JP2003238373A - 新規口中清涼剤組成物 - Google Patents
新規口中清涼剤組成物Info
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- JP2003238373A JP2003238373A JP2002087165A JP2002087165A JP2003238373A JP 2003238373 A JP2003238373 A JP 2003238373A JP 2002087165 A JP2002087165 A JP 2002087165A JP 2002087165 A JP2002087165 A JP 2002087165A JP 2003238373 A JP2003238373 A JP 2003238373A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】近時増勢の一途をたどるストレスにより劣化す
る身体環境を改善する天然化有機ゲルマニウム含有蜂蜜
の利用において、その消化器系粘膜への接触に加え、さ
きだって口腔粘膜との接触を充分になしうる製剤を提供
することにある。 【解決手段】天然化有機ゲルマニウム含有蜂蜜を口中清
涼剤組成物とする。
る身体環境を改善する天然化有機ゲルマニウム含有蜂蜜
の利用において、その消化器系粘膜への接触に加え、さ
きだって口腔粘膜との接触を充分になしうる製剤を提供
することにある。 【解決手段】天然化有機ゲルマニウム含有蜂蜜を口中清
涼剤組成物とする。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、天然化有機ゲルマ
ニウム含有蜂蜜が配合されてなることを特徴とする口中
清涼剤組成物にかかわり、その目的は、近時ますます増
勢傾向をたどるストレスにより劣化する身体環境を改善
する、天然化有機ゲルマニウム含有蜂蜜が配合されてな
る口中清涼剤組成物を提供することにある。 【０００２】 【従来の技術】口中清涼剤は主に消化器系機能の劣化に
よりもたらされる異常を、防止改善する目的で口中され
る丸剤、板状剤、トローチ剤、液剤、手動式噴霧剤で、
効能効果としては、溜飲、悪心嘔吐、乗物酔い、二日酔
い、宿酔、めまい、口臭、胸のつかえ、気分不快、暑気
あたりなどが挙げられる。（厚生省、医薬部外品通知
集）。これら症状は何れも消化器系機能劣化によりもた
らされるものであるが、日常生活においてその発生は少
なくなく、ほとんどの人が、くり返しその何れかを経験
している。しかしながら、これら何れもの症状に通有す
る不快感に対して、口中清涼剤をもってする従来技術
は、芳香剤や酸化防止剤などによる対症療法的なものが
ほとんどで、体調を向上させたり、体質を改善してこれ
の防止に当たらしめるものは見当たらない。 【０００３】天然化有機ゲルマニウム含有蜂蜜を配合す
る口腔への製剤としては、既に例えば天然化有機ゲルマ
ニウム含有蜂蜜を配合した歯磨組成物（特開平１１−３
５４３７）があるが、これは歯磨後水洗吐出されるもの
であり、口中清浄化の域をこえて、体内にあって前述の
悪心嘔吐、乗物酔い、めまい、胸のつかえ、気分不快な
ど消化機能劣化の改善をはかり得るには足りない。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】天然化有機ゲルマニウ
ム含有蜂蜜は、インターフェロンなどのサイトカインは
じめ、免疫細胞の産生や、寿命制約因子である過酸化脂
質の抑制など体調向上、体質改善などの働きにすぐれる
合成有機ゲルマニウムを、蜂の体内代謝を経て天然化し
たものであるが、からだがその機能からたすけを得るた
めには、よりながい口腔、消化器系へのとう留が望まし
かった。すなわち、粘膜との接触時間をより長くするこ
とが、その機能発現に資するのだが、例えばこれを飲料
