン化合物は、
其自体公知の方法により製造することができる。 【0052】すなわち、一般式(1)で表されるアミン
化合物は、例えば、一般式(2)で表される化合物と、
X化剤(例えば、カルバゾール、フェノキサジン、フェ
ノチアジン)とより製造される一般式(3)で表される
化合物と、一般式(4)で表される化合物を、銅化合物
の存在下で反応(ウルマン反応)させることにより製造
することができる。 【0053】また、一般式(2)で表される化合物と、
一般式(4)で表される化合物とより製造される一般式
(5)で表される化合物と、X化剤(例えば、カルバゾ
ール、フェノキサジン、フェノチアジン)を、銅化合物
の存在下で反応(ウルマン反応)させることにより製造
することができる。 【0054】 【化35】【0055】〔上式中、Y1 〜Y2 はハロゲン原子を表
し、XおよびAr1 〜Ar2 は一般式(1)と同じ意味
を表す〕 【0056】もちろん、一般式(2)で表される化合物
と、X化剤(例えば、カルバゾール、フェノキサジン、
フェノチアジン)および一般式(4)で表される化合物
を、銅化合物の存在下で反応(ウルマン反応)させるこ
とにより製造することもできる。 【0057】一般式(2)、一般式(3)、および一般
式(5)において、Y1 およびY2はハロゲン原子を表
し、好ましくは、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子
を表し、さらに好ましくは、臭素原子またはヨウ素原子
を表す。 【0058】 【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、勿論、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。 【0059】実施例1 例示化合物番号1の化合物の製
造 窒素雰囲気下で、2,5−ビス(4’−ヨードフェニ
ル)−3,4−ジフェニルチオフェン64g、N,N−
ジ(4−フェニルフェニル)アミン32g、金属銅粉1
0g、および無水炭酸カリウム20gをo−ジクロロベ
ンゼン(200g)中、190℃で8時間攪拌した。反
応混合物を100℃に冷却後、熱濾過した後、濾液にメ
タノール(400g)を加え、析出した淡黄色の固体を
濾過、乾燥した。この固体をアルミナカラムクロマトグ
ラフィー(溶出液:トルエン)で処理し、2−〔4’−
[ N,N−ジ(4”−フェニルフェニル)アミノ] フェ
ニル〕−5−(4”’−ヨ−ドフェニル)−3,4−ジ
フェニルチオフェンを32g得た。さらに、窒素雰囲気
下で、この化合物8.3g、カルバゾール2.0g、金
属銅粉2g、および無水炭酸カリウム5gをo−ジクロ
ロベンゼン(30g)中、190℃で15時間攪拌し
た。反応混合物を100℃に冷却後、熱濾過した後、濾
液にメタノール(100g)を加え、析出した淡黄色の
固体を濾過、乾燥した。この固体をアルミナカラムクロ
マトグラフィー(溶出液:トルエン)で精製した後、さ
らに、減圧下(10-6torr )で昇華精製(270℃)
し、淡黄色の固体として、例示化合物番号1の化合物を
4.4g得た。ガラス転移温度142℃であった。 【0060】実施例2 例示化合物番号6の化合物の製
造 実施例1において、カルバゾールを使用する代わりに、
3,6−ジメチルカルバゾールを使用した以外は、実施
例1に記載の方法に従い、例示化合物番号6の化合物を
淡黄色の固体として製造した。ガラス転移温度144℃
であった。 【0061】実施例3 例示化合物番号9の化合物の製
造 実施例1において、カルバゾールを使用する代わりに、
フェノキサジンを使用した以外は、実施例1に記載の方
法に従い、例示化合物番号9の化合物を淡黄色の固体と
して製造した。ガラス転移温度132℃であった。 【0062】実施例4 例示化合物番号11の化合物の
製造 実施例1において、カルバゾールを使用する代わりに、
フェノチアジンを使用した以外は、実施例1に記載の方
法に従い、例示化合物番号11の化合物を淡黄色の固体
として製造した。ガラス転移温度131℃であった。 【0063】実施例5 例示化合物番号15の化合物の
