JP2003237860A - 注入材料用カートリッジ - Google Patents

注入材料用カートリッジ

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JP2003237860A
JP2003237860A JP2002034470A JP2002034470A JP2003237860A JP 2003237860 A JP2003237860 A JP 2003237860A JP 2002034470 A JP2002034470 A JP 2002034470A JP 2002034470 A JP2002034470 A JP 2002034470A JP 2003237860 A JP2003237860 A JP 2003237860A
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Osamu Yamaguchi
修 山口
Tomoyuki Kawaguchi
知之 川口
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Sika Japan Ltd
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Sika Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 押し出しガンにセットされて接着剤やシーリ
ング材等の注入材料の注入施工に用いられるカートリッ
ジにおいて、2液型接着剤等、複数種類の原液によって
構成される注入材料の注入に対応するものは、構造が複
雑で高コストのものが多く、低コスト化等が求められて
いた。 【解決手段】 本発明に係る注入材料用カートリッジ2
0は、筒状本体21を主体とする1筒型のケーシング2
0A内に、注入材料を構成する複数の原液A、Bをフィ
ルム25a、25bによって区分けして収容した外観袋
状の原液収容体24を収容した構成であり、原液収容体
24の設計を変更するだけで、原液A、Bの配合比にも
柔軟に対応できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、押し出しガンにセ
ットされて、接着剤やシーリング材等の注入材料の注入
施工に用いられる注入材料用カートリッジに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば、コンクリート構造物や岩石等に
穿設されたアンカーボルト植設用のボルト孔への接着剤
の注入では、押し出しガンを用いて、接着剤を収容した
カートリッジから目的の注入位置に接着剤を押し出し注
入する工法が広く採用されている。ここで用いられる接
着剤としては、1液型接着剤あるいは2液型接着剤(2
成分反応型接着剤)が一般的であるが、2液型接着剤の
場合は、接着剤を構成する各成分を区分けして収容した
カートリッジを採用する必要がある。
【0003】図11、図12は、2液型接着剤用のカー
トリッジ(従来例1)及び該カートリッジが適用される
押し出しガンの一例を示す。このカートリッジ1は、2
液型接着剤を構成する2種類の原液(例えば、一方が主
剤、他方が硬化剤)を別個に収容した2本の収容筒2、
3を横並びに連結、一体化した構造になっている。押し
出しガン4は、カートリッジ1の2本の収容筒2、3に
対応して2本の押し出しピストン6、7を有しており、
操作レバー8の操作によって各押し出しピストン6、7
のガン本体9からの突出量を増大させることで、各押し
出しピストン6、7が、該押し出しガン4にセットされ
たカートリッジ1の各収容筒2、3の後端開口部(図1
1、図12右側の開口部)を塞ぐ蓋を兼ねるピストン部
材2a、3aを収容筒2、3の先端側に押し込んで行
く。これにより、両収容筒2、3の先端部と接続されて
いるミキシングノズル5に各収容筒2、3から押し出さ
れた原液が流入、合流して該ミキシングノズル5に内蔵
のスタティックミキサーによって攪拌混合され、ミキシ
ングノズル5先端から押し出される。ミキシングノズル
5先端から押し出された液(接着剤)は両原液の反応に
よって硬化していく。
【0004】しかしながら、前述のカートリッジ1は、
多数本を一括搬送する場合、カートリッジ1間に発生す
る空隙が大きく、搬送効率の低下の原因になるといった