につくった応用では口腔粘膜に在る時間が短く、歯磨剤
としての応用では消化器粘膜と接触する能わないことが
課題となる。本発明者はこのような課題解決のために鋭
意工夫検討を重ね、天然化有機ゲルマニウム含有蜂蜜を
口中清涼剤組成物とすることにより、天然化有機ゲルマ
ニウム含有蜂蜜と口腔、消化器粘膜との接触を充分に
し、その機能を体調向上、体質改善において具体化でき
ることを見出し本発明をなすに至った。 【０００５】 【課題を解決するための手段】すなわち、請求項１にか
かわる発明は、天然化有機ゲルマニウム含有蜂蜜が配合
されてなることを特徴とする口中清涼剤組成物にかかわ
る。 【０００６】 【発明の実施の形態】本発明にかかわる口中清涼剤組成
物には天然化有機ゲルマニウム含有蜂蜜が配合されてい
る。これは天然化有機ゲルマニウム含有蜂蜜を口中清涼
剤に配合することが、その口腔での含嗽時間を長くし、
消化器系への拡散も可能ならしめるからである。 【０００７】天然化有機ゲルマニウム含有蜂蜜は、合成
有機ゲルマニウムを蜂の体内代謝を経て天然化したもの
であるが、合成有機ゲルマニウムの機能としては、内用
したときのからだのインターフェロン産生能の上昇、ア
トピー皮膚炎や慢性関節リウマチなどの素因であるＩｇ
Ｅ（免疫グロブリンＥ）や、寿命制約因子である過酸化
脂質などの抑制、加齢に伴い増大する自己免疫傾向の改
善などがある。本発明で用いる天然化有機ゲルマニウム
含有蜂蜜は、合成有機ゲルマニウム（例えば特許１２７
０７８４、特開昭６１−５０８７などにより得られたβ
−カルボキシエチルゲルマニウムセスキオキシド）を用
いて、特許３０８４６２４、特開昭６２−２２８２３
６、特開昭６１−４０７５７などにより得られた天然化
有機ゲルマニウム含有蜂蜜と同内容のものである。 【０００８】このようにして得た天然化有機ゲルマニウ
ム含有蜂蜜を、非天然化合成有機ゲルマニウム含有蜂蜜
（合成有機ゲルマニウムと蜂蜜の混合割合を、天然化有
機ゲルマニウム含有蜂蜜をつくる場合と同じにして混和
し、得たもの）と比べると、総酸度は天然化の場合は８
７．７、非天然化の場合は１０７．６で明らかに差があ
って、合成有機ゲルマニウムの転換があったことが解
る。また、天然化有機ゲルマニウム含有蜂蜜の経口ＬＤ
５０値は２０００ｍｇ／ｋｇ以上であり、突然変異誘起
性の陰性であることの確認（労働省告示第７７号‥‥昭
和６３年９月１日‥‥に準じた代謝活性化法を含む復帰
変異試験による）と共に、安全性高いことが裏づけられ
ている。 【０００９】またこのようにして得られた天然化有機ゲ
ルマニウム含有蜂蜜においては、非天然化合成有機ゲル
マニウム含有蜂蜜（合成有機ゲルマニウムと蜂蜜の混合
物）に比し、有機ゲルマニウム濃度は安定であり、化粧
品原料基準その他公定書に定める蜂蜜の規格にも合致
し、口中清涼剤組成物とした場合、何らの問題も生じな
い。 【００１０】因みに口中清涼剤組成物における天然化有
機ゲルマニウム含有蜂蜜の配合量は０．３〜３０重量％
の範囲を適とするが、０．５〜１０重量％での配合が好
ましい。 【００１１】本発明にかかわる口中清涼剤は、以上に述
べた天然化有機ゲルマニウム含有蜂蜜に通常口中清涼剤
に用いられる成分や食材を適宜任意に配合することで得
ることができる。また医薬部外品としての口中清涼剤成
分として厚生省通知集に列挙されているアセンヤク、ア
マチャ、ウイキョウ、カンゾウ、ｄ−カンフル、ｄｌ−
カンフル、クロロフィリン誘導体、ケイヒ、コショウ、
シュクシャ、ショウキョウ、チョウジ、トウガラシ、ｄ
ｌ−メントール、ｌ−メントール、ハッカ油、ヒャクソ
ウ、モッコウ、ヤクチ、竜脳、ウイキョウ油、ニクズ
ク、チョウジ油、ケイヒ油、サフラン、ローズ油、抹
茶、デンプンその他の賦形剤、食品添加物公定書収載の
防腐、防ばい剤、サッカリンナトリウム等の人工甘味