製造 窒素雰囲気下で、2,5−ビス(4’−ヨードフェニ
ル)−3,4−ジフェニルチオフェン64g、N−(4
−フェニルフェニル)−N−(3’−フェニルフェニ
ル)アミン32g、金属銅粉10g、および無水炭酸カ
リウム20gをo−ジクロロベンゼン(200g)中、
190℃で8時間攪拌した。反応混合物を100℃に冷
却後、熱濾過した後、濾液にメタノール(400g)を
加え、析出した淡黄色の固体を濾過、乾燥した。この固
体をアルミナカラムクロマトグラフィー(溶出液:トル
エン)で処理し、2−〔4’−[ N−(4”−フェニル
フェニル)−N−(3”’−フェニルフェニル)アミ
ノ] フェニル〕−5−(4””−ヨ−ドフェニル)−
3,4−ジフェニルチオフェンを30g得た。さらに、
窒素雰囲気下で、この化合物8.3g、フェノキサジン
2.0g、金属銅粉2g、および無水炭酸カリウム5g
をo−ジクロロベンゼン(30g)中、190℃で15
時間攪拌した。反応混合物を100℃に冷却後、熱濾過
した後、濾液にメタノール(100g)を加え、析出し
た淡黄色の固体を濾過、乾燥した。この固体をアルミナ
カラムクロマトグラフィー(溶出液:トルエン)で精製
した後、さらに、減圧下(10-6torr )で昇華精製
(270℃)し、淡黄色の固体として、例示化合物番号
15の化合物を4.8g得た。ガラス転移温度130℃
であった。 【0064】実施例6 例示化合物番号25の化合物の
製造 実施例1において、N,N−ジ(4−フェニルフェニ
ル)アミンを使用する代わりに、N,N−ジ(3−フェ
ニルフェニル)アミンを使用した以外は、実施例1に記
載の方法に従い、例示化合物番号25の化合物を淡黄色
の固体として製造した。ガラス転移温度132℃であっ
た。 【0065】実施例7 例示化合物番号49の化合物の
製造 実施例1において、N,N−ジ(4−フェニルフェニ
ル)アミンを使用する代わりに、N−(1−ナフチル)
−N−(4’−フェニルフェニル)アミンを使用した以
外は、実施例1に記載の方法に従い、例示化合物番号4
9の化合物を淡黄色の固体として製造した。ガラス転移
温度139℃であった。 【0066】実施例8 例示化合物番号61の化合物の
製造 実施例1において、N,N−ジ(4−フェニルフェニ
ル)アミンを使用する代わりに、N−(2−ナフチル)
−N−(4’−フェニルフェニル)アミンを使用した以
外は、実施例1に記載の方法に従い、例示化合物番号6
1の化合物を淡黄色の固体として製造した。ガラス転移
温度138℃であった。 【0067】実施例9 例示化合物番号69の化合物の
製造 実施例1において、N,N−ジ(4−フェニルフェニ
ル)アミンを使用する代わりに、N−(1−ナフチル)
−N−(3’−フェニルフェニル)アミンを使用した以
外は、実施例1に記載の方法に従い、例示化合物番号6
9の化合物を淡黄色の固体として製造した。ガラス転移
温度135℃であった。 【0068】実施例10 例示化合物番号77の化合物
の製造 実施例1において、N,N−ジ(4−フェニルフェニ
ル)アミンを使用する代わりに、N−(2−ナフチル)
−N−(3’−フェニルフェニル)アミンを使用した以
外は、実施例1に記載の方法に従い、例示化合物番号7
7の化合物を淡黄色の固体として製造した。ガラス転移
温度133℃であった。 【0069】実施例11 例示化合物番号101の化合
物の製造 実施例1において、N,N−ジ(4−フェニルフェニ
ル)アミンを使用する代わりに、N,N−ジ(1−ナフ
チル)アミンを使用した以外は、実施例1に記載の方法
に従い、例示化合物番号101の化合物を淡黄色の固体
として製造した。ガラス転移温度140℃であった。 【0070】実施例12 例示化合物番号109の化合
物の製造 実施例1において、N,N−ジ(4−フェニルフェニ
ル)アミンを使用する代わりに、N−(1−ナフチル)
−N−(2’−ナフチル)アミンを使用した以外は、実
施例1に記載の方法に従い、例示化合物番号109の化
合物を淡黄色の固体として製造した。ガラス転移温度1