問題があった。原液の押し出しが完了したカートリッジ
1は廃棄処分するが、大量に発生した空のカートリッジ
1を現場から搬出する場合に嵩張って搬送効率の低下が
著しくなる。また、このカートリッジ1は2種類の原液
の配合比に対応して2本の収容筒2、3の断面径の組み
合わせを変更しなければならず、各収納筒2、3につい
て断面径の異なるものを多数用意する必要があり、低コ
スト化が困難であるといった問題がある。さらに、2本
の押し出しピストン6、7を有する特殊な押し出しガン
4を用いる必要があり、このガン4のコストが高く付く
といった問題もある。
【0005】また、図13に示すように、外筒11内に
内筒12を収容した二重円筒状に形成されて前記内筒1
2によって仕切られた外側、内側の2つの空間13、1
4に接着剤の各原液を別個に収容した構成のカートリッ
ジ10(従来例2)を用いる例もある。図14に示すよ
うに、このカートリッジ10は、専用の治具15を用い
ることで、押し出しピストン16を一本のみ有する一般
的で安価な押し出しガンによって、各空間13、14か
らの原液の押し出しが可能である。つまり、図14に示
すように、治具15は、カートリッジ10を押し出しガ
ンにセットするにあたりカートリッジ10の後端(図1
4右側)側に配置され、治具15から各空間13、14
に対応させて突設されている押圧突起15a、15bが
押し出しピストン16からの押圧力によって、外筒11
及び内筒12の後端開口部(図14右側の開口部)を塞
ぐ蓋を兼ねるピストン部材13a、14aをカートリッ
ジ10先端側に押し込んでいく。これにより、各空間1
3、14内の原液がカートリッジ10先端側(図13左
上紙面奥側、図14左側)に取り付けられたミキシング
ノズル(図示略)内に押し出されて攪拌され、ミキシン
グノズル先端から接着剤が押し出される。
【0006】このカートリッジ10であれば、接着剤を
構成する各原液の配合比に対して外筒11及び内筒12
の断面径の比で対応できるため、例えば外径一定のカー
トリッジ10の使用等によって多数本を一括搬送する場
合の空隙率を低下させ、搬送効率を高めることができ
る。しかし、外筒11及び内筒12、ピストン部材13
a、14aの断面径の組み合わせを原液の配合比に対応
して多数種類用意する必要があることは従来例1のカー
トリッジと同様であり、カートリッジの低コスト化が困
難である。しかも、別途治具15を必要とする上、この
治具15についても、外筒11及び内筒12の断面径の
組み合わせに対応して多くの種類を用意する必要がある
から、かえって高コストになり、問題の根本的な解決に
至らない。
【0007】また、前述の従来例1、2のカートリッジ
1、10はいずれも接着剤の原液を直接収容する(カー
トリッジ1では収容筒2、3内に直接収容。カートリッ
ジ10では外筒11、内筒12に直接収容)構成である
ため、内部に残留する接着剤原液の処理がネックとなっ
て廃棄処理コストが高く付くといった問題もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の問題
点に鑑みてなされたもので、(1)特殊な治具等を用い
ること無く、押し出しピストンを1本のみ有する安価な
押し出しガンに適用することができる、(2)原液をフ
ィルムに包囲して収容する構成の原液収容体によって、
原液の配合比に容易に対応でき、低コスト化できる、
(3)筒状本体を主体とする1筒タイプのケーシングに
より、搬送効率を確保できる(4)ケーシングのリサイ
クルを低コストで容易に実現できるといった優れた効果
が得られる注入材料用カートリッジを提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、以下の構成
を前記課題の解決手段とした。請求項1記載の発明は、
接着剤やシーリング材等の注入材料を構成する複数種類
の原液を区分けして内部に収容し、押し出しガンにセッ
トして前記注入材料の注入施工に用いられる注入材料用
カートリッジであって、筒状本体と、この筒状本体の先
端部に設けられた吐出口と、前記筒状本体の後端部に設
けられ前記押し出しガンの押し出しピストンからの押圧
によって筒状本体先端部に向けて筒状本体内に押し込ま
れるピストン部材とからなるケーシングの内部に、前記
注入材料を構成する各原液が、該原液をフィルムによっ
て包囲して収容する原液収容体に区分けして収容されて