料、その他の矯味、矯臭剤、金箔、銀箔、アルミニウム
箔、ベンガラ等の丸衣剤も配合成分として挙げることが
できる。さらに生薬成分としてはイノコヅチ、ウコン色
素、エンジュ抽出物、オウレン、カキ色素、キナ抽出
物、クチナシ、クミン、グリチルリチン、シソ、シャク
ヤク、セージ、センキュウ、ダイオウ、トウキ、ヒキオ
コシ、ボタン、ホップ、レイシなど（何れも食品添加物
公定書収載）なども好適である。また別に可溶化剤とし
て食品に用いられる界面活性剤の配合も可能である。 【００１２】なお、本発明にかかわる口中清涼剤の剤型
は、先にあげた医薬部外品としての剤型に加え、口中で
きる如何なる剤型をも選びうるが、粉末状、顆粒状、錠
剤状、固型飴状なども用いるに好ましい。 【００１３】 【実施例】以下、実施例を示して、本発明を詳しく説明
する。但し本発明は以下の実施例に何ら限定されるもの
でない。 【００１４】（試験例）本試験においては、消化器系機
能劣化を改善するインターフェロン−γの誘起につい
て、天然化有機ゲルマニウム含有蜂蜜の機能を検索す
る。医薬部外品の効能効果である溜飲、悪心嘔吐、乗物
酔い、めまい、口臭、胸のつかえ、気分不快、暑気あた
りなどの消化器系機能劣化は、ほとんどストレスの加重
に由来する（「ストレスに対する生理学的アプローチ」
並木正義ら、医学の歩み１２５巻５号）。ストレスの加
重あるとき、血液中のインターフェロン−γは最も低値
を示す。因みにインターフェロン−γはストレスに次い
で、肝硬変、肝ガンにおいて低値に陥る。例えばＢ型肝
炎が肝硬変に進行する経過において、インターフェロン
−γ産生能は低値に移行し、肝ガンに至って最低値がピ
ークを示すことが知られている。（「インターフェロン
の臨床応用」岸田綱太郎ら、日本医学館） 【００１５】本試験において用いる口中清涼剤を次のよ
うにして作る。 【００１６】健康状態において普通に就業し生活してい
る１０人のパネラー（４３〜６５才、男女各５人）に試
料の口中清涼剤１０ｍｌずつを、一日二回空腹時に飲用
せしめる。但し、飲用後はすぐのみ下さず、口中で約２
分含嗽し、その後のみ下す。またのみ下してのち約３０
分間は飲食を行わないこととした。試験前、試験を初め
て２週間後、同じく４週間後に検査して、血液中のイン
ターフェロン−γ及びインターフェロンにより生成する
熱安定なタン白質合成阻害物質である２−５Ａの推移を
みた。結果を表１、表２に示す。 【００１７】なおインターフェロン−γは、採血血液か
ら作成した測定用サンプルにつき、ヒト羊膜細胞、シン
ドビスウィルス（Ｓｉｎｄｏｂｉｓ Ｖｉｒｕｓ）５０
％ＣＰＥ（細胞変性効果）抑制によるバイオアッセイ法
によって、また２−５Ａはセンダイウィルス刺激２０時
間後のそれを同酵素活性測定用ラジオイムノアッセイキ
ットにより測定された。 【００１８】表１、表２の結果にみられるとおり、本発
明組成物は高い再現性でインターフェロン−γや２−５
Ａを産生誘導することで、体調向上、体質改善に資し、
ストレス侵襲へのからだの耐性を強化せしめる。 【００１９】 【発明の効果】本発明の天然化有機ゲルマニウム含有蜂
蜜が配合されてなる口中清涼剤組成物は、蜂蜜として食
品、化粧品等の公定書原料基準に沿うものでありなが
ら、インターフェロン−γの安定的な誘起能にすぐれ、
からだのストレス耐性を維持させることで消化器系への
ストレス侵襲を防ぎ、体調向上、体質改善に資すること
ができる。
ニウム含有蜂蜜が配合されてなることを特徴とする口中
清涼剤組成物にかかわり、その目的は、近時ますます増
勢傾向をたどるストレスにより劣化する身体環境を改善
する、天然化有機ゲルマニウム含有蜂蜜が配合されてな
る口中清涼剤組成物を提供することにある。 【０００２】 【従来の技術】口中清涼剤は主に消化器系機能の劣化に
よりもたらされる異常を、防止改善する目的で口中され