38℃であった。 【0071】実施例13 例示化合物番号111の化合
物の製造 実施例1において、N,N−ジ(4−フェニルフェニ
ル)アミンを使用する代わりに、N−(4−フェニル−
1−ナフチル)−N−(2’−ナフチル)アミンを使用
した以外は、実施例1に記載の方法に従い、例示化合物
番号109の化合物を淡黄色の固体として製造した。ガ
ラス転移温度155℃であった。 【0072】実施例14 例示化合物番号117の化合
物の製造 実施例1において、N,N−ジ(4−フェニルフェニ
ル)アミンを使用する代わりに、N,N−ジ(2−ナフ
チル)アミンを使用した以外は、実施例1に記載の方法
に従い、例示化合物番号117の化合物を淡黄色の固体
として製造した。ガラス転移温度138℃であった。 【0073】応用例1 厚さ200nmのITO透明電極(陽極)を有するガラ
ス基板を、中性洗剤、アセトン、エタノールを用いて超
音波洗浄した。その基板を窒素ガスを用いて乾燥し、さ
らにUV/オゾン洗浄した後、蒸着装置の基板ホルダー
に固定した後、蒸着槽を3×10-6Torrに減圧した。ま
ず、ITO透明電極上に、例示化合物番号1の化合物
を、蒸着速度0.2nm/sec で75nmの厚さに蒸着
し、正孔注入輸送層とした。次いで、その上に、トリス
(8−キノリノラート)アルミニウムを、蒸着速度0.
2nm/sec で50nmの厚さに蒸着し、電子注入輸送
層を兼ねた発光層とした。さらにその上に、陰極とし
て、マグネシウムと銀を蒸着速度0.2nm/secで2
00nmの厚さに共蒸着(重量比10:1)して陰極と
し、有機電界発光素子を作製した。尚、蒸着は、蒸着槽
の減圧状態を保ったまま実施した。作製した有機電界発
光素子に直流電圧を印加し、50℃、乾燥雰囲気下、1
0mA/cm2 の定電流密度で連続駆動させた。初期に
は、6.5V、輝度480cd/m2 の緑色の発光が確
認された。輝度の半減期は760時間であった。 【0074】応用例2〜5 応用例1において、正孔注入輸送層の形成に際して、例
示化合物番号1の化合物を使用する代わりに、例示化合
物番号15の化合物(応用例2)、例示化合物番号49
の化合物(応用例3)、例示化合物番号69の化合物
(応用例4)、例示化合物番号101の化合物(応用例
5)を使用した以外は、応用例1に記載の方法により有
機電界発光素子を作製した。各素子からは緑色の発光が
確認された。さらにその特性を調べ、結果を(第1表)
に示した。 【0075】比較例1〜3 応用例1において、正孔注入輸送層の形成に際して、例
示化合物番号1の化合物を使用する代わりに、4,4’
−ビス〔N−フェニル−N−(3”−メチルフェニル)
アミノ〕ビフェニル(比較例1)、2−〔4’−(N−
カルバゾリイル)フェニル〕−5−〔4”−[ N’−フ
ェニル−N’−(4”’−フェニルフェニル)アミノ]
フェニル〕−3,4−ジフェニルチオフェン(比較例
2)、2−〔4’−(N−フェノキサジニイル)フェニ
ル〕−5−〔4”−[ N’−フェニル−N’−(2”’
−ナフチル)アミノ] フェニル−3,4−ジフェニルチ
オフェン(比較例3)を使用した以外は、応用例1に記
載の方法により有機電界発光素子を作製した。各素子か
らは緑色の発光が確認された。さらにその特性を調べ、
結果を(第1表)に示した。 【0076】 【表1】 【0077】 【発明の効果】本発明により、新規なアミン化合物を提
供することが可能になった。特に、有機電界発光素子用
の正孔注入輸送材料として優れた特性を有するアミン化
合物を提供することが可能になった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C09K 11/06 690 C09K 11/06 690 (72)発明者 田辺 良満 千葉県袖ケ浦市長浦580−32 三井化学株 式会社内 (72)発明者 戸谷 由之 千葉県袖ケ浦市長浦580−32 三井化学株 式会社内 Fターム(参考) 3K007 AB02 AB11 DB03 4C063 AA01 BB06 CC92 DD08 DD54 DD64 EE05 EE10