いることを特徴とする。請求項2記載の発明は、請求項
1記載の注入材料用カートリッジにおいて、前記原液収
容体の少なくとも一部を吐出口から引き出すための引き
出し部材が、前記原液収容体のフィルムと連結して前記
吐出口に設けられていることを特徴とする。請求項3記
載の発明は、請求項1又は2記載の注入材料用カートリ
ッジにおいて、弾性爪によって筒状本体先端部に係脱可
能に係止して筒状本体先端部の開口部を塞ぐように装着
された先端蓋部材に前記吐出口が設けられ、前記ピスト
ン部材には、前記弾性爪の筒状本体先端部に対する係合
を解除する係合解除片が設けられていることを特徴とす
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0011】(第1実施形態)図1は本発明に係る第1
実施形態の注入材料用カートリッジ20(以下「カート
リッジ」と略称する場合がある)を示す図であって、
(a)は正面図、(b)は吐出口22c側から見た側面
図、(c)は(a)のF−F線断面矢視図である。
【0012】この実施の形態では注入材料として2成分
反応型接着剤(2液型接着剤。以下「接着剤」と略称す
る場合がある)を採用しており、以下、注入材料を「2
成分反応型接着剤」或いは「接着剤」と称する場合があ
る。前記カートリッジ20は、2成分反応型接着剤を構
成する原液を収容したものであり、図2〜図5に示すよ
うに押し出しガン30にセットしてボルト孔40(図5
参照)等への前記接着剤の注入施工に適用するものであ
る。図1(a)〜(c)に示すように、このカートリッ
ジ20は、円筒状の筒状本体21と、この筒状本体21
の先端部(図1(a)左側)の開口部を塞ぐようにして
取り付けられた先端蓋部材22と、筒状本体21の後端
部(図1(a)右側)の開口部内に収容されて該開口部
を塞ぐ蓋を兼ねる円盤状のピストン部材23とからなる
ケーシング20Aを有し、このケーシング20Aの内部
に、前記2成分反応型接着剤を構成する2種類の原液
A、Bをフィルムによって区分けして収容した(図1
(c)参照)の原液収容体24を収容した構成になって
いる。なお、前記ボルト孔40は、図6に示すようにア
ンカーボルト41の植設、固定のために、コンクリート
構造物、岩盤等の被着体42に穿設された孔である。
【0013】2成分反応型接着剤としては各種採用可能
であるが、ここでは、ポリエステル系2成分型接着剤を
採用している。前記原液収容体24は、ポリエステル系
2成分型接着剤を構成するポリエステル系樹脂を含む原
液A(主剤)をフィルム25aに包囲して収容した細長
袋状の第1収容部24aと、この第1収容部24aを形
成するフィルム25aの外側に取り付けられたフィルム
25bによって、前記原液Aのポリエステル系樹脂を硬
化させる硬化剤(架橋剤)成分を含む原液Bを収容する
第2収容部24bとを有して構成されている。第2収容
部24bは、第1収容部24aの長手方向全長にわたっ
て延在する細長袋状に形成されており、原液収容体24
は全体として、前記第1、第2収容部24a、24bが
並行して延在する細長形状になっている。この原液収容
体24は、第1、第2収容部24a、24bの断面積の
比を調整することで、注入材料用カートリッジに収容す
る2成分反応型接着剤の各原液A、Bの配合比に柔軟に
対応できる。なお、第1、第2収容部24a、24bも
それぞれ単独で請求項1記載の原液収容体として機能す
るものであり、以下、第1収容部24aを原液収容体2
4a、第2収容部24bを原液収容体24bと称する場
合がある。
【0014】前記第2収容部24bは、具体的には、第
1収容部24aの長手方向に沿って延在させた帯状のフ
ィルム25bの外周部を第1収容部24aのフィルム2
5aに接合し、第1収容部24aのフィルム25aの一
部とフィルム25bとによって原液Bを包囲して収容し
た構成になっており、本実施の形態の原液収容体24は
全体として原液A、Bを内部に区分けして収容する外観
1本の袋状になっている。但し、外観1本の袋状の原液
収容体としてはこれに限定されず、例えば、1枚のフィ
ルムによって2つの収容部24a、24bを形成した構
成等、各種構成が採用可能である。
【0015】原液収容体24を構成するフィルム25
a、25bは、先端蓋部材22に貫通されている貫通穴
22aに引き込まれており、この先端蓋部材22の外側
端面22b側に突出され前記貫通穴22aと連通されて
いる筒状の吐出口22cに嵌め込まれた引き出し部材2
6に連結されている。フィルム25a、25bは、オレ
フィン系樹脂フィルム等の柔軟性に優れる樹脂フィルム
であり、貫通穴22aには各フィルム25a、25bの
一部を細く絞り込んだ部分(引き込み部27)が引き込
まれている。
【0016】引き出し部材26は貫通穴22aを水密に
封止する封止材を兼ねる。また、引き出し部材26は、
吐出口22cからカートリッジ20外側へ抜き出し可能
であり、図1(a)等に示すように、吐出口22cから
突出する引き出し操作用のツマミ26aを有している。
図7に示すように引き出し部材26を吐出口22cから
抜き出すと、この引き出し部材26と一緒に、原液収容
体24を構成するフィルム25a、25bの一部をカー
トリッジ20から外側へ引き出すことができる。引き出
し部材26の抜き出しに伴う原液収容体24のフィルム
25a、25bの引き出し長は、吐出口22cから引き
出されたフィルム25a、25bの切断によって各原液
収容体24a、24bの開封が可能な程度、確保されれ
ば良い。ここで、原液収容体24a、24bの「開封」
とは、フィルム25a、25bの切断によってフィルム
25a、25b内側の原液が収容されている領域と連通
する開口部が形成され、この開口部から原液の取り出し
が可能となることである。
【0017】このカートリッジ20は、筒状本体21後
端部の開口部が前記ピストン部材23によって封止され
ており、筒状本体21先端部側の開口部が先端蓋部材2
2及び引き出し部材26によって封止されており、これ
により、外部からの浸水等が生じにくい構造になってい
る。しかも、接着剤を構成する各原液はフィルム25
a、25bに密封して収容されているため、長期保管し
ても変質等が生じにくく、保管上有利である。
【0018】カートリッジ20を押し出しガン30にセ
ットするには、まず、図7に示すように、吐出口22c
から引き出し部材26を抜き出して原液収容体24のフ
ィルム25a、25bを引き出し、これを手工具等を用
いて切断して開封する。図7中、仮想線29は、吐出口
22cから引き出したフィルム25a、25bの切断位
置の一例を示す。次いで、吐出口22cにミキシングノ
ズル28を取り付け、図2、図3等に示すように、前記
ミキシングノズル28が押し出しガン30のガン本体3
1から遠い側、前記ピストン部材23がガン本体31側
を向くようにして、このミキシングノズル28付きのカ
ートリッジ20を、ガン本体31に突出状態に取り付け
られているカートリッジ装着部32に装着する。カート
リッジ装着部32にはカートリッジ20が着脱自在に装
着される。なお、図1(a)、図7等では、ミキシング
ノズル28が螺着によって取り付けられる吐出口22c
を例示しているが、吐出口22cにおけるミキシングノ
ズル28の取り付け構造は螺着に限定されず、例えば、
嵌合構造、係合爪による係合等、各種構成が採用可能で
ある。
【0019】押し出しガン30へのカートリッジ20の
装着が完了した後、押し出しガン30のガン本体31の
操作レバー33を操作して、押し出しガン30に設けら
れている押し出しピストン34のガン本体31からカー
トリッジ装着部先端32aへの突出長を増大させていく
と、カートリッジ20のピストン部材23が押し出しピ
ストン34によって筒状本体21内へその先端部側に押
し込まれる。これにより、原液収容体24内の原液A、
Bがミキシングノズル28へ押し出されてミキシングノ
ズル28内で合流し、該ミキシングノズル28に内蔵の
スタティックミキサー(図示略)によって攪拌、混合さ
れ、所望の配合比の原液A、Bからなる接着剤がミキシ
ングノズル28先端から押し出される。例えば、図5に
示すようにミキシングノズル28先端をボルト孔40に
合わせて押し出しガン30の操作レバー33を操作すれ
ば、カートリッジ20から押し出した原液A、Bからな
る接着剤をボルト孔40に注入、施工することができ
る。
【0020】各原液収容体24a、24b(第1、第2
収容部)は、カートリッジ20の筒状本体21の中心軸
線に沿って延在されているため、ミキシングノズル28
内での複数の原液A、Bの配合比(混合比)は常に一定
に維持され、ミキシングノズル28先端から押し出され
る接着剤の性状、特性も安定している。
【0021】ケーシング20Aを構成する筒状本体2
1、先端蓋部材22、ピストン部材23はそれぞれ合成
樹脂の一体成形品である。筒状本体21の外面には、ラ
ベルの貼付や、印刷、着色等を行うことができる。ま
た、筒状本体21、先端蓋部材22、ピストン部材23
は、これらの内、少なくとも筒状本体21の一部又は全
部を透明あるいは半透明に形成し、やはり一部又は全部
が透明あるいは半透明のフィルム25a、25bを採用
して、これらフィルム25a、25b内部の各原液A、
Bの残量等をカートリッジ20外側から目視確認できる
ようにすることも可能である。
【0022】このカートリッジ20によれば、複数種類
の原液A、Bの配合比を原液収容体24a、24bの断
面積比によって調整できる構造であり、ケーシング20
Aの設計変更が不要であるので、例えば従来の技術にて
説明した従来例1、2のように原液の配合比に対応して
多数の部品を用意する必要がある構造に比べて、大幅な
低コスト化を実現できる。また、このカートリッジ20
は、前述の従来例2で説明したような特殊な治具を用い
ること無く、押し出しピストンを1本のみ有する一般的
かつ安価な押し出しガンに適用できるといった利点もあ
る。また、このカートリッジ20の筒状本体21は単純
な円筒状であるため、前述の従来例1に比べて、多数本
を一纏めにして搬送する際にカートリッジ20間に生じ
る空隙が少なく、搬送効率を向上できることは言うまで
も無い。
【0023】(第2実施形態)次に、本発明に係る第2
実施形態の注入材料用カートリッジ50(以下「カート
リッジ」と略称する場合がある)を図8〜図10を参照
して説明する。なお、図中、図1〜図4と同一の構成部
分には同一の符号を付している。
【0024】図8(a)〜(c)に示すように、このカ
ートリッジ50は、円筒状の筒状本体51と、この筒状
本体51の先端部(図8(a)左側)の開口部を塞ぐよ
うにして取り付けられた先端蓋部材52と、筒状本体5
1の後端部(図8(a)右側)の開口部内に収容されて
該開口部を塞ぐ蓋を兼ねる円盤状のピストン部材53と
からなるケーシング54を有し、このケーシング54内
に原液収容体24を収容している。但し、このカートリ
ッジ50は、先端蓋部材52に筒状本体51先端部の係
止部51aに係脱可能に係合する弾性爪52aが形成さ
れ、前記ピストン部材53に前記弾性爪52aの筒状本
体51先端部に対する係合を解除する係合解除片53a
が形成されている点のみが第1実施形態と異なってお
り、係止部51a、弾性爪52a、係合解除爪53a以
外の構成は、第1実施形態のカートリッジ20と同じで
ある。ケーシング54内での原液収容体24の収容状態
等も、第1実施形態のカートリッジ10と同様である。
【0025】先端蓋部材52の弾性爪52aは、円盤状
の先端蓋部材本体52bの外周部の複数箇所(この実施
形態において、弾性爪52aは、先端蓋部材本体52b
の外周部の8箇所に均等配置)に突設されており、それ
ぞれ筒状本体51先端部の内側に挿入されて、筒状本体
51先端部の内面側に形成されている係止部51aに係
合されている。先端蓋部材52は、弾性爪52aと係止
部51aとの係合によって、筒状本体51先端部から外
側へ抜け出ないように係止されている。さらに先端蓋部
材52は、複数の弾性爪52aが該弾性爪52aの弾性
力によって筒状本体51先端部内面に押し付けられてい
ることにより、筒状本体51先端部における安定な装着
状態が確保されている。
【0026】このカートリッジ50を用いた接着剤のボ
ルト孔40等への注入施工の手順、つまり、先端蓋部材
52の吐出口22cに嵌め込まれている引き出し部材2
6の抜き出しによる原液収容体24a、24bの引き出
し、フィルム25a、25bの切断による開封、カート
リッジの押し出しガンへの装着等は、第1実施形態と同
様である。このカートリッジ50に適用する押し出しガ
ン、ミキシングノズル等も、第1実施形態にて説明した
ものと同様であり、吐出口22cにミキシングノズル2
8を取り付けたカートリッジ50を押し出しガン30に
セットすれば、押し出しガン30の押し出しピストン3
4からの押圧力によってピストン部材53が筒状本体5
1先端部側へ押し込まれるに伴い、原液収容体24から
ミキシングノズル28へ原液A、Bが押し出され、結
果、所望の配合比の原液A、Bからなる接着剤をミキシ
ングノズル28先端から供給できる。
【0027】このカートリッジ50は、接着剤の注入に
用いた後、回収して、ケーシング54の再使用によって
再生することが可能である。つまり、このカートリッジ
50では、ピストン部材53の係合解除爪53aが、先
端蓋部材52側への押し込み力によって先端蓋部材52
の弾性爪52aの係止部51aに対する係合を解除する
(図9(c)参照)ことで、筒状本体51先端部から先
端蓋部材52を簡単に取り外すことができる。図10に
示すように、筒状本体51から先端蓋部材52を取り外
せば、原液収容体24をケーシング54から簡単に取り
出すことができる。原液収容体24を取り出した後、ケ
ーシング54を構成する各部材(筒状本体51、先端蓋
部材52、ピストン部材53)はカートリッジ50の再
生に利用できる。
【0028】以下、筒状本体51の係止部51aに対す
る先端蓋部材52の弾性爪52aの係合を解除する機構
について、具体的に説明する。図8(c)等に示すよう
に、前記係合解除爪53aはピストン部材53の外周部
に立ち上げるようにして周設されたリング壁状になって
いる。ピストン部材53は前記係合解除片53aを筒状
本体51先端部側として筒状本体51後端部に嵌め込ま
れている。係合解除爪53aのピストン部材53からの
突出先端部には、該係合解除爪53aのピストン部材5
3からの突出先端側から突出基端側へ行くに従って、該
係合解除爪53aの外面側(筒状本体51内面に対面に
される側)からこれに対向する内面側に位置する傾斜の
傾斜面53bが形成されている。傾斜面53bの形状
は、換言すればリング壁状の係合解除爪53aの内面径
をピストン部材53からの突出基端側から突出先端側へ
行くに従って拡張したテーパ形状である。
【0029】図9(c)に示すように、係合解除爪53
aは、筒状本体51先端部側へのピストン部材53の押
し込み力によって、先端蓋部材52の弾性爪52aと係
止部51aとの間に割り込む。そして、ピストン部材5
3の押し込みに伴って弾性爪52aが傾斜面53bに沿
って係合解除爪53aに乗り上げるようにして筒状本体
51の中心軸線側(図9(c)では上側)へ弾性変形さ
れる結果、弾性爪52aが筒状本体51の係止部51a
から離脱されて係合が解除される。この係合解除によっ
て、筒状本体51からの先端蓋部材52の取り外しが可
能となる。
【0030】但し、前記押し出しガン30のカートリッ
ジ装着部先端32aには、カートリッジ装着部32に装
着されているカートリッジ50の先端蓋部材52が押し
出しピストン34からの押圧力によって押し当てられる
ストッパ32b(図2等参照)が設けられているため、
先端蓋部材52の弾性爪52aと係止部51aとの間に
ピストン部材53の係合解除爪53aが割り込んで係止
部51aに対する弾性爪52aの係合が解除されても、
即座に、筒状本体51先端部から先端蓋部材52が外れ
る訳ではない。然るに、筒状本体51から外れた先端蓋
部材52や原液収容体24などが現場で散逸すること等
を防止でき、回収の手間を軽減できる。
【0031】カートリッジ50の再生(再生方法)は、
再生工場等にて、現場から回収された筒状本体51内へ
の新たな原液収容体の収容やケーシング54の組み立て
等を行えば良い。この場合のケーシング54の組み立て
には、筒状本体51とともに現場から回収された先端蓋
部材52やピストン部材53を用いることができる。ま
た、使用済みのカートリッジ50を先端蓋部材52の取
り外しや原液収容体24の取り出し等をせずに現場から
再生工場に回収する場合は、再生工場にて、ピストン部
材53の押し込み等によって先端蓋部材52や原液収容
体24を筒状本体51から分離した後、筒状本体51内
への新たな原液収容体の収容やケーシング54の組み立
て等を行う。なお、筒状本体51から取り外した先端蓋
部材52は、各弾性爪52aが筒状本体51内側に入り
込むようにして筒状本体51先端部に押し込むことで、
筒状本体51の係止部51aに対して弾性爪52aを係
合でき、筒状本体51先端部に対して取り外し前と同様
の装着状態を復元できる。この再生方法の場合、処分す
べき廃棄物を大幅に減量でき、廃棄物の処理コストも低
減できる。また、フィルム25a、25bの材質やその
内部の原液A、Bの残液の成分によっては、フィルム2
5a、25bを溶融して得られる材料を本発明に係るカ
ートリッジ用のフィルムあるいは別の成形品、繊維等と
して再利用することも可能である。
【0032】なお、本発明は、前記実施の形態に限定さ
れず、各種変更が可能であることは言うまでも無い。例
えば、本発明に係る注入材料用カートリッジのケーシン
グ内に収容される原液としては、2成分反応型接着剤を
構成する2種類の原液に限定されず、3以上の成分の反
応によって硬化する複数成分反応型接着剤を構成する原
液であっても良い。複数成分反応型接着剤の場合、本発
明に係る注入材料用カートリッジのケーシング内には、
複数成分反応型接着剤の構成成分から選択された1以上
を含む複数種類の原液が収容される。また、複数成分反
応型の注入材料としては、シーリング材、その他の各種
充填材等も採用可能であり、これら注入材料も前述の接
着剤と同様に、注入材料の構成成分から選択された1以
上を含む複数種類の原液を、本発明に係る原液収容体に
よって区分けしてケーシング内に収納すれば良い。さら
に、前記注入材料としては、複数の原液によって構成さ
れるものであれば特に限定は無く、複数の原液の混合に
よって構成されるもの(混合による反応を生じないも
の)でも良い。例えば、いずれも1液型の接着剤、シー
リング材等である原液と、顔料や希釈液等である原液と
の組み合わせによって構成される注入材料等も採用可能
である。顔料や希釈液等は、複数成分反応型材料を構成
する原液としても採用可能である。
【0033】ケーシング内に収容する原液収容体の本数
には特に限定は無く、前述の実施の形態のように外観1
本の袋状の原液収容体に複数の原液を区分けして収容し
た構成に限定されず、注入材料を構成する複数の原液
を、それぞれ別体になっている複数の原液収容体(フィ
ルムによって原液を包囲して収容した原液収容体)に別
個に収容した構成も採用可能である。ケーシングに、そ
れぞれ別体の複数本の原液収容体を収容した場合、各原
液収容体のフィルムをケーシングの吐出口の引き出し部
材と連結して、吐出口から一括して引き出せるように構
成することが好ましい。また、請求項1記載の発明に係
る注入材料用カートリッジに係る筒状本体、ピストン部
材等の具体的形状は前述の実施の形態に例示したものに
限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更
可能である。例えば、筒状本体としては、前述の実施の
形態のように別体の先端蓋部材が装着される構成に限定
されず、例えば吐出口が一体に形成されている構成等も
採用可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の注入材料
用カートリッジによれば、注入材料を構成する複数の原
液が、フィルムで原液を包囲して収容する原液収容体に
よって1本のケーシングの内部に区分けして収容されて
いる構成であることから、以下のような優れた効果が得
られる。 (a)特殊な治具等を用いること無く、押し出しピスト
ンを1本のみ有する安価な押し出しガンに適用すること
ができる。 (b)原液収容体の設計によって原液の配合比に簡単に
対応できるため、原液の配合比に対応して設計の異なる
ケーシングを多数用意する必要が無くなり、低コスト化
できる。 (c)筒状本体を主体とする1筒タイプのケーシングに
よって、多数本を搬送する場合のケーシング間の空隙を
極力少なくできるため、搬送効率を確保できる。
【0035】請求項2記載の発明によれば、引き出し部
材を吐出口から抜き出すだけで、原液収容体をケーシン
グから外へ引き出すことができ、原液収容体を簡単に開
封できるから、押し出しガンへのセットを短時間で行う
ことができ、注入材料の注入の作業効率を向上できる。
【0036】請求項3記載の発明によれば、ピストン部
材を筒状本体の先端部側に押し込んで行くだけで、ピス
トン部材の係合解除爪によって、先端蓋部材を筒状本体
に係止する弾性爪の係合を解除して、筒状本体先端部か
らの先端蓋部材の取り外しが可能になるから、筒状本体
からの原液収容体の取り出しを簡単に行える。原液収容
体の取り出し後、筒状本体と先端蓋部材とピストン部材
とは、注入材料用カートリッジの再生に再利用すること
ができる。これにより、処分すべき廃棄物を大幅に減量
できるから、廃棄物の処理コストの低減、注入材料用カ
ートリッジの低コスト化等を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の注入材料用カートリ
ッジ(カートリッジ)を示す図であって(a)は正面
図、(b)は吐出口側から見た側面図、(c)は(a)
のF−F線断面矢視図である。
【図2】 図1のカートリッジを装着する押し出しガン
を示す図であって、(a)は正面図、(b)はカートリ
ッジ装着部先端側から見た側面図である。
【図3】 図2の押し出しガンに第1実施形態のカート
リッジを装着した状態を示す正面図である。
【図4】 図3のカートリッジ及び該カートリッジの吐
出口に取り付けたミキシングノズルを断面視した図であ
る。
【図5】 図3の押し出しガンに装着されたカートリッ
ジの吐出口に取り付けたミキシングノズル先端からアン
カーボルト植設用のボルト孔に接着剤を注入した状態を
示す断面図である。
【図6】 図5のボルト孔にアンカーボルトが挿入固定
された状態を示す断面図である。
【図7】 図1のカートリッジの引き出し部材を吐出口
から抜き出して、吐出口から原液収容体のフィルムの一
部を引き出した状態を示す図である。
【図8】 本発明の第2実施形態の注入材料用カートリ
ッジ(カートリッジ)を示す図であって(a)は正面
図、(b)は吐出口側から見た側面図、(c)はピスト
ン部材を示す斜視図である。
【図9】 (a)〜(c)は、図8のカートリッジのピ
ストン部材の係合解除爪によって、筒状本体の係止部に
対する先端蓋部材の弾性爪の係合を解除する工程を示す
図である。
【図10】 図8のカートリッジの筒状本体から先端蓋
部材と、原液収容体とを離脱させた状態を示す図であ
る。
【図11】 従来例のカートリッジの一例(従来例1)
を示す図であって、押し出しガンに装着した状態を示す
平面図である。
【図12】 図11の正面図である。
【図13】 別の従来例のカートリッジ(従来例2)の
後端部付近の構造を示す分解斜視図である。
【図14】 図13のカートリッジのピストン部材を専
用の治具を用いて押圧した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
20…注入材料用カートリッジ、20A…ケーシング、
21…筒状本体、22…先端蓋部材、22c…吐出口、
23…ピストン部材、24…原液収容体、24a…原液
収容体(第1収容部),24b…原液収容体(第2収容
部)、25a,25b…フィルム、26…引き出し部
材、50…注入材料用カートリッジ、51…筒状本体、
52…先端蓋部材、52a…弾性爪、53…ピストン部
材、53a…係合解除爪、A,B…原液、C…注入材料
(2成分反応型接着性)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接着剤やシーリング材等の注入材料を構
    成する複数種類の原液を区分けして内部に収容し、押し
    出しガンにセットして前記注入材料の注入施工に用いら
    れる注入材料用カートリッジであって、 筒状本体と、この筒状本体の先端部に設けられた吐出口
    と、前記筒状本体の後端部に設けられ前記押し出しガン
    の押し出しピストンからの押圧によって筒状本体先端部
    に向けて筒状本体内に押し込まれるピストン部材とから
    なるケーシングの内部に、前記注入材料を構成する各原
    液が、該原液をフィルムによって包囲して収容する原液
    収容体に区分けして収容されていることを特徴とする注
    入材料用カートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記原液収容体の少なくとも一部を吐出
    口から引き出すための引き出し部材が、前記原液収容体
    のフィルムと連結して前記吐出口に設けられていること
    を特徴とする請求項1記載の注入材料用カートリッジ。
  3. 【請求項3】 弾性爪によって筒状本体先端部に係脱可
    能に係止して筒状本体先端部の開口部を塞ぐように装着
    された先端蓋部材に前記吐出口が設けられ、前記ピスト
    ン部材には、前記弾性爪の筒状本体先端部に対する係合
    を解除する係合解除片が設けられていることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の注入材料用カートリッジ。
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Cited By (5)

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