る丸剤、板状剤、トローチ剤、液剤、手動式噴霧剤で、
効能効果としては、溜飲、悪心嘔吐、乗物酔い、二日酔
い、宿酔、めまい、口臭、胸のつかえ、気分不快、暑気
あたりなどが挙げられる。（厚生省、医薬部外品通知
集）。これら症状は何れも消化器系機能劣化によりもた
らされるものであるが、日常生活においてその発生は少
なくなく、ほとんどの人が、くり返しその何れかを経験
している。しかしながら、これら何れもの症状に通有す
る不快感に対して、口中清涼剤をもってする従来技術
は、芳香剤や酸化防止剤などによる対症療法的なものが
ほとんどで、体調を向上させたり、体質を改善してこれ
の防止に当たらしめるものは見当たらない。 【０００３】天然化有機ゲルマニウム含有蜂蜜を配合す
る口腔への製剤としては、既に例えば天然化有機ゲルマ
ニウム含有蜂蜜を配合した歯磨組成物（特開平１１−３
５４３７）があるが、これは歯磨後水洗吐出されるもの
であり、口中清浄化の域をこえて、体内にあって前述の
悪心嘔吐、乗物酔い、めまい、胸のつかえ、気分不快な
ど消化機能劣化の改善をはかり得るには足りない。 【０００４】 【発明が解決しようとする課題】天然化有機ゲルマニウ
ム含有蜂蜜は、インターフェロンなどのサイトカインは
じめ、免疫細胞の産生や、寿命制約因子である過酸化脂
質の抑制など体調向上、体質改善などの働きにすぐれる
合成有機ゲルマニウムを、蜂の体内代謝を経て天然化し
たものであるが、からだがその機能からたすけを得るた
めには、よりながい口腔、消化器系へのとう留が望まし
かった。すなわち、粘膜との接触時間をより長くするこ
とが、その機能発現に資するのだが、例えばこれを飲料
につくった応用では口腔粘膜に在る時間が短く、歯磨剤
としての応用では消化器粘膜と接触する能わないことが
課題となる。本発明者はこのような課題解決のために鋭
意工夫検討を重ね、天然化有機ゲルマニウム含有蜂蜜を
口中清涼剤組成物とすることにより、天然化有機ゲルマ
ニウム含有蜂蜜と口腔、消化器粘膜との接触を充分に
し、その機能を体調向上、体質改善において具体化でき
ることを見出し本発明をなすに至った。 【０００５】 【課題を解決するための手段】すなわち、請求項１にか
かわる発明は、天然化有機ゲルマニウム含有蜂蜜が配合
されてなることを特徴とする口中清涼剤組成物にかかわ
る。 【０００６】 【発明の実施の形態】本発明にかかわる口中清涼剤組成
物には天然化有機ゲルマニウム含有蜂蜜が配合されてい
る。これは天然化有機ゲルマニウム含有蜂蜜を口中清涼
剤に配合することが、その口腔での含嗽時間を長くし、
消化器系への拡散も可能ならしめるからである。 【０００７】天然化有機ゲルマニウム含有蜂蜜は、合成
有機ゲルマニウムを蜂の体内代謝を経て天然化したもの
であるが、合成有機ゲルマニウムの機能としては、内用
したときのからだのインターフェロン産生能の上昇、ア
トピー皮膚炎や慢性関節リウマチなどの素因であるＩｇ
Ｅ（免疫グロブリンＥ）や、寿命制約因子である過酸化
脂質などの抑制、加齢に伴い増大する自己免疫傾向の改
善などがある。本発明で用いる天然化有機ゲルマニウム
含有蜂蜜は、合成有機ゲルマニウム（例えば特許１２７
０７８４、特開昭６１−５０８７などにより得られたβ
−カルボキシエチルゲルマニウムセスキオキシド）を用
いて、特許３０８４６２４、特開昭６２−２２８２３
６、特開昭６１−４０７５７などにより得られた天然化
有機ゲルマニウム含有蜂蜜と同内容のものである。 【０００８】このようにして得た天然化有機ゲルマニウ
ム含有蜂蜜を、非天然化合成有機ゲルマニウム含有蜂蜜
（合成有機ゲルマニウムと蜂蜜の混合割合を、天然化有
機ゲルマニウム含有蜂蜜をつくる場合と同じにして混和
し、得たもの）と比べると、総酸度は天然化の場合は８
７．７、非天然化の場合は１０７．６で明らかに差があ
って、合成有機ゲルマニウムの転換があったことが解
る。また、天然化有機ゲルマニウム含有蜂蜜の経口ＬＤ
５０値は２０００ｍｇ／ｋｇ以上であり、突然変異誘起
性の陰性であることの確認（労働省告示第７７号‥‥昭
和６３年９月１日‥‥に準じた代謝活性化法を含む復帰
変異試験による）と共に、安全性高いことが裏づけられ
ている。 【０００９】またこのようにして得られた天然化有機ゲ
ルマニウム含有蜂蜜においては、非天然化合成有機ゲル
マニウム含有蜂蜜（合成有機ゲルマニウムと蜂蜜の混合
物）に比し、有機ゲルマニウム濃度は安定であり、化粧
品原料基準その他公定書に定める蜂蜜の規格にも合致
し、口中清涼剤組成物とした場合、何らの問題も生じな
い。 【００１０】因みに口中清涼剤組成物における天然化有
機ゲルマニウム含有蜂蜜の配合量は０．３〜３０重量％
の範囲を適とするが、０．５〜１０重量％での配合が好
ましい。 【００１１】本発明にかかわる口中清涼剤は、以上に述
べた天然化有機ゲルマニウム含有蜂蜜に通常口中清涼剤
に用いられる成分や食材を適宜任意に配合することで得
ることができる。また医薬部外品としての口中清涼剤成
分として厚生省通知集に列挙されているアセンヤク、ア
マチャ、ウイキョウ、カンゾウ、ｄ−カンフル、ｄｌ−
カンフル、クロロフィリン誘導体、ケイヒ、コショウ、
シュクシャ、ショウキョウ、チョウジ、トウガラシ、ｄ
ｌ−メントール、ｌ−メントール、ハッカ油、ヒャクソ
ウ、モッコウ、ヤクチ、竜脳、ウイキョウ油、ニクズ
ク、チョウジ油、ケイヒ油、サフラン、ローズ油、抹
茶、デンプンその他の賦形剤、食品添加物公定書収載の
防腐、防ばい剤、サッカリンナトリウム等の人工甘味
料、その他の矯味、矯臭剤、金箔、銀箔、アルミニウム
箔、ベンガラ等の丸衣剤も配合成分として挙げることが
できる。さらに生薬成分としてはイノコヅチ、ウコン色
素、エンジュ抽出物、オウレン、カキ色素、キナ抽出
物、クチナシ、クミン、グリチルリチン、シソ、シャク
ヤク、セージ、センキュウ、ダイオウ、トウキ、ヒキオ
コシ、ボタン、ホップ、レイシなど（何れも食品添加物
公定書収載）なども好適である。また別に可溶化剤とし
て食品に用いられる界面活性剤の配合も可能である。 【００１２】なお、本発明にかかわる口中清涼剤の剤型
は、先にあげた医薬部外品としての剤型に加え、口中で
きる如何なる剤型をも選びうるが、粉末状、顆粒状、錠
剤状、固型飴状なども用いるに好ましい。 【００１３】 【実施例】以下、実施例を示して、本発明を詳しく説明
する。但し本発明は以下の実施例に何ら限定されるもの
でない。 【００１４】（試験例）本試験においては、消化器系機
能劣化を改善するインターフェロン−γの誘起につい
て、天然化有機ゲルマニウム含有蜂蜜の機能を検索す
る。医薬部外品の効能効果である溜飲、悪心嘔吐、乗物
酔い、めまい、口臭、胸のつかえ、気分不快、暑気あた
りなどの消化器系機能劣化は、ほとんどストレスの加重
に由来する（「ストレスに対する生理学的アプローチ」
並木正義ら、医学の歩み１２５巻５号）。ストレスの加
重あるとき、血液中のインターフェロン−γは最も低値
を示す。因みにインターフェロン−γはストレスに次い
で、肝硬変、肝ガンにおいて低値に陥る。例えばＢ型肝
炎が肝硬変に進行する経過において、インターフェロン
−γ産生能は低値に移行し、肝ガンに至って最低値がピ
ークを示すことが知られている。（「インターフェロン
の臨床応用」岸田綱太郎ら、日本医学館） 【００１５】本試験において用いる口中清涼剤を次のよ
うにして作る。 【００１６】健康状態において普通に就業し生活してい
る１０人のパネラー（４３〜６５才、男女各５人）に試
料の口中清涼剤１０ｍｌずつを、一日二回空腹時に飲用
せしめる。但し、飲用後はすぐのみ下さず、口中で約２
分含嗽し、その後のみ下す。またのみ下してのち約３０
分間は飲食を行わないこととした。試験前、試験を初め
て２週間後、同じく４週間後に検査して、血液中のイン
ターフェロン−γ及びインターフェロンにより生成する
熱安定なタン白質合成阻害物質である２−５Ａの推移を
みた。結果を表１、表２に示す。 【００１７】なおインターフェロン−γは、採血血液か
ら作成した測定用サンプルにつき、ヒト羊膜細胞、シン
ドビスウィルス（Ｓｉｎｄｏｂｉｓ Ｖｉｒｕｓ）５０
％ＣＰＥ（細胞変性効果）抑制によるバイオアッセイ法
によって、また２−５Ａはセンダイウィルス刺激２０時
間後のそれを同酵素活性測定用ラジオイムノアッセイキ
ットにより測定された。 【００１８】表１、表２の結果にみられるとおり、本発
明組成物は高い再現性でインターフェロン−γや２−５
Ａを産生誘導することで、体調向上、体質改善に資し、
ストレス侵襲へのからだの耐性を強化せしめる。 【００１９】 【発明の効果】本発明の天然化有機ゲルマニウム含有蜂
蜜が配合されてなる口中清涼剤組成物は、蜂蜜として食
品、化粧品等の公定書原料基準に沿うものでありなが
ら、インターフェロン−γの安定的な誘起能にすぐれ、
からだのストレス耐性を維持させることで消化器系への
ストレス侵襲を防ぎ、体調向上、体質改善に資すること
ができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】天然化有機ゲルマニウム含有蜂蜜が配合さ
れてなることを特徴とする口中清涼剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002087165A JP2003238373A (ja) | 2002-02-19 | 2002-02-19 | 新規口中清涼剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002087165A JP2003238373A (ja) | 2002-02-19 | 2002-02-19 | 新規口中清涼剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003238373A true JP2003238373A (ja) | 2003-08-27 |
Family
ID=27785481
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002087165A Pending JP2003238373A (ja) | 2002-02-19 | 2002-02-19 | 新規口中清涼剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003238373A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006176703A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-06 | Teijin Fibers Ltd | ポリエステル組成物及びそれからなるポリエステル繊維 |
-
2002
- 2002-02-19 JP JP2002087165A patent/JP2003238373A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006176703A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-06 | Teijin Fibers Ltd | ポリエステル組成物及びそれからなるポリエステル繊維 |
| JP4664669B2 (ja) * | 2004-12-24 | 2011-04-06 | 帝人ファイバー株式会社 | ポリエステル組成物及びそれからなるポリエステル繊維 |
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