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 一般式(1)で表されるアミン化合物。 【化1】 (式中、Xは置換または未置換の−N−カルバゾリイル
    基、置換または未置換の−N−フェノキサジニイル基、
    あるいは置換または未置換の−N−フェノチアジニイル
    基を表し、Ar1 およびAr2 はそれぞれ独立に、置換
    または未置換のビフェニル基、あるいは置換または未置
    換のナフチル基を表す)
JP2002037157A 2002-02-14 2002-02-14 アミン化合物 Expired - Fee Related JP4132859B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002037157A JP4132859B2 (ja) 2002-02-14 2002-02-14 アミン化合物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002037157A JP4132859B2 (ja) 2002-02-14 2002-02-14 アミン化合物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003238564A true JP2003238564A (ja) 2003-08-27
JP4132859B2 JP4132859B2 (ja) 2008-08-13

Family

ID=27778848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002037157A Expired - Fee Related JP4132859B2 (ja) 2002-02-14 2002-02-14 アミン化合物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4132859B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP4132859B2 (ja) 2008-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8193701B2 (en) Stilbene derivatives, light-emitting element and light-emitting device
JP2017119663A (ja) 化合物、発光材料および有機発光素子
JP2008513441A (ja) カルバゾール誘導体及びこれを用いた有機発光素子
KR20060115951A (ko) 중수소화된 신규 아릴아민 유도체, 그 제조 방법 및 이를이용한 유기 전계 발광 소자
CN1643105A (zh) 有机电致发光装置用材料以及使用这种材料制备的有机电致发光装置
WO2011049123A1 (ja) カルバゾール化合物及びその用途
KR20120123368A (ko) 유기 전계 발광 소자
JPH07126226A (ja) ベンジジン化合物
WO2010052932A1 (ja) トリフェニルシリル基とトリアリールアミン構造を有する化合物および有機エレクトロルミネッセンス素子
CN106255695B (zh) 化合物及包含其的有机发光元件
TWI393705B (zh) Compounds containing m-carbazole phenyl and their use
JP2008127290A (ja) 新規なカルバゾール誘導体とその利用
CN102292327A (zh) 具有连接有吡啶基的三唑环结构的化合物以及有机电致发光器件
JP5585044B2 (ja) カルバゾール化合物及びその用途
JP2005112856A (ja) イミダゾール環含有化合物及びそれを利用した有機電界発光素子
JP5716270B2 (ja) カルバゾール化合物およびその用途
JPWO2017104839A1 (ja) 赤色発光性イリジウム錯体ならびに該化合物を用いた発光材料および有機発光素子
CN101321728A (zh) 具有咔唑基的二氨基亚芳基化合物及其用途
JP5609234B2 (ja) ビスカルバゾール化合物及びその用途
JP2001064241A (ja) アミン化合物
JP2003238558A (ja) アミン化合物
JP2003238564A (ja) アミン化合物
JPH09316038A (ja) ジアミン化合物及び該化合物を用いる有機電界発光素子
JPH093342A (ja) ピラジノキノキサリン誘導体、その製造方法及び有機電界発光素子
JP6249151B2 (ja) 発光材料およびそれを用いた有機発光素子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040705

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20071024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080520

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080602

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120606

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120606

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130606

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees